JP2000073898A - 自動車の燃料供給装置 - Google Patents

自動車の燃料供給装置

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JP2000073898A
JP2000073898A JP23924698A JP23924698A JP2000073898A JP 2000073898 A JP2000073898 A JP 2000073898A JP 23924698 A JP23924698 A JP 23924698A JP 23924698 A JP23924698 A JP 23924698A JP 2000073898 A JP2000073898 A JP 2000073898A
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pipe
fuel tank
tank
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Satoshi Kimura
敏 木村
Mitsuru Iwasaki
充 岩崎
Shinji Araki
伸二 荒木
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Calsonic Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、自動車の燃料タンク内の燃料をエ
ンジン側に供給するための自動車の燃料供給装置に関
し、燃料タンク内で蒸発した燃料蒸気が、蒸気管路から
キャニスタ側に流れることを従来より大幅に低減するこ
とを目的とする。 【解決手段】 燃料タンク11内の燃料Fをエンジン側
に供給するための燃料供給管路27と、エンジン側で消
費されなかった燃料Fを燃料タンク11内に戻すための
燃料戻し管路31と、燃料タンク11内で気化した燃料
蒸気Nをキャニスタ35に導くための蒸気管路37と備
えた自動車の燃料供給装置において、燃料蒸気Nを冷却
する冷却手段45と、冷却手段45により冷却された燃
料蒸気Nを一時的に貯溜する貯溜室57と、貯溜室57
に貯溜された凝縮燃料Gを燃料タンク11内に戻すため
の回収管路67とを有することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の燃料タン
ク内の燃料をエンジン側に供給するための自動車の燃料
供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車では、燃料タンクからの
燃料をエンジン側に供給するために燃料供給装置が搭載
されている。そして、従来、このような燃料供給装置と
して、例えば、実開昭61−39629号公報に開示さ
れるものが知られている。
【0003】図4は、この種の自動車の燃料供給装置を
示すもので、この燃料供給装置では、燃料タンク1内の
燃料が、燃料ポンプ2により燃料供給管路3を介してエ
ンジン側のインジェクター4に供給される。そして、エ
ンジン側で消費されなかった燃料が、燃料戻し管路5を
介して燃料タンク1内に戻される。
【0004】また、燃料タンク1内で気化した燃料蒸気
が、蒸気管路6を介してキャニスタ7に導かれ、キャニ
スタ7に吸着される。しかしながら、このような自動車
の燃料供給装置では、エンジン側で消費されることなく
燃料戻し管路5を通ってきた燃料が、エンジンルーム8
およびインジェクター4等の高温にさらされて熱吸収を
して燃料タンク1内に戻り、燃料タンク1内の燃料温度
が上昇するという問題があった。
【0005】すなわち、このように燃料タンク1内の燃
料温度が上昇すると、燃料が蒸発し易くなり、蒸発した
多量の燃料蒸気が蒸気管路6を通りキャニスタ7側に流
れ、キャニスタ7の吸着能力を超えてしまうという問題
が発生する。そこで、従来、図4に二点鎖線で示すよう
に、燃料戻し管路5に冷却手段9を配置し、燃料戻し管
路5からの燃料を冷却することが行われており、このよ
うな燃料供給装置では、燃料戻し管路5からの燃料の温
度が低くなっているため、燃料タンク1内の燃料の温度
上昇を抑制することが可能になり、燃料の蒸発量を抑制
することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の自動車の燃料供給装置では、燃料戻し管路5
において冷却された燃料により燃料タンク1内の燃料温
度を低下させることが可能であるが、燃料タンク1内の
燃料温度が低下することにより、燃料タンク1の外側雰
囲気温度との温度差が大きくなり燃料の受熱量が増大す
ることが確認されている。
【0007】そして、受熱量の増大に負けない大容量の
冷却手段がないと、結果的に燃料タンク1内の燃料温度
を低下させることができず、従って、燃料蒸発を充分に
抑制することができず、蒸発した燃料蒸気が、蒸気管路
6からキャニスタ7側に比較的多量に流れてしまうとい
う問題があった。本発明は、かかる従来の問題を解決し
たもので、燃料タンク内で蒸発した燃料蒸気が、蒸気管
路からキャニスタ側に流れることを従来より大幅に低減
することができる自動車の燃料供給装置を提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の自動車の燃料
供給装置は、揮発性の燃料が収容される燃料タンクと、
前記燃料タンク内の燃料をエンジン側に供給するための
燃料供給管路と、前記エンジン側で消費されなかった燃
料を前記燃料タンク内に戻すための燃料戻し管路と、前
記燃料タンク内で気化した燃料蒸気をキャニスタに導く
ための蒸気管路とを備えた自動車の燃料供給装置におい
て、前記燃料蒸気を冷却する冷却手段と、前記冷却手段
により冷却された前記燃料蒸気を一時的に貯溜する貯溜
室と、前記貯溜室に貯溜された凝縮燃料を前記燃料タン
ク内に戻すための回収管路とを有することを特徴とす
る。
【0009】請求項2の自動車の燃料供給装置は、請求
項1記載の自動車の燃料供給装置において、前記回収管
路は、前記燃料タンク内に開口されていることを特徴と
する。請求項3の自動車の燃料供給装置は、請求項1記
載の自動車の燃料供給装置において、前記回収管路は、
前記燃料供給管路に配置される燃料ポンプの吸い込み側
近傍に開口されていることを特徴とする。
【0010】請求項4の自動車の燃料供給装置は、請求
項1ないし請求項3のいずれか1項記載の自動車の燃料
供給装置において、前記貯溜室には、前記貯溜室内の前
記凝縮燃料の液位が所定のレベルを越えた時に開とされ
前記凝縮燃料を前記回収管路に導く開閉弁が配置されて
いることを特徴とする。請求項5の自動車の燃料供給装
置は、請求項3または請求項4記載の自動車の燃料供給
装置において、前記回収管路は、前記燃料戻し管路に接
続されていることを特徴とする。
【0011】(作用)請求項1の自動車の燃料供給装置
では、燃料タンク内で蒸発した燃料蒸気が、冷却手段に
より冷却された後、貯溜室内に流入し、この貯溜室内に
おいて気液分離され、貯溜室で分離された凝縮燃料は、
回収管路により燃料タンク内に戻される。
【0012】請求項2の自動車の燃料供給装置では、回
収管路が、燃料タンク内に開口される。請求項3の自動
車の燃料供給装置では、貯溜室で分離された凝縮燃料
が、回収管路により、燃料供給管路に配置される燃料ポ
ンプの吸い込み側近傍に戻され、凝縮燃料がすぐに気化
することが抑制される。
【0013】すなわち、凝縮燃料は、燃料タンク内で蒸
発した燃料蒸気が凝縮したものであるため軽質分を多く
含んでおり揮発し易いが、燃料供給管路に配置される燃
料ポンプの吸い込み側近傍に戻すことにより、揮発する
前にエンジン側に供給することが可能になり、再蒸発が
有効に抑制される。請求項4の自動車の燃料供給装置で
は、貯溜室内の凝縮燃料の液位が所定のレベルを越えた
時に、開閉弁が開とされ凝縮燃料が回収管路に導かれ
る。
【0014】請求項5の自動車の燃料供給装置では、回
収管路が、燃料戻し管路に接続され、回収管路側の凝縮
燃料が、燃料戻し管路を流れる燃料のエゼクター効果に
より吸引される。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
用いて詳細に説明する。
【0016】図1は、本発明の自動車の燃料供給装置の
一実施形態を示している。この図において、符号11
は、燃料タンク11を示している。この燃料タンク11
内には、ガソリン,軽油等の揮発性の燃料Fが収容され
ている。燃料タンク11の側方には、給油管13が開口
され、開口部に逆止弁15が配置されている。
