JP2000092560A - 無線基地局装置およびphs公衆基地局装置ならびに移動通信方法 - Google Patents

無線基地局装置およびphs公衆基地局装置ならびに移動通信方法

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JP2000092560A
JP2000092560A JP10258588A JP25858898A JP2000092560A JP 2000092560 A JP2000092560 A JP 2000092560A JP 10258588 A JP10258588 A JP 10258588A JP 25858898 A JP25858898 A JP 25858898A JP 2000092560 A JP2000092560 A JP 2000092560A
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radio base
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Nobuyuki Fujita
宣行 藤田
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NEC Saitama Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 発熱量が低く、小型で低コストの無線基地局
装置を提供する。 【解決手段】 複数の送信部51,71を備えた無線基
地局装置CSであって、前記無線基地局装置と通信する
移動局PSの位置に対応するデータ(RSSI)に基づ
いて、前記複数の送信部51,71の各々を切換える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線基地局および
PHS公衆基地局装置ならびに移動通信方法に関し、特
に、発熱量を低く抑えることができると共に小型でコス
トを抑えることの可能な無線基地局およびPHS公衆基
地局装置ならびに移動通信方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】PHS(personal handy
phone system)では、4チャネル多重TD
MA(Time Division Multiple
Access)−TDD(time divisio
n duplex)方式が採用されている。4チャネル
のTDMAとは、4つの信号が時間系列に並んでいるこ
と(4バースト)を意味する。すなわち、4チャネルの
TDMA方式により基地局(cell statio
n)では、最大4台の移動局(personalsta
tion)と同時に送受信することができる。
【0003】PHSのような移動通信の分野では、基地
局(CS)系がインフラストラクチャとなることから、
基地局(CS)の装置に小型軽量化・低消費電力化の要
求が課せられている。特に、数多くの基地局(CS)を
必要とするPHSシステムにとって、基地局(CS)の
設置形態の自由度は極めて重要であり、このことからも
基地局(CS)装置の小型軽量化の要請は大きいといえ
る。基地局(CS)の設置形態は多様で、屋外では公衆
電話ボックス、電柱、ビルの壁・屋上など、地下街やビ
ル内では天井や公衆電話台などが考えられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、複数のチャ
ネルを有する基地局(CS)において、複数の送信部を
備えている場合、それぞれの送信部の出力電力は互いに
等しく設定されており、消費電力はその分(整数倍で)
増加していた。
【0005】特に高出力機の場合、複数の送信部からの
発熱量が大きく、その対策として放熱性を高めるためフ
ィンの数を増やしたり、表面積を広くする必要があり、
装置のサイズが大きくかつ重くなるという問題があっ
た。このことから、コスト増になるのは勿論、前述し
た、基地局(CS)の設置形態の自由度を損なうもので
あった。
【0006】さらに、高出力パワーアンプの素子自身が
高価であることから、高出力送信部の数が増えると、そ
の分大幅なコストアップにつながっていた。
【0007】したがって、通信サービス品質は従来のま
まで、発熱量を低減した小型装置の開発、さらにコスト
低減が必要であった。
【0008】従来、次のような技術が提供されている。
【0009】特開昭62−82731号公報には、以下
のような移動通信方式が記載されている。すなわち、一
つのサービスエリア内に送信電力の異なる複数種類の移
動局(例えば、自動車電話において、車両に固定された
送信電力の大きな移動局と、降車後に携帯可能な送信電
力の小さな移動局)が存在する場合に、大送信電力の主
基地局のサービスエリア内に、複数の小送信電力の従基
地局を設置するものである。
【0010】しかしながら、上記移動通信方式では、一
つのサービスエリア内に、主・従の基地局を複数必要と
することからコストが嵩み、また、送信電力が異なる複
数種の移動局の存在を前提とするものであるから、本発
明の上記課題を解決するものではない。
【0011】また、特開平7−177570号公報に
は、次のような無線電話装置が記載されている。すなわ
ち、1台の無線電話装置にセルラーモードとPHPモー
ドの両方の機能を有し、PHPサービスエリア外であれ
ばセルラー方式の無線電話装置として、また、PHPサ
ービスエリア内であればPHP方式の無線電話装置とし
て着発信を切換えることのできる無線電話装置である。
【0012】しかしながら、上記無線電話装置は、移動
局としての1台の装置に2モードの機能を付与させてお
き、受信電界強度に応じてモードの切換えが可能である
技術に過ぎず、本発明の、基地局装置の小型化、低コス
ト化、発熱量の低減という課題を何ら解決するものでは
ない。
【0013】本発明は、上記の事情に鑑みてなされたも
ので、発熱量が低く小型で低コストの無線基地局装置お
よびPHS公衆基地局装置ならびに移動通信方法を提供
