JP2000079586A - 重量物のハンドリング機構 - Google Patents

重量物のハンドリング機構

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JP2000079586A
JP2000079586A JP19055899A JP19055899A JP2000079586A JP 2000079586 A JP2000079586 A JP 2000079586A JP 19055899 A JP19055899 A JP 19055899A JP 19055899 A JP19055899 A JP 19055899A JP 2000079586 A JP2000079586 A JP 2000079586A
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JP19055899A
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Tatsuo Arai
健生 新井
Takezo Miyamoto
武三 宮本
Isamu Ishii
勇 石井
Yoshikazu Abe
愛和 阿部
Makoto Ichikawa
誠 市川
Kazuya Kikawada
一弥 木川田
Kunio Miyawaki
国男 宮脇
Kenji Kamikawa
健司 上川
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Kajima Corp
Shimizu Construction Co Ltd
Hazama Corp
Hitachi Zosen Corp
Shimizu Corp
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Kajima Corp
Hazama Gumi Ltd
Shimizu Construction Co Ltd
Hitachi Zosen Corp
Shimizu Corp
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    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25JMANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
    • B25J9/00Programme-controlled manipulators
    • B25J9/003Programme-controlled manipulators having parallel kinematics
    • B25J9/0078Programme-controlled manipulators having parallel kinematics actuated by cables

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  • Robotics (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Manipulator (AREA)
  • Transmission Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 軽量化を図り、可動範囲を広くし、重量物と
環境との干渉を少なくした重量物のハンドリング機構を
提供すること。 【解決手段】 重量物をハンドリングする機構である。
機構を支持するベース部12と、重量物をハンドリング
するエンドエフェクタ部13bと、エンドエフェクタ部
13bを取付けたエンドプレート部13aと、エンドプ
レート部13aに一端を、ベース部12に他端を枢支し
た油圧シリンダ11と、ベース部12側に基端を巻装さ
れ、先端はエンドプレート部13aに取付けた、繰出し
及び巻戻しが可能なワイヤ14とで構成する。油圧シリ
ンダ11は5以下で、油圧シリンダ11とワイヤ14の
合計を7となす。 【効果】 油圧シリンダやワイヤのみで荷重の負担と位
置決めを行うものと比較して軽量化が図れると共に、機
構自体がコンパクトになって重量物と環境との干渉を少
なくでき、可動範囲を広くとることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば建設、土木
分野における資材のハンドリングや組み付け、造船・重
機械分野における大型部材や機械部品のハンドリングや
組立、などの大型の重量物を取扱う製造業や生産工場等
