JP2000088871A - 衝撃・加速度検出装置及び衝撃・加速度検出システム - Google Patents

衝撃・加速度検出装置及び衝撃・加速度検出システム

Info

Publication number
JP2000088871A
JP2000088871A JP10259017A JP25901798A JP2000088871A JP 2000088871 A JP2000088871 A JP 2000088871A JP 10259017 A JP10259017 A JP 10259017A JP 25901798 A JP25901798 A JP 25901798A JP 2000088871 A JP2000088871 A JP 2000088871A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
acceleration
circuit
amplifier circuit
impact
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10259017A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuo Ootsuchi
哲郎 大土
Takafumi Koike
隆文 小池
Yoshihiro Tomita
佳宏 冨田
Osamu Kawasaki
修 川▲さき▼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP10259017A priority Critical patent/JP2000088871A/ja
Publication of JP2000088871A publication Critical patent/JP2000088871A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)
  • Recording Or Reproducing By Magnetic Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 振動などの小さな加速度を測定する時に、衝
撃などの大きな加速度が加わった場合には出力が飽和し
て検出できない。 【解決手段】 加速度センサ1は第1の増幅回路2に接
続され、第1の増幅回路2の出力には第1の信号変換回
路4に接続され、第1の増幅回路2の出力にはさら第2
の増幅回路3が接続され、第2の増幅回路の出力には第
2の信号変換回路5を接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、加速度センサをも
ちいた加速度・衝撃検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電子機器の小型化が進み、ノート
型パソコン等の携帯用電子機器が普及してきた。これら
の電子機器の衝撃に対する信頼性を確保・向上するため
に、小型で表面実装可能な高性能の加速度(衝撃)セン
サの需要が高まっている。例えば、高密度の磁気記録装
置への書き込み動作中に衝撃が加わると、ヘッドの位置
ずれが生じる。その結果、データの書き込みエラーやヘ
ッドの破損を引き起こす可能性がある。そこで、磁気記
録装置に加わった衝撃を検出し、書き込み動作を停止し
たり、ヘッドを安全な位置に退避させる必要がある。
【0003】さらに、磁気記録装置では記録密度が高密
度化し、ディスク面におけるトラック幅が狭くなってき
ている。このため、わずかな振動でもヘッドの位置ずれ
(トラックずれ)が生じやすくなっている。磁気記録装
置の外部から加わる衝撃や振動のみならず、磁気記録装
置内部のモータなどの回転による小さな振動でも磁気ヘ
ッドがトラックずれを起こしてしまうという問題があ
る。
【0004】今後、磁気記録装置をさらに高密度化して
いくためには、磁気記録装置内に生じる微少な振動・衝
撃をも検知して、振動・衝撃に抗して磁気ヘッドを移動
させて、目的とするトラック位置に磁気ヘッドを制御す
ることが必要になる。
【0005】また、携帯電話などの携帯情報機器の小型
化進み、キーボードに代わる入力インターフェースのあ
り方が課題となってきた。この解決策として、加速度セ
ンサにより携帯情報機器に加わる加速度を検知して、入
力インターフェースとする方策が提案されている。
【0006】さらに、携帯情報機器では、ユーザーが落
下させたり、ぶつけたりして衝撃を加えることが多くの
故障の原因とされている。このため、機器に加わった衝
撃を検知して記録しておくことが必要となってきた。
【0007】加速度センサを用いて加速度を検知する場
合、図12に示すように加速度センサ1に増幅回路31
を接続し、加速度センサからの出力信号を増幅したの
ち、A/Dコンバータやコンパレータなどの信号変換回
路32によって加速度の大きさを識別した後、マイクロ
コンピュータなどの制御回路33に入力され、加速度の
大きさにより機器の各部の動きが制御される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】磁気記録装置における
微小振動や、携帯情報機器における手の動きを検知する
場合、検知する加速度の大きさは小さいため、増幅回路
の増幅率を大きくすることにより検出する。
【0009】一方、機器を落下させたり、ぶつけたりし
て発生する衝撃を検知する場合には、加速度の大きさは
極めて大きい。したがって、加速度センサからの出力信
号は極めて大きく、このように増幅率を大きくした増幅
回路を用いた場合、増幅回路からの出力はその増幅回路
の最大出力信号を越えて飽和してしまい、落下などの衝
撃を検出できないという問題を有している。