することを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の無線基地局装置
は、複数の送信部を備えた無線基地局装置であって、前
記無線基地局装置と通信する移動局の位置に対応するデ
ータに基づいて、前記複数の送信部の各々を切換えるも
のである。
【0015】本発明の無線基地局装置は、前記複数の送
信部の各々は、互いに異なる大きさの送信電力を出力す
るように設定されている。
【0016】本発明の無線基地局装置において、前記移
動局の位置に対応する前記データは、前記移動局におけ
る前記無線基地局装置からの受信電界強度に対応したデ
ータである。
【0017】本発明の無線基地局装置において、前記複
数の送信部は、単一の筐体の内部に設けられている。
【0018】本発明の無線基地局装置において、前記複
数の送信部のうち第1の送信部は、定格電力で送信信号
を出力するように設定され、前記複数の送信部のうち第
2の送信部は、前記定格電力よりも低い電力で送信信号
を出力するように設定されている。
【0019】本発明の無線基地局装置は、第1の送信部
と、前記第1の送信部よりも小さな送信電力で送信信号
を出力可能な第2の送信部とを備えた無線基地局装置で
あって、前記無線基地局装置と、前記無線基地局装置と
通信する移動局との間の距離を計測する距離計測部と、
前記距離計測部により計測された距離に応じて前記第1
の送信部および前記第2の送信部のうちのいずれかを選
択する送信部選択手段とを有している。
【0020】本発明の無線基地局装置は、第1の送信部
と、前記第1の送信部よりも小さな送信電力で送信信号
を出力可能な第2の送信部とを備えた無線基地局装置で
あって、前記無線基地局装置と通信する移動局において
前記無線基地局装置から出力された信号についての受信
電界強度を計測する電界強度計測部と、前記電界強度計
測部により計測された前記受信電界強度に応じて前記第
1の送信部および前記第2の送信部のうちのいずれかを
選択する送信部選択手段とを有している。
【0021】本発明の無線基地局装置において、前記第
1の送信部には、前記無線基地局装置のサービスエリア
全体をカバー可能な制御チャネルが割り当てられてい
る。
【0022】本発明の無線基地局装置において、前記第
1の送信部および前記第2の送信部には、それぞれ複数
の通話チャネルが割り当てられ、前記第1の送信部およ
び前記第2の送信部の各々に割り当てられた前記通話チ
ャネルの数は、前記第1の送信部および前記第2の送信
部の各送信電力により決定される各々のサービスエリア
の面積と対応して設けられている。
【0023】本発明の無線基地局装置において、前記第
1の送信部および前記第2の送信部は、それぞれ1フレ
ームあたり4つの送信スロットを有し、前記第1の送信
部の前記1フレームに含まれる前記4つの送信スロット
のうち、1つの前記送信スロットに制御チャネルが割り
当てられるとともに、残りの3つの前記送信スロットに
通話チャネルが割り当てられ、前記第2の送信部の前記
1フレームに含まれる前記4つの送信スロットのうち、
3つの前記送信スロットに通話チャネルが割り当てられ
ている。
【0024】本発明のPHS公衆基地局装置は、複数の
アンテナを有し、複数の送信部を1つの筐体内に備え、
1チャネルの制御チャネルおよび6チャネル以上の同時
通話可能な通信チャネルを有するPHS公衆基地局装置
において、前記複数の送信部のうちの一の送信部は、制
御チャネルと複数の通信チャネルを有しかつ定格出力で
送信信号を出力し、前記複数の送信部のうちの他の送信
部は、前記他の送信部が有するチャネルのすべてを通信
チャネルとしかつその出力レベルが前記定格出力より低
く設定されていることを特徴としている。
【0025】本発明の移動通信方法は、高電力で送信信
号を出力する高出力送信部および低電力で送信信号を出
力する低出力送信部とを備えた無線基地局を提供するス
テップと、前記無線基地局と前記無線基地局と通信する
移動局との距離に対応したデータが設定値を超えている
か否かを判定するステップと、前記判定の結果、前記デ
ータが前記設定値を超えているときには前記低出力送信
部から前記送信信号を出力し、前記データが前記設定値
を超えていないときには前記高出力送信部から前記送信
信号を出力するステップとを備えている。
【0026】本発明の移動通信方法は、高電力で送信信
号を出力する高出力送信部および低電力で送信信号を出
力する低出力送信部とを備えた無線基地局を提供するス
テップと、前記無線基地局と前記無線基地局と通信する
移動局との距離に対応したデータが設定値を超えている
か否かを判定するステップと、前記判定の結果、前記デ
ータが前記設定値を超えていないときには前記移動局に
前記高出力送信部から前記送信信号を出力し、前記デー
タが前記設定値を超えているときには前記低出力送信部
に割り当てられた通話チャネルがビジー状態にあるか否
かを判断し、前記判断の結果、ビジー状態でないときに
は、前記低出力送信部から前記移動局に前記送信信号を
出力し、前記ビジー状態であるときには、前記高出力送
信部から前記移動局に前記送信信号を出力するステップ
とを備えている。
【0027】本発明の移動通信方法において、前記デー
タは、前記移動局における前記無線基地局から出力され
た前記送信信号についての受信電界強度に対応したデー
タである。
【0028】
【発明の実施の形態】添付図面を参照して、本発明によ
る無線基地局装置の一実施形態を以下に説明する。本実
施形態は、PHS公衆基地局装置に関するものである。
【0029】図1は、本実施形態のPHS公衆基地局装
置の回路ブロックを示す図である。図2は、本実施形態
のPHS公衆基地局装置のサービスエリアの構成図であ
る。図3は、本実施形態のPHS公衆基地局装置の送信
用スロットの構成を示し、(a)は高出力送信部のスロ
ット構成を示し、(b)は低出力送信部のスロット構成
を示している。図4は、PHSで用いられる4チャネル
TDMA−TDD方式の送受信スロットを説明するため
の図である。
【0030】図1に示すように、本実施形態のPHS公
衆基地局装置は、送信部51,71を2つ備えており、