の広範な分野で利用が可能なハンドリング機構に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】建設、土木作業や造船業など、重量物を
取扱う分野でのハンドリング手段としては、クレーンが
一般的に採用されている。しかしながら、クレーンによ
るハンドリングは、1本のワイヤによって重量物を吊下
げるだけのものであるから、振れやワイヤ周りの振動が
発生しやすく、位置決めや、方向制御が困難である。従
って、作業者による直接的な補助作業が必要になる。す
なわち、クレーンによるハンドリングには、操作性、制
御性、位置決め精度、作業者への安全性など、改善すべ
き数々の問題を有している。
【0003】作業効率の向上を図りつつ、上記したよう
な問題を解決するためには、高度に自動化されたハンド
リング機構、すなわち、重量物を容易にハンドリング
し、これを自由に操作して目的の場所に正確に位置決め
でき、対象物に対して精度良く組み付けることが可能な
ハンドリング機構が必要である。
【0004】このような要請に対して、ベース部と、駆
動されるエンドプレート部が2以上の対偶を持つ複数の
リンクで結合された構造を有するパラレルメカニズム
を、ハンドリング機構に適用することが考えられる。パ
ラレルメカニズムは、一般に、大出力、高速、高精度の
動作が可能だからである。
【0005】現在、パラレルメカニズムを用い、複数の
ワイヤで対象物をハンドリングする方法が提案され、応
用されているが、高度な作業と高精度な動作を達成する
ためには、並進と回転の6自由度の運動を行えることが
必要である。しかし、ワイヤは張力のみしか発生できな
いので、ワイヤのみで6自由度の運動を行うためには、
フォースクロージャの原理によれば7本のワイヤが必要
になる。また、ハンドリングの可動範囲を広くするため
には、ハンドリング対象物を取り囲むようにワイヤを配
置する必要がある。
【0006】従って、複数のワイヤを用いたハンドリン
グ機構により、上記したような要請を達成するために
は、例えば、図12に示すように、天井4から3本のワ
イヤ5でエンドプレート部2aを吊下げ、このエンドプ
レート部2aの裏面と床面6間の2箇所に、各々2本ず
つワイヤ5を張設し、これら7本のワイヤ5の張力を変
化させることによって6自由度の動きを行わせる構造に
なると考えられる。
【0007】これに対して、スチュワートプラットホー
ムのように、ワイヤではなく、油圧シリンダ等の伸縮機
構を用いたハンドリング機構が存在する。このスチュワ
ートプラットホームは、例えば図13に示すように、6
本の大型油圧シリンダ3をベースプレート部1とエンド
プレート部2a間に併置し、油圧シリンダ3のロッド3
aの出退によりエンドプレート部2aに6自由度の動き
を行わせている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図12
に示したような、7本のワイヤによって6自由度の動き
を行わせる構造では、エンドプレート部の四方八方に7
本のワイヤを張り巡らさなければならないので、作業空
間にワイヤが混在し、現実の作業現場には適用が困難で
ある。また、エンドプレート部がある位置までくると張
力が働かなくなるので、エンドプレート部の可動範囲が
著しく制限されるという問題もある。
【0009】また、図13に示したような、6本の大型
油圧シリンダによって6自由度の動きを行わせる構造で
は、同シリンダのストロークによって可動範囲が決定さ
れる。よって、一般的な油圧シリンダ等の伸縮機構のス
トロークでは可動範囲が狭くなる。加えて、ハンドリン
グ対象物の重量増加に対応して伸縮機構のサイズが大き
くなるに従って、伸縮機構同士の干渉が大きくなりエン
ドプレート部の可動範囲が狭くなる。
【0010】また、エンドプレート部も伸縮機構やワイ
ヤに対する負荷であることから、エンドプレート部の重
量は、ハンドリング可能な対象物の上限値に影響する。
従って、ハンドリング対象物が相当サイズの重量物であ
る場合には、エンドプレート部の重量をいかに軽減する
かが問題になる。例えば、建設部材として使用されてい
るプレキャストコンクリート版(以下、「PC版」とい
う。)のような、10トン程度の重量を有する数メート
ルの寸法の物をハンドリングする場合には、エンドプレ
ート部の重量が大きくなり、ハンドリング可能なPC版
の重量の上限値を著しく低下させる。
【0011】上記した問題に加えて、広範な作業と作業
環境に対応するためには、ハンドリング機構全体がコン
パクトであることと、可動範囲に加えて動作領域が大き
いことが望ましい。
【0012】本発明は、上記した従来の問題点に鑑みて
なされたものであり、コンパクト化を図りつつ、高度な
作業と高精度な作業を行うため、可動範囲や動作領域が
広く、並進と回転の6自由度について運動が可能な重量
