JP2000092881A - 電動機制御装置 - Google Patents

電動機制御装置

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JP2000092881A
JP2000092881A JP10264336A JP26433698A JP2000092881A JP 2000092881 A JP2000092881 A JP 2000092881A JP 10264336 A JP10264336 A JP 10264336A JP 26433698 A JP26433698 A JP 26433698A JP 2000092881 A JP2000092881 A JP 2000092881A
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simulation
simulated
gain
signal
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双暉 ▲かく▼
Soki Kaku
Ryuichi Oguro
龍一 小黒
Hidekazu Miyagawa
秀和 宮河
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Yaskawa Electric Corp
Original Assignee
Yaskawa Electric Corp
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Publication date
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    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P5/00Arrangements specially adapted for regulating or controlling the speed or torque of two or more electric motors
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P23/00Arrangements or methods for the control of AC motors characterised by a control method other than vector control
    • H02P23/14Estimation or adaptation of motor parameters, e.g. rotor time constant, flux, speed, current or voltage
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B13/00Adaptive control systems, i.e. systems automatically adjusting themselves to have a performance which is optimum according to some preassigned criterion
    • G05B13/02Adaptive control systems, i.e. systems automatically adjusting themselves to have a performance which is optimum according to some preassigned criterion electric
    • G05B13/04Adaptive control systems, i.e. systems automatically adjusting themselves to have a performance which is optimum according to some preassigned criterion electric involving the use of models or simulators
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    • HELECTRICITY
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    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P23/00Arrangements or methods for the control of AC motors characterised by a control method other than vector control
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電動機制御装置の制御ゲインを自動的により
高速かつ最適に調整する。 【解決手段】 負荷機械1と、動力を伝達する伝達機構
2と、前記伝達機構2を介して前記負荷機械1を駆動す
る電動機とを備えた機械システム12にトルク信号を提
供する電動機制御装置おいて、機械システム12を含ん
だ数値モデル9と、数値モデル9の観測可能状態量を用
い、数値モデル9にトルク指令を供給する模擬制御部1
9とからなるシミュレータ部11と、実システムからの
観測可能な状態量を入力としシミュレータ部11と同一
な構造を持ち駆動源である電動機にトルク信号を供給す
る実制御部とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、工作機械
におけるテーブルやロボットのアームのような負荷機械
を駆動する電動機(直流電動機、誘導電動機、同期電動
機、リニアモータなど)の制御装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来例の構成を図面に基づいて説明す
る。特開平9-131087で開示された従来の電動機の制御装
置のブロック図を図79に示す。図79において、20はサー
ボシステム、21は制御部、22は近時モデル、23はモデル
同定部、24は制御ゲイン調整部、25は切り換え手段、26
は規範モデル、27は評価値演算部である。次に、上述し
た従来例の動作について説明する。図79に示すように、
近似モデル22を作成するためのモデル同定部23と遺伝ア
ルゴリズムの手法を用いて制御ゲインの自動調整を行う
制御調整装置24を有する。モデル同定部23に関しては、
調整を行うに妥当なモデルを近似モデル22に予め設定し
ており、未知の定数のみを最小二乗法等により同定す
る。制御ゲイン調整装置24については、遺伝アルゴリズ
ムを利用して、制御ゲインの最適化を行う。また、調整
中は制御対象側へ切り換え、通常運転に入る。前記の調
整装置および調整方法により、局所解に陥ることなく、
しかも高速にサーボ系の制御ゲインを最適に調整でき
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
制御装置では、制御ゲインの最適化を行う時、実制御部
21を利用するので、応用上に不便が生じる場合がある。
また、同定用指令は実指令と同一であるので、指令の変
更などが困難であり、よって調整時間が長くかかるなど
の問題があった。本発明が解決すべき課題は、制御ゲイ
ンを自動的により高速かつ最適に調整することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するた
め、本発明の請求項1〜3には、以下に述べるような手
段を備えるものでる。 1)電動機の実位置および電動機の実速度を検出するこ
とによって実位置信号と実速度信号とを出力する観測
器。 2)機械システムを2つの慣性要素と1つのばね要素と
からなる2慣性系として近似するとともに模擬トルク信
号に基づいて模擬速度信号および模擬位置信号を出力す
る2慣性数値モデル。 3)模擬位置信号と模擬速度信号と第1模擬位置指令信
号と模擬位置ゲインと模擬速度ゲインと模擬積分ゲイン
とに基づいて模擬トルク信号を出力する模擬制御部。 4)実位置ゲインと実速度ゲインと実積分ゲインと実位
置指令信号と実位置信号と実速度信号とに基づいて実ト
ルク信号を出力する実制御部。 5)実位置指令と模擬位置信号とに基づいて第1模擬位
置指令信号と模擬ゲインと実ゲインとを出力する評価
部。上記問題を解決するため、本発明の請求項4には、
以下に述べるような手段を備えるものでる。 1)電動機の実位置を検出することによって実位置信号
を出力する観測器。 2)機械システムを2つの慣性要素と1つのばね要素と
からなる2慣性系として近似するとともに模擬トルク信
号に基づいて模擬位置信号を出力する2慣性数値モデ
ル。 3)模擬位置信号と第1模擬位置指令信号と模擬位置ゲ
インと模擬速度ゲインと模擬積分ゲインとに基づいて模
擬トルク信号を出力する模擬制御部。 4)実位置ゲインと実速度ゲインと実積分ゲインと実位
置指令信号と実位置信号に基づいて実トルク信号を出力
する実制御部。 5)実位置指令と模擬位置信号とに基づいて第1模擬位
置指令信号と模擬ゲインと実ゲインとを出力する評価
部。上記問題を解決するため、本発明の請求項5には、
以下に述べるような手段を備えるものでる。 1)電動機の実速度を検出することによって実速度信号
を出力する観測器。 2)機械システムを2つの慣性要素と1つのばね要素と
からなる2慣性系として近似するとともに模擬トルク信
号に基づいて模擬速度信号を出力する2慣性数値モデ
ル。 3)模擬速度信号と第1模擬速度指令信号と模擬速度ゲ
インと模擬積分ゲインとに基づいて模擬トルク信号を出
力する模擬制御部。 4)実速度ゲインと実積分ゲインと実速度指令と実速度
信号に基づいて実トルク信号を出力する実制御部。 5)実速度指令と模擬速度信号とに基づいて第1模擬速
度指令信号と模擬ゲインと実ゲインとを出力する評価
部。上記問題を解決するため、本発明の請求項6には、
以下に述べるような手段を備えるものでる。 1)電動機の実位置および電動機の実速度を検出するこ
とによって実位置信号と実速度信号とを出力する観測
器。 2)機械システムを2つの慣性要素と1つのばね要素と
からなる2慣性系として近似するとともに模擬トルク信
号に基づいて模擬速度信号および模擬位置信号を出力す
る2慣性数値モデル。 3)模擬位置信号と模擬速度信号と第1模擬位置指令信
号と模擬位置ゲインと模擬速度ゲインと模擬積分ゲイン
とに基づいて模擬トルク信号を出力する模擬補償部付き
模擬制御部。 4)実位置ゲインと実速度ゲインと実積分ゲインと実位
置指令信号と実位置信号と実速度信号とに基づいて実ト
ルク信号を出力する実補償部付き実制御部。 5)実位置指令と模擬位置信号とに基づいて第1模擬位
置指令信号と模擬ゲインと実ゲインとを出力する評価
部。上記問題を解決するため、本発明の請求項7には、
以下に述べるような手段を備えるものでる。 1)電動機の実位置を検出することによって実位置信号
を出力する観測器。 2)機械システムを2つの慣性要素と1つのばね要素と
からなる2慣性系として近似するとともに模擬トルク信
号に基づいて模擬位置信号を出力する2慣性数値モデ
ル。 3)模擬位置信号と第1模擬位置指令信号と模擬位置ゲ
インと模擬速度ゲインと模擬積分ゲインとに基づいて模
擬トルク信号を出力する模擬補償部付き模擬制御部。 4)実位置ゲインと実速度ゲインと実積分ゲインと実位
置指令信号と実位置信号に基づいて 実トルク信号を
出力する実補償部付き実制御部。 5)実位置指令と模擬位置信号とに基づいて第1模擬位
置指令信号と模擬ゲインと実ゲインとを出力する評価
部。上記問題を解決するため、本発明の請求項8には、
以下に述べるような手段を備えるものでる。 1)電動機の実速度を検出することによって実速度信号
を出力する観測器。 2)機械システムを2つの慣性要素と1つのばね要素と
からなる2慣性系として近似するとともに模擬トルク信
号に基づいて模擬速度信号を出力する2慣性数値モデ
ル。 3)模擬速度信号と第1模擬速度指令信号と模擬速度ゲ
インと模擬積分ゲインとに基づいて模擬トルク信号を出
力する模擬補償部付き模擬制御部。 4)実速度ゲインと実積分ゲインと実速度指令と実速度
信号に基づいて実トルク信号を出力する実補償部付き実
制御部。 5)実速度指令と模擬速度信号とに基づいて第1模擬速
度指令信号と模擬ゲインと実ゲインとを出力する評価
部。上記問題を解決するため、本発明の請求項9には、
以下に述べるような手段を備えるものでる。 1)電動機の実位置および電動機の実速度を検出するこ
とによって実位置信号と実速度信号とを出力する観測
器。 2)機械システムを2つの慣性要素と1つのばね要素と
からなる2慣性系として近似するとともに模擬トルク信
号に基づいて模擬速度信号および模擬位置信号を出力す
る2慣性数値モデル。 3)模擬位置信号と模擬速度信号と第1模擬位置指令信
号と模擬位置ゲインと模擬速度ゲインと模擬積分ゲイン
とに基づいて模擬トルク信号を出力する模擬補償部付き
模擬制御部。 4)実位置ゲインと実速度ゲインと実積分ゲインと実位
置指令信号と実位置信号と実速度信号とに基づいて実ト
ルク信号を出力する実補償部付き実制御部。 5)実位置指令と模擬位置信号とに基づいて第1模擬位
置指令信号と模擬補償器の種類を含む模擬ゲインと実補
償器の種類を含む実ゲインとを出力する評価部。上記問
題を解決するため、本発明の請求項10には、以下に述
べるような手段を備えるものでる。 1)電動機の実位置を検出することによって実位置信号
を出力する観測器。 2)機械システムを2つの慣性要素と1つのばね要素と
からなる2慣性系として近似するとともに模擬トルク信
号に基づいて模擬位置信号を出力する2慣性数値モデ
ル。 3)模擬位置信号と第1模擬位置指令信号と模擬位置ゲ
インと模擬速度ゲインと模擬積分ゲインとに基づいて模
擬トルク信号を出力する模擬補償部付き模擬制御部。 4)実位置ゲインと実速度ゲインと実積分ゲインと実位
置指令信号と実位置信号に基づいて実トルク信号を出力
する実補償部付き実制御部。 5)実位置指令と模擬位置信号とに基づいて第1模擬位
置指令信号と模擬補償器の種類を含む模擬ゲインと実補
償器の種類を含む実ゲインとを出力する評価部。上記問
題を解決するため、本発明の請求項11には、以下に述
べるような手段を備えるものでる。 1)電動機の実速度を検出することによって実速度信号
を出力する観測器。 2)機械システムを2つの慣性要素と1つのばね要素と
からなる2慣性系として近似するとともに模擬トルク信
号に基づいて模擬速度信号を出力する2慣性数値モデ
ル。 3)模擬速度信号と第1模擬速度指令信号と模擬速度ゲ
インと模擬積分ゲインとに基づいて模擬トルク信号を出
力する模擬補償部付き模擬制御部。 4)実速度ゲインと実積分ゲインと実速度指令と実速度
信号に基づいて実トルク信号を出力する実補償部付き実
制御部。 5)実速度指令と模擬速度信号とに基づいて第1模擬速
度指令信号と模擬補償器の種類を含む模擬ゲインと実補
償器の種類を含む実ゲインとを出力する評価部。上記問
題を解決するため、本発明の請求項12〜13には、以
下に述べるような手段を備えるものでる。 1)電動機の実位置および電動機の実速度を検出するこ
とによって実位置信号と実速度信号とを出力する観測
器。 2)機械システムを2つの慣性要素と1つのばね要素と
からなる2慣性系として近似するとともに模擬トルク信
号に基づいて模擬速度信号および模擬位置信号を出力す
る2慣性数値モデル。 3)模擬位置信号と模擬速度信号と第1模擬位置指令信
号と模擬位置ゲインと模擬速度ゲインと模擬積分ゲイン
とに基づいて模擬トルク信号を出力する模擬補償部付き
模擬制御部。 4)実位置ゲインと実速度ゲインと実積分ゲインと第2
実位置指令信号と実位置信号と実速度信号とに基づいて
実トルク信号を出力する実補償部付き実制御部。 5)実位置指令と実位置信号と模擬位置信号とに基づい
て第1模擬位置指令信号と第1実位置指令信号とリレー
の状況と模擬補償器の種類を含む模擬ゲインと実補償器
の種類を含む実ゲインと数値ゲインとを出力する評価
