JP2000101970A - 再生装置及び再生方法 - Google Patents

再生装置及び再生方法

Info

Publication number
JP2000101970A
JP2000101970A JP26369998A JP26369998A JP2000101970A JP 2000101970 A JP2000101970 A JP 2000101970A JP 26369998 A JP26369998 A JP 26369998A JP 26369998 A JP26369998 A JP 26369998A JP 2000101970 A JP2000101970 A JP 2000101970A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
encoded data
data
storage means
screen
buffer memory
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP26369998A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4120056B2 (ja
Inventor
Kenji Ogawa
研二 小川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP26369998A priority Critical patent/JP4120056B2/ja
Priority to US09/396,268 priority patent/US6751400B1/en
Publication of JP2000101970A publication Critical patent/JP2000101970A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4120056B2 publication Critical patent/JP4120056B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 MPEG方式等により映像データが圧縮され
てなる符号化データの逆方向再生をより高速に行えるよ
うにする。 【解決手段】 逆方向再生を行うに際し、再生対象とな
る画面を含むGOP(Group Of Pictures)の符号化デ
ータを読み出して当該符号化データをリングバッファメ
モリ20に保持しておく。そして、既に読み出されてリ
ングバッファメモリ20に保持されている符号化データ
が逆方向再生のための復号処理に必要な場合には、当該
リングバッファメモリ20に保持されている符号化デー
タを読み出して復号を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、MPEG方式等に
より圧縮された符号化データを再生する再生装置及び再
生方法に関するものであり、より詳しくは、そのような
再生装置及び再生方法における逆方向再生技術に関す
る。
【0002】
【従来の技術】複数フレームにわたる映像データを圧縮
する手法として、複数フレームにわたって時間軸方向の
相関を利用し、前後のフレームとの差分を記録するよう
にしてデータ量の圧縮を図る手法がある。しかし、常に
差分データのみを記録するのでは、再生が常にデータの
先頭からしか出来なくなるなどの不都合が発生する。
【0003】そこで、通常は、前後のフレームとの相関
を取ることなくフレーム内だけで符号化が完結している
フレーム内予測符号化画面を、定期的に挿入するように
している。すなわち、複数フレームにわたって時間軸方
向の相関を利用して映像データを圧縮する際には、フレ
ーム内予測符号化画面が少なくとも1枚入った画面群構
造を単位として、映像データの圧縮を行うようにする。
【0004】なお、映像データの圧縮方式として広く採
用されているMPEG方式でも、このような画面群構造
を採用しており、MPEG方式では、このような画面群
構造のことをGOP(Group Of Pictures)と称してい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
構造の符号化データを時間軸方向に対して逆方向に再生
する場合には、先ず、最初に再生の対象となる画面の符
号化データを復号し、次に、時間的に一つ前の画面の符
号化データを復号し、以下同様に、時間的に一つ前の画
面の符号化データを順次復号していくこととなる。
【0006】このとき、再生対象画面の符号化データを
復号するには、再生対象画面の符号化データよりも前方
にあるフレーム内予測符号化画面から復号を開始する必
要がある。すなわち、再生対象画面の符号化データを復
号する際は、再生対象画面よりも前方にあるフレーム内
予測符号化画面から再生対象画面までを、外部への出力
を行うことなく順次復号していき、再生対象画面まで復
号が進んだら、再生対象画面の復号データを出力する。
そして、逆方向再生を行うときには、以上のようなフレ
ーム内予測符号化画面から再生対象画面までの復号を、
1画面の再生を行う毎に繰り返し行う。
【0007】以上のように、逆方向再生を行うときに
は、フレーム内予測符号化画面から再生対象画面までの
復号を1画面の再生を行う毎に繰り返し行う必要がある
ため、記録媒体に記録されている符号化データを読み出
して逆方向再生を行うにあたって、当該逆方向再生を高
速に行うには、符号化データを繰り返し高速に記録媒体
から読み出す必要がある。
【0008】映像データが記録される記録媒体として
は、ディスク状記録媒体やテープ状記録媒体が使用され
ることが多いが、このような記録媒体からデータを高速
に読み出すのには限界がある。そのため、従来、符号化
データを繰り返し読み出す必要がある逆方向再生を、高
速に行うことは困難であった。
