JP2000080601A - レール加熱装置 - Google Patents

レール加熱装置

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JP2000080601A
JP2000080601A JP10270626A JP27062698A JP2000080601A JP 2000080601 A JP2000080601 A JP 2000080601A JP 10270626 A JP10270626 A JP 10270626A JP 27062698 A JP27062698 A JP 27062698A JP 2000080601 A JP2000080601 A JP 2000080601A
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rails
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gas
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JP10270626A
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English (en)
Inventor
Noritsugu Abe
則次 阿部
Masayuki Ogawa
正之 小川
Norio Matsui
法雄 松井
三喜男 ▲餅▼田
Mikio Mochida
Yasushi Mitsuya
康司 三矢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MITOMO GOSEI KK
MITSUI KOGYO KK
Railway Technical Research Institute
Mitsubishi Kagaku Sanshi Corp
Sanko Shoji KK
Original Assignee
MITOMO GOSEI KK
MITSUI KOGYO KK
Railway Technical Research Institute
Mitsubishi Kagaku Sanshi Corp
Sanko Shoji KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】レールを接着する際に、継目の近傍のレール及
び継目を、所定温度まで加熱させるための作業が短時間
でできるようにする。 【解決手段】レールRの両側方部に、ガスバーナBが取
付けられた一対のレール側方部加熱装置A1 を設置させ
ると共に、前記レールRの上方にガスバーナBが取付け
られたレール上部加熱装置A2 を設置させ、該レールR
を両側方及び上方の三方向から同時に加熱する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鉄道の線路におい
て、レールを絶縁させた状態で接着して接続させる際
に、継目とその近傍のレールを加熱するためのレール加
熱装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】鉄道における踏切では、鉄道車両が接近
したことに伴い、自動で遮断機が作動する。その際、鉄
道車両が接近したことを遮断機に知らせるために、絶縁
継目レールを用いた軌道回路によるスイッチが使用され
る。絶縁継目レールについて説明する。なお、本明細書
では、絶縁継目レールをレールと区別する必要がある場
合にのみ、「レールR」、「絶縁継目レールR’」と記
載する。図7及び図8に示されるように、踏切Fの手前
側において、レールRとレールRとの間に絶縁継目レー
ルR’が敷設されている。この絶縁継目レールR’は、
レールRと突き合わせられる部分に隙間(継目K)が設
けられ、該継目Kに絶縁材W(断面形状がレールとほぼ
同一な板材)が挿入されることによってレールRから絶
縁されている。このように、前後のレールRから絶縁さ
れた状態で接続されたレールRが「絶縁継目レール
R’」である。この絶縁継目レールR’と各遮断機51
を作動させるためのモータ52とが、それぞれ信号線5
3によって結線されている。矢印Pの方向に走行する鉄
道車両Tが、一対の絶縁継目レールR’を走行すると、
該鉄道車両Tの車輪54及び車軸(図示せず)を介して
一対の絶縁継目レールR’が通電される。そのため、各
遮断機51のモータ52が作動され、遮断棹51aが降
ろされる。
【0003】上記したレールR',Rは、次のようにして
接続される。図9ないし図11に示されるように、レー
ルRと絶縁継目レールR’の両端面が相対向して配置さ
れ、枕木55に固定される。レールR',Rどうしの継目
Kには、僅かな隙間が設けられている。図10に示され