6ch(チャネル)用のものである。通常、送信部5
1,71が2つある場合は、それらの出力電力は互いに
同じに設定されるが、本実施形態では、1つは高出力の
送信部51とし、もう1つを低出力の送信部71とす
る。
【0031】PHSの通信方式として、4チャネル多重
TDMA−TDD方式が採用される。TDMA−TDD
方式は、PHSに割り当てられた複数の無線キャリアの
各々チャネルを利用して、送信情報と受信情報を交互に
通信するとともに多重伝送する方式である。
【0032】図1に示すように、本実施形態のPHS公
衆基地局装置は、ダイバーシチ機能を有し、2系統の受
信回路(受信部)61,81を有している。また、本実
施形態においては、出力の異なる2種類の出力増幅器
5,20をそれぞれ有する2系統の送信回路(送信部)
51,71を有している。なお、符号2,17は、それ
ぞれアンテナ1,16の送受切換え用スイッチである。
【0033】受信ダイバーシチは、RSSI(rece
ived signal strength indi
cator)の大小によって受信信号をベクトル合成し
て行われる。基地局(CS)から移動局(PS)への送
信については、送信ダイバーシチが採用されている。す
なわち、基地局(CS)から移動局(PS)への送信
は、基地局(CS)から移動局(PS)への「下り」の
電波とその反対の「上り」の電波の周波数が同じである
というTDDの利点、を生かして、移動局(PS)から
の受信信号のRSSIが一番大きいアンテナ1,16か
ら出力される。
【0034】各々の送信系は、ベースバンド回路15
(30)と、変調部7(22)と、直交変調器6(2
1)と、パワーアンプ5(20)と、アンテナ切換えス
イッチ部4(19)と、合成器3(18)とを有してい
る。
【0035】これらの送信系のうち、ベースバンド回路
15、変調部7、直交変調器6、高出力アンプ5は、高
出力送信部51を構成している。また、ベースバンド回
路30、変調部22、直交変調器21、低出力アンプ2
0は、低出力送信部71を構成している。
【0036】ベースバンド回路15(30)では、マイ
クから入力されたアナログ音声信号がデジタル信号に変
換された後、入力信号の誤り訂正符号化、インターリー
ブおよびスクランブルが行われ、送信フレームが生成さ
れる。
【0037】変調部7(22)では、ルートロールオフ
波形整形が行われ、π/4シフトQPSKベースバンド
信号が生成される。変調部7で生成される信号は、π/
4シフトQPSKの同相成分(in−phase ch
annel)と直交成分(quadrature ph
ase channel)の2組のベースバンド変調信
号である。
【0038】前記π/4シフトQPSKベースバンド信
号は、次段の直交変調器6(21)で周波数シンセサイ
ザ回路が作り出す搬送波を変調する。直交変調器6(2
1)は、π/4シフトQPSKの同相成分と直交成分を
入力して中間周波数で合成する。直交変調器6(21)
で変調された変調波は、次段の電力増幅器(パワーアン
プ)5(20)で増幅される。
【0039】直交変調器6,21の各々の次段に設けら
れたパワーアンプ5,20は、増幅率が異なっており、
高出力送信部51に設けられたパワーアンプ5は、20
0mWの送信出力(定格出力)を出力し、低出力送信部
71に設けられたパワーアンプ20は、20mWの送信
出力を出力する。
【0040】アンテナ切換えスイッチ部4,19は、ア
ンテナ切換形の送信ダイバーシチ機能を実現するため
に、各送信部51,71から出力された送信信号を、い
ずれのアンテナ1,16から出力するかを切換えるため
のものである。
【0041】合成器3(18)は、上記の2つの送信部
51,71から出力された2つの信号を、1つのアンテ
ナ(アンテナ1,16のいずれか1つ)から出力するた
めに、前記2つの信号を合成して1つの信号にする。後
述するように、制御チャネルについては常に高出力送信
部51から出力されることから、低出力送信部71から
通信チャネルを送信する場合に、両者の信号を合成する
ためのものである。
【0042】移動局(PS)から基地局(CS)への上
り信号は、合成ダイバーシチ受信のために2系統のアン
テナ1,16の両方で受信される。例えば、アンテナ1
から受信した場合は、以下の通りである。本実施形態の
PHS公衆基地局装置は、無線部(送信部51,71)
を2つ備えていることから、受信信号についても周波数
の異なる2つの信号をアンテナ1から入力する。アンテ
ナ1から入力した上記受信信号は、2つに分岐され、そ
れぞれのRFアンプ(低雑音増幅器)8,23で増幅さ
れる。各RFアンプ8,23は、それぞれ、高周波数
(RF)帯の受信信号を低雑音で増幅する。
【0043】各RFアンプ8,23で増幅された信号
は、それぞれ、ミキサ(周波数変換器)10,25に入
力される。各ミキサ10,25は、各ミキサ10,25
に対応した周波数シンセサイザ回路により生成される固
有のローカル周波数を用いて、前記入力されたRF帯の
信号を中間周波数(IF)帯の信号に変換(ダウンコン
バート)する。これにより、アンテナ1から入力した上
記2つの信号のそれぞれについてダウンコンバートされ
たことになり、2つの所望のIF信号が生成される。
【0044】各ミキサ10,25により、IF帯に変換
された信号は、各リミッタアンプ12,27に入力され
る。各リミッタアンプ12,27は、ゲインが80dB
以上のアンプにて入力信号を飽和増幅させ、余分な振幅
成分をなくしてしまうものである。各リミッタアンプ1
2,27は、入力信号の大小に応じて振幅変動の影響を
受けないように、振幅誤差を吸収するためのものであ
る。
【0045】復調部14(29)では、π/4シフトQ
PSK変調波の復調とダイバーシチ受信の制御が行われ
る。
【0046】ベースバンド回路15(30)では、再生
された受信ベースバンド信号からフレーム同期を確立
し、多重分離、デスクランブル、デインターリーブおよ
び誤り訂正復号が行われる。
【0047】ここでは、アンテナ1から受信した場合に
ついて説明したが、アンテナ16から受信した場合につ