部。 6)実位置指令と第1実位置指令信号とに基づいて第2
実位置指令信号を出力するリレー。 上記問題を解決す
るため、本発明の請求項14には、以下に述べるような
手段を備えるものでる。 1)電動機の実位置を検出することによって実位置信号
を出力する観測器。 2)機械システムを2つの慣性要素と1つのばね要素と
からなる2慣性系として近似するとともに模擬トルク信
号に基づいて模擬位置信号を出力する2慣性数値モデ
ル。 3)模擬位置信号と第1模擬位置指令信号と模擬位置ゲ
インと模擬速度ゲインと模擬積分ゲインとに基づいて模
擬トルク信号を出力する模擬補償部付き模擬制御部。 4)実位置ゲインと実速度ゲインと実積分ゲインと第2
実位置指令信号と実位置信号に基づいて実トルク信号を
出力する実補償部付き実制御部。 5)実位置指令と模擬位置信号とに基づいて第1模擬位
置指令信号と第1実位置指令信号とリレーの状況と模擬
補償器の種類を含む模擬ゲインと実補償器の種類とを含
む実ゲインと数値ゲインとを出力する評価部。 6)実位置指令と第1実位置指令信号とに基づいて第2
実位置指令信号を出力するリレー。 上記問題を解決す
るため、本発明の請求項15には、以下に述べるような
手段を備えるものでる。 1)電動機の実速度を検出することによって実速度信号
を出力する観測器。 2)機械システムを2つの慣性要素と1つのばね要素と
からなる2慣性系として近似するとともに模擬トルク信
号に基づいて模擬速度信号を出力する2慣性数値モデ
ル。 3)模擬速度信号と第1模擬速度指令信号と模擬速度ゲ
インと模擬積分ゲインとに基づいて模擬トルク信号を出
力する模擬補償部付き模擬制御部。 4)実速度ゲインと実積分ゲインと第2実速度指令と実
速度信号に基づいて実トルク信号を出力する実補償部付
き実制御部。 5)実速度指令と模擬速度信号とに基づいて第1模擬速
度指令信号と第1実速度指令信号と模擬補償器の種類を
含む模擬ゲインと実補償器の種類を含む実ゲインとを出
力する評価部。6)実速度指令と第1実速度指令信号と
に基づいて第2実速度指令信号を出力するリレー。 本
発明の請求項1〜3においては、観測器1によって、実
位置信号と実速度信号とが検出される。2慣性数値モデ
ルによって、模擬速度信号および模擬位置信号とが出力
される。模擬制御部によって、模擬トルク信号が出力さ
れる。評価部によって、第1模擬位置指令信号と模擬ゲ
インと実ゲインとが出力される。実制御部によって、機
械システムが最適ゲインで制御される。本発明の請求項
4においては、観測器1によって、実位置信号が検出さ
れる。2慣性数値モデルによって、模擬位置信号とが出
力される。模擬制御部によって、模擬トルク信号が出力
される。評価部によって、第1模擬位置指令信号と模擬
ゲインと実ゲインとが出力される。実制御部によって、
機械システムが最適ゲインで制御される。本発明の請求
項5においては、観測器1によって、実速度信号が検出
される。2慣性数値モデルによって、模擬速度信号とが
出力される。模擬制御部によって、模擬トルク信号が出
力される。評価部によって、第1模擬速度指令信号と模
擬ゲインと実ゲインとが出力される。実制御部によっ
て、機械システムが最適ゲインで制御される。本発明の
請求項6においては、観測器1によって、実位置信号と
実速度信号とが検出される。2慣性数値モデルによっ
て、模擬速度信号および模擬位置信号とが出力される。
模擬制御部によって、模擬トルク信号が出力される。評
価部によって、第1模擬位置指令信号と模擬ゲインと実
ゲインとが出力される。実制御部によって、機械システ
ムが最適補償ゲインと最適フィードバックゲインとで制
御される。本発明の請求項7においては、観測器1によ
って、実位置信号が検出される。2慣性数値モデルによ
って、模擬位置信号とが出力される。模擬制御部によっ
て、模擬トルク信号が出力される。評価部によって、第
1模擬位置指令信号と模擬ゲインと実ゲインとが出力さ
れる。実制御部によって、機械システムが最適補償ゲイ
ンと最適フィードバックゲインとで制御される。本発明
の請求項8においては、観測器1によって、実速度信号
が検出される。2慣性数値モデルによって、模擬速度信
号とが出力される。模擬制御部によって、模擬トルク信
号が出力される。評価部によって、第1模擬速度指令信
号と模擬ゲインと実ゲインとが出力される。実制御部に
よって、機械システムが最適補償ゲインと最適フィード
バックゲインとで制御される。本発明の請求項9におい
ては、観測器1によって、実位置信号と実速度信号とが
検出される。2慣性数値モデルによって、模擬速度信号
および模擬位置信号とが出力される。模擬制御部によっ
て、模擬トルク信号が出力される。評価部によって、第
1模擬位置指令信号と模擬ゲインと実ゲインとが出力さ
れる。実制御部によって、機械システムが最適補償器と
最適補償ゲインと最適フィードバックゲインとで制御さ
れる。本発明の請求項10においては、観測器1によっ
て、実位置信号が検出される。2慣性数値モデルによっ
て、模擬位置信号とが出力される。模擬制御部によっ
て、模擬トルク信号が出力される。評価部によって、第
1模擬位置指令信号と模擬ゲインと実ゲインとが出力さ
れる。実制御部によって、機械システムが最適補償器と
最適補償ゲインと最適フィードバックゲインとで制御さ
れる。本発明の請求項11においては、観測器1によっ
て、実速度信号が検出される。2慣性数値モデルによっ
て、模擬速度信号とが出力される。模擬制御部によっ
て、模擬トルク信号が出力される。評価部によって、第
1模擬速度指令信号と模擬ゲインと実ゲインとが出力さ
れる。実制御部によって、機械システムが最適補償器と
最適補償ゲインと最適フィードバックゲインとで制御さ
れる。本発明の請求項12〜13においては、観測器1
によって、実位置信号と実速度信号とが検出される。2
慣性数値モデルによって、模擬速度信号および模擬位置
信号とが出力される。模擬制御部によって、模擬トルク
信号が出力される。評価部によって、まず、機械システ
ムを近似する2慣性数値モデルの最適パラメータが同定
される。それによって、機械システムのパラメータを直
接計測ことなく、第1模擬位置指令信号と模擬ゲインと
実ゲインとが出力される。実制御部によって、機械シス
テムが最適補償器と最適補償ゲインと最適フィードバッ
クゲインとで制御される。本発明の請求項14において
は、観測器1によって、実位置信号が検出される。2慣
性数値モデルによって、模擬位置信号とが出力される。
模擬制御部によって、模擬トルク信号が出力される。評
価部によって、まず、機械システムを近似する2慣性数
値モデルの最適パラメータが同定される。それによっ
て、機械システムのパラメータを直接計測ことなく、第
1模擬位置指令信号と模擬ゲインと実ゲインとが出力さ
れる。実制御部によって、機械システムが最適補償器と
最適補償ゲインと最適フィードバックゲインとで制御さ
れる。本発明の請求項15においては、観測器1によっ
て、実速度信号が検出される。2慣性数値モデルによっ
て、模擬速度信号とが出力される。模擬制御部によっ
て、模擬トルク信号が出力される。評価部によって、ま
ず、機械システムを近似する2慣性数値モデルの最適パ
ラメータが同定される。それによって、機械システムの
パラメータを直接計測ことなく、第1模擬速度指令信号
と模擬ゲインと実ゲインとが出力される。実制御部によ
って、機械システムが最適補償器と最適補償ゲインと最
適フィードバックゲインとで制御される。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面にに
基づいて詳細に説明する。本発明の実施例1を、図1~図
9を参照しながら説明する。図1は、本発明の実施例1の
全体を示すブロック図である。図1において、本発明の
実施例1は、負荷機械1と、伝達機構2と、駆動装置3
と、動力変換回路5と、観測器4と、位置指令発生器6
と、実PID制御部7と、模擬PID制御器8と、2慣
性数値モデル9と、評価部10とから構成されている。
負荷機械1と伝達機構2と駆動装置3と観測器4と動力
変換回路5と位置指令発生器6は従来装置のものと同一
である。図2は、上述2慣性数値モデル9の詳細な構成
を示すブロック図である。図2において、2慣性数値モ
デル9は、2つの慣性系と1つのばね系とから構成され
ている。図3は、上述実PID制御部7の詳細な構成を
示すブロック図である。図3において、実PID制御部
7は、実位置制御器と実速度制御器とから構成されてい
る。図4は、上述模擬PID制御部7の詳細な構成を示
すブロック図である。図4において、模擬PID制御部
8は、実PID制御部7と同一な構造を持ち、模擬位置
制御器と模擬速度制御器とから構成されている。図5
は、上述評価部10の詳細な構成を示すブロック図であ
る。図5において、評価部10は、上位制御器10aと
最適化調整器10bとから構成されている。図6は、上
述上位制御器10aの詳細な構成を示すブロック図であ
る。図6において、上位制御器10aは、模擬指令変換
器10a1と、規範応答発生器10a2と、第3信号処理器10a3
と、第1信号処理器10a4と、評価関数器10a5と、第2
信号処理器10a6と、中央処理器10a7と、第2数値処理器
10a8と、第1数値処理器10a9とから構成されている。
図7は、上述規範指令変換器10a1の詳細な構成を示すブ
ロック図である。図7において、上述規範指令変換器10
a1は、第4数値処理器10a1aと、模擬指令発生器10a1b
と、模擬指令処理器10a1cとから構成されている。図8
は、上述規範応答発生器10a2の詳細な構成を示すブロッ
ク図である。図9において、上述規範応答発生器10a2
は、剛体系を表す2つの積分器とそれを制御する規範位
置制御器と規範速度制御器とから構成されている。図9
は、上述中央処理器10a7の詳細な構成を示すフローチャ
ートである。図10において、上述中央処理器10a7は、
第3工程〜第11工程と第1ループ制御器と第2ループ制
御器とからなる調整工程と、第1工程と、第2工程とから
構成されている。
【0006】次に、実施例1の動作を、図1~図9を参照
しながら説明する。まず、図2に示す2慣性数値モデル
9は前記機械システムの入出力特性の近似表現を行うた
めのものである。図2に示すよ2慣性数値モデル9にお
いて、コネクター4CN1を介して入力された模擬トルク
信号に対して、図2に示す4つの積分器と2つの加算器
と1つ係数器とによって、模擬位置信号と模擬速度信号
とが求められ、それぞれコネクター4CN2と4CN3から
出力される。図2に示す2慣性数値モデル9は電気回路
またはデジタル計算で実現できるものである。図3に示
す実PID制御部7は、通常使われているPID制御器
である。図3に示す実PID制御部7において、コネク
ター5CN1と5CN2と5CN3とを介して入力された実位置
指令と実位置信号と実速度信号とに対して、実位置制御
器と実速度制御器とにより実トルク信号が求められ、コ
ネクター5CN4から出力される。ただし、コネクター5
CN5を介して入力された実制御ゲインの更新によって、
前記実位置制御器の実位置ゲインと前記実速度制御器の
実速度ゲインと前記実速度制御器の実積分ゲインとが更
新される。図4に示す模擬PID制御部8は、実PID
制御部7と同一な構造を持つものである。図4に示す模
擬PID制御部8において、実PID制御部7のよう
に、コネクター3CN1と3CN2と3CN3とを介して入力された
第1模擬位置指令信号と模擬位置信号と模擬速度信号と
に対して、模擬位置制御器と模擬速度制御器とにより模
擬トルク信号が求められ、コネクター3CN4から出力さ
れる。ただし、コネクター3CN5を介して入力された模
擬制御ゲインの更新によって、前記模擬位置制御器の模
擬位置ゲインと前記模擬速度制御器の模擬速度ゲインと
前記模擬速度制御器の模擬積分ゲインとが更新される。
図5に示す評価部10において、コネクター2CN1と2C
N5とを介して入力された実位置指令と模擬位置信号と
を上位制御器10aのコネクター6CN1と6CN5とに入力
され、上位制御器10aと最適化調整器10bとにより
第1模擬位置指令信号が上位制御器10aのコネクター6
CN3から得られコネクター2CN3から出力され、実位置
ゲインと実速度ゲインと実積分ゲインが上位制御器10
aのコネクター6CN2から得られコネクター2CN2から
出力され、模擬位置ゲインと模擬速度ゲインと模擬積分
ゲインとが上位制御器10aのコネクター6CN4から得
られコネクター2CN4から出力される。最適化調整器1
0bは、従来技術で示した遺伝操作を有するものであ
り、7CN2を介して入力された評価値配列とゲイン親群
とにより遺伝子操作を行うことによってゲイン子群をコ
ネクター7CN1から出力するものである。図6に示す上
位制御器10aにおいて、コネクター6CN1を介して入力
された実位置指令が模擬指令変換器10a1のコネクター8
CN1に入力され、コネクター6CN5を介して入力された
模擬位置信号が第2信号処理器10a6のコネクター13CN
1に入力され、コネクター6CN6を介して入力されたゲ
イン子群が中央処理器10a7のコネクター19CN10に入
力され、模擬指令変換器10a1と規範応答発生器10a2と第
3信号処理器10a3と第1信号処理器10a4と評価関数器10
a5と第2信号処理器10a6と中央処理器10a7と第2数値処
理器10a8と第1数値処理器10a9とより、第3信号処理器
10a3のコネクター10CN1より得られた第1模擬位置指
令信号が6CN3から出力され、中央処理器10a7のコネク
ター16CN9より得られた評価値配列とゲイン親群とが
6CN7から出力され、第1数値処理器10a9のコネクタ
ー14CN2より得られた実位置ゲインと実速度ゲインと
実積分ゲインとが6CN2から出力され、第2数値処理器
10a8のコネクター15CN2より得られた模擬位置ゲイ
ンと模擬速度ゲインと模擬積分ゲインとが6CN4から出
力される。第1数値処理器10a9は、コネクター14CN1
を介して入力された新しい実ゲイン配列を実位置ゲイン
と実速度ゲインと実積分ゲインとに分離させ、コネクタ
ー14CN2から出力させ、実PID制御部7の実位置ゲ
インと実速度ゲインと実積分ゲインとを更新させる手段
を有するものである。第2数値処理器10a8は、コネク
ター15CN1を介して入力された新しい模擬ゲイン配列
を模擬位置ゲインと模擬速度ゲインと模擬積分ゲインと
に分離させ、コネクター15CN2から出力させ、模擬P
ID制御部8の模擬位置ゲインと模擬速度ゲインと模擬
積分ゲインとを更新させる手段を有するものである。第
1信号処理器10a4は、まず、コネクター11CN4とを
介して入力された第2サイズ配列の第1要素によって決
められたで時間間隔(サンプル時間)で、コネクター1
1CN2とコネクター11CN5とを介して入力された規範
指令信号と規範応答信号とを前記第2サイズ配列の第2
要素によって決められたで回数まで数値化し、それぞ
れ、第1信号処理器10a4のメモリの第1保存空間と第
2保存空間とに保存する。次に、前記第2サイズ配列の
第3要素の状況によって前記メモリの第1保存空間の内
容をコネクター11CN1から出力させ、前記第2サイズ
配列の第4要素によって前記メモリの第2保存空間の内
容をコネクター11CN3から出力させる。第2信号処理
器10a6は、まず、コネクター13CN3を介して入力さ
れた第3サイズ配列の第1要素によって決められたで時
間間隔(サンプル時間)で、コネクター13CN1を介し
て入力された模擬信号を前記第3サイズ配列の第2要素
によって決められたで回数まで数値化し、第2信号処理
器10a6のメモリに保存する。次に、前記第2サイズ配
列の第3要素の状況によって前記メモリの内容をコネク
ター13CN2から出力させる。第3信号処理器10a3
は、まず、コネクター10CN2を介して入力された第1
サイズ配列の第1要素によって決められたで時間間隔
(サンプル時間)で、前記第3サイズ配列の第2要素に
よって決められたで回数まで、前記第3サイズ配列の第
3要素の状況によって、コネクター10CN3を介して入
力された数値配列を一定の順位で信号化し、コネクター
10CN1から出力させる。評価関数器10a5は、第2信
