JP2000114901A - 電子部品の製造方法および電子部品を用いた通信機器 - Google Patents

電子部品の製造方法および電子部品を用いた通信機器

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JP2000114901A
JP2000114901A JP10285385A JP28538598A JP2000114901A JP 2000114901 A JP2000114901 A JP 2000114901A JP 10285385 A JP10285385 A JP 10285385A JP 28538598 A JP28538598 A JP 28538598A JP 2000114901 A JP2000114901 A JP 2000114901A
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piezoelectric resonator
electronic component
frequency
piezoelectric
substrate
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Toshihiko Unami
俊彦 宇波
Toshiyuki Baba
俊行 馬場
Toshio Nishimura
俊雄 西村
Tatsunori Tsunoda
龍則 角田
Eitaro Kameda
英太郎 亀田
Takashi Mizuguchi
隆史 水口
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Murata Manufacturing Co Ltd
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Murata Manufacturing Co Ltd
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  • Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 基板に実装した圧電共振子の周波数特性を所
定の値にすることができ、それによって良好な特性を有
する電子部品を得ることができる電子部品の製造方法
と、その方法によって製造された電子部品を得る。 【解決手段】 基板12上に、ラダーフィルタが形成さ
れるように、配線用電極14,16,18,20,22
を形成するとともに、4つの圧電共振子30a,30
b,30c,30dを梯子型の回路が得られるように配
置する。3つの圧電共振子30b,30c,30dで形
成される閉回路を切断するように、配線用電極16,2
2間に切断部24をを形成する。端子14a,16a,
18a,20a,22aにインピーダンスアナライザの
プローブを接触させ、各圧電共振子の周波数を測定しな
がら調整し、周波数調整後に切断部24を導電部材で接
続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は電子部品の製造方
法および電子部品を用いた通信機器に関し、特にたとえ
ば、複数の圧電共振子を用いたラダーフィルタなどの電
子部品の製造方法および電子部品を用いた通信機器に関
する。
【0002】
【従来の技術】図19は、電子部品の一例としてのラダ
ーフィルタを示す図解図である。ラダーフィルタ1は、
基板2を含む。基板2上には、第1の配線用電極3a、
第2の配線用電極3b、第3の配線用電極3cおよび第
4の配線用電極3dが形成される。基板2の中央部に
は、5つのランド4a,4b,4c,4d,4eが並ん
で形成される。第1のランド4aは第1の配線用電極3
aに接続されるように形成され、第2および第5のラン
ド4b,4eは第2の配線用電極3bに接続されるよう
に形成され、第3のランド4cは第3の配線用電極3c
に接続されるように形成され、第4のランド4dは第4
の配線用電極3dに接続されるように形成される。
【0003】基板2上には、4つの圧電共振子5a,5
b,5c,5dが配置される。第1および第2のランド
4a,4bの間には、第1の直列用圧電共振子5aが接
続され、第2および第3のランド4b,4cの間には第
1の並列用圧電共振子5bが接続され、第3および第4
のランド4c,4dの間には第2の並列用圧電共振子5
cが接続され、第4および第5のランド4d,4eの間
には第2の直列用圧電共振子5dが接続される。そし
て、第1の配線用電極3aの引出部が入力端子として用
いられ、第3の配線用電極3cの引出部がグランド端子
として用いられ、第4の配線用電極3dの引出部が出力
端子として用いられる。したがって、このラダーフィル
タ1は、図20に示すような回路を有する。
【0004】このようなラダーフィルタ1では、第1お
よび第2の直列用圧電共振子5a,5dの共振周波数と
