JP2000127544A - ドットラインプリンタのシャトル制御方法 - Google Patents

ドットラインプリンタのシャトル制御方法

Info

Publication number
JP2000127544A
JP2000127544A JP30192198A JP30192198A JP2000127544A JP 2000127544 A JP2000127544 A JP 2000127544A JP 30192198 A JP30192198 A JP 30192198A JP 30192198 A JP30192198 A JP 30192198A JP 2000127544 A JP2000127544 A JP 2000127544A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hammer mechanism
control
shuttle
time
reversing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP30192198A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Hosaka
真 保坂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koki Holdings Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Koki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Koki Co Ltd filed Critical Hitachi Koki Co Ltd
Priority to JP30192198A priority Critical patent/JP2000127544A/ja
Publication of JP2000127544A publication Critical patent/JP2000127544A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Character Spaces And Line Spaces In Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 リニアモータを用い、シャトルの反転に付勢
する手段を有するシャトル機構部において、シャトルが
反転する近傍で速度が低速になるように制御を行うこと
により、多改行の短い反転時間をバラツキを少なく可変
にすることを可能とし、多数行を含む印刷動作におい
て、スループットの向上をはかる。 【解決手段】 シャトルが反転する近傍で、反転付勢手
段であるバネの推力より、若干少ない推力をバネ推力と
逆向きに加えることにより、シャトルを低速に移動さ
せ、紙送り終了と同期可能なように加速を開始するよう
に制御を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のハンマを有
するハンマ機構部を反転付勢手段を有するシャトル機構
部により往復移動させながら印刷を行うドットラインプ
リンタのシャトル制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5はリニアモータ方式のシャトル機構
部の概略説明図である。
【0003】図において、複数の印字素子(図示せず)
を備えたハンマ機構部55は、ベルト53およびプーリ
54を介してリニアモータコイル51およびリニアモー
タマグネット52よりなるシャトル機構部に連結されて
おり、制御部58からの指令に基づいて動力源となるシ
ャトル機構部が駆動されることにより、その動力がハン
マ機構部にも伝達されて往復動作するよう構成されてい
る。
【0004】なお、リニアモータコイル51は、ハンマ
機構部55とは逆位相で動作し、カウンタバランサを兼
ねている。
【0005】更に、前記ハンマ機構部55またはリニア
モータコイル51の両端部には、反転を付勢する位置に
反転付勢手段(図示せず)が配置されている。前記反転
付勢手段はバネに限らず、マグネットの同極反発を利用
した手段でもよい。この反転付勢手段はハンマ機構部5
5の反転時の推力を増加させるよう作用している。
【0006】前記ハンマ機構部55及びリニアモータコ
イル51の反転往復動作は、スケール56およびエンコ
ーダ57により、ハンマ機構部10の位置及び往復運動
速度を計算し、予め決められた往復運動の速度カーブ上
を動作する。その制御は、リニアモータコイル51に通
電する電流値を変化させ、電流を通電する制御部駆動部
58によって行われている。
【0007】印字用紙は前記ハンマ機構部に対向して装
着されており、図示しない紙送り手段により搬送され
る。そして、ハンマ機構部55の往復動作の過程で、イ
ンクリボンを介して印刷用紙へ向けて印字素子が駆動さ
れる事により、印刷がなされる。
【0008】図6は、リニアモータの駆動回路図であ
る。
【0009】図の回路図は一般的なHブリッジ型の回路
図であり、トランジスタ61/64またはトランジスタ
62/63のを制御することにより、リニアモータコイ
ルに電流を流して、モータ駆動をしている。この時、ト
ランジスタ61またはトランジスタ62のPWMで制御
してリニアモータの電流を可変できるようにしている。
【0010】上記構成のドットラインプリンタにおい
て、ハンマ機構部のシャトル動作は図7に示すように制
御されている。
【0011】A部は連続毎行印刷中のシャトル動作を示
し、反転区間中に紙送りが実施される。一方、B部は所
定量以上の紙送りを行う場合のシャトル動作を示し、反
転区間中は反転付勢の作用しない領域にハンマ機構部を
待避して停止(起動開始待ち時間)させると共に、紙送
りに同調して、ハンマ機構部を次の往復運動の過程に進
めるようにして、所定量以上の多数行改行時の印刷速度
を向上させるようにしている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上述の如きドットライ
ンプリンタにおいて、反転付勢手段の反転付勢の作用領
域を大きくすると、シャトル機構部が停止するまでの時
間およびシャトル機構部が起動するまでの時間が長くな
るため、多数行改行時の紙送り時間が比較的短い場合に
は、むしろ待避・停止時間のほうが紙送り時間よりも大
きくなってしまい、印刷速度を向上させることができな
いという問題があった。
【0013】そこで、本発明の課題は、紙送り時間が短
い場合においても印刷速度を向上できるドットラインプ
リンタのシャトル制御を行うことを課題とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、複数個の印字素子を搭載したハンマ機構部と、少な
