JP2000096629A - 油圧ショベルの油圧制御システム - Google Patents

油圧ショベルの油圧制御システム

Info

Publication number
JP2000096629A
JP2000096629A JP10266278A JP26627898A JP2000096629A JP 2000096629 A JP2000096629 A JP 2000096629A JP 10266278 A JP10266278 A JP 10266278A JP 26627898 A JP26627898 A JP 26627898A JP 2000096629 A JP2000096629 A JP 2000096629A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
arm
boom
hydraulic
valve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10266278A
Other languages
English (en)
Inventor
Junji Tsumura
淳二 津村
Hirotsugu Kasuya
博嗣 糟谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Construction Machinery Co Ltd filed Critical Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Priority to JP10266278A priority Critical patent/JP2000096629A/ja
Publication of JP2000096629A publication Critical patent/JP2000096629A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Operation Control Of Excavators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】油圧ショベルの油圧制御システムにおいて、ア
ームとブームの複合操作により行う作業に際して、負荷
によらずアーム先端の移動方向を指令通りに制御でき、
操作性に優れたものとする。 【解決手段】ブーム用方向切換弁13の上流側をアーム
用方向切換弁3の上流側に接続する合流回路30に、開
側パイロット駆動部31a及び閉側パイロット駆動部3
1bを有する合流切換弁31を設け、信号ライン51で
検出したアームシリンダ8の負荷圧を減圧弁52で減圧
した圧力とアームパイロット圧の高圧側を第1の制御圧
として開側パイロット駆動部31aに作用させ、ブーム
上げのパイロット圧を第2の制御圧として閉側パイロッ
ト駆動部31bに作用させ、アームに高負荷が作用する
と減圧弁52の二次圧が開側パイロット駆動部31aに
作用し、合流切換弁31の開度を大きくする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は油圧ショベルの油圧
制御システムに係わり、特に、油圧ショベルでアームと
ブームの複合操作による作業を行うのに適した合流回路
を有する油圧ショベルの油圧制御システムに関する。
【0002】
【従来の技術】油圧ショベルにおけるアームとブームの
複合操作により行う作業の一例として水平引き作業があ
る。このような水平引き等の複合操作をオペレータがス
ムースに行い得るようにするために油圧制御システムに
工夫がなされており、その一例として特開平10−85
04号公報に記載のものがある。この公知の油圧制御シ
ステムを図10に示す。
【0003】図10において、第1の油圧ポンプ101
にセンタバイパスライン102が接続され、このセンタ
バイパスライン112にアームシリンダ108を駆動す
るアーム用方向切換弁103が配置されている。また、
第2の油圧ポンプ111にセンタバイパスライン112
が接続され、センタバイパスライン112にブームシリ
ンダ119を駆動するブーム用方向切換弁113が接続
されている。このような第1の油圧ポンプ101と第2
の油圧ポンプ111を有する油圧制御システムに第1の
合流回路120及び第2の合流回路130が設けられて
いる。
【0004】第1の合流回路120は、ブーム用方向切
換弁113の下流側でセンタバイパスライン112上に
配置された第1の合流切換弁114、ブーム用方向切換
弁113と第1の合流切換弁114との間でセンタバイ
パスライン112から分岐し、アーム用方向切換弁10
3のフィーダ油路106のチェック弁107の下流側に
つながる第1の合流ライン121、この第1の合流ライ
ン121に設けられ、センタバイパスライン112から
フィーダ油路106に向かう圧油の流れのみを許すチェ
ック弁122で構成されている。
【0005】第2の合流回路130は、ブーム用方向切
換弁113の上流側でセンタバイパスライン112から
分岐し、アーム用方向切換弁103のフィーダ油路10
6のチェック弁107の下流側につながる第2の合流ラ
イン123、この第2の合流ライン123に設けられ、
センタバイパスライン112からフィーダ油路106に
向かう圧油の流れのみを許すチェック弁124、第2の
合流ライン123に配置された第2の合流切換弁131
とで構成されている。
【0006】第1の合流回路120の第1の合流切換弁
114は閉側パイロット駆動部114aを有し、この閉
側パイロット駆動部114aは、アーム用の操作レバー
装置132のパイロットバルブ132bにより生成され
アームクラウドのパイロット圧a1又はアームダンプの
パイロット圧a2を検出するシャトル弁134の出力側
に接続され、第1の合流切換弁114はアームパイロッ
ト圧a1又はa2が作用しないときは図示の開位置に保
持され、アームパイロット圧a1又はa2が作用すると
遮断位置に切り換えられる。
【0007】第2の合流回路130の第2の合流切換弁
131は遮断位置と絞り付きの開位置との間で切り換え
が可能であり、絞り付きの開位置での絞りの抵抗は、ブ
ーム上げとアームクラウドの複合操作が円滑に行えるよ
う適切な値に設定されている。また、この第2の合流切
換弁131のスプールの閉側はスプリング131cによ
り加圧されている。第2の合流切換弁131は、更に、
開側パイロット駆動部131a及び閉側パイロット駆動
部131bを有し、このパイロット駆動部131a,1
31bにそれぞれアームパイロット圧及びブーム上げの
パイロット圧が導かれ、第2の合流切換弁131は、こ
れらのパイロット圧による制御力とスプリング31cの
ばね力の釣合いにより開度が決定する。
【0008】アームを単独で操作するときは、アーム用
方向切換弁103がアームパイロット圧により中立位置
から切り換えられると共に、第1の合流切換弁114は
アームパイロット圧により遮断位置に切り換えられる。
このとき、ブーム用方向切換弁113は中立位置の状態
にあるので、第1の油圧ポンプ101からの圧油がアー
ムシリンダ108に供給されると共に、第2の油圧ポン
プ111の圧油が第1の合流回路120の合流ライン1
21を経由して、アーム用方向切換弁103のフィーダ
油路106に合流し、アームシリンダを駆動する。この
とき、第2の合流切換弁131の開側パイロット駆動部
131aにはアームパイロット圧が導かれ、第2の合流
切換弁131は遮断状態を解除し、第2の油圧ポンプ1
