JP2000092254A - ファクシミリ装置の制御方法 - Google Patents

ファクシミリ装置の制御方法

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JP2000092254A
JP2000092254A JP10258030A JP25803098A JP2000092254A JP 2000092254 A JP2000092254 A JP 2000092254A JP 10258030 A JP10258030 A JP 10258030A JP 25803098 A JP25803098 A JP 25803098A JP 2000092254 A JP2000092254 A JP 2000092254A
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time
saving mode
cpu
mode
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Hiroshi Maeda
宏 前田
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 省電力機能の効果を向上できるファクシミリ
装置の制御方法を提供することを目的としている。 【解決手段】 本体装置に時刻指定送信モードや時刻指
定親展受信モードの動作が指定されている場合でも、本
体装置を省電力状態にできるとともに、指定された時刻
指定送信モードや時刻指定親展受信モードなどの時刻管
理動作を実行することができるので、省電力機能を有効
に作用することができるという効果を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、装置動作を制御す
るとともに省電力モードへの移行を制御するメインCP
Uと、省電力モード状態において、所定の機器の動作状
態を監視し、省電力解除イベントを検出すると、省電力
モードを解除するサブCPUを備えたファクシミリ装置
の制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ファクシミリ装置は、待機中
の消費電力を低減するいわゆる省電力機能(省電力モー
ド)を備えているものが多い。この省電力機能では、例
えば、送受信動作が一定時間以上継続して実行されなか
った場合、省電力モードを解除するためのイベント検出
にかかる要素(例えば、操作表示部の省電力解除キーの
操作検出回路や、網制御装置の着信検出回路など)以外
の電源を遮断し、消費電力を低減するようにしている。
【0003】そして、操作表示部の省電力解除キーが操
作されるか、あるいは、網制御装置が着信検出すると、
省電力モードを解除し、本体装置に電源を投入して、起
動するようにしている。
【0004】また、本体装置には、動作制御および省電
力モードへの移行を処理するためのメインCPUが設け
られるとともに、省電力モードの解除を制御するための
サブCPUが設けられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来装置では、次のような不具合を生じていた。
【0006】すなわち、ファクシミリ装置の動作モード
として、送信時刻を指定する時刻指定送信モードや、受
信開始時刻を指定する時刻指定親展受信モードなどがあ
り、このような時刻管理を必要とする動作モードが設定
されている場合、サブCPU側では時刻管理処理を行う
ことができないので、メインCPUは省電力モードへ移
行せず、省電力機能の効果が損なわれるという事態を生
じていた。
【0007】なお、かかる不具合を解消するには、サブ
CPU側に時計回路を備え、メインCPUで実行する時
刻指定送信の直前に省電力モードを解除することも考え
られるが、サブCPU側の装置構成が複雑になり、装置
コストが嵩むという不具合を生じる。また、メインCP
Uで使用する時計回路をサブCPUでも共用することも
考えられるが、省電力モード中は電源断される側のメイ
ンCPUと、省電力モード中にも電源が投入されるサブ
CPUとで時計回路を共用するためには、バスバッファ
などの要素を追加する必要があり、装置構成が複雑にな
り、この場合にも、装置コストが嵩むという不具合が生
じる。
【0008】本発明は、かかる実情に鑑みてなされたも
のであり、省電力機能の効果を向上できるファクシミリ
装置の制御方法を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、装置動作を制
御するとともに省電力モードへの移行を制御するメイン
CPUと、省電力モード状態において、所定の機器の動
作状態を監視し、省電力解除イベントを検出すると、省
電力モードを解除するサブCPUを備えたファクシミリ
装置の制御方法において、上記サブCPUは、省電力モ
ードが開始されると、所定のタイマを起動し、そのタイ
マの時動作が終了すると省電力モードを解除するように
したものである。また、前記メインCPUは、省電力モ
ード開始時に、前記サブCPUに対して、待機中の時刻
指定通信動作の開始までの時間に応じた制御信号を出力
し、上記サブCPUは、上記メインCPUから受信した
制御信号に応じて前記タイマの時間を設定する。
【0010】また、前記サブCPUは、前記タイマの計
時が終了して省電力モードが解除された場合には、その
旨をあらわすステータス信号を、省電力モード解除時に
前記メインCPUに出力する。また、前記メインCPU
は、起動時に前記ステータス信号が前記サブCPUより
出力されている場合には、省電力モードへの移行のため
