JP2000112312A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2000112312A
JP2000112312A JP10278034A JP27803498A JP2000112312A JP 2000112312 A JP2000112312 A JP 2000112312A JP 10278034 A JP10278034 A JP 10278034A JP 27803498 A JP27803498 A JP 27803498A JP 2000112312 A JP2000112312 A JP 2000112312A
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丈史 普輪崎
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正吾 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 どのような種類の紙粉であっても確実に除去
することのできる画像形成装置を提供すること。 【解決手段】 ケース81内に取り付けられた支持部材
82によってブラシ83を支持し、主に紙粉のパルプ繊
維を除去する第1紙粉除去装置80を、転写ローラと感
光ドラム20の対向する転写位置よりも感光ドラム20
の回転方向下流側に設け、ブラシ83を感光ドラム20
に接触させる。また、当該接触位置よりも、感光ドラム
20の回転方向下流側には、現像装置50のケース51
に取り付けた支持部材91によって、スポンジ93で裏
打ちした不織布92を支持し、主に紙粉のタルクを除去
する第2紙粉除去装置90を設け、不織布92を感光ド
ラム20への接触圧が略ゼロとなるように接触させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トナー像を転写材
への転写位置まで担持搬送する感光体又は中間転写体に
接触し、感光体又は中間転写体上の紙粉を除去する紙粉
除去手段を備えた画像形成装置の技術分野に属するもの
である。
【0002】
【従来の技術】感光体あるいは中間転写体上のトナー像
を紙に転写して画像を形成する電子写真方式の画像形成
装置において、感光体あるいは中間転写体上の転写残ト
ナーをブレード等で掻き取らずに、現像器で回収して再
使用するという所謂クリーナーレス現像という方式があ
る。このような方式では、紙から出る紙粉も現像器によ
って回収され、その紙粉が下地等に現像されてしまうと
いう印字不良が発生した。
【0003】そこで、転写手段と現像器の間に回転式あ
るいは固定式のブラシや不織布等を備えた紙粉除去手段
を設けるという方法が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の紙粉除去手段では、全ての紙粉を除去することは非
常に困難であった。
【0005】例えば、ブラシを用いた場合には、紙粉に
含まれる比較的大き目のパルプ繊維については良好に除
去することができるが、タルク等の填料は比較的取り難
いという問題があった。
【0006】一方、不織布を用いた場合には、パルプ繊
維についても、また、タルクについても良好に除去する
ことができるが、除去した紙粉を保持してしまうので、
例えば感光ドラム表面と不織布との接触部に溜まったタ
ルクによって感光ドラムの表面にタルクのフィルミング
が発生してしまうという問題があった。
【0007】このようなフィルミングを防止するために
は、極力柔らかい材質の不織布を、極めて低い接触圧に
より接触させることが考えられるが、この手法では、タ
ルクと同時に、不織布に比べて硬いパルプ繊維が不織布
に捕捉されて蓄積されることによって、接触圧を低くし
た効果が無くなり、タルクによるフィルミングが発生し
たり、パルプ繊維によって感光ドラム表面を損傷させる
という問題があった。
【0008】本発明は、このような問題点に鑑み、どの
ような種類の紙粉であっても確実に除去することのでき
る画像形成装置を提供することを課題としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の画像形
成装置は、前記課題を解決するために、感光体上に形成
した静電潜像を、現像剤により現像して可視像を形成
し、該可視像を可視像担持体により転写位置に搬送し、
該可視像担持体から転写媒体に該可視像を転写すること
によって画像を形成する画像形成装置であって、前記転
写位置よりも前記可視像担持体の回転方向下流側にて前
記可視像担持体に接触し、主として紙粉の繊維成分を除