物のハンドリング機構を提供することを目的としてい
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記した問題を達成する
ために、本発明の重量物のハンドリング機構は、伸縮機
構が5以下で、かつ、伸縮機構とワイヤの合計が7つで
あり、伸縮機構と、繰出し及び巻戻しが可能なワイヤ
で、エンドプレート部、エンドエフェクタ部に6自由度
の運動を行わせることとしている。そして、このように
することで、機構自体がコンパクトになって、可動範囲
を広くとることができるようになる。
【0014】
【発明の実施の形態】請求項1の発明の重量物のハンド
リング機構は、重量物をハンドリングする機構であっ
て、機構を支持するベース部と、重量物をハンドリング
するエンドエフェクタ部と、このエンドエフェクタ部を
取付けたエンドプレート部と、このエンドプレート部に
一端を、前記ベース部に他端を枢支した伸縮機構と、前
記ベース部側に基端を巻装され、先端はエンドプレート
部に取付けられた、繰出し及び巻戻しが可能なワイヤと
で構成され、前記伸縮機構は5以下で、かつ、伸縮機構
とワイヤの合計を7とすることで、エンドエフェクタ部
に6自由度の運動を行わせるようにしたものである。こ
の請求項1の発明の重量物のハンドリング機構では、油
圧シリンダやワイヤのみで荷重の負担と位置決めを行う
ものと比較して、軽量で機構自体がコンパクトになり、
しかも、可動範囲を広くとることができる。
【0015】請求項2の重量物のハンドリング機構にお
いては、エンドプレート部に固定した棒材の端部に伸縮
機構の一端を枢支することで、伸縮機構により得られる
モーメントを増加させることが可能になり、大きな回転
力を得ることができる。
【0016】また、請求項3、請求項4の発明の重量物
のハンドリング機構においては、棒材に伸縮機構を設け
ることにより、或いは、ベース部と伸縮機構間または伸
縮機構とエンドプレート間または伸縮機構と棒材の端部
間に、補助的伸縮機構を取り付けることにより、この補
助的伸縮機構の伸縮によりエンドプレート部の動作領域
を大きくすることができる。この際、この補助的伸縮機
構を受動的な伸縮機構とすれば、簡便に効果を得ること
ができる。
【0017】また、請求項5の発明の重量物のハンドリ
ング機構においては、伸縮機構、ワイヤ、棒材とエンド
プレート部を脱着可能とし、伸縮機構、ワイヤ、棒材に
ハンドリング対象物への接続機構を設け、大きな体積の
重量物をハンドリングする際、エンドプレート部の重量
増加に起因するハンドリング対象物の重量の上限値の低
下を防止することができる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の重量物のハンドリング機構を
図1〜図11に示す実施例に基づいて説明する。なお、
以下の実施例において本発明における伸縮機構は油圧シ
リンダである。図1〜図5は請求項1の発明の実施例で
ある。図1は油圧シリンダが1本で、ワイヤが6本で構
成した請求項1の発明の概略図、図2は油圧シリンダが
2本で、ワイヤが5本で構成した請求項1の発明の概略
図、図3は油圧シリンダが3本で、ワイヤが4本で構成
した請求項1の発明の概略図、図4は油圧シリンダが4
本で、ワイヤが3本で構成した請求項1の発明の概略
図、図5は油圧シリンダが5本で、ワイヤが2本で構成
した請求項1の発明の概略図である。図6は請求項2の
発明の実施例であり、図3に示した発明を基礎としたも
のである。図7(a)は請求項3の発明の実施例であ
り、図6に示した発明を基礎としたものである。図7
(b)は請求項4の発明の実施例であり、図6に示した
発明を基礎としたものである。図8は、請求項3、請求
項4の発明の要部である補助的伸縮機構の一例を示した
ものである。図10は請求項1〜4の発明をPC版に適
用した場合の概略図、図9、11は請求項5の発明の概
略図である。
【0019】図1〜図7において、11は油圧シリンダ
であり、シリンダ11a端は機構を支持するベース部1
2に、3自由度の回転が可能なジョイント、例えばボー
ルジョイント18aによって枢支されている。また、ロ
ッド11b端もエンドプレート部13a、或いは、棒材
15の端部に例えばボールジョイント18bによって枢
支されている。そして、この油圧シリンダ11のロッド
11bのシリンダ11aからの出退量の調整によって、
重量物をハンドリングするエンドエフェクタ部13bの
位置を調整する。
【0020】14はワイヤであり、基端は例えばベース
部12に設置されたモータ等で回動されるドラム19
(図5に図示、他図では省略)に巻装され、先端はエン
ドプレート部13aに取り付けられている。そして、こ
のワイヤ14によってエンドエフェクタ部13bでハン
