JP2000085849A - 密封容器 - Google Patents

密封容器

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JP2000085849A
JP2000085849A JP10251452A JP25145298A JP2000085849A JP 2000085849 A JP2000085849 A JP 2000085849A JP 10251452 A JP10251452 A JP 10251452A JP 25145298 A JP25145298 A JP 25145298A JP 2000085849 A JP2000085849 A JP 2000085849A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
container body
hanging
seal
lid material
Prior art date
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Pending
Application number
JP10251452A
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English (en)
Inventor
Kazumasa Kimoto
一雅 木元
Katsuto Hirai
勝人 平井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Bakelite Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Bakelite Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Bakelite Co Ltd filed Critical Sumitomo Bakelite Co Ltd
Priority to JP10251452A priority Critical patent/JP2000085849A/ja
Publication of JP2000085849A publication Critical patent/JP2000085849A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 つり下げ式密封容器において、加熱殺菌後に
も外観の優れた密封容器を提供すること。 【解決手段】つり下げ用のシール部分を有する容器本体
と蓋材とからなる密封容器において、容器本体のつり下
げ用のシール部分に容器内部と通じるような凹部形状の
リブを持つ密封容器。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は高温殺菌を行う、つ
り下げ用の広範囲シール部分を持った密封容器に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】生活様式の多様化に伴い、密封容器に充
填したおつまみや総菜類がコンビニエンスストアー、駅
売店にて販売されるようになってきた。しかし売場面積
が限られることからつり下げ用のスペースを持った袋入
りの商品が普及している、しかし内容物の保護のため内
部にトレーを挿入したものが主流であり、内容物は容器
に満杯に充填されず含気包装されるのが一般的である。
【0003】しかし、2重包装を行う工数、包装材料の
無駄を考えると成形容器そのものをシールし、加熱殺菌
後製品にすれば生産性及び外観がよくなる。しかしこの
場合、高温殺菌を行うとつり下げ部の広範囲シール部が
波打ちで歪んでしまい、外観の良い製品が出来ないとい
う問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は高温殺菌され
たつり下げ式密封容器の問題点を解決するため種々検討
の結果なされたもので、その目的とするところは外観の
良いつり下げ式密封容器を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、つり下げ用の
シール部分を有する容器本体と蓋材とからなる密封容器
において、容器本体のつり下げ用のシール部分に容器内
部と通じるような凹部形状のリブを持つ密封容器であ
る。好ましくは、前記容器本体が厚み0.2〜1.2m
mのシートを成形したものである密封容器である。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明に用いられる容器本体は、
単層又は2層以上の多層シートを真空成形法、圧空成形
法又はその併用の方法で成形されたもので、容器本体及
び蓋材の最内層同士はヒートシール可能であり、かつ少
なくとも一方が易開封性樹脂又は易開封性機能を有する
フィルム層からなっていることが好ましい。このような
ヒートシール用樹脂としては例えばポリプロピレン、低
密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、線状ポリエチ
レン、エチレンー酢酸ビニール共重合体、ポリスチレ
ン、エチレンーメタアクリル酸共重合体、エチレンーメ
タクリル酸共重合体金属架橋物等を挙げることができ
