JP2000111076A - 空気調和装置 - Google Patents

空気調和装置

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JP2000111076A
JP2000111076A JP10281659A JP28165998A JP2000111076A JP 2000111076 A JP2000111076 A JP 2000111076A JP 10281659 A JP10281659 A JP 10281659A JP 28165998 A JP28165998 A JP 28165998A JP 2000111076 A JP2000111076 A JP 2000111076A
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heat exchanger
air conditioner
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ultraviolet
ray generating
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Sachiko Yamaguchi
幸子 山口
Yoichi Miyashita
洋一 宮下
Kanako Amano
香菜子 天野
Yasuhito Kidera
康仁 木寺
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Daikin Industries Ltd
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Daikin Industries Ltd
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
  • Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 人手による空気調和装置のカビ除去を不要と
する。 【解決手段】 空気吸い込み口2と空気吹き出し口3と
を有する室内機本体1の内部所定位置に、弧状に湾曲形
成された熱交換器4を配置しているとともに、熱交換器
4の湾曲内部の所定位置に紫外線ランプ5を配置してい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は空気調和装置に関
し、さらに詳細にいえば、熱交換器に発生したカビなど
を死滅させることができる新規な空気調和装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、種々の場所で空気調和装置が
用いられ、これらの場所における空気調和を行うように
している。
【0003】ここで、空気調和装置は、圧縮機を含む冷
媒回路によって冷媒の温度を制御し、ファンによって空
気調和装置本体の内部を流通する空気と冷媒との間の熱
交換を熱交換器によって行い、対象空間内の空気調和を
達成することができる。また、このような空気調和装置
は、一般家庭のみならず、食品工場、厨房などでも用い
られる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の空気調和装置を
食品工場、厨房などに配置して空気調和動作を行わせる
場合には、空気中に栄養成分(有機物など)が多く浮遊
しているのであるから、空気調和装置の内部、特に熱交
換器にカビ(真菌)が多く発生する。そして、カビの発
生量が多くなれば、熱交換器の通気空間(フィンどうし
の間の空間)が塞がれてしまい、熱交換効率が低下する
ので、カビを除去するために、定期的に薬剤(例えば、
洗浄殺菌剤)を用いてノズル噴霧などを行うことが必要
になる。このような処理は人手により行われるのである
から、多大な労力が必要になってしまう。
【0005】また、空気調和装置は、結露水を一時的に
ためるためのドレンパンを有しているが、このドレンパ
ンのドレン水中にスライム(カビ、細菌、およびこれら
の代謝物の混合物)が発生し、増殖すると、ドレンつま
りを生じさせることになる。したがって、ドレンパンも
定期的にスライム除去のために洗浄することが必要にな
り、やはり多大な労力が必要になってしまう。
【0006】
【発明の目的】この発明は上記の目的に鑑みてなされた
ものであり、人手によるカビ除去を不要とすることがで
きる空気調和装置を提供することを第1の目的とし、ド
レンパンにおけるスライムの増殖を抑制してドレンつま
りを大幅に抑制することができる空気調和装置を提供す
