JP2000118964A - 法面作業車 - Google Patents
法面作業車Info
- Publication number
- JP2000118964A JP2000118964A JP10299084A JP29908498A JP2000118964A JP 2000118964 A JP2000118964 A JP 2000118964A JP 10299084 A JP10299084 A JP 10299084A JP 29908498 A JP29908498 A JP 29908498A JP 2000118964 A JP2000118964 A JP 2000118964A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slope
- vehicle body
- work vehicle
- wire
- present
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Earth Drilling (AREA)
Abstract
が浮き上がって転倒したりすることなく、安全に法面上
を走行したり、停止させたりすることができる法面作業
車を得るにある。 【解決手段】 法面を走行することができる作業車本体
と、この作業車本体の重心位置よりも前方上部となる車
体部位に取付けられたワイヤーガイドローラと、前記作
業車本体を法面の上部より前記ワイヤーガイドローラを
介して吊り下げ状態で支持することができるように取付
けられたワイヤーを巻き取ることができるウインチを用
いた吊り下げ具とで法面作業車を構成している。
Description
穴明け作業等を行なう場合に使用される法面作業車に関
する。
体の先端部よりウインチのワイヤーを突出させ、法面の
上部の杭や木等の固定部材に固定させ、法面作業車の法
面からの滑り落ちを阻止できるように構成されている。
較的緩やかな傾斜の法面では使用することができるが、
傾斜が急な法面では法面作業車の先端部が浮き上がって
転倒しやすくなるため、使用することができないという
欠点があった。
傾斜が急な法面であっても、先端部が浮き上がって転倒
したりすることなく、安全に法面上を走行したり、停止
させたりすることができる法面作業車を提供することを
目的としている。
規な特徴は次の説明を添付図面と照らし合わせて読む
と、より完全に明らかになるであろう。ただし、図面は
もっぱら解説のためのものであって、本発明の技術的範
囲を限定するものではない。
に、本発明は法面を走行することができる作業車本体
と、この作業車本体の重心位置よりも前方上部となる車
体部位に取付けられたワイヤーガイドローラと、前記作
業車本体を法面の上部より前記ワイヤーガイドローラを
介して吊り下げ状態で支持することができるように取付
けられたワイヤーを巻き取ることができるウインチを用
いた吊り下げ具とで法面作業車を構成している。
り、本発明を詳細に説明する。
施の形態において、1は法面2の法枠3上を走行するこ
とができる作業車本体で、この作業車本体1は車体4
と、この車体4の両側部に取付けられた無限軌道5、5
と、この無限軌道5、5を駆動させるように前記車体4
に取付けられた油圧駆動装置6と、この油圧駆動装置6
に油圧ホース7を介して油圧を供給するモーター8と油
圧ポンプ9とからなる油圧供給装置10とで構成されて
いる。
よりも前方上部となる前記車体部位に支持部材12、1
2を介して取付けられたワイヤーガイドローラである。
部位に取付けられた吊り下げ具としての一対のウインチ
で、この一対のウインチ13、13のワイヤー14、1
4は使用時に前記ワイヤーガイドローラ11、11を介
して法面2の上部の固定部材15、15に取付けられ、
前記作業車本体1の落下および転倒を防止するために使
用される。なお、法面2上部の固定部材15、15は木
やアンカーピン、クレーン車、木やアンカーピンに掛け
渡されたワイヤー等、作業車本体1を安全に吊り下げ状
態に支持できるものであれば何でもよい。
るように取付けられた滑り落ち転倒防止装置で、この滑
り落ち転倒防止装置16は前記車体4に先端部が上下方
向に回動可能に取付けられた転倒防止バー17と、この
転倒防止バー17を上下方向に回動させる転倒防止バー
回動油圧シリンダー18とで構成されている。
枢支ピン20によって枢支され、先端部が左右方向に回
動する支持アーム21と、この支持アーム21の先端部
を左右方向に回動させる左右方向の油圧シリンダー22
とからなる左右方向の回動機構である。
へ突出する支持片24の先端部がガイドシェル25の先
端部寄りの部位に下方へ突出する支持片26の先端部を
枢支ピン27で枢支された回動可能な一般に使用されて
