JP2000088889A - カレントトランスとそれを用いた装置 - Google Patents

カレントトランスとそれを用いた装置

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JP2000088889A
JP2000088889A JP10256259A JP25625998A JP2000088889A JP 2000088889 A JP2000088889 A JP 2000088889A JP 10256259 A JP10256259 A JP 10256259A JP 25625998 A JP25625998 A JP 25625998A JP 2000088889 A JP2000088889 A JP 2000088889A
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Kotaro Sasaki
幸太郎 佐々木
Terumitsu Mitomo
輝充 御供
Yukihiro Izumo
幸弘 出雲
Masanori Shoji
正則 庄子
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Tohoku Electric Power Co Inc
Tokin Corp
Tsuken Electric Industrial Co Ltd
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Tohoku Electric Power Co Inc
Tokin Corp
Tsuken Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 配線された電線等であっても取り付けが容易
であるとともに高い精度の直線性と計測精度を備えたカ
レントトランス、電流検出装置、及びそれらを用いた検
出装置を提供すること。 【解決手段】 高透磁率材料を用いた分割型の構造を持
つ一対の鉄心1,2と、これらの鉄心1,2に施される
コイル4と、これらを収容するとともに電線が貫通可能
な貫通孔9を持つ樹脂ケース6とを備えたカレントトラ
ンス10において、前記樹脂ケース6は、防水機能を備
え、一次電流がAC1000Aまでの大電流に対しても
飽和することが無く、計測精度が高い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カレントトランス
や零相変流器に用いられるカレントトランスとそれを用
いた電流検出装置等の装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電力供給に於いてサービスと原価
低減が要求されており、家庭用及び工場等に配電される
低圧配電線に於いて効率的運用、信頼性向上及びサービ
スの向上として情報の遠隔集中監視のシステム開発が進
められている。
【0003】このシステムの検出装置として、低圧配電
線の電流,地絡電流,漏洩電流等を計測する為の高精度
の電流計測用カレントトランスの供給が要求されてい
る。この電流計測用カレントトランスには、取り付けの
作業性,小型化,耐候性,計測範囲の拡大等の配電設備
への適用性が求められている。
【0004】従来のカレントトランス50は、図9及び
図10に示すように、図示しない電線の貫通する孔部5
1は円形を成し、複数相の一相に設置して使用される。
そして、図示しないトランスの二次巻線の端子に生じる
電圧等を見ることによって一次配線(低圧配電線)の地
絡電流又は漏洩電流を検出するものである。
【0005】従来のカレントトランス50を取りつけよ
うとする場合、配電盤の中に一旦カレントトランス50
をネジ等で固定し電源を切った後、検出しようとする相
の電線を外し、カレントトランス50の孔部51を貫通
させた後、再配線をし、端子箱等に台部を捩子孔52介
して固定ねじで固定した後、再び電源を入れる操作を行
わなければならない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図9及
び図10に示した構造であると、新たに配線を設置する
場合は、特に問題は無いが、家庭及び工揚ですでに配線
された電線に新たにトランスを取りつけようとする場
合、柱上トランスより家庭及び工場へ配線されている電
線を、柱上トランスのスイッチを切った後、取り外しを
行いトランスを取りつける作業となってしまう。