ることを第2の目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の空気調和装置
は、空気調和装置本体の内部に設けられた熱交換器に対
して紫外線を照射するための紫外線発生手段を設けたも
のである。
【0008】請求項2の空気調和装置は、前記紫外線発
生手段を、熱交換器を基準として空気の流れの上流側に
近接させて設けたものである。
【0009】請求項3の空気調和装置は、前記紫外線発
生手段と熱交換器との距離を、20cm以下に設定した
ものである。
【0010】請求項4の空気調和装置は、前記紫外線発
生手段装置の幅を熱交換器の幅とほぼ等しく設定したも
のである。
【0011】請求項5の空気調和装置は、熱交換器の下
方にドレンパンをさらに有し、前記紫外線発生手段をド
レンパンにも紫外光を照射できる所定位置に設けたもの
である。
【0012】請求項6の空気調和装置は、熱交換器の下
方にドレンパンをさらに有し、前記紫外線発生手段から
の紫外線の一部をドレンパンに導く案内手段をさらに有
しているものである。
【0013】請求項7の空気調和装置は、前記紫外線発
生手段として、放射される紫外線を熱交換器および/ま
たはドレンパンに照射するための反射板をさらに有する
ものを採用するものである。
【0014】請求項8の空気調和装置は、前記紫外線発
生手段として、主波長が253.7nmの紫外線を含む
光を放射するランプを採用するものである。
【0015】
【作用】請求項1の空気調和装置であれば、空気調和装
置本体の内部に設けられた熱交換器に対して紫外線を照
射するための紫外線発生手段を設けているので、熱交換
器にカビが発生した場合であっても、紫外線の照射によ
ってカビを死滅させることができる。この結果、カビが
空気調和装置から設置空間に放出されるという不都合の
発生を防止でき、空気調和装置からのカビ臭を防止で
き、しかも、熱交換器からのカビの除去作業を不要にす
ることができる。
【0016】請求項2の空気調和装置であれば、前記紫
外線発生手段を、熱交換器を基準として空気の流れの上
流側に近接させて設けたのであるから、請求項1の作用
に加え、熱交換器のうち、カビが発生し易い側に紫外線
を照射してカビを死滅させる効果を高めることができ
る。
【0017】請求項3の空気調和装置であれば、前記紫
外線発生手段と熱交換器との距離を、20cm以下に設
定したのであるから、請求項1または請求項2の作用に
加え、カビを死滅させるための紫外線量を確実に確保す
ることができる。
【0018】請求項4の空気調和装置であれば、前記紫
外線発生手段の幅を熱交換器の幅とほぼ等しく設定した
のであるから、請求項1から請求項3の何れかの作用に
加え、カビが発生し易い熱交換器の端部に確実に紫外線
を照射することができる。
【0019】請求項5の空気調和装置であれば、熱交換
器の下方にドレンパンをさらに有し、前記紫外線発生手
段をドレンパンにも紫外光を照射できる所定位置に設け
たのであるから、請求項1から請求項4の何れかの作用
に加え、ドレンパンのカビ、細菌などを死滅させて、そ
れ以上の増殖を防止し、ドレン詰まりの発生を防止する
ことができる。
【0020】請求項6の空気調和装置であれば、熱交換
器の下方にドレンパンをさらに有し、前記紫外線発生手
段からの紫外線に一部をドレンパンに導く案内手段をさ
らに有しているのであるから、請求項1から請求項4の
何れかの作用に加え、紫外線発生手段の取り付け位置に
拘わらず、ドレンパンのカビ、細菌などを死滅させて、
それ以上の増殖を防止し、ドレン詰まりの発生を防止す
ることができる。
【0021】請求項7の空気調和装置であれば、前記紫
外線発生手段として、放射される紫外線を熱交換器およ
び/またはドレンパンに照射するための反射板をさらに
有するものを採用するのであるから、請求項1から請求
項6の何れかの作用に加え、紫外線の照度を上げること
ができるとともに、照度低下の原因となる紫外線発生手
段への汚れの付着を防止することができる。
【0022】請求項8の空気調和装置であれば、前記紫
外線発生手段として、主波長が253.7nmの紫外線
を含む光を放射するランプを採用するのであるから、請
求項1から請求項7の何れかの作用に加え、紫外線発生
手段の構成を簡単化することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、この
発明の空気調和装置の実施の態様を詳細に説明する。
【0024】図1はこの発明の空気調和装置の一実施態
様の要部を示す概略縦断面図である。
【0025】この空気調和装置は、室内ユニットのみを