【0010】逆に、落下などの大きな加速度を有する衝
撃を検知すべく増幅回路の増幅率を低くした場合には、
小さな振動を加速度センサが検知しても増幅率が低いた
め増幅回路からの出力信号が小さく、信号変換回路での
識別ができない。または、出力信号のS/Nが悪く、制
御をかけることができないという問題を生じていた。
【0011】本発明は、上記従来の各種課題に鑑みてな
されたものであり、大きな衝撃により発生する大きな加
速度と、内部の振動などによる小さな加速度を一つの加
速度センサを用いて計測することが可能な衝撃・加速度
検出装置及び衝撃・加速度検出システムを提供すること
を目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、第1の本発明(請求項1に対応)は、加速度を
検出する加速度センサと、その加速度センサに接続さ
れ、所定の倍率の増幅を行う小加速度用増幅回路と、そ
の加速度センサに接続され、所定の倍率より小さい倍率
の増幅を行う大加速度用増幅回路と、前記小加速度用増
幅回路の出力を用いて、所定値より小さな加速度を計測
し、前記大加速度用増幅回路の出力を用いて、所定値よ
り大きな加速度を計測する計測手段とを備えたことを特
徴とする衝撃・加速度検出装置である。
【0013】また第2の本発明(請求項2に対応)は、
前記大加速度用増幅回路の倍率は1であり、またはこの
大加速度用増幅回路は設けられていないことを特徴とす
る第1の発明に記載の衝撃・加速度検出装置である。
【0014】また第3の本発明(請求項3に対応)は、
加速度センサと、前記大加速度用増幅回路及び小加速度
用増幅回路との間に別の増幅回路が設けられていること
を特徴とする第1の発明または第2の発明に記載の衝撃
・加速度検出装置である。
【0015】また第4の本発明(請求項4に対応)は、
前記計測手段は、前記大加速度用増幅回路に接続された
第1コンパレータまたは第1A/Dコンバータと、前記
小加速度用増幅回路に接続された第2コンパレータまた
は第2A/Dコンバータと、それらの第1、第2コンパ
レータまたは第1、第2A/Dコンバータの出力を入力
し、それらを所定の基準に基づいて適宜取捨選択して、
加速度を計測する計算手段とを有することを特徴とする
第1〜3の発明のいずれかに記載の衝撃・加速度検出装
置である。。
【0016】また第5の本発明(請求項5に対応)は、
前記大加速度用増幅回路に接続されているのは、コンパ
レータであり、前記小加速度用増幅回路に接続されてい
るのは、A/Dコンバータであることを特徴とする第4
の発明に記載の衝撃・加速度検出装置である。
【0017】また第6の本発明(請求項6に対応)は、
前記大加速度用増幅回路に接続されているのは、A/D
コンバータであり、前記小加速度用増幅回路に接続され
ているのは、A/Dコンバータであることを特徴とする
第4の発明に記載の衝撃・加速度検出装置である。
【0018】また第7の本発明(請求項7に対応)は、
前記加速度センサは、2軸または3軸方向に感度と出力
を有し、前記加速度センサの各軸方向のおのおのの出力
ごとに、第1〜6の発明のいずれかに記載の衝撃・加速
度検出装置を用いていることを特徴とする衝撃・加速度
検出システムである。
【0019】また第8の本発明(請求項8に対応)は、
磁気記録装置に組み込まれ、前記磁気記録装置の制御に
用いられることを特徴とする第1〜7の発明のいずれか
に記載の衝撃・加速度検出装置である。
【0020】また第9の本発明(請求項9に対応)は、
携帯型情報機器に組み込まれ、前記携帯型情報機器の制
御に用いられることを特徴とする第1〜7の発明のいず
れかに記載の衝撃・加速度検出装置である。
【0021】また第10の本発明(請求項10に対応)
は、前記別の増幅回路は、電界効果型トランジスタを用
いていることを特徴とする第3の発明に記載の衝撃・加
速度検出装置である。
【0022】また第11の本発明(請求項11に対応)
は、前記加速度センサは、ニオブ酸リチウムもしくはタ
ンタル酸リチウムを用いた素子で構成されていることを
特徴とする第1〜10の発明のいずれかに記載の衝撃・
加速度検出装置である。
【0023】次にこのような本発明の動作を説明する。
【0024】第1〜6の本発明のいずれかに記載の衝撃
・加速度検出装置においては、大加速度用増幅回路をを
小さな利得をもつようにし、小加速度用増幅回路は大き
な利得をもつようにすることができ、一つの加速度セン
サを用いるだけで大きな加速度と小さな加速度を出力信
号が飽和することなく計測手段で検出することができ
る。
【0025】第7の本発明記載の衝撃・加速度検出シス
テムにおいては、複数の軸方向についても、大きさが極
端に異なる加速度が加わった場合にも、信号が飽和する
ことなく、大きな加速度と小さな加速度を軸方向ごとに
検出することができる。
【0026】第8の本発明記載の衝撃・加速度検出装置
においては、外部からの衝撃に対する磁気記録装置内の
データの保護と、微小な振動に対する磁気ヘッドの位置
制御を一つの加速度センサを用いるだけで行うことがで
きる。
【0027】第9の本発明記載の衝撃・加速度検出装置
においては、落下衝撃などの検出と記録と、微小な振動
を検出して機器の各部の制御を一つの加速度センサを用
いるだけで行うことができる。
【0028】第10の本発明記載の衝撃・加速度検出装
置においては、インピーダンスの高い加速度センサであ
っても、電界効果型トランジスタの入力インピーダンス
が高いため感度を低下させることがなく、かつインピー
ダンス変換して低いインピーダンスで出力できるため、
計測手段への入力が容易となる。
【0029】第11の本発明記載の衝撃・加速度検出装
置においては、加速度センサのセンサ素子が単結晶であ