の監視動作を開始する一方、起動時に前記ステータス信
号が前記サブCPUより出力されていない場合には、所
定の初期化処理を実行する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら、
本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0012】図1は、本発明の一実施例にかかるグルー
プ3ファクシミリ装置を示している。
【0013】このグループ3ファクシミリ装置は、グル
ープ3ファクシミリ伝送機能を実現する本体装置FX、
省電力モードの解除を制御する省電力制御部PP、電源
装置PUから発生された電源を省電力制御部PPおよび
本体装置FXへ供給するための電源切換装置PSから構
成されている。
【0014】本体装置FXおいて、CPU(中央処理装
置)1は、このグループ3ファクシミリ装置のメインC
PUであり、本体装置FXの各部の制御処理、および、
ファクシミリ伝送制御手順処理を行うものであり、RO
M(リード・オンリ・メモリ)2は、CPU1が実行す
る制御処理プログラム、および、処理プログラムを実行
するときに必要な各種データなどを記憶するためのもの
であり、RAM(ランダム・アクセス・メモリ)3は、
CPU1のワークエリアを構成するためのものであり、
時計回路4は、現在時刻情報を出力するためのものであ
る。
【0015】スキャナ5は、所定の解像度で原稿画像を
読み取るためのものであり、プロッタ6は、所定の解像
度で画像を記録出力するためのものであり、操作表示部
7は、このファクシミリ装置を操作するためのもので、
各種の操作キー、および、各種の表示器からなる。
【0016】符号化復号化部8は、画信号を符号化圧縮
するとともに、符号化圧縮されている画情報を元の画信
号に復号化するためのものであり、画像蓄積装置9は、
符号化圧縮された状態の画情報を多数記憶するためのも
のである。
【0017】グループ3ファクシミリモデム10は、グ
ループ3ファクシミリのモデム機能を実現するためのも
のであり、伝送手順信号をやりとりするための低速モデ
ム機能(V.21モデム)、および、おもに画情報をや
りとりするための高速モデム機能(V.17モデム、
V.34モデム、V.29モデム、V.27terモデ
ムなど)を備えている。
【0018】網制御装置11は、この本体装置FXを公
衆電話回線網に接続するためのものであり、自動発着信
機能を備えている。
【0019】入出力回路12は、省電力制御部PPへ、
省電力モードの起動信号SC1を出力するものである。
【0020】これらの、システム制御部1、システムメ
モリ2、パラメータメモリ3、時計回路4、スキャナ
5、プロッタ6、操作表示部7、符号化復号化部8、画
像蓄積装置9、グループ3ファクシミリモデム10、網
制御装置11、および、入出力回路11は、内部バス1
2に接続されており、これらの各要素間でのデータのや
りとりは、主としてこの内部バス12を介して行われて
いる。
【0021】また、網制御装置11とグループ3ファク
シミリモデム10との間のデータのやりとりは、直接行
なわれている。
【0022】省電力制御部PPにおいて、CPU21
は、省電力制御部PPの動作を制御するためのものであ
り、このグループ3ファクシミリ装置におけるサブCP
Uを構成する。ROM22は、CPU21が実行する処
理プログラムや、各種データを記憶するためのものであ
り、RAM23は、CPU21のワーク襟などを構成す
るものである。
【0023】プログラマブルタイマ回路24は、計時値
を外部から設定することのできるタイマ回路であり、入
出力回路25は、本体装置FXの入出力回路12から出
力される起動信号SC1、操作表示部7から省電力モー
ド解除キーが操作されたときに出力される信号CC1、
および、網制御装置11から着信検出があったさいに出
力される信号CC2を入力するとともに、電源切換装置
PSの動作を制御する信号を出力するためのものであ
る。
【0024】これらのCPU21、ROM22、RAM
23、プログラマブルタイマ回路24、および、入出力
回路25は、内部バス26に接続され、これらの要素間
のデータのやりとりは、この内部バス26を介して実行
される。
【0025】また、省電力制御部PPは、いわゆるワン
チップコンピュータ装置で構成することができる。
【0026】また、電源切換装置PSは、電源装置PU
から出力される電源から、省電力制御部PPへ供給する
電源SS1、本体装置FXのうち、省電力モード中でも
動作する必要のある要素(操作表示部7の省電力モード
解除キーの操作検出回路、および、網制御装置11の着
信検出回路)に印加される電源SS2、および、省電力
モード中は遮断される電源SS3を形成するとともに、
電源SS3のオンオフを切換えるためのものである。
【0027】以上の構成で、本体装置FXのCPU1
は、省電力モードへの移行条件が成立することを監視し
ており、省電力モードへの移行条件が成立すると、その
移行条件が成立したときから所定時間T1(例えば、3
0分)以内に、時刻指定送信モードや時刻指定親展受信
モードなどの指定時刻が設定されているかどうかを調べ
る。
【0028】そして、移行条件が成立したときから所定
時間T1以内に、時刻指定が設定されているときには、
省電力モードへは移行しない。
【0029】一方、移行条件が成立したときから所定時
間T1以内に、時刻指定が設定されていない場合には、
省電力モードへ移行するために、起動信号SC1をオン
する。
【0030】このようにして、起動信号SC1がオンさ
れると、省電力制御部PPでは、電源切換装置PSによ
り、電源SS3をオフし、本体装置FXを省電力状態へ
