JP2000101635A - 情報収集支援システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】募集情報の内容に応じて的確な情報提供者に質
問、情報提供依頼を自動送信するシステムの提供。 【解決手段】情報の提供を欲する情報募集者が、募集情
報を端末から入力し該募集情報に懸賞情報／スコアを付
加して情報提供者に送信し該募集情報に対する提供情報
を情報提供者から受け取った際にこれを情報募集者に返
送する情報収集支援システムであって、情報提供者の提
供可能な情報に関するキーワードと情報提供者の識別情
報及び電子メールアドレスとの対応を記憶手段に登録し
ておき、情報募集者が募集情報とともに募集情報に関連
するキーワードを入力した際、キーワードを記憶手段か
ら検索してキーワードに対応する情報提供者の電子メー
ルアドレスを取得し、取得した電子メールアドレスを宛
先として情報募集者の募集情報を懸賞情報とともに送信
する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明が属する技術分野】本発明は、コンピュータネッ
トワークを用いて、個人が所有又は入手可能な情報を効
率的に収集することを支援するシステムに関し、特に、
募集情報事項に懸賞を付加して登録された情報提供者に
配布することにより、情報をより多数の者から迅速に収
集可能とするシステムに関する。

【０００２】

【従来の技術】近時、ネットワーク、コンピュータ技術
の進展に伴い、インターネットの普及はめざましいもの
がある。

【０００３】ところで、個人、もしくは法人等の団体が
所望の情報を取得する方法として、 （１）人に直接聞く； （２）刊行物を検索する； （３）データベース（インターネットを含む）を検索す
る、及び （４）インターネット又はパソコン通信の電子メール
（E-mail）、ニューズグループ、メーリングリスト等で
質問するなどの方法が用いられている。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記
（１）の方法の場合、収集範囲が限定され広く情報が集
まらない、上記（２）の場合、情報収集に時間がかかる
上、活字化されていない情報は集まらない、上記（３）
の場合、効率的にサーチするためには専門のサーチャ等
に依頼しなければならず、またデータベースの知識、検
索の知識等が必要で、簡単に情報を収集することができ
ない。さらに検索にコストがかかる上、データベースか
されていない情報は収集できない、という問題点を有し
ている。

【０００５】またインターネット又はパソコン通信を用
いた上記（４）の方法の場合、質問に答えてくれる人
は、ボランティアであるために、質及び量において乏し
く、また匿名性に欠けるため、密かに情報収集すること
ができない。

【０００６】すなわち、従来の情報収集方法において
は、個人が所有している情報を、効率的に引き出し、そ
の有効活用を図るためのシステムが存在せず、個人が持
っている情報は、軽視されがちであり、これらの個人の
有する情報を相互に有効利用を図るための特定のシステ
ムの具現化は未だ実現されていない、というのが実状で
ある。

【０００７】ところで、情報収集に際して、広範囲性、
高速性、高品質性、匿名性を兼ね備えたシステムが実現
できれば、インターネット等のネットワーク環境をさら
に有効利用することになり、予めどのような情報をもっ
ているのかが登録されていれば、質問の内容に適した情
報提供者からの回答を得ることができる。

【０００８】本発明は、かかる技術的課題を本発明者が
認識し鋭意研究した結果創案されたものであって、情報
収集に際して、募集情報の内容に応じて的確な情報提供
者に質問、情報提供依頼を自動送信するシステムを提供
することをその目的とする。

【０００９】

【発明を解決するための手段】前記目的を達成するする
ために、本発明は、質問に対する回答もしくは情報の提
供を欲する情報募集者が、募集情報を端末から入力し、
該募集情報に懸賞情報もしくはスコアを付加して情報提
供者に送信し、該募集情報に対する提供情報を情報提供
者から受け取った際にこれを情報募集者に返送する情報
収集支援システムであって、前記情報提供者の提供可能
な情報に関するキーワードと、前記情報提供者の識別情
報及び電子メールアドレス情報との対応を記憶手段に登
録しておき、前記情報募集者が前記募集情報とともに前
記募集情報に関連するキーワードを入力した際、前記キ
ーワードを前記記憶手段から検索して、前記キーワード
に対応する情報提供者の電子メールアドレス情報を取得
し、前記取得した電子メールアドレス情報を宛先として
前記情報募集者の前記募集情報を前記懸賞情報とともに
送信するように制御する手段を備えたことを特徴とす
る。