【0017】また、給油管13の上端にキャップ17が
装着されている。燃料タンク11の中央には、旋回部材
19により旋回槽21が形成されている。旋回部材19
の下部には、連通穴19aが形成されている。燃料タン
ク11の上面を貫通して、燃料タンク11内の燃料を、
エンジンルーム23内に収容されるエンジンのインジェ
クター25に供給するための燃料供給管路27が配置さ
れている。
【0018】この燃料供給管路27の入口部には、旋回
槽21内に配置される燃料ポンプ29が装着されてい
る。インジェクター25には、インジェクター25で消
費されなかった燃料を燃料タンク11内に戻すための燃
料戻し管路31が接続されている。この燃料戻し管路3
1には、圧力調整弁33が配置されている。
【0019】燃料戻し管路31は、燃料タンク11の上
面を貫通して配置されており、その出口部31aを旋回
槽21内に位置されている。また、燃料タンク11の給
油管13と反対側の上面には、燃料タンク11内で気化
した燃料蒸気Nをキャニスタ35に導くための蒸気管路
37が開口されている。
【0020】この蒸気管路37は、燃料タンク11の上
面に垂直に立設される入口管39と、この入口管39を
キャニスタ35に接続する出口管41を有している。そ
して、入口管39と出口管41との間には、燃料タンク
11内で発生した燃料蒸気Nを冷却するための冷却手段
45が配置されている。この冷却手段45は、図2に示
すように、入口管39と出口管41とを接続するブロッ
ク部材47を有している。
【0021】ブロック部材47は、例えば、熱伝導性の
良好なアルミニウムからなり、断面矩形状に形成されて
いる。ブロック部材47の一側には、燃料蒸気Nを凝縮
するための凝縮管部49が蛇行して形成されている。凝
縮管部49の入口には、入口管39を接続するためのパ
イプ部51が形成されている。
【0022】ブロック部材47の側面には、ペルチェ素
子53が装着されている。ペルチェ素子53には、ヒー
トシンク55が配置されている。そして、この実施形態
では、ブロック部材47の他側には、凝縮した燃料を貯
溜する貯溜室57が形成されている。
【0023】この貯溜室57の上側には、連通穴59が
形成されている。連通穴59の上部には、出口管41が
接続されるパイプ部61が形成されている。パイプ部6
1と連通穴59との間には、燃料タンク11内の圧力を
調整するための圧力調整弁63が配置されている。
【0024】一方、貯溜室57の下側には、連通穴65
が形成されている。連通穴65の下部には、回収管路6
7が接続されるパイプ部69が形成されている。なお、
この実施形態では、ブロック部材47は2分割可能とさ
れ、それぞれに凝縮管路49およびパイプ部51,6
1,69の半部が形成される。
【0025】パイプ部69と連通穴65との間には、回
収管路67側からの燃料の流入を防止するための逆止弁
71が配置されている。貯溜室57内には、貯溜室57
内の凝縮燃料Gの液位が所定のレベルを越えた時に開と
されるフロート弁73からなる開閉弁が配置されてい
る。このフロート弁73は、連通穴65の上方に配置さ
れるフロート75と、このフロート75を連通穴65側
に付勢するコイルスプリング77を有している。
【0026】フロート75は、貯溜室57の底部に形成
される筒状部79内に収容されている。筒状部79に
は、複数の連通穴81が形成されている。そして、パイ
プ部69に設けられた回収管路67は凝縮した燃料を燃
料タンク11に戻すための機能を有しており、燃料タン
ク11内に開口していれば機能するが、この実施形態で
は、図1に示したように、貯溜室57に接続される回収
管路67が、三方継手83を介して燃料戻し管路31に
接続されている。
【0027】また、燃料戻し管路31の先端部31a
が、燃料ポンプ29の近傍に位置されている。上述した
自動車の燃料供給装置では、燃料タンク11内の燃料F
が、燃料ポンプ29により燃料供給管路31を介してエ
ンジン側のインジェクター25に供給される。
【0028】そして、エンジン側で消費されなかった燃
料Fが、燃料戻し管路31を介して燃料タンク11内に
戻される。また、燃料タンク11内で気化した燃料蒸気
Nが、入口管39を介して、ブロック部材47の凝縮管
部49に流入し、ペルチェ素子53により冷却される。