いる穴明け装置で、この穴明け装置23は前記ガイドシ
ェル25をスライド移動する油圧ドリフター28が備え
られているとともに、回動油圧シリンダー29によっ
て、不使用時には前記車体4とほぼ水平な収納状態に位
置し、使用時には立設状態となるように回動するように
取付けられている。
3に固定させる作業車本体ロック装置で、この作業車本
体ロック装置30、30は前記作業車本体1の先端部の
両側部より油圧シリンダー31、31によって外方へス
ライド移動可能に取付けられた支持杆32、32と、こ
の支持杆32、32の先端部に先端部が油圧シリンダー
33、33によって上下方向に回動するように取付けら
れたアーム34、34と、このアーム34、34の先端
部に取付けられた油圧シリンダー35、35によって前
記法枠3、3を挟着固定する挟着具36、36とで構成
されている。
行なう部位の法枠3の下部に穴明け装置23を収納した
状態にして位置させ、該部位の法枠3の上部に位置する
固定部材15、15にワイヤーガイドローラ11、11
を通過させた一対のウインチ13、13のワイヤー1
4、14の先端部を固定し、該ワイヤー14、14をウ
インチ13、13に巻き付けながら作業車本体1の油圧
駆動装置6を作動させ、無限軌道5、5を駆動させて法
枠3上を上方へ向かって走行させる。この時、ウインチ
13、13に巻き付けられるワイヤー14、14はワイ
ヤーガイドローラ11、11を通過しているため、ワイ
ヤー14、14の引張り力が作業車本体1の先端部を法
枠3に押し付ける力としても作用し、転倒を効率よく防
止するとともに、走行がじゃまにならない程度に滑り落
ち転倒防止装置16の転倒防止バー17を法枠3に近付
けておくことにより、より確実に転倒防止を図ることが
できる。
滑り落ち転倒防止装置16の転倒防止バー17を法枠3
に押し圧するように転倒防止バー回動油圧シリンダー1
8を作動させるとともに、作業車本体ロック装置30、
30の挟着具36、36によって、法枠3、3を挟着し
て作業車本体1を法枠3に固定する。
ンダー29を作動させて、法枠3面に対しガイドシェル
25が直角となるように回動させて立ち上げ、油圧ドリ
フター28を駆動させて穴明け作業を行なう。穴明け作
業が完了すると、穴明け装置23の回動油圧シリンダー
29を作動させ、穴明け装置23を収納状態にした後、
作業車本体ロック装置30、30のロック解除、滑り落
ち転倒防止装置16の転倒防止バー17を少し上方へ回
動させて、作業車本体1を走行させる。
に示す本発明の異なる実施の形態につき説明する。な
お、これらの本発明の異なる実施の形態の説明に当っ
て、前記本発明の第1の実施の形態と同一構成部分には
同一符号を付して重複する説明を省略する。
実施の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と
主に異なる点は、車体4に油圧駆動装置6、6、6、6
で駆動させることができる車輪38、38、38、38
を使用した作業車本体1を用いるとともに、油圧シリン
ダー39、39で支持部材12A、12Aを回動できる
ようにした点で、このように形成された作業車本体1A
を用いて構成された法面作業車37Aにしても、前記本
発明の第1の実施の形態と同様な作用効果が得られる。
実施の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と
主に異なる点は、支持部材12、12の上部に吊り下げ
具としてのウインチ13、13を取付けた点で、このよ
うにウインチ13、13を取付けた法面作業車37Bに
しても、前記本発明の第1の実施の形態と同様な作用効
果が得られる。
実施の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と
主に異なる点は、法面2の上部に固定されたウインチ1
3、13のワイヤー14、14をワイヤーガイドローラ
11、11を介して車体4に係止させる吊り下げ具4
0、40を用いた点で、このような吊り下げ具40、4
0を用いて構成した法面作業車37Cにしても、前記本
発明の第1の実施の形態と同様な作用効果が得られる。
なお、本発明の実施の形態において、ワイヤーガイドロ
ーラ11、11に代え支持部材12、12の上部にワイ
ヤー14、14を係止させる係止具を設置しても同様な
作用効果が得られる。
実施の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と
主に異なる点は、車体4の先端中央部に支持部材12を
介してワイヤーガイドローラ11を設け、該ワイヤーガ
イドローラ11を通過するワイヤー14を巻き取ること
ができるウインチ13を用いた吊り下げ具40Aを使用