【００１０】

【発明の実施の形態】本発明のシステムは、その好まし
い実施の形態において、質問に対する回答もしくは情報
の提供依頼を欲する情報募集者が、募集情報を端末から
入力し、該募集情報に懸賞情報もしくはスコアを付加し
て情報提供者に送信し、該募集情報に対する提供情報を
情報提供者から受け取った際にこれを情報募集者に返送
する情報収集支援システムであって、前記情報提供者の
提供可能な情報に関するキーワードと、前記情報提供者
の識別情報及び電子メールアドレス情報との対応をデー
タベースに登録しておき、前記情報募集者が前記募集情
報とともに前記募集情報に関連するキーワードを入力し
た際、前記キーワードをデータベースから検索して、前
記キーワードに対応する情報提供者の電子メールアドレ
ス情報を取得し、前記取得した電子メールアドレス情報
を宛先として前記情報募集者の前記募集情報を前記懸賞
情報とともに送信するように制御するように構成されて
いる。

【００１１】前記情報募集者は、募集情報の提供を依頼
する際に、端末の画面上に、情報分野別に分類されたカ
テゴリ（特技、職能、組織・業種、生活・趣味、地域
等）を表す最上位概念のキーワードが表示され、この最
上位概念から、順次、展開表示される下位概念のキーワ
ード（例えば、情報通信→ＯＳ→ｕｎｉｘ→ｓｈｅｌｌ
等）を適宜選択することで、募集情報の絞り込みを行う
（図２のｗｅｂサーバ）。

【００１２】前記選択されたキーワードに対応する情報
提供者の電子メールアドレス情報から、情報提供者に対
して、前記情報募集者の前記募集情報を前記懸賞情報も
しくはスコアとともに、図２のメールサーバから送信す
る。

【００１３】さらに、前記選択されたキーワードに関連
する情報を提供可能な情報提供者を前記データベースか
ら検索し、検索された前記情報提供者の一覧について、
情報提供者の識別情報、及びこれまでの情報応募に対す
る懸賞金獲得状況など情報提供者の所定のプロファイル
情報を付加して表示し、前記情報募集者が前記情報提供
者を選択した際、前記選択された情報提供者に関する識
別情報から前記記憶手段を参照して前記情報提供者の電
子メールアドレス情報を取得し、前記情報提供者に対し
て、前記情報募集者からの募集情報を送信する、ように
構成してもよい。

【００１４】前記情報提供者が、情報提供者としてシス
テムに登録するにあたり、端末の画面上に、分野別に分
類されたカテゴリを表す最上位概念のキーワードが表示
され、前記情報提供者の関心事項、得意分野に関連する
情報について、この最上位概念から、順次、展開表示さ
れる下位概念のキーワードを、適宜選択することで、情
報の絞り込みを行う（図２のｗｅｂサーバ）。

【００１５】前記キーワードは、前記キーワード所属す
るカテゴリの階層構造を反映した配置情報にて管理され
る（図３参照）。

【００１６】前記情報提供者が情報提供者としてシステ
ムに登録するにあたり、提供可能な情報のキーワード情
報とともに、前記情報提供者の電子メールアドレス情報
を入力し、前記入力された情報を基に、前記情報提供者
の識別情報を生成し、前記記憶手段にこれらの情報を登
録する。

【００１７】本発明の実施の形態の動作について以下に
説明する。図２を参照すると、データベースには、登録
情報提供者について、前記情報提供者の識別情報、情報
提供者の提供可能な情報を特徴付けるキーワード及び情
報提供者の電子メールアドレス情報、前記情報提供者の
情報提供回数などの履歴管理情報を対応させて記憶す
る。

