JP2000073339A - フィルダムにおける監査廊およびフィルダムにおける監査廊の構築方法 - Google Patents

フィルダムにおける監査廊およびフィルダムにおける監査廊の構築方法

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JP2000073339A
JP2000073339A JP10203890A JP20389098A JP2000073339A JP 2000073339 A JP2000073339 A JP 2000073339A JP 10203890 A JP10203890 A JP 10203890A JP 20389098 A JP20389098 A JP 20389098A JP 2000073339 A JP2000073339 A JP 2000073339A
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corridor
steel fiber
precast
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English (en)
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Kenjiro Nakajima
賢二郎 中島
Masami Yasunaka
正実 安中
Isamu Asano
勇 浅野
Kazuo Yokozawa
和夫 横沢
Yuji Akasaka
雄司 赤坂
Natsuo Hara
夏夫 原
Hideki Morimoto
英樹 森本
Toshiyuki Takada
利行 高田
Norio Iwasaki
則夫 岩崎
Shigemichi Hirose
成道 廣瀬
Seiya Sawara
晴也 佐原
Yutaka Hongo
裕 本郷
Tsugio Yazawa
次男 矢沢
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NATL RES INST OF AGRICULTURAL ENGINEERING
JDC Corp
Zenitaka Corp
Tobishima Corp
Maeda Corp
Kumagai Gumi Co Ltd
Maeda Manufacturing Co Ltd
Fujimi Koken Co Ltd
Original Assignee
NATL RES INST OF AGRICULTURAL ENGINEERING
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Kumagai Gumi Co Ltd
Maeda Manufacturing Co Ltd
Fujimi Koken Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 施工工期の短縮、工種の削減による作業性の
向上、およびトータルコストの縮減を可能とするフィル
ダムにおける監査廊およびフィルダムにおける監査廊の
構築方法を提供する。 【解決手段】 フィルダムの基礎岩盤を掘削して設けた
溝部20の底部にインバートコンクリート4を打設し、
このインバートコンクリート4上に監査廊1の開口部の
アーチ6を構成した後、前記溝部20の内部で、かつ、
前記監査廊1の前記開口部のアーチの外周側に、綱繊維
補強コンクリートを打設することにより、該監査廊の外
周部の補強用コンクリート5を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フィルダムにおけ
る監査廊およびフィルダムにおける監査廊の構築方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】フィルダムの遮水ゾーンの下部に、堤体
及び基礎の安全管理、ダム基礎の維持やグラウチングの
ために設置される監査廊と称されるものがある。
【0003】従来の監査廊の構造及び構築方法として、
例えば特開平9−111737号公報に開示されるよう
なものがある。以下では、該公報中図中で用いられた符