【0009】本発明は、以上のような従来の実情に鑑み
て提案されたものであり、MPEG方式等により映像デ
ータが圧縮されてなる符号化データの逆方向再生をより
高速に行うことが可能な再生装置及び再生方法を提供す
ることを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係る再生装置
は、映像データが複数フレームにわたって時間軸方向の
相関を利用して圧縮処理された符号化データが、フレー
ム内予測符号化画面が少なくとも1枚入った画面群構造
を単位として記録された記録媒体から、符号化データを
読み出す読み出し手段を備える。また、1つの画面群構
造の符号化データ分以上の記憶容量を有し、上記読み出
し手段により記録媒体から読み出された符号化データを
保持する記憶手段を備える。そして、記録媒体に記録さ
れた符号化データを時間軸方向に対して逆方向に再生す
る際に、再生対象となる画面を含む画面群構造の符号化
データを読み出し手段により読み出して当該符号化デー
タを記憶手段に保持しておき、読み出し手段により既に
読み出されて記憶手段に保持されている符号化データが
逆方向再生のための復号処理に必要な場合には、記憶手
段に保持されている符号化データを読み出して復号を行
う。
【0011】なお、上記記憶手段は、逆方向再生を行う
際に、保持していた符号化データが復号処理の完了によ
り不要となった場合には、不要となった符号化データが
保持されていた領域を順次解放して空き領域とすること
が好ましい。また、上記読み出し手段は、逆方向再生を
行う際に、記憶手段に空き領域がある場合には、次に必
要となる符号化データを読み出して、当該符号化データ
を記憶手段の空き領域に順次格納していくことが好まし
い。
【0012】以上のような本発明に係る再生装置では、
逆方向再生時に、再生対象となる画面を含む画面群構造
の符号化データを読み出し手段により読み出して当該符
号化データを記憶手段に保持しておき、読み出し手段に
より既に読み出されて記憶手段に保持されている符号化
データが逆方向再生のための復号処理に必要な場合に
は、記憶手段に保持されている符号化データを読み出し
て復号を行うようにしている。したがって、同じ符号化
データを繰り返し記録媒体から読み出すようなことな
く、逆方向再生を行うことができる。
【0013】一方、本発明に係る再生方法は、映像デー
タが複数フレームにわたって時間軸方向の相関を利用し
て圧縮処理された符号化データが、フレーム内予測符号
化画面が少なくとも1枚入った画面群構造を単位として
記録された記録媒体から、符号化データを読み出して時
間軸方向に対して逆方向に再生する際に、再生対象とな
る画面を含む画面群構造の符号化データを読み出して当
該符号化データを、1つの画面群構造の符号化データ分
以上の記憶容量を有する記憶手段に保持しておく。そし
て、既に読み出されて記憶手段に保持されている符号化
データが逆方向再生のための復号処理に必要な場合に
は、記憶手段に保持されている符号化データを読み出し
て復号を行う。
【0014】なお、逆方向再生を行う際、記憶手段によ
って保持していた符号化データが復号処理の完了により
不要となった場合には、不要となった符号化データが保
持されていた領域を順次解放して空き領域とすることが
好ましい。また、逆方向再生を行う際、記憶手段に空き
領域がある場合には、次に必要となる符号化データを読
み出して、当該符号化データを記憶手段の空き領域に順
次格納していくことが好ましい。
【0015】以上のような本発明に係る再生方法では、
逆方向再生時に、再生対象となる画面を含む画面群構造
の符号化データを読み出して当該符号化データを記憶手
段に保持しておき、既に読み出されて記憶手段に保持さ
れている符号化データが逆方向再生のための復号処理に
必要な場合には、記憶手段に保持されている符号化デー
タを読み出して復号を行うようにしている。したがっ
て、同じ符号化データを繰り返し記録媒体から読み出す
ようなことなく、逆方向再生を行うことができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下の
説明では、映像データ等が記録される光ディスクとして
実用化されているDVDから映像データ等を再生するD
VD再生装置に本発明を適用した場合を例に挙げて説明
する。
【0017】本発明を適用したDVD再生装置の一構成
例を図1に示す。このDVD再生装置1は、記録媒体
(DVD)100からRF信号を再生するピックアップ
2と、このピックアップ2により再生されたRF信号が
供給され当該RF信号の2値化処理等を行うRF回路3
と、RF回路3からの再生データが供給されエラー訂正
等のデコード処理を行うデータデコーダ4と、データデ
コーダ4によりデコード処理が施された再生データを一
時的に保持するリングバッファメモリ20と、データデ
コーダ4によりデコード処理が施された再生データを主
映像圧縮データ、副映像圧縮データ、音声圧縮データに
振り分けるデマルチプレクサ5とを備える。
【0018】また、DVD再生装置1は、デマルチプレ
クサ5から出力された主映像圧縮データを復号するビデ
オデコーダ6と、デマルチプレクサ5から出力された副
映像圧縮データを復号して上記主映像データと合成する
副映像デコーダ7と、デマルチプレクサ5から出力され
た音声圧縮データを復号するオーディオデコーダ8とを
備える。
【0019】また、DVD再生装置1は、副映像デコー
ダ7からの副映像データと、ビデオデコーダ6からの主
映像データとが合成されてなる映像データが供給され、
当該映像データをNTSC信号又はPAL信号に変換す
るディジタル/NTSC、PAL変換回路(以下、単に
NTSC変換回路という。)9を備える。そして、この
DVD再生装置1から出力されたNTSC変換回路9か
らのNTSC信号又はPAL信号は、モニタ200に入