【００１８】情報を欲する情報募集者からの依頼に基づ
き、前記情報募集者が欲する情報（「情報募集事項」と
いう）と情報募集事項に関連するキーワードを入力し、
前記入力されたキーワードをインデクスとして、前記デ
ータベースを検索し、前記入力されたキーワードと同一
のキーワードを、提供可能情報として登録している情報
提供者を順次抽出し、抽出された情報提供者の電子メー
ルアドレス情報から、前記情報提供者宛に、前記入力さ
れた情報募集事項に、懸賞情報もしくはスコアを付加し
て送信する。

【００１９】図２を参照すると、前記情報提供者からの
応募情報を受信した際に、前記応募情報があった旨をメ
ールサーバが、前記情報募集者に電子メールで通知し、
前記情報募集者は、前記応募情報を、電子メール情報で
取得するか、もしくはホームページ上で閲覧する。

【００２０】情報提供者の登録にあたり、入力された電
子メールアドレス情報にて、前記前記情報提供者の端末
に、前記メールサーバから認証用のメッセージを送信
し、前記認証用メッセージが前記メールサーバシステム
に返送された場合に、前記データベースに、前記情報提
供者の識別情報、電子メールアドレス情報、キーワード
を登録する。

【００２１】

【実施例】上記した発明の実施の形態についてさたに詳
細に説明すべく、本発明の実施例について図面を参照し
て以下に説明する。図１は、本発明の一実施例のシステ
ム構成を示すブロック図である。

【００２２】図１を参照すると、本発明の一実施例にお
いて、情報収集支援システムは、第１の入出力手段３
と、認証・確認手段４と、第１の決済手段５と、第１の
分別・変換処理手段６と、公開・配布手段７と、入力手
段１０と、第２の分別・変換処理手段１１と、第２の入
出力手段１２と、評価・分配手段１３と、データベース
１４と、照会・公開手段１５と、第２の決済手段１６
と、を備え、コンピュータネットワーク２を介して情報
募集者１、複数の情報提供者８、９に接続される。

【００２３】情報を欲する者、すなわち情報募集者１
は、インターネット等のコンピュータネットワーク２を
通して、ＷＷＷサーバやメールサーバー等の第１の入出
力手段３に募集情報（募集事項＋認証データ）を出力す
る。

【００２４】第１の入出力手段３に入力された募集情報
は、認証確認手段３において、認証データが正しいか否
かが確認され、正しくない場合には募集情報は募集者に
返送され、一方、認証データが正しい場合には、第１の
決済手段５により認証データを基に、決済手段５で決済
処理が行われる。

【００２５】次に、第１の分割・変換処理手段６にて、
募集情報を認証データと募集事項に分割し、それぞれ同
じＩＤ、発行日、期限、懸賞額、評価基準等のデータを
割り振る（書き込む）ことによりそれぞれ公表用募集情
報と管理情報に変換し、公表用情報はＷＷＷサーバ及び
メールサーバによる公開手段７にてインターネット等の
コンピュータネットワーク２を通して公表・配布され、
管理情報はデータベース１４に蓄積され後の処理に利用
される。

【００２６】公表又は配布された応募情報に応答可能な
情報提供者８、９は、インターネットのＷＷＷサーバに
アクセス又は電子メールにて応募情報を入力手段１０に
送信する。

【００２７】入力された応募情報は、第２の分別・変換
処理手段１１にて、どの募集情報に対する応募情報かに
より分別され、第２の入出力手段１により２電子メール
にてインターネット２を介して情報募集者１に送信す
る。

【００２８】複数の情報提供者８、９からの各応募情報
について情報募集者１に送信すると共に、評価用のシー
トも添付し、情報募集者１側では、情報提供者８、９か
ら送信された応募情報に対する内容及び応答速度等に基
づき取得した応募情報に対する満足度を評価の上、返送
する。

