JP2000121128A - 空調用蓄熱システムの運転方法及びその運転装置 - Google Patents

空調用蓄熱システムの運転方法及びその運転装置

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JP2000121128A
JP2000121128A JP10289186A JP28918698A JP2000121128A JP 2000121128 A JP2000121128 A JP 2000121128A JP 10289186 A JP10289186 A JP 10289186A JP 28918698 A JP28918698 A JP 28918698A JP 2000121128 A JP2000121128 A JP 2000121128A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】負荷変動に応じて最適な運転ができると共に、
熱源機器の運転を必要とする運転時に、熱源機器を通過
する熱媒体を所定流量として、空調能力及び運転効率の
向上を図るように空調用蓄熱システムを運転すること。 【解決手段】熱源機器11の運転を必要とする高負荷運
転のときには、熱交換器16の熱負荷に応じて熱取出用
バルブ17の開度を調節すると共に熱源機器16を通過
する熱媒体の流量が設定範囲となるように熱取出用ポン
プ15の回転速度を変更する。熱源機器11の運転を必
要としない低負荷運転のときには、熱源機器11の運転
を停止して熱源機器11に流れる熱媒体量をゼロにする
と共に熱交換器16の熱負荷に応じて熱取出用ポンプ1
5の回転速度を変更して循環熱媒体量を調節すること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空調用蓄熱システ
ムの運転に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、空調用氷蓄熱システムには、図4
に示す如く、冷熱源機器である冷凍機1及び氷蓄熱槽2
に製氷ポンプ3でブラインを循環させる製氷経路4と、
解氷ポンプ5で循環させるブラインを熱交換器6から冷
凍機1と解氷バルブ7を介して氷蓄熱槽2とに分岐した
後に合流させて熱交換器6に戻す解氷経路8とを備えた
ものがある。この氷蓄熱システムは、解氷経路8を用い
て氷蓄熱槽2に蓄熱されている冷熱を取出しながら冷却
運転するとき、操作具9の記憶したスケジユールに基づ
いて解氷バルブ7を開閉操作していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、空調に必要な
熱負荷は、天候に左右されてスケジユール通りに変動し
ない場合がある(例えば、印刷工場の空調等)。そのた
め、従来の空調用氷蓄熱システムでは、高負荷に対応で
きないことや、低負荷のときブラインの循環量に無駄が
生じ、省エネルギーとならない問題がある。また、ボイ
ラ等の温熱源機器で得た温熱を温熱蓄熱装置に蓄え、空
調の負荷に応じて温熱蓄熱装置から熱を取出しながら運
転する空調用温熱蓄熱システム(図示略)においても、
同様の問題を生じさせることがある。そこで、本発明
は、負荷変動に応じて最適な運転ができると共に、熱源
機器の運転を必要とする運転時に、熱源機器を通過する
熱媒体を所定流量として、空調能力及び運転効率の向上
を図るようにした空調用蓄熱システムの運転方法及びそ
の運転装置の提供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明が
採用した手段は、熱源機器及び蓄熱装置に熱製造用ポン
プで熱媒体を循環させる熱製造経路と、熱取出用ポンプ
で循環させる熱媒体を熱交換器から該熱源機器と熱取出
用バルブを介して蓄熱装置とに分岐した後に合流させて
熱交換器に戻す熱取出経路とを備えた空調用蓄熱システ
ムを運転する方法において、前記熱源機器の運転を必要
とする高負荷運転のときには、前記熱交換器の熱負荷に
応じて前記熱取出用バルブの開度を調節すると共に前記
熱源機器を通過する熱媒体の流量が設定範囲となるよう
に前記熱取出用ポンプの回転速度を変更し、前記熱源機