第1および第2の並列用圧電共振子5b,5cの***振
周波数を、フィルタの中心周波数に一致するように調整
する必要がある。そのため、たとえば圧電共振子5a〜
5dの一部を削除するなどの方法で圧電共振子5a〜5
dの周波数を調整し、基板2上に実装している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、圧電共
振子の周波数を調整しても、基板上への実装状態によっ
て、圧電共振子の周波数が変化する場合があり、これが
フィルタの特性不良やばらつきの原因となっている。そ
こで、基板上に圧電共振子を実装したのちに周波数調整
を行うことが考えられるが、第1の並列用圧電共振子、
第2の直列用圧電共振子および第2の並列用圧電共振子
が閉回路を形成しているため、各圧電共振子の周波数を
単独で測定することができず、個々の圧電共振子につい
て周波数調整を行うことができない。
【0006】それゆえに、この発明の主たる目的は、基
板に実装した圧電共振子の周波数特性を所定の値にする
ことができ、それによって良好な特性を有する電子部品
を得ることができる電子部品の製造方法を提供すること
である。さらに、この発明の目的は、良好な特性を有す
る電子部品を用いることによって、高性能の通信機器を
提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、少なくとも
1つの圧電共振子を含む複数の回路素子と、回路素子を
保持するための基板と、複数の回路素子を接続するため
に基板上に形成される配線用電極とを含み、圧電共振子
を含む回路素子が形成する閉回路を含む電子部品の製造
方法であって、閉回路を形成する配線用電極の一部に予
め切断部が形成され、回路素子を基板に実装したのち圧
電共振子の周波数が調整され、圧電共振子の周波数が調
整されたのちに切断部が導電部材で接続される、電子部
品の製造方法である。このような電子部品の製造方法に
おいて、複数の回路素子として4つの圧電共振子を用い
て、入力端と出力端との間において第1の直列用圧電共
振子、第1の並列用圧電共振子、第2の直列用圧電共振
子および第2の並列用圧電共振子を梯子型に接続してラ
ダーフィルタとした電子部品の製造方法であって、基板
上に第1の直列用圧電共振子、第1の並列用圧電共振
子、第2の並列用圧電共振子、第2の直列用圧電共振子
の順に配置した電子部品において、切断部は第2の直列
用圧電共振子の入力側に形成することができる。また、
このような電子部品の製造方法において、複数の回路素
子として4つの圧電共振子を用いて、入力端と出力端と
の間において第1の直列用圧電共振子、第1の並列用圧
電共振子、第2の直列用圧電共振子および第2の並列用
圧電共振子を梯子型に接続してラダーフィルタとした電
子部品の製造方法であって、基板上に第1の直列用圧電
共振子、第2の直列用圧電共振子、第2の並列用圧電共
振子、第1の並列用圧電共振子の順に配置した電子部品
において、切断部は第1の並列用圧電共振子の入力側に
形成することができる。ここで用いられる圧電共振子と
して、複数の圧電体と電極とを長手方向に積層した基体
を含み、圧電体は基体の長手方向に分極されるととも
に、基体の長手方向に電界を加えて、基体に長さ振動モ
ードの基本振動を励振する圧電共振子を用いることがで
きる。また、圧電共振子の周波数調整方法として、イン
クジェットプリンタによってインクを塗布することによ
り質量を付加して周波数を調整する方法を採用すること
ができる。さらに、圧電共振子の周波数調整方法とし
て、レーザビームによってその一部を除去することによ
り周波数を調整する方法を採用してもよい。また、この
発明は、バンドパスフィルタを有する通信機器であっ
て、上述のいずれかの製造方法によって製造された電子
部品がバンドパスフィルタに用いられた、通信機器であ
る。
【0008】複数の回路素子で形成される閉回路の配線
用電極に切断部を形成しておくことにより、切断部を接
続する前には閉回路が形成されず、基板上に実装された
圧電共振子の周波数を測定することができる。そのた
め、周波数を測定しながら、圧電共振子の周波数調整を
行うことができる。圧電共振子の周波数調整を行ったの
ちに、配線用電極の切断部を導電部材で接続することに
より、閉回路が形成される。回路素子として4つの圧電
共振子を梯子型に接続することにより、ラダーフィルタ
を形成することができる。このとき、基板上に第1の直
列用圧電共振子、第1の並列用圧電共振子、第2の並列
用圧電共振子、第2の直列用圧電共振子の順に配置する
ことにより、配線用電極の配置を簡略化することがで
き、電子部品の小型化が可能である。このような電子部
品において、第2の直列用圧電共振子の入力側に切断部
を形成することにより、個々の圧電共振子の周波数を測
定することができる。また、4つの基板上に第1の直列
用圧電共振子、第2の直列用圧電共振子、第2の並列用