【００２９】情報提供者１からの評価情報をメールサー
バからなる第２の入出力手段１２で入力した際に、該評
価情報を評価・分配手段１２に渡し、評価・分配手段１
２では、応募に対する期限が経過した時点で評価し、懸
賞の獲得額を、一又は複数の情報提供者に分配してその
結果をデータベース１４に蓄積する。

【００３０】データベース１４に蓄積された獲得懸賞
は、インターネット２を通じて、ＷＷＷサーバの照会・
公開手段１４で応募会員のＩＤとパスワードを確認の
上、獲得懸賞額の確認を行う。

【００３１】また、照会・公開手段１５では、応募情報
及び募集情報の公開を一定期間後に行い、蓄積される相
乗効果による情報の質の向上を図る。

【００３２】懸賞を獲得した情報提供者は、決済手段１
６に，電子メール、電話、もしくはファクシミリ伝送等
により連絡することにより、獲得懸賞が電子マネー又は
銀行振込等の手段により支払われる。

【００３３】本発明の別の実施例として、例えば情報募
集者（人又は組織）に対して予めスコアを賦与してお
き、情報提供者が、上記した情報収集支援システム１７
を利用して情報提供をいかほど行っているかを、情報募
集者から情報提供者に与えられた報酬（スコア）の累計
で評価し、情報応募の貢献度を、例えば研究活動の評価
の一部として利用するようにしてもよい。

【００３４】図２は、本発明の具体的な適用例を示す図
である。図２を参照すると、質問に対する回答もしくは
情報の提供依頼を欲する情報募集者が、募集情報を端末
（ブラウザ）を用いて設定入力する。また情報提供者
（情報ドナー）について該情報提供者が提供可能な情報
に関するキーワードと、前記情報提供者の識別情報及び
電子メールアドレス情報（ｅ−ｍａｉｌ ａｄｄｒｅｓ
ｓ）との対応をデータベースに登録しておき、前記情報
募集者が前記募集情報とともに前記募集情報に関連する
キーワードを入力した際、データベース・サーバは、該
キーワードをデータベースから検索して（Ｑｕｅｒ
ｙ）、このキーワードに対応する情報提供者の電子メー
ルアドレス情報を取得し、取得した電子メールアドレス
情報を宛先として前記情報募集者の前記募集情報を前記
懸賞情報とともに送信するように制御する。

【００３５】情報募集者は、募集情報の提供を依頼する
際に、端末の閲覧ソフト画面上に、情報分野別に分類さ
れたカテゴリ（特技、職能、組織・業種、生活・趣味、
地域等）を表す最上位概念のキーワードが、画面上所定
の配置に表示され、この最上位概念から、順次、展開表
示される下位概念のキーワード（例えば、情報通信→Ｏ
Ｓ→ｕｎｉｘ→ｓｈｅｌｌ等）を適宜選択することで、
募集情報の絞り込みを行う（図２のｗｅｂサーバ）。

【００３６】前記選択されたキーワードに対応する情報
提供者の電子メールアドレス情報から、情報提供者に対
して、前記情報募集者の前記募集情報を前記懸賞情報も
しくはスコアとともに、図２のメール配信システムから
送信する。

【００３７】さらに、選択されたキーワードに関連する
情報を提供可能な情報提供者（情報ドナー）をデータベ
ースから検索し、検索された前記情報提供者の一覧につ
いて、情報提供者の識別情報、及びこれまでの情報応募
に対する懸賞金獲得状況（獲得点）など情報提供者の所
定のプロファイル情報を付加して端末画面上に表示し、
情報募集者が画面上で前記情報提供者を選択した際、前
記選択された情報提供者に関する識別情報から前記記憶
手段を参照して前記情報提供者の電子メールアドレス情
報を取得し、前記情報提供者に対して、前記情報募集者
からの募集情報を送信する。

【００３８】前記情報提供者が、情報提供者としてシス
テムに登録するにあたり、端末の画面上に、分野別に分
類されたカテゴリを表す最上位概念のキーワードが表示
され、前記情報提供者の関心事項、得意分野に関連する
情報について、この最上位概念から、順次、展開表示さ
れる下位概念のキーワードを、適宜選択することで、情
報の絞り込みを行う（図２のｗｅｂサーバ）。