号処理器10a6のメモリの内容がコネクター12CN2を
介して入力された次第、コネクター12CN1とコネクタ
ー12CN2とを介して入力された2つの配列に対して、
二乗誤差計算を行い、評価値を求め、コネクター12CN
3から出力させる。図7に示す規範指令変換器10a1にお
いて、コネクター8CN1を介して入力された実位置指令
を模擬指令処理器10a1cのコネクター19CN2に入力さ
せ、コネクター8CN2を介して入力された模擬位置指令
配列を第4数値処理器10a1aのコネクター17CN1に入
力させ、模擬指令処理器10a1cによって求められた第2
模擬位置指令信号をコネクター8CN3から出力させる。
第4数値処理器10a1aは、コネクター17CN1を介して
入力された模擬位置指令配列の第1要素をコネクター1
7CN3から出力させ、模擬位置指令配列の第2要素と第
3要素とをコネクター17CN2から出力させる。模擬指
令処理器10a1cは、コネクター19CN2を介して入力さ
れた模擬位置指令配列の第1要素の状況によって、コネ
クター19CN2を介して入力された実位置指令とコネク
ター19CN4を介して入力された第3模擬位置指令信号
との1つ信号を選択し、コネクター19CN3から出力さ
せる。模擬位置指令発生器10a1bは、コネクター18CN
1を介して入力された模擬位置指令配列の第2要素によ
って決められたで時間間隔(サンプル時間)で、コネク
ター18CN1を介して入力された模擬位置指令配列の第
3要素を一定の順位で信号化し、コネクター18CN2か
ら出力させる。図8に示す規範応答発生器10a2aは、コ
ネクター9CN1を介して入力された第2模擬位置指令信
号を制御ゲイン調整用規範応答発生器10a2aのコネクタ
ー22CN2に入力させ、コネクター9CN3を介して入力
された規範ゲインを制御ゲイン調整用規範応答発生器10
a2aのコネクター22CN1に入力させ、制御ゲイン調整
用規範応答発生器10a2aのコネクター22CN4から求め
られた規範応答信号をコネクター9CN4から出力させ、
制御ゲイン調整用規範応答発生器10a2aのコネクター2
2CN3から求められた規範位置指令信号をコネクター9
CN2から出力させる。制御ゲイン調整用規範応答発生器
10a2aは、まず、コネクター22CN1を介して入力され
た規範ゲイン各係数に基づいて図9に示す各係数器の係
数を調整する。次に、コネクター22CN2を介して入力
された第2模擬位置指令信号に対して、図9に示す各計
算動作を行い、求められた規範応答信号をコネクター2
2CN4から出力させる。図9に示す中央処理器10a7にお
いて、第1工程と、第2工程と、調整工程とを図10に示
す手順で行う。第1工程は、模擬位置指令配列と、規範
ゲインと、第1サイズ配列と、第2サイズ配列と、第3
サイズ配列と、ゲイン子群の子の数と、ゲイン親群の親
の数と、世代数とを設定する。ただし、ゲイン親群の親
ゲインは、位置ゲインと速度ゲインと積分ゲインとを含
むゲイン配列となるように設定されたものである。第2
工程は、ゲイン親群をランダムで初期化し、ゲイン親群
をコード化する。調整工程は第3工程〜第11工程と第1
ループ制御器と第2ループ制御器とを図10に示す手順
で行う。第3工程は、コネクター16CN8を介して模擬
指令変換器10a1のコネクター8CN2に模擬位置指令配列
を書き込む。それによって、模擬指令変換器10a1のコネ
クター8CN3から第2模擬指令信号が得られる。第4工程
は、コネクター16CN7を介して規範応答発生器10a2
のコネクター9CN3に規範ゲインを書き込む。それによ
って、規範応答発生器10a2のコネクター9CN2から規
範指令信号が得られ、規範応答発生器10a2のコネクタ
ー9CN4から規範応答信号が得られる。第5工程は、コ
ネクター16CN1を介して第1信号処理器10a4のコネク
ター11CN4に第2サイズ配列を書き込む。それによっ
て、第1信号処理器10a4のコネクター11CN1から規範
指令配列が得られ、第1信号処理器10a4のコネクター1
1CN3から規範応答が得られる。第6工程は、コネクタ
ー16CN1を介して、ゲイン親群の1つの親である模擬
ゲイン配列をを一定の順位で第2数値処理器10a8のコネ
クター15CN1に書き込む。それによって、第2数値処
理器10a8のコネクター15CN2を介して模擬PID制
御部8の各ゲインの更新を行う。第7工程は、コネクタ
ー16CN6を介して、第3信号処理器10a3のコネクタ
ー10CN2に、第1サイズ配列を書き込み、コネクター
16CN3を介して、第2信号処理器10a6のコネクター
13CN3に、第3サイズ配列を書き込む。それによっ
て、第2信号処理器10a6のコネクター13CN2から模
擬応答配列が得られる。第8工程は、コネクター16CN
2を介して、評価関数器10a5のコネクター12CN3か
ら、評価値を読み込む。それによって、第6工程で選択
した親である模擬ゲイン配列に対応する評価値が得られ
る。第9工程は、コネクター16CN9を介して、最適調
整器10bのコネクター7CN2に、ゲイン親群と評価値配
列と読み込む。それによって、最適調整器10bのコネク
ター7CN1から、ゲイン子群を得られる。第10工程
は、コネクター16CN10を介して、最適調整器10bの
コネクター7CN1から、ゲイン子群を読み込み、ゲイン
親群の内容を更新する。第11工程は、コネクター16
CN5を介して、第1数値処理器10a9のコネクター14C
N1に、ゲイン親群の最適親である最適ゲインを実ゲイ
ン配列として書き込み、次の操作に入る。それによっ
て、実PID制御部の各ゲインが更新される。第2ルー
プ制御器は、第1工程で決められたゲイン親群の親の数
回までに、上記第6工程〜第8工程を繰り返し、ゲイン
親群の各親の評価値を計算し、評価値配列を更新する。
終わり次第、第10工程に入る。第1ループ制御器は、
第1工程で決められた世代数回までに、第2ループ制御
器に入る。終わり次第、第11工程に入る。
【0007】以下、本発明の実施例2を、図10~図13
を参照しながら説明する。図10は、本発明の実施例2
の全体を示すブロック図である。図10において、本発
明の実施例1は、機械システム12と、観測器4Aと、
位置指令発生器6と、実PID制御部7Aと、模擬PI
D制御器8Aと、2慣性数値モデル9Aと、評価部10と
から構成されている。負荷機械1と伝達機構2と駆動装
置3と観測器4Aと動力変換回路5と位置指令発生器6
は従来装置のものと同一である。図11は、上述2慣性数
値モデル9Aの詳細な構成を示すブロック図である。図1
1において、2慣性数値モデル9Aは、2つの慣性系と1
つのばね系とから構成されている。図12は、上述実PI
D制御部7Aの詳細な構成を示すブロック図である。図1
2において、実PID制御部7Aは、実位置制御器と実速
度制御器と実速度推定器とから構成されている。図13
は、上述模擬PID制御部8Aの詳細な構成を示すブロ
ック図である。図4において、模擬PID制御部8A
は、実PID制御部7と同一な構造を持ち、模擬位置制
御器と模擬速度制御器と模擬速度推定器とから構成され
ている。位置指令発生器6と評価部10とは、実施例1
に説明したものであり、ここでは、位置指令発生器6と
評価部10とについての説明を省略する。
【0008】次に、実施例2の動作を、図10~図13を
参照しながら説明する。まず、図11に示す2慣性数値
モデル9Aは前記機械システム12の入出力特性の近似表
現を行うためのものである。図11に示すように2慣性数
値モデル9Aにおいて、コネクター24CN1を介して入力
された模擬トルク信号に対して、図11に示す4つの積分
器と2つの加算器と1つ係数器とによって、模擬位置信
号が求められ、コネクター24CN3から出力される。図
12に示す実PID制御部7Aは、通常使われているP
ID制御器である。図12に示す実PID制御部7Aにお
いて、コネクター25CN1とコネクター25CN3とを介し
て入力された実位置指令と実位置信号に対して、実位置
制御器と実速度制御器と実速度推定器とにより実トルク
信号が求められ、コネクター25CN4から出力される。
ただし、コネクター25CN5を介して入力された実制御
ゲインの更新によって、前記実位置制御器の実位置ゲイ
ンと前記実速度制御器の実速度ゲインと前記実速度制御
器の実積分ゲインとが更新される。図13に示す模擬P
ID制御部8Aは、実PID制御部7Aと同一な構造を持
つものである。図13に示す模擬PID制御部8Aにおい
て、実PID制御部7Aのように、コネクター23CN1と
23CN2とを介して入力された第1模擬位置指令信号と模
擬位置信号とに対して、模擬位置制御器と模擬速度制御
器と模擬速度推定器とにより模擬トルク信号が求めら
れ、コネクター23CN4から出力される。ただし、コネ
クター23CN5を介して入力された模擬制御ゲインの更
新によって、前記模擬位置制御器の模擬位置ゲインと前
記模擬速度制御器の模擬速度ゲインと前記模擬速度制御
器の模擬積分ゲインとが更新される。
【0009】以下、本発明の実施例3を、図14~図21
を参照しながら説明する。図16は、本発明の実施例3
の全体を示すブロック図である。図16において、本発
明の実施例3は、機械システム12と、観測器4Bと、
速度指令発生器6Aと、実PI制御部7Bと、模擬PI制
御器8Bと、2慣性数値モデル9Bと、評価部10Aとから
構成されている。機械システム12と速度指令発生器6
Aは従来装置のものと同一である。図22は、上述2慣性数
値モデル9Bの詳細な構成を示すブロック図である。図
22において、2慣性数値モデル9Bは、2つの慣性系と
1つのばね系とから構成されている。図14は、上述実P
I制御部7Bの詳細な構成を示すブロック図である。図1
4において、実PI制御部7は、実速度制御器から構成
されている。図15は、上述模擬PI制御部7Bの詳細な
構成を示すブロック図である。図15において、模擬PI
制御部8Bは、実PI制御部7Bと同一な構造を持ち、模
擬速度制御器から構成されている。図17は、上述評価部
10Aの詳細な構成を示すブロック図である。図17にお
いて、評価部10Aは、上位制御器10aAと最適化調整
器10bとから構成されている。図18は、上述上位制御
器10aAの詳細な構成を示すブロック図である。図18に
おいて、上位制御器10aAは、模擬指令変換器10a1と、
規範応答発生器10a2Aと、第3信号処理器10a3と、第1信
号処理器10a4と、評価関数器10a5と、第2信号処理器1
0a6と、中央処理器10a7Aと、第2数値処理器10a8Aと、
第1数値処理器10a9Aとから構成されている。図20は、
上述規範応答発生器10a2Aの詳細な構成を示すブロック
図である。図20において、上述規範応答発生器10a2A
は、剛体系を表す2つの積分器とそれを制御する規範速
度制御器とから構成されている。図19は、上述中央処理
器10a7Aの詳細な構成を示すフローチャートである。図1
9において、上述中央処理器10a7Aは、調整工程10a7a
と、第1A工程と、第2A工程とから構成されている。最適
化調整器10bと、模擬指令変換器10a1と、第3信号処
理器10a3と、第1信号処理器10a4と、評価関数器10a5
と、第2信号処理器10a6とは、実施例1に説明したも
のであり、ここでは、それらについての説明を省略す
る。
【0010】次に、実施例3の動作を、図14~図21
を参照しながら説明する。まず、図21に示す2慣性数
値モデル9Bは前記機械システムの入出力特性の近似表
現を行うためのものである。図21に示すよ2慣性数値
モデル9Bにおいて、コネクター37CN1を介して入力され
た模擬トルク信号に対して、図21に示す4つの積分器
と2つの加算器と1つ係数器とによって、模擬速度信号
が求められ、コネクター37CN2から出力される。図1
4に示す実PI制御部7Bは、通常使われているPI制
御器である。図14に示す実PI制御部7において、コ
ネクター30CN1と30CN2とを介して入力された実速度
指令と実速度信号とに対して、実速度制御器とにより実
トルク信号が求められ、コネクター30CN4から出力さ
れる。ただし、コネクター30CN5を介して入力された
実制御ゲインの更新によって、前記実速度制御器の実速
度ゲインと前記実速度制御器の実積分ゲインとが更新さ
れる。図15に示す模擬PI制御部8Bは、実PI制御
部7Bと同一な構造を持つものである。図15に示す模擬
PI制御部8Bにおいて、実PI制御部7Bのように、コ
ネクター28CN1と28CN2とを介して入力された第1模
擬速度指令信号と模擬速度信号とに対して、模擬速度制
御器により模擬トルク信号が求められ、コネクター28
CN4から出力される。ただし、コネクター28CN5を介
して入力された模擬制御ゲインの更新によって、前記模
擬速度制御器の模擬速度ゲインと前記模擬速度制御器の
模擬積分ゲインとが更新される。図17に示す評価部1
0において、コネクター2CN1と2CN5とを介して入力
された実速度指令と模擬速度信号とを上位制御器10aA
のコネクター31CN1と31CN5とに入力され、上位制御器
10aAと最適化調整器10bとにより第1模擬速度指令
信号が上位制御器10aAのコネクター31CN3から得られ
コネクター27CN3から出力され、実速度ゲインと実積
分ゲインとが上位制御器10aAのコネクター31CN2から
得られコネクター27CN2から出力され、模擬速度ゲイ
ンと模擬積分ゲインとが上位制御器10aAのコネクター
31CN4から得られコネクター27CN4から出力される。
図18に示す上位制御器10aAにおいて、コネクター3
1CN1を介して入力された実速度指令が模擬指令変換器1
0a1のコネクター8CN1に入力され、コネクター31CN
5を介して入力された模擬速度信号が第2信号処理器10a
6のコネクター13CN1に入力され、コネクター31CN6
を介して入力されたゲイン子群が中央処理器10a7Aのコ
ネクター33CN10に入力され、模擬指令変換器10a1と規
範応答発生器10a2Aと第3信号処理器10a3と第1信号処理
器10a4と評価関数器10a5と第2信号処理器10a6と中央
処理器10a7と第2数値処理器10a8と第1数値処理器10a9
とより、第3信号処理器10a3のコネクター10CN1より
得られた第1模擬速度指令信号が31CN3から出力さ
れ、中央処理器10a7Aのコネクター33CN9より得られた
評価値配列とゲイン親群とが31CN7から出力され、第1
数値処理器10a9Aのコネクター34CN2より得られた実
速度ゲインと実積分ゲインとが31CN2から出力され、
第2数値処理器10a8Aのコネクター35CN2より得られた
模擬速度ゲインと模擬積分ゲインとが31CN4から出力
される。第1数値処理器10a9Aは、コネクター34CN1を
介して入力された新しい実ゲイン配列を実速度ゲインと
実積分ゲインとに分離させ、コネクター34CN2から出
力させ、実PI制御部7Bの実速度ゲインと実積分ゲイ
ンとを更新させる手段を有するものである。第2数値処
理器10a8Aは、コネクター35CN1を介して入力された新
しい模擬ゲイン配列を模擬速度ゲインと模擬積分ゲイン
とに分離させ、コネクター35CN2から出力させ、模擬
PI制御部8Bの模擬速度ゲインと模擬積分ゲインとを
更新させる手段を有するものである。図20に示す調整
用規範応答発生器10a2Aは、コネクター32CN1を介して
入力された第2模擬速度指令信号を制御ゲイン調整用規
範応答発生器10a2aAのコネクター36CN2に入力させ、コ
ネクター32CN3を介して入力された規範ゲインを制御ゲ
イン調整用規範応答発生器10a2aAのコネクター36CN1に
入力させ、制御ゲイン調整用規範応答発生器10a2aAのコ
ネクター36CN4から求められた規範応答信号をコネクタ
ー32CN4から出力させ、制御ゲイン調整用規範応答発生
器10a2aAのコネクター36CN3から求められた規範速度指
令信号をコネクター32CN2から出力させる。制御ゲイ
ン調整用規範応答発生器10a2aAは、まず、コネクター36
CN1を介して入力された規範ゲイン各係数に基づいて図
20に示す各係数器の係数を調整する。次に、コネクタ
ー36CN2を介して入力された第2模擬速度指令信号に対