圧電共振子、第1の並列用圧電共振子の順に配置して
も、配線用電極の配置を簡略化することができる。この
場合において、第1の並列用圧電共振子の入力側に切断
部を形成することにより、個々の圧電共振子の周波数を
測定することができる。このような電子部品に用いられ
る圧電共振子として、複数の圧電体と電極とを積層し、
圧電体の分極方向と電界方向と振動方向とが同じである
圧電縦効果を利用した圧電共振子を用いることにより、
圧電共振子の共振周波数と***振周波数との差ΔFを大
きくすることができる。そのため、このような圧電共振
子を用いてフィルタを形成すると、通過帯域幅の大きい
フィルタを得ることができる。圧電共振子の周波数を調
整するために、インクジェットプリンタを用いると、イ
ンクの塗布回数によって付加される質量を調整すること
ができ、微妙な周波数調整を行うことができる。また、
レーザビームによって圧電共振子の一部を削除すること
によっても、周波数を微妙に調整することができる。さ
らに、このような製造方法によって製造された電子部品
は、周波数調整後における圧電共振子の周波数変化がな
いため、優れた特性を得ることができる。また、このよ
うな製造方法によって製造された電子部品は優れた特性
を有しているため、それを用いた通信機器も高性能のも
のとなる。
【0009】この発明の上述の目的,その他の目的,特
徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳
細な説明から一層明らかとなろう。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は、この発明の電子部品の一
例を示す斜視図であり、図2はその内部を示す斜視図で
ある。電子部品10は、絶縁材料で形成された基板12
を含む。基板12の一方面上には、図3に示すように、
第1の配線用電極14、第2の配線用電極16、第3の
配線用電極18、第4の配線用電極20および第5の配
線用電極22が形成される。第1の配線用電極14は、
基板12の一端側から中央部に向かって形成される。基
板12の一端には第1の配線用電極14に接続される端
子14aが形成され、基板12の中央部には第1の配線
用電極14に接続されるランド14bが形成される。
【0011】また、第2の配線用電極16は、基板12
の他端側から中央部に向かって形成される。基板12の
他端には第2の配線用電極16に接続される端子16a
が形成され、基板12の中央部にはランド16bが形成
される。さらに、端子16a形成部から基板12の他端
に沿って、第2の配線用電極16が延びるように形成さ
れる。また、第3の配線用電極18は、基板12の一端
側から中央部に向かって形成される。基板12の一端に
は第1の配線用電極18に接続される端子18aが形成
され、基板12の中央部には第1の配線用電極18に接
続されるランド18bが形成される。
【0012】また、第4の配線用電極20は、基板12
の一端側から中央部に向かって形成される。基板12の
一端には第4の配線用電極20に接続される端子20a
が形成され、基板12の中央部には第4の配線用電極2
0に接続されるランド20bが形成される。また、第5
の配線用電極22は、基板12の他端側から中央部に向
かって形成される。基板12の他端には第5の配線用電
極22に接続される端子22aが形成され、基板12の
中央部には第5の配線用電極22に接続されるランド2
2bが形成される。さらに、端子22a形成部から基板
12の他端に沿って、第5の配線用電極22が延びるよ
うに形成される。基板12の他端に沿って形成される第
2の配線用電極16と第5の配線用電極22とは、互い
に対向するように形成され、この対向部分が切断部24
となる。
【0013】さらに、基板12上には、4つの圧電共振
子が取り付けられる。圧電共振子30は、図4に示すよ
うに、直方体状の基体32を含む。基体32は、たとえ
ば圧電セラミック材料で形成される。基体32内には、
複数の内部電極34が形成される。内部電極34は、そ
の面が基体32の長手方向に直交するように形成され
る。基体32は、図4の矢印で示すように、1つの内部
電極34の両側において、互いに逆向きとなるように基
体32の長手方向に分極される。したがって、基体32
は、複数の圧電体と電極とが基体32の長手方向の積層
された構造を有している。
【0014】基体32の1つの側面には、基体32の長
手方向に延びる溝36が形成される。溝36は、基体3
2の幅方向の中央部に形成され、基体32の1つの側面
を2分割している。さらに、図5に示すように、溝36
によって分割された側面には、第1の絶縁膜38および
第2の絶縁膜40が形成される。基体32の側面の溝3
6で分割された一方側では、内部電極34の露出部が、
1つおきに第1の絶縁膜38で被覆される。また、基体
32の側面の溝36で分割された他方側では、溝36の