器の運転を必要としない低負荷運転のときには、前記熱
源機器の運転を停止して熱源機器に流れる熱媒体量をゼ
ロにすると共に前記熱交換器の熱負荷に応じて前記熱取
出用ポンプの回転速度を変更して循環熱媒体量を調節す
ることを特徴とする空調用蓄熱システムの運転方法であ
る。本発明にあつては、蓄熱装置からの熱取出し及び熱
源機器による熱製造を必要とする高負荷運転のときに
は、熱取出用バルブの開度を調節することで蓄熱装置か
らの熱取出し量を熱負荷に応じて操作できると共に、熱
取出用ポンプの回転速度を変更することで熱源機器を通
過する熱媒体の流量を設定範囲に操作して熱源機器を運
転効率の良好な状態とすることができ、また蓄熱装置か
らの熱取出しのみで熱源機器による熱製造を必要としな
い低負荷運転のときには、熱取出用ポンプの回転速度を
変更することで蓄熱装置からの熱取出し量を熱負荷に応
じて操作できる。
【0005】請求項2記載の本発明が採用した手段は、
熱源機器及び蓄熱装置に熱製造用ポンプで熱媒体を循環
させる熱製造経路と、熱取出用ポンプで循環させる熱媒
体を熱交換器から該熱源機器と熱取出用バルブを介して
蓄熱装置とに分岐した後に合流させて熱交換器に戻す熱
取出経路とを備えた空調用蓄熱システムの運転装置にお
いて、第1温度制御装置及び流量制御装置を有し、該第
1温度制御装置は、前記熱交換器を通過した被伝熱媒体
の温度を測定する温度測定器と、前記熱取出用バルブの
開度を調節する熱取出用バルブ用調節具と、該温度測定
器の測定温度値と設定温度値との偏差が一定の値以内と
なるように該熱取出用バルブ用調節具を操作する操作具
とを備え、上記流量制御装置は、前記熱源機器を通過す
る熱媒体の流量を測定する流量測定器と、前記熱取出用
ポンプの回転速度を変更する可変速装置と、該流量測定
器の測定流量値と設定流量値との偏差が一定の値以内と
なるように該可変速装置を操作する操作具とを備えたこ
とを特徴とする空調用蓄熱システムの運転装置である。
本発明にあつては、第1温度制御装置により熱取出用バ
ルブの開度を自動調節することで蓄熱装置からの熱取出
し量を熱負荷に応じて自動操作できると共に、流量制御
装置により熱取出用ポンプの回転速度を自動調節するこ
とで熱源機器を通過する熱媒体の流量を設定流量値とな
るように自動操作して熱源機器を運転効率の良好な状態
とすることができ、蓄熱装置からの熱取出し及び熱源機
器による熱製造を必要とする高負荷運転の自動化ができ
る。
【0006】請求項3記載の本発明が採用した手段は、
前記熱交換器を通過した被伝熱媒体の温度を測定する温
度測定器と、前記熱取出用ポンプの回転速度を変更する
可変速装置と、該温度測定器の測定温度値と設定温度値
との偏差が一定の値以内となるように該可変速装置を操
作する操作具とを備えた第2温度制御装置を備え、前記
第1温度制御装置は、前記熱源機器の運転を必要としな
い低負荷運転のときには、前記熱取出用バルブを開弁さ
せると共に前記熱源機器の運転を停止し、該熱源機器の
熱媒体の流量をゼロにするように回路構成されている請
求項2記載の空調用蓄熱システムの運転装置である。本
発明にあつては、低負荷運転モードのときに、熱源機器
の運転を停止した状態で熱取出用ポンプの回転速度を自
動調節することで蓄熱装置からの熱取出し量を熱負荷に
応じて自動制御できる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る空調用蓄熱シ
ステムの運転方法及びその運転装置を図面に示す実施の
形態に基づいて説明する。図1乃至図3は本発明に係る
空調用蓄熱システムの運転装置を氷蓄熱システムの運転
装置に適用した実施形態を示す概略図であり、図1は氷
蓄熱槽に蓄熱している状態を示すものであり、図2は高
負荷運転状態を示すものであり、図3は低負荷運転状態
を示すものである。
【0008】本実施形態に係る空調用氷蓄熱システム1
0は、従来のシステムと同様に、熱製造経路である製氷
経路14と熱取出経路である解氷経路18とを備えてい
る。製氷経路14は、図1に示すように、熱源機器であ
る冷凍機11及び蓄熱装置である氷蓄熱槽12に、熱製
造用ポンプである製氷ポンプ13で熱媒体であるブライ
ンを循環させるようにしてある。解氷経路18は、図2