11の圧油が第2の合流回路130の合流ライン123
を経由してフィーダ油路106に供給されるが、第2の
合流切換弁131による絞り抵抗のため、第1の合流回
路120からの圧油供給量に比してその流量は少ない。
【0009】次にブームを単独で操作するときは、セン
タバイパスライン112はブーム用方向切換弁113で
遮断されると共に、第2の合流切換弁131は、ブーム
下げのときはスプリング131cの加圧力で、ブーム上
げのときはスプリング131cの加圧力に加えて、閉側
パイロット駆動部131bに作用するブーム用の操作レ
バー装置133のパイロットバルブ133bからのパイ
ロット圧で、遮断状態を維持する。従って、このとき
は、第2の油圧ポンプ111からの圧油は全てブームシ
リンダ119の駆動に使用される。
【0010】また、ブームとアームの双方が同時に操作
されるときは、第2の合流切換弁131は、開側パイロ
ット駆動部131aに作用するアームパイロット圧と、
閉側パイロット駆動部131bに作用するブーム上げパ
イロット圧とスプリング131cのばね力の釣合いによ
り開度が決定し、その開度に従い第2の油圧ポンプ11
1から吐出され合流ライン123を通過しフィーダ油路
106に合流する圧油の流量が変化する。この第2の合
流切換弁の効果について、水平引き作業の場合について
述べる。
【0011】水平引き作業ではブーム上げ操作とアーム
クラウド操作を同時に行うが、このとき第2の合流切換
弁131が固定絞りであると、水平引き作業ではアーム
シリンダ108の負荷がブームシリンダ119の負荷よ
り小さいため、第2の油圧ポンプ111からの圧油が低
圧のアームシリンダ108側に流れ込んでしまい、ブー
ムが上がらなくなるという不具合がある。図10に示す
従来技術では、第2の合流切換弁131の開側パイロッ
ト駆動部131aにアームパイロット圧を作用させ、閉
側パイロット駆動部131bにブームパイロット圧を作
用させ、ブームパイロット圧が作用すると、第2の合流
切換弁131が絞り込む方向に操作し、ブームシリンダ
119ヘの流量を確保できるので、ブーム上げを実行で
きる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術には次のような問題がある。
【0013】図10に示した従来技術では、第2の合流
切換弁131の開度がアームパイロット圧、ブームパイ
ロット圧とバネ131cの力の釣合により決まる。しか
し、アームシリンダ108、ブームシリンダ119へ流
入する流量はそれぞれのシリンダに加わる負荷の大きさ
で変化するため、アームシリンダ108とブームシリン
ダ119の速度が指令通りにならなくなり、アーム先端
の移動方向が変化する。
【0014】即ち、例えば水平引き作業を行う場合、ア
ームクラウド操作とブーム上げ操作を同時に行うが、第
2の合流切換弁131の開側と閉側の両側にそれぞれア
ームパイロット圧とブームパイロット圧が作用し、これ
らの力関係から第2の合流切換弁131がある開度で開
くが、水平引き作業の途中でバケットの進行方向を妨げ
る向きに抵抗が加わり、アームシリンダ108のみに特
に高い負荷が加わった場合には、アームシリンダ108
の速度が低下し、アーム先端の移動方向が所望の方向と
は異なってくる。
【0015】このように従来装置では、第2の合流切換
弁131の開度を決定する要因が、ブームパイロット圧
とアームパイロット圧のみであったため、ブーム及びア
ームヘの動作指令の大きさが同じ場合でも、シリンダに
加わる負荷の大きさによりアームシリンダの速度が変化
し、アーム先端の移動方向が所望の方向とは異なってく
る場合があった。
【0016】本発明の目的は、アームとブームの複合操
作により行う作業に際して、負荷によらずアーム先端の
移動方向を指令通りに制御でき、操作性に優れた油圧シ
ョベルの油圧制御システムを提供することである。
【0017】
【課題を解決するための手段】(1)上記目的を達成す
るために、本発明は、第1及び第2の油圧ポンプと、前
記第1の油圧ポンプから吐出される圧油により駆動され
るアームシリンダと、前記第2の油圧ポンプから吐出さ
れる圧油により駆動されるブームシリンダと、アーム用
操作手段からのパイロット圧により切り換え操作され、
前記第1の油圧ポンプから前記アームシリンダに供給さ
れる圧油の流量を制御するセンタバイパス型のアーム用
方向切換弁と、ブーム用操作手段からのパイロット圧に
より切り換え操作され、前記第2の油圧ポンプから前記
ブームシリンダに供給される圧油の流量を制御するセン
タバイパス型のブーム用方向切換弁と、前記ブーム用方
向切換弁の上流側を前記アーム用方向切換弁の上流側に
接続する合流回路とを備え、この合流回路が、アーム用
操作手段からのパイロット圧に基づく第1の制御圧を開
方向に作用させ、ブーム用操作手段からのパイロット圧
に基づく第2の制御圧を閉方向に作用させる合流切換弁
を有する油圧ショベルの油圧制御システムにおいて、前
記アームシリンダの負荷圧を検出する検出手段と、前記
アームシリンダの負荷圧が所定レベルよりも高くなる
と、前記合流切換弁が開方向に移動するよう合流切換弁
を制御する合流補正手段とを備えるものとする。
【0018】このように負荷圧の検出手段と合流補正手
段を設けることにより、アームシリンダに高負荷が作用
した場合には、合流補正手段は合流切換弁を開方向に移
動するよう制御するため、第2の油圧ポンプから合流回
路を経てアームシリンダへ供給される圧油の流量が増
し、負荷によらずアーム先端の移動方向を指令通りに制
御でき、操作性が良くなる。
【0019】(2)上記(1)において、好ましくは、
前記合流切換弁は、前記アーム用操作手段からのパイロ
ット圧に基づく第1の制御圧が作用する開側パイロット
駆動部と、前記ブーム用操作手段からのパイロット圧に
基づく第2の制御圧が作用する閉側パイロット駆動部と
を有し、前記合流補正手段は、前記アームシリンダの負
荷圧が高くなると、前記第1の制御圧が高くなるよう補
正する手段である。
【0020】これにより合流補正手段は、アームシリン
ダの負荷圧が所定レベルよりも高くなると、第1の制御
圧を高く補正し、開側パイロット駆動部により合流切換
弁を開方向に移動するよう制御する。
【0021】(3)また、上記(2)において、好まし
くは、前記合流補正手段は、前記負荷圧力を減圧する減
圧弁と、この減圧弁の二次圧と前記アーム用操作手段か
らのパイロット圧の高圧側を選択するシャトル弁とを有
し、このシャトル弁の出力圧を前記第1の制御圧として
前記開側パイロット駆動部に導く。
【0022】これによりアームシリンダの負荷圧が高く
なり、減圧弁の二次圧がアーム用操作手段からのパイロ
ット圧より高くなると、シャトル弁は減圧弁の二次圧を
第1の制御圧として選択して開側パイロット駆動部に導
くため、合流補正手段は、アームシリンダの負荷圧が高
くなると、第1の制御圧が高くなるよう補正する。
【0023】(4)更に、上記(1)において、好まし
くは、前記合流切換弁は、前記アーム用操作手段からの
パイロット圧に基づく第1の制御圧が作用する第1の開
側パイロット駆動部と、前記ブーム用操作手段からのパ
イロット圧に基づく第2の制御圧が作用する閉側パイロ
ット駆動部とを有し、前記合流補正手段は、前記アーム
シリンダの負荷圧が高くなると高くなる補正用の制御圧
を生成する手段と、前記合流切換弁に設けられ、前記補
正用の制御圧が作用する第2の開側パイロット駆動部と
を有する。