去する第1の紙粉除去手段と、前記第1の紙粉除去手段
の前記可視像担持体に対する接触位置よりも前記可視像
担持体の回転方向下流側にて前記可視像担持体に接触
し、主として紙粉の填料成分を除去する第2の紙粉除去
手段とを備えたことを特徴とする。
【0010】請求項1に記載の画像形成装置によれば、
可視像担持体上に担持された可視像は、転写位置におい
て転写媒体に転写され、この時、転写媒体の紙粉が可視
像担持体上に付着するが、転写位置よりも可視像担持体
の回転方向下流側には、第1の紙粉除去手段が可視像担
持体に接触しているので、主として紙粉の繊維成分が当
該第1の紙粉除去手段によって除去される。また、当該
第1の紙粉除去手段の可視像担持体に対する接触位置よ
りも、可視像担持体の回転方向下流側には、第2の紙粉
除去手段が可視像担持体に接触している。従って、当該
第2の紙粉除去手段の可視像担持体との接触位置には、
繊維成分を含まない紙粉が搬送され、当該接触位置に紙
粉の繊維成分が蓄積されることがない。その結果、蓄積
された繊維成分による紙粉の填料成分のフィルミングを
発生させることなく、当該第2の紙粉除去手段により、
紙粉の填料成分が確実に除去される。以上のように、本
発明によれば、紙粉の繊維成分と填料成分の双方が確実
に除去されることになる。
【0011】請求項2に記載の画像形成装置は、前記課
題を解決するために、感光体上に形成した静電潜像を、
現像剤により現像して可視像を形成し、該可視像を可視
像担持体により転写位置に搬送し、該可視像担持体から
転写媒体に該可視像を転写することによって画像を形成
する画像形成装置であって、前記転写位置よりも前記可
視像担持体の回転方向下流側にて前記可視像担持体に接
触するブラシ部材を含む第1の紙粉除去手段と、前記第
1の紙粉除去手段の前記可視像担持体に対する接触位置
よりも前記可視像担持体の回転方向下流側にて前記可視
像担持体に接触する不織布、織物、あるいは編物からな
る繊維部材を含む第2の紙粉除去手段とを備えたことを
特徴とする。
【0012】請求項2に記載の画像形成装置によれば、
可視像担持体上に担持された可視像は、転写位置におい
て転写媒体に転写され、この時、転写媒体の紙粉が可視
像担持体上に付着するが、転写位置よりも可視像担持体
の回転方向下流側には、ブラシ部材を含む第1の紙粉除
去手段が可視像担持体に接触しているので、主として紙
粉の繊維成分が当該第1の紙粉除去手段のブラシ部材に
よって除去される。また、当該第1の紙粉除去手段の可
視像担持体に対する接触位置よりも、可視像担持体の回
転方向下流側には、不織布、織物、あるいは編物からな
る繊維部材を含む第2の紙粉除去手段が可視像担持体に
接触している。従って、当該第2の紙粉除去手段の可視
像担持体との接触位置には、繊維成分を含まない紙粉が
搬送され、当該接触位置に紙粉の繊維成分が蓄積される
ことがない。その結果、蓄積された繊維成分による紙粉
の填料成分のフィルミングを発生させることなく、当該
第2の紙粉除去手段の前記繊維部材により、紙粉の填料
成分が確実に除去される。以上のように、本発明によれ
ば、紙粉の繊維成分と填料成分の双方が確実に除去され
ることになる。
【0013】請求項3に記載の画像形成装置は、前記課
題を解決するために、請求項2に記載の画像形成装置に
おいて、前記第1の紙粉除去手段は、ローラ状のブラシ
部材を含むことを特徴とする。
【0014】請求項3に記載の画像形成装置によれば、
転写直後の可視像担持体上に付着した紙粉のうち、前記
第1の紙粉除去手段が含むローラ状のブラシ部材によ
り、繊維成分が除去される。従って、ブラシ部材の可視
像担持体に対する接触箇所は、ローラ状のブラシ部材の
回転に伴って、次々に入れ替わるので、ブラシ部材の紙
粉掻き取り力がより一層向上し、第2の紙粉除去手段と
可視像担持体との接触位置に紙粉の繊維成分を蓄積させ
ることがない。
【0015】請求項4に記載の画像形成装置は、前記課
題を解決するために、請求項2に記載の画像形成装置に
おいて、前記第1の紙粉除去手段は、開口部を有する紙
粉収容部材と、該紙粉収容部材に固定的に取り付けられ
たブラシ部材とを含み、前記紙粉収容部材の前記開口部
は、前記ブラシ部材により除去されて重力により落下す
る紙粉を前記紙粉収容部材内部に案内する位置及び大き
さに形成されていることを特徴とする。
【0016】請求項4に記載の画像形成装置によれば、
前記第1の紙粉除去手段の紙粉収容部材に固定的に取り
付けられたブラシ部材により、可視像担持体から除去さ
れた紙粉は、重力により落下し、紙粉収容部材の開口部
