JP2000113191A - パターン検査装置 - Google Patents

パターン検査装置

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JP2000113191A
JP2000113191A JP10285358A JP28535898A JP2000113191A JP 2000113191 A JP2000113191 A JP 2000113191A JP 10285358 A JP10285358 A JP 10285358A JP 28535898 A JP28535898 A JP 28535898A JP 2000113191 A JP2000113191 A JP 2000113191A
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JP
Japan
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pattern
inspection work
base film
inspection
bubbles
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JP10285358A
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English (en)
Inventor
Shinichi Hattori
新一 服部
Seiji Hakoishi
清治 箱石
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Nippon Avionics Co Ltd
Original Assignee
Nippon Avionics Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ベースフィルムの気泡をパターンの欠陥と誤
認識することのないパターン検査装置を提供する。 【解決手段】 検査ワーク1は、ベースフィルム上に導
体パターンが形成されたFPCあるいはTABテープで
ある。光源5による直接照射と共に、反射板6a,6b
による斜方照射によって検査ワーク1を照らす。斜方照
射により、検査ワーク1のベースフィルム中の気泡のエ
ッジ部をかすめてベースフィルムを透過する光量を増や
すことができ、気泡のエッジ部における陰の発生を減少
させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ベースフィルム上
に形成されたパターンを検査するパターン検査装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、電子機器の小型化要求に適したプ
リント配線板として、フレキシブルプリント配線板(Fl
exible Printed Circuit、以下、FPCとする)が知ら
れている。FPCは、柔軟で薄いポリイミド製のベース
フィルム上に回路パターンを形成したものである。一
方、IC、LSIの多ピン化要求に適した実装技術とし
て、TAB(Tape Automated Bonding)法が知られてい
る。TAB法は、ポリイミド製のベースフィルム(TA
Bテープ)上に形成された銅箔パターンをICチップの
電極に接合して外部リードとするものである。
【0003】このようなベースフィルムでは、パターン
形成後に顕微鏡を用いて人間により目視でパターンの検
査が行われる。ところが、微細なパターンを目視で検査
するには、熟練を要すると共に、目を酷使するという問
題点があった。そこで、目視検査に代わるものとして、
ベースフィルムに形成されたパターンをTVカメラで撮
像して自動的に検査するパターン検査装置が提案されて
いる(例えば、特開平6−341960号公報)。
【0004】図4は従来のパターン検査装置のブロック
図である。カメラ32によって撮像された検査ワーク1
の濃淡画像は、A/D変換器33でディジタル化され、
ディジタル化された画像データは、2値化処理回路34
によって2値化処理されて2値画像のデータに変換され
る。そして、この2値画像データが図示しない判定手段
によって基準となるマスタパターンデータと比較される
ことにより、パターン検査が実施される。
【0005】図5は、図4の検査ワーク1の一部を拡大
した断面図である。図4のパターン検査装置では、検査
ワーク1の下方に光源31を設置して検査ワーク1の裏
面を照らしている。これにより、下方からの照明光に対
して光透過性を有するベースフィルム21が「明」、下
方からの照明光を遮断する導体パターン22が「暗」と
なる図6の濃度ヒストグラムで示すような濃淡画像がカ
メラ32で得られるので、2値化処理回路34は、図6
の濃度ヒストグラムの2峰の谷点aをしきい値として2
値化処理を実施する。
