JP2000090399A - 駐車場管理システム - Google Patents

駐車場管理システム

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Publication number
JP2000090399A
JP2000090399A JP10254894A JP25489498A JP2000090399A JP 2000090399 A JP2000090399 A JP 2000090399A JP 10254894 A JP10254894 A JP 10254894A JP 25489498 A JP25489498 A JP 25489498A JP 2000090399 A JP2000090399 A JP 2000090399A
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JP
Japan
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vehicle
parking
candidate
block
management system
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Application number
JP10254894A
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English (en)
Inventor
Mototsugu Yagi
基次 八木
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Shinmaywa Industries Ltd
Original Assignee
Shin Meiva Industry Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 駐車券を紛失した場合にも、比較的短時間で
該当車両を特定し得る駐車場管理システムを提供する。 【解決手段】 ブロック71に於ける手がかりがあるか
否かが確認に基づき、ブロック72で入力されたデータ
に基づいて検索が行われ、ブロック74で複数の候補車
両がリストとして表示される。次に、ブロック76に示
す頁操作により、該当車両が表示されるまで候補車両が
表示され、ブロック79では画像検索を行うかが決定さ
れる。画像検索を行う場合には、候補車両の車像が表示
される。次に、ブロック82に示す頁操作により、該当
車両の車像が表示されるまで候補車両の車像が表示さ
れ、該当車両がある場合にはブロック85でその車両が
選定され、ブロック86で選定した車両の車像を含む駐
車データの詳細情報が表示される。最終的に選定された
候補車両は、1つだけに絞り込まれて大きく表示され、
これによって該当車両か否かの確認を容易に行うことが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、機械式駐車場に於
ける駐車場管理システムに関し、より詳細には、駐車券
の紛失等により通常の手段による出庫ができない場合
に、駐車データに基づいて出庫できるようにした駐車場
管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、駐車券を用いた駐車場に於い
ては、入庫時刻、車両の位置情報等を記入した駐車券を
発行し、出庫の際にはこの駐車券をもとにして、目的と
する車両を特定するシステムが使用されている。このよ
うなシステムを使用すれば、多数の車両の中から該当車
両を迅速に探し出すことができるという利点がある。
【0003】このシステムでは、駐車券を紛失した場
合、容易に該当車両を特定することができなくなるとい
う欠点がある。このような欠点を解決するものとして、
入庫の際に撮像した車両の画像を録画しておき、紛失等
により駐車券が使えない場合には、入庫時刻により候補
の車両の画像を表示し、その中から該当する車両を探し
出すシステムが知られている(特開昭61−28140
0号公報)。また、入庫の際にナンバープレートの車両
番号を記録しておき、紛失等により駐車券が使えない場
合にはこの車両番号をもとに車両の画像を表示し、出庫