から紙粉収容部材内部に案内され、収容される。従っ
て、ブラシ部材と可視像担持体の接触部に紙粉が蓄積さ
れることがなく、かつ、画像形成装置内部を紙粉で汚す
こともない。
【0017】請求項5に記載の画像形成装置は、前記課
題を解決するために、請求項1乃至請求項4の何れか一
項に記載の画像形成装置において、前記現像装置は、画
像形成装置に対して着脱自在であり、前記第2の紙粉除
去手段は、該着脱自在な現像装置に取り付けられている
ことを特徴する。
【0018】請求項5に記載の画像形成装置によれば、
現像剤の残量の減少等により画像の劣化が発生した場合
には、現像装置を画像形成装置から取り外し、新たな現
像装置を装着することにより、良好な画像を形成するこ
とができるが、この現像装置の交換の際においては、現
像装置に取り付けられた第2の紙粉除去手段も同時に交
換されることになる。従って、主として紙粉の填料成分
を除去する第2の紙粉除去手段と可視像担持体の接触部
に紙粉が蓄積した場合でも、この蓄積した紙粉による可
視像担持体の損傷あるいはフィルミングの発生を防ぐこ
とができる。
【0019】請求項6に記載の画像形成装置は、前記課
題を解決するために、請求項1乃至請求項5の何れか一
項に記載の画像形成装置において、転写残現像剤を、前
記現像装置で回収し、再び現像に供するクリーナレス現
像方式を用いたことを特徴とする。
【0020】請求項6に記載の画像形成装置によれば、
転写工程後に可視像担持体に残留する転写残現像剤は、
前記現像装置で回収され、再び現像に供されるクリーナ
レス現像方式が用いられるが、上述したように、可視像
担持体上の紙粉は、繊維成分及び填料成分の何れもが確
実に除去されるので、これらの紙粉が現像装置内に混入
することがなく、これらが原因となる画像不良を確実に
防止することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を添付
図面を参照しながら説明する。
【0022】図1は、本発明の画像形成装置の一実施形
態としてレーザビームプリンタ1の概略構成を示す断面
図である。図1において、レーザビームプリンタ1は、
本体ケース2の底部に、転写媒体としての用紙Pを給紙
するフィーダユニット10を備えている。フィーダユニ
ット10は、用紙押圧板11と、圧縮バネ12と、給紙
ローラ13とを備え、用紙押圧板11と給紙ローラ13
との間に用紙Pを挟持して所定のタイミングで最上位の
用紙Pの供給を行う。
【0023】前記給紙ローラ13よりも矢印Aで示す搬
送方向の下流側には、1対のレジストローラ14及び1
5が回転可能に枢支され、後述する感光ドラム20と転
写ローラ60によって形成される転写位置へ所定のタイ
ミングで用紙Pを搬送する。
【0024】感光体及び可視像担持体としての感光ドラ
ム20は、正帯電性の材料、例えば、正帯電性のポリカ
ーボネイトを主成分とする有機感光体からなる。具体的
には、図2に示すように、感光ドラム20は、例えば、
円筒状でアルミ製の円筒スリーブ21を本体として、そ
の外周部に、ポリカーボネートに光導電性樹脂を分散さ
せた所定厚さ(例えば、約20μm)の光導電層22を
形成した中空状のドラムから構成され、円筒スリーブ2
1を接地した状態で、本体ケース2に回転自在に枢支さ
れる。更に、感光ドラム20は、図示しない駆動手段に
より矢印B方向に回転駆動される。 帯電器30は、例
えば、タングステンなどからなる帯電用ワイヤからコロ
ナ放電を発生させる正帯電用のスコロトロン型の帯電器
から構成される。
【0025】レーザスキャナユニット40は、感光ドラ
ム20上に静電潜像を形成する為のレーザ光Lを発生す
るレーザ発生器(図示せず)、回転駆動されるポリゴン
ミラー(5面体ミラー)41、一対のレンズ42及び4
3、並びに一対の反射ミラー44及び45を含んで構成
されている。
【0026】現像装置50は、ケース51内にトナー収
容室52が形成され、トナー収容室52内には、アジテ
ータ53と、電気絶縁性を有する正帯電性の非磁性1成
分現像剤としてのトナー54が収容される。トナー収容
室52の隣側には、現像を行う現像室55が形成され、
供給ローラ56と現像ローラ57が回転可能に枢支され
る。現像ローラ57上のトナー54は、薄い板状の弾性
を有する層厚規制ブレード58により所定の層厚に規制
され、現像に供される。
【0027】転写ローラ60は、回転自在に枢支され、
シリコンゴムやウレタンゴムなどからなる導電性を有す
る発泡弾性体から構成される。印加される電圧により、
感光ドラム20上のトナー画像を用紙Pに確実に転写す
るように構成されている。