して、図20に示す各計算動作を行い、求められた規範
応答信号をコネクター36CN4から出力させる。図19
に示す中央処理器10a7Aにおいて、第1A工程と、第2A工
程と、調整工程10a7aとを図19に示す手順で行う。第1
A工程は、模擬速度指令配列と、規範ゲインと、第1サイ
ズ配列と、第2サイズ配列と、第3サイズ配列と、ゲイ
ン子群の子の数と、ゲイン親群の親の数と、世代数とを
設定する。ただし、ゲイン親群の親ゲインは、速度ゲイ
ンと積分ゲインとを含むゲイン配列となるように設定さ
れたものである。第2A工程は、ゲイン親群をランダムで
初期化し、ゲイン親群をコード化する。調整工程10a7a
については実施例1で説明したので、ここでは省略す
る。
【0011】以下、本発明の実施例4を、図22~図2
7を参照しながら説明する。22は、本発明の実施例4
の全体を示すブロック図である。図22において、本発
明の実施例4は、機械システム12と、観測器4と、位
置指令発生器6と、実PID制御部7と、模擬PID制
御器8と、2慣性数値モデル9と、評価部10Bと、実補
償部13と、模擬補償部14と、加算器15と、加算器
16とから構成されている。機械システム12と観測器
4と位置指令発生器6は従来装置のものと同一である。
実PID制御部7と、模擬PID制御器8と、2慣性数
値モデル9とは、前述したものであり、以下、それらの
説明を省略する。図23は、実補償器13の詳細な構成
を示すブロック図である。図23において、実補償器1
3は、1つの2次微分器と1つの係数とから構成されて
いる。図25は、模擬補償器14の詳細な構成を示すブ
ロック図である。図25において、実補償器14は、1
つの2次微分器と1つの係数とから構成されている。図
24は、上述評価部10Bの詳細な構成を示すブロック
図である。図24において、評価部10Bは、上位制御器
10aBと最適化調整器10bとから構成されている。最
適化調整器10bは、前述したものであり、以下、それ
の説明を省略する。図27は、上述上位制御器10aBの
詳細な構成を示すブロック図である。図27において、
上位制御器10aBは、模擬指令変換器10a1と、規範応答
発生器10a2と、第3信号処理器10a3と、第1信号処理器1
0a4と、評価関数器10a5と、第2信号処理器10a6と、
中央処理器10a7Bと、第2数値処理器10a8Bと、第1数値
処理器10a9Bとから構成されている。模擬指令変換器10
a1と、規範応答発生器10a2と、第3信号処理器10a3と、
第1信号処理器10a4と、評価関数器10a5と、第2信号
処理器10a6とは、前述したものであり、以下、それら
の説明を省略する。図26は、上述中央処理器10a7Bの
詳細な構成を示すフローチャートである。図26におい
て、上述中央処理器10a7Bは、調整工程10a7aと、第1B工
程と、第2B工程とから構成されている。調整工程10a7a
は、前述したものであり、以下、それの説明を省略す
る。
【0012】次に、実施例4の動作を、図22~図27
を参照しながら説明する。図24に示す評価部10Bに
おいて、コネクター38CN1と38CN5とを介して入力
された実位置指令と模擬位置信号とを上位制御器10aB
のコネクター41CN1と41CN5とに入力され、上位制御器
10aBと最適化調整器10bとにより第1模擬位置指令
信号が上位制御器10aBのコネクター41CN3から得られ
コネクター38CN3から出力され、実位置ゲインと実速度
ゲインと実積分ゲインが上位制御器10aBのコネクター
41CN2から得られコネクター38CN2から出力され、模擬
位置ゲインと模擬速度ゲインと模擬積分ゲインとが上位
制御器10aのコネクター41CN4から得られコネクター3
8CN4から出力される。図27に示す上位制御器10aB
において、コネクター41CN1を介して入力された実位置
指令が模擬指令変換器10a1のコネクター8CN1に入力さ
れ、コネクター41CN5を介して入力された模擬位置信号
が第2信号処理器10a6のコネクター13CN1に入力さ
れ、コネクター41CN6を介して入力されたゲイン子群が
中央処理器10a7Bのコネクター42CN10に入力され、模
擬指令変換器10a1と規範応答発生器10a2と第3信号処理
器10a3と第1信号処理器10a4と評価関数器10a5と第2
信号処理器10a6と中央処理器10a7Bと第2数値処理器10a
8Bと第1数値処理器10a9Bとより、第3信号処理器10a3
のコネクター10CN1より得られた第1模擬位置指令信
号が41CN3から出力され、中央処理器10a7Bのコネクタ
ー42CN9より得られた評価値配列とゲイン親群とが41CN
7から出力され、第1数値処理器10a9Bのコネクター43
CN2より得られた実位置ゲインと実速度ゲインと実積分
ゲインと実補償ゲインとが41CN2から出力され、第2数
値処理器10a8Bのコネクター44CN2より得られた模擬位
置ゲインと模擬速度ゲインと模擬積分ゲインと模擬補償
ゲインとが41CN4から出力される。第1数値処理器10a
9Bは、コネクター43CN1を介して入力された新しい実
ゲイン配列を実位置ゲインと実速度ゲインと実積分ゲイ
ンと実補償ゲインとに分離させ、コネクター43CN2か
ら出力させ、実PID制御部7の実位置ゲインと実速度
ゲインと実積分ゲインと実補償器の実補償ゲインとを更
新させる手段を有するものである。2数値処理器10a8B
は、コネクター44CN1を介して入力された新しい模擬ゲ
イン配列を模擬位置ゲインと模擬速度ゲインと模擬積分
ゲインと模擬補償ゲインとに分離させ、コネクター15
CN2から出力させ、模擬PID制御部8の模擬位置ゲイ
ンと模擬速度ゲインと模擬積分ゲインと模擬補償器の模
擬補償ゲインとを更新させる手段を有するものである。
図26に示す中央処理器10a7Bにおいて、第1B工程と、
第2B工程と、調整工程10a7aとを図26に示す手順で行
う。第1B工程は、模擬位置指令配列と、規範ゲインと、
第1サイズ配列と、第2サイズ配列と、第3サイズ配列
と、ゲイン子群の子の数と、ゲイン親群の親の数と、世
代数とを設定する。ただし、ゲイン親群の親ゲインは、
位置ゲインと速度ゲインと積分ゲインと補償ゲインとを
含むゲイン配列となるように設定されたものである。第
2工程は、ゲイン親群をランダムで初期化し、ゲイン親
群をコード化する。図23に示す実補償器13におい
て、コネクター39CN1を介して入力された実位置指令
に対して、2次微分器と係数器により第2実トルク信号
が求められ、コネクター39CN2から出力される。ただ
し、コネクター39CN3を介して入力された実補償ゲイ
ンの更新によって、前記係数器の係数が更新される。図
25に示す模擬補償器14において、コネクター40CN
1を介して入力された模擬位置指令に対して、2次微分
器と係数器により第2模擬トルク信号が求められ、コネ
クター40CN2から出力される。ただし、コネクター4
0CN3を介して入力された模擬補償ゲインの更新によっ
て、前記係数器の係数が更新される。図22に示す加算
器15は、加算器15の入力側から入力された第1実ト
ルク信号と第2実トルク信号とに対して、加算を行い、
実トルク信号を出力する。図22に示す加算器16は、
加算器16の入力側から入力された第1模擬トルク信号
と第2模擬トルク信号とに対して、加算を行い、模擬ト
ルク信号を出力する。
【0013】以下、本発明の実施例5を、図28を参照
しながら説明する。図28は、本発明の実施例5の全体
を示すブロック図である。図28において、本発明の実施
例5は、機械システム12と、観測器4Aと、位置指令発
生器6と、実PID制御部7Aと、模擬PID制御器8A
と、2慣性数値モデル9Aと、評価部10と、実補償器1
3と、模擬補償器14と、加算器15と、加算器16と
から構成されている。負荷機械1と伝達機構2と駆動装
置3と観測器4Aと動力変換回路5と位置指令発生器6
は従来装置のものと同一である。実PID制御部7A
と、模擬PID制御器8Aと、2慣性数値モデル9Aと、
評価部10と実補償器13と模擬補償器14と、加算器
15と、加算器16とは、前述したものであり、以下、
それらの説明を省略する。
【0014】以下、本発明の実施例6を、図29~図3
4を参照しながら説明する。図29は、本発明の実施例
6の全体を示すブロック図である。図29において、本発
明の実施例6は、機械システム12と、観測器4Bと、
速度指令発生器6Aと、実PI制御部7Bと、模擬PI制
御器8Bと、2慣性数値モデル9Bと、評価部10Cと、実
補償器13Aと、模擬補償器14Aと、加算器15と、加
算器16とから構成されている。機械システム12と速
度指令発生器6Aは従来装置のものと同一である。実P
I制御部7Bと、模擬PI制御器8Bと、2慣性数値モデ
ル9Bと、加算器15と、加算器16とは、前述したも
のであり、以下、それらの説明を省略する。図32は、
上述評価部10Cの詳細な構成を示すブロック図であ
る。図32において、評価部10Cは、上位制御器10aC
と最適化調整器10bとから構成されている。図34は、
上述上位制御器10aCの詳細な構成を示すブロック図で
ある。図34において、上位制御器10aCは、模擬指令変
換器10a1と、規範応答発生器10a2Aと、第3信号処理器10
a3と、第1信号処理器10a4と、評価関数器10a5と、第
2信号処理器10a6と、中央処理器10a7Cと、第2数値処
理器10a8Cと、第1数値処理器10a9Cとから構成されて
いる。図33は、上述中央処理器10a7Cの詳細な構成を
示すフローチャートである。図33において、上述中央処
理器10a7Cは、調整工程10a7aと、第1C工程と、第2C工程
とから構成されている。適化調整器10bと、模擬指令
変換器10a1と、規範応答発生器10a2Aと、第3信号処理器
10a3と、第1信号処理器10a4と、評価関数器10a5と、
第2信号処理器10a6と前述したものであり、以下、そ
れらの説明を省略する。図30は、実補償器13Aの詳
細な構成を示すブロック図である。図30において、実補
償器13Aは、1つの微分器と1つの係数とから構成さ
れている。図32は、模擬補償器14Aの詳細な構成を
示すブロック図である。図32において、実補償器14A
は、1つの微分器と1つの係数とから構成されている。
【0015】次に、実施例6の動作を、図29~図35
を参照しながら説明する。まず、図31に示す評価部1
0Cにおいて、コネクター45CN1と45CN5とを介して入力
された実速度指令と模擬速度信号とを上位制御器10aC
のコネクター48CN1と48CN5とに入力され、上位制御器
10aCと最適化調整器10bとにより第1模擬速度指令
信号が上位制御器10aCのコネクター48CN3から得られ
コネクター45CN3から出力され、実速度ゲインと実積分
ゲインとが上位制御器10aCのコネクター48CN2から得
られコネクター45CN2から出力され、模擬速度ゲインと
模擬積分ゲインとが上位制御器10aCのコネクター48CN
4から得られコネクター45CN4から出力される。図34に
示す上位制御器10aCにおいて、コネクター48CN1を介
して入力された実速度指令が模擬指令変換器10a1のコネ
クター8CN1に入力され、コネクター48CN5を介して入
力された模擬速度信号が第2信号処理器10a6のコネクタ
ー13CN1に入力され、コネクター48CN6を介して入力
されたゲイン子群が中央処理器10a7Cのコネクター49CN
10に入力され、模擬指令変換器10a1と規範応答発生器
10a2Aと第3信号処理器10a3と第1信号処理器10a4と評
価関数器10a5と第2信号処理器10a6と中央処理器10a7
と第2数値処理器10a8Cと第1数値処理器10a9Cとより、
第3信号処理器10a3のコネクター10CN1より得られた
第1模擬速度指令信号が48CN3から出力され、中央処理
器10a7Cのコネクター49CN9より得られた評価値配列と
ゲイン親群とが48CN7から出力され、第1数値処理器10
a9Cのコネクター50CN2より得られた実速度ゲインと実
積分ゲインとが48CN2から出力され、第2数値処理器10
a8Cのコネクター50CN2より得られた模擬速度ゲインと
模擬積分ゲインとが48CN4から出力される。第1数値処
理器10a9Cは、コネクター50CN1を介して入力された新
しい実ゲイン配列を実速度ゲインと実積分ゲインと実補
償ゲインとに分離させ、コネクター50CN2から出力さ
せ、実PI制御部7Bの実速度ゲインと実積分ゲインと
実補償器13Aの実補償ゲインとを更新させる手段を有
するものである。第2数値処理器10a8Cは、コネクター
51CN1を介して入力された新しい模擬ゲイン配列を模擬
速度ゲインと模擬積分ゲインと模擬補償ゲインとに分離
させ、コネクター51CN2から出力させ、模擬PI制御部
8Bの模擬速度ゲインと模擬積分ゲインと模擬補償器1
4Aの模擬補償ゲインとを更新させる手段を有するもの
である。図33に示す中央処理器10a7Cにおいて、第1C
工程と、第2C工程と、調整工程10a7aとを図33に示す手
順で行う。第1A工程は、模擬速度指令配列と、規範ゲイ
ンと、第1サイズ配列と、第2サイズ配列と、第3サイ
ズ配列と、ゲイン子群の子の数と、ゲイン親群の親の数
と、世代数とを設定する。ただし、ゲイン親群の親ゲイ
ンは、速度ゲインと積分ゲインと補償ゲインとを含むゲ
イン配列となるように設定されたものである。第2A工程
は、ゲイン親群をランダムで初期化し、ゲイン親群をコ
ード化する。調整工程10a7aについては実施例1で説明
したので、ここでは省略する。図30に示す実補償器1
3Aにおいて、コネクター47CN1を介して入力された実速
度指令に対して、微分器と係数器により第2実トルク信
号が求められ、コネクター47CN2から出力される。た
だし、コネクター47CN3を介して入力された実補償ゲ
インの更新によって、前記係数器の係数が更新される。
図32に示す模擬補償器14Aにおいて、コネクター46CN1
を介して入力された模擬位置指令に対して、微分器と係
数器により第2模擬トルク信号が求められ、コネクター
46CN2から出力される。ただし、コネクター46CN3
を介して入力された模擬補償ゲインの更新によって、前
記係数器の係数が更新される。
【0016】以下、本発明の実施例7を、図35~図4
7を参照しながら説明する。図35は、本発明の実施例
7の全体を示すブロック図である。図35において、本発
明の実施例7は、機械システム12と、観測器4と、位
置指令発生器6と、実PID制御部7と、模擬PID制
御器8と、2慣性数値モデル9Cと、評価部10Dと、実
補償部13Bと、模擬補償部14Bと、加算器15と、加
算器16とから構成されている。機械システム12と観
測器4と位置指令発生器6は従来装置のものと同一であ
る。実PID制御部7と、模擬PID制御器8と、加算
器15と、加算器16は、前述したものであり、以下、
それらの説明を省略する。図40は、実補償器13Bの
詳細な構成を示すブロック図である。図40において、実
補償器13Bは、第1実補償器13cBと、第2実補償器
13dBと、実スイッチ13aBとから構成されている。
図41は、第1実補償器13bBの詳細な構成を示すブ
ロック図である。図41において、実補償器13bBは、
1つの2次微分器と、1つの係数器とから構成されてい
る。図42は、第2実補償器13cBの詳細な構成を示
すブロック図である。図42において、実補償器13cB
は、1つの2次微分器と、2つの係数器と、1つ加算器
とから構成されている。図43は、第2実補償器13d
Bの詳細な構成を示すブロック図である。図43におい
て、実補償器13dBは、1つの2次微分器と、1つの
微分器と、3つの係数器と、1つ加算器とから構成され
ている。図36は、模擬補償器14Bの詳細な構成を示
すブロック図である。図36において、模擬補償器14
Bは、第1模擬補償器14cBと、第2模擬補償器14d
Bと、模擬スイッチ14aBとから構成されている。図3
7は、第1模擬補償器14bBの詳細な構成を示すブロ
ック図である。図37において、模擬補償器14bB
は、1つの2次微分器と、1つの係数器とから構成され
ている。図38は、第2模擬補償器14cBの詳細な構
