JP2000072034A - 車両フロントエンドモジュール構造とその組立方法 - Google Patents

車両フロントエンドモジュール構造とその組立方法

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JP2000072034A
JP2000072034A JP10240746A JP24074698A JP2000072034A JP 2000072034 A JP2000072034 A JP 2000072034A JP 10240746 A JP10240746 A JP 10240746A JP 24074698 A JP24074698 A JP 24074698A JP 2000072034 A JP2000072034 A JP 2000072034A
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radiator
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end module
panel
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Kiyotaka Nakai
清隆 中井
Takenori Nagata
武則 永田
Yoshiaki Yamamoto
喜章 山本
Katsumi Yoshida
勝美 吉田
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Aisin Seiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エンジンルーム内の部品搭載性の向上、ラジ
エータの脱着性及び冷却効率の向上を可能とする車両フ
ロントエンドモジュール構造の提供。 【解決手段】 パネル本体10と、ラジエータサポート
アッパメンバ13とを備え、少なくとも車両のラジエー
タ2、ラジエータの車両前面に配置されたコンデンサ
4、及び、ラジエータの車両後面に対面配置されたファ
ン3を、少なくとも上面及び左右面の3面で囲み、保持
する樹脂製のフロントエンドパネル1を、車両の左右一
対のサイドメンバ7間に締結固定されるロアメンバ8上
に締結固定した車両フロントエンドモジュール構造とし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、少なくとも車両の
ラジエータ、コンデンサを保持するフロントエンドパネ
ルを備えた車両フロントエンドモジュール構造に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の車両フロントエンドモジ
ュール構造としては、特開平6−286657号公報に
示されるものが知られている。
【0003】これは、車両のラジエータ、コンデンサ及
びファンを保持するフロントエンドパネルを備えた車両
フロントエンドモジュール構造が、予め車両に締結固定
されたサイドメンバとクロスメンバに取り付けられてい
るものである。
【0004】また、ラジエータは、フロントエンドパネ
ルフランジにボルト等にて固定され、ラジエータの車両
前面に配置されるコンデンサを介して、さらに上下方向
に延びるセンターステーが配設されるものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記に
説明した従来技術では、車両フロントエンドモジュール
構造が、予め車両に締結固定されたサイドメンバとクロ
スメンバに取り付けられるため、エンジンルームの前面
を開口し、エンジンルーム内部品の搭載を容易にすると
いうフロントエンドモジュール構造採用の利点の一つが
なくなるという問題がある。また、パネルがサイドメン
バに締結されているため、衝突時にサイドメンバに入力
される荷重により、パネルが破損されやすいものであ
る。
【0006】また、ラジエータは、フロントエンドパネ
ルフランジにボルト等の締結手段を用いて固定されるた
め、ラジエータの組付けに時間を要したり、締結手段が
必要になるという問題がある。
【0007】さらには、フロントエンドパネルのラジエ
ータが収容される開口部分が閉断面によって囲まれてい
る構造となっているため、コンデンサを通過して暖めら
れた空気がラジエータ前面に入り込んでくることにな
る。このため、ラジエータの冷却効率が低下するという
問題もある。
【0008】故に、本発明は、上記実情に鑑みてなされ
たものであり、エンジンルームの前面を開口させ、エン
ジンルーム内の部品搭載性を向上することができ、か
つ、衝突時にもパネルが破損しない車両フロントエンド
モジュール構造を提供し、また、ラジエータの脱着性及
びラジエータの冷却効率の向上を可能とする車両フロン
トエンドモジュール構造を提供することを技術的課題と
するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の技術的課題を解決
するために成された請求項1に記載の発明は、パネル本
体と、前記パネル本体の上縁に沿って車両前方に突出し
て形成されたラジエータサポートアッパメンバとを備
え、少なくとも車両のラジエータ、前記ラジエータの車
両前面に配置されたコンデンサ、及び、前記ラジエータ
の車両後面に対面配置されたファンを、少なくとも上面
及び左右面の3面で囲み、保持する樹脂製のフロントエ
ンドパネルを、車両の左右一対のサイドメンバ間に締結
固定されるロアメンバ上に締結固定した車両フロントエ
ンドモジュール構造とした。
【0010】上記発明によれば、車両フロントエンドモ
ジュール構造を、車両の左右一対のサイドメンバ間に締
結固定されるロアメンバ上に締結固定した車両フロント