【0028】定着ユニット70は、感光ドラム20より
も矢印Aで示す用紙Pの搬送方向の下流側に設けられ、
加熱用ローラ71と押圧ローラ72を備える。用紙Pの
下面に転写されたトナー画像が加熱されつつ押圧されて
用紙Pに定着される。
【0029】用紙搬送用の1対の搬送ローラ73及び排
紙ローラ74は、定着ユニット70の搬送方向下流側に
夫々設けられており、排紙ローラ74の下流側には排紙
トレイ75が設けられている。
【0030】以上のような本実施形態のレーザビームプ
リンタ1において、感光ドラム20の表面が帯電器30
により一様に帯電され、レーザスキャナユニット40か
ら画像情報に従って変調されたレーザ光Lが照射される
と、感光ドラム20の表面には静電潜像が形成される。
この静電潜像は、現像装置50によってトナー54で可
視像化され、感光ドラム20上に形成された可視像は感
光ドラム20によって転写位置へと搬送される。転写位
置においては、フィーダユニット10及びレジストロー
ラ14及び15を介して用紙Pが供給され、前記可視像
は転写ローラ60によって印加される転写バイアスによ
り、用紙Pに転写される。なお、転写後に感光ドラム2
0上に残ったトナーは、現像装置50に回収され、再び
現像に供される。このように、本実施形態のレーザビー
ムプリンタ1は、いわゆるクリーナーレス現像方式を採
用している。次に、用紙Pは定着ユニット70に搬送さ
れ、定着ユニット70の加熱用ローラ71と押圧ローラ
72によって挟持搬送され、用紙P上の可視像は加圧及
び加熱され、用紙P上に定着される。そして、用紙Pは
一対の搬送ローラ73及び排紙ローラ74によりレーザ
ビームプリンタ1上部の排紙トレイ75外に排出され、
画像形成動作が終了する。
【0031】このように、本実施形態のレーザビームプ
リンタ1においては、感光ドラム20の表面が直接用紙
Pと接触するため、感光ドラム20の表面に紙粉が付着
し易く、もし、この紙粉が感光ドラム20上に残ったト
ナーと共に現像装置50に回収されてしまうと、画像不
良を起こす原因になることが考えられる。
【0032】ここで、紙粉について詳しく説明する。紙
粉には、紙の主原料たるパルプ繊維(広葉樹や針葉樹か
ら抽出したセルロース)以外に、紙を不透明にしたり白
くしたりする填料、インクのにじみ防止のための内添サ
イズ剤、及びサイズ剤をパルプ繊維に吸着させる内添サ
イズ定着剤等が含まれている。また、上述した酸性紙に
は主として、填料にタルクやクレイ、内添サイズ剤にロ
ジンサイズ剤、内添サイズ定着剤に硫酸バンド(硫酸ア
ルミニウム)が使用されている。
【0033】この中で、電子写真プロセスに特に悪影響
を与える物質は、パルプ繊維と填料のタルクである。パ
ルプ繊維は、非磁性1成分現像剤を用いる現像装置に混
入すると、層厚規制ブレードと現像ローラの間に挟まっ
て、層厚規制ブレードや現像ローラに損傷を与えること
がある。更に、パルプ繊維が、パルプ繊維にまとわりつ
いたトナーと一緒に層厚規制ブレードを通過して用紙P
上に付着し、そのまま定着工程を経て排出されてしまう
と、特に白ベタ部分に付着した場合には目立つゴミとし
て肉眼で認識されることになる。また、タルクは、かな
り強い負帯電性の物質で、正帯電トナーを使用したプロ
セスにおいては、現像装置に混入すると、トナーの帯電
量を低下させて印字カブリの原因となる。更に、負帯電
トナーを使用したプロセスにおいても、同様に印字カブ
リの原因になるか、あるいはカブリとまではいかなくて
も、トナーの帯電量が高くなり過ぎて、画像濃度の低下
を引き起こすことがある。
【0034】このような紙粉を除去するために、従来か
ら回転式または固定式のブラシを感光ドラムに接触させ
たり、あるいは不織布等からなるパッドを感光ドラムに
接触させた装置が提案されているが、何れの方式によっ
ても、パルプ繊維とタルクの双方による印字不良を確実
に防止することはできなかった。
【0035】つまり、回転式または固定式のブラシを用
いた場合には、紙粉に含まれている比較的大きめのパル
プ繊維を除去することはできるが、タルク等の填料につ
いては十分に除去することはできなかった。一方、不織
布を用いた場合には、パルプ繊維とタルクの双方を除去
することができるが、除去した紙粉を保持してしまうた
め、不織布と感光ドラムの接触部に溜まったタルクによ
って感光ドラムの表面にフィルミングを生じさせてしま
うという問題があった。更に、このようなフィルミング
を防止させるために、不織布の感光ドラムに対する接触
圧を低減させることも考えられたが、不織布に比べて硬
いパルプ繊維が不織布に保持されると、パルプ繊維によ