力されて映像化される。
【0020】また、DVD再生装置1は、オーディオデ
コーダ8からの音声データが供給され、当該音声データ
をアナログ信号に変換するディジタル/アナログ変換回
路(以下、単にA/D変換回路という。)10を備え
る。
【0021】さらに、DVD再生装置1は、ピックアッ
プ2、RF回路3、データデコーダ4、デマルチプレク
サ5、ビデオデコーダ6、副映像デコーダ7、オーディ
オデコーダ8、NTSC変換回路9及びA/D変換回路
10を制御するコントローラ11と、このコントローラ
11とユーザーの操作入力を媒介するユーザーインター
フェース12と、コントローラ11のデータ記憶部とな
るメモリ13とを備える。
【0022】なお、このDVD再生装置1による再生の
対象となる記録媒体100には、MPEG方式による画
像圧縮処理が施された符号化データが、図2に示すよう
なDVDフォーマットに則って、Video Object Set(以
下、VOBSと称する。)と称される単位にて記録され
ている。すなわち、記録媒体100には、例えば、映画
の1作品が一つのVOBSとして記録される。
【0023】VOBSは、複数のVideo Object(以下、
VOBと称する。)から構成され、VOBは、複数のC
ellにより構成される。Cellは、例えば映画にお
ける1シーンの単位となる。そして、Cellは、複数
のVideo Object Unit(以下、VOBUと称する。)に
より構成されている。
【0024】VOBUは、ナビゲーションデータ、主映
像圧縮データ、副映像圧縮データ及び音声圧縮データか
ら構成される。なお、DVDでは、主映像データの圧縮
にMPEG方式を採用しており、1つのVOBUに含ま
れる主映像圧縮データは1以上のGOPからなる。
【0025】そして、VOBUを構成するナビゲーショ
ンデータ、主映像圧縮データ、副映像圧縮データ及び音
声圧縮データは、それぞれナビゲーションパック(NV
_PCK)、主映像パック(V_PCK)、副映像パッ
ク(SP_PCK)及び音声パック(A_PCK)にパ
ック化されて記録されている。
【0026】ここで、ナビゲーションデータは、VOB
U内のデータに関する情報や、特殊再生用の情報などが
記録されているデータである。また、主映像圧縮データ
は、映画等の主映像となるデータであって、DVDフォ
ーマットにおけるビデオストリームを構成する。また、
副映像圧縮データは、字幕等のデータであって、DVD
フォーマットにおけるサブピクチャーストリームを構成
する。また、音声圧縮データは、音声に関するデータで
あって、DVDフォーマットにおけるオーディオストリ
ームを構成する。
【0027】このようなDVDフォーマットに則ってデ
ータが記録された記録媒体100は、DVD再生装置1
のピックアップ2によってそのデータが読み出される。
ピックアップ2は、当該ピックアップ2に組み込まれて
いるレーザ光源からのレーザ光を記録媒体100の信号
記録面に照射して、信号記録面で反射された反射光を受
光する。そして、ピックアップ2は、受光した光に応じ
て再生したRF信号をRF回路3に供給する。
【0028】RF回路3は、このRF信号の波形等化及
び2値化等を行い、再生データとその同期信号等を生成
する。このRF回路3により生成された再生データ等
は、データデコーダ4に供給される。
【0029】データデコーダ4は、RF回路3により生
成された再生データに対して、エラー訂正等のデコード
処理を行う。データデコーダ4によりエラー訂正等のデ
コード処理が施された再生データは、リングバッファメ
モリ20に一旦保持され、適切なタイミングで読み出さ
れてデマルチプレクサ5に供給される。
【0030】ここで、リングバッファメモリ20には、
当該リングバッファメモリ20の任意の場所への書き込
みと、当該リングバッファメモリ20の任意の場所から
の読み出しとを、互いに無関係に同時に動作できるもの
を用いる。また、リングバッファメモリ20の記憶容量
は、1GOP分以上としておく。なお、GOPとは、上
述したように、MPEG方式において規定されている画
面群構造の単位であり、1つのGOPには、少なくとも
1枚のフレーム内予測符号化画面が含まれる。
【0031】デマルチプレクサ5は、データデコーダ4
によりエラー訂正等のデコード処理が施された再生デー
タを、各種パックに分割する。すなわち、デマルチプレ
クサ5は、再生データを、ナビゲーションパック(NV
_PCK)、主映像パック(V_PCK)、副映像パッ
ク(SP_PCK)、音声パック(A_PCK)に分割
する。そして、デマルチプレクサ5は、ナビゲーション
パック(NV_PCK)をコントローラ11へ供給し、
それ以外のパックをそれぞれのパックに対応した各デコ
ーダにそれぞれ供給する。
【0032】すなわち、デマルチプレクサ5は、主映像
圧縮データからなる主映像パック(V_PCK)をビデ
オデコーダ6に供給し、副映像圧縮データからなる副映
像パック(SP_PCK)を副映像デコーダ7に供給
し、音声圧縮データからなる音声パック(A_PCK)
をオーディオデコーダ8に供給する。
【0033】ビデオデコーダ6は、デマルチプレクサ5
から供給された主映像パック内の主映像圧縮データの復
号処理を行い、この復号処理により、主映像圧縮データ
が伸長化されてなる主映像データを生成する。ここで、
ビデオデコーダ6には、主映像圧縮データの復号処理に
必要なフレームバッファ用メモリ15が付加されてお
り、ビデオデコーダ6は、このフレームバッファ用メモ
リ15を利用して、主映像圧縮データの復号処理を行
う。そして、ビデオデコーダ6は、生成した主映像デー
タを副映像デコーダ7に供給する。
【0034】副映像デコーダ7は、デマルチプレクサ5
から供給された副映像パック内の副映像圧縮データの復
号処理を行い、この復号処理により、副映像圧縮データ
が伸長化されてなる副映像データを生成する。また、副
