JP2000088066A - 回転体回転装置 - Google Patents

回転体回転装置

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JP2000088066A
JP2000088066A JP26181398A JP26181398A JP2000088066A JP 2000088066 A JP2000088066 A JP 2000088066A JP 26181398 A JP26181398 A JP 26181398A JP 26181398 A JP26181398 A JP 26181398A JP 2000088066 A JP2000088066 A JP 2000088066A
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gear
driven gear
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driving
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JP26181398A
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Tetsuo Miura
哲郎 三浦
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】駆動手段の駆動力を歯車伝動手段で回転体に伝
動して回転し、回転体を所定の停止位置に停止する回転
体回転装置で、歯車伝動手段の歯車のバックラッシュに
よる回転体の停止位置へのずれを防止し、回転体を停止
位置に正確に停止させる。 【解決手段】回転軸を中心に回転する回転体4aと、回
転体を回転させるための駆動手段と、駆動手段60から
駆動力を駆動歯車62と従動歯車55とを介して回転体
に伝動する歯車伝動手段とを有し、駆動力を歯車伝動手
段で回転体に伝動して回転し、回転体を所定の停止位置
に停止する回転体回転装置において、回転軸に回転可能
に支持された副従動歯車56と、副従動歯車を従動歯車
の回転方向に付勢するために従動歯車に設けた付勢手段
58とを備え、駆動歯車の歯を、従動歯車の歯の回転方
向上流側歯面と付勢手段で回転方向に付勢された副従動
歯車の歯の回転方向下流側歯面との間に挟み込んで噛み
合わせた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転軸を中心とし
て回転する回転体を、駆動手段が歯車伝動手段で回転し
て所定の停止位置に停止させる停止手段を有する回転体
回転装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、回転体を駆動手段で回転し、所定
の停止位置で停止する回転体回転装置で、駆動手段から
駆動力を回転体に伝動するために歯車伝動手段を用いる
ものがある。しかし、上記歯車伝動手段を用いる場合、
歯車のバックラッシュ、すなわち歯車を噛み合わせたと
きの歯面間の遊びで、駆動手段の駆動を停止しても回転
体が所定の停止位置からずれ、停止位置に正確に停止し
ない虞がある。また、停止した回転体が停止位置からず
れ、位置変動を生じる虞もある。また、上述の回転体回
転装置として、複写機、ファクシミリ、プリンタ等の画
像形成装置の回転式現像装置が知られている。この回転
式現像装置としてのリボルバ現像装置においては、複数
の現像器を有する現像器ユニットを駆動手段が動力伝達
手段を介して回転し、現像器を所定の現像位置で停止さ
せて現像をおこなっている。一般的に、上記駆動手段と
しては、その回転角制御性からステッピングモータが用
いられ、上記動力伝達手段としては、高伝達力、高精度
の回転角伝達性から歯車伝動手段としてのギヤ連結が用
いられている。該ギヤ連結を用いると、ステッピングモ
ータを停止しても、ギヤのバックラッシュで、現像器ユ
ニットの現像器が現像位置からずれ、現像位置に正確に
停止しなかったり、停止した現像器が現像位置に保持さ
れず、現像位置から変動したりする可能性もある。この
ように、現像器ユニットの現像器が現像位置に正確に停
止しなかったり、現像器が現像位置から変動したりする