【００３９】図３は、本発明の一実施例のデータベース
の登録内容の一部を模式的に示したものであり、キーワ
ードと、情報提供者の電子メールアドレス情報、キーワ
ードの階層表現形式の一部を模式的に示している。図３
に示すように、キーワードは、テキスト情報とともに、
所属するカテゴリの階層構造（配置番号）を反映した情
報（配置番号）によっても管理されており、例えばキー
ワード「情報通信」は、配置番号１が「１」で最上位概
念の画面に表示されることを示しており、「ＯＳ」は
「情報通信」の下位概念で、配置場所１、配置場所２が
ともに「１」、さらに、「ＵＮＩＸ」は「ＯＳ」の下位
概念として配置番号３が「１」とされ、これらの配置番
号について加算（重み付け）した配置番号情報が各キー
ワードに割り当てられる。この配置番号情報から、該配
置番号情報を有するキーワードがどの階層のどの配置に
あるか直ちに求めることができる。

【００４０】情報提供者が情報提供者としてシステムに
登録するにあたり、提供可能な情報のキーワード情報と
ともに、端末画面上で、前記情報提供者の電子メールア
ドレス情報、必要に応じて入金用銀行、口座番号等の情
報を入力し、前記入力された情報を基に、前記情報提供
者の識別情報を生成し、前記記憶手段にこれらの情報を
登録する。

【００４１】図２を参照して、この実施例の動作につい
て以下に説明する。データベースには、登録情報提供者
について、前記情報提供者の識別情報、情報提供者の提
供可能な情報を特徴付けるキーワード、及び情報提供者
の電子メールアドレス情報、得意分野などの他、獲得点
等の履歴管理情報を対応させて記憶する。

【００４２】情報募集者からの依頼に基づき、前記情報
募集者が欲する情報（「情報募集事項」という）と情報
募集事項に関連するキーワードを入力し、前記入力され
たキーワードをインデクスとして、データベースを検索
し、入力されたキーワードと同一のキーワードを、提供
可能情報として登録している情報提供者を順次抽出し、
抽出された情報提供者の電子メールアドレス情報から、
前記情報提供者宛に、前記入力された情報募集事項に、
懸賞情報もしくはスコアを付加して送信する。

【００４３】情報提供者からの応募情報を受信した際
に、前記応募情報があった旨をメールサーバが、前記情
報募集者に電子メールで通知し、前記情報募集者は、前
記応募情報を、電子メール情報で取得するか、もしくは
ホームページ上で閲覧する。

【００４４】なお、情報提供者の登録にあたり、入力さ
れた電子メールアドレス情報にて、前記情報提供者の端
末に、前記メール配信システムから認証用のメッセージ
を送信し、前記認証用メッセージが前記メール配信シス
テムに返送された場合に、前記データベースに、前記情
報提供者の識別情報、電子メールアドレス情報、キーワ
ードを登録する。

【００４５】本発明の一実施例の情報収集システムは、
インターネットに実装してもよく、また、企業、事業所
等のイントラネットに実装してもよい。特に、企業内イ
ントラネットに実装することで、他の社員への有益な情
報提供による貢献度を、スコア（得点）にて明確化でき
ることから、社員等の人事評価システムを構築すること
ができる。

【００４６】また、本発明は、情報検索の際に、予め入
力されたデータのみが検索できるという従来のデータベ
ースシステムによる検索と相違して、インターネットを
用いた場合、全世界の人的リソースによる的確な情報提
供が得られる機会を増大し、ネットワーク化した人間に
よるデータベースに基づくメールシステム（「HumanDat
abased Mailig System」）として、情報収集の効率
化、的確化を図るものである。

【００４７】以上、本発明の一実施例について説明して
きたが、本発明は、上記実施例の構成にのみ限定される
ものでなく、本発明の原理に準ずる各種形態、変形を含
むことは勿論である。