るため、特性ばらつきが小さく、かつ安定な加速度セン
サが得られ、高精度な測定を行うことができる。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図1から図11を用いて説明する。
【0031】(実施の形態1)図1は本発明に係る第1
の実施の形態の衝撃・加速度検知装置のブロック図であ
る。加速度センサ1はその出力が第1の増幅回路2に接
続されており、加速度を検知するセンサである。第1の
増幅回路2はその出力が第1の信号変換回路4に接続さ
れている回路である。さらに第1の信号変換回路4は制
御回路6にも接続されている回路である。さらに第1の
増幅回路2はその出力が第2の増幅回路3に接続されて
いる回路である。第2の増幅回路3はその出力が第2の
信号変換回路5に接続されている回路である。第2の信
号変換回路5はその出力が制御回路6に入力される回路
である。
【0032】図2は本発明に係る第1の実施の形態の衝
撃・加速度検知装置の回路図である。図2において、第
1の増幅回路2は接合型の電界効果型トランジスタ(F
ET)を用いて構成されており、第1の信号変換回路4
はコンパレータで構成されている。第2の増幅回路3は
オペアンプを用いて構成されており、第2の信号変換回
路5はアナログ/デジタル(A/D)コンバータを用い
て構成されている。制御回路6はマイクロコンピュータ
で構成されている。電源電圧Vccは、5Vである。
【0033】図3は本発明に係る第1の実施の形態の衝
撃・加速度検出装置に用いた加速度センサの構造図であ
る。加速度センサ1は圧電体を貼り合わせてバイモルフ
型の梁の片端を固定して形成されたものである。センサ
素子101の圧電体としてはニオブ酸リチウム単結晶1
02を直接接合して貼り合わせたものであり、梁の両面
に電極が形成されており、各電極は外部電極106、1
07と接続されている。ニオブ酸リチウム単結晶102
は圧電単結晶であり、圧電セラミックのような特性ばら
つきや経時変化がなく、安定で高精度な加速度センサを
作成することができる。このセンサの感度は、5mV/
Gであり、加わった加速度と出力電圧は比例し、その直
線性は1%である。
【0034】次に、このような本実施の形態の動作を説
明する。
【0035】図2に示すように加速度センサの1外部電
極106、107の一端はFETに接続されており、他
端は接地されている。第1の増幅回路2は、FETのソ
ースフォロワ回路であり、インピーダンス変換回路とな
っている。利得はほぼ0dBであり、加速度センサの出
力電圧がほぼそのまま出力される。
【0036】FETの入力インピーダンスは高いため、
加速度センサのインピーダンスが高くとも感度を損なう
ことがなく、上述のように出力インピーダンスを低くす
ることができる。
【0037】第1の増幅回路2に接続される第1の信号
変換回路4のコンパレータの参照電圧はマイクロコンピ
ュータにより与えられる。コンパレータを参照電圧より
高い電圧を有する信号が入力された時に信号を出力す
る。参照電圧を識別したい加速度の大きさに相当する電
圧に設定しておけば、設定した加速度より大きい加速度
が加わったことが容易に検知できる。
【0038】本実施の形態では、100G以上の衝撃を
検知するために加速度センサ1の感度から参照電圧を5
00mVに設定した。これにより、100G以上の衝撃
が加わったことをコンパレータからの出力信号をマイク
ロコンピュータが受けることにより認識して、衝撃を受
けた場合の指示を機器の各部に命令することができる。
【0039】第1の増幅回路2の出力部には、第2の増
幅回路3が接続されている。第2の増幅回路3はオペア
ンプを用いた増幅回路であり、利得は抵抗R5とR6の
比で決まる。
【0040】本実施の形態では、5Gまでの振動を精度
よく検知するために100倍の利得をとるべく、R5と
R6の比を100とした。すなわち、第2の増幅回路3
の利得を40dBとした。第1の増幅回路2の利得がほ
ぼ0であるため、加速度センサ1の出力信号は40dB
増幅され、5Gの加速度が加わった場合、2.5Vの振
幅を有する信号が出力される。出力の基準電圧は電源電
圧の1/2とし、本実施の形態では2.5Vである。
【0041】第2の増幅回路3の出力信号は、A/Dコ
ンバータで構成される第2の信号変換回路5に入力さ
れ、A/D変換される。A/Dコンバータは5V、10
ビットのものを用いた。
【0042】加速度の大きさはデジタル値に変換され、
制御回路6となるマイクロコンピュータに入力される。
マイクロコンピュータでは、加速度のデジタル値に応じ
て機器に当該加速度が入った場合の対応を指示する指令
を発する。A/Dコンバータでは加速度信号波形をすべ
て取り込むことができるため、加速度の大きさのみなら
ず周波数まで計測することができ、高精度な測定を行う
ことができる。
【0043】5G以下の振動による加速度について高い
分解能で検出することができた。また、100G以上の
大きな衝撃に対する加速度に対しても、第1の信号変換
回路4で検出することができた。5G以上の加速度で
は、第2の増幅回路3は飽和してしまい検出することは
できない。
【0044】低い加速度に対する検出範囲は、増幅回路
の利得を変更することで可変にできる。また、高い加速
度に対して検出する下限は、コンパレータに入力する参
照電圧を変更することで設定できる。
【0045】やや強い衝撃が加わった場合、第2の増幅
回路3の出力が飽和するが、第1の増幅回路2に接続さ
れた第1の信号変換回路4の参照電圧より低い場合が起
こりうる。第2の増幅回路3の出力が飽和する電圧は、
あらかじめ制御回路6に記憶させておく。たとえば、電
源電圧まで増幅可能な増幅回路の場合は、電源電圧に相
当する電圧が飽和電圧となる。この電圧に相当する出力