と、該現像器の現像ローラが感光体に対向する所定の現
像位置からずれたり、変動したりして、たとえば、現像
ギャップ(感光体、現像ローラ間距離)等の現像条件が
変わる。このため、画像濃度むら等の異常画像を生じる
ことがある。上述したギヤのバックラッシュは、ギヤ及
び連結軸間距離を理論値どおりに作製することによりな
くすことができるが、大量生産するものに関してはバッ
クラッシュをなくすことがコスト面から不可能である。
そのため、上記ステッピングモータとは別に、現像器ユ
ニットの回転に同期し稼動するストッパ機構を備え、現
像器ユニットの現像器の現像位置での回転停止を補助
し、駆動系のがたを低減させている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このス
トッパ機構の現像器ユニットへの係合動作、非係合動作
時の振動が、機械に影響を与え、位置ずれ、バンディン
グ等の異常画像の発生原因となっている。本発明は以上
の背景に鑑みなされたものであり、その第1の目的は、
駆動手段の駆動力を歯車伝動手段で回転体に伝動して回
転し、該回転体を所定の停止位置に停止する回転体回転
装置で、歯車伝動手段の歯車のバックラッシュによる回
転体の停止位置へのずれを防止し、回転体が停止位置に
正確に停止することができる回転体回転装置を提供する
ことである。また、第2の目的は、上述の回転体回転装
置において、歯車伝動手段の歯車のバックラッシュによ
る回転体の停止位置での位置変動を防止して、回転体を
停止位置に保持できる回転体回転装置を提供することで
ある。また、第3の目的は、駆動手段の駆動力を歯車伝
動手段で複数の現像器を支持する支持部材に伝動して回
転し、任意の現像器を現像位置に停止して現像する回転
式現像装置おいて、現像器を現像位置に停止・保持する
ためのストッパ機構を用いることなく、歯車伝動手段の
歯車のバックラッシュによる現像器の現像位置へのずれ
を防止し、現像器を正確に現像位置に停止して、画像濃
度むら、バンディング等の異常画像の発生を抑制できる
回転式現像装置を提供することである。また、第4の目
的は、上述の回転式現像装置において、歯車伝動手段の
歯車のバックラッシュによる現像器の現像位置での変動
を防止して、画像濃度むら、バンディング等の異常画像
の発生を抑制できる回転式現像装置を提供することであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために、請求項1の発明は、回転軸を中心に回転する
回転体と、該回転体を回転させるための駆動手段と、該
駆動手段から駆動力を駆動歯車と従動歯車とを介して前
記回転体に伝動する歯車伝動手段とを有し、前記駆動力
を前記歯車伝動手段で前記回転体に伝動して回転し、該
回転体を所定の停止位置に停止する回転体回転装置にお
いて、前記回転体の回転軸に回転可能に支持された副従
動歯車と、該副従動歯車を前記従動歯車の回転方向に付
勢するために前記従動歯車に設けた付勢手段とを備え、
前記駆動歯車の歯を、前記従動歯車の歯の回転方向上流
側歯面と前記付勢手段で回転方向に付勢された前記副従
動歯車の歯の回転方向下流側歯面との間に挟み込んで噛
み合わせたことを特徴とするものである。
【0005】この回転体回転装置においては、回転体回
転装置の回転体が所定の停止位置に到達し、駆動手段の
駆動を停止したとき、駆動歯車の歯の回転方向下流側歯
面に従動歯車の歯の回転方向上流側歯面が当接するよう
に、副従動歯車を付勢手段で回転方向に付勢し、該副従
動歯車の歯の回転方向下流側歯面を駆動歯車の歯の回転
方向上流側歯面に押圧する。これにより、従動歯車の歯
の回転方向上流側歯面と副従動歯車の歯の回転方向下流
側歯面との間に駆動歯車の歯を挟み込み、歯車のバック
ラッシュによる回転体の停止位置からのずれを防止でき
る。
【0006】上記第2の目的を達成するために、請求項
2の発明は、請求項1の回転体回転装置において、前記
駆動手段として、前記回転体を所定の停止位置に保持す
るための回転停止力を発生する電動装置を用いたことを
特徴とするものである。
【0007】この回転体回転装置においては、所定の停
止位置に停止している回転体が、停止位置からずれよう