と設定する。また、この状態では、電源SS2により駆
動される操作表示部7の省電力モード解除キーの操作検
出回路、および、網制御装置11の着信検出回路は、そ
れぞれ検出動作が可能な状態となっている。
【0031】また、省電力制御部PPでは、プログラマ
ブルタイマ回路24に時間T1に対応した計時値をセッ
トし、プログラマブルタイマ回路24をスタートする。
そして、省電力制御部PPは、その状態で、操作表示部
8の省電力モード解除キーが操作されて信号CC1がオ
ンするか、網制御装置11が着信検出して信号CC2が
オンするか、あるいは、プログラマブルタイマ回路24
がタイムアウトすることを監視する。
【0032】例えば、網制御装置11が着信検出した場
合で、信号CC2がオンすると、省電力制御部PPは、
電源切換装置PSにより本体装置FXに電源SS3を投
入する。
【0033】これにより、本体装置FXの省電力モード
が解除され、本体装置FXは、電源投入時の初期化処理
から動作を開始し、この場合には、着信検出時の通信動
作を実行する。
【0034】また、省電力モードの状態で、省電力制御
部PPのプログラマブルタイマ回路24がタイムアウト
した場合には、省電力制御部PPは、電源切換装置PS
により本体装置FXに電源SS3を投入する。
【0035】これにより、本体装置FXの省電力モード
が解除され、本体装置FXは、電源投入時の初期化処理
から動作を開始し、この場合には、通常の待機状態へと
移行する。
【0036】ここで、本体装置FXの省電力モードへの
移行条件が再度成立すると、上述と同様にして、その移
行条件が成立したときから所定時間T1以内に、時刻指
定送信モードや時刻指定親展受信モードの指定時刻が設
定されているかどうかを調べ、時刻指定が設定されてい
ない場合には、省電力モードへ移行するために、起動信
号SC1をオンする。
【0037】したがって、本体装置FXが長時間待機状
態になっている場合には、本体装置FXは、省電力モー
ドに移行するとともに、省電力モード中は、ほぼ時間T
1毎に再起動される。
【0038】そして、時刻指定送信モードや時刻指定親
展受信モードの指定時刻が設定されている場合には、そ
の指定時刻の直前(最大時間T1前)に再起動されてか
らは、本体装置FXが省電力モードへと移行しないの
で、ユーザにより指定された時刻指定送信モードや時刻
指定親展受信モードの動作を実行することができる。
【0039】図2は、この場合に本体装置FXのCPU
1が実行する省電力モードの処理の一例を示している。
【0040】まず、CPU1は、省電力モードへの移行
条件が成立することを監視しており(判断101のNO
ループ)、省電力モードへの移行条件が成立して判断1
01の結果がYESになると、そのときから所定時間T
1(例えば、30分)以内に、時刻指定送信モードや時
刻指定親展受信モードの指定時刻があるかどうかを調べ
る(判断102)。
【0041】判断102の結果がYESになるときに
は、省電力モードへは移行せず、判断101へ戻る。ま
た、判断102の結果がNOになるときには、省電力モ
ードへ移行するために、省電力制御部PPに出力する起
動信号SC1をオンして(処理103)、判断101へ
と戻る。
【0042】この場合の省電力制御部PPのCPU21
の処理の一例を図3に示す。
【0043】CPU21は、起動信号SC1がオンされ
ることを監視している(判断201のNOループ)。本
体装置FXのCPU1が省電力モードへ移行するために
起動信号SC1をオンされると、判断201の結果がY
ESとなり、それにより、CPU21は、電源切換装置
PSにより、電源SS3を遮断させる(処理202)。
【0044】次いで、時間T1に対応した計時値をプロ
グラマブルタイマ回路24にセットして、プログラマブ
ルタイマ回路24の計時動作を開始させ(処理20
3)、その状態で、操作表示部8の省電力モード解除キ
ーが操作されて信号CC1がオンするか、網制御装置1
1が着信検出して信号CC2がオンするか、あるいは、
プログラマブルタイマ回路24がタイムアウトすること
を監視する(判断204,205,206のNOルー
プ)。
【0045】そして、操作表示部8の省電力モード解除
キーが操作されて信号CC1がオンし、判断204の結
果がYESになると、電源切換装置PSにより、電源S
S3をオンさせ(処理207)、本体装置FXを起動さ
せる。
【0046】また、網制御装置11が着信検出して信号
CC2がオンし、判断205の結果がYESになると、
処理207へ移行し、電源切換装置PSにより、電源S
S3をオンさせ、本体装置FXを起動させる。
【0047】あるいは、プログラマブルタイマ回路24
がタイムアウトし、判断206の結果がYESになる
と、処理207へ移行し、電源切換装置PSにより、電
源SS3をオンさせ、本体装置FXを起動させる。
【0048】このようにして、本実施例では、本体装置
FXに時刻指定送信モードや時刻指定親展受信モードの
動作が指定されている場合でも、本体装置FXを省電力
状態にできるとともに、指定された時刻指定送信モード
や時刻指定親展受信モードなどの時刻管理動作を実行す
ることができるので、省電力機能を有効に作用すること
ができる。
【0049】図4は、本発明の他の実施例にかかるグル
ープ3ファクシミリ装置の一例を示している。なお、同
図において図1と同一部分および相当する部分には、同
一符号を付して、その説明を省略する。
【0050】同図において、本体装置FXの入出力回路
12からは、省電力モードの起動信号SC1と、タイマ
設定信号SC2が省電力制御部PPの入出力回路25に
出力される。
【0051】省電力制御部PPのCPU21は、起動信