成を示すブロック図である。図38において、模擬補償
器14cBは、1つの2次微分器と、2つの係数器と、
1つ加算器とから構成されている。図39は、第2模擬
補償器14dBの詳細な構成を示すブロック図である。
図39において、模擬補償器14dBは、1つの2次微
分器と、1つの微分器と、3つの係数器と、1つ加算器
とから構成されている。図44は、2慣性数値モデル9C
の詳細な構成を示すブロック図である。図44におい
て、2慣性数値モデル9Cは、4つ積分器と2つの係数器
と2つの減算器と1つの加算器とから構成されている。
図45は、上述評価部10Dの詳細な構成を示すブロッ
ク図である。図45において、評価部10Dは、上位制御
器10aDと最適化調整器10bとから構成されている。
最適化調整器10bは、前述したものであり、以下、そ
れの説明を省略する。図47は、上述上位制御器10aDの
詳細な構成を示すブロック図である。図47において、上
位制御器10aDは、模擬指令変換器10a1と、規範応答発
生器10a2と、第3信号処理器10a3と、第1信号処理器10a
4と、評価関数器10a5と、第2信号処理器10a6と、中
央処理器10a7Dと、第2数値処理器10a8Dと、第1数値処
理器10a9Dとから構成されている。模擬指令変換器10a1
と、規範応答発生器10a2と、第3信号処理器10a3と、第
1信号処理器10a4と、評価関数器10a5と、第2信号処
理器10a6とは、前述したものであり、以下、それらの
説明を省略する。図46は、上述中央処理器10a7Dの詳細
な構成を示すフローチャートである。図46において、上
述中央処理器10a7Dは、調整工程10a7aと、第1D工程と、
第2D工程とから構成されている。調整工程10a7aは、前
述したものであり、以下、それの説明を省略する。
【0017】次に、実施例7の動作を、図35~図47を参照
しながら説明する。まず、図44に示す2慣性数値モデ
ル9Cは前記機械システムの入出力特性の近似表現を行
うためのものである。図44に示すよ2慣性数値モデル
9Cにおいて、コネクター55CN1を介して入力された模擬
トルク信号に対して、図44に示す4つの積分器と3つの
加算器と2つ係数器とによって、模擬位置信号と模擬速
度信号とが求められ、それぞれ、コネクター55CN2と
コネクター55CN3から出力される。図45に示す評価部
10Dにおいて、コネクター52CN1と52CN5とを介して入
力された実位置指令と模擬位置信号とを上位制御器10
aDのコネクター62CN1と62CN5とに入力され、上位制御
器10aDと最適化調整器10bとにより第1模擬位置指
令信号が上位制御器10aDのコネクター62CN3から得ら
れコネクター52CN3から出力され、実位置ゲインと実速
度ゲインと実積分ゲインと実補償ゲインとが上位制御器
10aDのコネクター62CN2から得られコネクター52CN2
から出力され、模擬位置ゲインと模擬速度ゲインと模擬
積分ゲインと模擬補償ゲインとが上位制御器10aDのコ
ネクター62CN4から得られコネクター52CN4から出力さ
れる。図47に示す上位制御器10aDにおいて、コネクタ
ー62CN1を介して入力された実位置指令が模擬指令変換
器10a1のコネクター8CN1に入力され、コネクター62CN
5を介して入力された模擬位置信号が第2信号処理器10a
6のコネクター13CN1に入力され、コネクター62CN6
を介して入力されたゲイン子群が中央処理器10a7Dのコ
ネクター63CN10に入力され、模擬指令変換器10a1と規
範応答発生器10a2と第3信号処理器10a3と第1信号処理
器10a4と評価関数器10a5と第2信号処理器10a6と中央
処理器10a7Dと第2数値処理器10a8Dと第1数値処理器10a
9Dとより、第3信号処理器10a3のコネクター10CN1よ
り得られた第1模擬位置指令信号が62CN3から出力さ
れ、中央処理器10a7Dのコネクター63CN9より得られた
評価値配列とゲイン親群とが62CN7から出力され、第1
数値処理器10a9Dのコネクター64CN2より得られた実位
置ゲインと実速度ゲインと実積分ゲインと実補償ゲイン
とが62CN2から出力され、第2数値処理器10a8Dのコネ
クター65CN2より得られた模擬位置ゲインと模擬速度ゲ
インと模擬積分ゲインと模擬補償ゲインとが62CN4から
出力される。第1数値処理器10a9Dは、コネクター64CN
1を介して入力された新しい実ゲイン配列を実位置ゲイ
ンと実速度ゲインと実積分ゲインと実補償ゲインとに分
離させ、コネクター64CN2から出力させ、実PID制御
部7の実位置ゲインと実速度ゲインと実積分ゲインと実
補償器13Bの実補償ゲインとを更新させる手段を有する
ものである。第2数値処理器10a8Dは、コネクター65CN
1を介して入力された新しい模擬ゲイン配列を模擬位置
ゲインと模擬速度ゲインと模擬積分ゲインと模擬補償ゲ
インとに分離させ、コネクター65CN2から出力させ、模
擬PID制御部8の模擬位置ゲインと模擬速度ゲインと
模擬積分ゲインと模擬補償器14Bの模擬補償ゲインとを
更新させる手段を有するものである。図46に示す中央処
理器10a7Bにおいて、第1D工程と、第2D工程と、調整工
程10a7aとを図46に示す手順で行う。第1D工程は、模擬
位置指令配列と、規範ゲインと、第1サイズ配列と、第
2サイズ配列と、第3サイズ配列と、ゲイン子群の子の
数と、ゲイン親群の親の数と、世代数とを設定する。た
だし、ゲイン親群の親ゲインは、位置ゲインと速度ゲイ
ンと積分ゲインと補償ゲインとを含むゲイン配列となる
ように設定されたものである。補償ゲインは、補償器の
係数とスイッチのスイッチ条件を含むように設定された
ものである。第2D工程は、ゲイン親群をランダムで初
期化し、ゲイン親群をコード化する。図40に示す実補
償器13Bにおいて、コネクター54CN1を介して入力され
た実位置指令に対して、第1実補償器13cBと、第2
実補償器13dBと実スイッチ13aBとにより実スイッ
チ13aBのコネクター20CN4から第2実トルク信号が
求められ、コネクター54CN2から出力される。図40
に示すスイッチ14aBにおいて、コネクター20CN1を介
して入力された第1実補償トルク信号と、コネクター2
0CN2を介して入力された第2実補償トルク信号と、コ
ネクター20CN3を介して入力された第3実補償トルク
信号とに対して、コネクター20CN5を介して入力され
た実補償ゲインの第1要素の更新によって、スイッチ14a
Bのスイッチ条件が更新され、第1実補償トルク信号〜
第3実補償トルク信号から、どちらの1つが、コネクタ
ー20CN4から第2実トルク信号として出力される。図
41に示す第1実補償器13bBにおいて、コネクター
59CN1を介して入力された実位置指令に対して、1つ
の2次微分器と、1つの係数器とにより第1実補償トル
ク信号が求められ、コネクター59CN2から出力され
る。ただし、コネクター59CN3を介して入力された実
補償ゲインの第2要素の更新によって、前記係数器の係
数が更新される。図42に示す第2実補償器13cBに
おいて、コネクター60CN1を介して入力された実位置
指令に対して、1つの2次微分器と、2つの係数器と1
つの加算器とにより第2実補償トルク信号が求められ、
コネクター60CN2から出力される。ただし、コネクタ
ー60CN3を介して入力された実補償ゲインの第3要素
の更新によって、前記係数器の係数が更新される。図4
3に示す第3実補償器13dBにおいて、コネクター6
1CN1を介して入力された実位置指令に対して、1つの
2次微分器と、1つの微分器と、3つの係数器と1つの
加算器とにより第3実補償トルク信号が求められ、コネ
クター61CN2から出力される。ただし、コネクター6
1CN3を介して入力された実補償ゲインの第4要素の更
新によって、前記係数器の係数が更新される。図36に
示す模擬補償器14Bにおいて、コネクター53CN1を介
して入力された模擬位置指令に対して、第1模擬補償器
14cBと、第2模擬補償器13dBと模擬スイッチ14
aBとにより模擬スイッチ14aBのコネクター21CN4か
ら第2模擬トルク信号が求められ、コネクター53CN2
から出力される。図36に示すスイッチ14aBにおい
て、コネクター21CN1を介して入力された第1模擬補
償トルク信号と、コネクター21CN2を介して入力され
た第2模擬補償トルク信号と、コネクター21CN3を介
して入力された第3模擬補償トルク信号とに対して、コ
ネクター21CN5を介して入力された模擬補償ゲインの
第1要素の更新によって、スイッチ14aBのスイッチ条件
が更新され、第1模擬補償トルク信号〜第3模擬補償ト
ルク信号から、どちらの1つが、コネクター21CN4か
ら第2模擬トルク信号として出力される。図37に示す
第1模擬補償器14bBにおいて、コネクター56CN1を
介して入力された模擬位置指令に対して、1つの2次微
分器と、1つの係数器とにより第1模擬補償トルク信号
が求められ、コネクター56CN2から出力される。ただ
し、コネクター56CN3を介して入力された模擬補償ゲ
インの第2要素の更新によって、前記係数器の係数が更
新される。図38に示す第2模擬補償器14cBにおい
て、コネクター57CN1を介して入力された模擬位置指
令に対して、1つの2次微分器と、2つの係数器と1つ
の加算器とにより第2模擬補償トルク信号が求められ、
コネクター57CN2から出力される。ただし、コネクタ
ー57CN3を介して入力された模擬補償ゲインの第3要
素の更新によって、前記係数器の係数が更新される。図
39に示す第3模擬補償器14dBにおいて、コネクタ
ー58CN1を介して入力された模擬位置指令に対して、
1つの2次微分器と、1つの微分器と、3つの係数器と
1つの加算器とにより第3模擬補償トルク信号が求めら
れ、コネクター58CN2から出力される。ただし、コネ
クター58CN3を介して入力された模擬補償ゲインの第
4要素の更新によって、前記係数器の係数が更新され
る。
【0018】以下、本発明の実施例8を、図48および
図49を参照しながら説明する。図48は、本発明の実
施例8の全体を示すブロック図である。図48において、
本発明の実施例5は、機械システム12と、観測器4A
と、位置指令発生器6と、実PID制御部7Aと、模擬
PID制御器8Aと、2慣性数値モデル9Dと、評価部1
0Dと、実補償器13Bと、模擬補償器14Bと、加算器
15と、加算器16とから構成されている。負荷機械1
と伝達機構2と駆動装置3と観測器4Aと動力変換回路
5と位置指令発生器6は従来装置のものと同一である。
実PID制御部7Aと、模擬PID制御器8Aと、評価部
10と実補償器13と模擬補償器14と、加算器15
と、加算器16とは、前述したものであり、以下、それ
らの説明を省略する。図49は、上述2慣性数値モデル
9Dの詳細な構成を示すブロック図である。図49にお
いて、上述2慣性数値モデル9Dは、4つ積分器と2つの
係数器と2つの減算器と1つの加算器とから構成されて
いる。図49に示す2慣性数値モデル9Dは前記機械シス
テム12の入出力特性の近似表現を行うためのものであ
る。図49に示すよ2慣性数値モデル9Dにおいて、コネク
ター66CN1を介して入力された模擬トルク信号に対し
て、図49に示す4つの積分器と3つの加算器と2つ係数器
とによって、模擬位置信号が求められ、コネクター66
CN3から出力される。
【0019】以下、本発明の実施例9を、図50~図6
2を参照しながら説明する。図51は、本発明の実施例
9の全体を示すブロック図である。図51において、本発
明の実施例9は、機械システム12と、観測器4Bと、
速度指令発生器6Aと、実PI制御部7Bと、模擬PI制
御器8Bと、2慣性数値モデル9Eと、評価部10Eと、実
補償器13Cと、模擬補償器14Cと、加算器15と、加
算器16とから構成されている。機械システム12と速
度指令発生器6Aは従来装置のものと同一である。実P
I制御部7Bと、模擬PI制御器8Bと、加算器15と、
加算器16とは、前述したものであり、以下、それらの
説明を省略する。図56は、実補償器13Cの詳細な構
成を示すブロック図である。図56において、実補償器1
3Cは、第1実補償器13cCと、第2実補償器13dC
と、実スイッチ13aBとから構成されている。図57は、
第1実補償器13bCの詳細な構成を示すブロック図で
ある。図57において、実補償器13bCは、1つの微分
器と、1つの係数器とから構成されている。図58は、
第2実補償器13cCの詳細な構成を示すブロック図で
ある。図58において、実補償器13cCは、1つの微分
器と、2つの係数器と、1つ加算器とから構成されてい
る。図59は、第3実補償器13dCの詳細な構成を示
すブロック図である。図59において、実補償器13dC
は、1つの微分器と、3つの係数器と、1つ加算器とか
ら構成されている。図52は、模擬補償器14Cの詳細
な構成を示すブロック図である。図52において、模擬補
償器14Cは、第1模擬補償器14cCと、第2模擬補償
器14dCと、模擬スイッチ14aBとから構成されてい
る。図53は、第1模擬補償器14bCの詳細な構成を示
すブロック図である。図53において、模擬補償器14b
Cは、1つの微分器と、1つの係数器とから構成されて
いる。図54は、第2模擬補償器14cCの詳細な構成
を示すブロック図である。図54において、模擬補償器1
4cCは、1つの微分器と、2つの係数器と、1つ加算
器とから構成されている。図55は、第3模擬補償器1
4dCの詳細な構成を示すブロック図である。図55にお
いて、模擬補償器14dCは、1つの微分器と、3つの
係数器と、1つ加算器とから構成されている。図50
は、2慣性数値モデル9Eの詳細な構成を示すブロック図
である。図50において、2慣性数値モデル9Eは、4つ積
分器と2つの係数器と2つの減算器と1つの加算器とか
ら構成されている。図60は、上述評価部10Eの詳細な
構成を示すブロック図である。図60において、評価部1
0Eは、上位制御器10aEと最適化調整器10bとから
構成されている。最適化調整器10bは、前述したもの
であり、以下、それの説明を省略する。図62は、上述上
位制御器10aEの詳細な構成を示すブロック図である。
図62において、上位制御器10aEは、模擬指令変換器10
a1と、規範応答発生器10a2Aと、第3信号処理器10a3と、
第1信号処理器10a4と、評価関数器10a5と、第2信号
処理器10a6と、中央処理器10a7Eと、第2数値処理器10a
8Eと、第1数値処理器10a9Eとから構成されている。模
擬指令変換器10a1と、規範応答発生器10a2Aと、第3信号
処理器10a3と、第1信号処理器10a4と、評価関数器10a
5と、第2信号処理器10a6とは、前述したものであり、
以下、それらの説明を省略する。図59は、上述中央処理
器10a7Eの詳細な構成を示すフローチャートである。図5
9において、上述中央処理器10a7Eは、調整工程10a7a
と、第1E工程と、第2E工程とから構成されている。調整
工程10a7aは、前述したものであり、以下、それの説明
を省略する。
【0020】次に、実施例9の動作を、図50~図62を参照
しながら説明する。まず、図50に示す2慣性数値モデ
ル9Eは前記機械システム12の入出力特性の近似表現を
行うためのものである。図50に示すよ2慣性数値モデル
9Eにおいて、コネクター67CN1を介して入力された模擬
トルク信号に対して、図50に示す4つの積分器と3つの
加算器と2つ係数器とによって、模擬速度信号が求めら
れ、コネクター67CN3から出力される。図60に示す
評価部10Eにおいて、コネクター66CN1と66CN5と
を介して入力された実速度指令と模擬速度信号とを上位
制御器10aEのコネクター78CN1と78CN5とに入力さ
れ、上位制御器10aEと最適化調整器10bとにより第
1模擬速度指令信号が上位制御器10aEのコネクター78C
N3から得られコネクター66CN3から出力され、実速度
ゲインと実積分ゲインと実補償ゲインとが上位制御器1
0aEのコネクター78CN2から得られコネクター66CN2か
ら出力され、模擬速度ゲインと模擬積分ゲインと模擬補