【００４８】

【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
情報応募者の質問を表わすキーワードから該質問を回答
するに適した情報提供者に高速に質問を配信することが
できる、という効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例のシステム構成を示ブロック
図である。

【図２】本発明の一実施例の構成を示す図である。

【図３】本発明の一実施例のデータベースのデータ構成
を模式的に示す図である。

【符号の説明】

１ 情報募集者 ２ コンピュータネットワーク ３ 入出力手段 ４ 認証・確認手段 ５ 決済手段 ６ 分別・変換処理手段 ７ 公開・配布手段 ８ 情報提供者 ９ 情報提供者・懸賞獲得者 １０ 入力手段 １１ 分別・変換処理手段 １２ 入出力手段 １３ 評価・分配手段 １４ データベース １５ 照会・公開手段 １６ 決済手段 １７ 情報収集支援システム

Claims (19)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】質問に対する回答もしくは情報の提供を欲
   する情報募集者が、募集情報を端末から入力し、該募集
   情報に懸賞情報もしくはスコアを付加して情報提供者に
   送信し、該募集情報に対する提供情報を情報提供者から
   受け取った際にこれを情報募集者に返送する情報収集支
   援システムであって、 前記情報提供者の提供可能な情報に関するキーワード
   と、前記情報提供者の識別情報及び電子メールアドレス
   情報との対応を記憶手段に登録しておき、 前記情報募集者が前記募集情報とともに前記募集情報に
   関連するキーワードを入力した際、前記キーワードを前
   記記憶手段から検索して、前記キーワードに対応する情
   報提供者の電子メールアドレス情報を取得し、前記取得
   した電子メールアドレス情報を宛先として前記情報募集
   者の前記募集情報を前記懸賞情報とともに送信するよう
   に制御する手段を備えたことを特徴とする情報収集支援
   システム。
2. 【請求項２】前記情報募集者が、募集情報の提供を依頼
   する際に、端末の画面上に情報分野別に分類されたカテ
   ゴリを表す最上位概念のキーワードが表示され、この最
   上位概念から、順次、展開表示される下位概念のキーワ
   ードを適宜選択することで、募集情報の絞り込みを行う
   手段を備え、 前記選択されたキーワードに対応する情報提供者の電子
   メールアドレス情報から、情報提供者に対して、前記情
   報募集者の前記募集情報を前記懸賞情報もしくはスコア
   とともに送信することを特徴とする請求項１記載の情報
   収集支援システム。
3. 【請求項３】前記選択されたキーワードに関連する情報
   を提供可能な情報提供者を前記記憶手段から検索し、検
   索された前記情報提供者の一覧について、情報提供者の
   識別情報、及びこれまでの情報応募に対する懸賞金獲得
   状況など情報提供者の所定のプロファイル情報を付加し
   て表示する手段と、 前記情報募集者が前記情報提供者を選択した際、前記選
   択された情報提供者に関する識別情報から前記記憶手段
   を参照して前記情報提供者の電子メールアドレス情報を
   取得し、前記情報提供者に対して、前記情報募集者から
   の募集情報を送信する手段を備えたことを特徴とする請
   求項１又は２記載の情報収集支援システム。
4. 【請求項４】前記情報提供者が、情報提供者としてシス
   テムに登録するにあたり、端末の画面上に、分野別に分
   類されたカテゴリを表す最上位概念のキーワードが表示
   され、前記情報提供者の関心事項、得意分野に関連する
   情報について、この最上位概念から、順次、展開表示さ
   れる下位概念のキーワードを、適宜選択することで、情
   報の絞り込みを行う手段を備え、 前記キーワードは、前記キーワード所属するカテゴリの
   階層構造を反映した配置情報にて管理される、ことを特
   徴とする請求項１乃至３のいずれか一に記載の情報収集
   支援システム。