としても、歯車のバックラッシュによる位置ずれが防止
されて、駆動手段の回転停止力が駆動歯車と、従動歯車
及び付勢手段で回転方向に付勢された副従動歯車とを介
して回転体に伝達される。
【0008】上記第3の目的を達成するために、請求項
3の発明は、現像剤を収容する複数の現像器と、これら
の複数の現像器を、回転軸を中心に一体的に支持する支
持部材と、該支持部材を前記回転軸を中心に回転させる
ための駆動手段と、該駆動手段の駆動力を駆動歯車と従
動歯車とを介して前記支持部材に伝動する歯車伝動手段
とを有し、前記駆動力を前記歯車伝動手段で前記支持部
材に伝動して回転し、前記複数の現像器の任意の現像器
を現像位置に停止して現像する回転式現像装置におい
て、前記回転軸に回転可能に支持された副従動歯車と、
該副従動歯車を前記従動歯車の回転方向に付勢するため
に前記従動歯車に設けた付勢手段とを備え、前記駆動歯
車の歯を、前記従動歯車の歯の回転方向上流側歯面と前
記付勢手段で回転方向に付勢された前記副従動歯車の歯
の回転方向下流側歯面との間に挟み込んで噛み合わせた
ことを特徴とするものである。
【0009】この回転式現像装置においては、回転式現
像装置の現像器が現像位置に到達し、ステッピングモー
タを停止したとき、駆動歯車の歯の回転方向下流側歯面
に従動歯車の歯の回転方向上流側歯面が当接するよう
に、副従動歯車を付勢手段で回転方向に付勢し、該副従
動歯車の歯の回転方向下流側歯面を駆動歯車の歯の回転
方向上流側歯面に押圧する。これにより、従動歯車の歯
の回転方向上流側歯面と副従動歯車の歯の回転方向下流
側歯面との間に駆動歯車の歯を挟み込み、歯車のバック
ラッシュによる回転体の停止位置からのずれを防止でき
る。
【0010】上記第4の目的を達成するために、請求項
4の発明は、請求項3の回転式現像装置において、前記
駆動手段として、前記現像器を現像位置に保持するため
の回転停止力を発生するステッピングモータを用いたこ
とを特徴とするものである。
【0011】この回転式現像装置においては、現像位置
に停止している現像器が、この現像位置からずれようと
しても、歯車のバックラッシュによる位置ずれが防止さ
れて、ステッピングモータの回転停止力が駆動歯車と、
従動歯車及び付勢手段で回転方向に付勢された副従動歯
車とを介して回転体の支持部材に伝達される。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を画像形成装置であ
るカラー電子写真プリンタ(以下、プリンタという)に
適用した一実施形態について説明する。まず、該プリン
タ全体の構成及び動作について説明する。図1は本実施
形態に係るプリンタの主要部の概略構成図である。潜像
担持体としての感光体ドラム1は、矢印A向きに回転駆
動されながら、一様帯電手段としての帯電チャージャ2
により一様に帯電された後、レーザ光学装置からのレー
ザ光3により画像情報に基づき走査露光されて表面に静
電潜像が形成される。ここで、露光する画像情報は所望
のフルカラー画像をイエロー、マゼンタ、シアン、及び
黒の色情報に分解した単色の画像情報である。感光体ド
ラム1上に形成された静電潜像は、回転型現像装置とし
てのリボルバ現像装置4により各々所定の現像剤として
の黒トナー、シアントナー、マゼンタトナー、及びイエ
ロートナーで現像され、これにより、感光体ドラム1上
に各色画像が形成される。
【0013】感光体ドラム1上に形成された各色トナー
画像は、感光体ドラム1と同期して図中矢印B向きに回
転する中間転写ベルト5上に黒トナー画像、シアントナ
ー画像、マゼンタトナー画像、及びイエロートナー画像
が1次転写チャージャ6によって重ね合わせて転写され
ることで、合成画像としてのフルカラー画像に合成され
る。一方、転写紙は中間転写ベルト5の回転にタイミン
グを合わされながら、図示しない給紙カセットから図示
しない給紙ローラ、及びレジストローラ9を経て転写部
へ搬送される。そして、この転写部の2次転写チャージ
ャ11により、中間転写ベルト5上に重ね合わされたイ
エロー、マゼンタ、シアン、及び黒のトナー画像が転写
紙上に一括転写される。転写終了後の転写紙は図示しな
い定着装置によりトナー画像が定着されフルカラープリ
ントとして機外に排出される。