号SC1がオンされると、タイマ設定信号SC2の値に
対応したタイマ値をプログラマブルタイマ回路24に設
定し、プログラマブルタイマ回路24をスタートする。
【0052】以上の構成で、本体装置FXのCPU1
は、省電力モードへの移行条件が成立することを監視し
ており、省電力モードへの移行条件が成立すると、その
ときに時刻指定送信モードや時刻指定親展受信モードの
時刻管理動作モードが設定されているかどうかを調べ、
設定されているときには、その移行条件が成立したとき
から指定時刻までの時間に応じた値を、タイマ設定信号
SC2にセットした状態で、起動信号SC1をオンす
る。なお、CPU1は、そのときに時刻管理動作モード
が設定されていない場合には、タイマ設定信号SC2に
Null(ゼロ)値をセットする。
【0053】このようにして、起動信号SC1がオンさ
れると、省電力制御部PPは、電源切換装置PSによ
り、電源SS3をオフし、本体装置FXを省電力状態へ
と設定する。また、この状態では、電源SS2により駆
動される操作表示部7の省電力モード解除キーの操作検
出回路、および、網制御装置11の着信検出回路は、そ
れぞれ検出動作が可能な状態となっている。
【0054】また、省電力制御部PPは、そのときに入
力したタイマ設定信号SC2に対応した計時値をプログ
ラマブルタイマ回路24にセットし、プログラマブルタ
イマ回路24をスタートする。なお、タイマ設定信号S
C2の値がNull値の場合には、プログラマブルタイ
マ回路24は起動しない。
【0055】そして、省電力制御部PPは、その状態
で、操作表示部8の省電力モード解除キーが操作されて
信号CC1がオンするか、網制御装置11が着信検出し
て信号CC2がオンするか、あるいは、プログラマブル
タイマ回路24がタイムアウトすることを監視する。
【0056】例えば、網制御装置11が着信検出した場
合で、信号CC2がオンすると、省電力制御部PPは、
電源切換装置PSにより本体装置FXに電源SS3を投
入する。
【0057】これにより、本体装置FXの省電力モード
が解除され、本体装置FXは、電源投入時の初期化処理
から動作を開始し、この場合には、着信検出時の通信動
作を実行する。
【0058】また、省電力モードの状態で、省電力制御
部PPのプログラマブルタイマ回路24がタイムアウト
した場合には、省電力制御部PPは、電源切換装置PS
により本体装置FXに電源SS3を投入する。
【0059】これにより、本体装置FXの省電力モード
が解除され、本体装置FXは、電源投入時の初期化処理
から動作を開始し、この場合には、通常の待機状態へと
移行する。
【0060】したがって、本体装置FXは、時刻指定送
信モードや時刻指定親展受信モードの指定時刻が設定さ
れている場合には、その指定時刻の直前に再起動される
ので、ユーザにより指定された時刻指定送信モードや時
刻指定親展受信モードの動作を実行することができる。
【0061】図5は、この場合に本体装置FXのCPU
1が実行する省電力モードの処理の一例を示している。
【0062】まず、CPU1は、省電力モードへの移行
条件が成立することを監視しており(判断301のNO
ループ)、省電力モードへの移行条件が成立して判断1
01の結果がYESになると、そのときに時刻指定送信
モードや時刻指定親展受信モードなどの時刻管理動作が
設定されているかどうかを調べる(判断302)。
【0063】判断302の結果がYESになるときに
は、その時刻から時間T3(例えば、120分)までの
間に指定時刻が含まれるかどうかを調べ(判断30
4)、判断304の結果がNOになるときには、その時
刻から時間T2(例えば、60分)までの間に指定時刻
が含まれるかどうかを調べ(判断305)、判断305
の結果がNOになるときには、その時刻から時間T2
(例えば、30分)までの間に指定時刻が含まれるかど
うかを調べる(判断306)。
【0064】そして、判断306の結果がYESになる
ときには、省電力モードへは移行せず、判断301へ戻
る。
【0065】また、判断306の結果がNOになるとき
には、省電力モードへ移行するために、時間T1に対応
する値をタイマ設定信号SC2に設定した状態で(処理
307)、省電力制御部PPに出力する起動信号SC1
をオンして(処理308)、判断301へと戻る。
【0066】また、判断305の結果がNOになるとき
には、時間T2に対応する値をタイマ設定信号SC2に
設定した状態で(処理309)、処理308へ移行し、
省電力制御部PPに出力する起動信号SC1をオンし
て、判断301へと戻る。
【0067】また、判断304の結果がNOになるとき
には、時間T3に対応する値をタイマ設定信号SC2に
設定した状態で(処理310)、処理308へ移行し、
省電力制御部PPに出力する起動信号SC1をオンし
て、判断301へと戻る。
【0068】この場合の省電力制御部PPのCPU21
の処理の一例を図6に示す。
【0069】CPU21は、起動信号SC1がオンされ
ることを監視している(判断401のNOループ)。本
体装置FXのCPU1が省電力モードへ移行するために
起動信号SC1をオンされると、判断401の結果がY
ESとなり、それにより、CPU21は、電源切換装置
PSにより、電源SS3を遮断させる(処理402)。
【0070】次いで、そのときに入力したタイマ設定信
号SC2の値に対応した計時値をプログラマブルタイマ
回路24にセットして、プログラマブルタイマ回路24
の計時動作を開始させ(処理403)、その状態で、操
作表示部8の省電力モード解除キーが操作されて信号C
C1がオンするか、網制御装置11が着信検出して信号
