JP2000083323A - 電力管理システム - Google Patents

電力管理システム

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JP2000083323A
JP2000083323A JP24877598A JP24877598A JP2000083323A JP 2000083323 A JP2000083323 A JP 2000083323A JP 24877598 A JP24877598 A JP 24877598A JP 24877598 A JP24877598 A JP 24877598A JP 2000083323 A JP2000083323 A JP 2000083323A
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Junsuke Miyamoto
淳介 宮本
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Miyamoto Engineering Co Ltd
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  • Remote Monitoring And Control Of Power-Distribution Networks (AREA)
  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
  • Emergency Protection Circuit Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】3相3線式にも適用可能で、電源を遮断する対
象の機器を個別に設定可能であって、負荷が低下すると
設定された順番に自動的に電源を復帰させることのでき
る管理システムの提供。 【解決手段】負荷電力を監視する電力監視手段4と、過
負荷状態になったときに電源を遮断する順番を個別に設
定する遮断優先順位設定手段51と、過負荷状態から回
復したときに電源を復帰させる順番を設定する復帰優先
順位設定手段51と、過負荷状態になったときには設定
された順番に電源を遮断し、過負荷状態から回復したと
きには設定された順番に電力機器の電源を復帰させる制
御手段5とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、共通の受電設備から複
数の電力機器に配電されている配電システムの電力を監
視し、最適な運用を行う電力管理システムに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】3相3線式配電系統等による配電システ
ムにおいては、共通の受電設備から複数のモーター等の
電力機器に配電使用されている。例えば、2KWの電力機
器が10台と、5KW の電力機器が5台設置してある事業所
においては、設置電力の合計は45KWとなる。従って、
設置電力を基準にして受電の契約をすると、基本料金も
高額になる。しかし、5KWの電力機器のほうは、普通は
5台中何れかの1台しか稼働しない場合、45KWでは多
過ぎるので25KW程度で十分といえる。そこで、25KW
相当容量のブレーカを設置して、25KWの契約すること
で基本料金を節約することが可能となる。
【0003】しかし、ぎりぎりの25KWで契約すると、
一時的な作業のピークのために5KWの電力機器を2台以
上稼働させると、ブレーカが作動してしまったり、契約
電力を超過して超過料金が課せられるという問題が生じ
る。そこで、契約電力は設置電力よりできるだけ少ない
電力で契約し、契約電力を越えそうになった場合に警報
等を発して注意を促し、ブレーカの作動や超過料金の発
生を防ぐように構成された管理システムが提案されてい
る。また、家庭用で、使用中のパソコンの不意の停電を
防ぐために、ブレーカの作動する前に、電灯回路を強制
的に遮断して、パソコンのデータの消滅を防ぐように構
成されたシステムも提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述したよ
うな従来の警報を発するだけのシステムでは、警報が発
せられる度に、どの機器を止めるのが好ましいか迷うと
いう問題がある。また、後者では、家庭用の単相3線式
100Vにおける電灯回路に固定されているので、3相
3線式で受電している事業所には使用できなかった。ま
た、電源を遮断する対象は電灯回路に固定されているの
で、急に真っ暗になったりするという不便な問題があっ
た。
【0005】そこで、本発明は、3相3線式にも適用可
能なシステムであって、且つ、電源を遮断する対象の機
器を個別に設定可能であって、負荷が低下すると、設定
された順番に自動的に電源を復帰させることのできる管
理システムの提供を目的としてなされたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる請求項1
の電力管理システムは、共通の受電設備から配電される