号を引用して、該公報に開示の技術の概要を説明する。
【0004】まず、フィルダムの基礎岩盤を掘削して設
けた溝部の底部にインバートコンクリート16を打設す
る。その上に逆U字型のプレキャストコンクリート製監
査廊型枠1を順次複数連結一体として区画されたブロッ
クに形成するように設置する。そして、その後尾の監査
廊型枠1の後端に接して、溝部の断面に習った形状の所
用厚さのプレキャスト板で、その中央部に空口を設けて
なる目地板6を建て込む。その後、監査廊型枠と目地板
とを連結一体とし、この監査廊型枠1に監査廊型枠を一
連に連結一体化してさらにもう1ブロックに設置する。
そして、その後尾の監査廊型枠1の後端に接して妻型枠
として目地板を建て込んで相互を連結一体化しする。そ
して、一連の監査廊型枠1の周囲に鉄筋を配筋し、その
後各ブロックの溝部12内に埋め立てコンクリート24
を一括して打設する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来の技術では、監査廊型枠1の周囲のコンクリートの
強度を確保するために、監査廊型枠1の周囲に鉄筋を配
筋し、その後各ブロックの溝部12内に埋め立てコンク
リート24を一括して打設するため、この鉄筋の配筋作
業に手間がかかるとともに高度な専門技能員が必要にな
るといった問題や、工種が多くなるために作業性が悪い
といった問題、また、これらの問題のためにトータルコ
ストがかかるといった問題があった。
【0006】そこで、本発明の目的は、上記課題に鑑み
て、施工工期の短縮、工種の削減による作業性の向上、
およびトータルコストの縮減を可能とするフィルダムに
おける監査廊およびフィルダムにおける監査廊の構築方
法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決すべく
請求項1記載の発明は、監査廊の下部を構成するインバ
ートコンクリートと、監査廊の外周部を構成する補強用
コンクリートと、を有し、フィルダムの基礎岩盤内に設
置されるフィルダムにおける監査廊であって、前記イン
バートコンクリートと、前記補強用コンクリートと、の
うち少なくとも一方が、鋼繊維補強コンクリートにより
形成されたこと、を特徴としている。
【0008】前記監査廊は例えば、請求項3記載の発明
のように、フィルダムの基礎岩盤を掘削して設けた溝部
の底部にインバートコンクリートを打設し、このインバ
ートコンクリート上に監査廊の開口部のアーチを構築し
た後、前記溝部の内部で、かつ、前記監査廊の前記開口
部のアーチの外周側に、鋼繊維補強コンクリートを打設
することにより、該監査廊の外周部の補強用コンクリー
トを形成することにより構築することが挙げられる。
【0009】ここで、監査廊の開口部のアーチは、開口
部の形状に形成されたプレキャスト型枠を複数連結一体
化することで構成することが挙げられる。監査廊の開口
部のアーチを構成するプレキャストの型枠は、例えば、
逆U字型のアーチ状で奥行きを有するものである。監査
廊の開口部のアーチは、このほかにも、スライド可能な
型枠を組み立て、この型枠内にコンクリートを打設し、
このコンクリートの硬化後、スライド可能な型枠を移動
して、順次監査廊の開口部のアーチを構成しても良い。
【0010】前記インバートコンクリートは前記鋼繊維
コンクリートによって形成しても良いし、鉄筋コンクリ
ートによって形成しても良い。
【0011】前記鋼繊維補強コンクリートとしては、鋼
繊維の繊維長が、例えば30〜60mm、鋼繊維の混入
率が、例えば0.5〜1.5vol%のものが挙げられ
る。この鋼繊維補強コンクリートの製造方法としては、
例えば、コンクリート製造時に鋼繊維をミキサーに投入
する方法や、鋼繊維の入らないベースコンクリートを練
り混ぜて、生コン車にコンクリートを投入後、コンクリ
ートを打設する現場近くで、生コン車に鋼繊維を投入
し、ドラムを高速回転させて製造する方法が挙げられ
る。
【0012】ここで、本発明に係る鋼繊維補強コンクリ
ートの特性について表1〜表5および図26〜図32に
基づいて以下に説明する。先ず、鋼繊維補強コンクリー
トの配合例が表1に示されている。