映像デコーダ7は、この副映像データを、ビデオデコー
ダ6から供給された主映像データに合成して、映像デー
タを生成する。すなわち、副映像デコーダ7は、副映像
データとして再生される字幕データ等を主映像データに
合成する。そして、副映像デコーダ7は、生成した映像
データをNTSC変換回路9に供給する。なお、副映像
デコーダ7は、副映像データが無い場合には、ビデオデ
コーダ6から供給された主映像データをそのまま映像デ
ータとしてNTSC変換回路9に供給する。
【0035】NTSC変換回路9は、映像データをディ
ジタルデータからNTSCやPAL等のテレビジョン信
号に変換する。NTSC変換回路9からのテレビジョン
信号は、モニタ200に送られ、モニタ200によって
映像として映し出される。
【0036】オーディオデコーダ8は、デマルチプレク
サ5から供給された音声パック内の音声圧縮データの復
号処理を行い、この復号処理により、音声圧縮データが
伸長化されてなる音声データを生成する。そして、オー
ディオデコーダ8は、生成した音声データをA/D変換
回路10に供給する。
【0037】A/D変換回路10は、ディジタルデータ
である音声データをアナログの音声信号に変換して出力
する。この出力をスピーカ等に供給することにより、ユ
ーザーは記録媒体100から再生した音声を聞くことが
できる。
【0038】コントローラ11は、ピックアップ2、R
F回路3、データデコーダ4、デマルチプレクサ5、ビ
デオデコーダ6、副映像デコーダ7、オーディオデコー
ダ8、NTSC変換回路9及びA/D変換回路10の以
上のような動作の制御を行う。また、コントローラ11
には、操作パネルやリモートコントローラからなるユー
ザーインターフェース12を介してユーザーからの操作
入力がなされ、この操作入力に基づいてコントローラ1
1は各回路の制御を行う。
【0039】つぎに、以上のようなDVD再生装置1の
逆方向再生時の動作について説明する。
【0040】MPEG方式を採用して圧縮された符号化
データにおいて、各GOPには、前後のフレームとの相
関を取ることなくフレーム内だけで符号化が完結してい
るフレーム内予測符号化画面が一つ以上含まれている。
そして、再生対象となる画面を復号するには、当該画面
を含んだGOP又はその一つ前のGOPの先頭(以下、
GOP先頭と称する。)から、符号化データをビデオデ
コーダ6へ供給し復号を行えばよい。
【0041】そして、逆方向再生時には、再生対象とな
る画面が、時間軸方向に対して逆方向に進んでいく。し
たがって、逆方向再生時には、先ず、GOP先頭から最
初に再生対象となる画面までの符号化データをビデオデ
コーダ6へ供給し復号を行い、次に、GOP先頭から2
番目に再生対象となる画面(すなわち一つ前の画面)ま
での符号化データをビデオデコーダ6へ供給し復号を行
い、次に、GOP先頭から3番目に再生対象となる画面
(すなわち更に一つ前の画面)までの符号化データをビ
デオデコーダ6へ供給し復号を行う。そして、以下同様
に、GOP先頭から再生対象となる画面までの符号化デ
ータをビデオデコーダ6へ順次供給して復号を行ってい
くことで、逆方向再生が実現される。
【0042】そして、従来のDVD再生装置では、この
ような逆方向再生を実現するために、各再生対象画面毎
に、GOP先頭から再生対象画面までの符号化データを
記録媒体から読み出すようにしていた。そのため、記録
媒体からの符号化データの読み出しに要する時間がボト
ルネックとなり、逆方向再生の高速化が難しかった。
【0043】これに対して、本発明を適用したDVD装
置1では、逆方向再生を行う際に、1回の復号処理で必
要とする符号化データが記録媒体中の連続した一部のみ
であり、しかも、その符号化データを復号処理に繰り返
し使用することが多いことに着眼して、記録媒体100
から一旦読み出した符号化データをリングバッファメモ
リ20に保存しておくようにする。そして、逆方向再生
を行う際に、記録媒体100から既に読み出してある符
号化データを復号処理に繰り返し用いる場合には、改め
て記録媒体100から読み出すのではなく、リングバッ
ファメモリ20に保存してある符号化データを用いるよ
うにする。これにより、記録媒体100からのデータの
読み出しを繰り返し行う必要が無くなり、逆方向再生の
高速化を図ることが可能となる。
【0044】このようにリングバッファメモリ20を用
いて逆方向再生を行う際は、具体的には、先ず、逆方向
再生を行うにあたって最初に必要となる符号化データ
を、上述したようにピックアップ2、RF回路3、デー
タデコーダ4を用いて、記録媒体100からGOP単位
で読み出し、その符号化データをリングバッファメモリ
20に書き込む。
【0045】次に、リングバッファメモリ20に書き込
まれた符号化データのうち、最初に再生すべき画面の復
号に必要なデータ、すなわちGOP先頭から再生対象と
なる画面までの符号化データを、リングバッファメモリ
20から読み出す。そして、リングバッファメモリ20
から読み出された符号化データは、上述したように、デ
マルチプレクサ5に送られ、その後、各デコーダによる
復号処理等が施される。
【0046】次に、リングバッファメモリ20に書き込
まれた符号化データのうち、2番目に再生すべき画面
(すなわち一つ前の画面)の復号に必要なデータ、すな
わちGOP先頭から再生対象となる画面までの符号化デ
ータを、リングバッファメモリ20から読み出す。そし
て、リングバッファメモリ20から読み出された符号化
データは、上述したように、デマルチプレクサ5に送ら
れ、その後、各デコーダによる復号処理等が施される。
【0047】そして、以上のような処理を順次行ってい
くことで逆方向再生を順次進めていく。このとき、再生
すべき画面の復号に必要な符号化データをリングバッフ
ァメモリ20から読み出して復号処理を行っている間に