複数の電力機器を備えた配電設備における電力管理シス
テムにおいて、負荷電力を監視する電力監視手段と、過
負荷状態になったときに電源を遮断する順番を、前記複
数の電力機器ごとに個別に設定する遮断優先順位設定手
段と、過負荷状態から回復したときに電源を復帰させる
順番を、前記複数の電力機器ごとに個別に設定する復帰
優先順位設定手段と、前記電力監視手段による負荷電力
が予め設定された電力を越えて過負荷状態になったとき
には、前記遮断優先順位設定手段において設定された順
番に電力機器の電源を遮断し、過負荷状態から回復した
ときには、前記復帰優先順位設定手段において設定され
た順番に電力機器の電源を復帰させる制御手段と、を備
えるという手段を講じた。
【0007】請求項2の電力管理システムは、前記電力
監視手段を、3相3線式配線のR相配線の電流を検出す
るCTを備えている構成とした。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に、本発明にかかる電力管理
システムを、その実施の形態を示した図面に基づいて詳
細に説明する。
【0009】図1は、3相3線式の配電方式に用いた本
発明の電力管理システムの基本配線図である。図1にお
いて、1は電力取引メーター、2はメインブレーカ、3
1は遮断優先順位が1番の電力機器,32は遮断優先順
位が2番の電力機器,33,34は遮断対象となってい
ない電力機器である。4は電力監視手段としてのCT
(変流器)であり、3相3線のR相の配線に設置されて
いる。
【0010】5はピークカットコントローラであり、以
下の構成を備えている。
【0011】即ち、ピークカットコントローラ5は、第
1設定値から第8設定値までが設定された設定手段51
と、第1設定値を越えたときから回復するまで第1段階
信号を出力する第1出力手段52と、第2設定値を越え
たときから回復するまで第2段階信号を出力する第2出
力手段53と、前記第1段階信号に基づいて橙色表示灯
D2を始めの第4設定値間は点滅させてその後連続点灯
させ、第1段階信号が出力されなくなってから第4設定
値間は点滅させた後に消灯させる第1段階表示制御回路
55と、前記第2段階信号に基づいて第1赤色表示灯D
3をハンチング防止固定タイマー(5秒)と第5設定値
間は点滅させてその後連続点灯させ、第1段階信号が出
力されなくなって第2制御回路59が入ってなければ第
6設定値間点滅させた後に消灯させる第1遮断表示制御
回路56と、前記第2段階信号に基づいてハンチング防
止固定タイマー(5秒)と第5設定値間後に第1遮断信
号を出力し前記第1段階信号が出力されなくなって第2
制御回路59が入っていなければ第6設定値間後に第1
復帰信号を出力する第1制御回路58と、第1遮断信号
が出力され第7設定値間は点滅させてその後連続点灯さ
せ第1段階信号が出力されなくなってから第8設定値間
点滅させた後に消灯させる第2遮断表示回路57と、第
1遮断信号が出力され第7設置値間後に第2遮断信号を
出力し、前記第1段階信号が出力されなくなってから第
8設定値間後に第2復帰信号を出力する第2制御回路5
9とを備えている。
【0012】以上の基本回路以外に、緑色表示灯D1
を、負荷電流が1Aを越えてから第3設定値間は点滅さ
せ、その後は連続点灯させ、1A未満になったときに第
3設定値間後に消灯させる負荷表示制御回路61と、前
記第2段階信号に基づいてピークカット表示器Cを点滅
させるピークカット点滅回路62と、第2設定値を越え
5秒以上継続して越えたときから「電気の使い過ぎ 電
流設定値オーバーです」と音声を発するメッセージ発音
回路63と、前記第2段階信号に基づいて動作する赤色
回転灯64と、緑色の定格電流表示器Bを、前記第1段
階信号が出力されると点滅開始し出力されなくなってか
ら点滅終了させる定格表示制御回路65と、を備えてい
る。
【0013】図2は、前記ピークカットコントローラ5
の操作パネルの正面図である。図2において、3桁の赤
色の表示器Aは、前記CT4によって検出した現在の負
荷電流値を表示するものであり、ボタン操作によって電
圧表示に切り替えることができる。3桁の緑色の表示器
Bは、前記設定手段51において設定された第1設定値
(定格電流値)を表示するものであり、第1設定値を越
えると前記定格表示制御回路65によって点滅制御され
る。4桁の赤色の表示器Cは、ピークカット表示器であ
り、通常は第2設定値を100%として表示する。第2
設定値を越えると前記ピークカット点滅回路62によっ
て点滅制御される。
【0014】緑色表示灯D1は、負荷表示制御回路61
によって点灯制御される緑色のLEDである。橙色表示
灯D2は、第1段階表示制御回路55によって点灯制御
される橙色のLEDである。第1赤色表示灯D3は、第
1遮断表示制御回路56によって点灯制御される赤色の
LEDである。第2赤色表示灯D4は、第2遮断表示制
御回路57によって点灯制御される赤色のLEDであ
る。その他、漏電警報用の赤色LED、音声の確認およ
び音声アラーム「漏電しています。ただちに点検して下