って感光ドラム表面が損傷されるだけでなく、蓄積され
たパルプ繊維によってタルクが感光ドラムに強く押し当
てられ、結局フィルミングが発生するという問題があっ
た。フィルミングが発生すると、感光ドラム表面の露光
前の帯電電位や露光後の電位が変化して適切な画像形成
が行えなかったり、あるいはトナーの離型性が悪くなっ
て転写不良の原因になることがあった。
【0036】そこで、本実施形態においては、以上のよ
うな問題を解決するために、図1に示すように、主にパ
ルプ繊維の除去を目的とした第1の紙粉除去手段として
の第1紙粉除去装置80と、主にタルク等の填料の除去
を目的とした第2の紙粉除去手段としての第2紙粉除去
装置90との2種類の紙粉除去装置を用い、第1紙粉除
去装置80を感光ドラム20と転写ローラ60が対向す
る転写位置によりも感光ドラム20の回転方向下流位置
に配置し、第2紙粉除去装置90を第1紙粉除去装置8
0よりも前記回転方向下流位置に配置した。以下、本実
施形態における紙粉除去手段の構成を図3に基づいて詳
しく説明する。
【0037】図3に示すように、第1紙粉除去装置80
は、紙粉収容部材としてのケース81内に支持部材82
により支持した絶縁性のブラシ83を備えている。ブラ
シ83は、ブラシ83の先端が感光ドラム20の回転方
向を向くように感光ドラム20の表面に接触させてい
る。そして、この接触位置は、感光ドラム20と転写ロ
ーラ60が対向する転写位置よりも、感光ドラム20の
回転方向下流側であって、転写後の感光ドラム20の表
面に最初に接触可能な位置である。このような位置にお
いては、感光ドラム20の表面には、パルプ繊維と共に
タルク等の填料を含む紙粉が付着しているが、ブラシ8
3によって、主に硬くて長いパルプ繊維が除去され、残
りの成分は感光ドラム20によって当該接触位置よりも
感光ドラム20の回転方向下流側に搬送される。ブラシ
83の感光ドラム20に対する接触圧は極めて小さくな
るように設定されており、また、除去したパルプ繊維は
接触部にて保持されずに、ケース81内の収容部84に
重力により落下して収納されるので、この接触部におい
てパルプ繊維が多量に蓄積されることはなく、パルプ繊
維が感光ドラム20の表面に損傷を与えたり、タルクの
フィルミングが発生することはない。
【0038】次に、図3に示すように、第2紙粉除去装
置90は、支持部材91によって、スポンジ93で裏打
ちされた不織布92が支持されており、支持部材91は
現像装置50のケース51に一体に取り付けられてい
る。本実施形態においては、不織布92は、構成繊維が
交絡することによって一体化したものを用いた。構成繊
維の自由度の高いものを用いる方が、細かい紙粉を繊維
間に補足する上で好ましいためである。構成材料として
は、例えば、ポリエステル系繊維、ポリアミド系繊維、
ポリオレフィン系繊維、アクリル系繊維等の合成繊維、
又はこれらの各繊維の樹脂を用いた複合化繊維、アセテ
ート系繊維等の半合成繊維、若しくはキュプラ、レーヨ
ン等の再生繊維、或いは線、麻、羊毛等の大然繊維、又
は混綿等の繊維製部材が用いられる。また、本発明にお
いては、このような第2の紙粉除去手段に用いる部材は
不織布に限られるものではなく、織物、あるいは編物で
あっても良い。
【0039】本実施形態においては、以上のような不織
布92を、感光ドラム20に対する押圧力が略ゼロにな
るように位置決めし、更に不織布92をスポンジ93で
裏打ちすることにより、長期間に亘って感光ドラム20
に対する押圧力を略ゼロに維持している。また、この不
織布92の感光ドラム20に対する接触位置は、前記第
1紙粉除去装置80の感光ドラム20に対する接触位置
よりも、感光ドラム20の回転方向下流側に設定されて
いる。従って、紙粉に含まれる硬いパルプ繊維は、上述
したように第1紙粉除去装置80により確実に除去され
るため、第2紙粉除去装置90の不織布92と感光ドラ
ム20の接触部に硬いパルプ繊維が蓄積されることがな
い。その結果、感光ドラム20の表面がパルプ繊維によ
って損傷を受けることがなく、上述のように不織布92
の感光ドラム20に対する押圧力は略ゼロに維持され、
かつ不織布92の材質の柔らかさを失わない。従って、
不織布92によって捕捉した比較的軟らかいタルク等の
填料を感光ドラム20の表面に強く押圧することがない
ため、フィルミングを発生させることがない。このよう
に、本実施形態によれば、感光ドラム20の表面を損傷
させることなく、タルクを確実に除去することができ
る。
【0040】なお、本実施形態のように、不織布92を
固定的に押圧させる構成の場合には、不織布92と感光