冷却された燃料蒸気Nは気液混合状態で、貯溜室57内
に流入しフロート弁73が閉じているため貯留されると
ともに気液分離されるが、分離された気体は貯溜室57
の圧力が所定圧力以上になると圧力調整弁63および出
口管41を介してキャニスタ35側に導かれる。
【0029】一方、貯溜室57内において凝縮燃料Gが
所定量溜まると、フロート弁73が開き、凝縮燃料G
が、連通穴65および逆止弁71を通り回収管路67に
流入し、回収管路67から燃料戻し管路31に導かれ、
燃料戻し管路31から燃料ポンプ29の近傍に排出され
る。そして、このように、凝縮燃料Gを燃料戻し管路3
1から燃料ポンプ29の近傍に排出することにより、凝
縮燃料Gがすぐに気化することが抑制される。
【0030】すなわち、凝縮燃料Gは、燃料タンク11
内で蒸発した燃料蒸気Nが凝縮したものであるため軽質
分を多く含んでおり揮発し易く、高温の燃料に直接滴下
されるとすぐに蒸発してしまうが、凝縮燃料Gを燃料ポ
ンプ29の近傍に排出することにより、揮発する前にエ
ンジン側に供給することが可能になり、再蒸発が有効に
抑制される。
【0031】以上のように構成された自動車の燃料供給
装置では、燃料タンク11内で蒸発した燃料蒸気Nが、
蒸気管路37に配置される冷却手段45により冷却され
た後、貯溜室57内に流入し、この貯溜室57内におい
て気液分離され、気体成分のみがキャニスタ35側に流
出され、一方、貯溜室57で分離された凝縮燃料Gが、
回収管路67および燃料戻し管路31を通り燃料タンク
11内に戻されるため、燃料タンク11内で蒸発した燃
料蒸気Nが、蒸気管路37からキャニスタ35側に流れ
ることを従来より大幅に低減することができる。
【0032】また、上述した燃料供給装置では、貯溜室
57で分離された凝縮燃料Gが、回収管路67により、
燃料供給管路27に配置される燃料ポンプ29の吸い込
み側近傍に戻され、凝縮燃料Gがすぐに気化することが
抑制されるため、燃料タンク11内で蒸発した燃料蒸気
Nが、蒸気管路37からキャニスタ35側に流れること
をより大幅に低減することができる。
【0033】さらに、上述した燃料供給装置では、貯溜
室57内の凝縮燃料Gの液位が所定のレベルを越えた時
に、フロート弁73が開とされ凝縮燃料Gが回収管路6
7に導かれるため、貯溜室57内において気液分離を確
実に行うことができる。また、上述した燃料供給装置で
は、回収管路67が、燃料戻し管路31に接続され、回
収管路67側の凝縮燃料Gが、燃料戻し管路31を流れ
る燃料のエゼクター効果により吸引されるため、貯溜室
57内の凝縮燃料Gを確実に回収することができる。
【0034】なお、上述した実施形態では、回収管路6
7を三方継手83により燃料戻し管路31に接続した例
について説明したが、本発明はかかる実施形態に限定さ
れるものではなく、例えば、図3に示すように、ブロッ
ク部材47に燃料戻し管路31を接続する管路部85を
一体形成しても良い。この場合、連通穴65の出口部の
上流側に突出部87を形成することによりエゼクター効
果を増大することができる。
【0035】また、上述した実施形態では、燃料供給管
路27により燃料をインジェクター25に供給した例に
ついて説明したが、本発明はかかる実施形態に限定され
るものではなく、例えば、キャブレターに供給しても良
い。さらに、上述した実施形態では、貯溜室57を蒸気
管路37に配置した例について説明したが、本発明はか
かる実施形態に限定されるものではなく、例えば、燃料
戻し管路31に配置しても良く、あるいは、単に独立し
て配置しても良い。
【0036】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1の自動車の
燃料供給装置では、燃料タンク内で蒸発した燃料蒸気
が、冷却手段により冷却された後、貯溜室内に流入し、
この貯溜室内において気液分離され、貯溜室で分離され
た凝縮燃料が、回収管路により燃料タンク内に戻される
ため、燃料タンク内で蒸発した燃料蒸気が、蒸気管路か
らキャニスタ側に流れることを従来より大幅に低減する
ことができる。
【0037】請求項2の自動車の燃料供給装置では、回
収管路を燃料タンク内に開口したので、貯溜室からの凝
縮燃料を燃料タンク内に容易に戻すことができる。請求
