JP2000073671A - 通風用小扉付玄関ドア - Google Patents

通風用小扉付玄関ドア

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Publication number
JP2000073671A
JP2000073671A JP10257614A JP25761498A JP2000073671A JP 2000073671 A JP2000073671 A JP 2000073671A JP 10257614 A JP10257614 A JP 10257614A JP 25761498 A JP25761498 A JP 25761498A JP 2000073671 A JP2000073671 A JP 2000073671A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
ventilation
wall panel
fire
small
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10257614A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadakuni Seiryu
忠邦 清流
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taisei Corp
Original Assignee
Taisei Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Taisei Corp filed Critical Taisei Corp
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  • Bay Windows, Entrances, And Structural Adjustments Related Thereto (AREA)
  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)
  • Special Wing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 玄関ドアを閉めて施錠した状態で自然換気が
可能であり、且つ火災時に防火扉としての機能を果たす
ことができる玄関ドアを提供すること。 【解決手段】 ドア本体4と袖壁パネル5とを並設して
成る玄関ドア1において、袖壁パネル5を中空構造と
し、袖壁パネル5の室外側パネル51に通気用グリル部
53を設けると共に袖壁パネル5の室内側パネル52に
通気グリル部53に対向して小扉55を開閉自在に設
け、且つ袖壁パネル5の内部に火災時に通気グリル部5
3と小扉55との間を遮断するための防火用ダンパー装
置6を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、玄関扉を閉じた状
態であっても自然換気が可能なように通風用の小扉を設
けた玄関ドアに関するものである。
【0002】
【従来の技術】住宅の玄関部分の自然換気を図るため、
従来では、玄関の扉に隣接する袖壁等に通気用のガラリ
窓を取り付けるのが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ガラリ
窓は、重なり合った複数の羽板が若干傾斜することによ
り羽板の間に隙間を設け、空気の流通を図るものである
から、比較的広い空間を形成している玄関の換気には不
充分であり、玄関扉にドアチェーンを掛けて半開きと
し、更なる換気を図っている場合が多い。しかし、この
ような状況は防犯上及びプライバシー保護の観点からす
ると好ましいものではない。
【0004】本発明の目的は、従来技術における上述の
問題点を解決することができる、通風用小扉付玄関ドア
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の特徴は、ドア本体と袖壁パネルとを並設して
成る玄関ドアであって、該袖壁パネルを中空構造とし、
該袖壁パネルの室外側に通気用グリル部を設けると共に
前記袖壁パネルの室内側に前記通気グリル部に対向して
小扉を開閉自在に設け、且つ前記袖壁パネルの内部に火
災時に前記通気グリル部と前記小扉との間を遮断するた
めの防火用ダンパー装置を設けた点にある。
【0006】通常の使用時には、防火用ダンパー装置は
作動しておらず、小扉を設けることにより通気グリル部
を介して室内と室外との間で自然換気が良好に行われ
る。このとき、ドア本体は閉じたままでよく、防犯上何
等の不具合も生じない。火災時には防火用ダンパー装置
が作動して通気グリル部と小扉との間を遮断するので、
火災に対しても安全である。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態の一例につき詳細に説明する。
【0008】図1は、本発明による玄関ドアの実施の形
態の一例を示す平面図であり、玄関ドア1は、外壁体2
に設けられた開口部3に設けられている。図2は玄関ド
ア1を室外から見た立面図、図3は玄関ドア1を室内か
ら見た立面図である。
【0009】玄関ドア1はドア本体4と袖壁パネル5と
が並設されて成っており、本実施の形態では、ドア本体
4は、室外に開くよう開口部3の一側3Aに蝶番41〜
43によって開閉自在に取り付けられており、袖壁パネ
ル5は開口部3の他側3Bとドア本体4との間に固定的
に配設されている。
【0010】ドア本体4はドアハンドル44を備えてお
り、ドアハンドル44を操作してドア本体4を開閉し、
開口部3を通って人が出入りすることができる施錠可能
な公知の構成となっている。
【0011】袖壁パネル5は、図4に断面して示される
ように、室外側パネル51と室内側パネル52とを間隔
をあけて連結して成る中空構造のパネル部材である。図
2に示されるように、室外側パネル51の下部には換気
孔53Aが多数あけられて成る通気用グリル部53が形
成されている。一方、図3に示されているように、室内
側パネル52には室外側パネル51に形成された通気用
グリル部53と対向する位置に換気のための開口54が