一方側で第1の絶縁膜38に被覆されていない内部分極
34が、1つおきに第2の絶縁膜40で被覆される。な
お、この実施例においては、基体32の両端部は分極さ
れていない。
【0015】さらに、基体32の第1および第2の絶縁
膜38,40が形成された部分、すなわち溝36の両側
には、外部電極42,44が形成される。したがって、
外部電極42には第1の絶縁膜38で被覆されていない
内部電極34が接続され、外部電極44には第2の絶縁
膜40で被覆されていない内部電極34が接続される。
つまり、内部電極34の隣合うものが、それぞれ外部電
極42および外部電極44に接続される。また、外部電
極42,44の長手方向の中央部には、それぞれ支持部
材46が形成される。これらの支持部材46は、導電性
を有するように形成される。この場合、支持部材46を
導電材料で形成してもよいし、絶縁物の表面に電極膜を
形成するなどの方法で導電性を付与したものでもよい。
【0016】ここでは、溝36の両側において、第1お
よび第2の絶縁膜38,40で内部電極34の露出部を
被覆し、その上に外部電極42,44を形成したが、必
ずしも溝を形成する必要はない。たとえば、基体32の
1つの側面において、絶縁膜38,40によって、基体
32の幅方向の両端側で交互に内部電極34の露出部を
被覆し、基体32の長手方向に延びるように2列に外部
電極42,44を形成してもよい。この場合、基体32
には溝が形成されていないが、隣合う内部電極34は、
それぞれ別の外部電極42,44に接続される。
【0017】この圧電共振子30では、外部電極42,
44が入出力電極として使用される。このとき、基体3
2の両端部を除く部分では、隣合う内部電極34間に電
界が印加されるため、基体32は圧電的に活性となる。
しかしながら、基体32の両端部においては、基体が分
極されず、しかも基体の両端面に電極が形成されていな
いために電界が印加されず、圧電的に不活性となる。し
たがって、基体32の中央部に入力信号に対する活性部
48が形成される。また、基体32の両端部に入力信号
に対する不活性部50が形成される。なお、不活性部5
0は、入力信号によって駆動力を発生しない部分を示し
ている。したがって、内部電極間に電界がかかっても、
それらの内部電極間が分極されていなければよい。ま
た、分極された圧電体層に電界がかからない構造であっ
てもよい。
【0018】このような圧電共振子30では、外部電極
42,44に信号を与えることにより、活性部48の互
いに逆向きに分極した圧電体層に、互いに逆向きの電界
が印加されるため、圧電体層全体として同じ向きに伸縮
しようとする。そのため、圧電共振子30全体として
は、基体32の中心部をノードとした長さ振動の基本モ
ードが励振される。この圧電共振子30では、活性部4
8の分極方向,電界方向および圧電共振子30の振動方
向が一致する。つまり、この圧電共振子30は、圧電縦
効果を利用した共振子となる。このような圧電縦効果を
利用した圧電共振子30は、分極方向および電界方向と
振動方向とが異なる圧電横効果を利用した圧電共振子に
比べて、電気機械結合係数が大きい。そのため、この圧
電共振子30では、圧電横効果を利用した圧電共振子に
比べて、共振周波数と***振周波数との差ΔFが大き
い。したがって、この圧電共振子30では、帯域幅の大
きい特性を得ることができる。
【0019】基板12上には、このような構造の圧電共
振子30a,30b,30c,30dが取り付けられ
る。このとき、図6に示すように、ランド14bおよび
ランド16bには、第1の直列用圧電共振子30aの支
持部材46が接続される。また、ランド16bおよびラ
ンド18bには、第1の並列用圧電共振子30bの支持
部材46が接続される。さらに、ランド18bおよびラ
ンド20bには、第2の並列用圧電共振子30cの支持
部材46が接続される。また、ランド20bおよびラン
ド22bには、第2の直列用圧電共振子30dの支持部
材46が接続される。
【0020】この電子部品10は、図7に示すような等
価回路を有する。つまり、入力端子として用いられる端
子14aと出力端子として用いられる端子20aとの間
に、第1の直列用圧電共振子30aと第2の直列用圧電
共振子30dが接続される。そして、第1の直列用圧電
共振子30aの出力端とグランド端子として用いられる
端子18aとの間に、第1の並列用圧電共振子30bが
接続される。さらに、第2の直列用圧電共振子30dの
出力端と端子18aとの間に、第2の並列用圧電共振子
30cが接続される。また、第2の直列用圧電共振子3
0dの入力側に、切断部24が形成されている。このよ
うな回路を得るための圧電共振子30a〜30dの配置
として、図6に示すように、第1の直列用圧電共振子3
0a、第1の並列用圧電共振子30b、第2の並列用圧
電共振子30c、第2の直列用圧電共振子30dの順に
並べることにより、ランド16b,18b,20bなど