に示すように、分岐点18aと合流点18bを備え、熱
取出用ポンプである解氷ポンプ15で循環させるブライ
ンを熱交換器16の低温側16aから分岐点18aへ導
き、冷凍機11と熱取出用バルブである解氷バルブ17
を介して氷蓄熱槽12とに分岐した後に、合流点18b
で合流させて熱交換器16の一次側である低温側16a
に戻すようにしてある。冷凍機11は、単段圧縮ターボ
若しくは多段圧縮ターボ式又はスクリュー冷凍機等が用
いられる。
【0009】本システム10の運転装置の改良点は、図
2に示すように、第1温度制御装置20、第2温度制御
装置40及び流量制御装置30を備えたことである。該
第1温度制御装置20は、空調設備用経路28に導かれ
て熱交換器16の二次側である高温側16bを通過した
後の空調用伝熱媒体の温度を測定する温度測定器21
と、解氷バルブ17の開度を調節するバルブ用調節具2
2と、温度測定器21の測定温度値と温度設定器23の
設定温度値との偏差が一定の値以内となるように調節具
22を操作する操作具24とを備えている。上記第2温
度制御装置40は、図3に示すように、熱交換器16を
通過した被伝熱媒体の温度を測定する温度測定器21
(第1温度制御装置20と共用)と、熱取出用ポンプ1
5の回転速度を変更する可変速装置32(後述する流量
制御装置30と共用)と、温度測定器21の測定温度値
と温度設定器43の設定温度値との偏差が一定の値以内
となるように可変速装置32を操作する操作具44とを
備えている。
【0010】前記流量制御装置30は、図2に示すよう
に、冷凍機11を通過するブラインの流量を測定する流
量測定器31と、解氷ポンプ15の回転速度を変更する
可変速装置32と、流量測定器31の測定流量値と流量
設定器33の設定流量値との偏差が一定の値以内となる
ように可変速装置32を操作する操作具34とを備えて
いる。可変速装置32は、解氷ポンプ15を駆動するイ
ンバータ式等の可変速モータ等で構成してある。流量設
定器33の設定流量値は、冷凍機11の運転効率を高く
維持できる範囲に設定される。
【0011】本システム10は、前記温度測定器21を
第1温度制御装置20と第2温度制御装置40とに共用
するため、温度測定器21の測定出力信号を第1温度制
御装置20または第2温度制御装置40に切り替えるた
めの切替スイツチ35を備えている。なお、第1温度制
御装置20及び第2温度制御装置40の夫々が専用の温
度測定器21を備えているときには、切替スイツチ35
は不要である。また、本システム10は、前記可変速装
置32を第2温度制御装置40と流量制御装置30とに
共用するため、可変速装置32に入力する操作信号を第
2温度制御装置40の操作信号と流量制御装置30の操
作信号とに切り替えるための切替スイツチ36を備えて
いる。なお、第2温度制御装置40及び流量制御装置3
0の夫々が専用の可変速装置32を備えているときに
は、切替スイツチ36は不要である。前記冷凍機11か
ら氷蓄熱槽12へ至るブライン経路25には、開閉弁2
6を設け、冷凍機11が運転しているときに開弁し、冷
凍機11が停止しているときに閉弁するようにしてあ
る。開閉弁26は、電動弁等で構成し、操作室にて遠隔
操作できるようにしてある。前記熱交換器16の二次側
である高温側16bを通過する被熱媒体は、各空調設備
(図示略)から空調設備用経路28を介して戻された後
にポンプ27で圧送され、熱交換器16で冷却されて各
空調設備へ送られる。
【0012】次に、本システム10の運転方法を説明す
る。蓄熱する場合には、図1に示すように、解氷バルブ
17を閉弁すると共に解氷ポンプ15を停止させて解氷
経路18(図2参照)を閉じ、この状態で開閉弁26を
開弁すると共に製氷ポンプ13及び冷凍機11を起動し
て製氷経路14にブラインを循環させ、氷蓄熱槽12に
蓄氷する。
【0013】氷蓄熱槽12に蓄熱された冷熱を利用して
高負荷運転する場合には、図2に示すように、製氷ポン
プ13を停止して製氷経路14を閉じ、この状態で開閉
弁26を開弁すると共に解氷ポンプ15及び冷凍機11
を起動して解氷経路18にブラインを循環させ、熱交換
器16の一次側16aを形成する解氷経路18を通過す