【0014】なお、中間転写ベルト5上に転写されなか
った感光体ドラム1上のトナーは、感光体クリーナ13
により感光体ドラム1から除去され、また、転写紙上に
転写されなかった中間転写ベルト5上のトナーは、中間
転写ベルトクリーナ14により中間転写ベルト5から除
去される。
【0015】次に、本実施形態に係る回転式現像装置と
してのリボルバ現像装置4について説明する。図2
(a)は、リボルバ現像装置の現像器ユニットの内部構
造を示す断面図であり、図2(b)は、同リボルバ現像
装置のトナー収容器ユニット4bの内部構造を示す断面
図である。上記リボルバ現像装置4の回転体としての現
像器ユニット4aは、プリンタ本体内において中心軸線
回りで回動自在に取り付けられる外周がほぼ円筒状の支
持部材としての外筐4dを有しており、該外筐4d内に
は、黒、イエロー、マゼンタ、及びシアンの各色のトナ
ーをそれぞれ個別に用いる現像器41Bk、41Y、4
1M、41Cが形成されている。また、上記リボルバ現
像装置4のトナー収容器ユニット4bは、前記現像器ユ
ニット4aよりその回転軸方向の前側でほぼ同軸上にな
るように取り付けられており、該回転軸の回りに現像器
ユニット4aと一体に回動するようになっている。
【0016】上述した現像器41Bk、41Y、41
M、41Cは同様の内部構造を有しているので、現像位
置にある黒現像器41Bkについて説明する。この黒現
像器41Bk内には、現像剤担持体としての現像ローラ
42Bkと、該現像ローラ42Bkと略平行な第1、第
2撹拌スクリュウ43Bk、44Bkが配設されてお
り、これらの第1、第2撹拌スクリュウ43Bk、44
Bkは、現像器41Bk内の現像剤を撹拌しながら、軸
方向で互いに逆の向きに搬送する。 上記トナー収容器
ユニット4bは、4つのトナーホッパ45Bk,45
Y,45M,45C及びこれらに対応したトナーカート
リッジ48Bk,48Y,48M,48C等からなって
いる。上述のトナーホッパ45Bk,45Y,45M,
45Cは、同様の内部構造を有しているので、黒トナー
のトナーホッパ45Bkについて説明する。このトナー
ホッパ45Bkは、上記現像器41Bkに対応してお
り、該現像器41Bkにトナーを補給する。上記トナー
ホッパ45Bkには、現像器41Bkに向けてトナー補
給パイプ46Bkが配設されており、該トナー補給パイ
プ46Bk内には、トナー搬送スクリュウ47Bkが設
けられれている。該トナー搬送スクリュウ47Bkはト
ナーホッパ45Bk内のトナーを現像器41Bkに搬送
する。
【0017】なお、上記トナーホッパ45Bkのトナー
受入れ口に、トナーカートリッジ48Bkが、そのトナ
ー排出口に接続して取付けられており、該トナーカート
リッジ48Bkからトナーホッパ45Bkにトナーが供
給されるようになっている。
【0018】図3は、本実施形態に係る現像器ユニッ
ト、ステッピングモータ、及びこのステッピングモータ
と現像器ユニットとを連結する連結ギヤ等を示す概略断
面図である。図4(a)は、リボルバギヤにばねで連結
されたサブリボルバギヤと、駆動ギヤとをステッピング
モータ側から視た背面図である。なお、図3中右側が装
置奥側、同図中左側が装置手前側を示している。上記現
像器ユニット4aは、リボルバ前側板50とリボルバ後
側板51との間に保持されており、これらリボルバ前側
板50とリボルバ後側板51とにはそれぞれ中心軸52
と、従動歯車としてのリボルバギヤ55とが、現像器ユ
ニット4aと同軸に固定されている。上記リボルバギヤ
55はギヤ部55a及びボス部55bからなっており、
このギヤ部55aにはスタット55c、55c、55c
が突設されている。上記現像器ユニット4aは、その中
心軸52が本体前側板54に軸受53で、かつリボルバ
ギヤ55のボス部55bが、本体後側板57に軸受54
でそれぞれ位置決めされ、回転自在となっている。
【0019】上記リボルバギヤ55のボス部55bに
は、副従動歯車としてのサブリボルバギヤギヤ56が嵌
挿されている。該サブリボルバギヤ56はリボルバギヤ
55とモジュール、歯数等の歯形寸法が同一となってい
る。また、サブリボルバギヤ56には、長円状の孔56
a、56a、56aが設けられており、これらの孔56