いても上記と同様である。
【0048】前述したように、従来、2つの送信部5
1,71を備えた場合、通常は同じ出力電力の送信部を
備えていた。しかしながら、200mW以上の高出力機
の場合は1つの送信部の消費電力が大きいため、発熱量
が増え、装置の大きさが極端に大きくなってしまう不都
合があった。
【0049】そこで、本実施形態では、1つの送信部5
1を高出力(200mW)送信部、もう1つの送信部7
1を低出力(20mW)送信部とし、片方の送信電力を
下げることにより、PHS公衆基地局装置の全体の消費
電力を下げようとするものである。
【0050】ここで、図4を参照して、PHSで採用さ
れる4チャネル多重TDMA−TDD方式について説明
する。4チャネルのTDMAとは、4つの信号が時間系
列に並んでいること(4バースト)を意味する。すなわ
ち、4チャネルのTDMAにより基地局(CS)では、
1チャネルを制御チャネルとするため、最大3台の移動
局(PS)と同時に送受信することができる。
【0051】ここで、1つのフレーム長は、5msであ
る。1フレームに8スロットが配置されるため、1つの
スロット長は、625μsである。このスロットには、
240ビットのパルスが配置される。
【0052】前述したように、1フレームに送受信で8
スロットが配置されるため、送信用スロットとしては、
4スロットが配置される(図4参照)。基地局(CS)
からは4台の移動局(PS)に対して5ms間の情報が
625μsのバースト信号として所定のタイミングで送
信される。各移動局(PS)は、基地局(CS)からの
信号を受信した時点から2.5ms後に自局の送信情報
を625μsに圧縮、バースト的に送信する。
【0053】ここで、各スロットの内容について説明す
る。スロットには、発着呼制御を目的にすべての通信機
器が共有する制御チャネルと、各通信機器に個別に割り
当てられ、電話などの通信に用いられる通信チャネルと
がある。以下、図4を参照しながら説明する。
【0054】バースト過渡応答時間(R)は、移動局
(PS)のバースト信号の立ち上がりと、立ち下がりの
過渡状態を滑らかにするためのもので、急峻な立ち上が
りにより、他スロットに与える影響を軽減するためのも
のである。スタートシンボル(SS)は移動局(PS)
からのバースト情報の開始を知らせるためのものであ
る。
【0055】プリアンブル(Pre)は、基地局(C
S)と移動局(PS)の通信を可能とするためのタイミ
ング合わせ(ビット同期)を行うためのものである。こ
のプリアンブル(Pre)は、通信開始時に特に重要で
あるため、制御スロットには62ビットという長いもの
が用いられ、通話継続中の通信用スロットでは、短い
(6ビット)のものが用いられる。ユニークワード(U
W)は、特別な符号列を有する信号で、フレーム同期の
確立のために用いられる。他者の信号や雑音の中からこ
の符号を探し出し、これに選択的なフィルタをかけるこ
とにより同期状態を作り出す。CACは、発/着識別及
び報告情報などを示す制御信号である。CRCは、誤り
検出ビットである。CRCは、誤りを検出し、ミューテ
ィング/制御信号の再送を行う。情報ビット(I)は、
伝送する信号(音声または制御信号)に対応している。
ガード時間(G)は、1つの基地局(CS)に対して、
通信する移動局(PS)の精度や基地局(CS)からの
距離の違いによって、基地局(CS)でスロットが重な
らないようにする(誤差吸収用)ためのビットである。
【0056】前述したように、1フレームに送信用スロ
ットは、4スロットある(図4参照)。本実施形態で
は、送信部51,71を2つ有しているため、合計で8
スロット分の送信機能を有している(図3(a),
(b)に示すスロットS0〜スロットS7参照)。
【0057】サービスエリアを拡大するために高出力送
信が必要であるが、8スロット分全てに対し高出力機能
を備えている必要はなく、移動局(PS)が基地局(C
S)の近くにいる場合は低出力で十分である。
【0058】したがって、移動局(PS)の受信電界を
みて、例えばRSSIが40dBμ以上のときは近くに
いると判断し、移動局(PS)に対する送信出力は低く
て十分であるため、この移動局(PS)に対しては20
mWの低出力送信部71を選択し、その系から送信信号
を出すことにする。この場合、受信レベル(RSSI)
は、移動局(PS)からの受信信号から直接検出する。
【0059】逆に、移動局(PS)のRSSIが40d
Bμ以下のときは移動局(PS)が遠くにいると判断
し、この移動局(PS)に対しては、200mWの高出
力送信部51を選択し、その系から送信信号を出力す
る。移動局(PS)が必ずしも遠くにいるとは限らない
ことを利用し、高出力送信部51と低出力送信部71を
使い分けるのである。
【0060】図2および図3を用いてさらに詳細に説明
する。
【0061】移動局(PS)のRSSIから判断して、
図2に示すように、移動局(PS)32がエリアAにい
ると判定したときは、基地局(CS)は20mWの低出
力送信部71を選択し、移動局(PS)33がエリアB
にいると判定したときは、200mWの高出力送信部5
1を選択する。
【0062】図3(a),(b)に示すように、20m
Wの低出力送信部71および200mWの高出力送信部
51には、通信チャネルがそれぞれ3チャネルずつ割当
られる。すなわち、図3(a)に示すように、高出力送
信部51では、4つの送信スロットのうちの3つのスロ
ット(符号スロットS1,S2,S3で示す)に通信チ
ャネルが割り当てられ、残りの1つのスロット(符号ス
ロットS0で示す)に制御用チャネルが割り当てられ
る。図3(b)に示すように、低出力送信部71では、
4つの送信スロットのうちの3つのスロット(符号スロ
ットS4,S5,S6)に通信チャネルが割り当てら
れ、残りの1つのスロットは空きスロットS7となる。
【0063】このとき、エリアAでは、200mWの高
出力送信信号51も使用可能であるため、20mWのチ
ャネルS4,S5,S6がビジーのときは200mWの
送信部チャネルS1,S2,S3も有効とすることが可