るブラインと熱交換器16の二次側16bを形成する空
調設備用経路28を通過する空調用伝熱媒体との間で熱
交換させる。この高負荷運転中の第1温度制御装置20
は、熱交換器16の二次側16bを通過した空調用伝熱
媒体の測定温度と設定温度値との偏差が一定の値以内と
なるように、空調設備用経路28に接続した空調設備
(図示略)の熱負荷変動に応じて解氷バルブ17の開度
を調節する。更に、この高負荷運転中の流量制御装置3
0は、冷凍機11を通過するブラインの測定流量と設定
流量値との偏差が一定の値以内となるように、解氷ポン
プ15の可変速装置32を調節することにより、冷凍機
11の運転効率が良好となるブライン量を冷凍機11へ
循環させることができる。
【0014】冷凍機11の運転を必要としない低負荷運
転のときには、図3に示すように、冷凍機11を停止す
ると共に開閉弁26を閉弁し、この状態で解氷ポンプ1
5を起動して解氷経路18の一部にブラインを循環さ
せ、熱交換器16の一次側16aを形成する解氷経路1
8を通過するブラインと熱交換器16の二次側16bを
形成する空調設備用経路28を通過する空調用伝熱媒体
との間で熱交換させる。この低負荷運転中は、第1温度
制御装置20の解氷バルブ17を全開にした状態で第2
温度制御装置40を作動させ、熱交換器16の二次側1
6bを通過した空調用伝熱媒体の測定温度と設定温度値
との偏差が一定の値以内となるように、解氷ホンプ15
の可変速装置32を調節することにより解氷経路18の
氷蓄熱槽12を循環するブライン量を調節し、空調設備
用経路28に接続した空調設備(図示略)の熱負荷変動
に応じる。
【0015】なお、前記高負荷運転中及び低負荷運転中
における解氷バルブ17の開度の調節は、前記第1温度
制御装置20を用いるとこなく、空調設備用経路28の
要所に配置した温度計を目測しながら手動で行うように
してもよい。また、前記高負荷運転中における冷凍機1
1を循環するブライン量の調節は、前記流量制御装置3
0を用いることなく、ブライン経路25の要所に配置し
た流量計を目測しながら手動で行うようにしてもよい。
更に、前記低負荷運転中における解氷経路18の氷蓄熱
槽12を循環するブライン量の調節は、前記第2温度制
御装置40を用いることなく、空調設備用経路28の要
所に配置した温度計を目測しながら手動で行うようにし
てもよい。
【0016】本発明は、前記実施の形態である空調用氷
蓄熱システム10に限定されるものではなく、図示は省
略したが、ボイラ等で得た温熱を蓄熱装置に蓄え、空調
の負荷に応じて蓄熱装置から熱を取出しながら運転する
空調用温熱蓄熱システムの運転に適用することも可能で
ある。この空調用温熱蓄熱システムの運転に適用する場
合、前記熱源機器11は蒸気ボイラ又は温水ボイラ等の
温熱発生装置で構成し、蓄熱装置12は蒸気又は温水の
温熱を蓄熱できる蓄熱槽で構成する。
【0017】
【発明の効果】請求項1記載の本発明は、熱源機器の運
転と停止との選択、熱取出用バルブの開度の調節及び熱
取出用ポンプの回転速度の変更により、負荷変動に応じ
て最適な運転ができると共に、高負荷運転中の熱源機器
を通過する熱媒体を所定流量とするとこにより空調能力
及び運転効率の向上を図ることができる。請求項2記載
の本発明は、温度制御装置により蓄熱槽からの熱取出し
量を熱負荷に応じて自動操作できると共に、流量制御装
置により熱源機器を通過する熱媒体の流量を設定流量値
となるように自動操作して熱源機器を運転効率の良好な
状態とすることができることから、蓄熱槽からの熱取出
し及び熱源機器による熱製造を必要とする高負荷運転の
自動化が図れると共に、空調能力及び運転効率の飛躍的
な向上を図ることができる。請求項3記載の本発明は、
低負荷運転モードのときに、熱源機器の運転を停止した
状態で蓄熱槽からの熱取出し量を熱負荷に応じて自動制
御できることから、空調能力及び運転効率を更に飛躍的
に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る空調用蓄熱システムの運転装置を
氷蓄熱システムの運転装置に適用した実施形態を示す概
略図であつて、氷蓄熱槽に蓄熱している状態を示すもの
である。
