JP2000086298A - 日射遮蔽透明基板 - Google Patents
日射遮蔽透明基板Info
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Abstract
れにおいてもニュートラルに近い色を呈する日射遮蔽透
明基板(ガラス)を提供する。 【解決手段】ガラス板などの透明基板の一面側に、基板
側から順に、第1層、第2層および第3層が形成され、
第1層は厚みが10nm以上67nm以下の透明誘電体から
なり、第2層は厚みが6nm以上22nm以下でAg等の貴金
属を主成分とし、第3層は厚みが10nm以上67nm以下
の透明誘電体からなる。 1
Description
た日射遮蔽透明基板に関する。
特開平9−100139号公報に開示されるものが公知
である。このガラス板は、透明なガラス板の一面側に、
3層の膜を形成してなり、第1層目はSnの酸化物膜(膜
厚10nm〜200nm)、第2層目はTi、SUS、NiCrか、
これらを主成分とする窒化物(膜厚1nm〜15nm)、第
3層目はSnの酸化物膜(膜厚30nm〜200nm)から
なり、その特性は以下の通りである。 ガラス面側からの反射光の可視光線波長域での刺激
純度が10%以上 ガラス面側からの反射光の可視光線波長域での主波
長が485nm〜510nm ガラス面反射色調が高彩度のグリーン色 ガラス面側からの可視光反射率が28%以上 膜面側からの可視光反射率が25%以上 ガラスの透過色調がニュートラル系
いて、先行技術として特開昭63-190742号公
報、特開昭63−252944号公報、特開平2−44
046号公報、実公平4−30039号公報、特開平6
−305774号公報が挙げられている。
層のTiO2層の厚みが140〜180Å、第2層のTiNx層の厚み
が375〜425Å、第3層のTiO2層の厚みが85〜155Åであ
り、そのガラス基板側からの反射色調がグリーン色を呈
すること、ならびに第1層のTiO2層の厚みが90〜130Å、
第2層のTiNx層の厚みが380〜420Å、第3層のTiO2層の厚
みが155〜200Åであり、そのガラス基板側からの反射色
調がグリーン色を呈するものが開示されている。
明基板/Ti02(22 nm)/TiNx(80nm)/TiO2(84nm)
の膜構成で反射光が緑〜黄緑色、可視光透過率が13.2
%となるものが開示されている。
至緑色の反射色を呈する透明板およびその製造方法が記
載されており、具体的には、透明基体/TiN(30nm)/T
iO2(25nm)の膜構成で可視光透過率が40%、また透明
基体/TiN(15nm)/TiO2(45nm)の膜構成で可視光透
過率が51%、いずれも被膜面と異なる面の反射色が緑色
であることが開示されている。
板/SnOx(19nm)/Cr(8nm)/SnOx(132nm)の膜構成
で可視光透過率が30.1%、また透明基体/SnOx(79n
m)/Cr(12nm)/SnOx(105nm)の膜構成で可視光透過
率が26.2%、反射色が緑色の透明熱線反射板が開示さ
れている。
ルー色フロートガラス板/TiN(14nm)−/TiO2(55n
m)/TiN(14nm)の膜構成により、ガラス両側がグリー
ン色の反射色調でその反射率が19%、膜面側がニュート
ラル色の反射色調でその反射率が29%であり、透過色調
がニュートラル色で透過率が31%となる熱線反射ガラス
が開示されている。
の日射遮蔽ガラス(熱線反射ガラス)が提案されている
が、透過色、膜面反射色および非膜面反射色の何れにお
いてもニュートラルに近い色を呈するものがなく、透過
色、膜面反射色および非膜面反射色の何れかがギラギラ
したものとなってしまう。
求項1に係る日射遮蔽透明基板は、ガラス板などの透明
基板の一面側に、基板側から順に、第1層、第2層およ
び第3層が形成され、第1層は厚みが10nm以上67nm
以下の透明誘電体からなり、第2層は厚みが6nm以上2
2nm以下で貴金属を主成分とし、第3層は厚みが10nm
以上67nm以下の透明誘電体からなり、更に、L*a*b*
表色系において、透過色が−5<a*<0、−5<b*<