ドラム20との接触部において、パルプ繊維以外の紙粉
が蓄積することになるが、本実施形態の現像装置50
は、レーザビームプリンタ1に対して着脱自在なカート
リッジとして構成されているため、第2紙粉除去装置9
0と現像装置50とを一体で交換することにより、更に
長期に亘ってフィルミング等の感光ドラム20へのダメ
ージを防止することが可能となる。
【0041】以上のように、本実施形態によれば、紙粉
の成分を詳しく検討することにより、紙粉をパルプ繊維
等の繊維成分とタルク等の填料成分に分け、繊維成分の
除去に適した紙粉除去手段を、填料成分の除去に適した
紙粉除去手段よりも可視像担持体の回転方向上流側に配
置したので、酸性紙を使用した場合においても感光ドラ
ム20へのタルクのフィルミングを発生させることな
く、パルプ繊維とタルクを確実に除去することができ
る。その結果、パルプ繊維とタルクの現像装置50への
混入、更にはパルプ繊維の用紙Pへの転移が生じないの
で、カブリあるいは用紙汚れ等の画像不良を確実に防止
することができる。
【0042】(紙粉除去手段の他の実施形態)次に、本
発明の紙粉除去手段の他の実施形態を図4乃至図8に基
づいて説明する。
【0043】上述した実施形態では、第1の紙粉除去手
段を、固定式の絶縁性ブラシを用いて構成したが、図4
に示すような構成とすることもできる。図4に示す第1
紙粉除去装置100は、支持部材としての弾性体または
剛体のローラ101上に、接触部材として、感光ドラム
20と帯電極性が等しく、かつ帯電系列上の位置が略等
しいナイロン等の絶縁性のブラシ102を取り付けた紙
粉除去ローラ103を用いる。紙粉除去ローラ103
は、ケース104内において回転自在に設け、図示しな
い駆動手段により、感光ドラム20と同じ方向に回転さ
せる。また、ケース104内においては、ブラシ102
と接触するPET(ポリエチレンテレフタレート)等か
らなる掻き取り部材105を設ける。このような第1紙
粉除去装置100を用いることにより、感光ドラム20
に対するブラシ102の押圧力を著しく小さくしつつ、
ブラシ102の拭き取り力により感光ドラム20上のパ
ルプ繊維をより一層確実に除去することができる。そし
て、たとえブラシ102にパルプ繊維が付着したとして
も、掻き取り部材105によって掻き取られるため、ブ
ラシ102にパルプ繊維が蓄積されない。
【0044】また、上述した各例においては、可視像担
持体としての感光ドラムに紙粉除去手段を接触させた
が、本発明はこれに限られるものではなく、図5に示す
ように、可視像担持体としての中間転写ベルト(中間転
写体)に紙粉除去手段を接触させるようにしても良い。
【0045】図5に示す画像形成装置200は、4色の
トナーを用いてカラー画像を形成するカラー複写装置で
ある。フィーダユニット10、感光ドラム20、帯電器
30、レーザスキャナユニット40、定着ユニット60
を備えている点では図1に示す装置と共通であるが、現
像装置として、イエローのトナーを備えた現像装置50
Y、マゼンタのトナーを備えた現像装置50M、シアン
のトナーを備えた現像装置50C、ブラックのトナーを
備えた現像装置50Bkの4個の現像装置を備えた点が
異なっている。また、図1のレーザビームプリンタ1に
おいては、感光ドラム20から直接用紙Pにトナー像の
転写を行っているが、図5に示す装置においては、中間
転写ベルト201を用いる点が図1のレーザビームプリ
ンタ1と異なっている。この中間転写ベルト201は、
例えば、導電性のポリイミドをベルト状に形成したもの
である。中間転写ベルト201が感光ドラム20上のト
ナーに押圧された状態で電圧が印加されると静電気力で
トナーが中間転写ベルト201側に転写される。その
後、転写ローラ202にトナーと逆極性で中間転写ベル
ト201より高い電圧が印加されると静電気力により用
紙Pにトナーが再転写される。
【0046】このように、この複写装置においては、用
紙Pと直接接触するのは感光ドラム20ではなく、中間
転写ベルト201である。従って、この場合には、中間
転写ベルト201に、第1の紙粉除去手段として、例え
ば図6に示すような第1紙粉除去装置100のブラシ1
02を接触させ、第2の紙粉除去手段として、例えば図
7に示すような第2紙粉除去装置110の不織布シート
112を接触するように構成すれば良い。
【0047】ここで、第1紙粉除去装置100は、図4
に示した紙粉除去装置と同様の構成である。
【0048】第2紙粉除去装置110は、図7に示すよ
うに、支持部材としての弾性体または剛体のローラ11
1に、接触部材としての短冊状の不織布シート112の
