JP2000077867A - 液晶表示器の取付構造 - Google Patents

液晶表示器の取付構造

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JP2000077867A
JP2000077867A JP10241819A JP24181998A JP2000077867A JP 2000077867 A JP2000077867 A JP 2000077867A JP 10241819 A JP10241819 A JP 10241819A JP 24181998 A JP24181998 A JP 24181998A JP 2000077867 A JP2000077867 A JP 2000077867A
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Toshiharu Morihisa
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表示ガラスに傷を付けたり破損させたりする
のを防止する。 【解決手段】 装置の筺体2の表示窓2aを覆うように
プロテクタ5が筺体2の裏面に取り付けられている。プ
ロテクタ5のボス5bには、スリーブ8を介して固定プ
レート7が固定されている。スリーブ8をガイドとし
て、液晶表示器10が上下に移動自在に支持され、ばね
17によって上方に付勢されている。プロテクタ5の裏
面には、液晶表示器10の表示ガラス15の周端部に係
合するリブ5c,5dが突設されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子機器等の表示
用として用いられる液晶表示器の取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種の液晶表示器の取付構造
においては、液晶表示器を覆うプロテクタが外力により
押圧されると、弾性変形したプロテクタが液晶表示器の
表面を押圧して、液晶表示器の表示ガラスに傷が付いた
り割れたりするので、これを防止するために、プロテク
タと液晶表示器の表面表示ガラスとの間に隙間を設けて
いる。
【0003】図4は従来の液晶表示器の取付構造の断面
図を示したものである。同図に基づいてこれを説明する
と、符号2で示すものは、金属の板材で形成した装置の
筺体であって、長方形の表示窓2aが穿設され、この表
示窓2aの周縁の裏面の4箇所には、4本のスタッドボ
ルト3(2本のスタッドボルト3は図示を省略)が溶接
によって垂設されている。5は平板状の透明な樹脂材に
よって平面視が長方形に形成されたプロテクタであっ
て、表面に上述した表示窓2aよりも外形がわずかに小
さい長方形の露呈部5aが突出形成され、この露呈部5
aを表示窓2aに嵌合させてスタッドボルト3に螺合さ
せたナット6によって筺体2の裏面に取り付けられてい
る。
【0004】10は液晶表示器であって、裏面に電子部
品が搭載されたプリント配線板11と、このプリント配
線板11上にフレーム16a,16bによって固定され
た導電ゴム14および表示ガラス15と、これら導電ゴ
ム14および表示ガラス15によって囲まれた空間に密
封された液晶13とによって形成されている。この液晶
表示器10は、4個のスリーブ21を介してねじ22を
上述したプロテクタ5の裏面に螺合させることにより、
表示ガラス15の表面とプロテクタ5の裏面間に厚さt
の隙間19が設けられるようにして、プロテクタ5の裏
面側に取り付けられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、隙間1
9の厚さtを大きく設定すると、液晶表示器の視野角が
狭くなり、液晶表示器としての表示機能が損なわれてし
まうので、厚さtの大きさは制限されている。このた
め、図5に示すように、プロテクタ5の露呈部5aにP
なる外力を加えると、露呈部5aが弾性変形して湾曲
し、隙間19を設けているにもかかわらず、露呈部5a
が表示ガラス15の表面を押圧し、表示ガラス15に傷
を付けるおそれがあった。特に、液晶表示器10の表示
機能を向上させるために、液晶表示器10の外形を大き
くすると、プロテクタ5の露呈部5aの外形も大きくな
るので、露呈部5aの弾性変形量も大きくなって、表示
ガラス15を破損させるおそれもあった。
【0006】本発明は上記した従来の問題に鑑みなされ
たものであり、その目的とするところは、表示ガラスに
傷を付けたり破損させたりするのを防止した液晶表示器
の取付構造を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、装置筺体に穿設した表示窓