4、膜面反射色が−5<a*<0、−10<b*<5、非膜
面反射色が−5<a*<0、−9<b*<5の無色ないし淡
青色を呈するものとした。
は、請求項1に記載の日射遮蔽透明基板であることを前
提に、前記第1層の厚みが28nm以上67nm以下で、第
2層の厚みが7nm以上17nm以下で、第3層は厚みが1
0nm以上40nm以下で、更に、L*a*b*表色系におい
て、透過色が−5<a*<0、−5<b*<2、膜面反射色
が−3<a*<0、−3<b*<4、非膜面反射色が−4<
a*<0、−4<b*<3の無色ないし淡青色を呈するもの
とした。
は、請求項1に記載の日射遮蔽透明基板であることを前
提に、前記第1層の厚みが28nm以上67nm以下で、第
2層の厚みが7nm以上12nm以下で、第3層は厚みが1
0nm以上22nm以下で、更に、L*a*b*表色系におい
て、透過色が−4<a*<0、−3<b*<0、膜面反射色
が−3<a*<0、−3<b*<3、非膜面反射色が−4<
a*<0、−3<b*<2の無色ないし淡青色を呈するもの
とした。
は、請求項1乃至請求項3に記載の日射遮蔽透明基板で
あることを前提に、前記第1層及び第3層は酸化錫、酸
化チタン、酸化タンタル、酸化亜鉛、窒化シリコン及び
ZnOAl(Alを含む酸化亜鉛)のうちの少なくとも1つか
ら形成され、第2層はAgを主成分とした。
は、請求項1乃至請求項4記載の日射遮蔽透明基板であ
ることを前提に、前記第2層を構成するAg等の貴金属の
表面には、それ自身が酸化することでAg等の貴金属の酸
化を防止する金属層が形成されたものとした。
は、請求項5に記載の日射遮蔽透明基板であることを前
提に、前記金属層をZn、Al、Cr、Ti、SUS(ステンレ
ス)、Ni及びこれらの合金のうちの何れかにした。
は、請求項1乃至請求項6に記載の日射遮蔽透明基板に
おいて、可視光透過率を60〜90%とし、日射透過率
を30〜60%とした。 また、請求項8に係る日射遮
蔽透明基板は、透明基板を厚さ3〜15mmのガラスとし
た。
以下、好ましくは28nm以上67nm以下とし、第3層の
厚みを10nm以上67nm以下、好ましくは10nm以上4
0nm以下、更に好ましくは10nm以上22nm以下とした
のは、上記の範囲より薄くするとガラスとの付着力が弱
くなって耐久性が劣化し、貴金属層が腐食する虞れがあ
り、また上記の範囲を超えると、目的とする中間色が得
られず、また、第2層の厚みを6nm以上22nm以下、好
ましくは7nm以上17nm以下、更に好ましくは7nm以上
12nm以下とするのは、この範囲を外れると目的とする
中間色が得られないことによる。
に基づいて説明する。図1は本発明に係る日射遮蔽透明
基板の断面図である。
2層および第3層が順に形成され、第1層は厚みが10
nm以上67nm以下の透明誘電体からなり、第2層は厚み
が6nm以上22nm以下でAgを主成分とし、第3層は厚み
が10nm以上67nm以下の透明誘電体からなっている。
ZnOAl、TaO2、TiO2、SiN等が適当であり、こ
れらは単独で層を形成してもよいが、図2に示すように
複数で1つの層を形成してもよい。
に示すように1nm程度の極く薄い金属膜、例えば、Zn、
Al、Cr、Ti、SUS(ステンレス)、Ni及びこれらの合金
のうちの何れかをAgの酸化防止膜として形成してもよ
い。この場合、Zn等は自らは酸化されるが、Agが酸化さ
れるのを阻止する。
金属Ag、Zn−Al合金、焼結体AZO(Alをドープした酸化
亜鉛焼結体)などをターゲットとしたインライン式スパ
ッタリング装置を用い、減圧した後、スパッタ室に得よ
うとする目的の膜に応じて酸素ガスあるいはArガスを導
入し、金属ターゲットを備えたカソードに電力を供給
し、放電を起こさせ、この上方をガラス板を通過せしめ
ることで、所定厚の金属膜あるいは金属酸化膜(誘電体
膜)を形成する。
び非膜面反射色の何れにおいてもニュートラルに近い色
を呈することを目的に成したものであり、ここで、透過
色とは、膜を形成した側からガラス板を透過してくる
光、またはガラス側から形成された膜を透過してくる光
によって感知する色であり、膜面反射色とは、膜面側か