が、頻繁に観測される場合には、第1の信号変換回路4
の参照電圧を制御回路6により下げて、第1の信号変換
回路4での検出する衝撃レベルを容易に変更して観測す
ることができる。
【0046】また、第1の信号変換回路4としてコンパ
レータを2段にするなどして、大きな衝撃の検知レベル
を多段にすることも可能である。
【0047】以上により、小さな加速度を高い精度で計
測することができ、かつ大きな加速度をも識別すること
ができる衝撃・加速度検知装置が実現できた。
【0048】なお、第1の信号変換回路4は、コンパレ
ータに限るものではなく、図4に示すようにA/Dコン
バータを用い、第1の信号変換回路4、第2の信号変換
回路5ともにA/Dコンバータとしてもよい。この場合
には、大加速度、小加速度ともにA/Dコンバータの分
解能により高精度な計測を行うことができる。
【0049】この2つのA/Dコンバータの出力のデジ
タル値と加速度の大きさの関係は、それぞれの増幅回路
の利得からあらかじめ、制御回路6に記憶させておく。
加速度の大きさが小さく、第2の増幅回路3の出力が飽
和するまでは、第2の信号変換回路5のA/Dコンバー
タの出力により、加速度を判定するように制御回路6を
動作させる。第2の増幅回路3の出力が飽和する電圧を
第2の信号変換回路5のA/Dコンバータを通して制御
回路6が検出した場合は、第1の増幅回路2に接続され
た第1の信号変換回路4を構成するA/Dコンバータの
出力値から制御回路6で加速度を検知することができ
る。このように、2つの信号変換回路にA/Dコンバー
タを用いることにより、第1の増幅回路2と第2の増幅
回路3で加速度を切れ目なく測定することができる。
【0050】さらに、どちらの信号変換回路ともコンパ
レータとしてもよい。この場合、2つのレベルの判別し
かできないが簡易に測定できる。コンパレータを多段に
して、判別のレベルを各増幅回路について複数にしても
よい。また、信号変換回路は、コンパレータ、A/Dコ
ンバータに限るものではない。また、第2の信号変換回
路は、5V、10ビットのA/D変換に限るものではな
く、他の分解能のものを用いてもよい。
【0051】さらに、第1の増幅回路2はFETに限る
ものではなく、他の能動素子を用いてもよい。たとえ
ば、図5に示すようにどちらの増幅回路にもオペアンプ
を用いる回路でもよい。
【0052】さらに、第2の増幅回路3の構成は、図2
の構成に限るものではなく、オペアンプを用いた他の構
成でもよい。また、ディスクリート部品を用いて構成し
てもよく、IC化したものでもよい。
【0053】さらに、加速度センサは素子のみがパッケ
ージ内に実装されたものを用いたが、これに限るもので
はなく、センサ素子101と第1の増幅回路2を構成す
るFETや抵抗が同一パッケージに実装されたもの、あ
るいは第1の増幅回路2、第2の増幅回路3がセンサ素
子101と実装されたもの、あるいは増幅回路、信号変
換回路のいずれもが同一パッケージに実装されたもので
もよい。
【0054】さらに、加速度センサ1として、ニオブ酸
リチウムを貼り合わせた片もち梁型のセンサを用いた
が、これに限るものではなくタンタル酸リチウムや圧電
セラミックを用いてバイモルフ型素子を形成した片もち
梁型、両もち梁型、中心支持型のセンサでもよい。ある
いは、半導体式のセンサでもよい。
【0055】計測する加速度の周波数範囲は、増幅回路
においてフィルタ回路を設ければよい。図6(a)は、
フィルタ回路を用い計測する加速度の周波数範囲を選択
する場合のブロック図である。フィルタ回路1(7)に
より、第1の増幅回路2の出力信号の周波数帯域が選択
され、特定の周波数範囲の加速度が第1の信号変換回路
4を通して検出される。第2の増幅回路3の後段にフィ
ルタ回路2(8)を設けることにより、第2の信号変換
回路5をとおして検出する加速度の周波数範囲を選択す
ることができる。このように、2つのフィルタを設ける
ことにより、第1の信号変換回路4と第2の信号変換回
路5で検出する加速度の周波数帯を別々に選択すること
ができる。
【0056】図6(b)はフィルタ回路を用い計測する
加速度の周波数範囲を選択する場合の他のブロック図で
ある。本ブロック図では、フィルタ回路を第1の増幅回
路2と第2の増幅回路3の間に設ける。これにより、第
1の信号変換回路4、第2の信号変換回路5ともに同じ
周波数帯の加速度を選択的に検出することができる。
【0057】フィルタ回路の構成としては、図6(c)
に示した抵抗とコンデンサを組み合わせたローパスフィ
ルタ10や、抵抗とコンデンサの配置を逆にしたハイパ
スフィルタなどを用いてるとよい。
【0058】なお、フィルタ回路の挿入位置は図6の位
置に限るものではなく、加速度センサ1と増幅回路の間
に設けるなどしてもよい。
【0059】次に、本実施の形態の衝撃・加速度検出装
置を磁気記録装置に応用した場合について述べる。図7
は、磁気記録装置内に衝撃・加速度検出装置を設けた場
合のブロック図である。衝撃・加速度検出装置の構成は
図1と同様であり、図2の回路構成を用いる。磁気記録
装置に大きな衝撃が外部から加えられ、磁気ヘッド13
に力が加わり、ディスク上の正規のトラック位置から磁
気ヘッド13がずれてしまった時に、データを書き込む
と本来書き込む位置にデータが書き込まれないばかり
か、他の位置にデータを書きこみその位置のデータを破
壊してしまうことになる。また、データの読み込み時に
も別のデータを読み込んでしまう。このような動作を防
ぐため、磁気ヘッド13の位置制御が不可能な大きさの
衝撃が加わった場合には、磁気ヘッドから書き込みや読
み込み動作を中止する。このような処置をすべき大きさ
の衝撃の検出を第1の信号変換回路4で行う。図2の回
