JP2000099127A - ロボットシステム用一斉同報装置および方法とそのプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

ロボットシステム用一斉同報装置および方法とそのプログラムを記録した記録媒体

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JP2000099127A
JP2000099127A JP10263621A JP26362198A JP2000099127A JP 2000099127 A JP2000099127 A JP 2000099127A JP 10263621 A JP10263621 A JP 10263621A JP 26362198 A JP26362198 A JP 26362198A JP 2000099127 A JP2000099127 A JP 2000099127A
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Takayoshi Endo
公誉 遠藤
Hiroyuki Ogata
博之 小方
Masayuki Tsuda
雅之 津田
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、情報の送り手が情報の受け取り手
を予め指定する必要のない、ロボットシステム全体で情
報を共有することのできるロボットシステム用一斉同報
装置および方法とそのプログラムを記録した記録媒体を
提供することを目的とする。 【解決手段】 ロボットシステムを構成するサブシステ
ム間の一斉同報を通信路を介して行うロボットシステム
用一斉同報装置であって、サブシステムと通信路との間
に設けられ当該サブシステムから情報を受け取り通信路
へ一斉同報を送信する一斉同報送信手段と、通信路とサ
ブシステムとの間に設けられ当該通信路から一斉同報を
受信し取捨選択した情報を接続されるサブシステムに受
け渡す一斉同報受信手段とを備えて構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ロボットシステ
ムを構成するサブシステム間で情報を伝達し、共有する
のに適したロボットシステム用一斉同報装置および方法
とそのプログラムを記録した記録媒体に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、ロボットにより各種作業を行うた
めのシステム、いわゆるロボットシステムが知られる。
【0003】このロボットシステムを構成するものに
は、ロボット本体、ロボットを操作するためのコントロ
ーラ、ロボットに作業を教示する教示装置、ロボット作
業のデータを収集するデータ収集装置、ロボット作業デ
ータを蓄積するデータ蓄積装置など多くの種類の装置が
ある。さらに、このロボットシステム内にロボット本体
等が複数あるというように、ロボットシステムは多くの
装置から構成される。以下、これらのロボットシステム
を構成する装置を単にサブシステムと呼ぶ。
【0004】従来、サブシステム間で情報のやり取りを
行う場合、情報を送り出すサブシステム側が情報の受け
取り手を指定し、それら二者間で一対一の通信を行うこ
とにより情報の伝達を行っていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例えば
図3および図4に示すロボットシステムの場合のよう
に、非常に多くのサブシステムから構成され、また頻繁
にサブシステムの追加、取外しが行われるロボットシス
テムでは、サブシステム間の通信を、送信側が情報の受
け取り手を予め指定する1対1の通信だけで構成する
と、サブシステムの追加や取り外しの度に通信相手や送
る情報を変更する必要が生じ、システム全体の設定を大
きく変更する必要が生じる場合があった。
【0006】またロボット作業を実行するためには、予
め情報の受け取り手を指定できない情報、例えば緊急時
の情報、システム全体の状態の情報、各サブシステムの
状態の情報などもやり取りする必要がある。複数のサブ
システムが協調しロボット作業システム全体が有機的に
動作するためには、各サブシステムがシステムの現在の
状況を感知しそれに応じて自律的に動作やモードを変化
させる機能が重要になってくる。
【0007】例えば、ロボットが動作を開始するとデー
タ収集装置が自動的にデータの収集を開始するというよ
うにである。サブシステムが増えシステムが複雑になっ
てくると予め全てのサブシステムに対してあらゆる場合
の動作を規定しておくことは困難であるため、予め情報
を送る相手と送る情報を決定しておく必要のある1対1
通信ではこのような機能を実現することは困難である。
【0008】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
で、情報の送り手が情報の受け取り手を予め指定する必