るように、この状態で、継目Kの近傍のレールR',R
が、レール加熱装置H’によって所定の温度(約80
℃)に加熱(予備加熱)される。その後、該レールR',
Rの腹部1に研摩剤が吹き付けられ、サンドブラスト処
理が施される。レールR',Rを加熱するのは、接着剤G
が良好に硬化されるようにするためであり、サンドブラ
スト処理を施すのは、レールR',Rの腹部1の酸化物
(スケール)を除去するためである。続いて、レール
R',Rの腹部1に接着剤Gが塗布される。
【0004】そして、図10に示されるように、レール
R',Rの腹部1の両側に取付けられた各継目板56の挿
通孔56aに締結ボルト57が挿通され、平座金58を
介して締結ナット59により仮締めされる。この状態
で、継目Kの近傍のレールR',Rが、レール加熱装置
H’によって再び所定の温度(約80℃)に加熱(本加
熱)された後、上記した締結ボルト57が締結ナット5
9により本締めされて固定される。なお、締結ボルト5
7の軸部は、絶縁チューブ61によって被覆されている
ため、該締結ボルト57を介してレールRと絶縁継目レ
ールR’とが導通されることはない。
【0005】従来のレール加熱装置H’について説明す
る。図11に示されるように、レールR',Rの側方に、
該レールR',Rと平行にして一対のレール加熱装置H’
が設置される。一対のレール加熱装置H’を構成するガ
スバーナB’の輻射面62は、レールR',Rと相対向し
ている。一対のレール加熱装置H’を作動させると、各
ガスバーナB’からレールR',Rに向けて赤外線が輻射
される。その結果、レールRが加熱される。しかし、従
来のレール加熱装置H’の場合、レールR',Rの頭部2
及び底部3は外気の雰囲気中に存している。そのため、
輻射熱の熱損失が大きく、加熱効率が悪い。
【0006】このレール接着作業は、列車の運行の間合
いを利用して行われるため、迅速な作業が不可欠であ
る。しかも、該レールR',Rには、予備加熱と本加熱の
2回の加熱が行われる。しかし、従来のレール加熱装置
H’の場合、加熱効率が悪いため、レールR',Rを所定
の温度まで加熱させるために長時間を要する。その結
果、列車の運行の間合いが短い路線の場合、レール接着
が困難である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記した不
具合に鑑み、レールの加熱が短時間で行われるようにす
ることを課題としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明は、レールを絶縁させた状態で接着して接続す
る際に、継目の近傍のレール及び継目を加熱するための
レール加熱装置であって、前記レールと平行にして継目
の両側方に設置され、ガスバーナによってレール及び継
目の両側部を加熱するための一対のレール側方部加熱装
置と、同じくレールの上方に設置され、ガスバーナによ
ってレールの上部を加熱するためのレール上部加熱装置
とから成ることを特徴としている。
【0009】レールの側方に、該レールと平行にして一
対のレール側方部加熱装置が設置される。更に、前記一
対のレール側方部加熱装置の上面に、レールに跨がる形
態でレール上部加熱装置が設置される。各加熱装置に
は、それぞれガスバーナが取付けられていて、各ガスバ
ーナの輻射面はレールの側方部又は上部に向けられてい
る。各ガスバーナ内での燃焼によって発生した赤外線
が、レールに向かって輻射される。レールは、両側方及
び上方の三方向から同時に加熱される。しかも、レール
が加熱される部分は、外気と遮断されている。この結
果、レールの全体がほぼ均一に加熱されるため、該レー
ルが短時間で所定温度まで加熱される。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、実施例を挙げて本発明を更
に詳細に説明する。図1は本発明に係るレール加熱装置
Hの斜視図、図2は同じく側面図、図3は同じく正面図
である。本発明に係るレール加熱装置Hは、図1ないし
図3に示されるように、レールRの側方部を加熱するた
めの一対のレール側方部加熱装置A1 と、レールRの上
部を加熱するためのレール上部加熱装置A2 とから構成
されている。これらの加熱装置A1,A2 には、それぞれ
同一のガスバーナBが取付けられている。
【0011】最初に、ガスバーナBについて説明する。
これらのガスバーナBは、「シュバンクバーナ」と称さ
れているものであり、ガスの燃焼により発生した赤外線
を固体(セラミックプレート)に伝達し、該固体からの
輻射熱によって被加熱部材を加熱させる形態である。図
4及び図5に示されるように、ガスバーナBを構成する
バーナ本体4の前面の輻射面4aには、セラミックプレ
