JP2000101264A - 開閉蓋を有する電子機器 - Google Patents

開閉蓋を有する電子機器

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JP2000101264A
JP2000101264A JP10269130A JP26913098A JP2000101264A JP 2000101264 A JP2000101264 A JP 2000101264A JP 10269130 A JP10269130 A JP 10269130A JP 26913098 A JP26913098 A JP 26913098A JP 2000101264 A JP2000101264 A JP 2000101264A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ノートパソコンのような外部接続用コネクタ
の開閉蓋を有する電子機器において、開閉蓋の構造を簡
素化し、金属製のバネ板等の部品を廃止して、軽量化と
開閉不良の両方を解決した電子機器を提供することを目
的とする。 【解決手段】 ガイドピン3bはガイド溝1bに沿って
スライドし、蓋部3aが開口部1aの外部に引き出され
る。このとき、ガイドピン3bは一度ガイド溝1b内の
凸部1cに突き当たるが、スリット3cによる弾性力に
よって凸部1cを乗り越えることができる。その後開口
部1a方向への移動は円弧状に塞がれたガイド溝1bの
端部によって止められる。そして、その位置でガイドピ
ン3bを支点に回転し、蓋部3aの向きを変え、開口部
1aが塞がれる。このとき、開閉蓋3はガイドピン3b
がガイド溝1bの端部と凸部1cにほぼ同寸法で挟まれ
ているため位置が保持され、回転の支点が動かず、開閉
動作が安定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は外部接続用コネクタ
等を覆う為に用いられる開閉蓋を有する電子機器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、ノートパソコンなどの携帯型の電
子機器には外部の周辺装置等と接続するためのコネクタ
が設けられ、このコネクタに接続されないときには埃等
の侵入を防ぐために開閉蓋が設けられていた。
【0003】従来の開閉蓋を有する電子機器について、
以下図を用いて説明する。図3は開閉蓋が設けられたノ
ートパソコンの外観斜視図、図4はノートパソコンの開
閉部を機器内部から見た開閉蓋の構成図である。図にお
いて、1はノートパソコンの本体部、1aは本体部1の
後面に形成された矩形の開口部で、内部に外部装置と接
続するためのコネクタ2が設けられている。なお、図3
は解りやすくするため、収納されていた開閉蓋が引き出
された状態を示している。11は樹脂製の開閉蓋で蓋部
11aは開口部1aの形状に合わせ、ほぼ等しい大きさ
となっている。蓋部11aの対向する2辺の端部近傍に
はそれぞれ円筒状のピン11bが設けられている。ま
た、12はピン11bを押さえる金属製のバネ板で、弾
性力を有しており、円弧部12aと、端部にネジ(図示
せず)で取り付けるための孔12bが設けられている。
【0004】以上のように構成されたノートパソコンの
開閉蓋の開閉動作について説明する。本体部1の内部に
収納された開閉蓋11は、ピン11bがバネ板12によ
って押さえられているため、A方向のみにスライドさせ
て引き出すことができる。開口部の奥方向への移動は円
弧部12aによって止められている。開口部側は図示し
ない止め部によって止められ、その位置でピン11bを
支点に回転し、蓋部11aの向きを図の1点鎖線で示す
状態に変え、開口部1aが塞がれる。開閉蓋11はバネ
板12でピン11bが押さえられているため、ピン11
bはほとんど移動せず回転させることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】近年、特に携帯型のノ
ートパソコンは軽量化が要求されており、個々の部品そ
れぞれの軽量化が必要となっている。一方、従来例の開
閉蓋の構造におけるバネ板は、常に付勢力を働かせるこ
とが必要であるため、経年変化や頻度使用による付勢力
の低下が生じたり、単にバネ板でピンを押さえているだ
けのため、蓋部の回転位置が不安定なことによる開閉不
良等を起こしていた。
【0006】本発明は、このような開閉蓋の構造を簡素
化し、金属製のバネ板等の部品を廃止して、軽量化と開
閉不良の両方を解決した電子機器を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、開閉蓋の対向する2辺の近傍にスリットを
設け弾性力を発生させるとともに、開閉蓋のガイドピン
をガイドする溝に凸部を設け、クリック感を出し回転支
点位置を安定にしたものである。
【0008】これにより、バネ板を廃止でき軽量化を図
れるとともに、開閉蓋の開閉不良を減らすことができ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、電子機器の開口部を覆う略矩形状の蓋部と、前記蓋
部の対向する2辺のそれぞれ端部近傍に設けられたガイ
ドピンとを備えた開閉蓋と、前記開口部近傍に設けら
れ、電子機器の開口側から電子機器内部の方向に形成さ
れ、前記ガイドピンをガイドするガイド溝とを有し、前
記ガイド溝の内部に前記蓋部の弾性によって乗り越えら
れる程度の凸部を設けたことを特徴とする開閉蓋を有す
る電子機器であり、バネ板などの部品を必要としないた
め、電子機器の軽量化を図ることができ、バネ板等の付
勢力を必要とせず開閉不良を減らすことができる他、開
閉動作にクリック感を創出でき、開閉支点位置を明確に
感じられるという作用も有する。
【0010】本発明の請求項2に記載の発明は、請求項
1記載の開閉蓋を有する電子機器において、開閉蓋のガ
イドピン近傍に前記ガイドピンが設けられた辺に平行し
たスリットを形成したことを特徴とするもので、蓋部材
が多少硬度の大きいものでもスリットを設けることによ
り、弾性力が生じ、溝部の凸部を乗り越えさせられ、開
閉動作にクリック感を創出でき、開閉支点位置を明確に
感じられるという作用を有する。
【0011】本発明の請求項3に記載の発明は、請求項
1記載の開閉蓋を有する電子機器において、ガイド溝は
開口部側が塞がれており、開口部側端部から凸部端面ま
での寸法が円筒状のガイドピンの外径寸法とほぼ等しい
ことを特徴とするもので、開口部側端部から凸部端面の
間でガイドピンが保持されるため、開閉支点位置が安定
するという作用を有する。
【0012】以下、本発明の実施の形態について、図を
用いて説明する。 (実施の形態1)図1は本発明の一実施の形態の開閉蓋
を有する電子機器であるノートパソコンの開閉部を機器
内部より見た外観斜視図で、図1(a)は開閉蓋が開か
れた状態を示し、図1(b)は閉じられた状態を示して
いる。図において、1bは本体部1に設けられたガイド
溝で、開口部1a側から機器内部の方向に形成され、開
口部1a側端部は円弧状に塞がれている。3は樹脂製の
開閉蓋で、蓋部3aの対向する2辺の端部近傍にはそれ
ぞれ円筒状のガイドピン3bが設けられ、ガイド溝1b
と嵌合している。また、3cはガイドピン3bが設けら
れた辺に平行に形成されたスリットで、これにより蓋部
3aとガイドピン3bとの間に弾性力が生じる。また、
ガイド溝1b内には、開口部1a側端部からガイドピン
3bの外径とほぼ等しい寸法を空けて凸部1cが設けら
れている。凸部1cの高さは、ガイドピン3bがスリッ
ト3cによる弾性力によって乗り越えられる程度であ
る。
【0013】以上のように構成されたノートパソコンの
開閉蓋の開閉動作について説明する。開閉蓋3は、ガイ
ドピン3bがガイド溝1bと嵌合しているため、ガイド
溝1bに沿ってスライドし、蓋部3aが開口部1aの外
部に引き出される。このとき、ガイドピン3bは一度ガ
イド溝1b内の凸部1cに突き当たるが、スリット3c
による弾性力によって凸部1cを乗り越えることができ
る。その後開口部1a方向への移動は円弧状に塞がれた
ガイド溝1bの端部によって止められる。そして、その
位置でガイドピン3bを支点に回転し、蓋部3aの向き
を図1(b)の方向に変え、開口部1aが塞がれる。こ
のとき、開閉蓋3はガイドピン3bがガイド溝1bの端
部と凸部1cにほぼ同寸法で挟まれているため位置が保
持され、回転の支点が動かず、開閉動作が安定する。図
2は、このときのガイド溝1bとガイドピン3bの位置
関係を示すものである。また、ガイドピン3bが凸部1
cを乗り越える時にクリック感を創出するため、回転支
点位置を明確に感じ取ることができる。
【0014】このように、開閉蓋の回転支点位置が安定
し、クリック感を創出するため、回転支点位置を明確に
感じ取ることができ、開閉不良を減らすことができる。
【0015】また、開閉構造にバネ板などを不要とする
ため、構造が簡単になるとともに、電子機器の軽量化の
一助ともなる。
【0016】なお、本実施の形態では、開閉蓋にスリッ
トを設けたが、開閉蓋の樹脂製の材料自体が弾性を有す
るものであれば、特にスリットを設ける必要はない。
【0017】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、開閉蓋の
対向する2辺の近傍にスリットを設け弾性力を発生させ
るとともに、開閉蓋のガイドピンをガイドする溝に凸部
を設けることにより、クリック感を出し回転支点位置が
安定になり開閉蓋の開閉不良を減らすことができる他、
簡素な構造になり、金属製のバネ板が廃止できるため、
電子機器の軽量化を図れるという有利な効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態のノートパソコンの開閉
部を機器内部より見た外観斜視図
【図2】開閉蓋の開閉時のガイド溝とガイドピンの位置
関係を表す側面図
【図3】従来の開閉蓋が設けられたノートパソコンの外
観斜視図
【図4】従来のノートパソコンの開閉部を機器内部より
見た開閉蓋の構成図
【符号の説明】
1 本体部 1a 開口部 1b ガイド溝 1c 凸部 3 開閉蓋 3a 蓋部 3b ガイドピン 3c スリット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4E360 AA02 AB08 AB12 AB23 AB24 AB25 AB42 AB57 AB59 BA04 BA08 BB02 BB04 BB13 BB16 BB22 BB27 BC03 BC06 BD03 BD05 EA18 EB03 EB04 EC05 EC11 ED03 ED23 EE03 FA14 GA02 GA07 GA22 GA53 GB46 GC08

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子機器の開口部を覆う略矩形状の蓋部
    と、前記蓋部の対向する2辺のそれぞれ端部近傍に設け
    られたガイドピンとを備えた開閉蓋と、前記開口部近傍
    に設けられ、電子機器の前記開口部側から電子機器内部
    の方向に形成され、前記ガイドピンをガイドするガイド
    溝とを有し、前記ガイド溝の内部に前記蓋部の弾性によ
    って乗り越えられる程度の凸部を設けたことを特徴とす
    る開閉蓋を有する電子機器。
  2. 【請求項2】開閉蓋のガイドピン近傍に前記ガイドピン
    が設けられた辺に平行したスリットを形成したことを特
    徴とする請求項1記載の開閉蓋を有する電子機器。
  3. 【請求項3】ガイド溝は開口部側が塞がれており、前記
    開口部側端部から凸部端面までの寸法が円筒状のガイド
    ピンの外径寸法とほぼ等しいことを特徴とする請求項1
    記載の開閉蓋を有する電子機器。
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