【0006】ところが、図5に示すように、ベースフィ
ルム21に気泡23が存在すると、気泡23のエッジ部
において照明光の乱反射が発生する。このような乱反射
が発生した部分では、ベースフィルム21を透過する光
量が低下するので、気泡23のエッジ部が導体パターン
22と同様に暗くなる。すなわち、気泡23のエッジ部
は、図6の濃度ヒストグラム上で本来、パターンである
べき峰に含まれる。したがって、このような濃淡画像デ
ータを2値化処理すると、気泡23のエッジ部がパター
ンとして認識される(つまり、ベースフィルムを示す値
に変換されるべき部分が導体パターンを示す値に変換さ
れる)。その結果、気泡23のエッジ部は、パターンの
短絡や突起等の欠陥として検出される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上のように従来のパ
ターン検査装置では、ベースフィルムに気泡が存在する
と、この気泡をパターンの欠陥と誤認識してしまうとい
う問題点があった。本発明は、上記課題を解決するため
になされたもので、ベースフィルムの気泡をパターンの
欠陥と誤認識することのないパターン検査装置を提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、請求項1に記
載のように、検査ワークの裏面を照らす照明手段と、こ
の照明手段からの光を反射して、反射光を上記検査ワー
クの裏面に対して斜方照射する反射手段と、検査ワーク
を挟んで照明手段と対向するように配置された、検査ワ
ークのパターン形成面を撮像する撮像手段とを有し、上
記照明手段による直接照射と共に、上記反射手段による
斜方照射によって検査ワークを照らすようにしたもので
ある。このように、照明手段による直接照射と共に、反
射手段による斜方照射によって検査ワークを照らすこと
により、気泡のエッジ部をかすめてベースフィルムを透
過し撮像手段に入射する光量を増やすことができる。こ
れにより、気泡のエッジ部で乱反射が発生したとして
も、気泡のエッジ部における陰の発生を減少させること
ができるので、撮像手段で撮像した濃淡画像を2値化処
理する際に、気泡のエッジ部をパターンとして誤認識す
ることがなくなり、マスタパターンとの照合の際に、気
泡をパターンの欠陥として検出することがなくなる。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明の実施
の形態となるパターン検査装置のブロック図である。本
実施の形態のパターン検査装置は、検査ワーク1を載せ
るためのベースガラス2と、検査ワーク1を上から押さ
えるワーク押さえガラス3と、ベースガラス2を支持す
るX−Yテーブル4と、検査ワーク1の裏面を照らす蛍
光灯などの光源5と、光源5からの光を反射して、反射
光を検査ワーク1の裏面に対して斜方照射する反射板6
a,6bと、検査ワーク1のパターン形成面を撮像する
カメラ7と、検査の基準となるマスタパターンとカメラ
7で撮像した被測定パターンとを比較することにより、
被測定パターンを検査する画像処理装置8と、検査結果
を表示するための表示装置9とから構成されている。
【0010】次に、本実施の形態のパターン検査装置の
動作を説明する。検査ワーク1としては、ポリイミド等
からなるベースフィルム上に導体パターンが形成された
FPCあるいはTABテープがある。このような柔軟構
造の検査ワーク1に対する透過照明を可能にするため
に、検査ワーク1を載せるベースガラス2を設けると共
に、ワーク押さえガラス3によって検査ワーク1を上か
ら押さえ、X−Yテーブル4によってベースガラス2を
支持する構成としている。X−Yテーブル4としては、
例えばベースガラス2の両端を支える2本のガイドレー
ル状のテーブルが使用されている。
【0011】光源5から発せられた光は、検査ワーク1
に直接照射されると共に、反射板6a,6bによって反
射されて、この反射光が検査ワーク1に照射される。カ
メラ7は、上方から検査ワーク1のパターン形成面を撮
像する。
【0012】画像処理装置8内のA/D変換器10は、
カメラ7によって撮像された検査ワーク1の濃淡画像を
ディジタル化する。ディジタル化された画像データは、
2値化処理回路11によって2値化処理されて2値画像
のデータに変換される。そして、この2値画像データが
比較回路12によって基準となるマスタパターンのデー
タと比較されることにより、検査が実施され、検査結果
が表示装置9の画面に表示される。
【0013】図2は、図1の検査ワーク1の一部を拡大
した断面図である。検査ワーク1を光源5と反射板6
a,6bによって下方から照らすことにより、下方から
の照明光に対して光透過性を有するベースフィルム21
が「明」、下方からの照明光を遮断する導体パターン2
2が「暗」となる図6の濃度ヒストグラムで示すような