ドリングする重量物の鉛直方向荷重を負担する。
【0021】請求項1の発明の重量物のハンドリング機
構は、前記した油圧シリンダ11が5つ以下で、かつ、
油圧シリンダ11とワイヤ14の合計を7つとなすこと
で、各油圧シリンダ11のシリンダ11aからのロッド
11bの出退量の制御と、各ワイヤ14の繰出し又は巻
戻し量の制御により、エンドプレート部13aとエンド
エフェクタ部13bに6自由度の運動を行わせるように
しているのである。
【0022】油圧シリンダ11とワイヤ14の数は、油
圧シリンダ11が5つ以下で、両者の合計が7つであれ
ばどのような組み合わせでも良い。また、本発明のよう
な機構においては、ベース部12とエンドプレート部1
3aにおける油圧シリンダ11とワイヤ14の枢支位置
は、何らかの対称性を満たすように配置されるのが自然
である。
【0023】例えば、図1(a)は板型のベース部12
と円盤型のエンドプレート部13aの各々の中心間に油
圧シリンダ11を1本枢支し、ベース部12のある点を
原点とする円周上とエンドプレート部13aの外周上
に、2本ずつをペアとしこれらのペアが等間隔位置とな
るように6本のワイヤ14を枢支したものである。ベー
ス部12における枢支位置を図1(b)に、エンドプレ
ート部13aにおける枢支位置を図1(c)に示す。
【0024】この図1に示す実施例では、油圧シリンダ
11は、エンドプレート部13a、エンドエフェクタ部
13bを図1の紙面上下方向に位置決めするだけで、傾
き等の位置決めは6本のワイヤ14で行うものである。
【0025】また、図2に示す実施例は、ベース部12
のある点とエンドプレート部13aの中心にワイヤ14
を1本枢支し、このベース部12の前記点を中心とする
円周上とエンドプレート部13aの外周上に、等間隔位
置となるようにワイヤ14を4本枢支したものである。
さらに、このベース部12の前記点を中心とする円周上
とエンドプレート部13aの中心を原点とする円周上
に、等間隔位置となるように油圧シリンダ11を2本枢
支したものである。ベース部12における枢支位置を図
2(b)に、エンドプレート部13aにおける枢支位置
を図2(c)に示す。
【0026】また、図3に示す実施例は、ベース部12
のある点を中心とする円周上に等間隔位置となり、か
つ、エンドプレート部13aの外周上に2本をペアとし
てこれらのペアが等間隔位置となるようにワイヤ14を
4本枢支したものである。さらに、このベース部12の
前記点を中心とする円周上とエンドプレート部13aの
中心を原点とする円周上に、等間隔位置となるように油
圧シリンダ11を3本枢支したものである。ベース部1
2における枢支位置を図3(b)に、エンドプレート部
13aにおける枢支位置を図3(c)に示す。
【0027】また、図4に示す実施例は、ベース部12
のある点を中心とする円周上とエンドプレート部13a
の外周上に等間隔位置となるようにワイヤ14を3本枢
支したものである。さらに、このベース部12の前記点
を中心とする円周上とエンドプレート部13aの中心を
原点とする円周上に、等間隔位置となるように油圧シリ
ンダ11を4本枢支したものである。ベース部12にお
ける枢支位置を図4(b)に、エンドプレート部13a
における枢支位置を図4(c)に示す。
【0028】また、図5に示す実施例は、ベース部12
のある点を中心とする円周上とエンドプレート部13a
の外周上に等間隔位置となるようにワイヤ14を2本枢
支したものである。さらに、このベース部12の前記点
を中心とする円周上とエンドプレート部13aの中心を
原点とする円周上に、等間隔位置となるように油圧シリ
ンダ11を5本枢支したものである。ベース部12にお
ける枢支位置を図5(b)に、エンドプレート部13a
における枢支位置を図5(c)に示す。なお、図5
(a)に、ワイヤ14を繰出し及び巻戻すための回動ド
ラム19を示す。
【0029】図6(a)は請求項2の発明の実施例であ
る。円盤型のベース部12の中心を中心とする円周上
と、棒材15の円盤型の端部の中心を中心とする円周上
に等間隔位置となるように油圧シリンダ11を3本枢支
している。さらに、円盤型のベース部12の中心を中心
とする円周上に等間隔位置となり、かつ、円盤型のエン
ドプレート部13aの外周上に2本をペアとしてこれら
のペアが等間隔位置となるようにワイヤ14を4本枢支
したものである。ベース部12における枢支位置を図6
(b)に、エンドプレート部13aにおける枢支位置を
図6(c)に、棒材15の円盤型の端部における枢支位
置を図6(d)に示す。このような構造をとることによ
り、油圧シリンダ11により得られるモーメントを増加
することが可能となり、大きな回転力を得ることができ
る。