償ゲインとが上位制御器10aEのコネクター78CN4から
得られコネクター66CN4から出力される。図62に示す上
位制御器10aEにおいて、コネクター78CN1を介して入
力された実速度指令が模擬指令変換器10a1のコネクター
8CN1に入力され、コネクター78CN5を介して入力さ
れた模擬速度信号が第2信号処理器10a6のコネクター1
3CN1に入力され、コネクター78CN6を介して入力さ
れたゲイン子群が中央処理器10a7Eのコネクター79CN1
0に入力され、模擬指令変換器10a1と規範応答発生器10
a2Aと第3信号処理器10a3と第1信号処理器10a4と評価
関数器10a5と第2信号処理器10a6と中央処理器10a7Eと
第2数値処理器10a8Eと第1数値処理器10a9Eとより、第
3信号処理器10a3のコネクター10CN1より得られた第1
模擬位置指令信号がコネクター78CN3から出力され、中
央処理器10a7Eのコネクター79CN9より得られた評価値
配列とゲイン親群とがコネクター78CN7から出力され、
第1数値処理器10a9Eのコネクター80CN2より得られた
実速度ゲインと実積分ゲインと実補償ゲインとがコネク
ター78CN2から出力され、第2数値処理器10a8Eのコネ
クター81CN2より得られた模擬速度ゲインと模擬積分ゲ
インと模擬補償ゲインとがコネクター78CN4から出力さ
れる。第1数値処理器10a9Eは、コネクター80CN1を介
して入力された新しい実ゲイン配列を実速度ゲインと実
積分ゲインと実補償ゲインとに分離させ、コネクター80
CN2から出力させ、実PI制御部7Bの実速度ゲインと
実積分ゲインと実補償器13Cの実補償ゲインとを更新さ
せる手段を有するものである。第2数値処理器10a8E
は、コネクター81CN1を介して入力された新しい模擬ゲ
イン配列を模擬速度ゲインと模擬積分ゲインと模擬補償
ゲインとに分離させ、コネクター81CN2から出力さ
せ、模擬PI制御部8Bの模擬位置ゲインと模擬速度ゲ
インと模擬積分ゲインと模擬補償器14Cの模擬補償ゲイ
ンとを更新させる手段を有するものである。図61に示す
中央処理器10a7Eにおいて、第1E工程と、第2E工程と、
調整工程10a7aとを図61に示す手順で行う。第1E工程
は、模擬速度指令配列と、規範ゲインと、第1サイズ配
列と、第2サイズ配列と、第3サイズ配列と、ゲイン子
群の子の数と、ゲイン親群の親の数と、世代数とを設定
する。ただし、ゲイン親群の親ゲインは、速度ゲインと
積分ゲインと補償ゲインとを含むゲイン配列となるよう
に設定されたものである。補償ゲインは、補償器の係数
とスイッチのスイッチ条件を含むように設定されたもの
である。第2工程は、ゲイン親群をランダムで初期化
し、ゲイン親群をコード化する。図56に示す実補償器
13Cにおいて、コネクター70CN1を介して入力された
実速度指令に対して、第1実補償器13cCと、第2実
補償器13dCと実スイッチ13aBとにより実スイッチ
13aBのコネクター20CN4から第2実トルク信号が求
められ、コネクター70CN2から出力される。図56に示
すスイッチは13aB前述したものであり、以下、それの
説明を省略する。図57に示す第1実補償器13bCに
おいて、コネクター75CN1を介して入力された実速度指
令に対して、1つの微分器と、1つの係数器とにより第
1実補償トルク信号が求められ、コネクター75CN2か
ら出力される。ただし、コネクター75CN3を介して入
力された実補償ゲインの第2要素の更新によって、前記
係数器の係数が更新される。図58に示す第2実補償器
13cCにおいて、コネクター76CN1を介して入力された
実速度指令に対して、1つの微分器と、2つの係数器と
1つの加算器とにより第2実補償トルク信号が求めら
れ、コネクター76CN2から出力される。ただし、コネ
クター76CN3を介して入力された実補償ゲインの第3
要素の更新によって、前記係数器の係数が更新される。
図69に示す第3実補償器13dCにおいて、コネクタ
ー77CN1を介して入力された実位置指令に対して、1つ
の微分器と、3つの係数器と1つの加算器とにより第3
実補償トルク信号が求められ、コネクター77CN2から
出力される。ただし、コネクター77CN3を介して入力
された実補償ゲインの第4要素の更新によって、前記係
数器の係数が更新される。図52に示す模擬補償器14
Cにおいて、コネクター69CN1を介して入力された模擬速
度指令に対して、第1模擬補償器14cCと、第2模擬
補償器14dCと模擬スイッチ14aBとにより模擬スイッ
チ14aBのコネクター21CN4から第2模擬トルク信号
が求められ、コネクター69CN2から出力される。図5
2に示すスイッチ14aBは前述したものであり、以下、
それの説明を省略する。図53に示す第1模擬補償器1
4bCにおいて、コネクター72CN1を介して入力された模
擬速度指令に対して、1つの微分器と、1つの係数器と
により第1模擬補償トルク信号が求められ、コネクター
72CN2から出力される。ただし、コネクター72CN3
を介して入力された模擬補償ゲインの第2要素の更新に
よって、前記係数器の係数が更新される。図54に示す
第2模擬補償器14cCにおいて、コネクター73CN1を介
して入力された模擬速度指令に対して、1つの微分器
と、2つの係数器と1つの加算器とにより第2模擬補償
トルク信号が求められ、コネクター73CN2から出力さ
れる。ただし、コネクター73CN3を介して入力された
模擬補償ゲインの第3要素の更新によって、前記係数器
の係数が更新される。図55に示す第3模擬補償器14
dCにおいて、コネクター74CN1を介して入力された模擬
速度指令に対して、1つの微分器と、3つの係数器と1
つの加算器とにより第3模擬補償トルク信号が求めら
れ、コネクター74CN2から出力される。ただし、コネ
クター74CN3を介して入力された模擬補償ゲインの第
4要素の更新によって、前記係数器の係数が更新され
る。
【0021】以下、本発明の実施例10を、図63~図
71を参照しながら説明する。図63は、本発明の実施
例10の全体を示すブロック図である。図63におい
て、本発明の実施例10は、機械システム12と、観測
器4と、位置指令発生器6と、実PID制御部7と、模
擬PID制御器8と、2慣性数値モデル9Fと、評価部1
0Fと、実補償部13Bと、模擬補償部14Bと、加算器
15と、加算器16とリレー17とから構成されてい
る。機械システム12と観測器4と位置指令発生器6は
従来装置のものと同一である。実PID制御部7と、実
補償部13Bと、模擬補償部14Bと、模擬PID制御器
8と、加算器15と、加算器16は、前述したものであ
り、以下、それらの説明を省略する。図64は、2慣性
数値モデル9Fの詳細な構成を示すブロック図である。
図64において、2慣性数値モデル9Fは、4つ積分器と
3つの係数器と2つの減算器と1つの加算器とから構成
されている。図65は、上述評価部10Fの詳細な構成
を示すブロック図である。図65において、評価部10F
は、上位制御器10aFと最適化調整器10bとから構成
されている。最適化調整器10bは、前述したものであ
り、以下、それの説明を省略する。図66は、上述上位制
御器10aFの詳細な構成を示すブロック図である。図66
において、上位制御器10aFは、模擬指令変換器10a1
と、規範応答発生器10a2Bと、第3信号処理器10a3と、第
1信号処理器10a4と、評価関数器10a5と、第2信号処
理器10a6と、中央処理器10a7Fと、第2数値処理器10a8D
と、第1数値処理器10a9Dと、第3数値処理器10a10
とから構成されている。模擬指令変換器10a1と、第3信
号処理器10a3と、第1信号処理器10a4と、評価関数器1
0a5と、第2信号処理器10a6と、第2数値処理器10a8D
と、第1数値処理器10a9Dとは、前述したものであり、
以下、それらの説明を省略する。図67は、上述規範応答
発生器10a2Bの詳細な構成を示すブロック図である。
図67において、規範応答発生器10a2Bは、制御ゲイン
調整用規範応答発生器10a2aと、リレー17の接点セッ
ト17bとから構成されている。制御ゲイン調整用規範応
答発生器10a2aは、前述したものであり、以下、それの
説明を省略する。図68は、上述リレー17の詳細な構成
を示すブロック図である。図68において、リレー17
は、通常使われているものであり、少なくとも、接点セ
ット17aと、接点セット17bと、リレー条件側とから構成
されている。図69は、上述中央処理器10a7Fの詳細な
構成を示すフローチャートである。図69において、上述
中央処理器10a7Fは、第1F工程と、第2F工程と、同定工
程10a7bと、第1G工程と、第2G工程と、調整工程10a7aと
から構成されている。調整工程10a7aは、前述したもの
であり、以下、それの説明を省略する。図70は、上述
同定工程10a7bの詳細な構成を示すフローチャートであ
る。図70において、同定工程10a7bは、第12工程〜
第14工程と、第3a工程と、第4a工程と、第5工程
と、第7工程〜第10工程と、第1リレー制御部と、第
2リレー制御部と、第1ループ制御器と、第2ループ制
御器とから構成されている。
【0022】次に、実施例10の動作を、図63~図7
0を参照しながら説明する。まず、図63に示す2慣性
数値モデル9Fは前記機械システムの入出力特性の近似
表現を行うためのものである。図63に示すよ2慣性数値
モデル9Fにおいて、コネクター83CN1を介して入力され
た模擬トルク信号に対して、図63に示す4つの積分器
と1つの加算器と3つ係数器と2つの減算器とによっ
て、模擬位置信号と模擬速度信号とが求められ、それぞ
れ、コネクター83CN2とコネクター83CN3から出力
される。ただし、コネクター83CN4を介して入力され
た数値ゲインの更新によって、2慣性数値モデル9Fの係
数器の各係数が更新される。図64に示す評価部10F
において、コネクター82CN1と82CN5とを介して入力さ
れた実位置指令と模擬位置信号とが上位制御器10aFの
コネクター84CN1と84CN5とに入力され、コネクター82C
N8を介して入力された実位置信号が上位制御器10aF
のコネクター84C10に入力され、上位制御器10aFと
最適化調整器10bとにより、第1模擬位置指令信号が
上位制御器10aFのコネクター84CN3から得られコネク
ター82CN3から出力され、実位置ゲインと実速度ゲイ
ンと実積分ゲインと実補償ゲインとが上位制御器10aF
のコネクター84CN2から得られコネクター82CN2から出
力され、模擬位置ゲインと模擬速度ゲインと模擬積分ゲ
インと模擬補償ゲインとが上位制御器10aFのコネクタ
ー84CN4から得られコネクター82CN4から出力され、第
1実位置指令信号が上位制御器10aFのコネクター84CN
9から得られコネクター82CN7から出力さる。図66に
示す上位制御器10aFにおいて、コネクター84CN1を介
して入力された実位置指令が模擬指令変換器10a1のコネ
クター8CN1に入力され、コネクター84CN5を介して
入力された模擬位置信号が第2信号処理器10a6のコネク
ター13CN1に入力され、コネクター84CN6を介して
入力されたゲイン子群が中央処理器10a7Fのコネクター8
6CN10に入力され、コネクター84CN10を介して入
力された実位置信号が規範応答発生器10a2Bのコネクタ
ー85CN6に入力され、模擬指令変換器10a1と規範応答
発生器10a2Bと第3信号処理器10a3と第1信号処理器10a
4と評価関数器10a5と第2信号処理器10a6と中央処理
器10a7Dと第2数値処理器10a8Dと第1数値処理器10a9D
と第3数値処理器10a10とより、第3信号処理器10a3の
コネクター10CN1より得られた第1模擬位置指令信号
が84CN3から出力され、中央処理器10a7Fのコネクタ
ー86CN9より得られた評価値配列とゲイン親群とが84CN
7から出力され、第1数値処理器10a9Dのコネクター64
CN2より得られた実位置ゲインと実速度ゲインと実積分
ゲインと実補償ゲインとが84CN2から出力され、第2数
値処理器10a8Dのコネクター65CN2より得られた模擬位
置ゲインと模擬速度ゲインと模擬積分ゲインと模擬補償
ゲインとが84CN4から出力され、第3数値処理器10a1
0のコネクター87CN2より得られた数値ゲインがコネ
クター84CN8から出力され、規範応答発生器10a2Bのコ
ネクター85CN5より得られた第1実位置指令信号が84C
N9から出力される。図67に示す規範応答発生器10a
2Bにおいて、コネクター85CN1を介して入力された
第2模擬位置指令信号が制御ゲイン調整用規範応答発生
器10a2aのコネクター22CN2に入力され、コネクター
85CN6を介して入力された実位置信号がリレー17の
接点セット17bに入力され、調整用規範応答発生器10
a2aと接点セット17bの状況とにより、規範応答信号
が、接点セット17bの出力より得られた、コネクター
85CN4から出力される。制御ゲイン調整用規範応答発
生器10a2aは、前述したものであり、以下、それらの説
明を省略する。図69に示す中央処理器10a7Fにおい
て、第1F工程と、第2F工程と、同定工程10a7bと、第1G
工程と、第2G工程と、調整工程10a7aとを図69に示す
手順で行う。第1F工程は、模擬位置指令配列と、規範ゲ
インと、第1サイズ配列と、第2サイズ配列と、第3サ
イズ配列と、ゲイン子群の子の数と、ゲイン親群の親の
数と、世代数とを設定する。ただし、ゲイン親群の親ゲ
インは、上述2慣性数値モデル9F の各係数器の係数を
含む数値ゲイン配列となるように設定されたものであ
る。第2F工程は、ゲイン親群をランダムで初期化し、ゲ
イン親群をコード化する。第1G工程は、模擬位置指令配
列と、規範ゲインと、第1サイズ配列と、第2サイズ配
列と、第3サイズ配列と、ゲイン子群の子の数と、ゲイ
ン親群の親の数と、世代数とを設定する。ただし、ゲイ
ン親群の親ゲインは、位置ゲインと速度ゲインと積分ゲ
インと補償ゲインとを含むゲイン配列となるように設定
されたものである。補償ゲインは、補償器の係数とスイ
ッチのスイッチ条件を含むように設定されたものであ
る。第2G工程は、ゲイン親群をランダムで初期化し、ゲ
イン親群をコード化する。調整工程10a7aは、前述した
ものであり、以下、それらの説明を省略する。図70に
示す同定工程10a7bにおいて、第12工程〜第14工程
と、第7工程〜第10工程と、同定工程10a7bと、第3a
工程と、第4a工程と、第5工程と、第1ループ制御器
と、第2ループ制御器と、第1リレー制御部と、第2リ
レー制御部とを図70に示す手順で行う。第12工程
は、コネクター86CN5を介して、第1数値処理器10a
9Dのコネクター64CN1に、実ゲイン配列の初期値を書
き込み、次の操作に入る。それによって、実PID制御
部と実補償部との各ゲインが初期化される。第13工程
は、コネクター86CN4を介して、第2数値処理器10a
8Dのコネクター65CN1に、模擬ゲイン配列の初期値を
書き込み、次の操作に入る。それによって、模擬PID
制御部と模擬補償部との各ゲインが初期化される。第1
リレー制御部は、リレー17をONにする。それによって、
2慣性数値モデル9Fを同定するためのモードになる。第
3a工程は、コネクター86CN8を介して模擬指令変換
器10a1のコネクター8CN2に模擬位置指令配列を書き込
む。それによって、模擬指令変換器10a1のコネクター8
CN3から第2模擬指令信号が得られる。第4a工程は、コ
ネクター86CN7を介して規範応答発生器10a2Bのコネ
クター85CN3に規範ゲインを書き込む。それによっ
て、規範応答発生器10a2Bのコネクター85CN2から規範
指令信号が得られ、規範応答発生器10a2Bのコネクター
85CN4から規範応答信号が得られる。第5工程と、第1
ループ制御器と、第2ループ制御器と、第7工程〜第1
0工程とは、前述したものであり、以下、それらの説明
を省略する。第14工程は、コネクター86CN11を介
して、ゲイン親群の1つの親である数値ゲイン配列を一
定の順位で第3数値処理器10a10のコネクター87CN