ート5が配設されている。該セラミックプレート5の表
面には、直径が約1mmの炎孔5aが多数設けられてい
る。また、バーナ本体4の背面側には、空気とガスの混
合管6が設けられている。送風機(図示せず)により、
空気供給管7から供給された空気とガス供給管8から供
給されたガスが、前記混合管6において混合され、バー
ナ本体4内で燃焼される。この燃焼によって発生した赤
外線が、前記セラミックプレート5の多数の炎孔5aか
ら輻射される。セラミックプレート5の表面温度は80
0〜900℃であり、その放射効率は45〜60%であ
る。この結果、前記セラミックプレート5と相対向して
設置された被加熱部材(本実施例の場合、レールR)が
加熱される。これらのガスバーナBにおけるガスは、L
Pガス又は都市ガスが使用される。1個のガスバーナB
の長さは約570mmであり、そのガス消費量は、LP
ガスの場合、約670kwである。なお、図5において
符号9,11は、空気及びガスの供給量を調節するため
の調節バルブである。
【0012】次に、図1ないし図3を参照しながら、一
対のレール側方部加熱装置A1 の構成について説明す
る。一対のレール側方部加熱装置A1 の構成は、ほとん
ど同一なので、一方側のレール側方部加熱装置A1 を構
成する部材には添字「a」を付し、他方側のレール側方
部加熱装置A1 を構成する部材には添字「b」を付して
説明する。各レール側方部加熱装置A1 は、上記したガ
スバーナBと、該ガスバーナBを支持するための支持ブ
ラケット12a,12b から成る。これらの支持ブラケッ
ト12a,12b は、金属板から成る。一対の支持ブラケ
ット12a,12bの下部は、レールRの側に向かってほ
ぼ直角に折り曲げられていて、脚部13a,13b が形成
されている。そして、該支持ブラケット12a,12b の
長手方向に沿って2個のガスバーナBが、直列に取付け
られている。これらのガスバーナBは、その輻射面4a
がレールRの側方部と相対向される位置に取付けられ
る。そして、該支持ブラケット12a,12b には抜き孔
14a,14b が設けられていて、該抜き孔14a,14b
を介して各ガスバーナBの混合管6が、前記支持ブラケ
ット12a,12b の外部に突出されている。また、該支
持ブラケット12a,12b の背面側には、所定の間隔を
おいて2本の把手15a,15b が取付けられている。
【0013】他方側のレール側方部加熱装置A1 を構成
する支持ブラケット12bの上端部は、レールRの側に
向かってほぼ直角に折り曲げられていて、後述するスト
ッパ部16が形成されている。このストッパ部16に、
後述するレール上部加熱装置A2 の支持プレート17が
載置される。
【0014】次に、レール上部加熱装置A2 について説
明する。本実施例のレール上部加熱装置A2 は、長方形
状の支持プレート17の下面に、その長手方向に沿って
2個のガスバーナBが直列に取付けられた形態である。
各ガスバーナBは、それらの輻射面4aを下方に向けた
状態で取付けられる。この支持プレート17には、前述
した支持ブラケット12a,12b と同様に、2個の抜き
孔18が設けられていて、各ガスバーナBの混合管6が
前記抜き孔18から外部に突出されている。また、前記
支持プレート17の長手方向の両端部の下面には、レー
ル上部加熱装置A2 全体の重量を支持するための支持脚
19が固着されている。これらの支持脚19がレールR
の上端面に当接されることにより、レールRとガスバー
ナBとの間隔が一定に定められる。そして、該支持プレ
ート17の上面には、所定間隔をおいて2個の把手21
が固着されている。
【0015】本実施例のレール上部加熱装置A2 は、前
述した一対のレール側方部加熱装置A1 のうちの一方側
と、複数個のヒンジ22によって回動可能に連結されて
いる。即ち、レール上部加熱装置A2 を構成する支持プ
レート17の幅方向の一端の縁部と、レール側方部加熱
装置A1 を構成する支持ブラケット12aの上端の縁部
とが接していて、両者17,12aとが複数個のヒンジ
22によって連結されている。このため、一方側のレー
ル側方部加熱装置A1 全体が、支持ブラケット12aに
対し、前記ヒンジ22の軸心Cを回動中心として回動さ
れる。
【0016】図1ないし図3、及び図6を参照しなが
ら、本発明に係るレール加熱装置Hの作用について説明
する。レールRが接着される際に、レールRと絶縁継目
レールR’との継目Kが解体される。レールR',Rの継
目Kの近傍の部分が予備加熱されるため、図6に示され
るように、レール加熱装置Hを構成する一対のレール側
方部加熱装置A1 が、レールR',Rと平行にして設置さ
れる。即ち、一対のレール側方部加熱装置A1 が枕木2
3の上面に載置される。その際、レールR',Rの長手方