を覆うプロテクタと、このプロテクタの裏面側に隙間を
隔てて設けられた液晶表示器とからなる液晶表示器の取
付構造において、前記プロテクタの裏面に間隔をおいて
ばね受けを固定し、前記液晶表示器をこのばね受けと前
記プロテクタとの間でプロテクタに対して遠近自在にな
るように支持するとともに、前記ばね受けと液晶表示器
との間にこの液晶表示器を前記プロテクタの裏面に付勢
する付勢部材を設け、かつ前記液晶表示器の表面と前記
プロテクタの裏面とに係合する係合部材を設けたもので
ある。したがって、外力によってプロテクタが液晶表示
器側に押圧されると、係合部材を介して液晶表示器がプ
ロテクタから離間する方向に移動するので、液晶表示器
とプロテクタとの隙間が保たれる。また、請求項2記載
の発明は、請求項1記載の発明において、前記係合部材
を、前記液晶表示器の表示部以外の表面に対応して前記
プロテクタの裏面に突設した突起としたものである。し
たがって、突起をプロテクタに一体に形成することがで
きる。また、プロテクタの突起が液晶表示器に係合する
部位は表示部以外の部位になる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
基づいて説明する。図1は本発明に係る液晶表示器の取
付構造を示す平面図、図2は同じく断面図、図3は同じ
く動作状態を説明するための断面図である。これらの図
において、上述した図4に示す従来技術において説明し
た同一または同等の部材については同一の符号を付し、
詳細な説明は適宜省略する。図2において、プロテクタ
5の裏面には、4個のボス5b(2個のボス5bは図示
を省略)が一体に突設されているとともに、図1に示す
ように、係合部材としての相対向する二対のリブ5c,
5c,5d,5dが、液晶表示器10のフレーム16
a,16a,16b,16bに対応して突設されてい
る。プロテクタ5の表面には、図1に示すように、これ
らリブ5c,5c,5d,5dの内側に位置する長方形
で囲まれた部位5eを除く部位に不透明処理が施されて
おり、透明な部位5eが表示部を形成している。
【0009】プロテクタ5のボス5bには、スリーブ8
を介してボス5bに螺合したねじ9によってばね受けと
しての固定プレート7が取り付けられ、この固定プレー
ト7の中央部には、長方形の逃げ穴7aが穿設されてい
る。液晶表示器10のプリント配線板11の四隅には、
4個の摺動孔11a(2個の摺動孔11aは図示を省
略)が穿設されており、これら摺動孔11aが、上述し
たスリーブ8に嵌挿されることにより、液晶表示器10
はこのスリーブ8をガイドして上下動自在に支持され
る。また、プリント配線板11と固定プレート7との間
には、スリーブ8に嵌合された圧縮コイルばね17が介
装されており、プリント配線板11は図中上方に付勢さ
れ、ボス5bに係合している。この状態において、液晶
表示器10のフレーム16a,16bが、プロテクタ5
のリブ5c,5dに係合している。
【0010】このような構成において、図3に示すよう
に、プロテクタ5の露呈部5aにPなる外力が加えられ
た場合、露呈部5aは液晶表示器10側に弾性変形す
る。このとき、液晶表示器10のフレーム16a,16
bに、プロテクタ5のリブ5c,5dが当接しているの
で、露呈部5aの変形量の最も大きい部位に対応したリ
ブ5dとフレーム16bとの係合によって、液晶表示器
10が図中下方に押圧される。したがって、圧縮コイル
ばね17の付勢力に抗して、スリーブ8をガイドとして
プリント配線板11の摺動孔11aが摺動するので、液
晶表示器10が下方に移動する。
【0011】このため、露呈部5aが弾性変形しても、
弾性変形が最も大きい露呈部5aのリブ5c,5dに囲
まれた部位の中央部と、液晶表示器10の表示ガラス1
5の中央部との間の隙間19が保たれる。したがって、
露呈部5aが表示部10aに当接して、表示部10aを
押圧するようなことがなく、表示ガラス15の破損が防
止される。また、リブ5c,5dは、プロテクタ5の表
示部5eに対応した部位以外に位置するフレーム16
a,16bに当接しているので、仮に、リブ5c,5d
の当接によって表示ガラス15に傷が付いても、表示部
10aによる表示に支障をきたすようなことがない。
【0012】なお、本実施の形態では、係合部材とし
て、プロテクタ5に突設したリブ5c,5dとしたが、
フレーム16a,16bの肉厚を通常のものより厚く形
成してもよく、また、プロテクタ5とフレーム16a,
16bとは別の部材で形成してもよい。また、ばね受け
として固定プレート7としたが、スリーブ8の端部にフ
ランジを形成し、このフランジをばね受けとしてもよ