路においては、コンパレータの参照電圧を弁別すべき加
速度の大きさに設定しておけば、これ以上の加速度の衝
撃が加わった場合には、第1の増幅回路2から出力され
る信号の電圧が参照電圧より高くなりコンパレータから
制御回路6に信号が入力される。この時には、制御回路
6は、アーム12を移動させる駆動回路11に指示を送
り、磁気ヘッド13をディスク上から退避させるととも
に、磁気ヘッド13によるデータの書き込みや読み込み
を中止するよう制御する。
【0060】また、磁気記録装置内には外部からの振動
に加え、ディスクを高速回転させるモータなどの振動な
どがあり、アーム12の先端につけられている磁気ヘッ
ド13の位置が不安定となる。磁気ヘッド13の位置を
安定に所定のトラックに移動させるために、磁気記録装
置内に生じている振動の大きさをモニタして、磁気ヘッ
ド13の位置を制御する。このための振動の大きさを第
2の増幅回路3と第2の信号変換回路5で検出する。図
2におけるA/Dコンバータの出力値に応じて、制御回
路6は駆動回路11を制御してアーム12を移動させ
て、磁気ヘッド13を正しい位置に常に安定に保つ。第
2の増幅回路3の利得は、磁気記録装置内の振動の大き
さに合わせて設定すればよい。
【0061】以上のような構成を取ることにより、一つ
の加速度センサのみで大きな衝撃と通常の振動を検出す
ることができ、磁気記録装置における衝撃印加時の読み
込み、書き込みの停止と、磁気ヘッド13の安定な位置
制御を行うことができた。
【0062】次に、本実施の形態の衝撃・加速度検出装
置を携帯型情報機器に応用した場合について述べる。図
8は、携帯型情報機器内に衝撃・加速度検出装置を設け
た場合のブロック図である。衝撃・加速度検出装置の構
成は図1と同様であり、図4の回路構成を用いた。
【0063】第1の増幅回路2と第1の信号変換回路4
では、携帯型情報機器の落下時などの大きな衝撃を検知
するように、増幅回路の利得を選び、A/Dコンバータ
でデジタル変換する。落下衝撃は数10G以上であるの
で、増幅回路の利得は飽和しないよう小さく選んだ。図
4に示す回路では、利得はほぼ0dBである。落下に相
当するデジタル値が制御回路6に入力された場合、制御
回路6はその値や日時などを記憶装置15に記録する。
【0064】また、携帯情報機器を手で振ったり、軽く
たたいたりしたするときには、小さな振動が発生する。
この時の加速度の値は数G程度と小さいため、信号を増
幅して検知することが必要となり、このために第2の増
幅回路3と第2の信号変換回路5を用いる。第2の増幅
回路3の利得を約100倍として、5Gまでを精度よく
検知し、A/Dコンバータでデジタル値に変換し、その
大きさ、周波数を制御回路6が認識して、あらかじめ決
められた情報処理を行う。一例を挙げると、所定の大き
さの加速度を検出した場合には、制御回路6は表示器に
次ページの情報を表示させる処理を行う。
【0065】以上のような構成をとることに、一つの加
速度センサのみで大きな衝撃と通常の振動を検出するこ
とができ、携帯情報機器の落下衝撃と手によって移動さ
せた場合の振動を検出することができた。
【0066】以上により、加速度センサを一つ用いるだ
けで落下衝撃などの大きな加速度と、機器内部の振動な
どの小さな加速度を検出する衝撃・加速度検出装置を実
現できた。
【0067】なお、本実施の形態の第1の増幅回路は本
発明の別の増幅回路の例であり、本実施の形態の第2の
増幅回路は本発明の小加速度用増幅回路の例であり、本
実施の形態の第1の信号変換回路、第2の信号変換回
路、制御回路は、本発明の計測手段の例であり、本実施
の形態のA/Dコンバータは本発明の第1及び第2A/
Dコンバータの例であり、本実施の形態のコンパレータ
は本発明の第1及び第2コンパレータの例であり、本実
施の形態の制御回路は本発明の計算手段の機能を含んで
いる。
【0068】(実施の形態2)図9に本発明の実施の形
態2における衝撃・加速度検出装置のブロック図を示
す。加速度センサ1は、その出力が第1の増幅回路16
と第1の信号変換回路に接続され、加速度を検知するセ
ンサである。第1の増幅回路16は、加速度センサ1か
らの信号を増幅し、その出力が第2の信号変換回路5に
接続されている回路である。第1の信号変換回路4は、
加速度センサ1からの信号を変換し、その出力が制御回
路6に接続されている回路である。第2の信号変換回路
5は、第1の増幅回路16からの信号を変換し、その出
力が制御回路6に接続されている回路である。図10に
具体的な回路構成の一例を示す。本実施の形態において
は、加速度センサ1の出力を抵抗により電圧に変換した
後、第1の信号変換回路4に直接入力して測定するもの
である。第1の信号変換回路4としてはA/Dコンバー
タを用い、加速度に比例した加速度センサからの出力電
圧をデジタル値に変換して、制御回路6に入力して加速
度の大きさを検出するものである。
【0069】次に、このような構成の本実施の形態の動
作を説明する。加速度センサ1の出力は、第1の増幅回
路16に直接入力され、出力信号が増幅される。この増
幅回路の利得は、測定したい加速度の大きさにより決定
すればよい。図10においては、R3とR4の比で決め
ることができる。第1の増幅回路16の出力は、第2の
信号変換回路5に入力される。第2の信号変換回路5と
しては、A/Dコンバータを用いた。A/Dコンバータ
により、増幅された信号はデジタル値に変換される。こ
のデジタル値にもとづき、制御回路6は所定の操作を衝
撃・加速度検出装置が搭載された機器の各部に指示す
る。
【0070】第1の信号変換回路4には、加速度センサ
1の出力電圧がそのまま入力されるため、大きな加速度
まで飽和することなく測定することができる。第2の信