を2つの圧電共振子で共有することができ、隣接する圧
電共振子間において、接着用の導電性樹脂のはみ出しに
よる短絡を考慮する必要がない。そのため、圧電共振子
間の間隔を狭くすることができ、電子部品10の小型化
を図ることができる。
【0021】このような電子部品10において、所望の
特性が得られるように、各圧電共振子30a〜30dの
周波数を調整する必要がある。この場合、図8に示すよ
うに、各圧電共振子30a〜30dの周波数が、インピ
ーダンスアナライザ60によって測定される。このと
き、第1の直列用圧電共振子30aの周波数を測定する
ために、端子14aと端子16aにプローブ62が接触
させられる。また、第1の並列用圧電共振子30bの周
波数を測定するために、端子16aと端子18aにプロ
ーブ62が接触させられる。さらに、第2の並列用圧電
共振子30cの周波数を測定するために、端子18aと
端子20aにプローブ62が接触させられる。また、第
2の直列用圧電共振子30dの周波数を測定するため
に、端子20aと端子22aにプローブ62が接触させ
られる。
【0022】そして、測定した周波数に基づいて、各圧
電共振子30a〜30dの周波数が調整される。周波数
の調整方法としては、たとえばインクジェットプリンタ
64によって、各圧電共振子30a〜30dの基体32
上に、インク66が付与される。この場合、基体32の
両端付近にインク66を付与することにより、基体32
の両端部の質量を大きくすることができ、圧電共振子3
0a〜30dの共振周波数および***振周波数を下げる
ことができる。このとき、インクジェットプリンタ64
を用いれば、インク66の塗布回数を調整することによ
り、インク66の塗布量を調整することができる。した
がって、インクジェットプリンタ64によるインク66
の塗布回数によって、圧電共振子30a〜30dの周波
数を微妙に調整することができる。しかも、インクジェ
ットプリンタ64によれば、非接触でインク66を基体
32に塗布することができ、基体32に応力や摩擦熱な
どが加わらず、これらによる圧電共振子30a〜30d
への悪影響を防ぐことができる。
【0023】このようにして、圧電共振子30a〜30
dの周波数が調整されたのち、図9に示すように、導電
性接着剤などの導電部材70によって、第2の配線用電
極16と第5の配線用電極22との間の切断部24が接
続される。さらに、切断部24が接続されたのち、図1
に示すように、基板12上に金属キャップ72が被せら
れる。このようにして、圧電共振子30を用いた電子部
品10が形成される。なお、このとき、金属キャップ7
2は、各配線用電極とは電気的に絶縁されるように、基
板12上に配置される。もっとも、グランド用の配線用
電極と電気的に接続させることで、シールド効果を高め
ることもできる。
【0024】この電子部品10では、基板12上に圧電
共振子30a〜30dを実装し、そののちに各圧電共振
子30a〜30dの周波数調整を行っているため、周波
数調整後における圧電共振子30a〜30dの周波数変
化を防止することができる。これは、切断部24を形成
することにより、3つの圧電共振子30b〜30dで形
成される閉回路を切断し、それぞれの圧電共振子30a
〜30dの周波数を基板12に実装した状態で測定でき
るからである。そして、導電部材70で切断部24を接
続することにより、最終的に必要な回路を得ることがで
きる。そのため、電子部品10に用いられる圧電共振子
30a〜30dは所定の周波数を有し、電子部品10と
して所望の特性を得ることができる。
【0025】なお、図10に示すように、基板12の端
部から、第1の直列用圧電共振子30a,第2の直列用
圧電共振子30d,第2の並列用圧電共振子30c,第
1の並列用圧電共振子30bの順となるように、各圧電
共振子30a〜30dを配置してもよい。このような配
置とすれば、各配線用電極14〜22の配置が図3と同
様であっても、図11に示すような等価回路を得ること
ができる。つまり、この電子部品10では、第1の並列
用圧電共振子30bの入力側に切断部24が形成され
る。なお、図10に示す圧電部品10では、端子18a
が出力端子として用いられ、端子20aがグランド端子
として用いられる。
【0026】このような構成であっても、各端子14
a,16a,18a,20a,22aにインピーダンス
アナライザ60のプローブ62を接触させることによ
り、個々の圧電共振子30a〜30dの周波数を測定す
ることができる。したがって、基板12に圧電共振子3
0a〜30dを実装したのちに、それらの周波数を所定
の値となるように調整することができる。そして、圧電
共振子30a〜30dの周波数を調整したのちに切断部
24を接続することにより、所望の特性を有する電子部
品10を得ることができる。
【0027】また、図12に示すように、3つの圧電共
振子を用いて、π型のフィルタとすることもできる。こ