【表1】 図26は鋼繊維補強コンクリート(SFRC)の圧縮強
度と水セメントとの関係を示す図である。この図におい
て、s/aは細骨材率、Vfは鋼繊維混入率である。こ
の図26から、鋼繊維補強コンクリートの圧縮強度は水
セメント比が小さいほど大きくなることがわかる。ま
た、鋼繊維混入率を高くすることで、圧縮強度が若干向
上することがわかる。
【0013】図27は鋼繊維補強コンクリートの曲げ強
度と鋼繊維混入率との関係を示す図である。この図にお
いて、W/Cは水セメント比である。この図27から、
鋼繊維補強コンクリートの曲げ強度は鋼繊維混入率を高
くすることで、大きく向上することがわかる。また、曲
げ強度も、水セメント比が小さいほど大きいことがわか
る。
【0014】図28は鋼繊維補強コンクリートの鋼繊維
混入率とせん断強度との関係に及ぼす水セメント比の影
響を示す図である。この図28から、鋼繊維補強コンク
リートのせん断強度は鋼繊維混入率が高くなるほど大き
くなることがわかる。また、せん断強度も、水セメント
比が小さいほど大きいことがわかる。
【0015】図29は鋼繊維補強コンクリートの曲げ強
度と、粗骨材の最大寸法/鋼繊維の長さ(Gmax/l
f)との関係を示す図である。この図29から、鋼繊維
補強コンクリートは、鋼繊維混入率に関わらず、Gma
x/lfが0.5程度であるときに最も高い曲げ強度を
示すことがわかる。
【0016】一方、鋼繊維補強コンクリートの種類とし
ては、例えば、混入される鋼繊維の形状によって、両端
フック型、インデント型等がある。以下では、鋼繊維の
種類別の鋼繊維補強コンクリートの特性について説明す
る。
【0017】表2に、鋼繊維の形状、寸法、製造方法に
よるタイプa、b、cを示す。
【表2】 これらタイプa、b、cの鋼繊維と、粗骨材として最大
寸法Gmax=20mmとを用いた鋼繊維補強コンクリ
ートの曲げ特性について調べた。なお、鋼繊維を混入し
ないベースコンクリートのスランプが18cm程度、鋼
繊維を混入した状態でのスランプが10cm程度を目標
としたコンクリートの配合を表3に示す。
【表3】 この鋼繊維補強コンクリートの特性試験の結果を図30
に示す。この図30から、鋼線切断法を用いて製造した
インデント型の鋼繊維を用いた場合、他の2種類の鋼
繊維を用いた場合と比較して、曲げ特性が若干劣ること
がわかる。
【0018】監査廊のコンクリートは、発熱量を抑える
目的で粗骨材最大寸法をGmax=40mmとし、単位
セメント量をできるだけ少なくする場合が多く、その場
合、粗骨材最大寸法を鋼繊維長の2/3以下とすると、
鋼繊維長はl=60mmとする必要がある。しかし、こ
の場合、l=30mmの配合に比較して鋼繊維の混入の
前後でスランプ値の低下が大きくなり、目標スランプを
得るためには細骨材率を上げたり、単位セメント量を増
大するなどの対応が必要となるということがあった。こ
のため、上述のタイプa、b、cの鋼繊維のうち、l=
60mmのものが入手可能な両端フック型の鋼繊維を用
いて、粗骨材最大寸法Gmax=20,40mm(鋼繊
維長l=30,60mm)の粗骨材の違いによる配合の
違いやフレッシュ性状、曲げ特性について調べた。な
お、鋼繊維の混入量は通常1.0%が多いが、経済性を
考慮して0.5〜1.0%とし、スランプは鋼繊維混入
後に10cm程度となるようにGmaxは20,40m
mの各々の配合を決定した。Gmaxと鋼繊維混入率等
を表4に示す。
【表4】
【0019】配合試験の結果と物性等を表5に示す。
【表5】 コンクリートの配合はGmax=20,40mmともほ
ぼ同様の配合で所定のスランプを得ることが可能であ
る。次ぎに、曲げ特性の試験結果を図31,図32に示
す。これらの図より、混入率0.75%程度で、Gma
x=20mm、40mmともに等しい値を示すことがわ
かる。また、Gmax=20mmでは混入率が増大して
も曲げ強度はあまり増大しない。一方、曲げタフネスは
Gmax=40mmの方が、少ない混入量で、より大き
な値を得ることができる。
【0020】請求項1記載の発明によれば、前記監査廊
の下部を構成するインバートコンクリートと、該監査廊
の外周部を構成する補強用コンクリートと、のうち少な