1に書き込む。それによって、第3数値処理器10a10
のコネクター87CN2を介して、2慣性数値モデル9Fの
各係数器の係数が更新される。第2リレー制御部は、リ
レー17をOFFにする。それによって、制御ゲインを同定
するためのモードになる。
【0023】以下、本発明の実施例11を、図71およ
び図72を参照しながら説明する。図71は、本発明の
実施例11の全体を示すブロック図である。図71にお
いて、本発明の実施例11は、機械システム12と、観
測器4Aと、位置指令発生器6と、実PID制御部7A
と、模擬PID制御器8Aと、2慣性数値モデル9Gと、
評価部10Fと、実補償部13Bと、模擬補償部14B
と、加算器15と、加算器16とリレー17とから構成
されている。機械システム12と観測器4と位置指令発
生器6は従来装置のものと同一である。実PID制御部
7Aと、実補償部13Bと、模擬補償部14Bと、模擬P
ID制御器8Aと、加算器15と、加算器16と、リレ
ー17と、評価部10Fとは、前述したものであり、以
下、それらの説明を省略する。図72は、上述2慣性数
値モデル9Gの詳細な構成を示すブロック図である。図7
2において、上述2慣性数値モデル9Gは、4つ積分器と
3つの係数器と2つの減算器と1つの加算器とから構成
されている。図72に示す2慣性数値モデル9Gは前記機
械システムの入出力特性の近似表現を行うためのもので
ある。図72に示すよ2慣性数値モデル9Gにおいて、コネ
クター88CN1を介して入力された模擬トルク信号に対し
て、図72に示す4つの積分器と1つの加算器と3つ係数
器と2つの減算器とによって、模擬位置信号が求めら
れ、それぞれ、コネクター88CN3から出力される。た
だし、コネクター88CN4を介して入力された数値ゲイ
ンの更新によって、2慣性数値モデル9Gの係数器の各係
数が更新される。
【0024】以下、本発明の実施例12を、図73~図
78を参照しながら説明する。図74は、本発明の実施
例12の全体を示すブロック図である。図74におい
て、本発明の実施例12は、機械システム12と、観測
器4Bと、速度指令発生器6Aと、実PI制御部7Bと、
模擬PI制御器8Bと、2慣性数値モデル9Hと、評価部
10Gと、実補償器13Cと、模擬補償器14Cと、加算
器15と、加算器16とリレー17とから構成されてい
る。機械システム12と速度指令発生器6Aは従来装置
のものと同一である。実PI制御部7Bと、模擬PI制
御器8Bと、加算器15と、加算器16と、リレー17
と、実補償器13Cと、模擬補償器14Cとは、前述した
ものであり、以下、それらの説明を省略する。図73
は、上述2慣性数値モデル9Hの詳細な構成を示すブロッ
ク図である。図73において、上述2慣性数値モデル9H
は、4つ積分器と3つの係数器と2つの減算器と1つの
加算器とから構成されている。図75は、上述評価部10
Gの詳細な構成を示すブロック図である。図75におい
て、評価部10Gは、上位制御器10aGと最適化調整器
10bとから構成されている。最適化調整器10bは、
前述したものであり、以下、それの説明を省略する。図
76は、上述上位制御器10aGの詳細な構成を示すブロッ
ク図である。図76において、上位制御器10aGは、模擬
指令変換器10a1と、規範応答発生器10a2Cと、第3信号処
理器10a3と、第1信号処理器10a4と、評価関数器10a5
と、第2信号処理器10a6と、中央処理器10a7Fと、第2
数値処理器10a8Eと、第1数値処理器10a9Eと、第3数値
処理器10a10とから構成されている。模擬指令変換器1
0a1と、第3信号処理器10a3と、第1信号処理器10a4
と、評価関数器10a5と、第2信号処理器10a6と、第2数
値処理器10a8Eと、第1数値処理器10a9Eとは、前述し
たものであり、以下、それらの説明を省略する。図77
は、上述規範応答発生器10a2Cの詳細な構成を示すブ
ロック図である。図77において、規範応答発生器10a
2Cは、制御ゲイン調整用規範応答発生器10a2aAと、リ
レー17の接点セット17bとから構成されている。制御
ゲイン調整用規範応答発生器10a2aAとリレー17とは、
前述したものであり、以下、それの説明を省略する。図
78は、上述中央処理器10a7Gの詳細な構成を示すフロ
ーチャートである。図78において、上述中央処理器10a7
Gは、第1H工程と、第2H工程と、同定工程10a7bと、第1I
工程と、第2I工程と、調整工程10a7aとから構成されて
いる。調整工程10a7aと同定工程10a7bとは、前述したも
のであり、以下、それの説明を省略する。
【0025】次に、実施例12の動作を、図73~図7
8を参照しながら説明する。まず、図73に示す2慣性
数値モデル9Hは前記機械システムの入出力特性の近似
表現を行うためのものである。図73に示すよ2慣性数値
モデル9Hにおいて、コネクター89CN1を介して入力され
た模擬トルク信号に対して、図73に示す4つの積分器
と1つの加算器と3つ係数器と2つの減算器とによっ
て、模擬速度信号が求められ、コネクター89CN2から
出力される。ただし、コネクター89CN4を介して入力
された数値ゲインの更新によって、2慣性数値モデル9H
の係数器の各係数が更新される。図75に示す評価部10
Gにおいて、コネクター90CN1と90CN5とを介して入力さ
れた実速度指令と模擬速度信号とが上位制御器10aGの
コネクター91CN1と91CN5とに入力され、コネクター90C
N8を介して入力された実速度信号が上位制御器10aG
のコネクター91C10に入力され、上位制御器10aGと
最適化調整器10bとにより、第1模擬速度指令信号が
上位制御器10aGのコネクター91CN3から得られコネク
ター90CN3から出力され、実速度ゲインと実積分ゲイン
と実補償ゲインとが上位制御器10aGのコネクター91CN
2から得られコネクター90CN2から出力され、模擬速度
ゲインと模擬積分ゲインと模擬補償ゲインとが上位制御
器10aGのコネクター91CN4から得られコネクター90CN
4から出力され、第1実速度指令信号が上位制御器10a
Gのコネクター91CN9から得られコネクター90CN7から
出力さる。図76に示す上位制御器10aGにおいて、コネ
クター91CN1を介して入力された実速度指令が模擬指令
変換器10a1のコネクター8CN1に入力され、コネクター
91CN5を介して入力された模擬速度信号が第2信号処
理器10a6のコネクター13CN1に入力され、コネクタ
ー91CN6を介して入力されたゲイン子群が中央処理器
10a7Gのコネクター93CN10に入力され、コネクター91C
N10を介して入力された実速度信号が規範応答発生器1
0a2Cのコネクター92CN6に入力され、模擬指令変換器10
a1と規範応答発生器10a2Cと第3信号処理器10a3と第1信
号処理器10a4と評価関数器10a5と第2信号処理器10a6
と中央処理器10a7Dと第2数値処理器10a8Eと第1数値処
理器10a9Eと第3数値処理器10a10とより、第3信号処
理器10a3のコネクター10CN1より得られた第1模擬速
度指令信号が91CN3から出力され、中央処理器10a7G
のコネクター93CN9より得られた評価値配列とゲイン親
群とが91CN7から出力され、第1数値処理器10a9Eのコ
ネクター80CN2より得られた実速度ゲインと実積分ゲイ
ンと実補償ゲインとが91CN2から出力され、第2数値
処理器10a8Eのコネクター81CN2より得られた模擬速度
ゲインと模擬積分ゲインと模擬補償ゲインとが91CN4
から出力され、第3数値処理器10a10のコネクター8
7CN2より得られた数値ゲインがコネクター91CN8か
ら出力され、規範応答発生器10a2Cのコネクター92CN5
より得られた第1実速度指令信号が91CN9から出力さ
れる。図77に示す規範応答発生器10a2Cにおいて、
コネクター92CN1を介して入力された第2模擬速度指令
信号が制御ゲイン調整用規範応答発生器10a2aAのコネク
ター36CN2に入力され、コネクター92CN6を介して入力
された実速度信号がリレー17の接点セット17bに入
力され、調整用規範応答発生器10a2aAと接点セット17
bの状況とにより、規範応答信号が、接点セット17b
の出力より得られた、コネクター92CN4から出力され
る。制御ゲイン調整用規範応答発生器10a2aAは、前述し
たものであり、以下、それらの説明を省略する。図78に
示す中央処理器10a7Gにおいて、第1H工程と、第2H工程
と、同定工程10a7bと、第1I工程と、第2I工程と、調整
工程10a7aとを図69に示す手順で行う。第1H工程は、
模擬速度指令配列と、規範ゲインと、第1サイズ配列
と、第2サイズ配列と、第3サイズ配列と、ゲイン子群
の子の数と、ゲイン親群の親の数と、世代数とを設定す
る。ただし、ゲイン親群の親ゲインは、上述2慣性数値
モデル9H の各係数器の係数を含む数値ゲイン配列とな
るように設定されたものである。第2H工程は、ゲイン親
群をランダムで初期化し、ゲイン親群をコード化する。
第1I工程は、模擬速度指令配列と、規範ゲインと、第1
サイズ配列と、第2サイズ配列と、第3サイズ配列と、
ゲイン子群の子の数と、ゲイン親群の親の数と、世代数
とを設定する。ただし、ゲイン親群の親ゲインは、速度
ゲインと積分ゲインと補償ゲインとを含むゲイン配列と
なるように設定されたものである。補償ゲインは、補償
器の係数とスイッチのスイッチ条件を含むように設定さ
れたものである。第2I工程は、ゲイン親群をランダムで
初期化し、ゲイン親群をコード化する。
【0026】
【発明の効果】上述ように、本発明の請求項1〜3は、
観測器4と実PID制御部7とからなる実制御部18に
対して、実PID制御部7と同一な構造を持つ模擬PI
D制御部8と、評価部10と、上述機械システム12の
近似計算を行うための2慣性数値モデル9とを付加するこ
とにより、位置および速度計測器をもつ位置決めのPI
D制御において、PID制御ゲインを自動的により高速
かつ最適に調整することできる効果がある。本発明の請
求項4は、観測器4Aと実PID制御部7Aとからなる実
制御部18Aに対して、実PID制御部7Aと同一な構造
を持つ模擬PID制御部8Aと、評価部10と、上述機
械システム12の近似計算を行うための2慣性数値モデ
ル9Aとを付加することにより、位置計測器をもつ位置決
めのPID制御において、PID制御ゲインを自動的に
より高速かつ最適に調整することできる効果がある。本
発明の請求項5は、観測器4Bと実PI制御部7Bとから
なる実制御部18Bに対して、実PI制御部7Bと同一な
構造を持つ模擬PI8Bと、評価部10Aと、上述機械シ
ステム12の近似計算を行うための2慣性数値モデル9B
とを付加することにより、速度計測器をもつ速度決めの
PI制御において、PI制御ゲインを自動的により高速
かつ最適に調整することできる効果がある。本発明の請
求項6は、観測器4と実PID制御部7と実補償部13
からなる実制御部18Cに対して、実制御部18Cと同一な
構造を持つ模擬PID制御部8と模擬補償部14とから
なる模擬制御部19Cと、評価部10Bと、上述機械シス
テム12の近似計算を行うための2慣性数値モデル9とを
付加することにより、位置および速度計測器をもつ位置
決めの補償器付きPID制御において、PID制御ゲイ
ン及び補償器ゲインを自動的により高速かつ最適に調整
することできる効果がある。本発明の請求項7は、観測
器4Aと実PID制御部7Aと実補償部13からなる実制
御部18Dに対して、実制御部18Dと同一な構造を持つ
模擬PID制御部8Aと模擬補償部14とからなる模擬
制御部19Dと、評価部10Bと、上述機械システム12
の近似計算を行うための2慣性数値モデル9Aとを付加す
ることにより、位置計測器をもつ位置決めの補償器付き
PID制御において、PID制御ゲイン及び補償器ゲイ
ンを自動的により高速かつ最適に調整することできる効
果がある。本発明の請求項8は、観測器4Bと実PI制
御部7Bと実補償部13Aからなる実制御部18Eに対し
て、実制御部18E同一な構造を持つ模擬PI制御部8B
と模擬補償部14Aとからなる模擬制御部19Eと、評価
部10Bと、上述機械システム12の近似計算を行うた
めの2慣性数値モデル9Bとを付加することにより、速度
計測器をもつ速度決めの補償器付きPI制御において、
PI制御ゲイン及び補償器ゲインを自動的により高速か
つ最適に調整することできる効果がある。本発明の請求
項9は、観測器4と実PID制御部7と実補償部13B
からなる実制御部18Fに対して、実制御部18Fと同一な
構造を持つ模擬PID制御部8と模擬補償部14Bとか
らなる模擬制御部19Fと、評価部10Dと、上述機械シ
ステム12の近似計算を行うための2慣性数値モデル9C
とを付加することにより、位置および速度計測器をもつ
位置決めの補償器群付きPID制御において、PID制
御ゲインと補償器の種類と補償器ゲインとを自動的によ
り高速かつ最適に調整することできる効果がある。本発
明の請求項10は、観測器4Aと実PID制御部7Aと実
補償部13Bからなる実制御部18Gに対して、実制御部
18Gと同一な構造を持つ模擬PID制御部8Aと模擬補
償部14Bとからなる模擬制御部19Gと、評価部10D
と、上述機械システム12の近似計算を行うための2慣
性数値モデル9Dとを付加することにより、位置計測器を
もつ位置決めの補償器群付きPID制御において、PI
D制御ゲインと補償器の種類と補償器ゲインとを自動的
により高速かつ最適に調整することできる効果がある。
本発明の請求項11は、観測器4Bと実PI制御部7Bと
実補償部13Cからなる実制御部18Hに対して、実制御
部18H同一な構造を持つ模擬PI制御部8Bと模擬補償
部14Cとからなる模擬制御部19Hと、評価部10E
と、上述機械システム12の近似計算を行うための2慣
性数値モデル9Eとを付加することにより、速度計測器を
もつ速度決めの補償器群付きPI制御において、PI制
御ゲインと補償器の種類と補償器ゲインとを自動的によ
り高速かつ最適に調整することできる効果がある。本発
明の請求項12〜13は、観測器4と実PID制御部7
と実補償部13Bからなる実制御部18Fに対して、実制
御部18Fと同一な構造を持つ模擬PID制御部8と模擬
補償部14Bとからなる模擬制御部19Fと、評価部10
Fと、上述機械システム12の近似計算を行うための2慣
性数値モデル9Fとを付加することにより、位置および速
度計測器をもつ位置決めの補償器群付きPID制御にお
いて、上述機械システム12におけるパラメータの同定
とPID制御ゲインと補償器の種類と補償器ゲインとを
自動的により高速かつ最適に調整することできる効果が
ある。本発明の請求項14は、観測器4Aと実PID制
御部7Aと実補償部13Bからなる実制御部18Gに対し
て、実制御部18Gと同一な構造を持つ模擬PID制御
部8Aと模擬補償部14Bとからなる模擬制御部19G
と、評価部10Gと、上述機械システム12の近似計算
を行うための2慣性数値モデル9Gとを付加することによ
り、位置計測器をもつ位置決めの補償器群付きPID制
御において、上述機械システム12におけるパラメータ
の同定とPID制御ゲインと補償器の種類と補償器ゲイ
ンとを自動的により高速かつ最適に調整することできる
効果がある。本発明の請求項15は、観測器4Bと実P
I制御部7Bと実補償部13Cからなる実制御部18Hに
対して、実制御部18H同一な構造を持つ模擬PI制御
部8Bと模擬補償部14Cとからなる模擬制御部19H
と、評価部10Hと、上述機械システム12の近似計算
を行うための2慣性数値モデル9Hとを付加することによ
り、速度計測器をもつ速度決めの補償器群付きPI制御
において、上述機械システム12におけるパラメータの
同定とPI制御ゲインと補償器の種類と補償器ゲインと
を自動的により高速かつ最適に調整することできる効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施例1の2慣性数値モデルを示すブ
ロック図である。
【図3】本発明の実施例1の実PID制御部を示すブロ
ック図である。
【図4】本発明の実施例1の模擬PID制御部を示すブ
ロック図である。