号信号変換回路5には、増幅された信号が入力されるた
め、小さな加速度でも精度よく検出することができる。
【0071】加速度センサ1の出力を直接、オペアンプ
に入力するが加速度センサ1のインピーダンスが低けれ
ば問題なく測定できる。また、FET入力のオペアンプ
などを用いてもよい。
【0072】第1の増幅回路16の構成は図10に示し
たものに限るものではなく、他の回路構成を用いてもよ
い。また、オペアンプを用いずにトランジスタのディス
クリート部品などを用いても、ASICなどのICに組
み込まれたものを用いてもよい。
【0073】なお、増幅回路は1段で構成したが、多段
増幅の回路を用いてもよい。
【0074】さらに、第1の信号変換回路4、第2の信
号変換回路5としては、A/Dコンバータを用いたがこ
れに限るものではなく、コンパレータなどを用いてもよ
い。
【0075】以上により、加速度センサと増幅回路を一
つずつ用いるだけで落下衝撃などの大きな加速度と、機
器内部の振動などの小さな加速度を検出する衝撃・加速
度検出装置を実現できた。
【0076】なお、本実施の形態の第1の増幅回路は本
発明の小加速度用増幅回路の例であり、本実施の形態の
第1の信号変換回路、第2の信号変換回路、制御回路
は、本発明の計測手段の例であり、本実施の形態のA/
Dコンバータは本発明の第1及び第2A/Dコンバータ
の例であり、本実施の形態のコンパレータは本発明の第
1及び第2コンパレータの例であり、本実施の形態の制
御回路は本発明の計算手段の機能を含んでいる。
【0077】(実施の形態3)図11に本発明の実施の
形態3における衝撃・加速度検出装置のブロック図を示
す。実施の形態においては、加速度の検出をX、Y、Z
の3軸で行う場合の構成に関するものである。
【0078】加速度センサ17はX、Y、Z軸の各軸方
向に感度をもつよう3つのセンサ素子18、22、26
で構成されている。それぞれの出力に増幅回路が接続さ
れている。第1段目の増幅回路X1(18)、Y1(2
2)、Z1(26)にはそれぞれ信号変換回路X1(2
0)、Y1(24)、Z1(28)が接続され、増幅器
からの出力を加速度に見合う値に変換したのち、制御回
路30に入力される回路である。増幅回路X1(1
8)、Y1(22)、Z1(26)には、増幅回路X2
(19)、Y2(23)、Z2(27)が接続されてお
り、さらに信号変換回路X2(21)、Y2(25)、
Z2(29)が接続されている。増幅回路X2(1
9)、Y2(23)、Z2(27)の出力信号が加速度
に見合う値に変換したのち、制御回路30に入力され
る。
【0079】信号変換回路X2(21)、Y2(2
5)、Z2(29)へ入力される信号は、増幅回路X1
(18)、Y1(22)、Z1(26)と増幅回路X2
(19)、Y2(25)、Z2(29)で増幅された信
号となる。したがって、信号変換回路X2(21)、Y
2(25)、Z2(29)で検出する加速度は、信号変
換回路X1(20)、Y1(24)、Z1(28)で検
出する加速度より低い加速度を精度よく検出することが
できる。
【0080】各増幅回路の利得は、測定しようとする加
速度の大きさに合わせて決定すればよい。各軸の利得
は、それぞれの軸に必要な加速度の計測範囲に合わせて
決定すればよい。
【0081】各増幅回路は、図2、図4、図5、図10
に示した回路構成を3軸分組み合わせることにより構成
できる。
【0082】信号変換回路は、A/Dコンバータ、コン
パレータなどで構成でき、制御回路30はマイクロコン
ピュータなどで構成できる。
【0083】なお、2軸であっても同様の構成を用いる
ことができる 以上により、2軸以上の方向それぞれについて大きな加
速度と小さな加速度を別々に検出することができる衝撃
・加速度検出装置を実現できた。
【0084】なお、本実施の形態の増幅回路X1、Y
1、Z1はそれぞれが本発明の別の増幅回路の例であ
り、本実施の形態の増幅回路X2、Y2、Z2はそれぞ
れが本発明の小加速度用増幅回路の例であり、本実施の
形態の信号変換回路X1、Y1、Z1と、信号変換回路
X2、Y2、Z2と、制御回路は、本発明の計測手段の
例であり、本実施の形態のA/Dコンバータは本発明の
第1及び第2A/Dコンバータの例であり、本実施の形
態のコンパレータは本発明の第1及び第2コンパレータ
の例であり、本実施の形態の制御手段は本発明の計算手
段の機能を含んでいる。
【0085】
【発明の効果】以上説明したところから明らかなよう
に、本発明は、落下などの衝撃による大きな加速度と小
さな振動による小さな加速度を一つの加速度センサのみ
で計測できる衝撃・加速度検出装置及び衝撃・加速度検
出システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における衝撃・加速
度検出装置の構成を示すブロック図
【図2】本発明の第1の実施の形態における衝撃・加速
度検出装置の構成を示す回路図
【図3】本発明の第1の実施の形態における加速度セン
サの構造を示す斜視図
【図4】本発明の第1の実施の形態における衝撃・加速
度検出装置の他の構成を示す回路図
【図5】本発明の第1の実施の形態における衝撃・加速
度検出装置の他の構成を示す回路図
【図6】本発明の第1の実施の形態における衝撃・加速
度検出装置の他の構成を示すブロック図
【図7】本発明の第1の実施の形態おける衝撃・加速度
検出装置を磁気記録装置へ応用した場合の構成を示すブ
ロック図
【図8】本発明の第1の実施の形態おける衝撃・加速度
検出装置を携帯情報機器へ応用した場合の構成を示すブ
ロック図
【図9】本発明の第2の実施の形態における衝撃・加速
度検出装置の構成を示すブロック図
【図10】本発明の第2の実施の形態における衝撃・加
速度検出装置の構成を示す回路図