【0030】図7(a)は請求項3の発明の実施例であ
る。図6に示した実施例の棒材15に補助的伸縮機構1
6を設けたものである。図6に示した実施例において、
エンドエフェクタ部13bの可動範囲は破線で示した領
域とする(この場合は動作範囲も同領域)。図7(a)
に示した実施例においては、この補助的伸縮機構16を
伸縮することにより、上記可動範囲が移動され、その結
果、エンドエフェクタ部13bが移動可能な動作領域
は、図7(a)に破線で示すように増加する。なお、上
記において、「可動範囲」とは、ワイヤ14と伸縮機構
(実施例においては油圧シリンダ11)によりエンドエ
フェクタ部13bが移動可能な空間領域、との意味で用
いており、「動作領域」とは、ハンドリング機構が可能
とするエンドエフェクタ部13bが移動可能な空間領
域、との意味で用いている。
【0031】図7(b)は請求項4の発明の実施例であ
る。図6に示した実施例において、ベース部12と油圧
シリンダ11間に補助的伸縮機構16を取り付けたもの
である。なお、補助的伸縮機構16は油圧シリンダ11
と棒材15の端部間に取り付けてもよい。この図7
(b)に示した実施例においても、図7(a)に示した
請求項3の発明と同様にして動作領域が増加する。
【0032】前記の補助的伸縮機構16は油圧やボール
ねじ等によって能動的に伸縮して位置するものではな
く、受動的なものでよい。補助的伸縮機構16の一例を
図8に示す。棒材15aにリニヤレール16aを固定
し、このリニヤレール16aに沿ってガイド部材16b
を介して他方の棒材15bが相対移動するという、受動
的な移動を行うものである。
【0033】なお、この補助的伸縮機構16には、例え
ば、図8(b)に示したような、ガイド部材16bの両
側に棒材15aを挟むようにブレーキパッド16cを取
付け、これらのブレーキパッド16cを棒材15aに押
し付けることで、対を成す棒材15a、15bの相対位
置を固定するストッパ機構を設ける。また、図8(c)
に示すような、棒材15aの所定位置に穴15aaを設
け、この穴15aaにピン16dを挿入することで、棒
材15a、15bの相対位置を固定するストッパ機構で
もよい。
【0034】図9、図11は請求項5の発明の実施例で
ある。請求項1〜4の発明について図1〜7の実施例で
示したようなハンドリング機構で、PC版7のような1
0トン程度の重量を有する数メートルの寸法の物をハン
ドリングする場合には、エンドプレート部13aの重量
が大きくなり、ハンドリング可能なPC版7の重量の上
限値を著しく低下させる。図6、図7に示した実施例の
場合においては、図10に示すように、PC版7の形状
に対応するために例えば横長の角柱状のエンドプレート
部13aとなるが、確実にハンドリングするためには数
メートル程度の長さを要するため、このエンドプレート
部13a自体が相当の重量を有することとなる。従っ
て、請求項1〜4の発明において、伸縮機構、ワイヤ、
棒材とエンドプレート部を脱着可能とし、伸縮機構、ワ
イヤ、棒材にハンドリング対象物への接続機構を設けた
場合には、エンドプレート部を省略して対象物をハンド
リング可能となり、上記の問題が解決される。
【0035】例えば、図11(a)に示すように、図
6、図7に示した実施例の場合において、棒材15とワ
イヤ14をエンドプレート部13aから分離して端部に
掴み具17を取り付けて、PC版7に掴み用凹部7aを
設けた場合には、図11(b)に示すようにエンドプレ
ート部13aを省略してPC版7をハンドリング可能と
なる。
【0036】なお、図9に示すように、掴み用凹部(図
示せず)を設けたエンドプレート部13aを棒材15と
ワイヤ14に取付けた掴み具17により接続すれば、汎
用的なエンドエフェクタ13bによるハンドリングが可
能となり、効率的なハンドリング機構の活用が図れる。
【0037】本発明の重量物のハンドリング機構の実施
例は上記した構成であり、各油圧シリンダ11のシリン
ダ11aからのロッド11bの出退量の制御と、各ワイ
ヤ14の繰出し又は巻戻し量の制御を行うことによっ
て、重量物に並進運動と回転運動を与えて所要の位置に
位置決めをする。
【0038】すなわち、本発明の実施例の重量物のハン
ドリング機構では、油圧シリンダ11が5つ以下で、か
つ、油圧シリンダ11とワイヤ14の合計が7つとし、
主に、油圧シリンダ11が姿勢制御に働き、ワイヤ14
が荷重を負担することで、エンドプレート部13aやエ
ンドエフェクタ部13bに6自由度の運動を行わせるも
のである。
【0039】従って、本発明の実施例の重量物のハンド
リング機構では、油圧シリンダやワイヤのみで姿勢制御
や荷重負担を行うものと比較して、機構自体がコンパク
トになる。つまり、ワイヤのみの機構においては、ワイ