【図5】本発明の実施例1の評価部を示すブロック図で
ある。
【図6】本発明の実施例1の上位制御部を示すブロック
図である。
【図7】本発明の実施例1の模擬指令変換器を示すブロ
ック図である。
【図8】本発明の実施例1の規範応答発生器を示すブロ
ック図である。
【図9】本発明の実施例1の中央処理器を示すフローチ
ャートである。
【図10】本発明の実施例2のブロック図である。
【図11】本発明の実施例2の2慣性数値モデルを示す
ブロック図である。
【図12】本発明の実施例2の実PID制御部を示すブ
ロック図である。
【図13】本発明の実施例2の模擬PID制御部を示す
ブロック図である。
【図14】本発明の実施例3の実PI制御部を示すブロ
ック図である。
【図15】本発明の実施例3の模擬PI制御部を示すブ
ロック図である。
【図16】本発明の実施例3のブロック図である。
【図17】本発明の実施例3の評価部を示すブロック図
である。
【図18】本発明の実施例3の上位制御部を示すブロッ
ク図である。
【図19】本発明の実施例3の中央処理器を示すフロー
チャートである。
【図20】本発明の実施例3の規範応答発生器を示すブ
ロック図である。
【図21】本発明の実施例3の2慣性数値モデルを示す
ブロック図である。
【図22】本発明の実施例4のブロック図である。
【図23】本発明の実施例4の実補償部を示すブロック
図である。
【図24】本発明の実施例4の評価部を示すブロック図
である。
【図25】本発明の実施例4の模擬補償部を示すブロッ
ク図である。
【図26】本発明の実施例4の中央処理器を示すフロー
チャートである。
【図27】本発明の実施例4の上位制御部を示すブロッ
ク図である。
【図28】本発明の実施例5のブロック図である。
【図29】本発明の実施例6のブロック図である
【図30】本発明の実施例6の実補償部を示すブロック
図である。
【図31】本発明の実施例6の評価部を示すブロック図
である。
【図32】本発明の実施例6の模擬補償部を示すブロッ
ク図である。
【図33】本発明の実施例6の中央処理器を示すフロー
チャートである。
【図34】本発明の実施例6の上位制御部を示すブロッ
ク図である。
【図35】本発明の実施例7のブロック図である。
【図36】本発明の実施例7の模擬補償部を示すブロッ
ク図である。
【図37】本発明の実施例7の第1模擬補償部を示すブ
ロック図である。
【図38】本発明の実施例7の第2模擬補償部を示すブ
ロック図である。
【図39】本発明の実施例7の第3模擬補償部を示すブ
ロック図である。
【図40】本発明の実施例7の実補償部を示すブロック
図である。
【図41】本発明の実施例7の第1実補償部を示すブロ
ック図である。
【図42】本発明の実施例7の第2実補償部を示すブロ
ック図である。
【図43】本発明の実施例7の第3実補償部を示すブロ
ック図である。
【図44】本発明の実施例7の2慣性数値モデルを示す
ブロック図である。
【図45】本発明の実施例7の評価部を示すブロック図
である。
【図46】本発明の実施例7の中央処理器を示すフロー
チャートである。
【図47】本発明の実施例7の上位制御部を示すブロッ
ク図である。
【図48】本発明の実施例8のブロック図である。
【図49】本発明の実施例8の2慣性数値モデルを示す
ブロック図である。
【図50】本発明の実施例9の2慣性数値モデルを示す
ブロック図である。
【図51】本発明の実施例9のブロック図である。
【図52】本発明の実施例9の模擬補償部を示すブロッ
ク図である。
【図53】本発明の実施例9の第1模擬補償部を示すブ
ロック図である。
【図54】本発明の実施例9の第2模擬補償部を示すブ
ロック図である。
【図55】本発明の実施例9の第3模擬補償部を示すブ
ロック図である
【図56】本発明の実施例9の実補償部を示すブロック
図である
【図57】本発明の実施例9の第1実補償部を示すブロ
ック図である。
【図58】本発明の実施例9の第2実補償部を示すブロ
ック図である
【図59】本発明の実施例9の第3実補償部を示すブロ
ック図である。
【図60】本発明の実施例9の評価部を示すブロック図
である。
【図61】本発明の実施例9の中央処理器を示すフロー
チャートである。
【図62】本発明の実施例9の上位制御部を示すブロッ
ク図である。
【図63】本発明の実施例10のブロック図である。
【図64】本発明の実施例10の2慣性数値モデルを示
すブロック図である。
【図65】本発明の実施例10の評価部を示すブロック
図である。
【図66】本発明の実施例10の上位制御部を示すブロ
ック図である。
【図67】本発明の実施例10の規範応答発生器を示す
ブロック図である。
【図68】本発明の実施例10のリレーを示すブロック
図である。
【図69】本発明の実施例10の中央処理器を示すフロ
ーチャートである。
【図70】本発明の実施例10の同定工程を示すフロー
チャートである。
【図71】本発明の実施例11のブロック図である。
【図72】本発明の実施例11の2慣性数値モデルを示
すブロック図である。
【図73】本発明の実施例12の2慣性数値モデルを示
すブロック図である。
【図74】本発明の実施例12のブロック図である。
【図75】本発明の実施例12の評価部を示すブロック
図である。
【図76】本発明の実施例12の上位制御部を示すブロ
ック図である。
【図77】本発明の実施例12の規範応答発生器を示す
ブロック図である。
【図78】本発明の実施例12の中央処理器を示すフロ
ーチャートである。
【図79】従来制御装置を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 負荷機械 2 伝達機構 3 駆動装置 4,4A,4B 観測器 5 動力変換回路 6 位置指令発生器 6A 速度指令発生器 7、7A 実PID制御部 7B 実PI制御部 8,8A 模擬PID制御器 8B 模擬PI制御器 9,9A,9B,9C,9D,9E,9F,9G,9H
2慣性数値モデル 10、10A,10B,10C,10D,10E,10
F,10G,10H 評価部 10a,10aA,10aB,10aC,10aD,1
0aE,10aF,10aG,10aH 上位制御器 10a1 模擬指令変換器 10a1a 第4数値処理器 10a1b 模擬指令発生器 10a1c 模擬指令処理器 10a2,10a2A,10a2B,10a2C 規範
応答発生器 10a2a、10a2aA 制御ゲイン調整用規範応答
発生器 10a3 第3信号処理器 10a4 第1信号処理器 10a5:評価関数器 10a6 第2信号処理器 10a7、10a7A、10a7B、10a7C、10
a7D、10a7E、10a7F、10a7G 中央処
理器 10a7a 調整工程 10a7b 同定工程 10a8、10a8A、10a8B、10a8C、10
a8D、10a8E 第2数値処理器 10a9、10a9A、10a9B、10a9C、10
a9D、10a9E 第1数値処理器 10a10 第3数値処理器 10b 最適化調整器 11、11A、11B,11C,11D,11E,11
F,11G、11H,11I,11J,11K シミュ
レータ 12 機械システム 13,13A,13B,13C 実補償部 13Ab 実スイッチ 13bB 第1実補償器 13cB 第1実補償器 13dB 第1実補償器 14,14A,14B,14C 模擬補償部 14aB 模擬スイッチ 14bB 第1模擬補償器 14cB 第1模擬補償器 14dB 第1模擬補償器 15,16 加算器 17 リレー 18、18A、18B、18C、18D、18E、18F、1
8G、18H 実制御部 19、19A、19B、19C、19D、19E、19F、1
9G、19H 模擬制御部
フロントページの続き Fターム(参考) 5H004 GA18 GB16 HA07 HA08 HB07 HB08 JA11 JB11 KA31 KA72 KB02 KB04 KB06 KB12 MA02 MA04 MA31 5H303 AA01 AA10 CC01 CC04 DD01 DD02 DD04 JJ01 KK02 KK03 KK04 KK12 KK17 LL02 5H550 AA18 BB08 DD01 DD04 DD06 GG01 GG03 HA04 HA05 JJ02 JJ04 JJ17 JJ18 JJ23 JJ24 JJ25 LL01 LL35

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 負荷機械と、動力を伝達する伝達機構
    と、前記伝達機構を介して前記負荷機械を駆動する電動
    機とを備えた機械システムにトルク信号を提供する電動
    機制御装置において、 前記機械システムを含んだ数値モデルと、前記数値モデ
    ルの観測可能状態量を用い、前記数値モデルにトルク指
    令を供給する模擬制御部とからなるシミュレータ部と、
    実システムからの観測可能な状態量を入力とし前記シミ
    ュレータ部と同一な構造を持ち駆動源である前記電動機
    にトルク信号を供給する実制御部とを備えたことを特徴
    とする電動機制御装置。
  2. 【請求項2】 実動作に先立ち前記シミュレータ部を駆
    動させ、前記数値モデルの挙動を評価する模擬評価関数
    があらかじめ設定された初期条件を満足した後、前記シ
    ミュレータ部の評価部で求められた制御パラメータを実
    制御部に供給する手段を備えたことを特徴とする請求項
    1記載の電動機制御装置。
  3. 【請求項3】 与えられた実位置指令に対して、模擬ト
    ルク指令に基づいて模擬速度信号および模擬位置信号を
    供給する前記数値モデルと、前記数値モデルの模擬速度
    信号および模擬位置信号に基づいて前記数値モデルに模
    擬トルク指令を供給する模擬PID制御部と、前記実位
    置指令と実位置信号と実速度信号とに基づいて実トルク
    信号を供給する実PID制御部とを備えたことを特徴と
    する請求項2記載の電動機制御装置。
  4. 【請求項4】 与えられた実位置指令に対して、模擬ト
    ルク指令に基づいて模擬位置信号を供給する数値モデル
    と、前記数値モデルの模擬位置信号に基づいて前記数値
    モデルに前記模擬トルク指令を供給する模擬PID制御
    部と、前記実位置指令と前記実位置信号とに基づいて実
    トルク信号を供給する実PID制御部とを備えたことを
    特徴とする請求項2記載の電動機制御装置。
  5. 【請求項5】 与えられた実速度指令に対して、模擬ト
    ルク指令に基づいて模擬速度信号を供給する数値モデル
    と、前記数値モデルの前記模擬速度信号に基づいて前記
    数値モデルに模擬トルク指令を供給する模擬PI制御部
    と、前記実速度指令と実速度信号とに基づいて実トルク
    信号を供給する実PI制御部とを備えたことを特徴とす
    る請求項2記載の電動機制御装置。
  6. 【請求項6】 前記数値モデルの模擬速度信号および模
    擬位置信号に基づいて前記数値モデルに模擬トルク指令
    を供給する模擬PID制御部と模擬補償部とからなる模
    擬制御部と、実位置指令と前記実位置信号と前記実速度
    信号とに基づいて実トルク信号を供給する実PID制御
    部と実補償部とからなる実制御部とを備えたことを特徴
    とする請求項3記載の電動機制御装置。
  7. 【請求項7】 前記数値モデルの模擬位置信号に基づい
    て前記数値モデルに模擬トルク指令を供給する模擬PI
    D制御部と模擬補償部とからなる模擬制御部と、実位置
    指令と前記実位置信号とに基づいて実トルク信号を供給
    する実PID制御部と実補償部とからなる実制御部とを
    備えたことを特徴とする請求項4記載の電動機制御装
    置。
  8. 【請求項8】 前記数値モデルの模擬速度信号に基づい
    て前記数値モデルに模擬トルク指令を供給する模擬PI
    制御部と模擬補償部と、実速度指令と前記実速度信号と
    に基づいて実トルク信号を供給する実PI制御部と実補
    償部とからなる実制御部とを備えたことを特徴とする請
    求項5記載の電動機制御装置。
  9. 【請求項9】 前記数値モデルの模擬速度信号および模
    擬位置信号に基づいて前記数値モデルに模擬トルク指令
    を供給する模擬PID制御部と複数種類の模擬補償器か
    らなる模擬補償部と構成された模擬制御部と、実位置指
    令と前記実位置信号と前記実速度信号とに基づいて実ト
    ルク信号を供給する実PID制御部と複数種類の前記模
    擬補償器からなる実補償部と構成された実制御部とを備
    えたことを特徴とする請求項3記載の電動機制御装置。
  10. 【請求項10】 前記数値モデルの模擬位置信号に基づ
    いて前記数値モデルに模擬トルク指令を供給する模擬P
    ID制御部と複数種類の模擬補償器からなる模擬補償部
    と構成された模擬制御部と、実位置指令と前記実位置信
    号とに基づいて実トルク信号を供給する実PID制御部
    と複数種類の模擬補償器からなる実補償部と構成された
    実制御部とを備えたことを特徴とする請求項4記載の電
    動機制御装置。
  11. 【請求項11】 前記数値モデルの模擬速度信号に基づ
    いて前記数値モデルに模擬トルク指令を供給する模擬P
    I制御部と複数種類の模擬補償器からなる模擬補償部と
    構成された模擬制御部と、実速度指令と前記実速度信号
    とに基づいて実トルク信号を供給する実PI制御部と複
    数種類の模擬補償器からなる実補償部と構成された実制
    御部とを備えたことを特徴とする請求項5記載の電動機
    制御装置。
  12. 【請求項12】 シミュレータ部の前記数値モデルを構
    成する際に初期状態時においては、実制御部部で初期的
    に設定された初期制御パラメータにより実系を駆動する
    ことにより得られる観測可能な初期状態量と実駆動部に
    与えた初期トルク指令を用いることにより作成し、制御
    パラメータが供給された後、実系を駆動し、実系の挙動
    があらかじめ設定された実稼動時評価関数を満足しない
    場合は、この時点の実稼動トルク指令と実系の観測可能
    な実稼動状態量を用い、シミュレータ部の前記数値モデ
    ルを決定しなおし、シミュレータ部を再起動し、制御パ
    ラメータを決定しなおす手段を備えたことを特徴とする
    電動機制御装置。
  13. 【請求項13】 前記数値モデルの模擬速度信号および
    模擬位置信号に基づいて前記数値モデルに模擬トルク指
    令を供給する模擬PID制御部と複数種類の模擬補償器
    からなる模擬補償部と構成された模擬制御部と、実位置
    指令と前記実位置信号と前記実速度信号とに基づいて実
    トルク信号を供給する実PID制御部と複数種類の模擬
    補償器からなる実補償部と構成された実制御部とを備え
    たことを特徴とする請求項12記載の電動機制御装置。
  14. 【請求項14】 前記数値モデルの模擬位置信号に基づ
    いて前記数値モデルに模擬トルク指令を供給する模擬P
    ID制御部と複数種類の模擬補償器からなる模擬補償部
    と構成された模擬制御部と、実位置指令と前記実位置信
    号とに基づいて実トルク信号を供給する実PID制御部
    と複数種類の模擬補償器からなる実補償部とで構成され
    た実制御部とを備えたことを特徴とする請求項12記載
    の電動機制御装置。
  15. 【請求項15】 前記数値モデルの模擬速度信号に基づ
    いて前記数値モデルに模擬トルク指令を供給する模擬P
    I制御部と複数種類の模擬補償器からなる模擬補償部と
    で構成された模擬制御部と、実速度指令と前記実速度信
    号とに基づいて実トルク信号を供給する実PI制御部と
    複数種類の模擬補償器からなる実補償部とで構成された
    実制御部とを備えたことを特徴とする請求項12記載の
    電動機制御装置。
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