も、次に必要となる符号化データを記録媒体100から
予め読み出しておき、リングバッファメモリ20の空き
領域へ順次書き込んでいく。これにより、復号に必要な
符号化データをデマルチプレクサ5に送る必要があると
きには、復号に必要な符号化データが既に記録媒体10
0から読み出されてリングバッファメモリ20に存在し
ているようにしておく。また、このように逆方向再生を
順次進めていくとき、リングバッファメモリ20の記憶
領域のうち、再生が完了して不要となった符号化データ
が書き込まれていた領域は空き領域として、次なる符号
化データの取り込みに使用する。
【0048】以上のように逆方向再生を行うときのリン
グバッファメモリ20の制御処理について更に詳細に説
明する。
【0049】リングバッファメモリの制御処理は、記録
媒体100から符号化データを読み出してリングバッフ
ァメモリ20に書き込むデータ入力制御処理(図3)
と、復号に必要な符号化データをリングバッファメモリ
20から読み出すデータ出力制御処理(図4)とからな
る。
【0050】データ入力制御処理では、図3に示すよう
に、先ず、ステップS1−1において、リングバッファ
メモリ20に空き領域があるかを判別する。空き領域が
ない場合には、空き領域が生じるまで待ち状態となり、
一方、空き領域がある場合には、ステップS1−2へ進
む。
【0051】ステップS1−2では、リングバッファメ
モリ20上にある符号化データの前方にあたる符号化デ
ータを、リングバッファメモリ20の空きの分だけ記録
媒体100から読み出し、その符号化データをリングバ
ッファメモリ20の空き領域に書き込む。その後、ステ
ップS1−1へ戻って処理を繰り返す。
【0052】このようなデータ入力制御処理を行うこと
で、リングバッファメモリ20に空き領域が生じる度
に、復号に必要な符号化データが記録媒体100から読
み出されてリングバッファメモり20に書き込まれるこ
ととなる。
【0053】一方、データ出力制御処理では、図4に示
すように、先ず、ステップS2−1において、リングバ
ッファメモリ20から符号化データを読み出して出力す
るように指示する要求が来ているかを判別する。そし
て、符号化データの出力要求が来ていない場合には、符
号化データの出力要求が来るまで待ち状態となり、一
方、符号化データの出力要求が来ている場合は、ステッ
プS2−2へ進む。
【0054】ステップS2−2では、出力要求が来てい
る符号化データがリングバッファメモリ20に既に取り
込まれているかを判別する。そして、出力要求のあった
符号化データの取り込みが完了していない場合には、当
該符号化データの取り込みがデータ入力制御処理により
行われるまで、ステップS2−1に戻って処理を繰り返
す。一方、出力要求のあった符号化データの取り込みが
完了している場合には、ステップS2−3へ進む。
【0055】ステップS2−3では、出力要求のあった
符号化データをリングバッファメモリ20から出力す
る。リングバッファメモリ20から出力された符号化デ
ータは、上述したように、デマルチプレクサ5に送ら
れ、その後、各デコーダによる復号処理等が施される。
【0056】次に、ステップS2−4において、リング
バッファメモリ20の記憶領域のうち、再生が完了して
不要となった符号化データが書き込まれていた領域を空
き領域とする。その後、ステップS2−1へ戻って処理
を繰り返す。なお、ステップS2−4での処理により、
リングバッファメモリ20に空き領域が生じると、上述
のデータ入力制御処理により、記録媒体100から新た
な符号化データが読み出されて、当該符号化データが新
たにリングバッファメモリ20に書き込まれることとな
る。
【0057】以上のようなリングバッファメモリ制御処
理を行ったときのリングバッファメモリ20の記憶領域
の使われ方の具体例を図5に示す。なお、ここでは、便
宜上、GOPを単位として記録された映像データについ
てだけ着目し、その他のデータ(ナビゲーションデータ
等)の処理については説明を省略する。
【0058】まず、図5(a)に示すように、記録媒体
には、n−1番目のGOP(GOPn-1)、n番目のG
OP(GOPn)、n+1番目のGOP(GOPn+1)が
記録されているとする。このとき、GOPn+1から逆方
向再生を開始するとする。
【0059】このときには、先ず、図5(b)に示すよ
うに、GOPn+1の末尾から先頭方向に向かって、リン
グバッファメモリ20の空き領域の分だけ符号化データ
を読み込み、読み込んだ符号化データをリングバッファ
メモリ20に書き込む。図5(b)の例では、GOP
n+1の符号化データと、GOPn+1の一つ前のGOP(す
なわちGOPn)の後半の一部の符号化データとが読み
込まれ、リングバッファメモリ20に書き込まれてい
る。
【0060】次に、再生対象となる画面の復号に必要な
符号化データが、リングバッファメモリ20から読み出
されて、デマルチプレクサ5へと送られる。これによ
り、これ以降の復号処理には不要となった符号化データ
がある場合には、図5(c)に示すように、その符号化
データが保存されていたリングバッファメモリ20の記
憶領域を開放し、空き領域とする。
【0061】次に、図5(d)に示すように、符号化デ
ータの続きをリングバッファメモリ20の空き領域の分
だけ読み込み、その符号化データをリングバッファメモ
リ20の空き領域に書き込む。図5(d)の例では、G
OPnの符号化データの続きの一部が読み込まれ、リン
グバッファメモリ20に書き込まれている。
【0062】次に、再生対象となる画面の復号に必要な
符号化データが、リングバッファメモリ20から読み出
されて、デマルチプレクサ5へと送られる。これによ
り、これ以降の復号処理には不要となった符号化データ
がある場合には、図5(e)に示すように、その符号化
データが保存されていたリングバッファメモリ20の記
憶領域を開放し、空き領域とする。