するとともに、作業車本体1の後方で穴明け作業ができ
るように穴明け装置23を設置した点で、このように構
成した法面作業車37Dにしても、前記本発明の第1の
実施の形態と同様な作用効果が得られる。
実施の形態において、前記本発明の第5の実施の形態と
主に異なる点は、車体4に資材の運搬を行なうことがで
きる傾斜面に応じて油圧シリンダー41によって傾斜さ
せることができる傾斜機構42付き荷台43を用いた点
で、このように形成した法面作業車37Eにしてもよ
い。
にあっては次に列挙する効果が得られる。
本体と、この作業車本体の重心位置よりも前方上部とな
る車体部位に取付けられたワイヤーガイドローラと、前
記作業車本体を法面の上部より前記ワイヤーガイドロー
ラを介して吊り下げ状態で支持することができるように
取付けられたワイヤーを巻き取ることができるウインチ
を用いた吊り下げ具とで構成されているので、ウインチ
を作動させワイヤーを巻き取り、ワイヤーが引張り状態
になると、該ワイヤーの引張り力がワイヤーガイドロー
ラに加わり、作業車本体の上部に位置する前方が法面に
押し圧する力として作用させることができる。したがっ
て、法面が急傾斜であっても、作業車本体が転倒するの
を確実に防止することができる。
ドローラの配置だけで作業車本体の転倒を効率よく防止
できるので、容易に実施することができる。
イヤーガイドローラの有無に関係なく同様に作動させる
ことができる。したがって、従来から使用されているウ
インチを使用することができる。
と同様な効果が得られる。
明図。
側面図。
平面図。
装置の説明図。
図。
ク状態の説明図。
てた状態の説明図。
図。
図。
図。
4:車体、5:無限軌道、 6:油圧
駆動装置、7:油圧ホース、 8:モーター、
9:油圧ポンプ、 10:油圧供給装置、11:
ワイヤーガイドローラ、12、12A:支持部材、1
3:吊り下げ具としてのウインチ、14:ワイヤー、
15:固定部材、16:滑り落ち転倒防止装置、
17:転倒防止バー、18:転倒防止バー回動油圧シリ
ンダー、19:左右方向の回動機構、20:枢支ピン、
21:支持アーム、22:左右方向の油圧シリ
ンダー、23:穴明け装置、 24:支持片、2
5:ガイドシェル、 26:支持片、27:枢支ピ
ン、 28:油圧ドリフター、29:回動油圧シ
リンダー、30:作業車本体ロック装置、31:油圧シ
リンダー、 32:支持杆、33:油圧シリンダー、
34:アーム、35:油圧シリンダー、 36:挟着
具、37、37A〜37E:法面作業車、38:車輪、
39:油圧シリンダー、40、40A:吊
り下げ具、41:油圧シリンダー、 42:傾斜機構、
43:荷台。
Claims (3)
- 【請求項1】 法面を走行することができる作業車本体
と、この作業車本体の重心位置よりも前方上部となる車
体部位に取付けられたワイヤーガイドローラと、前記作
業車本体を法面の上部より前記ワイヤーガイドローラを
介して吊り下げ状態で支持することができるように取付
けられたワイヤーを巻き取ることができるウインチを用
いた吊り下げ具とからなることを特徴とする法面作業
車。 - 【請求項2】 法面を走行することができる作業車本体
と、この作業車本体が法面上を走行する場合、該作業車
本体の重心位置よりも前方上部となる車体部位に取付け
られた法面の上部より吊り下げ状態で支持するウインチ
とからなることを特徴とする法面作業車。 - 【請求項3】 法面を走行することができる作業車本体
と、この作業車本体の重心位置よりも前方上部となる車
体部位に取付けられたワイヤーガイドローラと、このワ
イヤーガイドローラを通過させて法面の上部に係止させ
ることができるワイヤーを巻き取ることができるように
前記車体に取付けられたウインチと、前記作業車本体の
車体の上部に不使用時には該車体とほぼ水平状態となる
ように収納され、使用時には立設状態となるように回動
される回動機構を介して取付けられた穴明け装置とから
なることを特徴とする法面作業車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29908498A JP3310937B2 (ja) | 1998-10-05 | 1998-10-05 | 法面作業車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29908498A JP3310937B2 (ja) | 1998-10-05 | 1998-10-05 | 法面作業車 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000118964A true JP2000118964A (ja) | 2000-04-25 |