くとも一方が、鋼繊維補強コンクリートにより形成され
たので、前記インバートコンクリートや、前記補強用コ
ンクリートとして、例えば鉄筋コンクリートを用いずと
も前記補強用コンクリートの強度が得られる。従って、
鉄筋コンクリートを設けるために鉄筋を配筋する作業の
低減もしくは解消が可能となり、また、作業が簡略化で
きるため高度な専門技能員を要せず、施工工期の短縮、
工種の削減による作業性の向上、およびトータルコスト
の縮減が可能となる。
【0021】請求項2記載の発明は、監査廊の開口部の
形状に形成されたプレキャスト型枠を複数連結一体化す
ることにより、該開口部のアーチが構成されたフィルダ
ムにおける監査廊であって、前記監査廊の断面形状に形
成され、かつ、前記開口部より外周側に止水板を挿入し
て配設するための止水板挿入部が形成され、しかも、前
記プレキャスト型枠の継ぎ目に配設されたプレキャスト
妻型枠と、前記止水板挿入部の内部に配設された止水板
と、を備えたこと、を特徴としている。
【0022】前記プレキャスト型枠は、例えば、逆U字
型のアーチ状で奥行きを有するものである。前記プレキ
ャスト妻型枠には、例えば、馬蹄型の開口部が形成され
ている。この馬蹄型の開口部は、前記プレキャスト型枠
が挿入される部分である。また、このプレキャスト妻型
枠は、例えば左右対称な2枚の部分(第一の妻型枠、第
二の妻型枠)からなり、各々の開口部の周囲に形成さ
れ、止水板を挿入して配設するための止水板挿入部に止
水板を挿入した状態で、これら第一・第二の妻型枠を合
わせることにより、該第一・第二の妻型枠内部に止水板
が設けられた状態となるようになっている。
【0023】請求項2記載の発明によれば、前記開口部
より外周側に形成された前記止水板挿入部に止水板を挿
入して配設することにより、プレキャストの妻型枠内に
止水板を容易に設けることができ、前記プレキャスト型
枠の継ぎ目への浸水を好適に防止することができる。
【0024】請求項3記載の発明は、フィルダムの基礎
岩盤を掘削して設けた溝部の底部にインバートコンクリ
ートを打設し、このインバートコンクリート上に監査廊
の開口部のアーチを構成した後、前記溝部の内部で、か
つ、前記監査廊の前記開口部のアーチの外周側に、鋼繊
維補強コンクリートを打設することにより、該監査廊の
外周部の補強用コンクリートを形成すること、を特徴と
している。
【0025】前記インバートコンクリートは前記鋼繊維
コンクリートによって形成しても良いし、鉄筋コンクリ
ートによって形成しても良い。
【0026】また、監査廊の開口部のアーチは、開口部
の形状に形成されたプレキャスト型枠を複数連結一体化
することで構成することが挙げられる。監査廊の開口部
のアーチを構成するプレキャストの型枠は、例えば、逆
U字型のアーチ状で奥行きを有するものである。監査廊
の開口部のアーチは、このほかにも、スライド可能な型
枠を組み立て、この型枠内にコンクリートを打設し、こ
のコンクリートの硬化後、スライド可能な型枠を移動し
て、順次監査廊の開口部のアーチを構成しても良い。
【0027】請求項3記載の発明によれば、該監査廊の
外周部を構成する補強用コンクリートを、鋼繊維補強コ
ンクリートにより形成するので、前記補強用コンクリー
トとして、例えば鉄筋コンクリートを用いずとも前記補
強用コンクリートの強度が得られる。従って、鉄筋コン
クリートを設けるために鉄筋を配筋する必要が無く、ま
た、作業が簡略化できるため高度な専門技能員を要せ
ず、施工工期の短縮、工種の削減による作業性の向上、
およびトータルコストの縮減が可能となる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る実施の形態
例を図1から図25に基づいて説明する。図1は本発明
に係るフィルダムにおける監査廊を示す斜透視図、図2
はフィルダムの縦断面図、図3はフィルダムの横断面
図、図4は逆U字型のプレキャスト型枠を示す正面図、
図5は図4の側面図、図6は図4の正断面図、図7は図
4の側断面図、図8は図4から図7に示される逆U字型
のプレキャスト型枠の連結部の詳細図、図9はプレキャ
スト型枠の搬入状況を示す全体側面図、図10はプレキ