示しており、空気吸い込み口2と空気吹き出し口3とを
有する室内機本体1の内部所定位置に、弧状に湾曲形成
された熱交換器4を配置しているとともに、熱交換器4
の湾曲内部の所定位置に紫外線ランプ5を配置してい
る。なお、6はファン、7はドレンパンである。
【0026】ここで、紫外線ランプ5としては、25
3.7nmの紫外線を含む光を放射するものが好まし
い。また、紫外線ランプ5の長さ(幅)を熱交換器4の
幅とほぼ等しく設定することが好ましく、熱交換器4の
端部まで十分に紫外線を照射することができる。さら
に、紫外線ランプ5の端部の実効照度を68μW/cm
2以上に設定し、紫外線の照射時間を26分以上に設定
している。さらにまた、室外ユニット、冷媒回路などは
従来公知であるから、説明を省略している。
【0027】上記の構成の空気調和装置の作用は次のと
おりである。
【0028】冷媒回路を動作させるとともに、ファン6
を動作させれば、熱交換器4において、空気吸い込み口
2から吸い込まれた空気と冷媒との間で熱交換を行い、
吸い込まれた空気の温度を制御して空気吹き出し口3か
ら吹き出すことにより、空気調和を達成することができ
る。
【0029】この場合において、室内ユニットが食品工
場、厨房などに配置されていれば、空気中に栄養成分
(有機物など)が浮遊しているので、室内機本体1の内
部、特に熱交換器4の表面にカビが発生し易い。したが
って、そのまま放置すれば、発生したカビが増殖し、カ
ビの総量が増加するので、最終的に熱交換器4の熱交換
フィンどうしの間隙が少なくなり、熱交換効率が低下す
る。
【0030】しかし、この実施態様においては、紫外線
ランプ5によって熱交換器4に紫外線を照射して、発生
したカビを死滅させるので、それ以上のカビの増殖を阻
止することができる。この結果、カビを除去するための
清掃作業が不要になるとともに、繁殖したカビが吹き出
されるという不都合の発生を防止でき、食品工場、厨房
などにおける品質管理性の向上、カビ臭の防止を達成す
ることができる。
【0031】また、黒麹カビ99.99%を殺菌するた
めの紫外線ランプ5の端部の実効照度と照射時間との関
係は、表1に示すとおりである。なお、表1中のlは紫
外線ランプ5から熱交換器4の端部までの水平距離(熱
交換器4の紫外線照射面と平行な面内における距離)で
あり、hは紫外線ランプ5から熱交換器4の端部までの
垂直距離(熱交換器4の紫外線照射面と直交する面内に
おける距離)である。また、GL20、GL30、GL
40は、電力がそれぞれ20W、30W、40W、紫外
線出力が一般的にそれぞれ4.2W、8.0W、9.7
W、長さがそれぞれ580mm、893mm、1198
mm、直径がそれぞれ32.5mm、25.5mm、3
2.5mmの紫外線ランプである。
【0032】
【表1】 表1から明らかなように、端部の実効照度を68.25
〜283.01μW/cm2に設定するとともに、照射
時間を26.1〜108.4分に設定すればよいことが
分かる。
【0033】したがって、紫外線ランプ5を点灯させ続
けなくてもよく、例えば、1日に1〜2時間程度紫外線
ランプ5を点灯させることにより、十分なカビ除去効果
を達成することができる。ただし、照射間隔と紫外線照
射時間とを比例させるようにしてもよいので、カビを死
滅させる効果と紫外線ランプ5の寿命とを考慮して照射
間隔と紫外線照射時間とを設定すればよい。ここで、紫
外線の照射時間は、例えば、食品工場、厨房などでは、
無人の時間帯に合わせることが好ましく、紫外線が人体
に直接照射されることを確実に防止することができる。
具体的には、食品工場、厨房などでは、運転停止後、3
0〜60分程度の時間が経過してから紫外線ランプ5を
点灯させればよい。
【0034】図2はこの発明の空気調和装置の他の実施
態様の要部を示す概略縦断面図である。
【0035】この空気調和装置が図1の空気調和装置と
異なる点は、紫外線ランプ5を空気の流れ方向に関して
熱交換器4の上流側に配置した点、および紫外線を良好
に熱交換器5に照射すべく反射板5aを設けた点のみで
ある。なお、この反射板5aとしては、種々の材質から
なるものが採用可能であるが、アルミニウムを蒸着して
なるもの、アルミニウムを研磨または電解研磨してなる
ものが好ましく、紫外線の利用効率を高めることができ
る。
【0036】この実施態様を採用した場合には、カビが
最も発生し易い部分、すなわち、熱交換器4の上流側に
紫外線を照射してカビを死滅させることができる。換言
すれば、効率よくカビを死滅させることができる。ま
た、紫外線ランプ5は、紫外線をドレンパン7にも照射
できる位置に配置されているので、ドレンパン7のカ