を可能とするシステムも知られている(特開平7−91
092号公報)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
のシステムでは、入庫時刻もナンバープレートの車両番
号もはっきり覚えていない場合には、適当な入庫時刻や
車両番号を入力して車両の画像を呼び出し、該当車両が
見つかるまでこれを繰り返すという手段を採らざるを得
なかった。このようなシステムでは、該当車両を探し出
すのに長時間を要し、特に規模の大きな駐車場に於いて
はその多大な時間を要するという問題点を有していた。
【0005】本発明はこのような従来のシステムの問題
点を解決するものであり、本発明の目的は、駐車券を紛
失した場合にも、比較的短時間で該当車両を特定するこ
とができる駐車場管理システムを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の駐車場管理シス
テムは、多数の格納スペースに格納されて管理される車
両の中から、発行される駐車券に付された駐車券識別情
報、入庫車両の入庫時刻、入庫車両の車像、入庫車両の
車両番号及び入庫車両を格納する格納スペースの位置情
報を有する駐車データに基づいて候補車両を選定し、こ
の候補車両の中から目的とする車両を該当車両として特
定する駐車場管理システムである。このシステムは、入
庫車両の車像を撮像する車像撮像手段と、入庫車両に対
して空の格納スペースの位置情報を発行する位置情報発
行部と、該車像撮像手段で撮像された車像、前記駐車券
識別情報、入庫車両の入庫時刻、入庫車両の車両番号及
び入庫車両を格納する格納スペースの位置情報を前記駐
車データとして記憶する記憶部と、前記記憶部に於いて
前記駐車データの検索を行う検索手段と、前記駐車券を
利用することができない場合に、前記駐車データに基づ
き前記検索手段を用いて前記記憶部を検索することによ
り、前記記憶部に記憶されている車両から複数の候補と
なる車両を選定して候補車両として表示する候補選定表
示手段と、該候補選定表示手段により選定されて表示さ
れている候補車両の中から該当車両を特定する入庫車両
特定手段とを備えたことを特徴とする。
【0007】ここで、駐車券識別情報としては、以下の
説明で便宜上、駐車券番号として例示するが、その他と
して、例えば駐車券の全部又は一部に着色を施したもの
や、文字、記号、マーク等が挙げられ、駐車券識別情報
はこれらを総称するものである。
【0008】また、入庫車両を格納する格納スペース及
びその位置情報としては、以下の説明で便宜上、それぞ
れ車室及び車室番号として例示するが、例えば車両をパ
レットごと格納する方式の駐車場に於いてはパレット番
号で格納位置を管理することも可能であり、このような
場合には、パレット及びパレット番号がそれぞれ格納ス
ペース及びその位置情報として用いてもよい。
【0009】本発明のシステムでは、上記のように複数
の候補車両が表示されるので、短い時間で該当車両を特
定することができる。
【0010】また、前記検索手段は、前記記憶部の検索
に際し、曖昧検索を行う構成とすることもできる。ここ
で、曖昧検索とは、駐車データの記憶が不完全な場合
に、その不完全なままの駐車データを用いて検索を行う
ことをいい、例えば、駐車券識別情報、車両番号及び位
置情報の場合はこれらの番号の一部分のみを用いて検索
することをいい、入庫時刻の場合は大体の時間又は時刻
の範囲で検索を行うことをいう。このような曖昧検索に
より、かすかな記憶であっても、該当車両を特定するこ
とができるという利点がある。
【0011】更に、前記候補選定表示手段は、表示した
候補車両の候補の中に該当車両が見当たらない場合に、
前記検索手段を用いて次の候補車両を選定して表示する
次候補選定表示動作を行い、該次候補選定表示動作を該
当車両が特定されるまで繰り返すように構成することが
でき、短い時間で該当車両を特定することができる。
【0012】また、候補選定表示手段は、前記駐車デー
タのうちの2以上のデータに基づき前記検索手段を用い
て前記記憶部を検索する構成とすることもできるので、
該当車両の検索に要する時間を短縮することができる。
【0013】更に、前記候補選定表示手段は、複数の候