能である。したがって、エリアAのときは6チャネルS
1〜S6、エリアBのときは3チャネルS1,S2,S
3が有効となる。
【0064】また、移動局(PS)がエリアAからエリ
アBにまたはエリアBからエリアAに移動(ハンドオー
バ)したときはチャネルの空き具合をみて、20mW送
信部71から200mW送信部51へ、または、200
mW送信部51から20mW送信部71へチャネルを切
り替える機能も有する。
【0065】ここで、エリアBでは、高出力(200m
W)送信部51の3チャネルS1,S2,S3分しか有
効にならないが、下記の理由により通信サービス上ほと
んど影響を受けない。低出力(20mW)送信部71の
エリアAを考えた場合、その有効半径は約200mであ
り、高出力(200mW)送信部51のエリアBを考え
た場合、その有効半径は約300mである。したがっ
て、エリアAの外側のエリアBの面積は約56%、エリ
アAの面積割合が約44%となり、トラフィックの混雑
の可能性から考えると、面積的には約1/2づつである
ため、それぞれに3チャネルづつ割り当てられれば、統
計的には問題ないと考えられる。
【0066】また、低出力(20mW)送信部71のカ
バーするエリアAの面積が狭いため、高出力(200m
W)送信部51のカバーするエリアBの内部の移動局
(PS)に妨害を与えることが無い。
【0067】なお、前記エリアA,Bの各有効半径であ
る約200mないし300mという数値(距離)は、単
なる地理的距離ではなく、電波の伝搬環境が加味された
ものである。たとえば、移動局(PS)が基地局(C
S)に対して地理的に近い距離にあっても、それらの間
に電波の障害物があれば、離れた距離にあるときと同様
に受信電力は弱くなるのでその分、距離を大きく見積も
る必要がある。前述したように、実質的距離は、RSS
I(受信電界強度)により決定される。
【0068】なお、前述したように、制御チャネルにつ
いては、通信サービスの点より常に高出力送信部51か
ら出力し、全エリアA,Bを同時にカバーするものとす
る。機能、実用の面からもこれで十分である。
【0069】したがって、高出力送信部51では3チャ
ネルの通信チャネルS1,S2,S3と1チャネルの制
御チャネルS0を有し、低出力送信部71では3チャネ
ルS4,S5,S6の通信チャネルを有する。制御チャ
ネルS0は、任意の移動局(PS)が受信しているた
め、送信ダイバーシチ動作はせず、固定アンテナ(例え
ば、アンテナ1)から出力される。
【0070】図1に示すように、上記の動作を実現する
ために、合成器3,18と、アンテナ切換えスイッチ
4,19では次のような(1)から(4)の操作が行わ
れる。
【0071】(1)アンテナ1から近いエリアAに送信
する場合 スイッチ19は接点19aと接続する。スイッチ4は接
点4aと接続する。合成器3では、低出力送信部71か
らの通信チャネルS4,S5,S6と高出力送信部51
からの制御チャネルS0とが合成され、アンテナ1から
出力される。
【0072】(2)アンテナ1から遠いエリアBに送信
する場合 スイッチ4は接点4aと接続し、合成器3では何も合成
されること無く、高出力送信部51からの制御チャネル
S0および通信チャネルS1,S2,S3がアンテナ1
から出力される。
【0073】(3)アンテナ16から近いエリアAに送
信する場合 スイッチ19は接点19bと接続する。スイッチ4は接
点4aと接続する。合成器18では何も合成されること
無く、低出力送信部71からの通信チャネルS4,S
5,S6はアンテナ16から、高出力送信部51からの
制御チャネルS0はアンテナ1から、出力される。
【0074】(4)アンテナ16から遠いエリアBに送
信する場合 制御チャネルS0を送信するときは、スイッチ4は接点
4aと接続し、高出力送信部51よりアンテナ1から出
力され、通信チャネルS1,S2,S3を送信するとき
は、スイッチ4は接点4bと接続し、合成器18は何も
合成すること無く高出力送信部51よりアンテナ16か
ら出力される。
【0075】次に、本実施形態の効果について説明す
る。
【0076】例えば200mWの高出力送信部の場合
は、パワーアンプだけで、約15Wの熱を発熱するた
め、これが2つある場合は約30Wの発熱がある。これ
に対して、本実施形態において、1つを200mWの高
出力送信部51、もう1つを20mWの低出力送信部7
1としたときは、200mWの高出力送信部51より約
15Wの発熱、20mWの低出力送信部71からは約
1.7Wであるため、合計16.7Wの発熱となる。し
たがって、200mWの高出力送信部51が2つある場
合に比べ、約56%の発熱量の低減が可能である。
【0077】よって、放熱量が少なくて済むため、装置
自身の大きさを小さくでき、しかも、200mWのパワ
ーアンプ素子を1つで済むため、コスト低減にも貢献で
きる。また、小型化が実現できることから、基地局(C
S)装置の設置形態の自由度を損なうことが無い。
【0078】
【発明の効果】本発明の無線基地局装置によれば、複数
の送信部を備えた無線基地局装置であって、前記無線基
地局装置と通信する移動局の位置に対応するデータに基
づいて、前記複数の送信部の各々を切換えるため、装置
全体としての発熱量を低く抑えることができ、装置の小
型化、コスト低減を実現することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本実施形態のPHS公衆基地局装置の
回路ブロックを示す図である。
【図2】図2は、本実施形態のPHS公衆基地局装置の
サービスエリアの構成図である。
【図3】図3は、本実施形態のPHS公衆基地局装置の
送信用スロットの構成を示し、(a)は高出力送信部の
スロット構成を示し、(b)は低出力送信部のスロット
構成を示している。
【図4】図4は、PHSで用いられる4チャネルTDM
A−TDD方式の送受信スロットを説明するための図で
ある。
【符号の説明】