JP3310937B2 JP3310937B2 (ja) | 2002-08-05 |
Family
ID=17867978
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29908498A Expired - Lifetime JP3310937B2 (ja) | 1998-10-05 | 1998-10-05 | 法面作業車 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3310937B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017115296A (ja) * | 2015-12-21 | 2017-06-29 | 岡本 俊仁 | 法面作業装置 |
CN109694012A (zh) * | 2019-02-23 | 2019-04-30 | 雄鹏资产管理(上海)有限公司 | 确保长坡、陡坡、险坡中车辆安全行驶的装置及使用方法 |
-
1998
- 1998-10-05 JP JP29908498A patent/JP3310937B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017115296A (ja) * | 2015-12-21 | 2017-06-29 | 岡本 俊仁 | 法面作業装置 |
CN109694012A (zh) * | 2019-02-23 | 2019-04-30 | 雄鹏资产管理(上海)有限公司 | 确保长坡、陡坡、险坡中车辆安全行驶的装置及使用方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3310937B2 (ja) | 2002-08-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3299195B2 (ja) | 法面作業車 | |
JP3499478B2 (ja) | 法面作業車 | |
JP3310937B2 (ja) | 法面作業車 | |
JP3436659B2 (ja) | 法面作業車 | |
JP2897201B2 (ja) | 法面作業車 | |
JP2003127915A (ja) | クローラフレーム | |
JP3025926B2 (ja) | 自走穿孔機 | |
JP2972089B2 (ja) | クレーン付運搬車 | |
JP3515862B2 (ja) | 法面作業車 | |
JP2000257116A (ja) | 建設機械 | |
JP2991422B2 (ja) | 斜面作業装置 | |
JPH0439296A (ja) | クレーンのジブ張出し、格納方法および同装置 | |
JP2717516B2 (ja) | 法面等での作業機械およびワイヤーフェアリーダー | |
JP2002371592A (ja) | 建設機械の吊りワイヤ連結装置 | |
JP2017122314A (ja) | 法面作業車 | |
JP5537519B2 (ja) | 傾斜地用作業車 | |
JPH11100191A (ja) | 建設機械のジャッキアップ装置およびジャッキアップシリンダの回動方法 | |
JP5232531B2 (ja) | 急傾斜地用作業車の牽吊装置。 | |
JP3606800B2 (ja) | 杭打機のトップシーブ | |
JP3378959B2 (ja) | 杭打機 | |
JPH0350148Y2 (ja) | ||
JP3658116B2 (ja) | 自走式クレーンのジブ張出格納機構 | |
JPH0475354B2 (ja) | ||
JP2004067353A (ja) | クレーンのフック格納装置 | |
JP3422172B2 (ja) | クレーンのジブ張出し、格納方法および同装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080524 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090524 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110524 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110524 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140524 Year of fee payment: 12 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |