JP2000106668A - 記録装置、記録システム、記録方法及びプログラム記録媒体 - Google Patents

記録装置、記録システム、記録方法及びプログラム記録媒体

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JP2000106668A
JP2000106668A JP11059412A JP5941299A JP2000106668A JP 2000106668 A JP2000106668 A JP 2000106668A JP 11059412 A JP11059412 A JP 11059412A JP 5941299 A JP5941299 A JP 5941299A JP 2000106668 A JP2000106668 A JP 2000106668A
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JP11059412A
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English (en)
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Masazumi Yamada
山田  正純
Chiyoko Matsumi
知代子 松見
Junji Yoshida
順二 吉田
Tatsuro Shigesato
達郎 重里
Akira Iketani
章 池谷
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 既存のディジタルVTRのフォーマットと互
換を保ったまま、所定の映像および音声信号以外のデー
タの記録を行なう際に、十分な誤り訂正能力を得る。 【解決手段】 一般のデータに対し第2の誤り訂正符号
化を施し、そのパリティを記録媒体上の所定の位置に記
録される記録パケットに割り当てるとともに、各記録パ
ケットでは、DCT符号化データ毎に、固定の位置に配
置されるDCT符号化データの直流成分の符号語の直後
に、DCT符号化データが終了することを示す符号語であ
るエンドオブブロックを配置することにより、各DCT
符号化データを割り当てる領域のうちエンドオブブロッ
クより後の部分をデータに使用できるようにし、入力デ
ータ及びそのパリティを当該部分に割り当てて記録す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、映像、音声、およ
びコンピユータデータを磁気テープなどの記録媒体に記
録する際の記録装置、記録システム、記録方法及びプロ
グラム記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、映像、音声を含むマルチメディア
情報を蓄積する媒体として、磁気テープを用いたDV
(Digital Video Cassette)が
ある。このDVをPC(パーソナルコンピュータ)と接
続し、現存のハードディスク、フロッピーディスクなど
と同様に、コンピュータ用蓄積媒体として利用すること
が検討されている。
【0003】従来の、現行TV信号用DV(以降SD−
DV)を従来例として示す。
【0004】図10において1Bは記録再生装置であ
る。3は記録再生処理回路6Bによりフォーマット、誤
り訂正符号化、変調などが施されたデータを記録するカ
セットである。6Bはインタフェース5から送られてく
るデータに対してフォーマット、誤り訂正符号化、変調
などの処理を施す記録再生処理回路である。5は外部機
器より伝送されるデータを記録再生処理回路6Bやコン
トローラ111に送るインターフェースである。
【0005】以上のように構成された記録再生装置につ
いて、以下、その動作を述べる。
【0006】記録再生装置1Bに外部機器よりインター
フェース5に伝送されるデータは記録再生処理回路6B
によりフォーマット(データの並び替えや付属情報の追
加)、誤り訂正符号化、変調などの処理が行なわれカセ
ット3に記録される。そのトラックフォーマットは図2
に示す形を取っている。トラックはITI、Audi
o、Video、Subcodeの各セクタに分かれ、
Audioセクタは、9個のAudioデータ用記録パ
ケット(シンクブロック)と、データの誤り訂正符号化
(ここでは誤り訂正外符号)により生じたパリティを記
録するための5個のパリティ用記録パケット(シンクブ
ロック)から構成される。Videoセクタは、135
個のVideoデータ用記録パケット(シンクブロッ
ク)と11個のパリティ用記録パケット(シンクブロッ
ク)、およびビデオフォーマットなどを示すための情報
を記録する計3個のVAU×用記録パケット(シンクブ
ロック)とからなる。
【0007】図3にVideoデータ用の記録パケット
のフォーマットを示す。記録パケット中には6個のDC
T(離散コサイン変換)符号化データを収納し、そのう
ちの直流成分(図中DCで示す)は図3(1)に示す固
定の位置に、あるいは低レートの12.5Mbpsモー
ドに対応したデータの場合には図3(2)に示す固定の
位置に配置される。各記録パケットには2バイトのSy
nc情報、3バイトのID情報、8バイトの誤り訂正内
符号が付加される。
【0008】上記説明した既存のディジタルVTRで
は、所定のフォーマットの映像信号および音声信号のみ
しか記録することができず、そのままPCのファイルデ
ータを記録してしまったテープを再生した時に、テープ
を誤って認識する、ノイズを発生する(音声出力機器を
破壊する可能性もある)、異常な映像を出力するなどの
トラブルが生じるという課題を持つ。また例えばPCに
接続されたハードディスクで可能なファイル単位のアク
セス等の機能は備えておらず、その内容を容易に知るこ
とや、見たい内容の位置にすばやくアクセスすることは
難しい。この問題点を解決するために、特願平09−0
67653が考案されている。
【0009】これは、図4に示すように、各DCT符号
化データ中の直流成分(DVフォーマットでは、1ビッ
トの動き成分、2ビットのクラス情報、及び9ビットの
直流成分量子化値からなる)の直後に、このDCTブロ
ックの情報がここで打ち切られることを示すEOB(エ
ンドオブブロック)コードを生成して付加する。この操
作により、EOBから次のDCT符号化データの開始位
置までの25Mbpsモードで記録する場合は12バイ
トまたは12.5Mbpsモードで記録する場合は8バ
イトの領域が既存のDVデータの復号再生のためには無
効な領域になる。従って1個の記録パケットの全体で6
4バイトが既存のDVデータの復号再生のためには無効
なデータ領域となり、この領域にどんなデータを割り当
てても、DVフォーマットのVTRから再生する画像に
は影響を与えず、直流成分のデータのみによる復号画像
が表示される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、以上説明した
ように上記発明では、DVデータ以外に、一般的なPC
データの記録も可能としたが、ここで、PCデータに要
求される誤りの品質とDVデータに要求されるものが異
なるという課題が生じる。すなわち、DVデータなどの
映像データでは、エラーが生じても1画面=1/30秒
間表示される画面またはその一部が乱れるだけで、ユー
ザ(視聴者)にとってはそれほど大きな問題にならな
い。一方、PCデータでは1バイトでも誤ると、ファイ
ルそのものを開けられなくなる場合があり、最悪PCそ
のものにダメージを与える危険性もある。
【0011】上記発明では、誤り訂正能力強化のため、
同じデータを複数回記録することについても言及してい
るが、これは記録容量の点からみて非常に効率の悪い手
法であり、効率良く誤り訂正能力を強化する手法が求め
られている。
【0012】本発明は、DVデータ以外にPCデータな
どの一般的なデータを記録可能とする際、PCデータに
要求される誤りの品質がDVデータに要求されるものよ
り高い品質が要求されるという課題を考慮し、既存のデ
ィジタルVTRのフォーマットを生かし、ファイル単位
のアクセス、およびディジタルVTRの所定のフォーマ
ットの映像信号および音声信号以外のデータファイルの
記録を行なう際に、十分な誤り訂正能力を得ることを可
能にする記録装置、記録システム、記録方法及びプログ
ラム記録媒体を提供することを目的とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために第1の本発明(請求項1に対応)は、所定の形式
のディジタル映像音声符号化信号と前記ディジタル映像
音声符号化信号以外のデータとを所定の記録パケット単
位で記録媒体に記録する記録装置において、入力された
信号が前記ディジタル映像音声符号化信号か前記ディジ
タル映像音声符号化信号以外のデータかを判別する入力
データ判別手段と、前記ディジタル映像音声符号化信号
が入力された場合に、第1の誤り訂正符号化を前記ディ
ジタル映像音声符号化信号に施す第1の誤り訂正符号化
手段と、前記ディジタル映像音声符号化信号以外のデー
タが入力された場合に、前記データに第2の誤り訂正符
号化を施し、パリティを生成する第2の誤り訂正符号化
手段と、前記ディジタル映像音声符号化信号かまたは前
記データと前記パリティとを記録する記録手段と、を備
え、前記ディジタル映像音声符号化信号以外のデータが
入力された場合に、前記データは、前記第2の誤り訂正
符号化手段で前記第2の誤り訂正符号化を施された後、
前記第1の誤り訂正符号化手段で前記第1の誤り訂正符
号化を施されることを特徴とする記録装置である。
【0014】また第2の本発明(請求項2に対応)は、
所定の形式のディジタル映像音声符号化信号と前記ディ
ジタル映像音声符号化信号以外のデータとを所定の記録
パケット単位で記録媒体に記録する記録装置において、
入力された信号が前記ディジタル映像音声符号化信号か
前記ディジタル映像音声符号化信号以外のデータかを判
別する入力データ判別手段と、前記ディジタル映像音声
符号化信号が入力された場合に、第1の誤り訂正符号化
を前記映像音声符号化信号に施す第1の誤り訂正符号化
手段と、前記ディジタル映像音声符号化信号以外のデー
タが入力された場合に前記第1の誤り訂正符号化に代え
て、その第1の誤り訂正符号化よりも強力な第3の誤り
訂正符号化を前記データに施し、パリティを生成する第
3の誤り訂正符号化手段と、前記ディジタル映像音声符
号化信号かまたは前記データと前記パリティとを記録す
る記録手段とを備えたことを特徴とする記録装置であ
る。
【0015】また第3の本発明(請求項13に対応)
は、所定の形式のディジタル映像音声符号化信号と前記
ディジタル映像音声符号化信号以外のデータとを所定の
記録パケット単位で記録媒体に記録する記録方法におい
て、前記映像音声符号化信号が入力された場合に、第1
の誤り訂正符号化を前記映像音声符号化信号に施した上
で、記録媒体に記録し、前記映像音声符号化信号以外の
データが入力された場合に、前記第1の誤り訂正符号化
と共に第2の誤り訂正符号化を施し、パリティを生成し
た上で、前記記録媒体に記録することを特徴とする記録
方法である。
【0016】また第4の本発明(請求項14に対応)
は、所定の形式のディジタル映像音声符号化信号と前記
ディジタル映像音声符号化信号以外のデータとを所定の
記録パケット単位で記録媒体に記録する記録方法におい
て、前記ディジタル映像音声符号化信号が入力された場
合に、第1の誤り訂正符号化を前記映像音声符号化信号
に施した上で、記録媒体に記録し、前記映像音声符号化
信号以外のデータが入力された場合に、前記第1の誤り
訂正符号化に代えて、その第1の誤り訂正符号化よりも
強力な第3の誤り訂正符号化を前記データに施し、パリ
ティを生成した上で、前記記録媒体に記録することを特
徴とする記録方法である。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。
【0018】(実施の形態1)図1は本発明の実施の形
態におけるブロック図であり、図1において1は記録再
生装置である。3は記録再生処理回路6によりフォーマ
ット、誤り訂正符号化、変調などが施されたデータを記
録するカセットである。6はインタフェース5から送ら
れてくるデータに対してフォーマット、誤り訂正符号
化、変調などの処理を施す記録再生処理回路である。1
0はパーソナルコンピュータ(PC)である。11はハ
ードディスク(HDD)である。13はCPUである。
14はメモリである。5及び15は外部の機器に対して
データのやり取りを行うインターフェースである。10
0はPC10のハードディスク11から入力されたデー
タがDVデータか否かを判別する入力データ判別手段で
ある。101はブルーバック画面、ブラックアウト画
面、あるいはDV以外のデータが記録されていることを
示す画面等のDCデータを生成するDCデータ生成手段
である。102はDCデータに連結して配置されるEO
B(エンドオブブロック)を挿入するEOB付加手段で
ある。105は入力されたデータがDV以外のデータの
場合にDVデータと同等の形式に変換するデータ形式変
換手段である。106はPCデータがどのように配置さ
れているかを示す情報や、またテープの管理のために記
録したテープ自身に関する情報や記録した機器の情報や
記録に用いたソフトの情報などを設定する補助情報生成
手段である。107は所定の誤り訂正符号化(外符号、
内符号)を行なう第1の誤り訂正符号化手段である。1
08はDVデータより信頼性が必要なデータである場合
に追加の誤り訂正符号化を行なう第2の誤り訂正符号化
手段である。109は所定の変復調を行なう変復調回路
である。110はビデオ用の記録パケットの形式にデー
タを変換するフォーマット手段である。111は記録再
生装置1の全体の動作を制御するコントローラである。
以降同一番号がついたものは同一の構成および機能を持
つものとする。
【0019】以上のように構成された記録再生装置につ
いて、以下にその動作を述べる。
【0020】本実施の形態では、PC中のハードディス
クに蓄積されたデータファイルを記録再生装置に転送し
て記録する場合を示す。
【0021】入力データ判別手段100は、PC10の
ハードディスク11から入力されたデータがDVデータ
か否かを判別する。判別は、データ名の拡張子やデータ
に付加された管理情報、あるいはVAUXのような補助
情報、あるいはPCデータ記録のために設けた補助情報
に設定された値により行なえる。また、インターフェー
ス5でも転送用のパケットのヘッダ情報等からこれらの
判断を行なえる。この際、出力しようとするデータの条
件、例えば、DV標準の25Mbpsモードに対応した
データか、低レートの12.5Mbpsモードに対応し
たデータか等も入力データ判定手段100により判定す
る。判別の結果、入力されたデータがDVデータと判別
された場合には、入力したデータをそのままフォーマッ
ト手段110に出力する。この場合には、映像データは
ビデオ用の記録パケットに図2に示すような形式に変換
されて記録されることになる。
【0022】パケット中には6個のDCT(離散コサイ
ン変換)符号化データを収納し、そのうちの直流成分は
図3(1)に示すような固定位置に、あるいは低レート
の12.5Mbpsモードに対応したデータの場合には
図3(2)に示すような固定位置に配置される。
【0023】また、入力されたデータがDV以外のデー
タの場合には、データ形式変換手段105に入力され
る。データ形式変換手段105では、入力されたDVデ
ータと同等の形式に変換し、そのために必要な記録パケ
ットに固有の情報も生成する。入力データ判別手段10
0あるいはインターフェース5で判明した情報をコント
ローラ111に出力して、コントローラ111で記録再
生装置1の全体の動作を適切な状態に切り替えられるよ
うにする。例えば、入力データのデータレートに応じ
て、記録するべきレートを選択して、コントローラ11
1は、記録パケットのヘッダやあるいはVAUX、AA
UXといったSystem dataを正しく設定させ
る。DVでは、25Mbpsモード、12.5Mbps
モード等の記録レートを選択できる。
【0024】図4(1)は25Mbpsモードで記録す
る場合に、ビデオ用の記録パケットにDV以外のデータ
を記録する方法を説明するものである。図3(1)と同
様に、記録パケット中には、6個のDCT(離散コサイ
ン変換)符号化データを収納しているが、データ形式変
換手段105により、DCデータ生成手段101により
生成される所定のDCデータ、及びEOB付加手段10
2によってDCデータに連結して配置されるEOB(エ
ンドオブブロック)を挿入しながら、入力されたデータ
はデータ記録領域に配置される。DCデータは、ブルー
バック画面、ブラックアウト画面、あるいはDV以外の
データが記録されていることを示す画面等の任意のもの
で良い。
【0025】この操作により、EOBから次のDCT符
号化データの開始位置までの12もしくは8バイトの領
域(1個の記録ブロックとして総計64バイト)は既存
のDVデータの復号再生のためには無効なデータ領域と
なり、この領域にどんなデータを割り当てても、再生し
た時に得られる画像には影響しない。即ち、得られる画
像は直流成分のデータのみを持つDCT符号化データか
ら構成されたものである。従って、このようにして上記
した64バイトの領域にPCデータを割当てれば、悪影
響を生じることなくPCデータを記録できる。あるい
は、図4(1)のDC部とEOB部にエラーコード(誤
りがあるので、この部分のデータを使用しないように指
示するための特殊パターン)を、及び上記した64バイ
トの領域にPCデータを割り当てれば、同様にして悪影
響を生じることはなくPCデータを記録できる。
【0026】図4(2)は12.5Mbpsモードで記
録する場合に、ビデオ用の記録パケットにDV以外のデ
ータを記録する方法を説明するものであるが、全く同様
にEOBから次のDCT符号化データの開始位置までの
8もしくは6バイトの領域(1個の記録ブロックとして
総計60バイト)は既存のDVデータの復号再生のため
には無効なデータ領域となり、上記と同様にPCデータ
を記録できる。
【0027】また、記録するデータの信頼性をDVデー
タの場合よりも高く要求される場合には、第2の誤り訂
正符号化手段108により追加の誤り訂正符号化を行な
う。
【0028】図4(2)は12.5Mbpsモードで記
録する場合に、ビデオ用の記録パケットにDV以外のデ
ータを記録する方法を説明するものである。図3(2)
と同様に、記録パケット中には、8個のDCT(離散コ
サイン変換)符号化データを収納しているが、データ形
式変換手段105により、DCデータ生成手段101に
より生成される所定のDCデータ、及びEOB付加手段
102によってDCデータに連結して配置されるEOB
(エンドオブブロック)を挿入しながら、入力されたデ
ータはデータ記録領域に配置される。DC成分のデータ
は、ブルーバック画面、ブラックアウト画面、あるいは
DV以外のデータが記録されていることを示す画面等の
任意のもので良い。
【0029】但し、DVにおいては、DCデータの12
ビットのうちの1ビットは、DCTmode(2×4×
8modeもしくは8×8mode)の選択、2ビット
はClassNo(DCTの周波数成分の量子化レベル
の設定)の選択を指定する値であり、これらの情報はA
C成分が全部零と判っている場合にはどのような値であ
っても映像に影響を全く与えない。また元々直流成分だ
けで復帰する画面であるので、その画質は要求されない
ことを考慮すれば、残り9ビットの実際の直流成分量子
化値のLSB(Least Significant
Bit)が反転したとしても、映像に大きな影響を与え
ない。従って、これらの領域もデータ記録領域として使
用することが可能である。
【0030】以上の操作により、EOBから次のDCT
符号化データの開始位置までの8.5もしくは6.5バ
イトの領域(1個の記録ブロックとして総計64バイ
ト)は既存のDVデータの復号再生のためには無効なデ
ータ領域となり、この領域にどんなデータを割り当てて
も、再生した時に得られる画像には影響しない。即ち、
得られる画像は直流成分のデータのみを持つ小ブロック
から構成されたものである。従って、このようにして上
記した64バイトの領域にPCデータを割当てれば、悪
影響を生じることなくPCデータを記録できる。
【0031】上記の変換を施されたデータは記録再生処
理回路6により所定の形式の記録信号に変換され、コン
トローラ111で記録再生装置全体を制御しながらカセ
ット3に記録される。
【0032】フォーマット手段110は、DVデータが
入力されている時には、入力データ判別手段100から
のデータをそのまま選択し、DV以外のデータが入力さ
れている時には、データ形式変換手段105で変換し、
さらに必要であれば第2の誤り訂正符号化手段108で
追加の誤り訂正符号化されたデータを選択して入力す
る。そして、所定のVAUX、AAUX等の情報を付加
し、図2に示すようなトラックの構成に変換し、第1の
誤り訂正符号化手段107により所定の誤り訂正符号化
(外符号、内符号)を行なう。その後、変復調回路10
9で所定の変復調を行なって記録信号に変換する。
【0033】第2の誤り訂正符号化手段108で行なう
追加の誤り訂正符号化について説明する。誤り訂正符号
には、たとえば第1の誤り訂正符号と同じリード・ソロ
モン符号を用いることが可能である。
【0034】第2の誤り訂正符号化の一例を図5に示
す。1トラック中のVideoセクタのうち128記録
パケットをPCデータ記録用のデータエリアとして設け
る。即ち、PCデータは1トラックあたり64バイト×
128個/トラック=8192バイトまで記録できる。
残りのVideoセクタの記録パケット7個のうちの1
個をPCデータの記録に関する補助情報の記録に用い、
残り6個の記録パケットに前述の128個の記録パケッ
トに割り当てられたPCデータのための追加の誤り訂正
符号のパリティを記録する。PCデータの記録に関する
補助情報としては、例えばPCデータがどのようにこの
領域に配置されているかを示す情報(PCデータは映像
信号のようなストリームデータではないため、容量何バ
イトでありどこから始まってどこで終了したかを明らか
にする必要がある)や、またテープの管理のために記録
したテープ自身に関する情報や記録した機器の情報や記
録に用いたソフトの情報を必要であれば設定できる。
【0035】第2の誤り訂正符号化の第2の例を図6に
示す。1トラック中のVideoセクタのうち128記
録パケットをPCデータ記録用のデータエリアとして設
ける。残りのVideoセクタ記録パケット7個をPC
データの記録に関する補助情報の記録に用いる。前述の
128個のデータエリアに記録されたPCデータのため
の追加の誤り訂正符号のパリティをAudioセクタの
音声信号用の9個の記録パケットに記録する。
【0036】第2の誤り訂正符号化の第3の例を図7に
示す。1トラック中の7個の記録パケットをPCデータ
の記録に関する補助情報の記録に用いる。残りの128
個の記録パケットのうち、1フレーム(=10トラッ
ク)あたり8トラック分をPCデータ記録用のデータエ
リアとして用い、2トラック分を追加の誤り訂正符号の
パリティの記録に用いる。この場合、1フレームには6
4バイト×128個/トラック×8トラック=6553
6バイトまでのPCデータを記録できる。
【0037】第2の誤り訂正符号化の第4の例を図8に
示す。1トラック中の7個の記録パケットをPCデータ
の記録に関する補助情報の記録に用いる。残りの128
個の記録パケットは、(N+K)フレームを単位とし
て、NフレームをPCデータ記録用のデータエリアと
し、Kフレームを追加の誤り訂正符号のパリティの記録
に用いる。図8では後続するK(=1)フレームを追加