向に沿った継目Kのほぼ中央部と、レール加熱装置Hの
長手方向のほぼ中央部とが一致されるように配置され
る。作業者は、各支持ブラケット12a,12b の背面側
に取付けられている2個の把手15a,15b を操作し
て、各支持ブラケット12a,12b を枕木23の上面を
滑らせながら、レールRの側方部に接近させる。一対の
レール側方部加熱装置A1 を構成する支持ブラケット1
2a,12b の各脚部13a,13b の先端面を、レールR
の底部3の各側面部3aに突き当てることによって、一
対のレール側方部加熱装置A1 の設置位置が容易に定め
られる。その結果、一対のガスバーナBの輻射面4aを
レールR',Rに対してほぼ平行に設置できると共に、レ
ールR',Rと一対のガスバーナBの輻射面4aとの間隔
を常に一定の状態で設置することができる。
【0017】続いて、レール上部加熱装置A2 が、ヒン
ジ22の軸心Cを中心に回動される。レール上部加熱装
置A2 を構成する支持プレート17における幅方向の一
端部(ヒンジ22が取付けられていない側の端部)が、
他方側のレール側方部加熱装置A1 を構成する支持ブラ
ケット12bのストッパ部16の上面と当接されること
によって、回動が停止される。同時に、各支持脚19
が、レールRの上端面に当接される。この状態で、レー
ル上部加熱装置A2 を構成するガスバーナBの輻射面4
aが、レールRの直上に配置される。しかも、レールR
の幅方向の中心線L1 と、レール上部加熱装置A2 を構
成するガスバーナBの幅方向の中心線L2とがほぼ合致
する。
【0018】図2に示されるように、各装置A1,A2
構成するそれぞれのガスバーナBの輻射面4aから、レ
ールRに向かって赤外線が輻射される。このようにし
て、レールRの両側方及び上方から同時に赤外線が輻射
されて、該レールR全体が加熱される。レールRの両側
部及び上部は、支持ブラケット12a,12b 及び支持プ
レート17によって外気と遮断されているため、レール
Rが加熱される部分に外気が入り込むことはなく、レー
ルRの加熱が効率的に行われる。しかも、各装置A1,A
2 におけるレールRの長手方向に沿った両端部は解放さ
れているため、レールRが加熱される部分に存する熱気
が、前記解放部分から大気中に放出され、金属から成る
支持ブラケット12a,12b 、支持プレート17及び各
把手15a,15b,21が加熱されることはない。そのた
め、各装置A1,A2 の撤去が容易である。このようにし
て、短時間でレールRを所定温度(約80℃)まで加熱
させることができる。なお、本実施例では、図3に示さ
れるように、各装置A1,A2において、2個のガスバー
ナBをレールRの長手方向に沿って直列に設置し、これ
らを同時に作動させているため、更に短時間でレールR
を昇温させることができる。
【0019】続いて、レール加熱装置Hが撤去され、レ
ールブラスト装置(図示せず)が設置される。この装置
により、レールRの腹部1にサンドブラスト処理が施さ
れ、絶縁材W(図9参照)が挿入され、接着剤Gが塗布
される。そして、継目Kが仮組付けされる(図10参
照)。この状態で、再びレール加熱装置Hが設置され、
該装置Hにより、レールRが所定温度(約80℃)にま
で加熱(本加熱)される。その後、継目Kが本組付けさ
れ、接着剤Gが硬化後、冷却水が散水されてレールRが
冷却される。
【0020】本実施例では、ガスバーナを使用してレー
ルを加熱する場合を説明したが、ガスバーナ以外の加熱
手段、例えば油バーナ、微粉炭バーナ等を使用しても構
わない。また、本実施例では、支持ブラケット12a,1
2b における脚部13a,13b (位置決め部)を、レー
ルRの底部3の両側面部3aに突き当てることにより、
一対のレール側方部加熱装置A1 のレールRに対する位
置決めを行う構成である。しかし、位置決め部の構成
は、どのようなものであっても構わない。例えば、支持
ブラケット12a,12b の両端部に張出部を設け、それ
らをレールRの腹部1又は頭部2の側面部に突き当てて
位置決めする形態でも構わない。
【0021】
【発明の効果】本発明に係るレール加熱装置は、レール
と平行にしてレールの側方に設置され、ガスバーナによ
ってレールの両側部を加熱するための一対のレール側方
部加熱装置と、同じくレールの上方に設置され、ガスバ
ーナによってレールの上部を加熱するためのレール上部
加熱装置とから構成されている。そのため、次の諸効果
が奏される。(1)レールは、両側方及び上方の三方向
から同時に加熱される。しかも、レールが加熱される部
分は、外気と遮断されている。そのため、加熱効率が良
好であり、該レールを所定温度にまで加熱するために要
する時間が短くて済む。その結果、列車の間合いが短い
場合でも、レール接着作業を行うことができる。(2)