1:アンテナ 2:アンテナ送受切換え用スイッチ 3:合成器 4:アンテナ切換えスイッチ部 5:高出力パワーアンプ(出力増幅器) 6:直交変調器 7:変調部 8:RFアンプ 9:RFアンプ 10:ミキサ 11:ミキサ 12:リミッタアンプ 13:リミッタアンプ 14:復調部 15:ベースバンド回路 16:アンテナ 17:アンテナ送受切換え用スイッチ 18:合成器 19:アンテナ切換えスイッチ部 20:低出力パワーアンプ(出力増幅器) 21:直交変調器 22:変調部 23:RFアンプ 24:RFアンプ 25:ミキサ 26:ミキサ 27:リミッタアンプ 28:リミッタアンプ 29:復調部 30:ベースバンド回路 31:基地局(CS) 32:移動局(PS) 33:移動局(PS) 34:低出力送信エリア 35:高出力送信エリア 51:送信回路(高出力送信部) 61:受信回路(受信部) 71:送信回路(低出力送信部) 81:受信回路(受信部) R:バースト過渡応答時間(ランプタイム) SS:スタートシンボル Pre:プリアンブル(ビット同期確立用) UW:ユニークワード(フレームの同期をとるためのパ
ターン) CAC:制御信号 CRC:誤り検出ビット I:情報ビット G:ガードビット(ガード時間)
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年7月30日(1999.7.3
0)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】
【課題を解決するための手段】その課題を解決するため
の手段が、下記のように表現される。その表現中の請求
項対応の技術的事項には、括弧()つき、番号、記号等
が添記されている。その番号、記号等は、請求項対応の
技術的事項と実施の複数・形態のうちの少なくとも一つ
の形態の技術的事項との一致・対応関係を明白にしてい
るが、その請求項対応の技術的事項が実施の形態の技術
的事項に限定されることを示すためのものではない。本
発明の無線基地局装置は、第1送信部(51)と、前記
第1送信部(51)は第1の電力で送信信号を出力し、
前記第1送信部(51)には制御チャネルと複数の通信
チャネルが割当てられ、第2送信部(71)と、前記第
2送信部(71)は前記第1の電力より低い電力で送信
信号を出力し、前記第2送信部(71)には、複数の通
信チャネルのみが割当てられ、前記第1送信部(51)
の前記制御チャネルを用いて移動局に制御データを送信
し、前記移動局の位置に対応するデータに基づいて、前
記通信チャネルを前記第1送信部(51)から前記第2
送信部(71)に選択的に切り替える制御部とを具備し
ている。本発明の無線基地局装置において、前記移動局
の位置に対応するデータは、前記移動局における前記無
線基地局装置からの受信電界強度に対応したデータであ
る。本発明の無線基地局装置において、前記第1送信部
(51)、前記第2送信部(71)および前記制御部
は、単一の筐体の内部に設けられている。本発明の無線
基地局装置において、前記第1送信部(51)に割当て
られた前記制御チャネルは、前記無線基地局装置のサー
ビスエリアの全体をカバーしている。本発明のPHS基
地局装置は、定格電力で第1出力信号を出力する第1送
信部(51)と、前記定格電力よりも小さな送信電力で
第2出力信号を出力する第2送信部(71)と、第1お
よび第2アンテナ(1、16)と、前記第1および第2
出力信号を合成して前記第1アンテナ(1)から送信さ
れる第1合成信号を生成可能な第1合成部(3)と、前
記第1および第2出力信号を合成して前記第2アンテナ
(16)から送信される第2合成信号を生成可能な第2
合成部(18)と、前記第1および第2合成部(3、1
8)のいずれか一方に、前記第1および第2出力信号を
導くスイッチング部(4、19)とを備えたPHS基地
局装置であって、前記第1送信部(51)には、制御チ
ャネルと複数の通信チャネルが割当てられ、前記制御チ
ャネルは前記PHS基地局装置と通信する複数の移動局
により共有され、および前記通信チャネルは前記複数の
移動局のそれぞれに個別に割当てられ、前記第2送信部
(71)には、複数の通信チャネルのみが割当てられ、
更に、前記PHS基地局装置は、前記複数の移動局のそ
れぞれの位置に対応するデータに基づいて、前記第1送
信部(51)および前記第2送信部(71)のいずれか
一方に選択的に切り替える制御部を備えている。本発明
のPHS基地局装置は、第1出力信号を出力する第1送
信部(51)と、前記第1送信部(51)よりも小さな
送信電力で第2出力信号を出力する第2送信部(71)
と、第1および第2アンテナ(1、16)と、前記第1
および第2出力信号を合成して前記第1アンテナ(1)
から送信される第1合成信号を生成可能な第1合成部
(3)と、前記第1および第2出力信号を合成して前記
第2アンテナ(16)から送信される第2合成信号を生
成可能な第2合成部(18)と、前記第1および第2合
成部(3、18)のいずれか一方に、前記第1出力信号
を導くように動作する第1スイッチング部(4)と、前
記第1および第2合成部(3、18)のいずれか一方
に、前記第2出力信号を導くように動作する第2スイッ
チング部(19)とを備えたPHS基地局装置であっ
て、前記PHS基地局装置は、更に、前記PHS基地局
装置と通信する移動局において前記PHS基地局装置か
ら出力された信号についての受信電界強度を計測し、前
記計測された受信電界強度を設定値と比較する電界強度
計測比較部と、前記移動局からの受信信号の受信電界強
度に基づいて、送信ダイバーシチを行うべく前記第1お
よび第2アンテナ(1、16)のいずれか一方を、送信
アンテナとして選択する送信アンテナ選択部とを備えて
なり、前記第1送信部(51)には、制御チャネルと複
数の通信チャネルが割当てられ、前記制御チャネルは複
数の前記移動局により共有され、および前記通信チャネ
ルは前記複数の移動局のそれぞれに個別に割当てられ、
前記第2送信部(71)には、複数の通信チャネルのみ
が割当てられ、前記送信アンテナ選択部での選択の結
果、前記第1アンテナ(1)が選択された場合であっ
て、前記電界強度計測比較部での比較の結果、前記受信
電界強度が前記設定値よりも大きいときには、前記第1