【0024】これにより合流補正手段は、アームシリン
ダの負荷圧が所定レベルよりも高くなると、補正用の制
御圧を高く補正し、第2の開側パイロット駆動部により
合流切換弁を開方向に移動するよう制御する。
【0025】(5)また、上記(4)において、好まし
くは、前記補正用の制御圧を生成する手段は、前記負荷
圧力を減圧する減圧弁を有し、この減圧弁の二次圧を前
記補正用の制御圧とする。
【0026】これにより減圧弁はアームシリンダの負荷
圧が高くなると高くなる補正用の制御圧を生成する。
【0027】(6)また、上記目的を達成するために、
本発明は、第1及び第2の油圧ポンプと、前記第1の油
圧ポンプから吐出される圧油により駆動されるアームシ
リンダと、前記第2の油圧ポンプから吐出される圧油に
より駆動されるブームシリンダと、アーム用操作手段か
らのパイロット圧により切り換え操作され、前記第1の
油圧ポンプから前記アームシリンダに供給される圧油の
流量を制御するセンタバイパス型のアーム用方向切換弁
と、ブーム用操作手段からのパイロット圧により切り換
え操作され、前記第2の油圧ポンプから前記ブームシリ
ンダに供給される圧油の流量を制御するセンタバイパス
型のブーム用方向切換弁と、前記ブーム用方向切換弁の
上流側を前記アーム用方向切換弁の上流側に接続する合
流回路とを備え、この合流回路が、アーム用操作手段か
らのパイロット圧に基づく第1の制御圧を開方向に作用
させ、ブーム用操作手段からのパイロット圧に基づく第
2の制御圧を閉方向に作用させる合流切換弁を有する油
圧ショベルの油圧制御システムにおいて、前記アームシ
リンダの負荷圧を検出する第1の検出手段と、前記アー
ムシリンダの負荷圧が所定レベルよりも高くなると、前
記合流切換弁を開方向に移動するよう制御する第1の合
流補正手段と、前記ブームシリンダの負荷圧を検出する
第2の検出手段と、前記ブームシリンダの負荷圧が所定
レベルよりも高くなると、前記合流切換弁を閉方向に移
動するよう制御する第2の合流補正手段とを備える。
【0028】このように負荷圧の第1及び第2の検出手
段と第1及び第2の合流補正手段を設けることにより、
上記(1)で述べたように、アームシリンダに高負荷が
作用した場合には、第1の合流補正手段は合流切換弁を
開方向に移動するよう制御するため、第2の油圧ポンプ
から合流回路を経てアームシリンダへ供給される圧油の
流量が増すと共に、ブームシリンダに高負荷が作用した
場合には、第2の合流補正手段は合流切換弁を閉方向に
移動するよう制御するため、第2の油圧ポンプから合流
回路を経てアームシリンダへ供給される圧油の流量が減
り、アーム、ブームのいずれの負荷によらずアーム先端
の移動方向を指令通りに制御でき、操作性が良くなる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
用いて説明する。
【0030】図1〜図3は本発明の第1の実施形態によ
る油圧ショベルの油圧制御システムを示す図である。
【0031】図1において、1は第1の油圧ポンプであ
り、この第1の油圧ポンプ1はセンタバイパスライン2
によりセンタバイパス型のアーム用方向切換弁3の左側
入力ポートに接続されており、アーム用方向切換弁3の
左側出力ポートはセンタバイパスライン2により絞り4
及び油タンク5に順次接続されている。また、第1の油
圧ポンプ1は、センタバイパスライン2から分岐したフ
ィーダ油路6により逆流防止用のチェック弁7を介して
アーム用方向切換弁3の中央入力ポートに接続されてお
り、アーム用方向切換弁3の中央出力ポートはアームシ
リンダ8の伸長側ポート8aに接続されている。アーム
シリンダ8の収縮側ポート8bはアーム用方向切換弁3
の右側出力ポートに接続されており、アーム用方向切換
弁3の右側入力ポートは油タンク5に接続されている。
【0032】11は第2の油圧ポンプであり、この第2
の油圧ポンプ11はセンタバイパスライン12によりセ
ンタバイパス型のブーム用方向切換弁13の左側入力ポ
ートに接続されており、ブーム用方向切換弁13の左側
出力ポートはセンタバイパスライン12により第1の合
流切換弁14、絞り15及び油タンク5に順次接続され
ている。また、第2油圧ポンプ11は、センタバイパス
ライン12から分岐したフィーダ油路17により逆流防
止用のチェック弁17を介してブーム用方向切換弁13
の中央入力ポートに接続されており、ブーム用方向切換
弁13の中央出力ポートはブームシリンダ19aの伸長
側ポート19aに接続されている。ブームシリンダ19
の収縮側ポート19bはブーム用方向切換弁13の右側
出力ポートに接続されており、ブーム用方向切換弁13
の右側入力ポートは油タンク5に接続されている。
【0033】アームシリンダ8及びブームシリンダ19
は油圧ショベルのフロント機構の一部であるアーム及び
ブームをそれぞれ駆動するアクチュエータであり、これ
らアーム及びブームに対する操作手段として操作レバー
装置32,33が設けられている。
【0034】図2に油圧ショベルの外観を示す。油圧シ
ョベルは下部走行体40と上部旋回体41を有し、上部
旋回体41の前部にはフロント作業機42が設けられて
いる。フロント作業機42は、それぞれ上下方向に回動
自在に接続されたブーム43、アーム44、バケット4
5を有し、ブーム43、アーム44は上記のブームシリ
ンダ19及びアームシリンダ8により駆動され、バケッ
ト45はバケットシリンダ46により駆動される。
【0035】図1に戻り、アーム用の操作レバー装置3
2は操作レバー32aとパイロットバルブ32bを有
し、操作レバー32aを図示左側に倒すとパイロットバ
ルブ32bはアームクラウドのパイロット圧a1を発生
し、アーム用方向切換弁3を図示右側の位置に切り換え
てアームシリンダ8の伸長側ポート8aに圧油を供給
し、操作レバー32aを図示右側に倒すとパイロットバ
ルブ32bはアームダンプのパイロット圧a2を発生
し、アーム用方向切換弁3を図示左側の位置に切り換え
てアームシリンダ8の収縮側ポート8bに圧油を供給す
る。アームシリンダ8が伸長するとアーム44はクラウ
ド動作し、アームシリンダ8が収縮するとアーム44は
ダンプ動作する。
【0036】ブーム用の操作レバー装置33は操作レバ
ー33aとパイロットバルブ33bを有し、操作レバー
33aを図示左側に倒すとパイロットバルブ33bはブ
ーム上げのパイロット圧b1を発生し、ブーム用方向切
換弁13を図示右側の位置に切り換えてブームシリンダ
19の伸長側ポート19aに圧油を供給し、操作レバー
33aを図示右側に倒すとパイロットバルブ33bはブ
ーム下げのパイロット圧b2を発生し、ブーム用方向切
換弁13を図示左側の位置に切り換えてブームシリンダ
19の収縮側ポート19bに圧油を供給する。ブームシ
リンダ19が伸長するとブーム43は上げ方向に動作
し、ブームシリンダ19が収縮するとブーム43は下げ
方向に動作する。
【0037】以上のような第1の油圧ポンプ1と第2の
油圧ポンプ11を有する油圧ショベルの油圧制御システ
ムに第1の合流回路20及び第2の合流回路30が設け
られている。
【0038】第1の合流回路20は、上記の第1の合流
切換弁14と、ブーム用方向切換弁13の左側出力ポー
トと第1の合流切換弁14との間でセンタバイパスライ
ン12から分岐し、アーム用方向切換弁3のフィーダ油
路6のチェック弁7の下流側につながる第1の合流ライ
ン21、この第1の合流ライン21に設けられセンタバ
イパスライン12からフィーダ油路6に向かう圧油の流