項3の自動車の燃料供給装置では、貯溜室で分離された
凝縮燃料が、回収管路により、燃料供給管路に配置され
る燃料ポンプの吸い込み側近傍に戻され、凝縮燃料がす
ぐに気化することが抑制されるため、燃料タンク内で蒸
発した燃料蒸気が、蒸気管路からキャニスタ側に流れる
ことをより大幅に低減することができる。
【0038】請求項4の自動車の燃料供給装置では、貯
溜室内の凝縮燃料の液位が所定のレベルを越えた時に、
開閉弁が開とされ凝縮燃料が回収管路に導かれるため、
貯溜室内において気液分離を確実に行うことができる。
請求項5の自動車の燃料供給装置では、回収管路が、燃
料戻し管路に接続され、回収管路側の凝縮燃料が、燃料
戻し管路を流れる燃料のエゼクター効果により吸引され
るため、貯溜室内の凝縮燃料を確実に回収することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動車の燃料供給装置の一実施形態を
示す配管系統図である。
【図2】図1の冷却手段および貯溜室の詳細を示す断面
図である。
【図3】貯溜室を燃料戻し管路に接続する他の例を示す
断面図である。
【図4】従来の自動車の燃料供給装置を示す配管系統図
である。
【符号の説明】
11 燃料タンク 25 インジェクター 27 燃料供給管路 31 燃料戻し管路 35 キャニスタ 37 蒸気管路 45 冷却手段 57 貯溜室 67 回収管路 73 フロート弁 F 燃料 G 凝縮燃料 N 燃料蒸気
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 荒木 伸二 東京都中野区南台5丁目24番15号 カルソ ニック株式会社内 Fターム(参考) 3D038 CA09 CA15 CA26 CB01 CC02 CC05

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 揮発性の燃料が収容される燃料タンク
    (11)と、 前記燃料タンク(11)内の燃料(F)をエンジン側に
    供給するための燃料供給管路(27)と、 前記エンジン側で消費されなかった燃料(F)を前記燃
    料タンク(11)内に戻すための燃料戻し管路(31)
    と、 前記燃料タンク(11)内で気化した燃料蒸気(N)を
    キャニスタ(35)に導くための蒸気管路(37)と、
    を備えた自動車の燃料供給装置において、 前記燃料蒸気(N)を冷却する冷却手段(45)と、 前記冷却手段(45)により冷却された前記燃料蒸気
    (N)を一時的に貯溜する貯溜室(57)と、 前記貯溜室(57)に貯溜された凝縮燃料(G)を前記
    燃料タンク(11)内に戻すための回収管路(67)
    と、を有することを特徴とする自動車の燃料供給装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の自動車の燃料供給装置に
    おいて、 前記回収管路(67)は、前記燃料タンク(11)内に
    開口されていることを特徴とする自動車の燃料供給装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の自動車の燃料供給装置に
    おいて、 前記回収管路(67)は、前記燃料供給管路(27)に
    配置される燃料ポンプ(29)の吸い込み側近傍に開口
    されていることを特徴とする自動車の燃料供給装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし請求項3のいずれか1項
    記載の自動車の燃料供給装置において、 前記貯溜室(57)には、前記貯溜室(57)内の前記
    凝縮燃料(G)の液位が所定のレベルを越えた時に開と
    され前記凝縮燃料(G)を前記回収管路(67)に導く
    開閉弁(73)が配置されていることを特徴とする自動
    車の燃料供給装置。
  5. 【請求項5】 請求項3または請求項4記載の自動車の
    燃料供給装置において、 前記回収管路(67)は、前記燃料戻し管路(31)に
    接続されていることを特徴とする自動車の燃料供給装
    置。
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