補車両を選定して表示するように構成することができ、
該当車両を短時間で特定することが可能となる。
【0014】更に、前記候補選定表示手段は、前記複数
の候補車両の中から更に候補車両を選定して表示する絞
り込み機能を有する構成とすることができる。この構成
により、該当車両を容易に確認することができる。
【0015】加えて、本発明の駐車場管理システムで
は、前記候補選定表示手段は、候補車両の表示に際し、
該候補車両の車像を表示する構成とすることができ、視
覚的に該当車両を探し出すことが可能となる。
【0016】また、本発明の駐車場管理システムは、入
庫車両のナンバープレートを撮像する車両番号撮像手段
と、車両番号撮像手段で撮像されたナンバープレートの
画像を数値化処理することにより、前記入庫車両の車両
番号を得るとともに前記記憶部に出力する数値化処理手
段とを更に備えた構成とすることができる。この構成に
より、入庫する車両のナンバープレートの車両番号をわ
ざわざ人手で入力することなく、記憶部への車両番号の
入力を自動的に行うことができる。
【0017】更に、本発明は、駐車券に付された駐車券
識別情報に代えて、暗証番号を用いて管理を行う駐車場
管理システムにも適用することができる。ここで、暗証
番号とは、例えば、契約駐車場などでその利用者を識別
するために用いられるものであり、例えば入庫時にキ
ー、磁気カード等により入力されるものである。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に従って説明する。図1は本実施態様の駐車場管理シス
テムの概略構成を示す斜視図であり、図2は図1の入庫
口1及び出庫口2付近の平面図である。図1に示す駐車
場システムは、以下に概略的に説明する構成を有し、以
下のように動作する。即ち、入庫に際しては、入庫する
車両10は入庫口1の入庫バース12に進入し、入庫バ
ース12に設置されたパレット13上に停止する。パレ
ット13はパレット循環装置(図示せず)によって入庫
バース12に循環供給される。パレット13上に停止し
た車両10はパレット13に載置されたまま入庫リフト
11によって各階に搬送される。各階では、車両10を
載置したパレット13は搬送台車(図示せず)によって
所定の位置の車室15に格納される。本実施態様では車
室が格納スペースに該当する。車室15にはそれぞれ異
なる車室番号が付されており、本実施例ではこの車室番
号が位置情報に該当する。
【0019】出庫に際しては、所定の車室番号を有する
車室15から車両10を載置したパレット13が搬送台
車によって出庫リフト21の各階の入り口まで搬送され
る。出庫リフト21の入り口まで搬送された車両10を
載置したパレット13は、出庫リフト21によって出庫
口2の出庫バース22まで搬送される。車両10が出庫
すると、空になったパレット13は、パレット循環装置
によって入庫バース12に搬送される。
【0020】次に、本実施態様の駐車場管理システムに
於ける入庫口1及び出庫口2付近について詳細に説明す
る。図2に示すように、入庫口1の入庫バース12の前
には入庫ゲート16が設置され、入庫する車両10の停
止位置の両側には、車両10の前部及び後部を横切る光
の遮断により車両10の有無を検知する一対の車両検出
器18a,18bと、更にもう一対の車両検出器18
c,18dとが設けられている。また、車両10の停止
位置に於ける側方には、駐車券の発券を行う発券機19
が設けられている。発券機19は車両検出器18a〜1
8dが入庫しようとする車両を検出したときに、ドライ
バーに駐車券を抜き取るように促す。入庫ゲート16
は、発券機19からのドライバーによる駐車券の抜き取
りの検知により、又は入庫ゲート16の側方に設けられ
た入庫操作盤17の操作によって開閉される。入庫する
車両10の斜め前方には、車両10の車像を撮像する車
像撮像手段としての車像用カメラ9が設けられている。
また、入庫する車両10の後方には、ナンバープレート
を撮像する車両番号撮像手段としての車両番号用カメラ
8が設けられている。車両番号用カメラ8には数値化処
理手段としての画像処理装置7が接続されている。
【0021】出庫口2の出庫バース22の前には出庫ゲ
ート26が設置され、この出庫ゲート26は出庫車両が