の場合、図6に示す電子部品の構造のうち、第2の配線
用電極〜第5の配線用電極に相当する第1〜第4の配線
用電極80,82,84,86が形成される。そして、
これらの配線用電極80〜86に端子80a,82a,
84a,86aが形成されるとともに、ランド80b,
82b,84b,86bが形成される。さらに、図6の
第2の直列用圧電共振子30dに相当する第1の直列用
圧電共振子30eと、図6の第1および第2の並列用圧
電共振子30b,30cに相当する第1および第2の並
列用圧電共振子30f,30gとが配置される。そし
て、第1の配線用電極80の端子80aが入力端子とし
て用いられ、第2の配線用電極82の端子82aがグラ
ンド端子として用いられ、第3の配線用電極84の端子
84aが出力端子として用いられる。この電子部品10
は、図13に示すような等価回路を有し、第1の直列用
圧電共振子30eの入力側に、切断部24が形成され
る。
【0028】さらに、図14に示すように、第1の直列
用圧電共振子30e,第2の並列用圧電共振子30g,
第1の並列用圧電共振子30fの順となるように、各圧
電共振子30e〜30gを配置してもよい。この場合、
図15に示すように、第1の並列用圧電共振子30fの
入力端側に、切断部24が形成される。なお、図14に
示す電子部品10では、端子82aが出力端子として用
いられ、端子84aがグランド端子として用いられる。
【0029】このように、3つの圧電共振子30e〜3
0gを用いた電子部品10であっても、これらの圧電共
振子30e〜30gが形成する閉回路に切断部24を形
成することにより、基板12上に実装した状態で圧電共
振子30e〜30gの周波数調整を行うことができる。
したがって、各圧電共振子30e〜30gの周波数調整
を行ったのちに、切断部24を接続することにより、所
望の特性を有する電子部品10を得ることができる。
【0030】なお、圧電共振子30の周波数調整方法と
しては、インクジェットプリンタを用いるほか、図16
に示すように、レーザビームで基体32の端部の一部を
除去してもよい。この場合、基体32の端部の質量が減
少し、圧電共振子30の共振周波数および***振周波数
が上昇する。また、図17に示すように、レーザビーム
で基体32の中央部の一部を除去すれば、基体32の剛
性が小さくなり、圧電共振子30の共振周波数および反
共振周波数を低下させることができる。このように、レ
ーザビームを用いた調整では、圧電共振子30の周波数
調整を高精度で行うことができる。
【0031】レーザビームを用いて圧電共振子30の周
波数調整を行う場合、レーザビームによる熱のために、
基体32の除去部分周辺の分極が消滅し、圧電共振子3
0の特性が劣化する恐れがある。そこで、圧電共振子3
0の振動に寄与しない不活性部50部分の除去を行うこ
とにより、圧電共振子30の特性劣化を防止することが
できる。基体32の中央部を除去する場合、基体32の
中央部に不活性部50を形成しておけば、圧電共振子3
0の特性劣化を防ぐことができる。
【0032】なお、電子部品10としては、全ての回路
素子が圧電共振子である必要はなく、少なくとも1つの
圧電共振子が含まれていればよい。そして、その圧電共
振子が、閉回路の中に含まれている場合に、この発明の
電子部品の製造方法を適用することができる。そして、
この発明の製造方法を利用することにより、電子部品1
0の特性を良好なものにすることができる。
【0033】図18はこの発明にかかるダブルスーパー
ヘテロダイン受信機の一例を示すブロック図である。図
18に示すダブルスーパーヘテロダイン受信機100は
アンテナ102を含む。アンテナ102は入力回路10
4の入力端に接続される。入力回路104は、アンテナ
102と後述の高周波増幅器106とのインピーダンス
整合を行い、希望波を選択する同調回路あるいはバンド
パスフィルタが用いられる。入力回路104の出力端
は、高周波増幅器106の入力端に接続される。高周波
増幅器106は、微弱な電波を低雑音増幅し感度を向上
させ、また、イメージ周波数選択度を改善するためのも
のである。高周波増幅器106の出力端は、第1の周波
数混合器108の入力端に接続される。第1の周波数混
合器108は、希望波と第1の局部発振波とを混合して
和または差の第1の中間周波をつくるためのものであ
る。第1の周波数混合器108の別の入力端には、第1
の局部発振器110の出力端が接続される。第1の局部
発振器110は、第1の中間周波をつくるための第1の
局部発振波を発振するためのものである。第1の周波数
混合器108の出力端は、第1のバンドパスフィルタ1
12の入力端に接続される。第1のバンドパスフィルタ
112は、第1の中間周波を通過するためのものであ
る。第1のバンドパスフィルタ112の出力端は、第2
の周波数混合器114の入力端に接続される。第2の周
波数混合器114は、第1の中間周波と第2の局部発振