5. 【請求項５】前記情報提供者が情報提供者としてシステ
   ムに登録するにあたり、提供可能な情報のキーワード情
   報とともに、前記情報提供者の電子メールアドレス情報
   を入力し、前記入力された情報を基に、前記情報提供者
   の識別情報を生成し、前記記憶手段にこれらの情報を登
   録する手段を備えたことを特徴とする請求項１乃至３の
   いずれか一に記載の情報収集支援システム。
6. 【請求項６】前記情報提供者からの応募情報を受信した
   際に、前記応募情報があった旨を前記情報募集者に電子
   メールで通知し、前記情報募集者は、前記応募情報を、
   電子メール情報で取得するか、もしくはホームページ上
   で閲覧する、ことを特徴とする請求項１乃至５のいずれ
   か一に記載の情報収集支援システム。
7. 【請求項７】複数の情報処理装置がネットワーク接続さ
   れてなるシステムを利用した情報収集システムにおい
   て、 登録情報提供者について、前記情報提供者の識別情報、
   情報提供者の提供可能な情報を特徴付けるキーワード及
   び情報提供者の電子メールアドレス情報、前記情報提供
   者の情報提供回数などの履歴管理情報を対応させて記憶
   するデータベースを備え、 情報を欲する情報募集者からの依頼に基づき、前記情報
   募集者が欲する情報（「情報募集事項」という）と情報
   募集事項に関連するキーワードを入力し、前記入力され
   たキーワードをインデクスとして、前記データベースを
   検索し、前記入力されたキーワードと同一のキーワード
   を、提供可能情報として登録している情報提供者を順次
   抽出し、 前記抽出された情報提供者の電子メールアドレス情報か
   ら、前記情報提供者宛に、前記入力された情報募集事項
   に、懸賞情報もしくはスコアを付加して送信する手段を
   備えたことを特徴とする情報収集支援システム。
8. 【請求項８】質問に対する回答もしくは情報の提供など
   情報募集者が、募集情報を端末から入力し、該募集情報
   に懸賞情報もしくはスコアを付加して情報提供者に送信
   し、該募集情報に対する提供情報を情報提供者から受け
   取った際にこれを情報募集者に返送する情報収集支援シ
   ステムであって、データベースサーバ、メールサーバ、
   ＷＥＢサーバを備え、 前記データベースサーバは、登録情報提供者について、
   前記情報提供者の識別情報、情報提供者の提供可能な情
   報を特徴付けるキーワード及び情報提供者の電子メール
   アドレス情報、前記情報提供者の情報提供回数などの履
   歴管理情報を対応させて記憶するデータベースを備える
   とともに、募集情報及び提供情報を記憶管理し、 前記ＷＥＢサーバは、前記情報募集者が、募集情報の提
   供を依頼する際に、端末の画面上に情報分野別に分類さ
   れたカテゴリを表す最上位概念のキーワードが表示さ
   れ、この最上位概念から、順次、展開表示される下位概
   念のキーワードを適宜選択することで、募集情報の絞り
   込みを行う手段と、 前記選択されたキーワードに関連する情報を提供可能な
   情報提供者を前記データベースから検索し、検索された
   前記情報提供者の一覧を、識別情報にて、これまでの情
   報応募に対する懸賞金獲得状況などの所定のプロファイ
   ル情報を付加して表示する手段と、 前記情報募集者が前記情報提供者を選択した際、前記選
   択された情報提供者に関する識別情報から前記データベ
   ースを参照して前記情報提供者の電子メールアドレス情
   報を取得し、前記メールサーバに送信を依頼する手段
   と、を備え、 前記メールサーバが前記情報提供者に対して、前記情報
   募集者からの募集情報を送信する、ことを特徴とする情
   報収集支援システム。
9. 【請求項９】前記情報提供者が情報提供者として登録す
   るにあたり、前記入力された電子メールアドレス情報に
   て、前記前記情報提供者の端末に、前記メールサーバか
   ら認証用のメッセージを送信し、前記認証用メッセージ
   が前記メールサーバシステムに返送された場合に、前記
   データベースに、前記情報提供者の識別情報、電子メー