ヤが張力のみしか発生しないことにより対象物を取り囲
むワイヤの配置が必要となることで制限される作業領域
が、ワイヤの一部を油圧シリンダとすることで拡大され
る。また、油圧シリンダのみの機構においては、シリン
ダのストロークの干渉により制限される可動範囲が、一
部をワイヤとすることで拡大される。
【0040】この場合、図6に示した実施例のように、
エンドプレート部13aに固定した棒材15の端部に油
圧シリンダ11の一端を枢支した場合には、油圧シリン
ダ11により得られるモーメントを増加させることが可
能となり、その結果、大きな回転力を得ることができ
る。
【0041】また、図7(a)に示した実施例のように
棒材15に補助的伸縮機構16を設けたり、図7(b)
に示した実施例のようにベース部12と油圧シリンダ1
1間に補助的伸縮機構16を取り付けた場合には、この
補助的伸縮機構16の伸縮により、可動範囲が移動し、
その結果、エンドエフェクタ部13bの動作領域を大き
くすることができる。これは、図8に示すような受動的
な補助的伸縮機構16を用いれば簡便に行うことができ
る。
【0042】また、図9、図11に示した実施例のよう
に、油圧シリンダ11、ワイヤ14、棒材15とエンド
プレート部13aを脱着可能とし、油圧シリンダ11、
ワイヤ14、棒材15に掴み具17を取り付けた場合に
は、PC版7のような重量物をハンドリングする際、エ
ンドプレート部13aを省略してハンドリングすること
が可能となり、エンドプレート部13aに起因するハン
ドリング対象物の重量の上限値の低下を防止することが
できる。
【0043】上記した実施例では、伸縮機構として油圧
シリンダ11を示したが、同様の作用を奏するものであ
れば、ボールねじ等の機構を採用しても良いことは言う
までもない。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の重量物の
ハンドリング機構によれば、伸縮機構やワイヤのみで姿
勢制御と荷重負担を担うものと比較して、ハンドリング
機構のコンパクト化が図られ、かつ、可動範囲や作業領
域を広くとることができる。
【0045】そして、この場合、エンドプレート部に固
定した棒材の端部に伸縮機構の一端を枢支した場合に
は、伸縮機構により得られるモーメントを増加させるこ
とが可能になって大きな回転力を得ることができる。
【0046】また、棒材に補助的伸縮機構を設けた場
合、或いは、ベース部と伸縮機構間、伸縮機構とエンド
プレート部間、伸縮機構と棒材の端部間に補助的伸縮機
構を取付けた場合には、この補助的伸縮機構の伸縮によ
り、エンドエフェクタ部の動作領域を大きくすることが
できる。
【0047】さらに、伸縮機構、ワイヤ、棒材とエンド
プレート部を脱着可能とし、かつ、伸縮機構、ワイヤ、
棒材をハンドリング対象物へ直接接続可能とした場合に
は、エンドプレート部を省略してハンドリング対象物を
ハンドリングすることが可能となり、エンドプレート部
に起因するハンドリング対象物の重量の上限値の低下を
防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】油圧シリンダが1本で、ワイヤが6本で構成し
た請求項1の発明の実施例を示す概略図で、(a)は概
略全体図、(b)はベース部における枢支位置を示す
図、(c)はエンドプレート部における枢支位置を示す
図である。
【図2】油圧シリンダが2本で、ワイヤが5本で構成し
た請求項1の発明の実施例を示す概略図で、(a)は概
略全体図、(b)はベース部における枢支位置を示す
図、(c)はエンドプレート部における枢支位置を示す
図である。
【図3】油圧シリンダが3本で、ワイヤが4本で構成し
た請求項1の発明の実施例を示す概略図で、(a)は概
略全体図、(b)はベース部における枢支位置を示す
図、(c)はエンドプレート部における枢支位置を示す
図である。
【図4】油圧シリンダが4本で、ワイヤが3本で構成し
た請求項1の発明の実施例を示す概略図で、(a)は概
略全体図、(b)はベース部における枢支位置を示す
図、(c)はエンドプレート部における枢支位置を示す
図である。
【図5】油圧シリンダが5本で、ワイヤが2本で構成し
た請求項1の発明の実施例を示す概略図で、(a)は概
略全体図、(b)はベース部における枢支位置を示す
図、(c)はエンドプレート部における枢支位置を示す
図である。
【図6】請求項2の発明の実施例で、図3に示した発明
を基礎としたものであり、(a)は概略全体図、(b)
はベース部における枢支位置を示す図、(c)はエンド
プレート部における枢支位置を示す図、(d)は棒材の
円盤型の端部における枢支位置を示す図である。
【図7】(a)は請求項3の発明の実施例で、図6に示