要のない、ロボットシステム全体で情報を共有すること
のできるロボットシステム用一斉同報装置および方法と
そのプログラムを記録した記録媒体を提供することを目
的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明のうちで請求項1記載の発明は、ロボッ
トシステムを構成するサブシステム間の一斉同報を通信
路を介して行うロボットシステム用一斉同報装置であっ
て、サブシステムと通信路との間に設けられ当該サブシ
ステムから情報を受け取り通信路へ一斉同報を送信する
一斉同報送信手段と、通信路とサブシステムとの間に設
けられ当該通信路から一斉同報を受信し取捨選択した情
報を接続されるサブシステムに受け渡す一斉同報受信手
段とを有することを要旨とする。
【0010】請求項1記載の本発明では、一斉同報送信
手段が通信路に接続された一斉同報受信手段の全てに対
して情報を送信するので、情報の送り手が情報の受け取
り手を予め指定する必要がなく、ロボットシステム全体
で情報を共有する。
【0011】請求項2記載の発明は、ロボットシステム
を構成するサブシステム間の一斉同報を通信路を介して
行うロボットシステム用一斉同報装置であって、サブシ
ステムと通信路との間に設けられ当該サブシステムから
情報を受け取り適当な大きさに分割する分割処理手段
と、この分割された情報のそれぞれに番号または符号を
付与する付与手段と、これら情報を通信路を介して同報
送信する送信手段とからなる一斉同報送信手段と、通信
路とサブシステムとの間に設けられ当該通信路から一斉
同報を受信する受信手段と、これら受信した情報から必
要な情報を選択する選択処理手段と、この選択処理手段
で選択された情報からもとの情報を再構成しサブシステ
ムに受け渡す再構成処理手段とからなる一斉同報受信手
段とを有することを要旨とする。
【0012】また、請求項3記載の発明は、請求項1ま
たは2記載の発明の構成のうち、一斉同報送信手段と通
信路との間、および一斉同報受信手段と通信路との間で
使用される通信プロトコルが、UDP/IPの同報通信
であることを要旨とする。
【0013】また、請求項4記載の発明は、ロボットシ
ステムを構成するサブシステム間の一斉同報を通信路を
介して行うロボットシステム用一斉同報方法であって、
サブシステムと通信路との間に設けられる一斉同報送信
手段により当該サブシステムから情報を受け取り通信路
へ一斉同報を送信し、通信路とサブシステムとの間に設
けられる一斉同報受信手段により当該通信路から一斉同
報を受信し取捨選択した情報を接続されるサブシステム
に受け渡すことを要旨とする。
【0014】また、請求項5記載の発明は、ロボットシ
ステムを構成するサブシステム間の一斉同報を通信路を
介して行うロボットシステム用一斉同報プログラムを記
録した記録媒体であって、サブシステムと通信路との間
に設けられる一斉同報送信手段により当該サブシステム
から情報を受け取り通信路へ一斉同報を送信し、通信路
とサブシステムとの間に設けられる一斉同報受信手段に
より当該通信路から一斉同報を受信し取捨選択した情報
を接続されるサブシステムに受け渡すことを特徴とする
ロボットシステム用一斉同報プログラムを記録したこと
を要旨とする。
【0015】請求項5記載の本発明にあっては、ロボッ
トシステム用一斉同報プログラムを記録媒体として記録
しているため、該記録媒体を利用して、そのロボットシ
ステム用一斉同報プログラムの流通性を高めることがで
きる。
【0016】さらに、請求項6記載の発明は、一斉同報
送信手段と通信路との間、および一斉同報受信手段と通
信路との間で使用される通信プロトコルが、UDP/I
Pの同報通信であることを要旨とする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
の形態について説明する。
【0018】図1は本発明の一実施の形態に係るロボッ
トシステム用一斉同報装置の構成を示すブロック図であ
る。
【0019】図1に示すように、ロボットシステム用一
斉同報装置は、一斉同報送信・受信装置1Aを介してロ
ボット本体サブシステム3Aは通信路(LAN)5と接
続され、以下、同様に一斉同報送信・受信装置1Bを介
してロボット操作コントローラサブシステム3Bは通信
路5と接続され、一斉同報送信・受信装置1Cを介して
作業教示装置サブシステム3Cは通信路5と接続され、
一斉同報送信・受信装置1Dを介してロボット作業デー
タ収集装置サブシステム3Dは通信路5と接続され、一
斉同報送信・受信装置1Eを介してロボット作業データ
蓄積装置サブシステム3Eは通信路5と接続される。
【0020】また、図2を参照するに、一斉同報送信・
受信装置1Aは、サブシステム3から情報を受け取り通
信路に一斉同報で情報を送信する一斉同報送信装置11
と、通信路5から一斉同報で送信された情報を受信し必
要な情報かどうか取捨選択した後サブシステムに情報を