一端を貼り付け、他端を自由端として互いに重なり合う
ようにして紙粉除去ローラ113を構成し、この紙粉除
去ローラ113をケース114内で回転自在に設け、図
示しない駆動手段により中間転写ベルト201と同方向
に回転させる。従って、中間転写ベルト201との接触
部では、カウンター方向に不織布シート112が移動す
ることになる。また、ケース114の内部には、不織布
シート112に接触して不織布シート112上の紙粉を
掻き取る掻き取り部材115を取り付ける。
【0049】以上のような第1紙粉除去装置100によ
り、中間転写ベルト201に付着したパルプ繊維を上流
側で確実に除去するので、下流側の第2紙粉除去装置1
10の不織布シート112と中間転写ベルト201との
接触部にパルプ繊維を蓄積させることがない。従って、
中間転写ベルト201に対する第2紙粉除去装置110
の不織布シート112の押圧力を著しく小さくすること
ができ、フィルミングの発生を防止し、かつ、不織布シ
ート112の拭き取り力により、中間転写ベルト201
上のタルクを確実に除去することができる。これによ
り、中間転写ベルと201上の紙粉を確実に除去して画
像不良を防止することができる。
【0050】
【発明の効果】請求項1に記載の画像形成装置によれ
ば、転写位置よりも可視像担持体の回転方向下流側にて
前記可視像担持体に接触し、主として紙粉の繊維成分を
除去する第1の紙粉除去手段と、前記第1の紙粉除去手
段の前記可視像担持体に対する接触位置よりも前記可視
像担持体の回転方向下流側にて前記可視像担持体に接触
し、主として紙粉の填料成分を除去する第2の紙粉除去
手段とを備えたので、第2の紙粉除去手段の可視像担持
体との接触位置には、繊維成分を含まない紙粉が搬送さ
れ、当該接触位置における紙粉の繊維成分の蓄積を確実
に防止することができ、蓄積された繊維成分による紙粉
の填料成分のフィルミングの発生させることなく、紙粉
の填料成分を確実に除去することができる。即ち、本発
明によれば、紙粉の繊維成分と填料成分の双方を確実に
除去することができる。
【0051】請求項2に記載の画像形成装置によれば、
転写位置よりも前記可視像担持体の回転方向下流側にて
前記可視像担持体に接触するブラシ部材を含む第1の紙
粉除去手段を備えたので、紙粉の繊維成分を当該ブラシ
部材により確実に除去することができる。また、前記第
1の紙粉除去手段の前記可視像担持体に対する接触位置
よりも前記可視像担持体の回転方向下流側にはね前記可
視像担持体に接触する不織布、織物、あるいは編物から
なる繊維部材を含む第2の紙粉除去手段を備えたので、
第2の紙粉除去手段の可視像担持体との接触位置には、
繊維成分を含まない紙粉が搬送されることになる。従っ
て、不織布、織物、あるいは編物からなる繊維部材と可
視像担持体との接触位置における紙粉の繊維成分の蓄積
を確実に防止することができ、蓄積された繊維成分によ
る紙粉の填料成分のフィルミングの発生させることな
く、不織布、織物、あるいは編物からなる繊維部材によ
り紙粉の填料成分を確実に除去することができる。即
ち、本発明によれば、紙粉の繊維成分と填料成分の双方
を確実に除去することができる。
【0052】請求項3に記載の画像形成装置によれ
ば、、前記第1の紙粉除去手段にローラ状のブラシ部材
を備えたので、ブラシ部材の紙粉掻き取り力をより一層
向上させることができ、第2の紙粉除去手段と可視像担
持体との接触位置における紙粉の繊維成分の蓄積をより
一層確実に防止することができる。
【0053】請求項4に記載の画像形成装置によれば、
前記第1の紙粉除去手段を、開口部を有する紙粉収容部
材と、該紙粉収容部材に固定的に取り付けられたブラシ
部材とから構成し、前記紙粉収容部材の前記開口部を、
前記ブラシ部材により除去されて重力により落下する紙
粉が前記紙粉収容部材内部に案内する位置及び大きさに
形成したので、ブラシ部材と可視像担持体の接触部に紙
粉の蓄積をより一層確実に防止することができ、かつ、
画像形成装置内部を紙粉による汚染を確実に防止するこ
とができる。
【0054】請求項5に記載の画像形成装置によれば、
前記現像装置を、画像形成装置に対して着脱自在とし、
前記第2の紙粉除去手段を、該着脱自在な現像装置に取
り付けたので、第2の紙粉除去手段と可視像担持体の接
触部に紙粉が蓄積した場合でも、この蓄積した紙粉によ
る可視像担持体の損傷あるいはフィルミングの発生を防
ぐことができる。
【0055】請求項6に記載の画像形成装置によれば、
転写残現像剤は、前記現像装置で回収され、再び現像に
供されるクリーナレス現像方式が用いられるが、紙粉の