ャスト型枠の設置状況を示す側面図、図11から図17
は本発明に係るフィルダムにおける監査廊の構築方法を
説明するための工程図、図18は逆U字型のプレキャス
ト型枠に吊り具兼固定具を設けた状態を示す正面図、図
19は図18のA部の拡大図、図20は図18のB部の
拡大図、図21はプレキャスト型枠の継ぎ目に用いられ
る妻型枠の継ぎ目側を示す正面図、図22は図21の妻
型枠に止水板を挿入した状態を示す正面図、図23はプ
レキャスト型枠の継ぎ目に用いられる妻型枠のコンクリ
ート打設側を示す正面図、図24、図25は本発明に係
るフィルダムにおける監査廊の一例を示す断面図であ
る。
【0029】先ず、監査廊1は、図1に示されるよう
に、開口部のアーチ2、妻部3,…、インバートコンク
リート4、開口部のアーチ2の周囲に配設された本発明
に係る補強用コンクリート5等によって概略構成されて
いる。このような概略構成の監査廊1が図2、図3に示
されるようにフィルダムの底部に設けられている。
【0030】前記開口部のアーチ2は、例えば、図4か
ら図7にその詳細が示される逆U字型で奥行きを有する
複数のプレキャスト型枠6,…の端部同士を互いに連結
し、一体化することで構成されている。図4、図5に示
されるように、これらプレキャスト型枠6,…には、こ
れらプレキャスト型枠6,…を互いに連結するための連
結部7,…、側方からプレキャスト型枠6,…に作用す
る力に抗するためのサポート8,…が設けられている。
また、図6、図7に示されるように、プレキャスト型枠
6,…の内部には鉄筋9,…が配筋されている。
【0031】前記連結部7,…には、図8に示されるよ
うに、継手ボックス10、ボルト13を挿通するための
挿通孔12を有する継手11がそれぞれ設けられてい
る。前記プレキャスト型枠6,…を所定位置に配設した
後、該挿通孔12にボルト13を挿通して、ナット14
で締め付け固定することで、該プレキャスト型枠6,…
が互いに連結されている。
【0032】次ぎに、本発明に係るフィルダムにおける
監査廊の構築方法について説明する。先ず、図11に示
されるように、フィルダムの基礎岩盤を掘削して溝部2
0を設け、この溝部20の底部にコンクリートを打設し
てインバートコンクリート4を設ける。このインバート
コンクリート4は、例えば本発明に係る鋼繊維補強コン
クリートを用いて構成しても良いし、あるいは、鉄筋コ
ンクリートにより構成しても良い。ここで、インバート
コンクリート4を設ける際には、アンカーボルト20,
…と、インバートコンクリート4に半ば埋設され、か
つ、一部が斜め上方に突出するような差し筋21,…
と、を配設しておく。前記アンカーボルト20,…の配
設位置は、プレキャスト型枠6が設置される位置の間近
であり、前記差し筋21,…の設置位置は、プレキャス
ト型枠6が設置される位置から若干離間した位置であ
る。
【0033】つぎに、図9に示されるように、ケーブル
15によって吊支されたケーブルクレーン16から、ケ
ーブル17等を介して吊り下げられた前記プレキャスト
型枠6を設置位置に移動させる。そして、図10、図1
2、図13に示されるように、既設のプレキャスト型枠
6群に引き続き監査廊1を延長させるべくこのプレキャ
スト型枠6を所定位置に配設する。
【0034】プレキャスト型枠6を所定位置に配設した
後は、プレキャスト型枠6の高さの微調整と固定を行
う。このためには、図18から図20に詳細が示された
調整固定具22を用いる。この調整固定具22は、これ
ら図18から図20に示されるように、第一の支持部材
23と、第二の支持部材24と、これら第一・第二の支
持部材23,24の一端に設けられ第一・第二の支持部
材23,24の一端をプレキャスト型枠6に固定するた
めの連結具25、26と、により概略構成されている。
【0035】図19に示されるように、前記連結具25
の側部にはボルト27を挿通するための挿通孔28が形
成されており、この挿通孔28にボルト27を挿通し、
該ボルト27をプレキャスト型枠6に埋設されたボルト
孔29にねじ込むことでこの連結具25がプレキャスト
型枠6に固定されている。
【0036】一方、図20に示されるように、前記連結
具26の側部にはボルト30を挿通するための挿通孔3