【0007】また、電流が異なる電線へ設置する場合、
一次配線の線径が異なるため防水ケースを種々作成して
おき、それらの組み合わせて取りつけ作業をする等、時
間と労力に非常に無駄が多いという欠点を有した。
【0008】そこで、本発明の一技術的課題は、配線さ
れた電線等であっても取り付けが容易であるとともに高
い精度の直線性と計測精度を備えたトランスを提供する
ことにある。
【0009】また、本発明のもう一つの技術的課題は、
前記カレントトランスを配電線の電流検出に用いた電流
検出装置を提供することにある。
【0010】更に、本発明の別の技術的課題は、前記検
出装置又は前記カレントトランスを用いた電流、漏洩電
流、高調波の検出に用いる検出装置を提供することにあ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、高透磁
率材料を用いた分割型の構造を持つ一対の鉄心と、これ
らの鉄心に施されるコイルと、これらを収容するととも
に電線が貫通可能な貫通孔を持つ樹脂ケースとを備えた
カレントトランスにおいて、前記樹脂ケースは、防水機
能を備え、一次電流がAC1000Aまでの大電流に対
しても飽和することが無く、計測精度の高いことを特徴
とするカレントトランスが得られる。
【0012】また、本発明によれば、前記カレントトラ
ンスにおいて、前記一対の鉄心は、U型とI型、U型と
U型、及びC型とC型の内のいずれかの形状を備えてい
ることを特徴とするカレントトランスが得られる。
【0013】また、本発明によれば、前記カレントトラ
ンスにおいて、磁気回路を形成する前記一対の鉄心の端
部間に、常に空隙が発生しないように適正な状態を保つ
手段を設けたことを特徴とするカレントトランスが得ら
れる。
【0014】また、本発明によれば、前記カレントトラ
ンスにおいて、前記適性な状態を保つ手段は、前記樹脂
ケース内に設けられ、前記一対の鉄心の互いの端部が当
接して前記磁気回路を形成するように、前記一対の鉄心
の内の少なくとも一方を前記互いの端部が圧接するよう
に付勢するバネ部材を備えていることを特徴とするカレ
ントトランスが得られる。
【0015】また、本発明によれば、前記いずれかのカ
レントトランスにおいて、前記電線を切断せずに装着可
能な、前記貫通孔を介して分割される分割構造を有し、
家庭用及び工場等の低圧配電線へ取りつける為、当該低
圧配電線の電源を切ることなく取りつけ可能であること
を特徴とするカレントトランスが得られる。
【0016】また、本発明によれば、前記いずれかのカ
レントトランスにおいて、前記樹脂ケースは、前記貫通
孔周辺部に、前記貫通孔の両端に突出して設けられ、前
記貫通孔を貫通する電線に固定するための固定部材を備
えていることを特徴とするカレントトランスが得られ
る。
【0017】また、本発明によれば、前記カレントトラ
ンスにおいて、前記分割構造は、前記樹脂ケースを2分
割し、前記分割された夫々の樹脂ケースに前記一対の鉄
心の夫々を収容して分割及び一体に組合わせ可能な構造
であることを特徴とするカレントトランスが得られる。
【0018】また、本発明によれば、前記カレントトラ
ンスにおいて、前記分割された夫々の樹脂ケースは、更
に、前記一対の夫々の鉄心を収容できるように分割組み
立て可能な構造を備えていることを特徴とするカレント
トランスが得られる。
【0019】また、本発明によれば、前記カレントトラ
ンスにおいて、前記防水機能は、前記樹脂ケースと、前
記樹脂ケースに設けられた隙間又は孔部を充填するパッ
キングによってなされることを特徴とするカレントトラ
ンスが得られる。
【0020】また、本発明によれば、前記いずれかのカ
レントトランスを用いたことを特徴とする電流検出装置
が得られる。
【0021】また、本発明によれば、前記いずれかのカ
レントトランスを用いたことを特徴とする配電線路の電
流を計測する装置が得られる。
【0022】また、本発明によれば、前記いずれかのカ
レントトランスを電力供給用の変圧器の2次側又は、電
力計の一次側に設けたことを特徴とする検出装置が得ら
れる。
【0023】さらに、本発明によれば、前記いずれかの
カレントトランスを、電流、漏洩電流、及び高調波の内
の少なくとも一種の計測用に用いたことを特徴とする検
出装置が得られる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0025】(第1の実施の形態)図1は本発明の第1