る。
【0007】本発明に用いられる容器本体の材質として
は例えばポリプロピレン、ポリエステル、ナイロンの単
体又は2層以上の多層材料に最内層を更に積層したもの
からなる。更にガス遮断性を向上する目的でエチレンー
酢酸ビニール共重合体、塩化ビニリデン、ナイロン等を
積層することも可能である。容器本体はシート成形され
るため、成形上適度のシート厚みと剛性が必要であり、
また100℃の温度においても形状が変形しない程度の
剛性が必要である。容器本体のコーナー部が熱に対して
変形し易くなければならないために、シート厚みとして
は、好ましくは0.2〜1.2mm、更に好ましくは
0.3〜0.9mmである。又、材質の100℃におけ
るヤング率は好ましくは500〜10000kgf/cm2
更に好ましくは1000〜4000kgf/cm2である。
【0008】本発明に用いられる蓋材の材質としては一
般的な構成の採用が可能であるが、例えば延伸ポリエス
テル、延伸ナイロン、延伸ポリプロピレン等及び容器本
体とヒートシール可能な樹脂フィルムと組み合わせたフ
ィルムが採用され、ガス遮断性が必要な場合にはアルミ
ニウム箔、塩化ビニリデン樹脂、エチレンー酢酸ビニー
ル共重合体ケン化物の積層も可能である。
【0009】本発明に用いられる容器本体のリブの形状
としては、図1に示したように容器本体のつり下げ用の
シール部分(2)に、容器内側の先端部は容器内面本体
に貫通していて、容器外側の先端部は容器外端部より3
mm以上内側で終結することが好ましい。
【0010】
【実施例】《実施例1》厚み0.7mmのポリプロピレン
シートを用いた長辺180mm(内つり下げ部30mm)、
短辺120mm、高さ15mm、の容器本体のつり下げ用の
シール部分に図1に示す形状の長4本、短1本のリブを
真空成形法式にて作成した。蓋材としてアルミナ蒸着延
伸ポリエステル(12μm)/延伸ナイロン(15μ
m)/ポリプロピレン系イージーピールシーラントフィ
ルム(60μm)の構成の積層物を準備した。そして容
器本体に60℃の湯を100ml充填し、蓋材でシール
し50%の含気になるよう調整した。上記の条件にて充
填したものを、115℃にて30分のレトルト処理を定
差圧にて行った。つり下げ部の広範囲シール部分も含め
容器変形もなく、外観が良好なものが得られた。
【0011】《比較例1》実施例1の容器本体のつり下
げ用のシール部分にリブを入れないで、実施例1と同様
に充填を行ったものを115℃にて30分のレトルト処
理を定差圧にて行った。つり下げ部が湾曲し、良好な外
観を得られなかった。 《比較例2》実施例1の容器本体のつり下げ用のシール
部分に外周部に通じ、内周部に通じないリブを入れ実施
例1と同様に充填を行ったものを115℃にて30分の
レトルト処理を定差圧にて行った。リブの部分に温水が
残り排除が大変困難であった。 《比較例3》実施例1
の容器本体のつり下げ用のシール部分に外周部、内周部
ともに通じないリブを入れ実施例1と同様に充填を行っ
たものを115℃にて30分のレトルト処理を定差圧に
て行った。リブ部の蓋材部分が膨張し外観が悪くなっ
た。
【0012】
【発明の効果】本発明の密封容器によると、115℃の
レトルト処理を行っても容器本体の成形時のストレス等
による変形が防止でき、外観の良好な製品の供給が出来
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明で使用する本体容器の一実施例を示す正
面図
【図2】本発明で使用する本体容器の一実施例を示す断
面図
【符号の説明】
1:容器本体 2:蓋材 3:リブ部 4:つり下げ用のシール部分 5:つり下げ用穴

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 つり下げ用のシール部分を有する容器本
    体と蓋材とからなる密封容器において、容器本体のつり
    下げ用のシール部分に容器内部と通じるような凹部形状
    のリブを持つことを特徴とする密封容器。
  2. 【請求項2】 容器本体が厚み0.2〜1.2mmのシ
    ートを成形したものである請求項1記載の密封容器。
JP10251452A 1998-09-04 1998-09-04 密封容器 Pending JP2000085849A (ja)

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JP10251452A JP2000085849A (ja) 1998-09-04 1998-09-04 密封容器

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011240977A (ja) * 2010-05-20 2011-12-01 Sumitomo Bakelite Co Ltd 包装容器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011240977A (ja) * 2010-05-20 2011-12-01 Sumitomo Bakelite Co Ltd 包装容器

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040326