出庫リフト21によって搬送されてくることにより、又
は出庫操作盤27の操作によって開閉される。
【0022】管理人室28には監視端末29が設置され
ており、この監視端末29は制御装置5に接続されてい
る。また、制御装置5には前述の画像処理装置7、車両
検出器18a〜18d、車像用カメラ9、入庫ゲート1
6、入庫操作盤17、車両番号用カメラ8、出庫ゲート
26、出庫操作盤27等が接続され、更に、制御装置5
には記憶部6が接続されている。制御装置5は本実施態
様のシステムの全体の制御を行い、記憶部6には、後述
するように、駐車券番号、入庫車両の入庫時刻、入庫車
両の車像、入庫車両の車両番号及び入庫車両を格納する
車室番号等の駐車データを記憶するために使用される。
なお、本実施態様では、駐車券番号が駐車券識別情報に
該当する。
【0023】以上の構成を有する本実施態様の駐車場シ
ステムでは、図3のフローチャートに示すようにして、
入庫時の処理が行われる。まず、ブロック31で処理を
開始し、ブロック32に於いて車両検出器18a,18
b,18c及び18dによって入庫してきた車両10が
検出されると、発券機19から駐車券が発券される。駐
車券には、駐車券番号、入庫時刻(発券時刻)が印字さ
れる。次に、ブロック34で発券機19から駐車券がド
ライバーによって抜き取られたことが検出されると、ブ
ロック35で車像用カメラ9による入庫車両の撮像が行
われる。次に、ブロック36で車両番号用カメラ8によ
るナンバープレートの撮像が行われ、続いてその撮像の
数値化が画像処理装置7によって行われる。これによ
り、入庫する車両10のナンバープレートの車両番号が
得られ、その車両番号は記憶部6に記憶される。
【0024】以上の動作が終了すると、ブロック37で
入庫ゲート16が開けられる。次に、ブロック38で車
両10が入庫バース12内の空のパレット13上に乗り
入れた後、ブロック39で乗員が下車する。次に、ブロ
ック40で入庫操作盤17への駐車券の挿入が確認さ
れ、ブロック41で制御装置5によって決められた車室
番号が駐車券に記録される。本実施態様では制御装置5
が位置情報発行部として機能している。次に、車室番号
が記録された駐車券が排出され、ブロック42で駐車券
が抜き取られたことを確認されると、ブロック43で入
庫ゲート16が閉じられる。次に、ブロック44で、駐
車券番号、入庫時刻、車像、車両番号及び車室番号が、
関連付けて記憶部6に記憶される。以上の操作が完了す
ると、ブロック45で車両10がパレット13に載置さ
れて車室番号の車室まで搬送され、ブロック46で入庫
時の処理を終了する。
【0025】図4に本実施態様の駐車場システムに於け
る通常の出庫時のフローチャートを示す。まず、ブロッ
ク51で処理を開始し、ブロック52で出庫操作盤27
に駐車券が挿入されると、ブロック53で駐車券から車
室番号の読み取りが行われる。ブロック54では読み取
った車室番号から該当車両の搬出が制御装置5によって
起動され、該当車両が出庫バース22まで搬送される。
次に、ブロック55で駐車料金が駐車時間等から算出さ
れる。ブロック56で料金の精算が完了したことが確認
されると、ブロック57で出庫ゲート26が開けられ、
続いてブロック58で乗員が乗車した後、ブロック59
で車両10が出庫する。車両10の出庫が完了すると、
ブロック60で入庫時の駐車データを出庫済処理して、
ブロック61で出庫時の処理を完了する。
【0026】以上が通常の出庫時に行われる処理である
が、本実施態様の駐車場管理システムでは、駐車券の紛
失等により、駐車券を用いた出庫ができない場合にも、
乗員の断片的な記憶に基づいて出庫が可能となってい
る。図5は本発明の駐車場管理システムに於いて、駐車
券を用いた出庫ができない場合の出庫時のフローチャー
トを示している。
【0027】本実施態様の駐車場管理システムでは、ま
ず、ブロック71で、駐車券番号、車両番号及び車室番
号のうちの何れかについて手がかりがあるか否かが確認
される。ここで、手がかりとは、例えば、駐車券番号、
車両番号及び車室番号について「2という数字があっ
た」等の曖昧なものをもいう。何らかの手がかりがあれ
ば、図6に例示する車両検索画面上で、車両番号、駐車
券番号又は車室番号の1又は2以上について、手がかり