1が形成され、該連結具26の下部には前記アンカーボ
ルト20を挿通するための挿通孔32が形成されてい
る。この挿通孔31にボルト30を挿通し、該ボルト3
0をプレキャスト型枠6に埋設されたボルト孔34にね
じ込むことでこの連結具26がプレキャスト型枠6に固
定されている。
【0037】また、この状態で、この連結具26の前記
挿通孔32に前記アンカーボルト20を挿通し、ナット
33のねじ込み量を調整することで、プレキャスト型枠
6の高さ(鉛直位置)を調整することが出来るようにな
っている。即ち、プレキャスト型枠6の高さを所望の位
置に調整した後、前記調整固定具22の前記第一の支持
部材23、前記第二の支持部材24の一端をそれぞれ前
記差し筋21に固定する。このようにして、プレキャス
ト型枠6の設置が完了する。この状態が図14に示され
る。
【0038】つぎに、図15に示されるように、プレキ
ャスト型枠6の端部に後述する妻型枠41を設ける。こ
の状態では、図10に示されるように、後述する妻型枠
40が手前に配設されており、これら妻型枠40,41
と、プレキャスト型枠6,…の外周部と、前記溝部20
の内周部と、により囲まれた、上方にのみ解放された空
間ができたことになる。この空間に対して、図16に示
されるように注入管50,50を通して本発明に係る鋼
繊維補強コンクリート51を打設する。この鋼繊維補強
コンクリート51の硬化により、本発明に係る鋼繊維補
強コンクリートによる前記補強用コンクリート5が形成
される。
【0039】さらに、前記妻型枠41に繋げて、新たに
妻型枠40を設置し、プレキャスト型枠6,…を設置し
て、監査廊1を順次延長していく。
【0040】ここで、前記妻型枠40,41について詳
述する。前記妻型枠41は妻型枠40と一対となって前
記妻部3を構成するものである。これら妻型枠40,4
1の詳細は図21、図22に示される。これら妻型枠4
0,41は、互いに左右対称な形状を有している。これ
ら妻型枠40,41には前記プレキャスト型枠6の形状
に対応する、例えば馬蹄型の開口部42,43がそれぞ
れ設けられている。さらに、これら妻型枠40,41の
前記開口部42,43の周囲には、止水板46を挿入し
て配設するための止水板挿入溝(止水板挿入部)44,
45がそれぞれ形成されている。
【0041】図22のように妻型枠40の止水板挿入溝
44に止水板46を挿入して配設した状態で、この止水
板46の止水板挿入溝44からはみ出した部分に対して
妻型枠41の止水板挿入溝45を外挿していくことで、
止水板46を妻型枠41の止水板挿入溝45に挿入して
いくと、図22の妻型枠40の正面側と、図23の妻型
枠41の裏面側とがぴったりと当接するまでこの止水板
46が該止水板挿入溝45に挿入され、この止水板46
が前記両止水板挿入孔44,45内で余分な空間を余さ
ずに配設された状態となるように、止水板46、前記両
止水板挿入溝44,45の寸法・形状が設定されてい
る。
【0042】以上のような構成の本発明に係る監査廊1
によれば、前記インバートコンクリート4と、前記補強
用コンクリート5と、のうち少なくとも一方が、鋼繊維
補強コンクリートにより形成されているので、前記イン
バートコンクリートや、前記補強用コンクリートとし
て、例えば鉄筋コンクリートを用いずとも前記補強用コ
ンクリートの強度が得られる。従って、鉄筋コンクリー
トを設けるために鉄筋を配筋する作業の低減もしくは解
消が可能となり、また、作業が簡略化できるため高度な
専門技能員を要せず、施工工期の短縮、工種の削減によ
る作業性の向上、およびトータルコストの縮減が可能と
なる。
【0043】また、前記開口部42,43より外周側に
止水板46を挿入して配設するための止水板挿入部4
4,45が形成され、しかも、前記プレキャスト型枠6
の継ぎ目に配設されたプレキャスト妻型枠40,41内
に止水板46を容易に設けることができ、前記プレキャ
スト型枠6,…の継ぎ目への浸水を好適に防止すること
ができる。
【0044】なお、上記の実施の形態例において、前記
インバートコンクリートは、鉄筋コンクリートにより構
成しても良いし、鋼繊維補強コンクリートにより構成し