濃淡画像がカメラ7で得られるので、図6の濃度ヒスト
グラムの2峰の谷点aをしきい値として2値化処理を実
施すれば、2値画像を得ることができる。
【0014】そして、本実施の形態では、検査ワーク1
と光源5の間に反射板6a,6bを設置し、ベースフィ
ルム21に対して斜め方向から光を照射することによ
り、気泡23のエッジ部をかすめて通る透過光量を増や
すことができる。これにより、気泡23のエッジ部で乱
反射が発生したとしても、気泡23のエッジ部における
陰の発生を減少させることができる。
【0015】なお、本発明の最良の実施の形態として
は、図3に示すように、反射板6a,6bの反射面を凹
面とし、光源5からの光をベースフィルム21に集光す
るように配置することが望ましい。
【0016】また、本実施の形態のパターン検査装置で
は、μmオーダーの検査精度に対応した高分解能が必要
とされる。検査ワーク1上の所定の検査範囲を取り込む
には2次元のエリアカメラでは分解能が不足するので、
カメラ7にはラインセンサカメラが使用される。
【0017】よって、ラインセンサカメラ7の画素が例
えばX方向(図1の紙面と垂直な方向)に沿って並んで
いるとすれば、X−Yテーブル4あるいはカメラ7の何
れかをY方向に移動させることで、2次元の濃淡画像を
取り込むことができる。ここで、光源5と反射板6a,
6bによる照明の照射幅は、最大で10mm程度であ
る。したがって、カメラ7をY方向に移動させる場合に
は、それに伴って光源5と反射板6a,6bもY方向に
移動させる必要がある。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、照明手段による直接照
射と共に、反射手段による斜方照射によって検査ワーク
を照らすことにより、気泡のエッジ部をかすめてベース
フィルムを透過し撮像手段に入射する光量を増やすこと
ができる。これにより、気泡のエッジ部で乱反射が発生
したとしても、気泡のエッジ部における陰の発生を減少
させることができるので、撮像手段で撮像した濃淡画像
を2値化処理する際に、気泡のエッジ部をパターンとし
て誤認識することがなくなり、マスタパターンとの照合
の際に、気泡をパターンの欠陥として検出することがな
くなる。また、照明を複数台追加すれば、本発明と同様
の効果が得られるが、この場合には取り付けスペースが
増大する。本発明によれば、照明を複数台使用する場合
よりも省スペース化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態となるパターン検査装置
のブロック図である。
【図2】 図1の検査ワークの一部を拡大した断面図で
ある。
【図3】 反射板の構成を示す図である。
【図4】 従来のパターン検査装置のブロック図であ
る。
【図5】 図4の検査ワークの一部を拡大した断面図で
ある。
【図6】 カメラによって撮像された濃淡画像の濃度ヒ
ストグラムの一例を示す図である。
【符号の説明】
1…検査ワーク、2…ベースガラス、3…ワーク押さえ
ガラス、4…X−Yテーブル、5…光源、6a、6b…
反射板、7…カメラ、8…画像処理装置、9…表示装
置、10…A/D変換器、11…2値化処理回路、12
…比較回路、21…ベースフィルム、22…導体パター
ン、23…気泡。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2G051 AA65 AB11 AB14 AB20 BA20 CA03 CA04 DA07 EA11 EA12 EB01 EB02 EC02 FA10 5B047 AA12 AB02 BA02 BC11 DB06 DC04 5B057 AA03 BA02 BA19 CA02 CA08 CA12 CA16 CC01 CE12

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベースフィルム上にパターンが形成され
    た検査ワークを撮像し、前記パターンを検査するパター
    ン検査装置において、 検査ワークの裏面を照らす照明手段と、 この照明手段からの光を反射して、反射光を前記検査ワ
    ークの裏面に対して斜方照射する反射手段と、 検査ワークを挟んで照明手段と対向するように配置され
    た、検査ワークのパターン形成面を撮像する撮像手段と
    を有し、 前記照明手段による直接照射と共に、前記反射手段によ
    る斜方照射によって検査ワークを照らすことを特徴とす
    るパターン検査装置。
JP10285358A 1998-10-07 1998-10-07 パターン検査装置 Pending JP2000113191A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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