さい」の停止を行うボタンスイッチE、電圧表示に切り
替えるボタンスイッチF、ピークカット表示器の内容及
び設定項目を順次切り替えるボタンスイッチG、第1設
定値〜第8設定値を設定するボリュームH、音声の音量
を調節するボリュームIを備えている。
【0015】前記ボタンスイッチGを0.5秒以上押す
ことによって以下の各項目を順次設定できる。始めは、
前記赤色表示器Aが「1」を表示し、第1設定値(定格
電流値)の設定モードであることを示す。このとき、前
記ボリュームHを操作することによって、1A〜600
Aの電流値に設定する。設定を終了したら前記ボタンス
イッチGを押すと、前記赤色表示器Aが「2」を表示
し、第2設定値の設定モードであることを示す。ここで
も同様に前記ボリュームHを操作することによって、1
00%〜150%に設定する。以下同様に、前述した第
3設定値〜第8設定値(各タイマー)を順次設定する。
【0016】以上の構成の電力管理システムにおいて、
当該事業所が稼働し始めてから終業するまでの負荷電流
値の変化と各信号の状態及び各表示灯の状態及び電力機
器の遮断及び復帰状態を、図3に基づいて説明する。な
お、第1設定値は20A、第2設定値は120%(24
A)、第3設定値は10秒、第4設定値は10秒、第5
設定値は10秒、第6設定値は15秒、第7設定値は1
0秒、第8設定値は15秒に設定された場合を例として
説明する。
【0017】時刻T0において、前記CT4にて検出さ
れる負荷電流が1Aを越えると、負荷表示制御回路61
によって緑色表示灯D1が始めの10秒間(第3設定
値)は点滅してその後には連続点灯される。その後、負
荷電流が増加して5Aを越え、時刻T1において、第1
設定値20Aを越えると第1出力手段52から第1段階
信号が出力されるので、これに基づいて第1段階表示制
御回路55によって橙色表示灯D2は始めの10秒間
(第4設定値)は点滅され、その後は連続点灯される。
同時に、定格表示制御回路65によって緑色の表示器B
は点滅制御される。そして、時刻T2において、第2設
定値(120%)を越えると、第2段階信号が出力され
はじめ、第1遮断表示制御回路56によって第1赤色表
示灯D3がハンチング防止タイマーにて設定された5秒
間と10秒間(第5設定値)点滅した後連続点灯開始さ
れる。同時に、ピークカット点滅回路62によってピー
クカット表示器Cが点滅制御開始される。
【0018】そして、時刻T2からハンチング防止タイ
マーにて設定された5秒間と10秒(第5設定値)経過
した後の時刻T3に、第1制御回路58から第1遮断信
号が出力される。この第1遮断信号によって電力機器3
1のマグネットMG1が制御されて電力機器31への電
力が遮断される。同時に、優先順位が1番の機器の電力
が遮断されていることを示すために、第1赤色表示灯D
3は連続点灯される。そして、電力機器31への電力が
遮断されても負荷電流が第2設定値を越えた状態のまま
であると、優先順位が2番の電力機器の遮断準備に入っ
たことを示すために、時刻T3において、第2遮断表示
制御回路57によって第2赤色表示灯D4が点滅し始め
る。同時に、メッセージ発音回路63によって、ハンチ
ング防止タイマーにて設定された5秒間を過ぎてから
「電気の使い過ぎ 電流設定値オーバーです」と音声が
発せられるとともに、第1遮断信号によって赤色回転灯
64が点灯して回転し始める。
【0019】そして、10秒(第7設定値)後の時刻T
4においては、第2制御回路59から第2遮断信号が出
力され、電力機器32のマグネットMG2が制御されて
電力機器32への電力も遮断される。同時に、優先順位
が2番の機器の電力も遮断されていることを示すため
に、第2赤色表示灯D4も連続点灯される。
【0020】その後、時刻T5になって、負荷電流が第
2設定値を下回ると、第2段階信号が出力されなくな
り、ピークカット表示器Cが点滅制御から連続点灯制御
へ変わる。さらに、負荷電流が低下して、時刻T6にお
いて、第1設定値を下回ると、第1段階信号と第2段階
信号が出力されなくなり、電力機器32の復帰準備に入
ったことを示すために第2赤色表示灯D4が点滅開始
し、15秒(第8設定値)後の時刻T7になって第2復
帰信号が出力されて電力機器32のマグネットが閉じら
れて電力機器32の電力が復帰して運転が再開される。
同時に、電力機器31も復帰準備に入ったことを示すた
めに第1赤色表示灯D3が点滅開始し、更に15秒(第
6設定値)後の時刻T8になると、第1復帰信号が出力
されて電力機器31のマグネットも閉じられて電力機器
31の電力も復帰して運転が再開される。
【0021】なお、漏電が検出された場合には、漏電表
示灯D5が点滅し、「漏電しています。ただちに点検し
て下さい。」と漏電に対する警報音声を発生する。第2
設定値を越えた状態と漏電とが重なった場合には、漏電
に対する警報音声の方が優先される。
【0022】また、以上の実施の形態においては、電力
の遮断/復帰の制御を行う対象は、二つの電力機器3
1,32に限定した場合で説明したが、他の電力機器3
3,34を制御することも当然容易である。制御したい