ても良い。図24には、該インバートコンクリートを鉄
筋コンクリートにより構成した例が示され、図25に
は、該インバートコンクリートを鋼繊維補強コンクリー
トにより構成した例が示されている。また、その他の細
部構造や手順等は、本発明の要旨を逸脱しない範囲にお
いて、適宜変更可能である。
【0045】
【発明の効果】請求項1記載の発明に係るフィルダムに
おける監査廊によれば、前記監査廊の下部を構成するイ
ンバートコンクリートと、該監査廊の外周部を構成する
補強用コンクリートと、のうち少なくとも一方が、鋼繊
維補強コンクリートにより形成されたので、例えば、鉄
筋コンクリートを設けるために鉄筋を配筋する作業の低
減もしくは解消が可能となり、また、作業が簡略化でき
るため高度な専門技能員を要せず、施工工期の短縮、工
種の削減による作業性の向上、およびトータルコストの
縮減が可能となる。
【0046】請求項2記載の発明に係るフィルダムにお
ける監査廊によれば、前記開口部より外周側に形成され
た前記止水板挿入部に止水板を挿入して配設することに
より、プレキャストの妻型枠内に止水板を容易に設ける
ことができ、前記プレキャスト型枠の継ぎ目への浸水を
好適に防止することができる。
【0047】請求項3記載の発明に係るフィルダムにお
ける監査廊の構築方法によれば、該監査廊の外周部を構
成する補強用コンクリートを、鋼繊維補強コンクリート
により形成するので、例えば、鉄筋コンクリートを設け
るために鉄筋を配筋する必要が無く、また、作業が簡略
化できるため高度な専門技能員を要せず、施工工期の短
縮、工種の削減による作業性の向上、およびトータルコ
ストの縮減が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るフィルダムにおける監査廊を示す
斜透視図である。
【図2】フィルダムの縦断面図である。
【図3】フィルダムの横断面図である。
【図4】逆U字型のプレキャスト型枠を示す正面図であ
る。
【図5】図4の側面図である。
【図6】図4の正断面図である。
【図7】図4の側断面図である。
【図8】図4から図7に示される逆U字型のプレキャス
ト型枠の継ぎ手の詳細図である。
【図9】プレキャスト型枠の搬入状況を示す全体側面図
である。
【図10】プレキャスト型枠の設置状況を示す側面図で
ある。
【図11】本発明に係るフィルダムにおける監査廊の構
築方法を説明するための工程図である。
【図12】本発明に係るフィルダムにおける監査廊の構
築方法を説明するための工程図である。
【図13】本発明に係るフィルダムにおける監査廊の構
築方法を説明するための工程図である。
【図14】本発明に係るフィルダムにおける監査廊の構
築方法を説明するための工程図である。
【図15】本発明に係るフィルダムにおける監査廊の構
築方法を説明するための工程図である。
【図16】本発明に係るフィルダムにおける監査廊の構
築方法を説明するための工程図である。
【図17】本発明に係るフィルダムにおける監査廊の構
築方法を説明するための工程図である。
【図18】逆U字型のプレキャスト型枠に吊り具兼固定
具を設けた状態を示す正面図である。
【図19】図18のA部の拡大図である。
【図20】図18のB部の拡大図である。
【図21】プレキャスト型枠の継ぎ目に用いられる妻型
枠の継ぎ目側を示す正面図である。
【図22】図21の妻型枠に止水板を挿入した状態を示
す正面図である。
【図23】プレキャスト型枠の継ぎ目に用いられる妻型
枠のコンクリート打設側を示す正面図である。
【図24】本発明に係るフィルダムにおける監査廊の一
例を示す断面図である。
【図25】本発明に係るフィルダムにおける監査廊の一
例を示す断面図である。
【図26】鋼繊維補強コンクリート(SFRC)の圧縮
強度と水セメントとの関係を示す図である。
【図27】鋼繊維補強コンクリートの曲げ強度と鋼繊維
混入率との関係を示す図である。
【図28】鋼繊維補強コンクリートの鋼繊維混入率とせ
ん断強度との関係に及ぼす水セメント比の影響を示す図
である。
【図29】鋼繊維補強コンクリートの曲げ強度と、粗骨
材の最大寸法/鋼繊維の長さ(Gmax/lf)との関
係を示す図である。