の誤り訂正符号のパリティの記録に用いている。この場
合、1単位である(N+K)フレームには、64バイト
×128個/トラック×10トラック/フレーム×Nフ
レーム=81920×NバイトまでのPCデータを記録
できる。なお、Nは常に所定の値としても良いし、記録
するPCデータの容量に応じて可変であっても良い。
【0038】以上説明したように、従来2重(内符号、
外符号)に施していた誤り訂正符号化を、さらにもう1
重施すことにより、十分な誤り訂正能力を得ることが可
能になる。現在のデータストリーマの仕様では、誤り訂
正終了後の誤り率は10の(−17)乗未満程度は達成
することが要求されており、本実施の形態で説明したよ
うに第2の誤り訂正符号化をほどこすことによりこの要
求を十分満たすことが出来る。
【0039】なお、データがDVデータ以外のデータで
ある場合に本実施の形態のように第2の誤り符号化を施
した後第1の誤り符号化を施すものに限らない。データ
がDVデータ以外のデータである場合に、そのデータに
第1の誤り符号化を施さず、第3の誤り符号化を施すも
のでも構わない。つまりDVデータに対しては第1の誤
り符号化を施し、DVデータ以外の誤りの品質がDVデ
ータに要求されるものより高い品質が要求されるデータ
に対しては第3の誤り訂正符号化を施すように構成す
る。ただし第3の誤り符号化は第1の誤り符号化よりも
強力な誤り符号化を行うことが出来るものとする。この
ようにすることによって、PCなどのDVデータ以外の
高度な信頼性が必要なデータに対しても、本実施の形態
と同様に十分な誤り訂正能力を提供することが出来る。
【0040】(実施の形態2)図9は本発明の実施の形
態におけるブロック図を示し、図9において1は記録再
生装置である。3は記録再生処理回路6Bによりフォー
マット、誤り訂正符号化、変調などが施されたデータを
記録するカセットである。6Bはインタフェース5から
送られてくるデータに対してフォーマット、誤り訂正符
号化、変調などの処理を施す記録再生処理回路である。
10Bはパーソナルコンピュータ(PC)である。11
はハードディスク(HDD)である。13はCPUであ
る。14はメモリである。5及び15は外部の機器に対
してデータのやり取りを行うインターフェースである。
100はPC10Bのハードディスク11から入力され
たデータがDVデータか否かを判別する入力データ判別
手段である。101はブルーバック画面、ブラックアウ
ト画面、あるいはDV以外のデータが記録されているこ
とを示す画面等のDCデータを生成するDCデータ生成
手段である。102はDCデータに連結して配置される
EOB(エンドオブブロック)を挿入するEOB付加手
段である。105は入力されたデータがDV以外のデー
タの場合にDVデータと同等の形式に変換するデータ形
式変換手段である。106はPCデータがどのように配
置されているかを示す情報や、またテープの管理のため
に記録したテープ自身に関する情報や記録した機器の情
報や記録に用いたソフトの情報などを設定する補助情報
生成手段である。107は所定の誤り訂正符号化(外符
号、内符号)を行なう第1の誤り訂正符号化手段であ
る。108はDVデータより信頼性が必要なデータであ
る場合に追加の誤り訂正符号化を行なう第2の誤り訂正
符号化手段である。109は所定の変復調を行なう変復
調回路である。110Bはビデオ用の記録パケットの形
式にデータを変換するフォーマット手段である。111
は記録再生装置1Bの全体の動作を制御するコントロー
ラである。
【0041】以上のように構成されたPCとそれに接続
された記録再生装置について、以下、その動作を述べ
る。
【0042】本実施の形態では、PC中のハードディス
クに蓄積されたデータファイルをPC中で変換した後に
記録再生装置に転送して記録する場合を示す。
【0043】入力データ判別手段100は、PC10B
のハードディスク11から入力されたデータがDVデー
タか否かを判別する。判別の結果、ハードディスク11
からのデータがDVデータと判別された場合には、入力
したデータをそのままインターフェース15に出力す
る。DV以外のデータと判別された場合には、映像デー
タは図3に示すようなビデオ用の記録パケットの形式に
変換されて、記録再生装置1Bに転送され、記録される
ことになる。
【0044】また、ハードディスク11からのデータが
DV以外のデータの場合には、データ形式変換手段10
5に入力される。データ形式変換手段105では、DV
データと同等の形式に変換し、そのために記録パケット
が必要とする所定の情報も生成する。また、データ形式
変換手段105では、入力データ判別手段100で判明
した情報に基づきその他の情報を適切な値に設定する。
例えば、入力データのデータレートに応じて、記録する
べきレートを選択し、記録パケットのヘッダに設定すべ
き値やあるいはVAUX、AAUXといったSyste
m dataを正しく設定するする必要がある。
【0045】第1の実施の形態と同様、データ形式変換
手段100、DCデータ生成手段101、EOB付加手
段102、補助情報生成手段106、第2の誤り訂正符
号化手段108により、25Mbpsモードでは図4
(1)、12.5Mbpsモードでは図4(2)に示す
ような形式で記録パケットにデータを配置できるように
変換を行なったデータがインターフェース15に出力さ
れる。
【0046】以上の操作により、既存のディジタルVT
Rの記録機能に対応したデータ形式に変換することが可
能になり、DV以外のデータのデータファイルを既存の
ディジタルVTRで問題なく記録できる。
【0047】第2の誤り訂正符号化手段108で行なう
追加の誤り訂正符号化については、第1の実施の形態と
同様に、図5、図6、図7、図8で示すように符号化を
行なえば、データの信頼性をDVデータよりも高くする
ことが可能になる。
【0048】上記の変換を施されたデータはインターフ
ェース15からインターフェース5を経由して記録再生
装置6Bに転送され、記録再生処理回路6Bによりカセ
ット3に記録される。
【0049】また、入力されたデータはインターフェー
ス5で判明した情報をコントローラ111に出力して、
コントローラ111で記録再生装置1B全体の動作を適
切な状態に切り替えられるようにする。例えば、入力デ
ータのデータレートに応じて、記録するべきレートを選
択して、記録パケットのヘッダやあるいはVAUX、A
AUXといったSystem dataを正しく設定さ
せる。
【0050】フォーマット手段110Bは、所定のVA
UX、AAUX等の情報を付加し、図2に示すようなト
ラックの構成に変換し、第1の誤り訂正符号化手段10
7により所定の誤り訂正符号化(外符号、内符号)を行
なう。その後、変復調回路109で所定の変復調を行な
って、記録信号に変換する。
【0051】以上説明したように、第1の実施の形態と
同じく、従来2重(内符号、外符号)に施していた誤り
訂正符号化を、さらにもう1重施すことにより、十分な
誤り訂正能力を得ることが可能になる。現在のデータス
トリーマの仕様では、誤り訂正終了後の誤り率は10の
(−17)乗未満程度は達成することが要求されてお
り、本実施の形態で説明したように第2の誤り訂正符号
化をほどこすことによりこの要求を十分満たすことが出
来る。
【0052】なお、本発明は第2の誤り訂正符号化の方
法に依らない。また、PCデータと管理情報とで誤り訂
正符号の種類やパリティの量を変化させたり、PCデー
タの種類によって誤り訂正の種類やパリティの量を可変
にすることも可能である。あるいは、PCデータであっ
ても必要とする誤り訂正能力が異なる場合(データを保
存する期間、機器及び記録メディアの設計仕様などが違
えば、必要とする誤り訂正能力が異なることは十分にあ
り得る)、誤り訂正符号に関する仕様を可変にしても良
い。可変にした場合には、誤り訂正符号化の使用/未使
用に関する情報、使用した誤り訂正符号に関する情報
(符号長、パリティ数、インターリーブ間隔等の符号固
有の値の他に、VerifyもしくはReadーAft
erーWriteの最大リトライ回数等の運用に関する
情報も含む)、第2の記録パケットの記録位置に関する
情報等の情報を、補助情報として記録しておけば、再生
時に正しく誤り訂正復号化を行なえる。
【0053】さらに、本実施の形態で挙げた記録パケッ
ト数やトラック数、フレーム数などは一例であり、ほか
の値を取っても構わない。
【0054】さらに、本実施の形態で説明したパリティ
の配置を別の配置に変更しても同様の効果を得ることが
できる。例えば、第5図に示す例におけるパリティを配
置する記録パケット、第7図に示す例におけるパリティ
を配置するトラック、第8図に示す例におけるパリティ
を配置するフレームは、それぞれ任意に選択して良い。
【0055】さらに、本実施の形態のデータ形式変換手
段、DCデータ生成手段、EOB付加手段、補助情報生
成手段、フォーマット手段、変復調回路は、本発明の記
録手段の例である。
【0056】なお本発明の記録装置または記録システム
または記録方法の各構成要素の全部または一部の機能を
専用のハードウェアを用いて実現しても構わないし、コ
ンピュータのプログラムによってソフトウェア的に実現
しても構わない。
【0057】さらに本発明の記録装置または記録システ
ムまたは記録方法の各構成要素の全部または一部の機能
をコンピュータに実行させるためのプログラムを格納し
ていることを特徴とするプログラム記録媒体も本発明に
属する。
【0058】
【発明の効果】以上説明したところから明らかなよう
に、本発明は既存のディジタルVTRのフォーマットと
互換を保ったまま、ファイル単位のアクセス、およびデ
ィジタルVTRの所定のフォーマットの映像信号および
音声信号以外のデータファイルの記録を行う際に、十分
な誤り訂正能力を得ることが出来る記録装置、記録シス
テム、記録方法及びプログラム記録媒体を提供すること
が出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態のデータ記録方法を
実現するための装置構成を示すブロック図
【図2】従来のディジタルVTRへのデータ記録方法を
説明するための図
【図3】(1)従来のディジタルVTRにおける25M
bpsモードで用いる記録パケットのデータ部の説明図 (2)従来のディジタルVTRにおける12.5Mbp
sモードで用いる記録パケットのデータ部の説明図
【図4】(1)本発明のデータ記録方法における25M
bpsモードで用いる記録パケットのデータ部の説明図 (2)本発明のデータ記録方法における12.5Mbp
sモードで用いる記録パケットのデータ部の説明図
【図5】本発明の第2の誤り訂正符号化手段による第1
の誤り訂正パリティの記録方法の例を示す図
【図6】本発明の第2の誤り訂正符号化手段による第2
の誤り訂正パリティの記録方法の例を示す図
【図7】本発明の第2の誤り訂正符号化手段による第3
の誤り訂正パリティの記録方法の例を示す図
【図8】本発明の第2の誤り訂正符号化手段による第4
の誤り訂正パリティの記録方法の例を示す図
【図9】本発明の第2の実施の形態のデータ記録方法を
実現するための装置構成を示すブロック図
【図10】従来のデータ記録方法を実現するための装置
構成を示すブロック図
【符号の説明】
1、1B 記録再生装置 3 カセット 5、15 インターフェース 6、6B 記録再生処理回路 10、10B パーソナルコンピュータ(PC) 11 ハードディスク(HDD) 13 CPU 14 メモリ 100 入力データ判別手段 101 DCデータ生成手段 102 EOB付加手段 105 データ形式変換手段 106 補助情報生成手段 107 第1の誤り訂正符号化手段 108 第2の誤り訂正符号化手段 109 変復調回路 110 フォーマット手段 111 コントローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G11B 20/18 574 G11B 20/18 574B (72)発明者 吉田 順二 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 重里 達郎 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 池谷 章 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5C053 FA22 FA23 GA14 GB01 GB06 GB07 GB11 GB15 GB21 GB22 JA21 JA30 KA01 LA11 LA15 5D044 AB05 AB07 BC01 CC03 DE03 DE68 GK08 GL21

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の形式のディジタル映像音声符号化
    信号と前記ディジタル映像音声符号化信号以外のデータ
    とを所定の記録パケット単位で記録媒体に記録する記録
    装置において、 入力された信号が前記ディジタル映像音声符号化信号か
    前記ディジタル映像音声符号化信号以外のデータかを判
    別する入力データ判別手段と、 前記ディジタル映像音声符号化信号が入力された場合
    に、第1の誤り訂正符号化を前記ディジタル映像音声符
    号化信号に施す第1の誤り訂正符号化手段と、 前記ディジタル映像音声符号化信号以外のデータが入力
    された場合に、前記データに第2の誤り訂正符号化を施
    し、パリティを生成する第2の誤り訂正符号化手段と、 前記ディジタル映像音声符号化信号かまたは前記データ
    と前記パリティとを記録する記録手段と、を備え、 前記ディジタル映像音声符号化信号以外のデータが入力
    された場合に、前記データは、前記第2の誤り訂正符号
    化手段で前記第2の誤り訂正符号化を施された後、前記
    第1の誤り訂正符号化手段で前記第1の誤り訂正符号化
    を施されることを特徴とする記録装置。
  2. 【請求項2】 所定の形式のディジタル映像音声符号化
    信号と前記ディジタル映像音声符号化信号以外のデータ
    とを所定の記録パケット単位で記録媒体に記録する記録
    装置において、 入力された信号が前記ディジタル映像音声符号化信号か
    前記ディジタル映像音声符号化信号以外のデータかを判
    別する入力データ判別手段と、 前記ディジタル映像音声符号化信号が入力された場合
    に、第1の誤り訂正符号化を前記映像音声符号化信号に
    施す第1の誤り訂正符号化手段と、 前記ディジタル映像音声符号化信号以外のデータが入力
    された場合に前記第1の誤り訂正符号化に代えて、その
    第1の誤り訂正符号化よりも強力な第3の誤り訂正符号
    化を前記データに施し、パリティを生成する第3の誤り
    訂正符号化手段と、 前記ディジタル映像音声符号化信号かまたは前記データ
    と前記パリティとを記録する記録手段とを備えたことを
    特徴とする記録装置。
  3. 【請求項3】 前記記録手段は、前記ディジタル映像音
    声符号化信号のうち、画面を構成する各小ブロックの直
    流成分の符号語が前記記録パケットの中の固定位置に存
    在する場合、 前記データが入力された場合に、前記各小ブロックの符
    号化データを割り当てる領域において前記直流成分の符
    号語の直後に、前記小ブロックの符号化データがそれ以
    降打ち切られることを示す符号語であるエンドオブブロ
    ックを配置し、 前記データが入力された場合に、前記小ブロックの符号
    化データを割り当てる領域のうち前記エンドオブブロッ
    クより後の部分を汎用データ記録領域として、前記デー
    タ及びパリティを前記汎用データ記録領域に配置して記
    録することを特徴とする請求項1記載の記録装置。
  4. 【請求項4】 前記記録手段は、前記ディジタル映像音
    声符号化信号のうち、画面を構成する前記各小ブロック
    の直流成分は、前記各直流成分の量子化値と、前記各小
    ブロックの量子化方法を定めたクラス情報と、前記各小
    ブロックの前画面に対しての動きに関する情報である動
    き情報とを有し、それぞれが記録パケット中の固定の位
    置に配置される場合に、前記クラス情報を配置する領域
    または前記動き情報を配置する領域または前記直流成分
    の量子化値の下位の桁を配置する領域をも前記汎用デー
    タ領域として使用することを特徴とする請求項3記載の
    記録装置。
  5. 【請求項5】 前記記録手段は、前記汎用データ領域
    に、前記データを配置する第1の記録パケットと、前記
    パリティを配置する第2の記録パケットとを記録するこ
    とを特徴とする請求項3または4記載の記録装置。
  6. 【請求項6】 前記記録手段は、トラック毎に所定の領
    域を前記第2の記録パケットに割り当てることを特徴と
    する請求項5記載の記録装置。
  7. 【請求項7】 前記記録手段は、複数本のトラックを単
    位として、前記単位において所定のトラックに前記第2
    の記録パケットを配置することを特徴とする請求項5記
    載の記録装置。
  8. 【請求項8】 前記記録手段は、映像符号化信号が配置
    される記録パケットを前記第1の記録パケットとし、音
    声符号化信号が配置される記録パケットを前記第2の記
    録パケットとすることを特徴とする請求項5記載の記録
    装置。
  9. 【請求項9】 前記パリティ情報は、誤り訂正符号化の
    使用/未使用に関する情報、使用した誤り訂正符号に関
    する情報、第2の記録パケットの記録位置に関する情報
    のうち少なくとも一つを含み、記録媒体の所定の位置に