CC2がオンするか、あるいは、プログラマブルタイマ
回路24がタイムアウトすることを監視する(判断40
4,405,406のNOループ)。
【0071】そして、操作表示部8の省電力モード解除
キーが操作されて信号CC1がオンし、判断404の結
果がYESになると、電源切換装置PSにより、電源S
S3をオンさせ(処理407)、本体装置FXを起動さ
せる。
【0072】また、網制御装置11が着信検出して信号
CC2がオンし、判断405の結果がYESになると、
処理407へ移行し、電源切換装置PSにより、電源S
S3をオンさせ、本体装置FXを起動させる。
【0073】あるいは、プログラマブルタイマ回路24
がタイムアウトし、判断406の結果がYESになる
と、処理407へ移行し、電源切換装置PSにより、電
源SS3をオンさせ、本体装置FXを起動させる。
【0074】なお、処理403において、タイマ設定信
号SC2の値がNull値の場合には、プログラマブル
タイマ回路24の計時値には「0」がセットされるの
で、この場合、処理403でプログラマブルタイマ回路
24が起動されても、プログラマブルタイマ回路24
は、計時動作を行わない。すなわち、この場合には、プ
ログラマブルタイマ回路24がタイムアウトすることは
ない。
【0075】ここで、本実施例の場合には、省電力モー
ドへの移行条件が成立してから、時刻管理動作の指定時
刻までの時間が長時間である場合には、タイマ設定信号
SC2には最大値である時間T3に対応した値がセット
され、最初の省電力モードは、時間T3後に解除され
る。
【0076】そして、この場合の再起動時に省電力モー
ドへの移行条件が再度成立すると、その時点から指定時
刻までの時間に対応した値がタイマ設定信号SC2へ設
定されるので、時刻管理動作の設定時刻に応じて、省電
力モードが解除され、本体装置FXの時刻管理動作が適
切に行われることとなる。
【0077】このようにして、本実施例では、本体装置
FXに時刻指定送信モードや時刻指定親展受信モードの
動作が指定されている場合でも、本体装置FXを省電力
状態にできるとともに、指定された時刻指定送信モード
や時刻指定親展受信モードなどの時刻管理動作を実行す
ることができるので、省電力機能を有効に作用すること
ができる。
【0078】図7は、本発明のさらに他の実施例にかか
るグループ3ファクシミリ装置の一例を示している。な
お、同図において図1と同一部分および相当する部分に
は、同一符号を付して、その説明を省略する。
【0079】同図において、省電力制御部PPの入出力
部25からは、省電力モードが、プログラマブルタイマ
回路24のタイムアウトが原因となって解除されたこと
を通知するステータス信号SC3が出力されて、本体装
置FXの入出力回路12へと加えられている。
【0080】以上の構成で、本体装置FXのCPU1
は、省電力モードへの移行条件が成立することを監視し
ており、省電力モードへの移行条件が成立すると、その
移行条件が成立したときから所定時間T1(例えば、3
0分)以内に、時刻指定送信モードや時刻指定親展受信
モードなどの指定時刻が設定されているかどうかを調べ
る。
【0081】そして、移行条件が成立したときから所定
時間T1以内に、時刻指定が設定されているときには、
省電力モードへは移行しない。
【0082】一方、移行条件が成立したときから所定時
間T1以内に、時刻指定が設定されていない場合には、
省電力モードへ移行するために、起動信号SC1をオン
する。
【0083】このようにして、起動信号SC1がオンさ
れると、省電力制御部PPでは、電源切換装置PSによ
り、電源SS3をオフし、本体装置FXを省電力状態へ
と設定する。また、この状態では、電源SS2により駆
動される操作表示部7の省電力モード解除キーの操作検
出回路、および、網制御装置11の着信検出回路は、そ
れぞれ検出動作が可能な状態となっている。
【0084】また、省電力制御部PPでは、プログラマ
ブルタイマ回路24に時間T1に対応した計時値をセッ
トし、プログラマブルタイマ回路24をスタートする。
そして、省電力制御部PPは、その状態で、操作表示部
8の省電力モード解除キーが操作されて信号CC1がオ
ンするか、網制御装置11が着信検出して信号CC2が
オンするか、あるいは、プログラマブルタイマ回路24
がタイムアウトすることを監視する。
【0085】例えば、網制御装置11が着信検出した場
合で、信号CC2がオンすると、省電力制御部PPは、
電源切換装置PSにより本体装置FXに電源SS3を投
入する。
【0086】これにより、本体装置FXの省電力モード
が解除され、本体装置FXは、電源投入時の初期化処理
から動作を開始し、この場合には、着信検出時の通信動
作を実行する。
【0087】また、省電力モードの状態で、省電力制御
部PPのプログラマブルタイマ回路24がタイムアウト
した場合には、省電力制御部PPは、ステータス信号S
C3をオンした状態で、電源切換装置PSにより本体装
置FXに電源SS3を投入する。
【0088】これにより、本体装置FXが起動される
が、この場合には、ステータス信号SC3がオンされて
いるので、本体装置FXは、通常の初期化処理を実行す
る前の段階で、その時点から所定時間T1以内に、時刻
指定送信モードや時刻指定親展受信モードの指定時刻が
設定されているかどうかを調べ、時刻指定が設定されて
いない場合には、省電力モードへ移行するために、起動
信号SC1をオンし、その後に、初期化処理を実行す
る。
【0089】したがって、本体装置FXが長時間待機状
態になっている場合には、本体装置FXは、省電力モー
ドに移行するとともに、省電力モード中は、ほぼ時間T
1毎に再起動され、その再起動直後に省電力モードへ移