となるデータが入力される。
【0028】次に、ブロック73で入力された手がかり
となるデータに基づいて記憶部6の検索が行われ、ブロ
ック74で検索条件に一致する複数の候補車両がリスト
として表示される。図7は候補車両をリスト表示した入
庫車両一覧表示を示している。本実施態様では、同図に
示すように、候補車両が7つ表示されている。次に、ブ
ロック76に示す頁操作により、該当車両が表示される
まで別の候補車両が7つづつ表示され、該当車両がある
かどうかがブロック77で確認される。ここで、前述の
ブロック71で、駐車券番号、車両番号及び車室番号の
何れについても手がかりがない場合には、ブロック75
で現在入庫中の全ての車両が図7に示すものと同様のリ
ストに表示され、この全ての車両のリストに対して、ブ
ロック76で頁操作が行われことになる。
【0029】次に、ブロック77で該当車両があると思
われる場合には、ブロック80でその車両を選定し、ブ
ロック91で選定した車両の駐車データの詳細情報が表
示される。図9は選定された車両の車像を表示する画面
を示している。そして、ブロック92及び93で検索の
やり直しと候補車両の表示に戻るかどうかの問い合わせ
が行われ、選定した車両が該当車両である場合には検索
のやり直しは行わず、また、候補車両の表示には戻るこ
となくブロック89に進み、そこで該当車両が決定され
る。更に、ブロック90で駐車券を再発券するか否かが
問い合わされ、再発券する場合にはブロック91で駐車
券が発券される。再発券されない場合にはそのまま処理
を終了して、図4に示す通常の出庫フローチャートに従
って出庫が行われる。また、ブロック92に於いて、選
定した車両が該当車両ではなく、検索条件の変更等によ
り検索のやり直しを行う場合には、最初のブロック71
に戻ることとなる。また、選定した車両が該当車両では
ないが検索条件に変更がない場合には、ブロック74の
候補車両のリスト表示に戻り、更に候補車両の検索が継
続される。
【0030】一方、ブロック77で該当車両がないと判
断された場合には、ブロック78で検索条件の変更等に
より検索のやり直しを行うかどうかが問い合わされ、検
索のやり直しを行う場合には、最初のブロック71に戻
ることになる。一方、検索条件の変更がなく、検索のや
り直しを行わない場合には、次のブロック79に進むこ
ととなる。
【0031】ブロック79では画像検索を行うか否かの
問い合わせが行われ、画像検索を行わない場合には、ブ
ロック76の頁操作に戻って更に候補車両の確認が行わ
れる。一方、画像検索を行う場合には、ブロック81で
図7に示されている候補車両の車像が、例えば図8に示
すように表示される。本実施態様では図7の候補車両の
うち、下側の4つが図8に表示されている。次に、ブロ
ック82に示す頁操作により、該当車両と思われる車像
が表示されるまで別の候補車両の車像が4つづつ表示さ
れ、検索条件の変更等により検索のやり直しを行うかが
ブロック83で確認され、検索のやり直しを行う場合に
は、最初のブロック71に戻ることになる。一方、検索
のやり直しを行わない場合には、ブロック84で該当車
両があるかどうかの問い合わせが行われ、該当車両がな
い場合にはブロック82の頁操作に戻って該当車両の確
認が継続され、該当車両があると思われる場合にはブロ
ック85でその車両が選定され、ブロック86で選定し
た車両の駐車データの詳細情報が表示される。図9は選
定された候補車両の車像を表示する画面を示している。
同図に示すように、最終的に選定された候補車両は、1
つだけに絞り込まれて大きく表示され、これによって該
当車両か否かの確認を容易に行うことができる。
【0032】次に、ブロック87で検索のやり直しを行
うかについての問い合わせが行われ、検索条件の変更等
により検索のやり直しを行う場合には、最初のブロック
71に戻り、検索条件の変更がなく、検索のやり直しを
行わない場合には、ブロック88に進むことになる。ブ
ロック88では、ブロック86で表示された車像により
該当車両ではないと判断されると、画像検索を行うブロ
ック81に戻って、更に該当車両の確認が継続される。
一方、ブロック86で表示された車像により該当車両で
あることが確認されると、ブロック89に進み、そこで