の実施の形態によるカレントトランスの構成を示す正面
図、図2は側面図、図3は平面図、図4は図2のA−A
線断面図、及び図5は図1のカレントトランスの特性を
示すグラフである。
【0026】図1乃至図4を参照すると、カレントトラ
ンス10は、U型とI型の形状の高透磁率材料を夫々積
層することにより形成された第1及び第2の鉄心1,2
と、絶縁材で成型され、第1の鉄心1の磁脚部1a,1
bに装着されるボビン3と、このボビン3に巻回された
コイル4と、これらを収容するとともにカレントトラン
ス全体を雨等から守るための防水能力を持った複数の分
割片からなる樹脂ケース6と、第1及び第2の鉄心1,
2が常に空隙無く磁気回路を形成するように樹脂ケース
6内で互いの端面を密着させるように付勢する板バネか
らなるバネ部材5とを備えている。
【0027】樹脂ケース6は、互いに嵌合してケース上
部を構成するケース上底6a及びケース蓋6bと、互い
に嵌合してケース下部を構成するケース下底6c及びケ
ース下蓋6dとを備えている。第1の鉄心1の磁脚に巻
線4が施されたコイルボビン3,3を夫々装着して、ケ
ース下底6c及びケース下蓋6d内に収容し、一方、ケ
ースの上蓋6a及びケースの上蓋6c内に第2の鉄心2
を収容して、互いにケース下部及びケース上部とを嵌合
させると、カレントトランスを組立てることができる。
【0028】図2及び図3に最も良く示されるように、
上下に分割されたトランスの部品を固定バンド7で固定
し、その端部をビス8によって締結している。
【0029】また、図3に示すように、貫通孔9の両端
の周囲に鍔12が設けられている。この鍔12を用い
て、カレントトランス10を電線13にバインド線又は
インシュロック等の固定具14にて簡単に固定する事が
出来る。また、樹脂ケース6のケース上部6a,6bと
ケース下部6c,6dとの嵌合部には、コの字形をした
ゴム製の第1のパッキン15が設けられ、2分割されて
鉄心1,2の組み込まれた樹脂ケース6を効率良く防水
することができる。また、コイル4の端部に接続された
図示しない出力リード線部を外部に導くためのリード線
導出孔17もリング状のゴム製の第2のパッキン16を
設けることによって防水することができる。
【0030】次に、図4に最も良く示されるように、こ
のような構成のカレントトランス10は、高透磁率材料
を積層することによって形成された第1及び第2の鉄心
1,2で、形状をU型とI型の組合わせとし、同一幅に
て磁気回路を形成すると共に、樹脂ケース6に設けられ
たバネ部材5によって両鉄心の接触具合を常に空隙無く
一定とし、磁気の抵抗が少なくなるよう構成されている
ので、高い精度の直線性と計測精度が得られる。また、
前記コイル4は、この磁気回路の2ヶ所に設置され二次
電流の検出の為に用いられる。
【0031】更に、具体的に本発明の第1の実施の形態
によるトランスの特性について説明する。
【0032】図4を再び参照すると、JIS PC材相
当品で高透磁率材料でもあり且つ安定した温度特性を持
つ磁性材料で板厚0.35mmに圧延された材料を積層
したU型の第1の鉄心1とI型の第2の鉄心2の形状を
したブロックによって磁気回路が形成されている。この
磁気回路が常に閉磁路を形成するようにバネ5が設けら
れている。上記磁気回路の形成により、下記表1に示す
ように−20℃〜+40℃の雰囲気に於いて一次電流1
000Aを通電した場合、最大電流に於いて0.7%の
精度で検出することが出来ると共に、図5のグラフに示
すように全範囲にわたり最大誤差2%以内の精度を得る
ことが出来た。
【0033】
【表1】
【0034】(第2の実施の形態)図6は本発明の第2
の実施の形態によるカレントトランスの構成を示す断面
図である。図6を参照すると、カレントトランス20
は、第1の実施の形態によるものの第1及び第2の鉄心
1,2の代わりに、U型もしくはC型の形状の高透磁率
材料を夫々積層することにより形成され第1の鉄心21
及び第2の鉄心22が用いられており、磁脚部23a,
23bが第1の鉄心21及び第2の鉄心22nの磁脚部
21a,21b,22a,22bを夫々突き合わせるこ
とによって形成されている他は、第1の実施の形態と同
様の構成を有する。
【0035】従って、第2の実施の形態においても第1
の実施の形態と同様な効果を奏する。
【0036】(第3の実施の形態)本発明の第3の実施
の形態では、上記第1又は第2の実施の形態によるカレ