波とを混合して和または差の第2の中間周波をつくるた
めのものである。第2の周波数混合器114の別の入力
端には、第2の局部発振器116の出力端が接続され
る。第2の局部発振器116は、第2の中間周波をつく
るための第2の局部発振波を発振するためのものであ
る。第2の周波数混合器114の出力端は、第2のバン
ドパスフィルタ118の入力端に接続される。第2のバ
ンドパスフィルタ118は、第2の中間周波を通過する
ためのものである。第2のバンドパスフィルタ118の
出力端は、中間周波増幅器120の入力端に接続され
る。中間周波増幅器120は、第2の中間周波を増幅す
るためのものである。中間周波増幅器120の出力端
は、検波器122の入力端に接続される。検波器122
は、第2の中間周波から信号波を得るためのものであ
る。検波器122の出力端は、低周波増幅器124の入
力端に接続される。低周波増幅器124は、スピーカを
駆動できるレベルまで信号波を増幅するためのものであ
る。低周波増幅器124の出力端は、スピーカ126に
接続される。
【0034】そして、この発明では、そのダブルスーパ
ーヘテロダイン受信機100において、第1のバンドパ
スフィルタ112および第2のバンドパスフィルタ11
8にそれぞれ上述のラダーフィルタまたはπ型フィルタ
が用いられてもよい。また、この発明では、シングルス
ーパーヘテロダイン受信機において、バンドパスフィル
タに上述のラダーフィルタまたはπ型フィルタが用いら
れてもよい。
【0035】
【発明の効果】この発明によれば、圧電共振子を基板に
実装した状態で、圧電共振子の周波数調整を行うことが
できる。そのため、周波数調整後に周波数変動がなく、
所定の周波数特性を有する圧電共振子を得ることができ
る。このように、正確な周波数特性を有する圧電共振子
を用いることができるため、それを用いた電子部品の特
性を良好なものにすることができる。特に、複数の圧電
共振子を用いたフィルタでは、基板上に圧電共振子を実
装した状態で、各圧電共振子の周波数調整を行うことが
でき、所望の周波数特性を有する小型のフィルタを得る
ことができる。また、圧電共振子の周波数調整方法とし
て、インクジェットプリンタやレーザビームを用いるこ
とにより、高精度の周波数調整を行うことができる。そ
のため、これらの方法を用いることにより、良好な特性
を有する電子部品を得ることができる。さらに、この発
明の製造方法で製造したフィルタは良好な周波数特性を
有しているため、これを通信機器に用いることにより、
高性能の通信機器を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の電子部品の一例を示す斜視図であ
る。
【図2】図1に示す電子部品の内部を示す斜視図であ
る。
【図3】図1に示す電子部品に用いられる基板を示す斜
視図である。
【図4】図1に示す電子部品に用いられる圧電共振子の
一例を示す図解図である。
【図5】図4に示す圧電共振子に用いられる基体に絶縁
膜を形成した状態を示す平面図である。
【図6】図1に示す電子部品の内部を示す平面図解図で
ある。
【図7】図6に示す電子部品の回路図である。
【図8】図1に示す電子部品に用いられる圧電共振子の
周波数調整を行っている状態を示す図解図である。
【図9】図1に示す電子部品に用いられる圧電共振子が
周波数調整されたのちに切断部が接続された状態を示す
斜視図である。
【図10】この発明の他の例を示す平面図解図である。
【図11】図10に示す電子部品の回路図である。
【図12】この発明のさらに他の例を示す平面図解図で
ある。
【図13】図12に示す電子部品の回路図である。
【図14】この発明の別の例を示す平面図解図である。
【図15】図14に示す電子部品の回路図である。
【図16】圧電共振子の周波数調整方法の他の例を示す
斜視図である。
【図17】図16に示す周波数調整方法によって圧電共
振子の基体の中央部を除去した状態を示す斜視図であ
る。
【図18】この発明にかかるダブルスーパーヘテロダイ
ン受信機の一例を示すブロック図である。
【図19】従来の電子部品の一例を示す平面図解図であ
る。
【図20】図19に示す従来の電子部品の回路図であ
る。
【符号の説明】