該当車両が決定され、ブロック90で駐車券を再発券す
るか否かが問い合わされる。再発券する場合にはブロッ
ク91で駐車券が発券され、再発券されない場合にはそ
のまま処理を終了して、図4に示す通常の出庫フローチ
ャートに従って出庫が行われることになる。
【0033】以上のように本実施態様の駐車場管理シス
テムでは、駐車券の紛失等により駐車券による出庫がで
きない場合に、検索された候補車両がブロック74及び
ブロック81で複数表示されるので、短時間で該当車両
を特定することができる。また、表示されている複数の
候補車両の中に該当車両と思われるものがない場合に
は、更に別の複数の候補車両の表示がブロック76及び
ブロック82の頁操作により行われるので、該当車両の
選定に要する時間を短くすることができる。更に、候補
車両はブロック81及びブロック86で車像としても表
示できるので、視覚的に該当車両を確認することがで
き、該当車両の確認を正確に行うことができる。加え
て、ブロック72及び73で複数の駐車データに基づい
て候補車両の検索が行われるので、候補車両を特定する
までの時間が短くて済む。また、曖昧検索を行うことが
できるので、僅かな手がかりでも短時間で該当車両を特
定することができる。
【0034】なお、上記実施態様の駐車場管理システム
では、車両番号、駐車券識別情報又は格納スペースの位
置情報に基づいて検索を行う場合について説明したが、
これらに加えて、入庫時間に基づいて検索を行う構成と
することもできる。また、上記図7では7つの候補車両
のリスト、図8の例では4つの候補車両の車像のみを表
示し、1回の絞り込み機能で図9等の候補車両の車像を
表示する場合について説明したが、更に多くの候補車両
の車像から複数回の絞り込みで一つの候補車両を特定す
る構成とすることもできる。
【0035】
【発明の効果】本発明の駐車場管理システムでは、駐車
券による出庫ができない場合に、駐車データに基づいて
検索された候補車両が複数表示されるので、短時間で該
当車両を特定することができる。また、検索に際して曖
昧検索を行うことができるので、僅かな手がかりでも該
当車両を特定することができる。表示されている複数の
候補車両の中に該当車両がない場合には、更に別の複数
の候補車両を表示繰り返し行わせることができるので、
該当車両の選定に要する時間を短くすることができる。
また、複数の駐車データに基づいて候補車両の検索を行
い、更には絞り込み機能をも有しているので、候補車両
を特定するまでの時間が短くて済む。更に、候補車両は
車像としても表示させることにより視覚的に該当車両を
確認することができるので、該当車両の確認を正確に行
うことができる。加えて、本発明の駐車場管理システム
では、入庫車両のナンバープレートの撮像の数値化処理
が行われるので、入庫する車両のナンバープレートの車
両番号をわざわざ人手で入力する必要がなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施態様に係る駐車場管理システム
の概略構成を示す斜視図である。
【図2】図1の駐車場管理システムの入庫口1及び出庫
口2付近の平面図である。
【図3】本発明の駐車場システムに於ける入庫時の処理
を示すフローチャートである。
【図4】本発明の駐車場システムに於ける通常の出庫時
のフローチャートである。
【図5】本発明の駐車場管理システムに於いて、駐車券
を用いた出庫ができない場合の出庫時のフローチャート
である。
【図6】車両番号、駐車券番号又は車室番号の1又は2
以上について、手がかりとなるデータを入力するための
車両検索画面である。
【図7】候補車両をリスト表示した入庫車両一覧表示を
示す図である。
【図8】画像検索により検索された候補車両の車像の表
示画面を示す図である。
【図9】選定された候補車両の車像を表示する画面を示
す図である。
【符号の説明】
1 入庫口 2 出庫口 5 制御装置 6 記憶部 7 画像処理装置 8 車両番号用カメラ 9 車像用カメラ 10 車両 11 入庫リフト 12 入庫バース 13 パレット 15 車室 16 入庫ゲート 17 入庫操作盤 18a,18b 車両検出器 18c,18d 車両検出器 19 発券機 21 出庫リフト 22 出庫バース 26 出庫ゲート 27 出庫操作盤 28 管理人室 29 監視端末