れのみを許すチェック弁22とで構成されている。
【0039】第2の合流回路30は、ブーム用方向切換
弁13の上流側でセンタバイパスライン12から分岐
し、アーム用方向切換弁3のフィーダ油路6のチェック
弁7の下流側につながる第2の合流ライン23と、この
第2の合流ライン23に設けられセンタバイパスライン
12からフィーダ油路6に向かう圧油の流れのみを許す
チェック弁24と、第2の合流ライン23に配置された
第1の合流切換弁31とで構成されている。
【0040】アーム用の操作レバー装置32のパイロッ
トバルブ32bの出力側にはシャトル弁34が接続さ
れ、パイロットバルブ32bにより上記のように生成さ
れたアームクラウドのパイロット圧a1又はアームダン
プのパイロット圧a2がアームパイロット圧PPaとし
て検出される。
【0041】第1の合流回路20において、第1の合流
切換弁14は閉側パイロット駆動部14aを有し、この
閉側パイロット駆動部14aはシャトル弁34の出力側
に接続され、合流切換弁14はアームパイロット圧PP
aが作用しないときは図示の開位置に保持され、アーム
パイロット圧PPaが作用すると遮断位置に切り換えら
れる。
【0042】第2の合流回路30において、第2の合流
切換弁31は図示左側の遮断位置と図示右側の絞り付き
の開位置との間で連続的に切り換え可能であり、かつそ
の間で開口面積(開度)を連続的に変化させる可変絞り
を内蔵した弁であり、図示右側の絞り付きの開位置での
絞りの抵抗は、ブーム上げとアームクラウドによる複合
操作が円滑に行えるような適切な値に設定されている。
また、この第2の合流切換弁31のスプールの閉側はス
プリング31cにより加圧されている。第2の合流切換
弁31は、更に、開側パイロット駆動部31a及び閉側
パイロット駆動部31bを有し、このパイロット駆動部
31a,31bにそれぞれ第1及び第2の制御圧(後
述)が導かれ、第2の合流切換弁31は、開側パイロッ
ト駆動部31aに作用する第1の制御圧による第1の制
御力と、閉側パイロット駆動部31bに作用する第2の
制御圧による第2の制御力とスプリング31cのばね力
の釣合いにより開度が決定する。
【0043】アーム用方向切換弁3のメータイン絞りの
下流側からは、アームシリンダ8の負荷圧としてアーム
用方向切換弁3のメータイン側圧力を取出す信号ライン
51が引き出され、この信号ライン51に減圧弁52が
接続されている。この減圧弁52の出力側と上記のシャ
トル弁34の出力側はシャトル弁53に接続され、シャ
トル弁53の出力側は信号ライン36を介して第2の合
流切換弁31の開側パイロット駆動部31aに接続され
ている。これによりシャトル弁34で検出されたアーム
パイロット圧PPaと減圧弁52の出力圧との大きい方
の圧力がシャトル弁53により選択され、上記第1の制
御圧として開側パイロット駆動部31aに導かれる。
【0044】一方、ブーム用の操作レバー装置33のパ
イロットバルブ33bのブーム上げ側は信号ライン37
を介して第2の合流切換弁31の閉側パイロット駆動部
31bに接続され、ブーム上げのパイロット圧b1が上
記第2の制御圧として閉側パイロット駆動部31bに導
かれる。
【0045】図3に減圧弁52の特性及び第2の合流切
換弁31に作用する制御力の概念を示す。
【0046】第2の合流切換弁31の開側パイロット駆
動部31aには、アーム用の操作レバー装置32のレバ
ー操作によるアームパイロット圧PPaとアームシリン
ダ8の負荷圧PLaを減圧弁52により減圧した圧力P
L2aのうちの高圧側がシャトル弁53で選択され第1
の制御圧として作用し、この第1の制御圧と開側パイロ
ット駆動部31aの受圧面積Aaとの積である第1の制
御力が開方向に作用する。一方、第2の合流切換弁31
の閉側パイロット駆動部31bには、ブーム用の操作レ
バー装置33のレバー操作によるブーム上げパイロット
圧PPbが第2の制御圧として直接作用し、この第2の
制御圧と閉側パイロット駆動部31bの受圧面積Abと
の積である第2の制御力が閉方向に作用する。
【0047】減圧弁52としては例えば定比減圧弁を用
い、その減圧比は、ブームとアームの複合操作で基準と
なるアーム用の操作レバー装置32のレバーストローク
Sa1とアームシリンダ8の負荷圧PLaoを想定し、
レバーストロークSa1でのアームパイロット圧をPP
a1とすると、その基準となる負荷圧PLaoで減圧弁
52により減圧した二次圧PL2aが概ね基準となるレ
バーストロークSa1でのアームパイロット圧PPa1
に一致するよう設定されている。これにより、アームシ
リンダ8に対する外部からの負荷が小さい場合の負荷圧
PLa1では、減圧弁52により減圧した二次圧PL2
a1はアームパイロット圧PPa1と比較して低圧とな
り、アームシリンダ8に不適切に大きな負荷が作用する
と、減圧弁52の二次圧PL2a2がアームパイロット
圧PPa1より高圧となり、前者ではシャトル弁53で
アームパイロット圧PPa1が第1の制御圧として選択
され、後者ではシャトル弁53で減圧弁52の二次圧P
L2a2が第1の制御圧として選択される。
【0048】即ち、減圧弁52及びシャトル弁53は、
アームシリンダ8の負荷圧が所定レベルPLaoよりも
高くなると、第2の合流切換弁31を開方向に移動する
よう制御する合流補正手段を構成する。
【0049】ここで、本実施形態ではブームとアームの
複合操作で行う作業として主に水平引き作業を想定して
おり、ブームとアームの複合操作で基準となるレバース
トロークSa1と負荷圧PLaoは、例えば水平引き作
業での平均的なレバーストロークとアームシリンダ8の
負荷圧に一致するよう定める。これにより、水平引き作
業でアームシリンダ8に不適切に大きな負荷が作用した
場合は、負荷圧PLaを減圧した減圧弁52の二次圧P
L2a2が第1の制御圧として第2の合流切換弁31の
開側パイロット駆動部31aに作用するため、第2の合
流切換弁31が開方向へ移行してアームシリンダ8ヘの
油量が増加し、アームの負荷が増大しても指令通りの軌
跡となり、操作性が良好となる。
【0050】以上のように構成した本実施形態の動作は
次のようである。
【0051】アームを単独で操作するときは、アーム用
方向切換弁3がアームパイロット圧PPaにより中立位
置から切り換えられると共に、第1の合流切換弁14は
アームパイロット圧PPaにより遮断位置に切り換えら
れる。このとき、ブーム用方向切換弁13は左側入出力
ポートとセンタバイパスライン12とが連通した中立位
置の状態にある。従って、第1の油圧ポンプ1からの圧
油がアームシリンダ8に供給されると共に、第2の油圧
ポンプ11の圧油が第1の合流回路20の合流ライン2
1を経由して、アーム用方向切換弁3のフィーダ油路6
に合流し、アームシリンダを駆動する。このとき、第2
の合流切換弁31の開側パイロット駆動部31aにはア
ームパイロット圧PPa又は減圧弁52の二次圧が第1
の制御圧として導かれ、第2の合流切換弁31は遮断状
態を解除し、第2の油圧ポンプ11の圧油が第2の合流
回路30の合流ライン23を経由してフィーダ油路6に
供給されるが、第2の合流切換弁31による絞り抵抗の
ため、第1の合流回路20からの圧油供給量に比してそ
の流量は少ない。
【0052】次にブームを単独で操作するときは、セン
タバイパスライン12はブーム用方向切換弁13で遮断
されると共に、第2の合流切換弁31は、ブーム下げの
ときはスプリング31cの加圧力で、ブーム上げのとき
はスプリング31cの加圧力に加えて、閉側パイロット