くともマグネットとコイルとを有し、該コイルへ駆動電
流を通電することにより前記ハンマ機構部を往復移動さ
せ、この往復移動の反転時にハンマ機構部に付勢力を与
える反転付勢手段を備えたシャトル機構部と、印字用紙
を搬送する用紙搬送手段とを有し、前記ハンマ機構部の
往復移動の過程で前記印字用紙へ印刷を行うドットライ
ンプリンタにおいて、所定量以上の用紙搬送を行う期間
中は、前記ハンマ機構部が反転する直前で、前記反転付
勢手段の推力よりも少ない推力を該反転付勢手段の推力
と逆向きに加えて前記ハンマ機構部を低速で移動させる
と共に、用紙搬送の終了と同調するように加速を開始す
るようにした。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明を説
明する。なお、シャトル機構部の構成については従来と
同様なので省略する。
【0016】図1は、連続印刷中におけるハンマ機構部
の反転、停止、起動の動作図を示している。図中、A部
は連続毎行印刷中のシャトル動作を示し、従来技術と同
様に、反転区間では反転付勢手段をシャトル反転区間中
に紙送りが実施される。B部は、多数行改行紙送りで実
行される時のシャトル動作の停止、起動を表している。
【0017】図示の如く、多数行改行時、シャトル動作
は反転位置近傍でハンマ機構部を低速移動させることに
より反転時間を稼ぎ、多数行改行時の紙送りに同調する
よう待機時間(Twn;加速開始待ち時間)を制御する
ことで、時間の無駄を発生させることなくハンマ機構部
を加速し、次の印刷動作に入ることが可能となる。すな
わち、改行量に応じて、加速開始待ち時間Twnを可変
させることで、多数行改行時の紙送り時間Tfnに同調
させることが可能となり、従来、課題としていた、多数
行改行時の紙送り時間Tfnが短い場合であっても無駄
時間がなくなり、印刷外時間を最小限に抑えることがで
きる。
【0018】また、シャトルを起動してから印刷を開始
するまでの時間(Tfn−Twn)が短くなったため、
シャトルバラツキによる影響が少なくなり、より無駄な
時間を抑えることができる。
【0019】図2はハンマ機構部のシャトル動作の位置
速度波形図、図3はその制御フローチャート、図4はシ
ャトル動作の速度波形/電流波形図であり、これらの図
に基づき、本発明のシャトル制御方法について説明す
る。
【0020】シャトル動作中に上位装置(図示せず)か
ら、制御部駆動部58多改行動作命令が送信されると、
制御部駆動部58ではその多改行命令にみあった減速開
始位置P1を算出し、ハンマ機構部のシャトルがP1の
位置にくると、減速制御を開始する。減速制御では印刷
終了位置P2およびシャトル速度がV1になることを検
出しており、P2を検出すると、改行数より加速開始時
間の算出を行い、タイマに設定する。また、V1を検出
すると、その時の位置P3の記憶を行い、低速移動制御
を開始する。この時、P3が毎回同じ位置に来るように
P1の補正も行う。
【0021】低速移動制御では、ハンマ機構部を低速移
動させるため、反転付勢手段の推力よりも若干弱い駆動
力を、反転付勢手段とは逆方向に加える。また、減速制
御中に設定した加速開始時間のチェックを行い、加速開
始時間が来ると加速制御を開始する。同時に、加速開始
位置P4の記憶を行う。すなわち、P4が毎回同じ位置
に来るように、図4に示す駆動電流I1の補正を行うこ
とにより、加速開始位置P4から印刷開始位置P2まで
加速移動していく時間のバラツキを最小限に抑えてい
る。
【0022】このように上記制御を行うことにより、多
数行改行時において紙送りの時間に同調して、遅延なく
シャトル動作を制御することが可能となった。
【0023】
【発明の効果】反転付勢手段を有するシャトル機構部に
おいて、本発明による往復移動制御を実施することで、
反転区間近傍付近でシャトル動作を低速にすることが可
能となり、短い時間の多数行改行印刷においても印刷速
度を大幅に向上させることが可能となる。また、長い時
間の多数行改行印刷においては、シャトル動作の誤差を
小さくできるため、印刷速度を向上させることが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のハンマ機構部の反転、停止、起動の
軌跡を示す動作図。
【図2】 本発明のハンマ機構部のシャトル動作の位置
速度波形図。
【図3】 図2の制御フローチャート。
【図4】 本発明のシャトル動作の速度波形/電流波形
図。
【図5】 リニアモータ方式のシャトル機構部の概略説
明図。
【図6】 リニアモータの駆動回路図。
【図7】 従来のハンマ機構部の反転、停止、起動の軌
跡を示す動作図。
【符号の説明】
51…リニアモータコイル、52…リニアモータマグネッ
ト、53…ベルト、54…プーリ、55…ハンマ機構部、56…
スケール、57…エンコーダ、58…制御部駆動部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数個の印字素子を搭載したハンマ機構部
    と、少なくともマグネットとコイルとを有し、該コイル
    へ駆動電流を通電することにより前記ハンマ機構部を往
    復移動させ、この往復移動の反転時にハンマ機構部に付
    勢力を与える反転付勢手段を備えたシャトル機構部と、
    印字用紙を搬送する用紙搬送手段とを有し、前記ハンマ
    機構部の往復移動の過程で前記印字用紙へ印刷を行うド
    ットラインプリンタにおいて、 所定量以上の用紙搬送を行う期間中は、前記ハンマ機構
    部が反転する直前で、前記反転付勢手段の推力よりも少
    ない推力を該反転付勢手段の推力と逆向きに加えて前記
    ハンマ機構部を低速で移動させると共に、用紙搬送の終
    了と同調するように加速を開始することを特徴とするド
    ットラインプリンタのシャトル制御方法。
JP30192198A 1998-10-23 1998-10-23 ドットラインプリンタのシャトル制御方法 Pending JP2000127544A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30192198A JP2000127544A (ja) 1998-10-23 1998-10-23 ドットラインプリンタのシャトル制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30192198A JP2000127544A (ja) 1998-10-23 1998-10-23 ドットラインプリンタのシャトル制御方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000127544A true JP2000127544A (ja) 2000-05-09