a、56a、56aの回転方向の上流側にスタット56
b、56b、56bが突設されている。上記サブリボル
バギヤ56の長円状の孔56a、56a、56aには、
リボルバギヤ55のギヤ部55aのスタット55c、5
5c、55cの自由端が突出して挿通されており、サブ
リボルバギヤ56はリボルバギヤ55に対して所定の範
囲で回転可能となっている。上記スタット55c、55
c、55cとスタット56b、56b、56bとは引っ
張りばね58で連結されており、サブリボルバギヤ56
は引っ張りばね58でリボルバギヤ55の回転方向に引
張されている。一方、本体後側板57の奥側には、駆動
手段としてのステッピングモータ60が配設されてお
り、該ステッピングモータ60の駆動軸61には駆動ギ
ヤ62が固定されている。該駆動ギヤ62は、リボルバ
ギヤ55のギヤ部55aと所定のバックラッシュをもっ
て噛み合わされている。なお、リボルバ現像装置4は、
現像器ユニット4a、リボルバギヤ55、サブリボルバ
ギヤ56、ステッピングモータ60、及び駆動ギヤ62
等で構成されている。
【0020】つぎに、以上構成に基づき本実施形態に係
る駆動ギヤと、リボルバギヤ及びサブリボルバギヤと噛
み合いについて説明する。図4(b)は、駆動ギヤと、
リボルバギヤ及びサブリボルバギヤとの噛み合い部分を
拡大した拡大図である。上記現像器ユニット4aの現像
器が現像位置にあって、ステッピングモータ60の回転
を停止しているときは、該ステッピングモータ60に回
転中より小さい電流を供給し、所定の相を励磁して回転
停止力としての静止トルクを発生させる。該静止トルク
は駆動軸61から駆動歯車62、リボルバギヤ55、及
びサブリボルバギヤ56を介して現像器ユニット4aに
伝達される。このとき、駆動歯車62の歯はリボルバギ
ヤ55の歯とサブリボルバギヤ56の歯に挟持され、駆
動ギヤ62の歯の回転方向下流側歯面はリボルバギヤ5
5の歯の回転方向上流側歯面と当接していると共に、駆
動ギヤ62の歯の回転方向上流側歯面にサブリボルバギ
ヤ56の歯の回転方向上流側歯面がばね58のばね力で
押圧されて当接している。これにより、現像器ユニット
4aの現像器が現像位置から変動しようとしても、その
変動が防止される。
【0021】また、現像器ユニット4aの現像器を現像
位置に移動するためにステッピングモータ60を回転し
ているときは、該ステッピングモータ60に停止中より
大きい電流を供給し、切り替えられた相を順次励磁して
駆動力としての回転トルクを発生させる。このステッピ
ングモータ60の回転トルクは駆動軸61から駆動歯車
62、リボルバギヤ55、及びサブリボルバギヤ56を
介して現像器ユニット4aに伝達される。ステッピング
モータ60の駆動軸61の回転に伴い駆動ギヤ62が図
中矢印方向に回転し、駆動ギヤ62の歯の回転方向下流
側歯面は、リボルバギヤ55の歯の回転方向上流側歯面
を押圧し、リボルバギヤ55を回転方向に回転させる。
このとき、サブリボルバギヤ56の歯の回転方向下流側
歯面は、駆動ギヤ62の歯の回転方向上流側歯面をばね
58のばね力で押圧している。これにより、駆動ギヤ6
2はリボルバギヤ55及びサブリボルバギヤ56を回転
方向に回転させ、リボルバギヤ55の回転に伴って現像
器ユニット4aが回転する。そして、現像器ユニット4
aの現像器が現像位置に近くなって、ステッピングモー
タ60を減速すると、駆動ギヤ62の回転は減速される
が、現像器ユニット4aはそのイナーシャで回転方向に
回転を続けようとして、サブリボルバギヤ56の歯の回
転方向上流側歯面が、駆動ギヤ62の歯の回転方向上流
側歯面に当接し、押圧する。しかし、駆動ギヤ62の歯
の回転方向上流側歯面がサブリボルバギヤ56の歯の回
転方向上流側歯面を押圧し、現像器ユニット4aの回転
方向への回転を抑制する。
【0022】ついで、現像器ユニット4aの現像器が現
像位置に到達すると、ステッピングモータ60に回転中
より小さい電流を供給し、所定の相を励磁して静止トル
クを発生させる。このステッピングモータ60の静止ト
ルクは駆動軸61から駆動歯車62、リボルバギヤ5
5、及びサブリボルバギヤ56を介して現像器ユニット
4aに伝達される。このとき、ステッピングモータ60
の駆動軸61の回転停止に伴う駆動ギヤ62の回転停止