駆動部31bに作用するブーム用の操作レバー装置33
からのパイロット圧b1(第2の制御圧)で、遮断状態
を維持する。従って、このときは、第2の油圧ポンプ1
1からの圧油は全てブームシリンダ19の駆動に使用さ
れる。
【0053】また、ブームとアームの双方が同時に操作
されるときは、第2の合流切換弁31は、開側パイロッ
ト駆動部31aに作用するアームパイロット圧PPa又
は減圧弁52の二次圧PL2a(第1の制御圧)と、閉
側パイロット駆動部31bに作用するブーム上げパイロ
ット圧b1(第2の制御圧)とスプリング31cのばね
力の釣合いにより開度が決定し、その開度に従い第2の
油圧ポンプ11から吐出され、合流ライン23を通過し
フィーダ油路6に合流する圧油の流量が変化する。この
第2の合流切換弁31の効果について、水平引き作業の
場合について述べる。
【0054】水平引き作業ではブーム上げ操作とアーム
クラウド操作を同時に行うが、このとき第2の合流切換
弁31が固定絞りであると、水平引き作業ではアームシ
リンダ8の負荷がブームシリンダ19の負荷より小さい
ため、第2の油圧ポンプ11からの圧油が低圧のアーム
シリンダ8側に流れ込んでしまい、ブームが上がらなく
なるという不具合がある。本実施形態では、第2の合流
切換弁31の閉側パイロット駆動部31bにブームパイ
ロット圧を作用させ、ブームパイロット圧が作用する
と、第2の合流切換弁31が絞り込む方向に操作し、ブ
ームシリンダ19ヘの流量を確保できるので、ブーム上
げを実行できる。
【0055】また、第2の合流切換弁31の開側パイロ
ット駆動部31aにアームパイロット圧だけを作用させ
た場合は、第2の合流切換弁31の開度を決定する要因
が、ブームパイロット圧とアームパイロット圧のみとな
るため、ブーム及びアームヘの動作指令の大きさが同じ
場合でも、アームシリンダ8に加わる負荷の大きさによ
りアームシリンダ8に圧油が流入し難くなり、アームシ
リンダ8の速度が変化し、アーム先端の移動速度が低下
しかつその移動の方向が所望の方向とは異なってくる。
本実施形態では、このような不具合も解決される。
【0056】即ち、水平引き作業においてアームシリン
ダ8及びブームシリンダ19に加わる負荷が小さい場合
には、上記のようにシャトル弁53においてアームパイ
ロット圧PPaが第1の制御圧として選択され、第2の
合流切換弁31の開側及び閉側パイロット駆動部31
a,31bにそれぞれアームパイロット圧PPa、ブー
ムパイロット圧b1がそれぞれ作用し、それによって第
2の合流切換弁31の開度が決定し、第2の油圧ポンプ
11からの圧油がアームシリンダ8及びブームシリンダ
19に適切に流量分配される。
【0057】水平引き作業中に例えばアームシリンダ8
に高負荷が作用した場合には、前述したように信号ライ
ン51で取り出したアームシリンダ8の負荷圧PLaを
減圧弁52で適切に減圧し、この減圧した圧力PL2a
がアームパイロット圧PPaより高くなるため、シャト
ル弁53で圧力PL2aが第1の制御圧として選択さ
れ、第2の合流切換弁31の開側パイロット駆動部31
aに作用し、第2の合流切換弁31はより開く方向へ移
動する。これにより、第2の合流回路30からフィーダ
油路6へ流入する流量が増し、アームシリンダ8の速度
の落ち込みを防ぎ、アーム先端が指令方向から急に逸脱
することがなく、操作性が良くなる。
【0058】以上のように本実施形態によれば、アーム
シリンダ8に加わる負荷によらず、アーム先端の移動方
向を指令通りに制御でき、操作性が向上する効果があ
る。
【0059】本発明の第2の実施形態を図4及び図5に
より説明する。図中、図1及び図2と同じ部材、機能に
は同じ符号を付している。
【0060】図4において、本実施形態における第2の
合流回路30Aは第2の合流切換弁31Aを有し、この
第2の合流切換弁31Aは、第1の実施形態における第
2の合流切換弁31の開側パイロット駆動部31aに代
え、2つの開側パイロット駆動部31a1,31a2を
有し、開側パイロット駆動部31a1は信号ライン36
aを介してシャトル弁34の出力側に直接接続され、開
側パイロット駆動部31a2は信号ライン36bを介し
て減圧弁52Aの出力側に直接接続されている。その他
の構成は、図1に示す第1の実施形態と同じである。
【0061】図5に減圧弁52Aの特性及び第2の合流
切換弁31Aに作用する制御力の概念を示す。
【0062】第2の合流切換弁31Aの開側パイロット
駆動部31a1,31a2には、アーム用の操作レバー
装置32のレバー操作によるアームパイロット圧PPa
とアームシリンダ8の負荷圧PLaを減圧弁52Aによ
り減圧した圧力PL2aが、それぞれ第1の制御圧及び
補正用の制御圧として独立して作用し、第1の制御圧と
開側パイロット駆動部31a1の受圧面積Aa1との積
である第3の制御力と補正用の制御圧と開側パイロット
駆動部31a2の受圧面積Aa2との積である補正用の
制御力とが独立して開方向に作用する。一方、第2の合
流切換弁31Aの閉側パイロット駆動部31bには、ブ
ーム用の操作レバー装置33のレバー操作によるブーム
上げパイロット圧PPbが第2の制御圧として直接作用
し、この第2の制御圧と閉側パイロット駆動部31bの
受圧面積Abとの積である第2の制御力が閉方向に作用
する。
【0063】減圧弁52Aとしては例えば定比減圧弁を
用い、その減圧比は、ブームとアームの複合操作で基準
となるアームシリンダ8の負荷圧PLaoを想定し、そ
の基準となる負荷圧PLaoで減圧弁52Aにより減圧
した二次圧PL2aをPL2aoとすると、PL2ao
以下の圧力が開側パイロット駆動部31a2に作用した
のでは第2の合流切換弁31Aはほとんど開方向に移動
せず、PL2aoよりも高い圧力が開側パイロット駆動
部31a2に作用すると第2の合流切換弁31Aが開方
向に移動するように設定されている。即ち、減圧弁52
Aの減圧比は第1の実施形態における減圧弁52の減圧
比よりも高い。これにより、アームシリンダ8に対する
外部からの負荷が小さい場合の負荷圧PLa1では、減
圧弁52Aの二次圧(第1の制御圧)が作用しても第2
の合流切換弁31Aは開方向に移動せず、アームシリン
ダ8に不適切に大きな負荷が作用すると、減圧弁52A
の二次圧(第1の制御圧)が作用することにより第2の
合流切換弁31Aは開方向に移動する。
【0064】即ち、減圧弁52A及び開側パイロット駆
動部31a2は、アームシリンダ8の負荷圧が所定レベ
ルPLaoよりも高くなると、第2の合流切換弁31A
を開方向に移動するよう制御する合流補正手段を構成す
る。
【0065】ここで、第1の実施形態と同様、本実施形
態ではブームとアームの複合操作で行う作業として主に
水平引き作業を想定しており、ブームとアームの複合操
作で基準となる負荷圧PLaoは、例えば水平引き作業
での平均的なアームシリンダ8の負荷圧に一致するよう
定める。これにより、水平引き作業でアームシリンダ8
に不適切に大きな負荷が作用した場合は、負荷圧PLa
を減圧した減圧弁52Aの二次圧PL2a2が補正用の
制御圧として第2の合流切換弁31Aの開側パイロット
駆動部31a2に作用するため、第2の合流切換弁31
Aが開方向へ移行してアームシリンダ8ヘの油量が増加
し、アームの負荷が増大しても指令通りの軌跡となり、
操作性が良好となる。
【0066】従って、本実施形態によっても第1の実施
形態と同様の効果が得られる。
【0067】本発明の第3の実施形態を図6及び図7に