Family

ID=17902728

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30192198A Pending JP2000127544A (ja) 1998-10-23 1998-10-23 ドットラインプリンタのシャトル制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000127544A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007144694A (ja) * 2005-11-25 2007-06-14 Ricoh Printing Systems Ltd ドットラインプリンタのシャトル制御方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007144694A (ja) * 2005-11-25 2007-06-14 Ricoh Printing Systems Ltd ドットラインプリンタのシャトル制御方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4819556A (en) Shuttle printer which stops shuttle for paper feed
JP2000127544A (ja) ドットラインプリンタのシャトル制御方法
KR100386004B1 (ko) 서멀프린터의 용지반송용 스테핑모터의 구동방법
KR19990062797A (ko) 인자 장치의 왕복 이동 제어 방법
JP3552020B2 (ja) 印刷装置のシャトル制御方法
JP2003039763A (ja) 印刷装置のシャトル制御方法
JP2017170752A (ja) 媒体送り装置の制御方法、媒体送り装置および媒体処理装置
JP3059998U (ja) プリンタのキャリッジ及びフィード駆動装置
JP2002273955A (ja) ドットプリンタの紙送り制御方法
JP4952036B2 (ja) ドットラインプリンタ及びその印刷制御方法
JP2002064995A (ja) ドットプリンタの紙送り制御方式
JP3699021B2 (ja) 印刷装置
JP3813793B2 (ja) 搬送用ステッピングモータの駆動方法
JP3050259B2 (ja) 印字制御装置
JP2000037919A (ja) シリアルドットプリンタ
JP3552385B2 (ja) プリンタ
JP2004216798A (ja) ドットラインプリンタの印刷制御方法
JP2000052599A (ja) 印刷装置のシャトル制御方法
JPH04140099A (ja) シリアルプリンタ
JP2003289699A (ja) モータ駆動制御方法及び装置並びに記録装置
JPH11268342A (ja) プリンタ及びその制御方法
JPS63234897A (ja) ステツプモ−タの駆動装置
JP2007144694A (ja) ドットラインプリンタのシャトル制御方法
JP2004299349A (ja) ドットラインプリンタの印刷制御方法
JP2003145873A (ja) 印刷装置のシャトル制御方式

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20041022

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041028

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041224

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060215