によって、駆動ギヤ62の歯の回転方向上流側歯面がサ
ブリボルバギヤ56の歯の回転方向上流側歯面を押圧停
止させ、現像器ユニット4aの回転方向への回転を停止
すると共に、駆動ギヤ62の歯の回転方向下流側歯面に
リボルバギヤ55の歯の回転方向上流側歯面を当接させ
る。このように、現像器ユニット4aの現像器が現像位
置に停止した状態で、この現像器は感光体ドラム1上の
静電潜像をトナーで現像する。上述の実施形態によれ
ば、ステッピングモータ60の回転を停止し、現像器ユ
ニット4aの現像器を現像位置に停止させるとき、サブ
リボルバギヤ56の歯の回転方向下流側歯面が、ばね力
で駆動ギヤ62の歯の回転方向上流側歯面を押圧し、リ
ボルバギヤ55の歯の回転方向上流側歯面に、駆動ギヤ
62の歯の回転方向下流側歯面を当接させた状態で停止
する。これにより、ギヤのバックラッシュによる停止位
置への位置ずれが防止され、現像器ユニット4aの現像
器は現像位置に正確に停止でき、濃度むら等の異常画像
の発生を抑制できる。また、上述の実施形態では、画像
形成装置の回転式現像装置としてのプリンタのリボルバ
現像装置の場合について説明したが、これに限定される
ことなく、回転軸を中心として回転する回転体を、駆動
手段が歯車伝動手段の歯車を介して回転させ、所定の停
止位置に停止する回転体回転装置であればよい。
【0023】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、回転体回転装
置の回転体が所定の停止位置に到達し、駆動手段の駆動
を停止したとき、駆動歯車の歯の回転方向下流側歯面に
従動歯車の歯の回転方向上流側歯面が当接するように、
副従動歯車を付勢手段で回転方向に付勢し、該副従動歯
車の歯の回転方向下流側歯面を駆動歯車の歯の回転方向
上流側歯面に押圧する。これにより、従動歯車の歯の回
転方向上流側歯面と副従動歯車の歯の回転方向下流側歯
面との間に駆動歯車の歯を挟み込み、歯車のバックラッ
シュによる回転体の停止位置からのずれを防止できるの
で、回転体を所定の停止位置に正確に停止することがで
きるという効果がある。また、回転体を所定の停止位置
に停止させるために、個々の歯車できあがり寸法に左右
されることなく確実に効果が期待できるため、部品精度
を上げるためのコストアップが生じないという効果もあ
る。
【0024】請求項2の発明によれば、所定の停止位置
に停止している回転体が、停止位置からずれようとして
も、歯車のバックラッシュによる位置ずれが防止され
て、駆動手段の回転停止力が駆動歯車と、従動歯車及び
付勢手段で回転方向に付勢された副従動歯車とを介して
回転体に伝達されるので、回転体は停止位置に保持され
るという効果がある。
【0025】請求項3の発明によれば、回転式現像装置
の現像器が現像位置に到達し、ステッピングモータを停
止したとき、駆動歯車の歯の回転方向下流側歯面に従動
歯車の歯の回転方向上流側歯面が当接するように、副従
動歯車を付勢手段で回転方向に付勢し、該副従動歯車の
歯の回転方向下流側歯面を駆動歯車の歯の回転方向上流
側歯面に押圧する。これにより、従動歯車の歯の回転方
向上流側歯面と副従動歯車の歯の回転方向下流側歯面と
の間に駆動歯車の歯を挟み込み、歯車のバックラッシュ
による回転体の停止位置からのずれを防止できるので、
現像器を現像位置に停止、保持するストッパ機構を用い
なくても、回転式現像装置の現像器を現像位置に正確に
停止することができる。したがって、バンディング、濃
度むら等の異常画像の発生が抑制されるという効果があ
る。
【0026】請求項4の発明によれば、現像位置に停止
している現像器が、この現像位置からずれようとして
も、歯車のバックラッシュによる位置ずれが防止され
て、ステッピングモータの回転停止力が駆動歯車と、従
動歯車及び付勢手段で回転方向に付勢された副従動歯車
とを介して回転体の支持部材に伝達される。これによ
り、上記現像器は現像位置に保持され、現像剤担持体と
潜像担持体との距離等の現像条件が変わらず、画像濃度
むら等の異常画像の発生が抑制されるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係る電子写真プリンタの主要部の