より説明する。図中、図1及び図2と同じ部材、機能に
は同じ符号を付している。
【0068】図6において、本実施形態の第2の合流回
路30Bにおいては、ブーム用方向切換弁13からブー
ムシリンダ19の負荷圧としてブーム用方向切換弁13
のメータイン絞りの下流側の圧力を取出す信号ライン5
4が引き出され、この信号ライン54に減圧弁55が接
続されている。この減圧弁55の出力側と、ブーム用の
操作レバー装置33のパイロットバルブ33bのブーム
上げ側のパイロットライン37aはシャトル弁56に接
続され、シャトル弁56の出力側は信号ライン37bを
介して第2の合流切換弁31の閉側パイロット駆動部3
1bに接続されている。これによりブーム上げのパイロ
ット圧b1と減圧弁55の出力圧との大きい方の圧力が
シャトル弁56により選択され、第2の制御圧として閉
側パイロット駆動部31bに導かれる。その他の構成は
第1の実施形態と同じである。
【0069】図7に減圧弁55の特性及び第2の合流切
換弁31に作用する制御力の概念を示す。
【0070】第2の合流切換弁31の開側パイロット駆
動部31aには、第1の実施形態で説明したのと同様に
第1の制御力が開方向に作用する。一方、第2の合流切
換弁31の閉側パイロット駆動部31bには、ブーム用
の操作レバー装置33のレバー操作によるブーム上げパ
イロット圧PPb(=b1)とブームシリンダ19の負
荷圧PLbを減圧弁55により減圧した圧力PL2bの
うちの高圧側がシャトル弁56で選択され第2の制御圧
として作用し、この第2の制御圧と閉側パイロット駆動
部31bの受圧面積Abとの積である第2の制御力が閉
方向に作用する。
【0071】減圧弁55としては例えば定比減圧弁を用
い、その減圧比は、ブームとアームの複合操作で基準と
なるブーム用の操作レバー装置33のレバーストローク
Sb1とブームシリンダ19の負荷圧PLboを想定
し、レバーストロークSb1でのブーム上げパイロット
圧をPPb1とすると、その基準となる負荷圧PLbo
で減圧弁55により減圧した二次圧PL2bが概ね基準
となるレバーストロークSb1でのブーム上げパイロッ
ト圧PPb1に一致するよう設定されている。これによ
り、ブームシリンダ19に対する外部からの負荷が小さ
い場合の負荷圧PLb1では、減圧弁55により減圧し
た二次圧PL2b1はブーム上げパイロット圧PPb1
と比較して低圧となり、ブームシリンダ19に不適切に
大きな負荷が作用すると、減圧弁55の二次圧PL2b
2がブーム上げパイロット圧PPb1より高圧となり、
前者ではシャトル弁56でブーム上げパイロット圧PP
b1が第2の制御圧として選択され、後者ではシャトル
弁56で減圧弁55の二次圧PL2b2が第2の制御圧
として選択される。
【0072】即ち、減圧弁52及びシャトル弁53は、
アームシリンダ8の負荷圧が所定レベルPLaoよりも
高くなると、第2の合流切換弁31を開方向に移動する
よう制御する第1の合流補正手段を構成すると共に、減
圧弁55及びシャトル弁56は、ブームシリンダ19の
負荷圧が所定レベルPLboよりも高くなると、第2の
合流切換弁31を閉方向に移動するよう制御する第2の
合流補正手段を構成する。
【0073】ここで、第1の実施形態と同様に、本実施
形態ではブームとアームの複合操作で行う作業として主
に水平引き作業を想定しており、ブームとアームの複合
操作で基準となるレバーストロークSb1と負荷圧PL
boは、例えば水平引き作業での平均的なレバーストロ
ークとブームシリンダ19の負荷圧に一致するよう定め
る。これにより、水平引き作業でブームシリンダ19に
不適切に大きな負荷が作用した場合は、負荷圧PLbを
減圧した減圧弁55の二次圧PL2b2が第2の制御圧
として第2の合流切換弁31の閉側パイロット駆動部3
1bに作用するため、第2の合流切換弁31が閉方向へ
移行してブームシリンダ19ヘの油量が増加し、ブーム
の負荷が増大しても指令通りのブーム動作が得られる。
【0074】従って、本実施形態によれば、アームシリ
ンダ8に加わる負荷とブームシリンダ19に加わる負荷
のいずれが増大しても、それらの負荷によらず、アーム
先端の移動方向を指令通りに制御でき、操作性が一層向
上する効果がある。
【0075】本発明の第4の実施形態を図8及び図9に
より説明する。図中、図1及び図2並びに図4及び図5
と同じ部材、機能には同じ符号を付している。
【0076】図8において、本実施形態における第2の
合流回路30Cは第2の合流切換弁31Cを有し、この
第2の合流切換弁31Cは、第2の実施形態における第
2の合流切換弁31Aの閉側パイロット駆動部31bに
代え、2つの閉側パイロット駆動部31b1,31b2
を有し、閉側パイロット駆動部31b1は信号ライン3
7を介してブーム用の操作レバー装置33のパイロット
バルブ33bのブーム上げ側に接続され、閉側パイロッ
ト駆動部31b2は信号ライン37cを介して減圧弁5
5Cの出力側に直接接続されている。その他の構成は、
図4に示す第2の実施形態と同じである。
【0077】図9に減圧弁55Cの特性及び第2の合流
切換弁31Cに作用する制御力の概念を示す。
【0078】第2の合流切換弁31Cの開側パイロット
駆動部31a1,31a2には、第2の実施形態で説明
したのと同様に第3の制御力と補正用の制御力とが独立
して開方向に作用する。一方、第2の合流切換弁31C
の閉側パイロット駆動部31b1,31b2には、ブー
ム用の操作レバー装置33のレバー操作によるブームパ
イロット圧b1(PPb)とブームシリンダ19の負荷
圧PLbを減圧弁55Cにより減圧した圧力PL2b
が、それぞれ第4の制御圧及び補正用の制御圧として独
立して作用し、第4の制御圧と閉側パイロット駆動部3
1b1の受圧面積Ab1との積である第4の制御力と補
正用の制御圧と閉側パイロット駆動部31b2の受圧面
積Ab2との積である補正用の制御力とが独立して閉方
向に作用する。
【0079】減圧弁55Cとしては例えば定比減圧弁を
用い、その減圧比は、ブームとアームの複合操作で基準
となるブームシリンダ19の負荷圧PLboを想定し、
その基準となる負荷圧PLboで減圧弁55Cにより減
圧した二次圧PL2bをPL2boとすると、PL2b
o以下の圧力が閉側パイロット駆動部31b2に作用し
たのでは第2の合流切換弁31Cはほとんど閉方向に移
動せず、PL2boよりも高い圧力が閉側パイロット駆
動部31b2に作用すると第2の合流切換弁31Cが閉
方向に移動するように設定されている。即ち、減圧弁5
5Cの減圧比は第3の実施形態における減圧弁55の減
圧比よりも高い。これにより、ブームシリンダ19に対
する外部からの負荷が小さい場合の負荷圧PLb1で
は、減圧弁55Cの二次圧(第1の制御圧)が作用して
も第2の合流切換弁31Cは閉方向に移動せず、ブーム
シリンダ19に不適切に大きな負荷が作用すると、減圧
弁55Cの二次圧(第1の制御圧)が作用することによ
り第2の合流切換弁31Cは開方向に移動する。
【0080】即ち、減圧弁52A及び開側パイロット駆
動部31a2は、アームシリンダ8の負荷圧が所定レベ
ルPLaoよりも高くなると、第2の合流切換弁31C
を開方向に移動するよう制御する第1の合流補正手段を
構成すると共に、減圧弁55C及び閉側パイロット駆動
部31b2は、ブームシリンダ19の負荷圧が所定レベ
ルPLboよりも高くなると、第2の合流切換弁31C
を閉方向に移動するよう制御する第2の合流補正手段を
構成する。
【0081】ここで、第1の実施形態と同様、本実施形