ントトランスを用いた電流検出装置について説明する。
図7は本発明の第3の実施の形態による電流検出装置を
示すブロック図である。図7に示すように、電流検出装
置30は、カレントトランス10又は20と、これに接
続された信号変換器又は表示器31とを備えている。
【0037】電流検出装置30は、柱上変圧器の2次側
に設置されるカレントトランスを電柱の一部又は家庭又
は工場等の家屋の一部に設置するお客様用電流検出装置
に用いられる。さらに、検出された電流などの情報は、
変電所等の管理所へ信号として送られる。
【0038】この信号変換器又は表示器31は、カレン
トトランス10又は20によって検出された電流の大き
さ、電流値の急激な変動を検出して、遮断器等を駆動
や、表示を行う。本発明の第3の実施の形態による表示
器31としては、特許第2626789号公報におい
て、表示器として示されている回路構成を備えているも
のが使用できるが、これらに限定されるものではない。
【0039】(第4の実施の形態)本発明の第4の実施
の形態では、上記第1又は第2の実施の形態によるカレ
ントトランスを用いた検出装置について説明する。図8
は本発明の第4の実施の形態による検出装置を示すブロ
ック図である。図8に示すように、電流検出装置40
は、カレントトランス10又は20と、これに接続され
た信号変換器又は表示器31と、それに接続されたアナ
ライザー32とを備えている。カレントトランス10又
は20と信号変換器又は表示器31の動作は、上記第3
の実施の形態と同様である。また、第4の実施の形態に
おいては、アナライザー32を備えることによって、検
出電流波形の詳細な解析ができるような構成となってい
る。即ち、電流、漏洩電流については実効値を、高調波
については、15次までの電圧総合歪み率を常時計測す
ることによって、断線事故,落雷事故,漏電等の詳細を
観測できる構成となっている。
【0040】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明のトラン
スを用いることにより電源を切ること無く、活線の状態
に於いて電線にトランスを簡易に固定すると共にトラン
ス全体をケース両端の鍔で電線に固定する事が可能なカ
レントトランスを提供することができる。
【0041】また、本発明によれば、前記カレントトラ
ンスを用いた電流検出装置を提供することができる。
【0042】さらに、本発明によれば、前記カレントト
ランスもしくは前記電流検出装置を用いた検出装置を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態によるカレントトラ
ンスの構成を示す正面図である。
【図2】図1のカレントトランスの側面図である。
【図3】図1のカレントトランスの平面図である。
【図4】図2のA−A線断面図である。
【図5】図1のカレントトランスの特性を示すグラフで
ある。
【図6】本発明の第2の実施の形態によるカレントトラ
ンスの構成を示す断面図である。
【図7】本発明の第3の実施の形態による電流検出装置
の構成を示すブロック図である。
【図8】本発明の第4の実施の形態による検出装置の構
成を示すブロック図である。
【図9】従来技術によるカレントトランスの構成を示す
正面図である。
【図10】図9のカレントトランスの平面図である。
【符号の説明】
1,21 第1の鉄心 1a,1b,21a,21b,22a,22b,23
a,23b 磁脚部 2,22 第2の鉄心 3 ボビン 4 コイル 5 バネ部材 6 樹脂ケース 6a ケース上底 6b ケース上蓋 6c ケース下底 6d ケース下蓋 7 固定バンド 8 ビス 9,51 貫通孔 10,20,50 カレントトランス 12 鍔 13 電線(一次配線) 14 固定具 16 第1のパッキン 17 第2のパッキン 52 捩子孔 53 台部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐々木 幸太郎 宮城県仙台市太白区郡山六丁目7番1号 株式会社トーキン内 (72)発明者 御供 輝充 宮城県仙台市青葉区中山七丁目2番1号 東北電力株式会社内 (72)発明者 出雲 幸弘 宮城県仙台市泉区明通三丁目9番 通研電 気工業株式会社内 (72)発明者 庄子 正則 宮城県仙台市泉区明通三丁目9番 通研電 気工業株式会社内 Fターム(参考) 2G025 AA03 AB14 5E081 AA05 BB03 CC03 CC16 DD02 EE13