【0063】次に、図5(f)に示すように、符号化デ
ータの続きをリングバッファメモリ20の空き領域の分
だけ読み込み、その符号化データをリングバッファメモ
リ20の空き領域に書き込む。図5(f)の例では、G
OPnの符号化データの残りと、GOPnの一つ前のGO
P(すなわちGOPn-1)の後半の一部の符号化データ
とが読み込まれ、リングバッファメモリ20に書き込ま
れている。
【0064】そして、以下同様に、リングバッファメモ
リ20からの符号化データの読み出しと、不要となった
符号化データが保存されていたリングバッファメモリ2
0の記憶領域の開放と、空き領域となったリングバッフ
ァメモリ20への新たな符号化データの書き込みとを順
次繰り返し行っていく。
【0065】ここで、リングバッファメモリ20には、
1GOP分以上の記憶容量を持たせている。換言すれ
ば、リングバッファメモリ20は、1度の復号に必要な
データ量の最大値以上の記憶容量を有している。したが
って、以上にようにリングバッファメモリ20を用いる
ことで、1度の復号に必要な符号化データは、常にリン
グバッファメモリ20上に全て存在することとなる。し
たがって、以上のようにリングバッファメモリ20を用
いて逆方向再生を行うことで、逆方向再生時に各画面を
復号するために記録媒体100から同じ符号化データを
繰り返し読み出すような処理が不要となる。
【0066】なお、以上のようにリングバッファメモリ
20を用いて逆方向再生を行う場合は、図5に示したよ
うに、記録媒体100上での符号化データの並びと、リ
ングバッファメモリ20上での符号化データの並びとが
同じとなるように、リングバッファメモリ20に符号化
データを書き込んでいく。
【0067】すなわち、リングバッファメモリ20に空
き領域が生じる毎に記録媒体100から符号化データを
読み出して、当該符号化データをリングバッファメモリ
20に順次書き込むときには、それらの符号化データが
リングバッファメモリ20上で連続するように書き込ん
でいく。これにより、リングバッファメモリ20の記憶
領域を非常に効率良く利用することができる。
【0068】換言すれば、リングバッファメモリ20を
このように用いることで、リングバッファメモリ20に
保持すべき符号化データ量を最小限に抑えることがで
き、1度の復号に必要なデータ量の最大値だけの記憶容
量があれば、本発明を適用するにあたっての必要条件を
満たすことができる。
【0069】以上のように、本発明を適用することによ
り、逆方向再生時に各画面を復号するために記録媒体1
00から同じデータを繰り返し読み出すような処理が不
要となるので、逆方向再生を高速に行うことが可能とな
る。更に、上述のようにリングバッファメモリ20への
書き込み順を工夫することで、記憶領域を効率良く用い
ることができ、少ない記憶容量にて、本発明を実現する
ことが出来る。更に、多くのDVD再生装置では、もと
もとリングバッファメモリを備えているので、本発明を
適用するにあたっての装置の変更量は少なくて済む。す
なわち、本発明を適用することにより、コストの増加を
最小限に抑えつつ、逆方向再生の高速を図ることが出来
る。
【0070】なお、以上の説明では、フレーム内予測符
号化画面が少なくとも1枚入った画面群構造の最小単位
であるGOPを単位として処理を行う例を挙げたが、G
OPよりも大きな単位で処理を行うようにしてもよいこ
とは言うまでもない。すなわち、例えば、リングバッフ
ァメモリ20の記憶容量を1VOBU分以上として、V
OBUを単位として処理を行うようにしてもよいし、更
には、例えば、リングバッファメモリ20の記憶容量を
1Cell分以上として、Cellを単位として処理を
行うようにしてもよい。
【0071】また、以上の説明では、記録媒体100か
ら読み出された符号化データを保持する記憶手段とし
て、リングバッファメモリ20を用いた例を挙げた。リ
ングバッファメモリを用いれば、上述したように記憶領
域を非常に効率良く利用できるので、記録媒体から読み
出された符号化データを保持する記憶手段としてリング
バッファメモリは非常に好適である。しかし、十分な記
憶容量があるのならば、記録媒体から読み出された符号
化データを保持する記憶手段は、リングバッファメモリ
でなくても良いことは言うまでもない。
【0072】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、MPEG方式等により映像データが圧縮されてな
る符号化データの逆方向再生をより高速に行うことが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したDVD再生装置の一構成例を
示すブロック図である。
【図2】DVDフォーマットのデータ構造を示す図であ
る。
【図3】データ入力制御処理の流れを示す図である。
【図4】データ出力制御処理の流れを示す図である。
【図5】リングバッファメモリの記憶領域の使われ方の
具体例を示す図である。
【符号の説明】
1 DVD再生装置、 2、 ピックアップ、 3 R
F回路、 4 データデコーダ、 5 デマルチプレク
サ、 6 ビデオデコーダ、 7 副映像デコーダ、
8 オーディオデコーダ、 9 NTSC変換回路、
10 D/A変換回路、 11 コントローラ、 12
ユーザーインターフェース、 13メモリ、 15
フレームバッファ用メモリ、 20 リングバッファメ
モリ、100 記録媒体、 200 モニタ
フロントページの続き Fターム(参考) 5C053 FA06 FA24 GB06 GB08 GB11 GB12 GB21 GB30 GB37 HA25 KA01 KA03 KA24 5C059 KK08 LA01 MA00 MA04 MA05 PP05 PP06 PP14 RB01 RC32 RC34 SS13 SS18 SS30 UA05 UA31 UA36