態ではブームとアームの複合操作で行う作業として主に
水平引き作業を想定しており、ブームとアームの複合操
作で基準となる負荷圧PLboは、例えば水平引き作業
での平均的なブームシリンダ19の負荷圧に一致するよ
う定める。これにより、水平引き作業でブームシリンダ
19に不適切に大きな負荷が作用した場合は、負荷圧P
Lbを減圧した減圧弁55Cの二次圧PL2b2が補正
用の制御圧として第2の合流切換弁31Cの閉側パイロ
ット駆動部31b2に作用するため、第2の合流切換弁
31Cが閉方向へ移行してブームシリンダ19ヘの油量
が増加し、ブームの負荷が増大しても指令通りのブーム
動作が得られる。
【0082】従って、本実施形態によっても、第3の実
施形態と同様の効果が得られる。
【0083】以上、本発明のいくつかの実施形態を図面
により説明したが、本発明は上記実施形態に限られるも
のではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の
変更が可能である。例えば、ブームとアームの複合操作
で行う作業として水平引き作業について説明したが、通
常の掘削作業でも同様に効果があるものである。また、
合流切換弁を電磁弁とし、負荷圧やパイロット圧を圧力
センサで測定し、その結果からコントローラで電磁弁へ
の指令出力を演算するようにしてもよい。
【0084】
【発明の効果】本発明によれば、アームとブームの複合
操作により行う作業に際して、負荷によらずアーム先端
の移動方向を指令通りに制御でき、優れた操作性を得る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態による油圧ショベルの
油圧制御システムを示す回路図である。
【図2】油圧ショベルの外観を示す図である。
【図3】図1に示す第2の合流切換弁に作用する制御力
の概念を説明する図である。
【図4】本発明の第2の実施形態による油圧ショベルの
油圧制御システムを示す回路図である。
【図5】図4に示す第2の合流切換弁に作用する制御力
の概念を説明する図である。
【図6】本発明の第3の実施形態による油圧ショベルの
油圧制御システムを示す回路図である。
【図7】図6に示す第2の合流切換弁に作用する制御力
の概念を説明する図である。
【図8】本発明の第4の実施形態による油圧ショベルの
油圧制御システムを示す回路図である。
【図9】図8に示す第2の合流切換弁に作用する制御力
の概念を説明する図である。
【図10】従来の油圧制御システムをの回路図である。
【符号の説明】
1:第1の油圧ポンプ 2:センタバイパスライン 3:アーム用方向切換弁 8:アームシリンダ 11:第2の油圧ポンプ 12:センタバイパスライン 13:ブーム用方向切換弁 14:第1の合流用切換弁 19:ブームシリンダ 20:第1の合流回路 30,30A,30B,30C:第2の合流回路 31,31A,32B,32C:第2の合流切換弁 31a,31a1,31a2:開側パイロット駆動部 31b,31b1,31b2:閉側パイロット駆動部 32:ブーム用操作レバー 33:アーム用操作レバー 52,52A:減圧弁 55,55C:減圧弁

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1及び第2の油圧ポンプと、前記第1の
    油圧ポンプから吐出される圧油により駆動されるアーム
    シリンダと、前記第2の油圧ポンプから吐出される圧油
    により駆動されるブームシリンダと、アーム用操作手段
    からのパイロット圧により切り換え操作され、前記第1
    の油圧ポンプから前記アームシリンダに供給される圧油
    の流量を制御するセンタバイパス型のアーム用方向切換
    弁と、ブーム用操作手段からのパイロット圧により切り
    換え操作され、前記第2の油圧ポンプから前記ブームシ
    リンダに供給される圧油の流量を制御するセンタバイパ
    ス型のブーム用方向切換弁と、前記ブーム用方向切換弁
    の上流側を前記アーム用方向切換弁の上流側に接続する
    合流回路とを備え、この合流回路が、アーム用操作手段
    からのパイロット圧に基づく第1の制御圧を開方向に作
    用させ、ブーム用操作手段からのパイロット圧に基づく
    第2の制御圧を閉方向に作用させる合流切換弁を有する
    油圧ショベルの油圧制御システムにおいて、 前記アームシリンダの負荷圧を検出する検出手段と、 前記アームシリンダの負荷圧が所定レベルよりも高くな
    ると、前記合流切換弁を開方向に移動するよう制御する
    合流補正手段とを備えることを特徴とする油圧ショベル
    の油圧制御システム。
  2. 【請求項2】請求項1項記載の油圧ショベルの油圧制御
    システムにおいて、 前記合流切換弁は、前記アーム用操作手段からのパイロ
    ット圧に基づく第1の制御圧が作用する開側パイロット
    駆動部と、前記ブーム用操作手段からのパイロット圧に
    基づく第2の制御圧が作用する閉側パイロット駆動部と
    を有し、 前記合流補正手段は、前記アームシリンダの負荷圧が高
    くなると、前記第1の制御圧が高くなるよう補正する手
    段であることを特徴とする油圧ショベルの油圧制御シス
    テム。
  3. 【請求項3】請求項2項記載の油圧ショベルの油圧制御
    システムにおいて、前記合流補正手段は、前記負荷圧力
    を減圧する減圧弁と、この減圧弁の二次圧と前記アーム
    用操作手段からのパイロット圧の高圧側を選択するシャ
    トル弁とを有し、このシャトル弁の出力圧を前記第1の
    制御圧として前記開側パイロット駆動部に導くことを特
    徴とする油圧ショベルの油圧制御システム。
  4. 【請求項4】請求項1項記載の油圧ショベルの油圧制御
    システムにおいて、 前記合流切換弁は、前記アーム用操作手段からのパイロ
    ット圧に基づく第1の制御圧が作用する第1の開側パイ
    ロット駆動部と、前記ブーム用操作手段からのパイロッ
    ト圧に基づく第2の制御圧が作用する閉側パイロット駆
    動部とを有し、 前記合流補正手段は、前記アームシリンダの負荷圧が高
    くなると高くなる補正用の制御圧を生成する手段と、前
    記合流切換弁に設けられ、前記補正用の制御圧が作用す
    る第2の開側パイロット駆動部とを有することを特徴と
    する油圧ショベルの油圧制御システム。
  5. 【請求項5】請求項4項記載の油圧ショベルの油圧制御
    システムにおいて、前記補正用の制御圧を生成する手段
    は、前記負荷圧力を減圧する減圧弁を有し、この減圧弁
    の二次圧を前記補正用の制御圧とすることを特徴とする
    油圧ショベルの油圧制御システム。
  6. 【請求項6】第1及び第2の油圧ポンプと、前記第1の
    油圧ポンプから吐出される圧油により駆動されるアーム
    シリンダと、前記第2の油圧ポンプから吐出される圧油
    により駆動されるブームシリンダと、アーム用操作手段
    からのパイロット圧により切り換え操作され、前記第1
    の油圧ポンプから前記アームシリンダに供給される圧油
    の流量を制御するセンタバイパス型のアーム用方向切換
    弁と、ブーム用操作手段からのパイロット圧により切り
    換え操作され、前記第2の油圧ポンプから前記ブームシ
    リンダに供給される圧油の流量を制御するセンタバイパ