行する。
【0090】そして、時刻指定送信モードや時刻指定親
展受信モードの指定時刻が設定されている場合には、そ
の指定時刻の直前(最大時間T1前)に再起動されてか
らは、本体装置FXが省電力モードへと移行しないの
で、ユーザにより指定された時刻指定送信モードや時刻
指定親展受信モードの動作を実行することができる。
【0091】また、この場合、省電力モード中に再起動
されたときに、時間T1以内に指定時刻がない場合に
は、起動直後に省電力モードへと戻るので、省電力効果
がより高くなる。
【0092】図8は、この場合に本体装置FXのCPU
1が実行する起動時の処理の一例を示している。なお、
この場合にも、本体装置FXのCPU1は、図1と同様
の省電力モードの処理を実行する。
【0093】まず、CPU1は、入出力回路12のステ
ータス信号SC3を入力し、ステータス信号SC3がオ
ンしているかどうかを調べる(判断501)。判断50
1の結果がYESになるときには、そのときから所定時
間T1以内に、時刻指定送信モードや時刻指定親展受信
モードの指定時刻があるかどうかを調べる(判断50
2)。
【0094】この判断502の結果がNOになるときに
は、省電力モードへ移行するために、省電力制御部PP
に出力する起動信号SC1をオンして(処理503)、
通常の初期化処理を実行し(処理504)、それ以降の
処理を実行する。
【0095】また、判断502の結果がYESになると
きには、省電力モードへは移行せず、処理504へ移行
して、通常の初期化処理を実行し、それ以降の処理へ移
行する。
【0096】また、判断501の結果がNOになるとき
には、処理504へ移行して、通常の初期化処理を実行
し、それ以降の処理へ移行する。
【0097】この場合の省電力制御部PPのCPU21
の処理の一例を図9に示す。
【0098】CPU21は、起動信号SC1がオンされ
ることを監視している(判断601のNOループ)。本
体装置FXのCPU1が省電力モードへ移行するために
起動信号SC1をオンすると、判断601の結果がYE
Sとなり、それにより、CPU21は、電源切換装置P
Sにより電源SS3を遮断させる(処理602)。
【0099】次いで、時間T1に対応した計時値をプロ
グラマブルタイマ回路24にセットして、プログラマブ
ルタイマ回路24の計時動作を開始させ(処理60
3)、その状態で、操作表示部8の省電力モード解除キ
ーが操作されて信号CC1がオンするか、網制御装置1
1が着信検出して信号CC2がオンするか、あるいは、
プログラマブルタイマ回路24がタイムアウトすること
を監視する(判断604,605,606のNOルー
プ)。
【0100】そして、プログラマブルタイマ回路24が
タイムアウトし、判断606の結果がYESになると、
ステータス信号SC3をオンし(処理607)、電源切
換装置PSにより、電源SS3をオンさせ(処理60
8)、本体装置FXを起動させる。
【0101】また、操作表示部8の省電力モード解除キ
ーが操作されて信号CC1がオンし、判断604の結果
がYESになると、処理607へ移行し、電源切換装置
PSにより、電源SS3をオンさせ、本体装置FXを起
動させる。
【0102】また、網制御装置11が着信検出して信号
CC2がオンし、判断605の結果がYESになると、
処理607へ移行し、電源切換装置PSにより、電源S
S3をオンさせ、本体装置FXを起動させる。
【0103】このようにして、本実施例では、本体装置
FXに時刻指定送信モードや時刻指定親展受信モードの
動作が指定されている場合でも、本体装置FXを省電力
状態にできるとともに、指定された時刻指定送信モード
や時刻指定親展受信モードなどの時刻管理動作を実行す
ることができるので、省電力機能を有効に作用すること
ができる。また、この場合、省電力モード中に再起動さ
れたときに、時間T1以内に指定時刻がない場合には、
起動直後に省電力モードへと戻るので、省電力効果がよ
り高くなる。
【0104】図10は、本発明のさらに他の実施例にか
かるグループ3ファクシミリ装置の一例を示している。
なお、同図において図1と同一部分および相当する部分
には、同一符号を付して、その説明を省略する。
【0105】同図において、本体装置FXの入出力回路
12からは、省電力モードの起動信号SC1と、タイマ
設定信号SC2が省電力制御部PPの入出力回路25に
出力される。
【0106】また、省電力制御部PPの入出力部25か
らは、省電力モードが、プログラマブルタイマ回路24
のタイムアウトが原因となって解除されたことを通知す
るステータス信号SC3が出力されて、本体装置FXの
入出力回路12へと加えられている。
【0107】以上の構成で、本体装置FXのCPU1
は、省電力モードへの移行条件が成立することを監視し
ており、省電力モードへの移行条件が成立すると、その
ときに時刻指定送信モードや時刻指定親展受信モードの
時刻管理動作モードが設定されているかどうかを調べ、
設定されているときには、その移行条件が成立したとき
から指定時刻までの時間に応じた値を、タイマ設定信号
SC2にセットした状態で、起動信号SC1をオンす
る。なお、CPU1は、そのときに時刻管理動作モード
が設定されていない場合には、タイマ設定信号SC2に
Null(ゼロ)値をセットする。
【0108】このようにして、起動信号SC1がオンさ
れると、省電力制御部PPは、電源切換装置PSによ
り、電源SS3をオフし、本体装置FXを省電力状態へ
と設定する。また、この状態では、電源SS2により駆
動される操作表示部7の省電力モード解除キーの操作検
出回路、および、網制御装置11の着信検出回路は、そ