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像データが複数フレームにわたって時
    間軸方向の相関を利用して圧縮処理された符号化データ
    が、フレーム内予測符号化画面が少なくとも1枚入った
    画面群構造を単位として記録された記録媒体から、符号
    化データを読み出す読み出し手段と、 1つの画面群構造の符号化データ分以上の記憶容量を有
    し、上記読み出し手段により記録媒体から読み出された
    符号化データを保持する記憶手段とを有し、 記録媒体に記録された符号化データを時間軸方向に対し
    て逆方向に再生する際に、再生対象となる画面を含む画
    面群構造の符号化データを読み出し手段により読み出し
    て当該符号化データを記憶手段に保持しておき、読み出
    し手段により既に読み出されて記憶手段に保持されてい
    る符号化データが逆方向再生のための復号処理に必要な
    場合には、記憶手段に保持されている符号化データを読
    み出して復号を行うことを特徴とする再生装置。
  2. 【請求項2】 上記逆方向再生を行う際に、 上記記憶手段は、保持していた符号化データが復号処理
    の完了により不要となった場合には、不要となった符号
    化データが保持されていた領域を順次解放して空き領域
    とし、 上記読み出し手段は、記憶手段に空き領域がある場合に
    は、次に必要となる符号化データを読み出して、当該符
    号化データを記憶手段の空き領域に順次格納していくこ
    とを特徴とする請求項1記載の再生装置。
  3. 【請求項3】 上記記憶手段は、リングバッファメモリ
    であることを特徴とする請求項2記載の再生装置。
  4. 【請求項4】 映像データが複数フレームにわたって時
    間軸方向の相関を利用して圧縮処理された符号化データ
    が、フレーム内予測符号化画面が少なくとも1枚入った
    画面群構造を単位として記録された記録媒体から、符号
    化データを読み出して時間軸方向に対して逆方向に再生
    する際に、 再生対象となる画面を含む画面群構造の符号化データを
    読み出して当該符号化データを、1つの画面群構造の符
    号化データ分以上の記憶容量を有する記憶手段に保持し
    ておき、 既に読み出されて記憶手段に保持されている符号化デー
    タが逆方向再生のための復号処理に必要な場合には、記
    憶手段に保持されている符号化データを読み出して復号
    を行うことを特徴とする再生方法。
  5. 【請求項5】 上記逆方向再生を行う際に、 上記記憶手段によって保持していた符号化データが復号
    処理の完了により不要となった場合には、不要となった
    符号化データが保持されていた領域を順次解放して空き
    領域とし、 上記記憶手段に空き領域がある場合には、次に必要とな
    る符号化データを読み出して、当該符号化データを記憶
    手段の空き領域に順次格納していくことを特徴とする請
    求項4記載の再生方法。
  6. 【請求項6】 上記記憶手段として、リングバッファメ
    モリを用いることを特徴とする請求項5記載の再生方
    法。
JP26369998A 1998-09-17 1998-09-17 再生装置及び再生方法 Expired - Fee Related JP4120056B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26369998A JP4120056B2 (ja) 1998-09-17 1998-09-17 再生装置及び再生方法
US09/396,268 US6751400B1 (en) 1998-09-17 1999-09-15 Reproducing method and apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26369998A JP4120056B2 (ja) 1998-09-17 1998-09-17 再生装置及び再生方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000101970A true JP2000101970A (ja) 2000-04-07
JP4120056B2 JP4120056B2 (ja) 2008-07-16