ビ、細菌をも死滅させることができ、ドレン詰まりを防
止することができる。その他、図1の実施態様と同様の
作用を達成することができる。
【0037】図3はこの発明の空気調和装置のさらに他
の実施態様の要部を示す概略縦断面図である。
【0038】この空気調和装置が図1の空気調和装置と
異なる点は、複数本の紫外線ランプ5を空気の流れ方向
に関して熱交換器4の上流側に配置した点のみである。
【0039】この実施態様を採用した場合には、熱交換
器4の全範囲に紫外線を照射してカビを死滅させること
ができるほか、図2の実施態様と同様の作用を達成する
ことができる。
【0040】図4は図2の装置の要部を示す概略図であ
る。
【0041】この装置は、熱交換器4の下方にドレンパ
ン7を配置しているとともに、熱交換器4の上流側に、
反射板5aが設けられた紫外線ランプ5を設けている。
そして、紫外線ランプ5の配置位置を、熱交換器4とド
レンパン7の双方に紫外線を照射できる位置に設定して
いる。
【0042】この実施態様の作用は次のとおりである。
【0043】冷房運転中は、熱交換器4に結露が発生す
るだけでなく、ドレンパン7にも水がたまり、スライム
(カビ、細菌、およびこれらの代謝物の混合物)が発生
する。そして、冷房期間がすぎるとスライムが乾燥し、
膜状物質が生成される。そして、これが複数回繰り返さ
れると、膜状物質が剥離してドレンパン7のドレン穴を
閉塞する可能性がある。
【0044】しかし、この実施態様では、紫外線ランプ
5からの紫外線をドレンパン7にも照射しているので、
ドレンパン7のカビ、細菌を死滅させ、スライムの増殖
を防止することができる。この結果、ドレンパン7の詰
まりを防止することができる。
【0045】ただし、紫外線ランプ5をドレンパン7に
直接には紫外線を照射できない位置に配置し、紫外線ラ
ンプ5からの紫外線をドレンパン7に照射すべく反射鏡
など(図示せず)を配置してもよく、図4の実施態様と
同様の作用を達成することができる。
【0046】もちろん、これらの場合には、ドレンパン
7を紫外線の照射によって劣化しない材質で構成してお
くことが必要である。
【0047】図5はこの発明の空気調和装置のさらに他
の実施態様の要部を示す概略縦断面図である。
【0048】この空気調和装置は、熱交換器4に対する
紫外線ランプ5の配置位置を、設計位置(熱交換器4の
高さの1/4だけ上下の端部から中心にずれた位置に正
対する位置)よりも、上下の端面側にずれた位置に設定
している。
【0049】この実施態様の作用は次のとおりである。
【0050】食品工場、厨房などのように栄養成分が多
量に浮遊している環境では、熱交換器4の端面からカビ
による汚染が進むことが知られている。したがって、こ
の実施態様のように紫外線ランプ5の配置位置を上下の
端面側にずれた位置に設定することにより、カビによる
汚染を効果的に防止することができる。
【0051】図6はこの発明の空気調和装置のさらに他
の実施態様の要部を示す概略縦断面図である。
【0052】この空気調和装置は、室内機ユニットを天
井に埋め込み状に設け、空気を中央部から吸い込み、四
方に吹き出すように構成したものである。すなわち、ほ
ぼ方形枠状に形成された熱交換器4を、その各辺がそれ
ぞれ空気吹き出し口3と正対するように配置していると
ともに、熱交換器4により包囲される空間に丸型の紫外
線ランプ5を配置している。
【0053】この実施態様を採用した場合には、熱交換
器4の各辺に対応させて直管状の紫外線ランプを設ける
場合と比較して紫外線ランプ5の数を少なくすることが
でき、構成を簡単化することができる。もちろん、紫外
線ランプ5によって熱交換器4に紫外線を照射して、発
生したカビを死滅させるので、それ以上のカビの増殖を
阻止することができる。この結果、カビを除去するため
の清掃作業が不要になるとともに、繁殖したカビが吹き
出されるという不都合の発生を防止でき、食品工場、厨
房などにおける品質管理性の向上、カビ臭の防止を達成
することができる。
【0054】以上の各実施態様においては、紫外線発生
手段として紫外線ランプを採用しているが、紫外線ラン
プに代えて陰極線ランプなどを採用することが可能であ
る。
【0055】
【発明の効果】請求項1の発明は、熱交換器にカビが発
生した場合であっても、紫外線の照射によってカビを死
滅させることができ、これにより熱交換器からのカビの
除去作業を不要にすることができ、しかも、カビが空気
調和装置から設置空間に放出されるという不都合の発生
を防止するとともに、空気調和装置からのカビ臭を防止
できるという特有の効果を奏する。
【0056】請求項2の発明は、請求項1の効果に加