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数の格納スペースに格納されて管理さ
    れている車両の中から、発行された駐車券に付された駐
    車券識別情報、入庫車両の入庫時刻、入庫車両の車像、
    入庫車両の車両番号及び入庫車両を格納する格納スペー
    スの位置情報を有する駐車データに基づいて候補車両を
    選定し、該候補車両の中から目的とする車両を該当車両
    として特定する駐車場管理システムであって、 入庫車両の車像を撮像する車像撮像手段と、 入庫車両に対して空の格納スペースの位置情報を発行す
    る位置情報発行部と、 該車像撮像手段で撮像された車像、前記駐車券識別情
    報、入庫車両の入庫時刻、入庫車両の車両番号及び入庫
    車両を格納する格納スペースの位置情報を前記駐車デー
    タとして記憶する記憶部と、 前記記憶部に於いて前記駐車データの検索を行う検索手
    段と、 前記駐車券を利用することができない場合に、前記駐車
    データに基づき前記検索手段を用いて前記記憶部を検索
    することにより、前記記憶部に記憶されている車両から
    複数の候補となる車両を選定して候補車両として表示す
    る候補選定表示手段と、 該候補選定表示手段により選定されて表示されている候
    補車両の中から該当車両を特定する入庫車両特定手段と
    を備えたことを特徴とする駐車場管理システム。
  2. 【請求項2】 前記検索手段は、前記記憶部の検索に際
    し、曖昧検索を行うことを特徴とする請求項1に記載の
    駐車場管理システム。
  3. 【請求項3】 前記候補選定表示手段は、表示した候補
    車両の候補の中に該当車両が見当たらない場合に、前記
    検索手段を用いて次の候補車両を選定して表示する次候
    補選定表示動作を行い、該次候補選定表示動作を該当車
    両が特定されるまで繰り返すことを特徴とする請求項1
    又は2に記載の駐車場管理システム。
  4. 【請求項4】 候補選定表示手段は、前記駐車データの
    うちの2以上のデータに基づき前記検索手段を用いて前
    記記憶部を検索することを特徴とする請求項1乃至3の
    何れかに記載の駐車場管理システム。
  5. 【請求項5】 前記候補選定表示手段は、前記複数の候
    補車両の中から更に候補車両を選定して表示する絞り込
    み機能を有することを特徴とする請求項1乃至4の何れ
    かに記載の駐車場管理システム。
  6. 【請求項6】 前記候補選定表示手段は、候補車両の表
    示に際し、該候補車両の車像を表示することを特徴とす
    る請求項1乃至5の何れかに記載の駐車場管理システ
    ム。
  7. 【請求項7】 入庫車両のナンバープレートを撮像する
    車両番号撮像手段と、 車両番号撮像手段で撮像されたナンバープレートの画像
    を数値化処理することにより、前記入庫車両の車両番号
    を得るとともに該車両番号を前記記憶部に出力する数値
    化処理手段とを更に備えたことを特徴とする請求項1乃
    至6の何れかに記載の駐車場管理システム。
  8. 【請求項8】 前記駐車券に付された駐車券識別情報に
    代えて、暗証番号を用いたことを特徴とする請求項1乃
    至7の何れかに記載の駐車場管理システム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002174048A (ja) * 2000-12-07 2002-06-21 Ishikawajima Transport Machinery Co Ltd 機械式駐車装置の対話式操作方法と装置
CN109360444A (zh) * 2018-12-08 2019-02-19 佛山市百宇行智能科技有限公司 一种视频智能识别和管理车位车辆的方法
JP2021077228A (ja) * 2019-11-12 2021-05-20 日本信号株式会社 精算システム

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