   ルアドレス情報、キーワードを登録するように制御する
   手段を備えたことを特徴とする請求項８記載の情報収集
   支援システム。
10. 【請求項１０】前記ＷＥＢサーバが前記情報提供者が、
    情報提供者としてシステムに登録するにあたり、端末の
    画面上に、分野別に分類されたカテゴリを表す最上位概
    念のキーワードが表示され、前記情報提供者の関心事
    項、得意分野に関連する情報について、この最上位概念
    から、順次、展開される下位概念のキーワードを、適宜
    選択することで、情報の絞り込みを行う手段を備えた、
    ことを特徴とする情報収集支援システム。
11. 【請求項１１】情報募集者から依頼された情報募集事項
    に対するスコア又は懸賞額を付加し前記情報募集者を特
    定不能とした状態で該スコア又は懸賞額が付された情報
    募集事項を公開及び／又は配信する手段と、 情報提供者からの応募情報を受け付けた際に、前記応募
    情報を前記情報提供者を特定不能とした状態で前記情報
    募集者に供給する手段と、 前記応募情報の中から前記情報募集者の要求を満たす応
    募情報を提供した情報提供者に対して前記情報募集者に
    よる前記スコア又は懸賞額に相当する報酬を付与する手
    段と、 を備えたことを特徴とする請求項７記載の情報収集シス
    テム。
12. 【請求項１２】前記応募情報を提供した情報提供者毎に
    前記スコアを計数管理する手段を備えたことを特徴とす
    る請求項７記載の情報収集システム。
13. 【請求項１３】情報募集者からの募集事項と当該募集事
    項に懸けられた懸賞を認証するための認証データとから
    なる募集情報の入出力を行う手段と、 前記認証データを認証する手段と、 前記情報募集者の懸賞を決済する手段と、 前記募集情報を公表用募集情報と管理用情報に分割する
    手段と、 前記公表用募集情報を不特定多数に公開及び／又は特定
    の会員に配布する手段と、 前記公表用募集事項に対する応募情報を入力する手段
    と、 前記入力した応募情報を募集者へ分別処理し必要に応じ
    て情報提供者の在処を秘匿するように所定の処理を施す
    手段と、 前記分別処理された応募情報を前記募集者に出力し、該
    情報に対する前記募集者の評価情報を入力する手段と、 前記評価情報を基に前記情報提供者への懸賞を配分し、
    各情報提供者の獲得懸賞額をデータベースに出力する手
    段と、 を備えたことを特徴とする請求項７記載の情報収集支援
    システム。
14. 【請求項１４】前記募集情報及び応募情報を前記データ
    ベースに蓄積する手段と、 前記データベースに蓄積された情報及び獲得懸賞額を照
    会する手段と、 前記情報提供者の要求に応じて蓄積された点数を決済す
    る手段と、 をさらに含むことを特徴とする請求項７記載の情報収集
    支援システム。
15. 【請求項１５】前記懸賞のための課金を認証及び決済を
    電子メールに記述されたＩＤ情報を認証することにより
    行うことを特徴とする請求項７記載の情報収集支援シス
    テム。
16. 【請求項１６】前記懸賞のための課金の決済を、プレペ
    イドカード又は電子マネーを用いることを特徴とするあ
    る請求項１４記載の情報収集支援システム。
17. 【請求項１７】前記提供情報に対する前記情報募集者の
    評価情報を入力が電子メールを介して行われる、ことを
    特徴とする請求項１乃至５のいずれか一に記載の情報収
    集支援システム。
18. 【請求項１８】前記公表用募集情報を不特定多数に対す
    る公開としては、インターネットのＷＷＷ（ワールドワ
    イドウエッブ）サーバ（「ＷＥＢサーバ」という）によ
    る公開で行い、且つ、特定の会員への配布を電子メール
    による配信で行う、ことを特徴とする請求項７又は８記
    載の情報収集支援システム。
19. 【請求項１９】請求項１乃至５の情報処理システム及び
    前記情報応募者の端末、前記情報提供者端末が、イント
    ラネットを構成してなる、ことを特徴とする情報収集支
    援システム。