Family

ID=17393115

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26369998A Expired - Fee Related JP4120056B2 (ja) 1998-09-17 1998-09-17 再生装置及び再生方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4120056B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104185982A (zh) * 2012-02-29 2014-12-03 远升科技股份有限公司 视频处理方法和实施所述方法的视频设备
CN113271468A (zh) * 2020-02-14 2021-08-17 北京灵汐科技有限公司 一种基于GOP的SoC视频解码缓冲方法和装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104185982A (zh) * 2012-02-29 2014-12-03 远升科技股份有限公司 视频处理方法和实施所述方法的视频设备
CN104185982B (zh) * 2012-02-29 2017-05-24 远升科技股份有限公司 视频处理方法和实施所述方法的视频设备
CN113271468A (zh) * 2020-02-14 2021-08-17 北京灵汐科技有限公司 一种基于GOP的SoC视频解码缓冲方法和装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4120056B2 (ja) 2008-07-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7519266B1 (en) Eliminating picture format artifacts in MPEG trick modes
JP3815458B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
EP2186340B1 (en) A video data reproduction system
US7024102B1 (en) Image data reproducing method, image data reproducing apparatus, image data recording method and image data recording apparatus
US6751400B1 (en) Reproducing method and apparatus
JP4726267B2 (ja) 符号化ビデオ信号フォーマット
US6714721B2 (en) Changing a playback speed for video presentation recorded in a non-progressive frame structure format
JPH10210402A (ja) ディジタル信号編集装置及び方法
US6707984B2 (en) Changing a playback speed for video presentation recorded in a modified film format
US6363208B2 (en) Digital signal reproduction method and apparatus
JP4120055B2 (ja) 再生装置及び再生方法
JP2003209781A (ja) データ記録装置、データ再生装置、データ記録再生方法及び撮像装置
US7215871B2 (en) Changing a playback speed for video presentation recorded in a field structure format
JP4120056B2 (ja) 再生装置及び再生方法
JPH11252507A (ja) 映像信号再生装置及びその方法並びに映像信号記録再生装置及びその方法
JP2005080073A (ja) 画像再生装置および画像データの逆方向再生方法
EP1005226A2 (en) MPEG reproducing apparatus and methods
JP3039416B2 (ja) 映像記憶再生装置
JP2000175151A (ja) Mpeg再生装置及びmpeg再生方法
JP4800824B2 (ja) 記録媒体
JP3769863B2 (ja) 情報信号再生装置および方法
JP4813905B2 (ja) 再生装置及び方法、記録媒体、データ構造、並びに記録装置及び方法
JP2004140679A (ja) 記録媒体とその再生装置及び記録装置
JP2001094938A (ja) 圧縮画像再生方法及び装置
JP2001128119A (ja) 符号化データ記録再生装置、符号化データ再生装置、及び符号化データ記録媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050804

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060921

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061003

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061204

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080401

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080414

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110509

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110509

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120509

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees