JP2000105267A - 半導体部品検査装置 - Google Patents

半導体部品検査装置

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JP2000105267A
JP2000105267A JP10274915A JP27491598A JP2000105267A JP 2000105267 A JP2000105267 A JP 2000105267A JP 10274915 A JP10274915 A JP 10274915A JP 27491598 A JP27491598 A JP 27491598A JP 2000105267 A JP2000105267 A JP 2000105267A
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JP
Japan
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semiconductor component
semiconductor
bag
inspection apparatus
terminal
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JP10274915A
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English (en)
Inventor
Mutsuo Tsuji
睦夫 辻
Seiichi Kageyama
精一 影山
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electronics Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 互いに厚さの異なる半導体チップを例えばフ
リップチップ実装したチップサイズパッケージ半導体の
ような、表面に凹凸を有する半導体部品の検査を確実に
行うための検査装置を提供する。 【解決手段】 検査時、半導体部品1は所定の位置に設
置され、電極端子14と測定端子3は対向させる。蓋部
4を本体2および半導体部品1の上部よりかぶせ押圧す
る。このとき袋5はその材質と内部の液体51のために
柔軟であり、半導体部品1の表面の高さの異なる半導体
チップ11、12両方の表面に確実に接触する。さらに
袋5内部の液体51のおかげで押圧したときに静水圧に
より、半導体チップの厚さが異なっていても表面に均等
かつ同じ大きさの圧力がかかる。したがって半導体部品
1は傾くことなく均一に押圧され、電極端子14と測定
端子3は電気的に確実に接触させることが出来、安定し
て測定することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、集積回路などの半
導体部品を電気的に検査する半導体部品検査装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】マイクロコンピュータ、その他の論理回
路素子などは、半導体基板に形成され、BGA(Ball G
rid Allay)やCSP(Chip Size Package)など裏面に
数百個の電極を有するパッケージに収納されている。こ
のような電子部品は、製品出荷前、あるいはユーザーに
おいて、その機能、電気特性が試験測定される。
【0003】以下に、図3を用いて従来の測定技術につ
いて説明する。図3は、従来の半導体部品の検査装置の
うち、半導体部品を検査装置に電気的に接続するソケッ
ト部を示す断面図である。半導体部品1はBGAまたは
CSPなど裏面に2次元的に配列された多数の電極端子
14を有するものであり、本例ではキャリア13上に2
個の半導体チップ11と12が設置されたものである。
また、検査装置は本体2と、半導体部品1の電極端子1
4のそれぞれに対向するような配置となっているスプリ
ングプローブタイプの測定端子3と、検査装置の本体2
の所定の位置に設置された半導体部品1の電極端子14
および検査装置の測定端子3を電気的に接続するため
の、半導体部品1を上部より押圧する蓋部4とから構成
されている。この蓋部4は、アルミニウムなど金属ある
いは硬質樹脂などの材質で出来ており、半導体部品1の
表面を面、辺、または点で押圧する構成になっていた。
このようにして半導体部品と検査装置は電気的に接続さ
れて測定される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
構成では、図3に示すように半導体チップ11、12に
おいて、その製造方法の違いにより厚さが異なる場合、
段差、凹凸ができるために検査装置内部で傾斜して固定
されることになる。このため電極端子14の一部と測定
端子の接触が充分でなく測定できなかったり、半導体チ
ップ11、12に部分的に大きい不均一な荷重が生じ、
チップを破壊したりすることがあるという問題点があっ
た。
【0005】本発明は、上記従来の問題点を解決するも
ので、半導体部品表面に段差、凹凸があった場合でも安
定して測定することのできる信頼性の高い半導体部品検
査装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の半導体部品検査装置は、半導体部品の第1
の面に設けられた前記電極端子に対向するように配置さ
れた測定端子と、内部に流体が充填された袋を固定した
蓋部とからなり、半導体部品の第1の面と対向する半導
体部品の第2の面を、蓋部に固定された袋で押圧するこ
とによって、半導体部品の電極端子と測定端子とが電気
的に接続されるようにしたものである。内部に流体を充
填した袋で半導体部品を押圧することによって、半導体
部品に均一に荷重がかかり、電極端子と測定端子を確実
に接触させることが可能となる。この効果は特に第2の
面に凹凸を有する半導体部品に対して大きい。
【0007】また、本発明の半導体部品検査装置は、袋
に熱伝導率が良好な流体が充填され、さらに袋は冷却体
または加熱体に接触されるようにすることができる。こ
のようにすれば検査中の半導体部品を発熱を抑制した
り、一定の温度に加熱することが出来るようになる。こ
の冷却、加熱は、冷却装置または加熱装置液体を通した
流体が袋の内部を循環するようにしてもよいものであ
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態につ
いて、図面を参照しながら説明する。
【0009】図1は本発明の半導体部品検査装置のソケ
ット部を示す断面図であり、1は半導体部品、2は検査
装置の本体、3は測定端子、4は蓋部、5は袋である。
半導体部品1は厚さの異なる半導体チップ11と半導体
チップ12、そして、キャリア13で構成されており、
半導体チップ11、12はキャリア13表面にフリップ
チップ実装されている。また、キャリア13裏面には電
極端子14が2次元的にマトリクス状に形成されてい
る。本体2は前記キャリア13の電極端子14に対応す
るように測定端子3が設けられており、測定端子3は図
示しないスプリングを介して本体2に固定され、弾力的
に可動となっている。蓋部4は柔軟でかつ丈夫な材質か
らなる袋5を半導体部品1に対応する位置に備えてお
り、袋5の内部には不活性な液体51、例えば3M社製
フロリナート等の流体が充填されている。
【0010】検査時は、半導体部品1は本体2の所定の
位置に設置され、電極端子14と測定端子3は対向す
る。蓋部4を本体2および半導体部品1の上部よりかぶ
せ押圧する。このとき半導体部品1に押圧された袋5は
その材質と内部の液体51のために柔軟であり、したが
って半導体部品1の表面の高さの異なる半導体チップ1
1、12両方の表面に確実に接触する。さらに袋5内部
に充填されている液体51のおかげで押圧したときに静
水圧により、半導体チップ11、12の厚さが異なって
いても両方の表面に均等にかつ同じ大きさの圧力がかか
る。そのため半導体部品1は傾くことなく均一に下方に
押圧され、電極端子14に対向する測定端子3はその弾
力により移動し、キャリア13裏面の反り等平面度ばら
つきを吸収すると共にその反発力により電極端子14と
測定端子3は電気的に接続される。さらに測定端子3の
反対端は図示していない配線基板等を通じて検査装置の
測定部に接続され半導体部品を測定する。このように本
発明の半導体部品検査装置は半導体部品表面に段差、凹
凸があった場合でも、半導体部品の電極端子14に測定
端子3を確実に接触させることが出来、安定して測定す
ることができる。
【0011】図2は本発明の他の実施の形態を示す検査
装置の断面図である。この場合蓋部4にはヒートシンク
6が接続されており、検査時に半導体部品1が発生する
熱を袋5内部の液体51を通して効率良く冷却すること
ができる。なぜなら、袋5の柔軟性と内部の液体51に
よって、半導体チップ11、12の厚さが違っていても
ヒートシンク6の下面に均一に袋5が接触するためであ
る。従来の構造では図3に示すようにたとえ蓋部にヒー
トシンクを取り付けても一様に半導体チップが接触せず
放熱状態が悪いままであることは明らかである。
【0012】ここで袋5の内部の液体51を熱伝導率の
良い液体、例えば純水や水銀にすれば熱の発散効率を更
に良くすることができる。また、本実施の形態では、ヒ
ートシンク6を接続し冷却を行ったが、ヒーターブロッ
ク等に換えて半導体部品を効率よく加熱することもでき
る。また、本実施の形態では蓋部4に直接ヒートシンク
6を取り付けて袋5内部の液体51を通じて半導体部品
1の冷却、加熱を行ったが、外部の冷却、または加熱装
置に袋5内部の液体51だけを循環させ液体51を冷
却、加熱し、半導体部品1を冷却、加熱してもよい。
【0013】なお、本実施の形態においては、スプリン
グプローブタイプの測定端子を図示したが、板バネタイ
プでも、シートタイプの測定端子等でもかまわない。ま
た、半導体部品表面の半導体チップはフリップチップ実
装方式以外の方式、たとえば、TAB方式やワイヤーボ
ンディング方式あるいは、それらの方式で実装された半
導体チップを樹脂等でモールドしたものでもかまわない
し、また、半導体チップだけではなく受動部品があって
もかまわない。
【0014】
【発明の効果】本発明の構成による半導体部品検査装置
を使用することにより、表面に段差、凹凸がある半導体
部品であっても安定して高い信頼度で、その半導体部品
の機能、特性を測定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の半導体部品検査装置断
面図
【図2】本発明の他の一実施の形態の半導体部品検査装
置断面図
【図3】従来の半導体部品検査装置断面図
【符号の説明】
1 半導体部品 2 検査装置の本体 3 測定端子 4 蓋部 5 袋 6 ヒートシンク 11 半導体チップ 12 半導体チップ 13 キャリア 14 電極端子 51 液体

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の面に電極端子を有する半導体部品
    を検査する半導体部品検査装置であって、前記半導体部
    品の前記電極端子に対向するように配置された測定端子
    と、内部に流体が充填された袋を固定した蓋部とからな
    り、前記半導体部品の前記第1の面と対向する前記半導
    体部品の第2の面を前記蓋部に固定された袋で押圧する
    ことによって、前記半導体部品の前記電極端子と前記測
    定端子とが電気的に接続されることを特徴とする半導体
    部品検査装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の半導体部品検査装置にお
    いて、前記袋に熱伝導率が良好な流体が充填され、さら
    に前記袋は冷却体または加熱体に接触されることを特徴
    とする半導体部品検査装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の半導体部品検査装置にお
    いて、冷却装置または加熱装置液体を通した前記流体が
    前記袋の内部を循環することを特徴とする半導体部品検
    査装置。
  4. 【請求項4】 前記半導体部品の前記第2の面が凹凸を
    有することを特徴とする請求項1、2、3のいずれかに
    記載の半導体部品検査装置
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