した発明を基礎としたもの、(b)は請求項4の発明の
実施例で、図6に示した発明を基礎としたものである。
【図8】請求項3、請求項4の発明の要部である補助的
伸縮機構の一例を示したもので、(a)は全体概略図、
(b)は摩擦ブレーキ方式のストッパ機構を断面して示
す説明図、(c)はストッパピン方式のストッパ機構を
断面して示す説明図である。
【図9】請求項5の発明の概略図である。
【図10】請求項1〜4の発明をPC版に適用した場合
の概略図である。
【図11】請求項5の発明の概略図で、(a)は対象物
を吊下げ前、(b)は対象物を吊下げ後である。
【図12】7本のワイヤで構成したパラレルメカニズム
の概略図である。
【図13】スチュワートプラットフォームの説明図であ
る。
【符号の説明】
11 油圧シリンダ 11a シリンダ 11b ロッド 12 ベース部 13a エンドプレート部 13b エンドエフェクタ部 14 ワイヤ 15 棒材 16 補助的伸縮機構 17 掴み具 18a ボールジョイント 18b ボールジョイント
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 000005119 日立造船株式会社 大阪府大阪市住之江区南港北1丁目7番89 号 (72)発明者 新井 健生 大阪府豊中市待兼山町1−3 (72)発明者 宮本 武三 東京都港区元赤坂一丁目2番7号 鹿島建 設株式会社内 (72)発明者 石井 勇 東京都調布市飛田給二丁目19番1号 鹿島 建設株式会社技術研究所内 (72)発明者 阿部 愛和 東京都港区芝浦1丁目2番3号 清水建設 株式会社内 (72)発明者 市川 誠 東京都港区芝浦1丁目2番3号 清水建設 株式会社内 (72)発明者 木川田 一弥 東京都港区北青山二丁目5番8号 株式会 社間組内 (72)発明者 宮脇 国男 大阪府大阪市住之江区南港北1丁目7番89 号 日立造船株式会社内 (72)発明者 上川 健司 大阪府大阪市住之江区南港北1丁目7番89 号 日立造船株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 重量物をハンドリングする機構であっ
    て、機構を支持するベース部と、重量物をハンドリング
    するエンドエフェクタ部と、このエンドエフェクタ部を
    取付けたエンドプレート部と、このエンドプレート部に
    一端を、前記ベース部に他端を枢支した伸縮機構と、前
    記ベース部側に基端を巻装され、先端はエンドプレート
    部に取付けられた、繰出し及び巻戻しが可能なワイヤと
    で構成され、前記伸縮機構は5以下で、かつ、伸縮機構
    とワイヤの合計を7となすことで、エンドエフェクタ部
    に6自由度の運動を行わせるようにしたことを特徴とす
    る重量物のハンドリング機構。
  2. 【請求項2】 重量物をハンドリングする機構であっ
    て、機構を支持するベース部と、重量物をハンドリング
    するエンドエフェクタ部と、このエンドエフェクタ部を
    取付けたエンドプレート部と、このエンドプレート部に
    固定した棒材の端部に一端を、前記ベース部に他端を枢
    支した伸縮機構と、前記ベース部側に基端を巻装され、
    先端はエンドプレート部に取付けられた、繰出し及び巻
    戻しが可能なワイヤとで構成され、前記伸縮機構は5以
    下で、かつ、伸縮機構とワイヤの合計を7となすこと
    で、エンドエフェクタ部に6自由度の運動を行わせるよ
    うにしたことを特徴とする重量物のハンドリング機構。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の重量物のハンドリング機
    構における棒材に、補助的伸縮機構を設けたことを特徴
    とする重量物のハンドリング機構。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の重量物のハンドリング機
    構におけるベース部と伸縮機構間、又は、伸縮機構とエ
    ンドプレート部間に、或いは、請求項2記載の重量物の
    ハンドリング機構におけるベース部と伸縮機構間、又
    は、伸縮機構と棒材の端部間に補助的伸縮機構を取付け
    たことを特徴とする重量物のハンドリング機構。
  5. 【請求項5】 伸縮機構、ワイヤ、棒材とエンドプレー
    ト部を脱着可能とし、かつ、伸縮機構、ワイヤ、棒材が
    ハンドリング対象物へ直接接続可能としたことを特徴と
    する請求項1〜4のいずれか記載の重量物のハンドリン
    グ機構。
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