概略構成図。
【図2】(a)同プリンタのリボルバ現像装置の現像器
ユニットの内部構造を示す断面図。 (b)同リボルバ現像装置のトナー収容器ユニットの内
部構造を示す断面図。
【図3】同現像器ユニット、ステッピングモータ、及び
このステッピングモータと現像器ユニットと連結する連
結ギヤ等を示す概略断面図。
【図4】(a)同リボルバギヤに引っ張りばねで連結さ
れたギヤと、駆動ギヤとをステッピングモータ側から視
た背面図。 (b)同駆動ギヤ及びギヤとの噛み合い部分を拡大した
拡大図。
【符号の説明】
1 感光体ドラム 2 帯電チャージャ 3 レーザ光 4 リボルバ現像装置 4a 現像器ユニット 4b トナー収容器ユニット 4d 外筐 5 中間転写ベルト 6 1次転写チャージャ 9 レジストローラ 11 2次転写チャージャ 13 感光体クリーナ 14 中間転写ベルトクリーナ 55 リボルバギヤ 55a ギヤ部 55b ボス部 56 ギヤ 58 引っ張りばね 60 ステッピングモータ 62 駆動ギヤ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転軸を中心に回転する回転体と、 該回転体を回転させるための駆動手段と、 該駆動手段から駆動力を駆動歯車と従動歯車とを介して
    前記回転体に伝動する歯車伝動手段とを有し、 前記駆動力を前記歯車伝動手段で前記回転体に伝動して
    回転し、該回転体を所定の停止位置に停止する回転体回
    転装置において、 前記回転体の回転軸に回転可能に支持された副従動歯車
    と、 該副従動歯車を前記従動歯車の回転方向に付勢するため
    に前記従動歯車に設けた付勢手段とを備え、 前記駆動歯車の歯を、前記従動歯車の歯の回転方向上流
    側歯面と前記付勢手段で回転方向に付勢された前記副従
    動歯車の歯の回転方向下流側歯面との間に挟み込んで噛
    み合わせたことを特徴とする回転体回転装置。
  2. 【請求項2】請求項1の回転体回転装置において、 前記駆動手段として、前記回転体を所定の停止位置に保
    持するための回転停止力を発生する電動装置を用いたこ
    とを特徴とする回転体回転装置。
  3. 【請求項3】現像剤を収容する複数の現像器と、 これらの複数の現像器を、回転軸を中心に一体的に支持
    する支持部材と、 該支持部材を前記回転軸を中心に回転させるための駆動
    手段と、 該駆動手段の駆動力を駆動歯車と従動歯車とを介して前
    記支持部材に伝動する歯車伝動手段とを有し、 前記駆動力を前記歯車伝動手段で前記支持部材に伝動し
    て回転し、前記複数の現像器の任意の現像器を現像位置
    に停止して現像する回転式現像装置において、 前記回転軸に回転可能に支持された副従動歯車と、 該副従動歯車を前記従動歯車の回転方向に付勢するため
    に前記従動歯車に設けた付勢手段とを備え、 前記駆動歯車の歯を、前記従動歯車の歯の回転方向上流
    側歯面と前記付勢手段で回転方向に付勢された前記副従
    動歯車の歯の回転方向下流側歯面との間に挟み込んで噛
    み合わせたことを特徴とする回転体回転装置。
  4. 【請求項4】請求項3の回転式現像装置において、 前記駆動手段として、前記現像器を現像位置に保持する
    ための回転停止力を発生するステッピングモータを用い
    たことを特徴とする回転式現像装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003072975A (ja) * 2001-09-04 2003-03-12 Canon Inc 画像処理装置
WO2003078801A1 (fr) * 2002-02-20 2003-09-25 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha Dispositif de deplacement de soupape de moteur
JP2005042781A (ja) * 2003-07-25 2005-02-17 Isuzu Motors Ltd シザーズギア

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