れぞれ検出動作が可能な状態となっている。
【0109】また、省電力制御部PPは、そのときに入
力したタイマ設定信号SC2に対応した計時値をプログ
ラマブルタイマ回路24にセットし、プログラマブルタ
イマ回路24をスタートする。なお、タイマ設定信号S
C2の値がNull値の場合には、プログラマブルタイ
マ回路24は起動しない。
【0110】そして、省電力制御部PPは、その状態
で、操作表示部8の省電力モード解除キーが操作されて
信号CC1がオンするか、網制御装置11が着信検出し
て信号CC2がオンするか、あるいは、プログラマブル
タイマ回路24がタイムアウトすることを監視する。
【0111】例えば、網制御装置11が着信検出した場
合で、信号CC2がオンすると、省電力制御部PPは、
電源切換装置PSにより本体装置FXに電源SS3を投
入する。
【0112】これにより、本体装置FXの省電力モード
が解除され、本体装置FXは、電源投入時の初期化処理
から動作を開始し、この場合には、着信検出時の通信動
作を実行する。
【0113】また、省電力モードの状態で、省電力制御
部PPのプログラマブルタイマ回路24がタイムアウト
した場合には、省電力制御部PPは、ステータス信号S
C3をオンした状態で、電源切換装置PSにより本体装
置FXに電源SS3を投入する。
【0114】これにより、本体装置FXが起動される
が、この場合には、ステータス信号SC3がオンされて
いるので、本体装置FXは、通常の初期化処理を実行す
る前の段階で、その起動時から指定時刻までの時間がご
く短い場合以外には、起動時から指定時刻までの時間に
応じた値を、タイマ設定信号SC2にセットした状態
で、省電力モードへ移行するために、起動信号SC1を
オンし、その後に、初期化処理を実行する。
【0115】また、起動時にステータス信号SC3がオ
ンされており、かつ、起動時から指定時刻までの時間が
ごく短い場合には、省電力モードへは移行せず、通常の
初期化処理を実行し、それ以降の処理へ移行する。
【0116】したがって、本体装置FXは、時刻指定送
信モードや時刻指定親展受信モードの指定時刻が設定さ
れている場合には、その指定時刻の直前に再起動される
ので、ユーザにより指定された時刻指定送信モードや時
刻指定親展受信モードの動作を実行することができる。
【0117】図11は、この場合に本体装置FXのCP
U1が起動時に実行する処理の一例を示している。な
お、この場合でも、本体装置FXのCPU1は、図5に
示したと同様な省電力モードの処理を実行する。
【0118】まず、CPU1は、入出力回路12のステ
ータス信号SC3を入力し、ステータス信号SC3がオ
ンしているかどうかを調べる(判断701)。判断70
1の結果がYESになるときには、そのときに時刻指定
送信モードや時刻指定親展受信モードなどの時刻管理動
作が設定されているかどうかを調べる(判断702)。
【0119】判断702の結果がYESになるときに
は、その時刻から時間T3(例えば、120分)までの
間に指定時刻が含まれるかどうかを調べ(判断70
3)、判断703の結果がNOになるときには、その時
刻から時間T2(例えば、60分)までの間に指定時刻
が含まれるかどうかを調べ(判断704)、判断704
の結果がNOになるときには、その時刻から時間T2
(例えば、30分)までの間に指定時刻が含まれるかど
うかを調べる(判断705)。
【0120】ここで、判断705の結果がNOになると
きには、省電力モードへ移行するために、時間T1に対
応する値をタイマ設定信号SC2に設定した状態で(処
理706)、省電力制御部PPに出力する起動信号SC
1をオンして(処理707)、通常の初期化処理を実行
し(処理708)、それ以降の処理を実行する。
【0121】また、判断704の結果がNOになるとき
には、時間T2に対応する値をタイマ設定信号SC2に
設定した状態で(処理709)、処理707へ移行し、
省電力制御部PPに出力する起動信号SC1をオンし
て、それ以降の処理を実行する。
【0122】また、判断703の結果がNOになるとき
には、時間T3に対応する値をタイマ設定信号SC2に
設定した状態で(処理710)、処理707へ移行し、
省電力制御部PPに出力する起動信号SC1をオンし
て、それ以降の処理を実行する。
【0123】また、起動時にステータス信号SC3がオ
ンしていない場合で、判断701の結果がNOになると
きには、処理708へ移行し、通常の初期化処理を実行
して、それ以降の処理を実行する。
【0124】この場合の省電力制御部PPのCPU21
の処理の一例を図12に示す。
【0125】CPU21は、起動信号SC1がオンされ
ることを監視している(判断801のNOループ)。本
体装置FXのCPU1が省電力モードへ移行するために
起動信号SC1をオンされると、判断801の結果がY
ESとなり、それにより、CPU21は、電源切換装置
PSにより、電源SS3を遮断させる(処理802)。
【0126】次いで、そのときに入力したタイマ設定信
号SC2の値に対応した計時値をプログラマブルタイマ
回路24にセットして、プログラマブルタイマ回路24
の計時動作を開始させ(処理803)、その状態で、操
作表示部8の省電力モード解除キーが操作されて信号C
C1がオンするか、網制御装置11が着信検出して信号
CC2がオンするか、あるいは、プログラマブルタイマ
回路24がタイムアウトすることを監視する(判断80
4,805,806のNOループ)。
【0127】そして、プログラマブルタイマ回路24が
タイムアウトし、判断806の結果がYESになると、
ステータス信号SC3をオンし(処理807)、電源切
換装置PSにより、電源SS3をオンさせ(処理80