設けられており、この開口54を開閉するための小扉5
5が蝶番56、57によって室内側パネル52に開閉自
在に取り付けられている。
【0012】したがって、小扉55を図3に示されるよ
うに閉じておけば、袖壁パネル5によって室内は室外か
ら遮断され、室外の空気が通気用グリル部53を介して
室内に流入することはないし、逆に室内の空気が室外に
出ることもない。
【0013】一方、小扉55を室内側に向けて引くこと
により開口54を開状態とすると(図1参照)、室内と
室外とは開口54及び通気用グリル部53を介して連通
され、室内の自然換気を行うことができる。開口54及
び通気用グリル部53は、袖壁パネル5の下部に広い面
積をもって設けることができるので、ドア本体4を閉め
たままでも室内の換気のための充分な通風量を容易に確
保することができる。したがって、換気を完全にするた
めドア本体4にドアチェーンを掛けて半開きにしておく
必要はなく、ドア本体4を閉じて施錠した状態で充分な
自然換気を行うことができ、安全性及びプライバシーを
確保しつつ快適な住空間を得ることができる。
【0014】玄関ドア1は、さらに、袖壁パネル5に通
気用グリル部53を設けることにより防火上の不具合が
生じるのを防止するため、袖壁パネル5内には火災発生
時に通気用グリル部53と小扉55との間を遮断するこ
とができる防火用ダンパー装置6が設けられている。
【0015】図4を参照すると、防火用ダンパー装置6
は、防火機能を有する厚手の鋼板製のダンパー61を有
し、ダンパー61の上端部61Aにはダンパーヒューズ
63が取り付けられており、室内側パネル52の内側面
に固定されているブラケット62にダンパー61がダン
パーヒューズ63を介して吊着されている。ダンパー6
1の下端部61Bにはシール部材64がダンパー61の
巾方向に沿って設けられている。
【0016】ダンパー61がダンパーヒューズ63によ
ってブラケット62から吊り下げられている状態にあっ
ては、ダンパー61の下端部61Bが室外側パネル51
の下部に設けられている通気用グリル部53のやや上方
に位置するように構成されている。したがって、防火用
ダンパー装置6が作動していない状態(図4に示されて
いる状態)にあっては、小扉55が開かれた場合、通気
用グリル部53及び開口54を介して室内の自然換気を
行うことができる。
【0017】一方、火災により袖壁パネル5内の温度が
上昇しダンパーヒューズ63が溶隔して切れると、ダン
パー61がその自重により下方へ落下する。ダンパー6
1は図示しない案内部材により図示の状態で垂直に上下
動しうるように案内されており、ダンパー61が落下し
てシール部材64がストッパ65に当接する図4に二点
鎖線で示す位置で停止する。この状態にあっては、ダン
パー61、ストッパ65及びダンパー61に接近して配
置された仕切り板66によって開口54が通気用グリル
部53から遮断される。この結果、袖壁パネル5に設け
られる換気用の小扉55は甲種防火戸の機能が満たされ
るようになっている。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、上述の如く、玄関ドア
を閉めて施錠した状態であっても、袖壁パネルの小扉を
開けるだけで玄関の自然換気を充分に行うことができる
ので、安全性及びプライバシーを確保しつつ快適な住空
間を得ることができる。
【0019】さらに、火災発生時にはダンパー装置が作
動して通気用グリル部と小扉との間を遮断するので、防
火戸としての機能を果たすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による玄関ドアの実施の形態の一例を示
す平面図。
【図2】図1に示した玄関ドアを室外から見た場合の立
面図。
【図3】図1に示した玄関ドアを室内から見た場合の立
面図。
【図4】図1に示した袖壁パネルの内部構造を示すため
の断面図。
【符号の説明】
1 玄関ドア 2 外壁体 3 開口部 4 ドア本体 5 袖壁パネル 51 室外側パネル 52 室内側パネル 53 通気用グリル部 54 開口 55 小扉 6 防火用ダンパー装置 61 ダンパー 62 ブラケット 63 ダンパーヒューズ 64 シール部材 65 ストッパ 66 仕切り板

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドア本体と袖壁パネルとを並設して成る
    玄関ドアであって、該袖壁パネルを中空構造とし、該袖
    壁パネルの室外側に通気用グリル部を設けると共に前記
    袖壁パネルの室内側に前記通気グリル部に対向して小扉
    を開閉自在に設け、且つ前記袖壁パネルの内部に火災時
    に前記通気グリル部と前記小扉との間を遮断するための
    防火用ダンパー装置を設けたことを特徴とする通風用小
    扉付玄関ドア。
JP10257614A 1998-08-28 1998-08-28 通風用小扉付玄関ドア Pending JP2000073671A (ja)

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ID=17308718

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JP (1) JP2000073671A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011190573A (ja) * 2010-03-12 2011-09-29 Sanwa Shutter Corp エントランスユニットおよびエントランスユニットの製造方法
JP2014118696A (ja) * 2012-12-13 2014-06-30 Nihon Funen Co Ltd ドア

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JP2011190573A (ja) * 2010-03-12 2011-09-29 Sanwa Shutter Corp エントランスユニットおよびエントランスユニットの製造方法
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