および第2スイッチング部(4、19)のそれぞれは、
前記第1および第2出力信号を前記第1合成部(3)に
導くように動作し、前記第1合成部(3)は、前記第2
出力信号の前記通信チャネルと前記第1出力信号の前記
制御チャネルとを合成してなる前記第1合成信号を生成
し、前記第1合成信号は前記第1アンテナ(1)から出
力され、前記送信アンテナ選択部での選択の結果、前記
第1アンテナ(1)が選択された場合であって、前記電
界強度計測比較部での比較の結果、前記受信電界強度が
前記設定値よりも小さいときには、前記第1スイッチン
グ部(4)は前記第1出力信号を前記第1合成部(3)
に導くように動作し、前記第1合成部(3)は、前記第
1出力信号の前記制御チャネルおよび前記通信チャネル
を前記第1合成信号として生成し、前記第1合成信号は
前記第1アンテナ(1)から出力され、前記送信アンテ
ナ選択部での選択の結果、前記第2アンテナ(16)が
選択された場合であって、前記電界強度計測比較部での
比較の結果、前記受信電界強度が前記設定値よりも大き
いときには、前記第1スイッチング部(4)は、前記第
1出力信号を前記第1合成部(3)に導くように動作
し、前記第1合成部(3)は前記第1出力信号の前記制
御チャネルを前記第1合成信号として生成し、前記第1
合成信号は前記第1アンテナ(1)から出力され、且つ
前記第2スイッチング部(19)は、前記第2出力信号
を前記第2合成部(18)に導くように動作し、前記第
2合成部(18)は、前記第2出力信号の前記通信チャ
ネルを前記第2合成信号として生成し、前記第2合成信
号は前記第2アンテナ(16)から出力され、前記送信
アンテナ選択部での選択の結果、前記第2アンテナ(1
6)が選択された場合であって、前記電界強度計測比較
部での比較の結果、前記受信電界強度が前記設定値より
も小さいときには、前記第1スイッチング部(4)は、
前記第1出力信号を前記第1合成部(3)に導くように
動作し、前記第1合成部(3)は前記第1出力信号の前
記制御チャネルを前記第1合成信号として生成し、前記
第1合成信号は前記第1アンテナ(1)から出力され、
且つ第1スイッチング部(4)は、前記第1出力信号を
前記第2合成部(18)に導くように動作し、前記第2
合成部(18)は前記第1出力信号の前記通信チャネル
を前記第2合成信号として生成し、前記第2合成信号は
前記第2アンテナ(16)から出力される。本発明のP
HS基地局装置において、前記第1送信部(51)、前
記第2送信部(71)、前記第1合成部(3)、前記第
2合成部(18)、前記第1スイッチング部(4)、前
記第2スイッチング部(19)、前記電界強度計測比較
部、および前記送信アンテナ選択部は、単一の筐体の内
部に設けられている。本発明のPHS基地局装置におい
て、前記第1送信部(51)に割当てられた前記制御チ
ャネルは、前記PHS基地局装置のサービスエリアの全
体をカバーするものである。本発明のPHS基地局装置
において、前記第1および第2送信部(51、71)の
それぞれに割当てられた前記複数の通信チャネルの数
は、前記第1および第2送信部(51、71)のそれぞ
れの前記送信電力により決定されるそれぞれのサービス
エリアの面積と対応しているものである。本発明のPH
S基地局装置において、前記第1および第2送信部(5
1、71)のそれぞれは、1フレームあたり4つの送信
スロットを有し、前記第1送信部(51)の前記1フレ
ームに含まれる前記4つの送信スロットのうち、1つの
前記送信スロットに前記制御チャネルが割当てられると
ともに、残りの3つの前記送信スロットに前記通信チャ
ネルが割当てられ、前記第2送信部(71)の前記1フ
レームに含まれる前記4つの送信スロットのうち、3つ
の前記送信スロットに前記通信チャネルが割り当てられ
ているものである。本発明のPHS基地局装置におい
て、前記制御部は、前記移動局の位置に対応するデータ
を設定値と比較し、前記比較の結果、前記データが前記
設定値を超えていないときには前記移動局に前記第1送
信部(51)から前記第1出力信号を出力し、前記デー
タが前記設定値を超えているときには前記第2送信部
(71)に割当てられた前記複数の通信チャネルのそれ
ぞれがビジー状態にあるか否かを判断し、前記判断の結
果、前記ビジー状態でないときには、前記第2送信部
(71)から前記移動局に前記第2出力信号を出力し、
前記ビジー状態であるときには、前記第1送信部(5
1)から前記移動局に前記第1出力信号を出力するもの
である。本発明のPHS基地局装置において、前記第2
送信部(71)の前記送信電力は、前記第1送信部(5
1)の前記送信電力の1/10以下である。本発明のP
HS基地局装置において、前記PHS基地局装置は、前
記第1送信部(51)および前記第2送信部(71)の
前記複数の通信チャネルとして、前記複数の移動局との
間で同時通話可能な6チャネルを有している。本発明の
PHS基地局装置において、前記第1送信部(51)
は、前記第1送信部(51)の内部で生成された変調波
信号を増幅する第1電力増幅器(5)を有し、前記第2
送信部(71)は、前記第2送信部(71)の内部で生
成された変調波信号を増幅する第2電力増幅器(20)
を有し、前記第2電力増幅器(20)の発熱量は、前記
第1電力増幅器(5)の発熱量の1/8未満である。
発明の無線基地局装置は、複数の送信部を備えた無線基
地局装置であって、前記無線基地局装置と通信する移動
局の位置に対応するデータに基づいて、前記複数の送信
部の各々を切換えるものである。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の送信部を備えた無線基地局装置で
    あって、 前記無線基地局装置と通信する移動局の位置に対応する
    データに基づいて、前記複数の送信部の各々を切換える
    無線基地局装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の無線基地局装置におい
    て、 前記複数の送信部の各々は、互いに異なる大きさの送信