    ス型のブーム用方向切換弁と、前記ブーム用方向切換弁
    の上流側を前記アーム用方向切換弁の上流側に接続する
    合流回路とを備え、この合流回路が、アーム用操作手段
    からのパイロット圧に基づく第1の制御圧を開方向に作
    用させ、ブーム用操作手段からのパイロット圧に基づく
    第2の制御圧を閉方向に作用させる合流切換弁を有する
    油圧ショベルの油圧制御システムにおいて、 前記アームシリンダの負荷圧を検出する第1の検出手段
    と、 前記アームシリンダの負荷圧が所定レベルよりも高くな
    ると、前記合流切換弁を開方向に移動するよう制御する
    第1の合流補正手段と、 前記ブームシリンダの負荷圧を検出する第2の検出手段
    と、 前記ブームシリンダの負荷圧が所定レベルよりも高くな
    ると、前記合流切換弁を閉方向に移動するよう制御する
    第2の合流補正手段とを備えることを特徴とする油圧シ
    ョベルの油圧制御システム。
JP10266278A 1998-09-21 1998-09-21 油圧ショベルの油圧制御システム Pending JP2000096629A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10266278A JP2000096629A (ja) 1998-09-21 1998-09-21 油圧ショベルの油圧制御システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10266278A JP2000096629A (ja) 1998-09-21 1998-09-21 油圧ショベルの油圧制御システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000096629A true JP2000096629A (ja) 2000-04-04

Family

ID=17428746

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10266278A Pending JP2000096629A (ja) 1998-09-21 1998-09-21 油圧ショベルの油圧制御システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000096629A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1672127A2 (en) 2004-12-16 2006-06-21 Doosan Infracore Co., Ltd. Hydraulic control device for controlling a boom-arm combined operation in an excavator
WO2008001511A1 (fr) 2006-06-29 2008-01-03 Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd. Contrôleur de valve
JP2010229681A (ja) * 2009-03-26 2010-10-14 Sumitomo (Shi) Construction Machinery Co Ltd 建設機械の油圧回路
CN115653045A (zh) * 2022-11-17 2023-01-31 徐州徐工矿业机械有限公司 一种挖掘机合流阀及控制方法

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1672127A2 (en) 2004-12-16 2006-06-21 Doosan Infracore Co., Ltd. Hydraulic control device for controlling a boom-arm combined operation in an excavator
WO2008001511A1 (fr) 2006-06-29 2008-01-03 Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd. Contrôleur de valve
EP2042747A1 (en) * 2006-06-29 2009-04-01 Caterpillar Japan Ltd. Valve controller
CN101213376B (zh) * 2006-06-29 2010-06-09 卡特彼勒日本有限公司 阀控制装置
EP2042747A4 (en) * 2006-06-29 2011-01-26 Caterpillar Sarl VALVE CONTROLLER
US7926411B2 (en) 2006-06-29 2011-04-19 Caterpillar S.A.R.L. Valve control unit
JP2010229681A (ja) * 2009-03-26 2010-10-14 Sumitomo (Shi) Construction Machinery Co Ltd 建設機械の油圧回路
CN115653045A (zh) * 2022-11-17 2023-01-31 徐州徐工矿业机械有限公司 一种挖掘机合流阀及控制方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR910009283B1 (ko) 유압건설기계의 유압회로
US7127887B2 (en) Oil pressure circuit for working machines
US8146355B2 (en) Traveling device for crawler type heavy equipment
JP3550260B2 (ja) アクチュエータ作動特性制御装置
KR100225391B1 (ko) 유압셔블의 유압회로
KR101932304B1 (ko) 작업 기계의 유압 구동 장치
US7207175B2 (en) Hydraulic control device for controlling a boom-arm combined operation in an excavator
WO2014192458A1 (ja) 建設機械の油圧駆動装置
WO2005019656A1 (ja) 油圧駆動制御装置
US10968604B2 (en) Work machine
JP2017137968A (ja) 作業機械の油圧駆動装置
JP2004346485A (ja) 油圧駆動装置
JP2005299376A (ja) 油圧ショベルの油圧制御回路
US11692332B2 (en) Hydraulic control system
JP2014148994A (ja) 作業機械の油圧制御装置
JP2000096629A (ja) 油圧ショベルの油圧制御システム
JP3794927B2 (ja) 作業機械の油圧制御回路
JP4732625B2 (ja) 建設機械の油圧制御装置
JP2002005109A (ja) 操作制御装置
JP3760055B2 (ja) 建設機械の油圧駆動制御装置
JP2018028358A (ja) 建設機械の油圧制御装置
JP2005140153A (ja) 建設機械の油圧制御装置
JP2010065733A (ja) 作業機械の油圧制御回路
JP3244257B2 (ja) 作業機械の作業機制御回路
JP3590197B2 (ja) 油圧ショベル制御回路