【図11】本発明の第3の実施の形態における衝撃・加
速度検出装置の構成を示すブロック図
【図12】従来の衝撃・加速度検出装置の構成を示すブ
ロック図
【符号の説明】
1 加速度センサ 2 第1の増幅回路 3 第2の増幅回路 4 第1の信号変換回路 5 第2の信号変換回路 6 制御回路 7 フィルタ回路1 8 フィルタ回路2 9 フィルタ回路 10 ローパスフィルタ 11 駆動回路 12 アーム 13 磁気ヘッド 14 表示器 15 記憶回路 101 センサ素子 102 ニオブ酸リチウム単結晶 103 支持部 104 パッケージ 105 パッケージ 106 外部電極 107 外部電極 108 導電層 109 導電層 110 凹部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 冨田 佳宏 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 川▲さき▼ 修 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 2G064 AA12 AB02 BA02 BA08 BD04 BD43 BD60 CC23 CC54 5D091 FF01 HH20

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加速度を検出する加速度センサと、 その加速度センサに接続され、所定の倍率の増幅を行う
    小加速度用増幅回路と、 その加速度センサに接続され、所定の倍率より小さい倍
    率の増幅を行う大加速度用増幅回路と、 前記小加速度用増幅回路の出力を用いて、所定値より小
    さな加速度を計測し、 前記大加速度用増幅回路の出力を用いて、所定値より大
    きな加速度を計測する計測手段とを備えたことを特徴と
    する衝撃・加速度検出装置。
  2. 【請求項2】 前記大加速度用増幅回路の倍率は1であ
    り、またはこの大加速度用増幅回路は設けられていない
    ことを特徴とする請求項1記載の衝撃・加速度検出装
    置。
  3. 【請求項3】 加速度センサと、前記大加速度用増幅回
    路及び小加速度用増幅回路との間に別の増幅回路が設け
    られていることを特徴とする請求項1または2記載の衝
    撃・加速度検出装置。
  4. 【請求項4】 前記計測手段は、前記大加速度用増幅回
    路に接続された第1コンパレータまたは第1A/Dコン
    バータと、 前記小加速度用増幅回路に接続された第2コンパレータ
    または第2A/Dコンバータと、 それらの第1、第2コンパレータまたは第1、第2A/
    Dコンバータの出力を入力し、それらを所定の基準に基
    づいて適宜取捨選択して、加速度を計測する計算手段と
    を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記
    載の衝撃・加速度検出装置。
  5. 【請求項5】 前記大加速度用増幅回路に接続されてい
    るのは、コンパレータであり、前記小加速度用増幅回路
    に接続されているのは、A/Dコンバータであることを
    特徴とする請求項4記載の衝撃・加速度検出装置。
  6. 【請求項6】 前記大加速度用増幅回路に接続されてい
    るのは、A/Dコンバータであり、前記小加速度用増幅
    回路に接続されているのは、A/Dコンバータであるこ
    とを特徴とする請求項4記載の衝撃・加速度検出装置。
  7. 【請求項7】 前記加速度センサは、2軸または3軸方
    向に感度と出力を有し、 前記加速度センサの各軸方向のおのおのの出力ごとに、
    請求項1〜6のいずれかに記載の衝撃・加速度検出装置
    を用いていることを特徴とする衝撃・加速度検出システ
    ム。
  8. 【請求項8】 磁気記録装置に組み込まれ、前記磁気記
    録装置の制御に用いられることを特徴とする請求項1〜
    7のいずれかに記載の衝撃・加速度検出装置。
  9. 【請求項9】 携帯型情報機器に組み込まれ、前記携帯
    型情報機器の制御に用いられることを特徴とする請求項
    1〜7のいずれかに記載の衝撃・加速度検出装置。
  10. 【請求項10】 前記別の増幅回路は、電界効果型トラ
    ンジスタを用いていることを特徴とする請求項3記載の
    衝撃・加速度検出装置。
  11. 【請求項11】 前記加速度センサは、ニオブ酸リチウ
    ムもしくはタンタル酸リチウムを用いた素子で構成され
    ていることを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記
    載の衝撃・加速度検出装置。
JP10259017A 1998-09-11 1998-09-11 衝撃・加速度検出装置及び衝撃・加速度検出システム Pending JP2000088871A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10259017A JP2000088871A (ja) 1998-09-11 1998-09-11 衝撃・加速度検出装置及び衝撃・加速度検出システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10259017A JP2000088871A (ja) 1998-09-11 1998-09-11 衝撃・加速度検出装置及び衝撃・加速度検出システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000088871A true JP2000088871A (ja) 2000-03-31