    記録されることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに
    記載の記録装置。
  10. 【請求項10】 所定の形式のディジタル映像音声符号
    化信号と前記ディジタル映像音声符号化信号以外のデー
    タとを所定の記録パケット単位で記録媒体に記録する記
    録システムにおいて、 前記映像音声符号化信号が入力された場合に、第1の誤
    り訂正符号化を前記映像音声符号化信号に施す第1の誤
    り訂正符号化手段と、 前記映像音声符号化信号以外のデータが入力された場合
    に、前記データに第2の誤り訂正符号化を施し、パリテ
    ィを生成する第2の誤り訂正符号化手段と、 前記映像音声符号化信号かまたは前記データと前記パリ
    ティとを記録する記録手段とを備え、 前記映像音声符号化信号以外のデータが入力された場合
    に、前記データは、前記第2の誤り訂正符号化手段で前
    記第2の誤り訂正符号化を施された後、前記第1の誤り
    訂正符号化手段で前記第1の誤り訂正符号化を施される
    ことを特徴とする記録システム。
  11. 【請求項11】 所定の形式のディジタル映像音声符号
    化信号と前記ディジタル映像音声符号化信号以外のデー
    タとを所定の記録パケット単位で記録媒体に記録する記
    録システムにおいて、 前記映像ディジタル映像音声符号化信号が入力された場
    合に、第1の誤り訂正符号化を前記映像音声符号化信号
    に施した上で、記録媒体に記録し、 前記映像音声符号化信号以外のデータが入力された場合
    に前記第1の誤り訂正符号化に代えて、その第1の誤り
    訂正符号化よりも強力な第3の誤り訂正符号化を前記デ
    ータに施し、パリティを生成する第3の誤り訂正符号化
    手段と、 前記映像音声符号化信号かまたは前記データと前記パリ
    ティとを記録する記録手段とを備えたことを特徴とする
    記録システム。
  12. 【請求項12】 記録装置と、 コンピュータとを備え、 前記記録装置側で前記第1の誤り訂正符号化を行い、前
    記第2もしくは前記第3の誤り訂正符号化手段はコンピ
    ュータの側で誤り訂正符号化を行い、前記コンピュータ
    で処理したデータを記録装置が入力して処理することを
    特徴とする請求項10記載の記録システム。
  13. 【請求項13】 所定の形式のディジタル映像音声符号
    化信号と前記ディジタル映像音声符号化信号以外のデー
    タとを所定の記録パケット単位で記録媒体に記録する記
    録方法において、 前記映像音声符号化信号が入力された場合に、第1の誤
    り訂正符号化を前記映像音声符号化信号に施した上で、
    記録媒体に記録し、 前記映像音声符号化信号以外のデータが入力された場合
    に、前記第1の誤り訂正符号化と共に第2の誤り訂正符
    号化を施し、パリティを生成した上で、前記記録媒体に
    記録することを特徴とする記録方法。
  14. 【請求項14】 所定の形式のディジタル映像音声符号
    化信号と前記ディジタル映像音声符号化信号以外のデー
    タとを所定の記録パケット単位で記録媒体に記録する記
    録方法において、 前記ディジタル映像音声符号化信号が入力された場合
    に、第1の誤り訂正符号化を前記映像音声符号化信号に
    施した上で、記録媒体に記録し、 前記映像音声符号化信号以外のデータが入力された場合
    に、前記第1の誤り訂正符号化に代えて、その第1の誤
    り訂正符号化よりも強力な第3の誤り訂正符号化を前記
    データに施し、パリティを生成した上で、前記記録媒体
    に記録することを特徴とする記録方法。
  15. 【請求項15】 前記ディジタル映像音声符号化信号の
    うち、画面を構成する各小ブロックの直流成分の符号語
    が前記記録パケットの中の固定位置に存在する場合、 前記データが入力された場合に、前記各小ブロックの符
    号化データを割り当てる領域において前記直流成分の符
    号語の直後に、前記小ブロックの符号化データがそれ以
    降打ち切られることを示す符号語であるエンドオブブロ
    ックを配置し、 前記データが入力された場合に、前記小ブロックの符号
    化データを割り当てる領域のうち前記エンドオブブロッ
    クより後の部分を汎用データ記録領域として、前記デー
    タと前記パリティとを前記汎用データ記録領域に配置し
    て記録することを特徴とする請求項13記載の記録方
    法。
  16. 【請求項16】 前記ディジタル映像音声符号化信号の
    うち、画面を構成する各小ブロックの直流成分は、直流
    成分の量子化値、前記各小ブロックの量子化方法を定め
    たクラス情報、及び前記各小ブロックの前画面に対して
    の動きに関する情報である動き情報により構成され、そ
    れぞれが伝送パケット中の固定の位置に配置される時
    に、前記クラス情報を配置する領域または前記動き情報
    を配置する領域または前記直流成分の量子化値の下位の
    桁を配置する領域も前記汎用データ領域として使用する
    ことを特徴とする請求項15記載の記録方法。
  17. 【請求項17】 前記汎用データ領域は、前記データを
    配置する第1の伝送パケットと、前記パリティを配置す
    る第2の伝送パケットとにわけられていることを特徴と
    する請求項15または16に記載の記録方法。
  18. 【請求項18】 請求項1〜17のいずれかに記載の記
    録装置または記録システムまたは記録方法における各構
    成要素の全部または一部の機能をコンピュータに実行さ
    せるためのプログラムを格納していることを特徴とする
    プログラム記録媒体。
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