ら光が入射し、各界面で反射して膜面側に戻ってきた光
によって感知する色であり、非膜面反射色とは、ガラス
面側から光が入射し、各界面で反射してガラス板側に戻
ってきた光によって感知する色であり、図示例では反射
回数を1回(透過色の場合は0回)として簡略化している
が、複数回反射した光も含まれる。
10nm以上67nm以下とし、第2層の厚みを6nm以上2
2nm以下とし、第3層の厚みを10nm以上67nm以下と
することで、L*a*b*表色系において、透過色が−5<a
*<0、−5<b*<4、膜面反射色が−5<a*<0、−
10<b*<5、非膜面反射色が−5<a*<0、−9<b*
<5のガラス板が得られ、また、第1層の厚みを28nm
以上67nm以下とし、第2層の厚みを7nm以上17nm以
下とし、第3層の厚みを10nm以上40nm以下とするこ
とで、L*a*b*表色系において、透過色が−5<a*<
0、−5<b*<2、膜面反射色が−3<a*<0、−3<
b*<4、非膜面反射色が−4<a*<0、−4<b*<3の
ガラス板が得られ、更に、第1層の厚みを28nm以上6
7nm以下とし、第2層の厚みを7nm以上12nm以下と
し、第3層の厚みを10nm以上22nm以下とすること
で、L*a*b*表色系において、透過色が−4<a*<0、
−3<b*<0、膜面反射色が−3<a*<0、−3<b*<
3、非膜面反射色が−4<a*<0、−3<b*<2のガラ
ス板が得られる。
うに、a*の軸の+が赤の強さを、−が緑の強さを表し、
b*の軸の+が黄色 の強さを、−が青の強さを表す。
あるスパッタリング法にて、それぞれ第1層、第2層及
び第3層を所定の厚みで形成して実施例1〜9 までを
制作し、各実施例の可視光透過率、日射透過率および透
過色を以下の(表1)に示し、各実施例の膜面可視光反
射率、膜面日射反射率および膜面反射色を以下の(表
2)に示し、各実施例の非膜面可視光反射率、非膜面日
射反射率および非膜面反射色を以下の(表3)に示す。
フロートガラス板と同様に、それぞれ第1層、第2層及
び第3層を所定の厚みで形成して実施例10〜18 ま
でを制作し、各実施例の可視光透過率、日射透過率およ
び透過色を以下の(表4)に示し、各実施例の膜面可視
光反射率、膜面日射反射率および膜面反射色を以下の
(表5)に示し、各実施例の非膜面可視光反射率、非膜
面日射反射率および非膜面反射色を以下の(表6)に示
す。
フロートガラス板と同様に、それぞれ第1層、第2層及
び第3層を所定の厚みで形成して実施例19〜27 ま
でを制作し、各実施例の可視光透過率、日射透過率およ
び透過色を以下の(表7)に示し、各実施例の膜面可視
光反射率、膜面日射反射率および膜面反射色を以下の
(表8)に示し、各実施例の非膜面可視光反射率、非膜
面日射反射率および非膜面反射色を以下の(表9)に示
す。
ガラス板などの透明基板の一面側に、基板側から順に、
第1層、第2層および第3層が形成され、第1層は厚み
が10nm以上67nm以下、好ましくは28nm以上67nm
以下の透明誘電体とし、第2層は厚みが6nm以上22nm
以下、好ましくは7nm以上17nm以下、更に好ましくは
7nm以上12nm以下でAg等の貴金属を主成分とし、第3
層は厚みが10nm以上67nm以下、好ましくは10nm以
上40nm以下、更に好ましくは10nm以上22nm以下の
透明誘電体としたので、透過色、膜面反射色および非膜
面反射色の何れにおいてもニュートラルに近い色を呈す
るものが得られる。
に透過色、膜面反射色及び非膜面反射色を呈する光を示
した図
Claims (8)
- 【請求項1】 ガラス板などの透明基板の一面側に、基
板側から順に、第1層、第2層および第3層が形成さ
れ、第1層は厚みが10nm以上67nm以下の透明誘電体
からなり、第2層は厚みが6nm以上22nm以下で貴金属
を主成分とし、第3層は厚みが10nm以上67nm以下の
透明誘電体からなり、更に、L*a*b*表色系において、
透過色が−5<a*<0、−5<b*<4、膜面反射色が−
5<a*<0、−10<b*<5、非膜面反射色が−5<a*
<0、−9<b*<5の無色ないし淡青色を呈することを