8)、本体装置FXを起動させる。
【0128】また、操作表示部8の省電力モード解除キ
ーが操作されて信号CC1がオンし、判断804の結果
がYESになると、処理808へ移行し、電源切換装置
PSにより、電源SS3をオンさせ、本体装置FXを起
動させる。
【0129】また、網制御装置11が着信検出して信号
CC2がオンし、判断805の結果がYESになると、
処理808へ移行し、電源切換装置PSにより、電源S
S3をオンさせ、本体装置FXを起動させる。
【0130】なお、処理803において、タイマ設定信
号SC2の値がNull値の場合には、プログラマブル
タイマ回路24の計時値には「0」がセットされるの
で、この場合、処理803でプログラマブルタイマ回路
24が起動されても、プログラマブルタイマ回路24
は、計時動作を行わない。すなわち、この場合には、プ
ログラマブルタイマ回路24がタイムアウトすることは
ない。
【0131】このようにして、本実施例では、本体装置
FXに時刻指定送信モードや時刻指定親展受信モードの
動作が指定されている場合でも、本体装置FXを省電力
状態にできるとともに、指定された時刻指定送信モード
や時刻指定親展受信モードなどの時刻管理動作を実行す
ることができるので、省電力機能を有効に作用すること
ができる。また、この場合、省電力モード中に再起動さ
れたときに、時間T1以内に指定時刻がない場合には、
起動直後に省電力モードへと戻るので、省電力効果がよ
り高くなる。
【0132】なお、上述した実施例では、グループ3フ
ァクシミリ装置に対して本発明を適用した場合について
説明したが、グループ4ファクシミリ装置に対しても、
本発明を適用することができる。
【0133】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
本体装置に時刻指定送信モードや時刻指定親展受信モー
ドの動作が指定されている場合でも、本体装置を省電力
状態にできるとともに、指定された時刻指定送信モード
や時刻指定親展受信モードなどの時刻管理動作を実行す
ることができるので、省電力機能を有効に作用すること
ができるという効果を得る。
【0134】また、省電力モード中に再起動されたとき
に、所定時間以内に指定時刻がない場合には、起動直後
に省電力モードへと戻るので、省電力効果がより高くな
るという効果も得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかるグループ3ファクシ
ミリ装置の構成例を示したブロック図。
【図2】本体装置FXのCPU1が実行する省電力モー
ドの処理の一例を示したフローチャート。
【図3】省電力制御部PPのCPU21の処理の一例を
示したフローチャート。
【図4】本発明の他の実施例にかかるグループ3ファク
シミリ装置の構成例を示したブロック図。
【図5】本体装置FXのCPU1が実行する省電力モー
ドの処理の他の例を示したフローチャート。
【図6】省電力制御部PPのCPU21の処理の他の例
を示したフローチャート。
【図7】本発明のさらに他の実施例にかかるグループ3
ファクシミリ装置の構成例を示したブロック図。
【図8】本体装置FXのCPU1が起動時に実行する処
理の一例を示したフローチャート。
【図9】省電力制御部PPのCPU21の処理のさらに
他の例を示したフローチャート。
【図10】本発明のさらに他の実施例にかかるグループ
3ファクシミリ装置の構成例を示したブロック図。
【図11】本体装置FXのCPU1が起動時に実行する
処理の他の例を示したフローチャート。
【図12】省電力制御部PPのCPU21の処理のまた
さらに他の例を示したフローチャート。
【符号の説明】
FX ファクシミリ装置 PP 省電力制御部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置動作を制御するとともに省電力モー
    ドへの移行を制御するメインCPUと、省電力モード状
    態において、所定の機器の動作状態を監視し、省電力解
    除イベントを検出すると、省電力モードを解除するサブ
    CPUを備えたファクシミリ装置の制御方法において、 上記サブCPUは、省電力モードが開始されると、所定
    のタイマを起動し、そのタイマの時動作が終了すると省
    電力モードを解除することを特徴とするファクシミリ装
    置の制御方法。
  2. 【請求項2】 前記メインCPUは、省電力モード開始
    時に、前記サブCPUに対して、待機中の時刻指定通信
    動作の開始までの時間に応じた制御信号を出力し、 上記サブCPUは、上記メインCPUから受信した制御
    信号に応じて前記タイマの時間を設定することを特徴と
    する請求項1記載のファクシミリ装置の制御方法。
  3. 【請求項3】 前記サブCPUは、前記タイマの計時が
    終了して省電力モードが解除された場合には、その旨を
    あらわすステータス信号を、省電力モード解除時に前記
    メインCPUに出力することを特徴とする請求項1また
    は請求項2記載のファクシミリ装置の制御方法。
  4. 【請求項4】 前記メインCPUは、起動時に前記ステ
    ータス信号が前記サブCPUより出力されている場合に
    は、省電力モードへの移行のための監視動作を開始する
    一方、 起動時に前記ステータス信号が前記サブCPUより出力
    されていない場合には、所定の初期化処理を実行するこ
    とを特徴とする請求項3記載のファクシミリ装置の制御
    方法。
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