【図30】鋼繊維補強コンクリートの特性試験の結果を
示す図である。
【図31】曲げ特性の試験結果を示す図である。
【図32】曲げ特性の試験結果を示す図である。
【符号の説明】
1 監査廊 2 開口部のアーチ 3 妻部 4 インバートコンクリート 5 補強用コンクリート 6 プレキャスト型枠 20 溝部 40,41 プレキャスト妻型枠 42,43 開口部 44,45 止水板挿入部(止水板挿入溝) 46 止水板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 000148346 株式会社銭高組 大阪府大阪市西区西本町2丁目2番11号 (71)出願人 000235543 飛島建設株式会社 東京都千代田区三番町2番地 (71)出願人 000231198 日本国土開発株式会社 東京都港区赤坂4丁目9番9号 (71)出願人 000112749 フジミ工研株式会社 東京都千代田区飯田橋3丁目11番18号 (71)出願人 000148380 株式会社前田製作所 長野県長野市篠ノ井御幣川1095 (72)発明者 中島 賢二郎 茨城県つくば市観音台二丁目1−2 農林 水産省農業工学研究所内 (72)発明者 安中 正実 茨城県つくば市観音台二丁目1−2 農林 水産省農業工学研究所内 (72)発明者 浅野 勇 茨城県つくば市観音台二丁目1−2 農林 水産省農業工学研究所内 (72)発明者 横沢 和夫 東京都千代田区富士見二丁目10番26号 前 田建設工業株式会社内 (72)発明者 赤坂 雄司 東京都千代田区富士見二丁目10番26号 前 田建設工業株式会社内 (72)発明者 原 夏夫 東京都千代田区富士見二丁目10番26号 前 田建設工業株式会社内 (72)発明者 森本 英樹 東京都千代田区富士見二丁目10番26号 前 田建設工業株式会社内 (72)発明者 高田 利行 東京都新宿区津久戸町2番1号 株式会社 熊谷組東京本社内 (72)発明者 岩崎 則夫 大阪府大阪市西区西本町2丁目2番11号 株式会社錢高組内 (72)発明者 廣瀬 成道 東京都千代田区三番町二番地 飛島建設株 式会社内 (72)発明者 佐原 晴也 東京都港区赤坂4−9−4 日本国土開発 株式会社内 (72)発明者 本郷 裕 東京都千代田区飯田橋三丁目11番18号 フ ジミ工研株式会社内 (72)発明者 矢沢 次男 長野県長野市篠ノ井御幣川1095番地 株式 会社前田製作所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】監査廊の下部を構成するインバートコンク
    リートと、監査廊の外周部を構成する補強用コンクリー
    トと、を有し、フィルダムの基礎岩盤内に設置されるフ
    ィルダムにおける監査廊であって、 前記インバートコンクリートと、前記補強用コンクリー
    トと、のうち少なくとも一方が、鋼繊維補強コンクリー
    トにより形成されたこと、を特徴とするフィルダムにお
    ける監査廊。
  2. 【請求項2】監査廊の開口部の形状に形成されたプレキ
    ャスト型枠を複数連結一体化することにより、該開口部
    のアーチが構成されたフィルダムにおける監査廊であっ
    て、 前記監査廊の断面形状に形成され、かつ、前記開口部よ
    り外周側に止水板を挿入して配設するための止水板挿入
    部が形成され、しかも、前記プレキャスト型枠の継ぎ目
    に配設されたプレキャスト妻型枠と、 前記止水板挿入部の内部に配設された止水板と、を備え
    たこと、を特徴とするフィルダムにおける監査廊。
  3. 【請求項3】フィルダムの基礎岩盤を掘削して設けた溝
    部の底部にインバートコンクリートを打設し、このイン
    バートコンクリート上に監査廊の開口部のアーチを構成
    した後、 前記溝部の内部で、かつ、前記監査廊の前記開口部のア
    ーチの外周側に、鋼繊維補強コンクリートを打設するこ
    とにより、該監査廊の外周部の補強用コンクリートを形
    成すること、を特徴とするフィルダムにおける監査廊の
    構築方法。
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