Family

ID=17328203

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10259017A Pending JP2000088871A (ja) 1998-09-11 1998-09-11 衝撃・加速度検出装置及び衝撃・加速度検出システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000088871A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000266776A (ja) * 1999-03-17 2000-09-29 Murata Mfg Co Ltd 圧電式加速度センサ用増幅回路
JP2003053032A (ja) * 2001-08-20 2003-02-25 Shinsedai Kk サッカーゲーム装置
JP2008190892A (ja) * 2007-02-01 2008-08-21 Hitachi Metals Ltd 加速度センサおよびそれを用いた電子機器
JP2008267977A (ja) * 2007-04-20 2008-11-06 Sensatec Co Ltd 衝撃センサ
JP2012251841A (ja) * 2011-06-02 2012-12-20 Tokyo Gas Co Ltd 加速度センサ搭載計量器

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000266776A (ja) * 1999-03-17 2000-09-29 Murata Mfg Co Ltd 圧電式加速度センサ用増幅回路
JP2003053032A (ja) * 2001-08-20 2003-02-25 Shinsedai Kk サッカーゲーム装置
JP2008190892A (ja) * 2007-02-01 2008-08-21 Hitachi Metals Ltd 加速度センサおよびそれを用いた電子機器
JP2008267977A (ja) * 2007-04-20 2008-11-06 Sensatec Co Ltd 衝撃センサ
JP2012251841A (ja) * 2011-06-02 2012-12-20 Tokyo Gas Co Ltd 加速度センサ搭載計量器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4862298A (en) Shock load detection device
JP2702418B2 (ja) データ記録デイスク駆動装置
US8081395B1 (en) Continuous digital offset cancellation
US6952318B1 (en) Scaling linear vibration sensor data in disk drive
US6629462B2 (en) Acceleration sensor, an acceleration detection apparatus, and a positioning device
EP1001474B1 (en) A driver circuit for controlling a piezoelectric actuator in charge mode
US7551388B2 (en) Fall detection device and magnetic disk drive
US8164352B2 (en) Capacitance detecting apparatus
KR100734284B1 (ko) 가속도 검출기의 오프셋 보상 방법, 이를 수행하기 위한프로그램이 저장된 기록매체 그리고 이에 적합한 장치
JP2007178295A (ja) 落下検出装置及び落下検出方法
US6947243B2 (en) Method and system for time-shift based rotational vibration sensing in disk drives
US6172839B1 (en) Technique for measuring the position error signal of a disk drive
KR20050033463A (ko) 낙하검출 방법 및 장치
JP2000088871A (ja) 衝撃・加速度検出装置及び衝撃・加速度検出システム
JP2007095182A (ja) 落下検出方法、落下検出装置及びコンピュータプログラム
JP2001272282A (ja) 温度検出回路及び同回路を備えたディスク記憶装置
US6731448B2 (en) Accurate resistance measurement for magnetoresistive head
CN104075737A (zh) 物理量传感器、电子设备及移动体
US6222691B1 (en) Interleaved dibit detection for direct access storage device (DASD)
US10073123B1 (en) High-speed, low drift, precision peak detection circuit and systems
KR102543920B1 (ko) Icp 타입 가속도 측정 모듈 및 그 방법
JP2869910B2 (ja) 磁気センサ装置
JP3538557B2 (ja) 接触検査装置
JP4140603B2 (ja) 耐衝撃特性検出方法及び装置
US6667613B1 (en) Method of measuring resistance of magnetoresistive element