い。また、スリーブ8に移動自在とした部材をプリント
配線板11としたが、液晶表示器10を固定するブラケ
ットでもよく種々の設計変更が可能である。また、液晶
表示器10を上方に付勢する部材として圧縮コイルばね
17としたが、フラットスプリングやゴム等弾性変形可
能な部材でもよい。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
によれば、外力によってプロテクタが液晶表示器側に押
圧されても、係合部材を介して液晶表示器がプロテクタ
から離間する方向に移動するので、液晶表示器とプロテ
クタとの隙間が保たれる。したがって、液晶表示器がプ
ロテクタによって押圧されるようなことがないので、液
晶表示器の表示部の破損が防止される。
【0014】また、請求項2記載の発明によれば、突起
をプロテクタに一体に形成することができるので、製造
が容易である。また、プロテクタの突起が液晶表示器に
係合する部位は表示部以外の部位になり、仮に、傷が付
いても表示に直接支障をきたすようなこともない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る液晶表示器の取付構造を示す平
面図である。
【図2】 本発明に係る液晶表示器の取付構造を示す断
面図である。
【図3】 本発明に係る液晶表示器の取付構造における
動作状態を説明するための断面図である。
【図4】 従来の液晶表示器の取付構造を示す断面図で
ある。
【図5】 従来の液晶表示器の取付構造における動作状
態を説明するための断面図である。
【符号の説明】
2…筺体、5…プロテクタ、5a…露呈部、5c,5d
…リブ、5e…表示部、7…固定プレート、8…スリー
ブ、10…液晶表示器、11…プリント配線板、13…
液晶、15…表示ガラス、16a,16b…フレーム、
17…圧縮コイルばね、19…隙間。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H089 HA40 JA10 QA02 TA01 2H092 NA11 PA01 4E353 AA07 AA16 AA17 AA18 BB02 CC02 CC08 CC12 CC13 CC16 CC32 CC33 DD02 DD05 DD15 DR08 DR22 DR27 DR32 DR36 DR49 GG29

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置筺体に穿設した表示窓を覆うプロテ
    クタと、このプロテクタの裏面側に隙間を隔てて設けら
    れた液晶表示器とからなる液晶表示器の取付構造におい
    て、前記プロテクタの裏面に間隔をおいてばね受けを固
    定し、前記液晶表示器をこのばね受けと前記プロテクタ
    との間でプロテクタに対して遠近自在になるように支持
    するとともに、前記ばね受けと液晶表示器との間にこの
    液晶表示器を前記プロテクタの裏面に付勢する付勢部材
    を設け、かつ前記液晶表示器の表面と前記プロテクタの
    裏面とに係合する係合部材を設けたことを特徴とする液
    晶表示器の取付構造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の液晶表示器の取付構造に
    おいて、前記係合部材を、前記液晶表示器の表示部以外
    の表面に対応して前記プロテクタの裏面に突設した突起
    としたことを特徴とする液晶表示器の取付構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005177361A (ja) * 2003-12-24 2005-07-07 Heiwa Corp 遊技機
US7567314B2 (en) 2002-09-03 2009-07-28 Samsung Electronics Co., Ltd. Flat panel display apparatus having fixing member to secure display module

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7567314B2 (en) 2002-09-03 2009-07-28 Samsung Electronics Co., Ltd. Flat panel display apparatus having fixing member to secure display module
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