【図2】実施形態を示す概略図であつて、高負荷運転状
態を示すものである。
【図3】実施形態を示す概略図であつて、低負荷運転状
態を示すものである。
【図4】従来の空調用蓄熱システムの運転装置を示す概
略図である。
【符号の説明】
11…熱源機器、12…蓄熱装置、13…熱製造用ポン
プ(製氷ポンプ)、15…熱取出用ポンプ(解氷ポン
プ)、16…熱交換器、17…熱取出用バルブ(解氷バ
ルブ)、20…第1温度制御装置、30…流量制御装
置、40…第2温度制御装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】熱源機器及び蓄熱装置に熱製造用ポンプで
    熱媒体を循環させる熱製造経路と、熱取出用ポンプで循
    環させる熱媒体を熱交換器から該熱源機器と熱取出用バ
    ルブを介して蓄熱装置とに分岐した後に合流させて熱交
    換器に戻す熱取出経路とを備えた空調用蓄熱システムを
    運転する方法において、前記熱源機器の運転を必要とす
    る高負荷運転のときには、前記熱交換器の熱負荷に応じ
    て前記熱取出用バルブの開度を調節すると共に前記熱源
    機器を通過する熱媒体の流量が設定範囲となるように前
    記熱取出用ポンプの回転速度を変更し、前記熱源機器の
    運転を必要としない低負荷運転のときには、前記熱源機
    器の運転を停止して熱源機器に流れる熱媒体量をゼロに
    すると共に前記熱交換器の熱負荷に応じて前記熱取出用
    ポンプの回転速度を変更して循環熱媒体量を調節するこ
    とを特徴とする空調用蓄熱システムの運転方法。
  2. 【請求項2】熱源機器及び蓄熱装置に熱製造用ポンプで
    熱媒体を循環させる熱製造経路と、熱取出用ポンプで循
    環させる熱媒体を熱交換器から該熱源機器と熱取出用バ
    ルブを介して蓄熱装置とに分岐した後に合流させて熱交
    換器に戻す熱取出経路とを備えた空調用蓄熱システムの
    運転装置において、第1温度制御装置及び流量制御装置
    を有し、該第1温度制御装置は、前記熱交換器を通過し
    た被伝熱媒体の温度を測定する温度測定器と、前記熱取
    出用バルブの開度を調節する熱取出用バルブ用調節具
    と、該温度測定器の測定温度値と設定温度値との偏差が
    一定の値以内となるように該熱取出用バルブ用調節具を
    操作する操作具とを備え、上記流量制御装置は、前記熱
    源機器を通過する熱媒体の流量を測定する流量測定器
    と、前記熱取出用ポンプの回転速度を変更する可変速装
    置と、該流量測定器の測定流量値と設定流量値との偏差
    が一定の値以内となるように該可変速装置を操作する操
    作具とを備えたことを特徴とする空調用蓄熱システムの
    運転装置。
  3. 【請求項3】前記熱交換器を通過した被伝熱媒体の温度
    を測定する温度測定器と、前記熱取出用ポンプの回転速
    度を変更する可変速装置と、該温度測定器の測定温度値
    と設定温度値との偏差が一定の値以内となるように該可
    変速装置を操作する操作具とを備えた第2温度制御装置
    を備え、前記第1温度制御装置は、前記熱源機器の運転
    を必要としない低負荷運転のときには、前記熱取出用バ
    ルブを開弁させると共に前記熱源機器の運転を停止し、
    該熱源機器の熱媒体の流量をゼロにするように回路構成
    されている請求項2記載の空調用蓄熱システムの運転装
    置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1293346C (zh) * 2003-12-19 2007-01-03 珠海福士得冷气工程有限公司 节能型中央空调***
JP2009527718A (ja) * 2006-02-23 2009-07-30 デイビッド、マン、チュー、ラウ 工業用プロセス効率化方法及びシステム
CN104819548A (zh) * 2015-05-15 2015-08-05 章荣兵 空调蓄冷控制***和中央空调***

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