え、熱交換器のうち、カビが発生し易い側に紫外線を照
射してカビを死滅させる効果を高めることができるとい
う特有の効果を奏する。
【0057】請求項3の発明は、請求項1または請求項
2の効果に加え、カビを死滅させるための紫外線量を確
実に確保することができるという特有の効果を奏する。
【0058】請求項4の発明は、請求項1から請求項3
の何れかの効果に加え、カビが発生し易い熱交換器の端
部に確実に紫外線を照射することができるという特有の
効果を奏する。
【0059】請求項5の発明は、請求項1から請求項4
の何れかの効果に加え、ドレンパンのカビ、細菌などを
死滅させて、それ以上の増殖を防止し、ドレン詰まりの
発生を防止することができるという特有の効果を奏す
る。
【0060】請求項6の発明は、請求項1から請求項4
の何れかの効果に加え、紫外線発生手段の取り付け位置
に拘わらず、ドレンパンのカビ、細菌などを死滅させ
て、それ以上の増殖を防止し、ドレン詰まりの発生を防
止することができるという特有の効果を奏する。
【0061】請求項7の発明は、請求項1から請求項6
の何れかの効果に加え、紫外線の照度を上げることがで
きるとともに、照度低下の原因となる紫外線発生手段へ
の汚れの付着を防止することができるという特有の効果
を奏する。
【0062】請求項8の発明は、請求項1から請求項7
の何れかの効果に加え、紫外線発生手段の構成を簡単化
することができるという特有の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の空気調和装置の一実施態様の要部を
示す概略縦断面図である。
【図2】この発明の空気調和装置の他の実施態様の要部
を示す概略縦断面図である。
【図3】この発明の空気調和装置のさらに他の実施態様
の要部を示す概略縦断面図である。
【図4】図2の装置の要部を示す概略図である。
【図5】この発明の空気調和装置のさらに他の実施態様
の要部を示す概略縦断面図である。
【図6】この発明の空気調和装置のさらに他の実施態様
の要部を示す概略縦断面図である。
【符号の説明】
1 室内機本体 4 熱交換器 5 紫外線ランプ 7 ドレンパン
フロントページの続き (72)発明者 天野 香菜子 茨城県つくば市御幸が丘3番地 ダイキン 工業株式会社内 (72)発明者 木寺 康仁 茨城県つくば市御幸が丘3番地 ダイキン 工業株式会社内 Fターム(参考) 3L051 BC03 4C058 AA19 BB06 KK02 KK23

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気調和装置本体(1)の内部に設けら
    れた熱交換器(4)に対して紫外線を照射するための紫
    外線発生手段(5)を設けたことを特徴とする空気調和
    装置。
  2. 【請求項2】 前記紫外線発生手段(5)は、熱交換器
    (4)を基準として空気の流れの上流側に近接させて設
    けられている請求項1に記載の空気調和装置。
  3. 【請求項3】 前記紫外線発生手段(5)と熱交換器
    (4)との距離は、20cm以下に設定されている請求
    項1または請求項2に記載の空気調和装置。
  4. 【請求項4】 前記紫外線発生手段(5)は、その幅が
    熱交換器(4)の幅とほぼ等しく設定されている請求項
    1から請求項3の何れかに記載の空気調和装置。
  5. 【請求項5】 熱交換器(4)の下方にドレンパン
    (7)をさらに有し、前記紫外線発生手段(5)は、ド
    レンパン(7)にも紫外光を照射できる所定位置に設け
    られている請求項1から請求項4の何れかに記載の空気
    調和装置。
  6. 【請求項6】 熱交換器(4)の下方にドレンパン
    (7)をさらに有し、前記紫外線発生手段(5)からの
    紫外線の一部をドレンパン(7)に導く案内手段をさら
    に有している請求項1から請求項4の何れかに記載の空
    気調和装置。
  7. 【請求項7】 前記紫外線発生手段(5)は、放射され
    る紫外線を熱交換器(4)および/またはドレンパン
    (7)に照射するための反射板(5a)をさらに有して
    いる請求項1から請求項6の何れかに記載の空気調和装
    置。
  8. 【請求項8】 前記紫外線発生手段(5)は、主波長が
    253.7nmの紫外線を含む光を放射するランプ
    (5)である請求項1から請求項7の何れかに記載の空
    気調和装置。
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