渡す一斉同報受信装置13により構成される。さらに一
斉同報送信装置11はパケット分割処理部11aとヘッ
ダ付与処理部11bおよび送信処理部11cにより構成
され、一斉同報受信装置13は受信処理部13aとパケ
ット選択処理部13bとパケット再構成処理部13cお
よびロストパケット再送依頼処理部13dにより構成さ
れる。
【0021】なお、一斉同報送信・受信装置1B、一斉
同報送信・受信装置1C、一斉同報送信・受信装置1D
および一斉同報送信・受信装置1Eも一斉同報送信・受
信装置1Aと同様な構成なので説明を省略する。
【0022】次に、図2を参照して各処理部の動作、作
用について説明する。
【0023】まず一斉同報送信装置11について説明す
ると、パケット分割処理部11aは、サブシステムから
受け取ったデータをパケットに分割する処理を行うもの
であり、ここで分割したパケットは後の再送依頼に備え
て一定時間保存しておく。一斉同報受信装置13のパケ
ット選択処理部13bからパケット再送依頼が通知され
たら、保存してあるパケットのうちから該当するID番
号、シーケンス番号のパケットをヘッダ付与処理部11
bに渡す。
【0024】ヘッダ付与処理部11bは、パケットにI
D番号、シーケンス番号からなるヘッダ情報を付与する
処理を行うものである。このときパケットとしてヘッダ
情報が付与される「内容情報」には、サブシステム3か
ら通知されるデータの内容を表す情報が設定される。内
容情報に設定する情報の例としてはその内容情報を表す
文字列があり、ロボットシステムの状態情報なら「Sy
stemStatus」、ロボットの運動情報なら「R
obotMotion」等である。
【0025】送信処理部11cは、パケットを通信路5
に一斉同報で送信する処理を行うものである。この送信
処理部11cは、一斉同報受信装置13のロストパケッ
ト再送依頼処理部13dから再送依頼送信依頼が通知さ
れると、再送依頼パケットを通信路5に一斉同報する。
再送依頼パケットのヘッダの内容情報には再送依頼を表
す情報(例えば「Request Resent」とい
う文字列)が設定され、パケットの内容には再送を依頼
するパケットのID番号とシーケンス番号が記述され
る。
【0026】次に一斉同報受信装置13について説明す
ると、受信処理部13aは通信路5から一斉同報で送信
されたパケットを受信するものである。パケット選択処
理部13bは、受信処理部13aから受け取ったパケッ
トのヘッダ情報内の内容情報を読み取り、サブシステム
3が必要としている内容情報を保持しているテーブル内
に該当する内容情報がある場合、そのパケットをパケッ
ト再構成処理部13cに渡す。また不要な内容を示す内
容情報の場合、廃棄する。なお、サブシステム3が必要
とする内容情報はサブシステム3から通知され、パケッ
ト選択処理部13b内のテーブルに記憶しておく。
【0027】また、通信路5を介して得られた内容情報
が自システムに対するパケット再送要求の場合、パケッ
ト分割処理部11bにパケット再送依頼と再送パケット
のID番号、シーケンス番号を通知する。
【0028】ロストパケット再送依頼処理部13dは、
パケット再構成処理部13cからロストパケット情報を
受け取ると、一斉同報送信装置11の送信処理部11c
に対してパケット再送依頼送信依頼を通知する。
【0029】通信路5としてはEthernet,AT
M,電話回線などの有線や、無線LAN,PHS、携帯
電話などの無線のものがある。
【0030】また一斉同報を行う通信プロトコルとして
は、例えばUDP(User Datagram Pr
otocol(コネクションレスというデータ転送だけ
の形態のトランスポート層プロトコル))/IP(In
ternet Protocol(ネットワーク層プロ
トコル))の同報通信(Broadcast)インター
ネットドラフトRFC919“Broadcastin
g InternetDatagrams”)を用い
る。
【0031】次に、本実施形態の作用の概略を説明す
る。一斉同報送信装置11は接続されているサブシステ
ム3から情報が入力されるとそれを通信路5を介して一
斉同報する。通信路5は一斉同報送信装置11から受け
取った情報を、通信路5に接続されている全ての一斉同
報受信装置13に伝達する。
【0032】一斉同報受信装置13は伝達された情報を
通信路5から受け取り、接続されているサブシステム3
に必要な情報かどうか判断し、必要ならサブシステム3
へ出力し、不要なら棄却する。また必要かどうかわから
ない場合はサブシステム3に情報を渡し、必要かどうか
の判断をサブシステム3にまかせる場合もある。
【0033】次に、本実施形態の作用を詳細に説明す
る。
【0034】ここでは、サブシステム3が他のサブシス
テム3に一斉同報しようとする情報の実体をデータと呼
ぶ。また、このデータのサイズは任意である。
【0035】パケット分割処理部11aは接続されてい