レール上部加熱装置を構成する支持プレートが、一対の
レール側方部加熱装置のいずれかに対して回動可能にし
て取付けられている場合、前記レール上部加熱装置を設
置する際に、該装置を回動させるだけで済むため、容易
である。(3)更に、一対のレール側方部加熱装置を構
成する各支持ブラケットに、レールの側方部分を突き当
てることにより、該装置をレールの幅方向に対して位置
決めされた状態で設置させるための位置決め部が設けら
れている場合、前記一対の装置を極めて容易に設置でき
る。即ち、前記一対の装置を無造作に設置しても、各装
置を構成するガスバーナがレールに対して平行で、かつ
一定の間隔をおいた状態で設置される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るレール加熱装置Hの斜視図であ
る。
【図2】同じく側面図である。
【図3】同じく正面図である。
【図4】ガスバーナBの正面図である。
【図5】同じく一部を破断した平面図である。
【図6】一対のレール側方部加熱装置A1 及びレール上
部加熱装置A2 を設置させる状態の作用説明図である。
【図7】絶縁継目レールR’の作用を示す図である。
【図8】図7の平面図である。
【図9】レールRの絶縁部分の拡大側面図である。
【図10】レールRを絶縁状態で接続する場合の作用説
明図である。
【図11】従来のレール加熱装置H’の側面図である。
【符号の説明】
1 :レール側方部加熱装置 A2 :レール上部加熱装置 B:ガスバーナ C:軸心(回動中心) H:レール加熱装置 K:継目 R:レール R’:絶縁継目レール 1:腹部(レールの両側部) 2:頭部(レールの上部) 3a:側面部(レールの側方部分) 12a,12b :支持ブラケット 13a,13b :脚部(位置決め部) 17:支持プレート 22:ヒンジ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 598119603 三智合成 有限会社 愛知県蒲郡市金平町茶ノ木10番地2 (71)出願人 598119614 三井工業 株式会社 愛知県幡豆郡一色町大字開正字三右18−2 (72)発明者 阿部 則次 東京都国分寺市光町二丁目8番地38 財団 法人鉄道総合技術研究所内 (72)発明者 小川 正之 愛知県名古屋市中村区名駅3−28−12 大 名古屋ビル5階 三菱化学産資株式会社名 古屋支店内 (72)発明者 松井 法雄 愛知県名古屋市東区東桜二丁目15番26号 三興商事株式会社名古屋営業所内 (72)発明者 ▲餅▼田 三喜男 愛知県蒲郡市金平町茶ノ木10番地2 三智 合成有限会社内 (72)発明者 三矢 康司 愛知県幡豆郡一色町大字開正字三右18−2 三井工業株式会社内 Fターム(参考) 2D057 BA21

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レールを絶縁させた状態で接着して接続
    する際に、継目の近傍のレール及び継目を加熱するため
    のレール加熱装置であって、 前記レールと平行にして継目の両側方に設置され、ガス
    バーナによってレール及び継目の両側部を加熱するため
    の一対のレール側方部加熱装置と、 同じくレールの上方に設置され、ガスバーナによってレ
    ールの上部を加熱するためのレール上部加熱装置と、 から成ることを特徴とするレール加熱装置。
  2. 【請求項2】 前記レール上部加熱装置を構成する支持
    プレートは、前記一対のレール側方部加熱装置のいずれ
    かに対して回動可能に連結されていることを特徴とする
    請求項1に記載のレール加熱装置。
  3. 【請求項3】 前記一対のレール側方部加熱装置を構成
    する各支持ブラケットには、レールの側方部分に突き当
    てることにより、該装置をレールの幅方向に対して位置
    決めされた状態で設置させるための位置決め部が設けら
    れていることを特徴とする請求項1又は2に記載のレー
    ル加熱装置。
JP10270626A 1998-09-07 1998-09-07 レール加熱装置 Pending JP2000080601A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101792991A (zh) * 2010-03-09 2010-08-04 武汉利德测控技术股份有限公司 合成磁场式在线钢轨焊缝正火处理方法及正火中频感应器
CN113661293A (zh) * 2019-02-21 2021-11-16 马蒂萨材料工业股份有限公司 使用红外辐射电灯加热铁路钢轨的移动设备及其相关加热方法

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