特徴とする日射遮蔽透明基板。 - 【請求項2】 請求項1に記載の日射遮蔽透明基板にお
いて、前記第1層の厚みが28nm以上67nm以下で、第
2層の厚みが7nm以上17nm以下で、第3層は厚みが1
0nm以上40nm以下で、更に、L*a*b*表色系におい
て、透過色が−5<a*<0、−5<b*<2、膜面反射色
が−3<a*<0、−3<b*<4、非膜面反射色が−4<
a*<0、−4<b*<3の無色ないし淡青色を呈すること
を特徴とする日射遮蔽透明基板。 - 【請求項3】 請求項1に記載の日射遮蔽透明基板にお
いて、前記第1層の厚みが28nm以上67nm以下で、第
2層の厚みが7nm以上12nm以下で、第3層は厚みが1
0nm以上22nm以下で、更に、L*a*b*表色系におい
て、透過色が−4<a*<0、−3<b*<0、膜面反射色
が−3<a*<0、−3<b*<3、非膜面反射色が−4<
a*<0、−3<b*<2の無色ないし淡青色を呈すること
を特徴とする日射遮蔽透明基板。 - 【請求項4】 請求項1乃至請求項3に記載の日射遮蔽
透明基板において、前記第1層及び第3層は酸化錫、酸
化チタン、酸化タンタル、酸化亜鉛、窒化シリコン及び
ZnOAl(Alを含む酸化亜鉛)のうちの少なくとも1つか
ら形成され、前記第2層はAgを主成分とすることを特徴
とする日射遮蔽透明基板。 - 【請求項5】 請求項1乃至請求項4に記載の日射遮蔽
透明基板において、前記第2層を構成する貴金属を主成
分とする膜の表面には、それ自身が酸化することで貴金
属の酸化を防止する金属層が形成されていることを特徴
とする日射遮蔽透明基板。 - 【請求項6】 請求項5に記載の日射遮蔽透明基板にお
いて、前記金属層はZn、Al、Cr、Ti、SUS(ステンレ
ス)、Ni及びこれらの合金のうちの何れかであることを
特徴とする日射遮蔽透明基板。 - 【請求項7】 請求項1乃至請求項6に記載の日射遮蔽
透明基板において、この日射遮蔽透明基板の可視光透過
率は60〜90%であり、また日射透過率は30〜60
%であることを特徴とする日射遮蔽透明基板。 - 【請求項8】 請求項1乃至請求項7に記載の日射遮蔽
透明基板において、前記透明基板は、厚さ3〜15mmの
ガラスであることを特徴とする日射遮蔽透明基板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10251546A JP2000086298A (ja) | 1998-09-04 | 1998-09-04 | 日射遮蔽透明基板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10251546A JP2000086298A (ja) | 1998-09-04 | 1998-09-04 | 日射遮蔽透明基板 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000086298A true JP2000086298A (ja) | 2000-03-28 |
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ID=17224446
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP10251546A Pending JP2000086298A (ja) | 1998-09-04 | 1998-09-04 | 日射遮蔽透明基板 |
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Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000086298A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1998
- 1998-09-04 JP JP10251546A patent/JP2000086298A/ja active Pending
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