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高透磁率材料を用いた分割型の構造を持
    つ一対の鉄心と、これらの鉄心に施されるコイルと、こ
    れらを収容するとともに電線が貫通可能な貫通孔を持つ
    樹脂ケースとを備えたカレントトランスにおいて、前記
    樹脂ケースは、防水機能を備え、一次電流がAC100
    0Aまでの大電流に対しても飽和することが無く、計測
    精度の高いことを特徴とするカレントトランス。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のカレントトランスにおい
    て、前記一対の鉄心は、U型とI型、U型とU型、及び
    C型とC型の内のいずれかの形状を備えていることを特
    徴とするカレントトランス。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のカレントトランスにおい
    て、磁気回路を形成する前記一対の鉄心の端部間に、常
    に空隙が発生しないように適正な状態を保つ手段を設け
    たことを特徴とするカレントトランス。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のカレントトランスにおい
    て、前記適性な状態を保つ手段は、前記樹脂ケース内に
    設けられ、前記一対の鉄心の互いの端部が当接して前記
    磁気回路を形成するように、前記一対の鉄心の内の少な
    くとも一方を前記互いの端部が圧接するように付勢する
    バネ部材を備えていることを特徴とするカレントトラン
    ス。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4の内のいずれかに記載の
    カレントトランスにおいて、前記電線を切断せずに装着
    可能な、前記貫通孔を介して分割される分割構造を有
    し、家庭用及び工場等の低圧配電線へ取りつける為、当
    該低圧配電線の電源を切ることなく取りつけ可能である
    ことを特徴とするカレントトランス。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5の内のいずれかに記載の
    カレントトランスにおいて、前記樹脂ケースは、前記貫
    通孔周辺部に、前記貫通孔の両端に突出して設けられ、
    前記貫通孔を貫通する電線に固定するための固定部材を
    備えていることを特徴とするカレントトランス。
  7. 【請求項7】 請求項5記載のカレントトランスにおい
    て、前記分割構造は、前記樹脂ケースを2分割し、前記
    分割された夫々の樹脂ケースに前記一対の鉄心の夫々を
    収容して分割及び一体に組合わせ可能な構造であること
    を特徴とするカレントトランス。
  8. 【請求項8】 請求項7記載のカレントトランスにおい
    て、前記分割された夫々の樹脂ケースは、更に、前記一
    対の夫々の鉄心を収容できるように分割組み立て可能な
    構造を備えていることを特徴とするカレントトランス。
  9. 【請求項9】 請求項1記載のカレントトランスにおい
    て、前記防水機能は、前記樹脂ケースと、前記樹脂ケー
    スに設けられた隙間又は孔部を充填するパッキングによ
    ってなされることを特徴とするカレントトランス。
  10. 【請求項10】 請求項1乃至9の内のいずれかに記載
    のカレントトランスを用いたことを特徴とする電流検出
    装置。
  11. 【請求項11】 請求項1乃至9の内のいずれかに記載
    のカレントトランスを用いたことを特徴とする配電線路
    の電流を計測する装置。
  12. 【請求項12】 請求項1乃至9の内のいずれかに記載
    のカレントトランスを電力供給用の変圧器の2次側又
    は、電力計の一次側に設けたことを特徴とする検出装
    置。
  13. 【請求項13】 請求項1乃至9記載のいずれかに記載
    のカレントトランスを、電流、漏洩電流、及び高調波の
    内の少なくとも一種の計測用に用いたことを特徴とする
    検出装置。
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