るサブシステム3から送信すべきデータが入力されると
それを適当な大きさ(例えば512バイト)に分割す
る。これはあるサブシステム3が大きなサイズのデータ
の一斉同報を行うと、一斉同報を行う間、別のデータの
一斉同報を行えなくなるため、データをサイズの小さな
パケットに分割し時分割で同時に複数のサブシステム3
が複数のデータの一斉同報を行えるようにするためであ
る。
【0036】ヘッダ付与処理部11bはパケット分割処
理部11aから分割されたパケットを受け取るとそれに
ID番号とシーケンス番号からなるヘッダを付与する。
ID番号とはサブシステム固有のある数値(例えばEt
hernetアドレスやIPアドレス)とそのデータの
送信を開始した時刻(実際にはヘッダ付与処理部11b
が1番目のパケット受け取った時刻等)からなる。例え
ばサブシステム固有のある数値にEthernetアド
レス01:00:12:34:56、データの送信開始
時刻にシステムが持つタイマの値{89063723
4}を用いた場合、ID番号は{0100123456
890637234}となる。
【0037】このID番号は、ロボットシステム内に存
在する複数のサブシステム3が同時に一斉同報を行った
り、また同一サブシステム3が複数のデータを同時に一
斉同報を行ったりする場合にデータを区別するための識
別子であり、ある一つのデータを分割したパケットは全
て同じID番号を持つ。
【0038】また、シーケンス番号とは分割したパケッ
トの順序を表す番号でありパケットを再構成するときに
必要な識別子である。最初のパケットを1とし、以下、
順番に値を付与する。
【0039】送信処理部11cは、ヘッダ付与処理部1
1bからパケットが入力されるとそれを通信路5を介し
て一斉同報する。
【0040】通信路5は、一斉同報送信装置11から受
け取ったパケットを、通信路5に接続されている全ての
一斉同報受信装置13に伝達する。
【0041】一斉同報受信装置13は、伝達されたパケ
ットを通信路5から受け取り、パケット再構成処理部1
3cにそれらを渡す。
【0042】パケット再構成処理部13cは、パケット
のヘッダ内のID番号とシーケンス番号を読み取り、シ
ーケンス番号の順にパケットを並べデータを再構成す
る。また異なるID番号を持つパケットは異なるデータ
であると判断し、それぞれ独立にデータを再構成する。
これにより同時に複数のデータを受信することが可能に
なる。
【0043】パケット再構成処理部13cにおいて、パ
ケットの再構成を行っている間、ある一定時間内に再構
成に必要なパケットが受信されなかった場合は、そのパ
ケットを通信エラーなどで受信できなかったパケットと
判断し、ロストパケット情報としてそのパケットのID
番号とシーケンス番号をロストパケット再送依頼処理部
13dに通知する。
【0044】ロストパケット再送依頼処理部13dは、
パケット再構成処理部13cから受け取ったロストパケ
ット情報を送信処理部11cに送り、パケット再送依頼
の送信依頼を通知する。
【0045】なお、このような通信処理はロボットシス
テム用一斉同報プログラムにより実現され、該プログラ
ムは記録媒体に記録して提供されるものである。
【0046】上述したように本実施形態によれば、コネ
クションレス形態の同報通信のため、サブシステムの追
加、取り外しの度に、または通信相手サブシステムや送
る情報を変更する必要が生じる度にシステム全体の設定
を変える必要が無い。つまり追加するサブシステムだけ
の設定の変更で良い。また、通信路のトラヒックは従来
のロボットシステムと比較して最大半分程度まで減らす
ことが可能である。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば一
斉同報送信手段は、通信路に接続された一斉同報受信手
段の全てに対して情報を送信するので、送信の際に送信
相手を指定する必要が生じない。そのため多くのサブシ
ステムから構成されるロボットシステムにおいても、サ
ブシステムの追加や取り外しに対しても情報の受け手を
変更する必要がないため通信の設定を大きく変更する必
要がなくなり、またロボットシステムに必要な相手を特
定しない通信、システム全体で情報を共有する通信が可
能になる。
【0048】さらに通信路のトラヒックを削減すること
が可能となることから、有限な通信資源を有効に活用す
ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るロボットシステム用一斉同報装置
の一実施形態の概略の構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示したロボットシステム用一斉同報送信
・受信装置の内部構成を示したブロック図である。
【図3】従来のロボットシステムの構成を示すブロック
図である。
【図4】従来のロボットシステムの他の構成を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
1 一斉同報送信・受信装置 3 サブシステム 3A ロボット本体サブシステム 3B ロボット操作コントローラサブシステム 3C 作業教示装置サブシステム 3D ロボット作業データ収集装置サブシステム 3E ロボット作業データ蓄積装置サブシステム 5 通信路(LAN) 11 一斉同報送信装置 11a パケット分割処理部 11b ヘッダ付与処理部 11c 送信処理部 13 一斉同報受信装置 13a 受信処理部 13b パケット選択処理部 13c パケット再構成処理部 13d ロストパケット再送依頼処理部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 津田 雅之 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 Fターム(参考) 3F059 FC01 5H215 AA07 BB16 CC07 CC09 CX05 CX08 GG03 5H269 AB33 BB07 KK03 KK04 MM10 NN08 PP05 QC06 5K033 AA09 BA03 CB13 DA01 DA13 DB01 DB16 5K034 AA07 BB07 DD02 FF01 FF02 HH01 HH02 HH06 NN04

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロボットシステムを構成するサブシステ
    ム間の一斉同報を通信路を介して行うロボットシステム
    用一斉同報装置であって、 サブシステムと通信路との間に設けられ当該サブシステ
    ムから情報を受け取り通信路へ一斉同報を送信する一斉
    同報送信手段と、 通信路とサブシステムとの間に設けられ当該通信路から
    一斉同報を受信し取捨選択した情報を接続されるサブシ
    ステムに受け渡す一斉同報受信手段とを有することを特
    徴とするロボットシステム用一斉同報装置。
  2. 【請求項2】 ロボットシステムを構成するサブシステ
    ム間の一斉同報を通信路を介して行うロボットシステム
    用一斉同報装置であって、 サブシステムと通信路との間に設けられ当該サブシステ
    ムから情報を受け取り適当な大きさに分割する分割処理
    手段と、この分割された情報のそれぞれに番号または符
    号を付与する付与手段と、これら情報を通信路を介して
    同報送信する送信手段とからなる一斉同報送信手段と、 通信路とサブシステムとの間に設けられ当該通信路から
    一斉同報を受信する受信手段と、これら受信した情報か
    ら必要な情報を選択する選択処理手段と、この選択処理
    手段で選択された情報からもとの情報を再構成しサブシ
    ステムに受け渡す再構成処理手段とからなる一斉同報受
    信手段とを有することを特徴とするロボットシステム用
    一斉同報装置。
  3. 【請求項3】 一斉同報送信手段と通信路との間、およ
    び一斉同報受信手段と通信路との間で使用される通信プ
    ロトコルが、UDP/IPの同報通信であることを特徴
    とする請求項1または2記載のロボットシステム用一斉
    同報装置。
  4. 【請求項4】 ロボットシステムを構成するサブシステ
    ム間の一斉同報を通信路を介して行うロボットシステム
    用一斉同報方法であって、 サブシステムと通信路との間に設けられる一斉同報送信
    手段により当該サブシステムから情報を受け取り通信路
    へ一斉同報を送信し、通信路とサブシステムとの間に設
    けられる一斉同報受信手段により当該通信路から一斉同
    報を受信し取捨選択した情報を接続されるサブシステム
    に受け渡すことを特徴とするロボットシステム用一斉同
    報方法。
  5. 【請求項5】 ロボットシステムを構成するサブシステ
    ム間の一斉同報を通信路を介して行うロボットシステム
    用一斉同報プログラムを記録した記録媒体であって、 サブシステムと通信路との間に設けられる一斉同報送信
    手段により当該サブシステムから情報を受け取り通信路
    へ一斉同報を送信し、通信路とサブシステムとの間に設
    けられる一斉同報受信手段により当該通信路から一斉同
    報を受信し取捨選択した情報を接続されるサブシステム
    に受け渡すことを特徴とするロボットシステム用一斉同
    報プログラムを記録した記録媒体。
  6. 【請求項6】 一斉同報送信手段と通信路との間、およ
    び一斉同報受信手段と通信路との間で使用される通信プ
    ロトコルが、UDP/IPの同報通信であることを特徴
    とする請求項5記載のロボットシステム用一斉同報プロ
    グラムを記録した記録媒体。
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