10 電子部品 12 基板 14 第1の配線用電極 16 第2の配線用電極 18 第3の配線用電極 20 第4の配線用電極 22 第5の配線用電極 24 切断部 30 圧電共振子 30a 第1の直列用圧電共振子 30b 第1の並列用圧電共振子 30c 第2の並列用圧電共振子 30d 第2の直列用圧電共振子 60 インピーダンスアナライザ 62 プローブ 64 インクジェットプリンタ 66 インク 70 導電部材 72 金属キャップ 80 第1の配線用電極 82 第2の配線用電極 84 第3の配線用電極 86 第4の配線用電極 30e 第1の直列用圧電共振子 30f 第1の並列用圧電共振子 30g 第2の並列用圧電共振子 100 ダブルスーパーヘテロダイン受信機 102 アンテナ 104 入力回路 106 高周波増幅器 108 第1の周波数混合器 110 第1の局部発振器 112 第1のバンドパスフィルタ 114 第2の周波数混合器 116 第2の局部発振器 118 第2のバンドパスフィルタ 120 中間周波増幅器 122 検波器 124 低周波増幅器 126 スピーカ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西村 俊雄 京都府長岡京市天神二丁目26番10号 株式 会社村田製作所内 (72)発明者 角田 龍則 京都府長岡京市天神二丁目26番10号 株式 会社村田製作所内 (72)発明者 亀田 英太郎 京都府長岡京市天神二丁目26番10号 株式 会社村田製作所内 (72)発明者 水口 隆史 京都府長岡京市天神二丁目26番10号 株式 会社村田製作所内 Fターム(参考) 5J108 AA02 AA07 BB04 CC01 CC09 CC13 DD06 EE03 EE06 EE13 FF06 GG03 GG15 HH04 KK06 NA02 NB05

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1つの圧電共振子を含む複数
    の回路素子、 前記回路素子を保持するための基板、および複数の前記
    回路素子を接続するために前記基板上に形成される配線
    用電極を含み、 前記圧電共振子を含む前記回路素子が形成する閉回路を
    含む電子部品の製造方法であって、 前記閉回路を形成する前記配線用電極の一部に予め切断
    部が形成され、前記回路素子を基板に実装したのち前記
    圧電共振子の周波数が調整され、前記圧電共振子の周波
    数が調整されたのちに前記切断部が導電部材で接続され
    る、電子部品の製造方法。
  2. 【請求項2】 複数の前記回路素子として4つの圧電共
    振子を用いて、入力端と出力端との間において第1の直
    列用圧電共振子、第1の並列用圧電共振子、第2の直列
    用圧電共振子および第2の並列用圧電共振子を梯子型に
    接続してラダーフィルタとした電子部品の製造方法であ
    って、 前記基板上に前記第1の直列用圧電共振子、前記第1の
    並列用圧電共振子、前記第2の並列用圧電共振子、前記
    第2の直列用圧電共振子の順に配置した電子部品におい
    て、前記切断部は前記第2の直列用圧電共振子の入力側
    に形成された、請求項1に記載の電子部品の製造方法。
  3. 【請求項3】 複数の前記回路素子として4つの圧電共
    振子を用いて、入力端と出力端との間において第1の直
    列用圧電共振子、第1の並列用圧電共振子、第2の直列
    用圧電共振子および第2の並列用圧電共振子を梯子型に
    接続してラダーフィルタとした電子部品の製造方法であ
    って、 前記基板上に前記第1の直列用圧電共振子、前記第2の
    直列用圧電共振子、前記第2の並列用圧電共振子、前記
    第1の並列用圧電共振子の順に配置した電子部品におい
    て、前記切断部は前記第1の並列用圧電共振子の入力側
    に形成された、請求項1に記載の電子部品の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記圧電共振子は、複数の圧電体と電極
    とを長手方向に積層した基体を含み、前記圧電体は前記
    基体の長手方向に分極されるとともに、前記基体の長手
    方向に電界を加えて、前記基体に長さ振動モードの基本
    振動を励振する、請求項1ないし請求項3のいずれかに
    記載の電子部品の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記圧電共振子は、インクジェットプリ
    ンタによってインクを塗布することにより質量を付加し
    て周波数が調整される、請求項1ないし請求項4のいず
    れかに記載の電子部品の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記圧電共振子は、レーザビームによっ
    てその一部を除去することにより周波数が調整される、
    請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の電子部品の
    製造方法。
  7. 【請求項7】 バンドパスフィルタを有する通信機器で
    あって、請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の電
    子部品が前記バンドパスフィルタに用いられた、通信機
    器。
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