    電力を出力するように設定されている無線基地局装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の無線基地局装置
    において、 前記移動局の位置に対応する前記データは、前記移動局
    における前記無線基地局装置からの受信電界強度に対応
    したデータである無線基地局装置。
  4. 【請求項4】 請求項1から3のいずれかに記載の無線
    基地局装置において、 前記複数の送信部は、単一の筐体の内部に設けられてい
    る無線基地局装置。
  5. 【請求項5】 請求項1から4のいずれかに記載の無線
    基地局装置において、 前記複数の送信部のうち第1の送信部は、定格電力で送
    信信号を出力するように設定され、 前記複数の送信部のうち第2の送信部は、前記定格電力
    よりも低い電力で送信信号を出力するように設定されて
    いる無線基地局装置。
  6. 【請求項6】 第1の送信部と、 前記第1の送信部よりも小さな送信電力で送信信号を出
    力可能な第2の送信部とを備えた無線基地局装置であっ
    て、 前記無線基地局装置と、前記無線基地局装置と通信する
    移動局との間の距離を計測する距離計測部と、 前記距離計測部により計測された距離に応じて前記第1
    の送信部および前記第2の送信部のうちのいずれかを選
    択する送信部選択手段とを有する無線基地局装置。
  7. 【請求項7】 第1の送信部と、 前記第1の送信部よりも小さな送信電力で送信信号を出
    力可能な第2の送信部とを備えた無線基地局装置であっ
    て、 前記無線基地局装置と通信する移動局において前記無線
    基地局装置から出力された信号についての受信電界強度
    を計測する電界強度計測部と、 前記電界強度計測部により計測された前記受信電界強度
    に応じて前記第1の送信部および前記第2の送信部のう
    ちのいずれかを選択する送信部選択手段とを有する無線
    基地局装置。
  8. 【請求項8】 請求項5から7のいずれかに記載の無線
    基地局装置において、 前記第1の送信部には、前記無線基地局装置のサービス
    エリア全体をカバー可能な制御チャネルが割り当てられ
    ている無線基地局装置。
  9. 【請求項9】 請求項5から8のいずれかに記載の無線
    基地局装置において、 前記第1の送信部および前記第2の送信部には、それぞ
    れ複数の通話チャネルが割り当てられ、 前記第1の送信部および前記第2の送信部の各々に割り
    当てられた前記通話チャネルの数は、前記第1の送信部
    および前記第2の送信部の各送信電力により決定される
    各々のサービスエリアの面積と対応して設けられている
    無線基地局装置。
  10. 【請求項10】 請求項5から9のいずれかに記載の無
    線基地局装置において、 前記第1の送信部および前記第2の送信部は、それぞれ
    1フレームあたり4つの送信スロットを有し、 前記第1の送信部の前記1フレームに含まれる前記4つ
    の送信スロットのうち、1つの前記送信スロットに制御
    チャネルが割り当てられるとともに、残りの3つの前記
    送信スロットに通話チャネルが割り当てられ、 前記第2の送信部の前記1フレームに含まれる前記4つ
    の送信スロットのうち、3つの前記送信スロットに通話
    チャネルが割り当てられている無線基地局装置。
  11. 【請求項11】 複数のアンテナを有し、複数の送信部
    を1つの筐体内に備え、1チャネルの制御チャネルおよ
    び6チャネル以上の同時通話可能な通信チャネルを有す
    るPHS公衆基地局装置において、 前記複数の送信部のうちの一の送信部は、制御チャネル
    と複数の通信チャネルを有しかつ定格出力で送信信号を
    出力し、 前記複数の送信部のうちの他の送信部は、前記他の送信
    部が有するチャネルのすべてを通信チャネルとしかつそ
    の出力レベルが前記定格出力より低く設定されているこ
    とを特徴としたPHS公衆基地局装置。
  12. 【請求項12】 高電力で送信信号を出力する高出力送
    信部および低電力で送信信号を出力する低出力送信部と
    を備えた無線基地局を提供するステップと、 前記無線基地局と前記無線基地局と通信する移動局との
    距離に対応したデータが設定値を超えているか否かを判
    定するステップと、 前記判定の結果、前記データが前記設定値を超えている
    ときには前記低出力送信部から前記送信信号を出力し、
    前記データが前記設定値を超えていないときには前記高
    出力送信部から前記送信信号を出力するステップとを備
    えた移動通信方法。
  13. 【請求項13】 高電力で送信信号を出力する高出力送
    信部および低電力で送信信号を出力する低出力送信部と
    を備えた無線基地局を提供するステップと、 前記無線基地局と前記無線基地局と通信する移動局との
    距離に対応したデータが設定値を超えているか否かを判
    定するステップと、 前記判定の結果、前記データが前記設定値を超えていな
    いときには前記移動局に前記高出力送信部から前記送信
    信号を出力し、前記データが前記設定値を超えていると
    きには前記低出力送信部に割り当てられた通話チャネル
    がビジー状態にあるか否かを判断し、前記判断の結果、
    ビジー状態でないときには、前記低出力送信部から前記
    移動局に前記送信信号を出力し、前記ビジー状態である
    ときには、前記高出力送信部から前記移動局に前記送信
    信号を出力するステップとを備えた移動通信方法。
  14. 【請求項14】 請求項12または13記載の移動通信
    方法において、 前記データは、前記移動局における前記無線基地局から
    出力された前記送信信号についての受信電界強度に対応
    したデータである移動通信方法。
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