電力機器のマグネットへ、前記第1,2遮断信号と第
1,2復帰信号とを接続配線すればよいのである。ま
た、第2遮断信号を出力しても第2設定値を下回らない
場合には、更に、10秒後に第3遮断信号を出力して優
先順位が3番の電力機器を遮断し、更に、10秒後には
次の優先順位の電力機器を遮断する等のように、3台以
上の電力機器の遮断/復帰を制御することも可能であ
る。
【0023】例えば、関西電力株式会社の管内における
3相3線式に電気料金は、 電気料金(円)=契約電力(KW)×単価(980 円)×
(100 −力率+85)/100 という式に従って計算される。従って、従来47KWの契
約電力であった事業所が、16KW(50A)に契約変更
した場合の差を試算してみると、(力率はすべて90%
とする。) 47KWの場合、 47(KW)×980 (円)×(100-90+85 )/100 =43,757
(円) となるが、16KWの場合は、 16(KW)×980 (円)×(100-90+85 )/100 =14,896
(円) となるので、その差額は1ケ月で28,861円という
金額になる。このように、本発明の電力管理システムで
電力を管理することによって、最適な過負荷制御が可能
になるので、上記例のように、毎月相当額の電気料金を
節減することが可能となるのである。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、過負荷状態になったと
きに予め設定された優先順位に従って稼働中の電力機器
を順番に遮断し、過負荷状態から正常状態に復帰した場
合には、予め設定された優先順位に従って、遮断されて
いた電力機器への電源を順番に自動復帰するので、負荷
電力を所定の設定電力以下に抑えるように自動的に制御
することが可能になる。従って、電力会社との契約をよ
り少ない電力負荷として契約できるので、電気料金を節
減できる。さらに、制御対象の電力機器を自由に設定で
きるとともに、過負荷の設定値や作動するまでのタイマ
ーの設定値を簡単に変更できるので、操作性が優れてい
るとともに、季節変動等にフレキシブルに対応した細か
い電力管理が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる電力管理システムの実施の形態
の基本配線図である。
【図2】ピークカットコントローラの操作パネルの正面
図である。
【図3】各部の動作状態を説明するタイミングチャート
図である。
【符号の説明】
31 遮断優先順位が1番で、復帰優先順位が2番の電
力機器 32 遮断優先順位が2番で、復帰優先順位が1番の電
力機器 33,34 遮断/復帰の制御対象外の電力機器 4 CT,電力監視手段 5 ピークカットコントローラ,制御手段 51 設定手段,遮断優先順位設定手段 51 設定手段,復帰優先順位設定手段 52 第1出力手段 53 第2出力手段 58 第1制御回路 59 第2制御回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】共通の受電設備から配電される複数の電力
    機器を備えた配電設備における電力管理システムにおい
    て、 負荷電力を監視する電力監視手段と、 過負荷状態になったときに電源を遮断する順番を、前記
    複数の電力機器ごとに個別に設定する遮断優先順位設定
    手段と、 過負荷状態から回復したときに電源を復帰させる順番
    を、前記複数の電力機器ごとに個別に設定する復帰優先
    順位設定手段と、 前記電力監視手段による負荷電力が予め設定された電力
    を越えて過負荷状態になったときには、前記遮断優先順
    位設定手段において設定された順番に電力機器の電源を
    遮断し、過負荷状態から回復したときに、前記復帰優先
    順位設定手段において設定された順番に電力機器の電源
    を復帰させる制御手段と、 を備えたことを特徴とする電力管理システム。
  2. 【請求項2】電力監視手段は、3相3線式配線のR相配
    線の電流を検出するCTを備えていることを特徴とする
    請求項1に記載の電力管理システム。
JP24877598A 1998-09-02 1998-09-02 電力管理システム Pending JP2000083323A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7412304B2 (en) 2004-03-25 2008-08-12 Ip Power Systems Corporation Power system for area containing a set of power consumers
JP2010200589A (ja) * 2009-02-27 2010-09-09 Toshiba Corp 電力制御装置および方法
CN104009502A (zh) * 2013-02-22 2014-08-27 宏碁股份有限公司 电源供应电路

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