現像装置内への混入を確実に防止することができ、これ
らが原因となる画像不良を確実に防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における画像形成装置の概
略構成を示す断面図である。
【図2】図1の画像形成装置における感光ドラムの構成
を示す断面図である。
【図3】図1の画像形成装置における紙粉除去装置を説
明するための断面図である。
【図4】本発明の紙粉除去装置の変形例を示す断面図で
ある。
【図5】本発明の紙粉除去装置の使用態様の変形例を示
す断面図である。
【図6】図5の画像形成装置に用いられる第1紙粉除去
装置を示す断面図である。
【図7】図5の画像形成装置に用いられる第2紙粉除去
装置を示す断面図である。
【符号の説明】
1 レーザビームプリンタ 20 感光ドラム 80 第1紙粉除去装置 81 ケース 82 支持部材 83 ブラシ部材 84 収納部 90 第2紙粉除去装置 91 支持部材 92 不織布 93 スポンジ 100 第1紙粉除去装置 101 ブラシ 102 ローラ 103 紙粉除去ローラ 104 ケース 105 掻き取り部材 110 第2紙粉除去装置 111 ローラ 112 不織布シート 113 紙粉除去ローラ 114 ケース 115 掻き取り部材

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光体上に形成した静電潜像を、現像剤
    により現像して可視像を形成し、該可視像を可視像担持
    体により転写位置に搬送し、該可視像担持体から転写媒
    体に該可視像を転写することによって画像を形成する画
    像形成装置であって、 前記転写位置よりも前記可視像担持体の回転方向下流側
    にて前記可視像担持体に接触し、主として紙粉の繊維成
    分を除去する第1の紙粉除去手段と、 前記第1の紙粉除去手段の前記可視像担持体に対する接
    触位置よりも前記可視像担持体の回転方向下流側にて前
    記可視像担持体に接触し、主として紙粉の填料成分を除
    去する第2の紙粉除去手段とを備えた、 ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 感光体上に形成した静電潜像を、現像剤
    により現像して可視像を形成し、該可視像を可視像担持
    体により転写位置に搬送し、該可視像担持体から転写媒
    体に該可視像を転写することによって画像を形成する画
    像形成装置であって、 前記転写位置よりも前記可視像担持体の回転方向下流側
    にて前記可視像担持体に接触するブラシ部材を含む第1
    の紙粉除去手段と、 前記第1の紙粉除去手段の前記可視像担持体に対する接
    触位置よりも前記可視像担持体の回転方向下流側にて前
    記可視像担持体に接触する不織布、織物、あるいは編物
    からなる繊維部材を含む第2の紙粉除去手段とを備え
    た、 ことを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の紙粉除去手段は、ローラ状の
    ブラシ部材を含むことを特徴とする請求項2に記載の画
    像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の紙粉除去手段は、開口部を有
    する紙粉収容部材と、該紙粉収容部材に固定的に取り付
    けられたブラシ部材とを含み、前記紙粉収容部材の前記
    開口部は、前記ブラシ部材により除去されて重力により
    落下する紙粉を前記紙粉収容部材内部に案内する位置及
    び大きさに形成されていることを特徴とする請求項2に
    記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記現像装置は、画像形成装置に対して
    着脱自在であり、前記第2の紙粉除去手段は、該着脱自
    在な現像装置に取り付けられていることを特徴する請求
    項1乃至請求項4の何れか一項に記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 転写残現像剤を、前記現像装置で回収
    し、再び現像に供するクリーナレス現像方式を用いたこ
    とを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れか一項に記
    載の画像形成装置。
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