エンドモジュール構造としたことにより、従来技術では
必要であったクロスメンバを廃止することができ、エン
ジンルームの前面を開口することができる。これによ
り、エンジンルーム内の部品搭載の際に、作業者がエン
ジンルーム内に入って作業することが可能となり、作業
負担の軽減が可能となり、部品の搭載性が向上する。ま
た、パネルがサイドメンバに締結されていないので、車
両の衝突時にサイドメンバに入力される衝突荷重により
パネルが破損することもなくなる。
【0011】上記の技術的課題を解決するために成され
た請求項2に記載の発明は、フロントエンドパネルを、
予め前記ロアメンバ上に締結固定した後、前記ロアメン
バを前記左右一対のサイドメンバに締結固定する車両フ
ロントエンドモジュール構造の組立方法としたことであ
る。
【0012】上記発明は、請求項1に記載の発明に係る
車両フロントエンドモジュール構造の組立方法に関する
ものである。車両フロントエンドモジュール構造を、予
めロアメンバ上に締結固定した後、ロアメンバを車両の
サイドメンバに締結固定することで、車両フロントエン
ドモジュール構造を搭載する前は、エンジンルームの前
面が開口した状態となり、エンジンルーム内の部品搭載
の際に、作業者がエンジンルーム内に入って作業するこ
とが可能となり、上述の通り作業負担の軽減が可能とな
る。
【0013】上記の技術的課題を解決するために成され
た請求項3に記載の発明は、パネル本体と、前記パネル
本体の上縁に沿って車両前方に突出して形成され、一部
又は全部が着脱自在に構成されたラジエータサポートア
ッパメンバと、車両のラジエータの車幅方向の側面を囲
むフランジと、を備え、少なくとも前記ラジエータ及び
前記ラジエータの車両後面に対面配置されたファンを保
持する樹脂製のフロントエンドパネルを有し、前記ラジ
エータに締結手段を設け、前記フランジに前記締結手段
と嵌合する嵌合手段を設けたことを特徴とする車両フロ
ントエンドモジュール構造とした。
【0014】上記発明によれば、ラジエータは、ラジエ
ータに設けた締結手段を、フランジに設けた勘合手段に
勘合することにより、パネルに保持することができるも
のであり、ラジエータの脱着を容易にすることができ
る。
【0015】上記請求項3に記載の発明は、より好まし
くは、請求項4に記載のように、前記締結手段を、前記
ラジエータに一体的に配設された突起とし、前記嵌合手
段を、前記フランジに形成され、車両前面側が開口した
切り欠き溝とするのがよい。前記締結手段としては、突
起、溝などが考えられ、勘合手段としては、溝、リブな
どが考えられるが、製造の容易性から、締結手段として
突起、勘合手段として溝を用いるのが最も有効である。
溝(切り欠き溝)は、フランジの車両前面側縁を開口部
とし、開口部から車両の後方向へ進み、さらに下方向へ
折れ曲がった2段形状とすることにより、より確実に、
車両前面からラジエータを装着することができる。ま
た、ラジエータに設けた突起及びフランジに設けた切り
欠き溝との嵌合面には、ラジエータにかかる衝撃荷重を
吸収するクッション材を介在させても良い。装着された
ラジエータは、少なくとも一部を着脱自在にしたラジエ
ータサポートアッパメンバをパネル本体に締結固定する
ことにより、固定される。
【0016】上記の技術的課題を解決するために成され
た請求項5に記載の発明は、前記ラジエータの車両前面
側に滞留している空気を排出する排出穴を、少なくとも
前記ラジエータサポートアッパメンバに設けたことを特
徴とする請求項1、請求項3、又は請求項4に記載の車
両フロントエンドモジュール構造とした。
【0017】上記発明によれば、コンデンサを通過しラ
ジエータの車両前面側に滞留している暖められた空気の
一部が、少なくともラジエータサポートアッパメンバの
排出穴から抜けるため、ラジエータに流入する、暖めら
れた空気量が減少し、ラジエータの冷却効率が向上する
ものである。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る実施の形態を
図面に基づいて説明する。
【0019】図1は、本発明の第1実施形態例であるフ
ロントエンドモジュール構造の分解斜視図である。図1
において、樹脂材料よりなるフロントエンドパネル1
は、車両のエンジンの冷却水を冷やすためのラジエータ
2、エアコンの冷媒を冷却するコンデンサ4、ラジエー
タ2及びコンデンサ4に対面して配置されたファン3及
び左右の一対のヘッドランプ(図示せず)を保持するも
のであって、ロアメンバ8を介して車両の左右一対のサ
イドメンバ7間に取り付けられている。また、フロント
エンドパネル1は、その車両幅方向両端で車両の左右一
対のフロントフェンダーリインフォース9にも固定され
ている。
【0020】このフロントエンドパネル1は、矩形形状
を呈した板状のパネル本体10を主としている。この板
状のパネル本体10の車両幅方向両側縁には、車両前後
方向に延在突出した互いに連続するフランジ11が一体
に形成されている。パネル本体10の車両上方縁には、
ラジエータサポートアッパメンバ13が一体に形成され
ている。またパネル本体10には、周縁に車両後方に突
出したフランジ14aを備えた円形の開口14が形成さ
れている。そして、フランジ11、及びラジエータサポ
ートアッパメンバ13によりパネル本体10の剛性を確
保している。ラジエータ2及びコンデンサ4は、パネル
本体10の表面(車両前方面)において車両前方に突出
したフランジ11、ラジエータサポートアッパメンバ1
3及びロアメンバ8により囲まれた空間に開口14を塞
ぐ形で直列で配置されており、ラジエータ2及びコンデ
ンサ4はロアメンバ8及び、ロアメンバ8の車両前方部
位と対向するように本体10の車両上方縁から延在する
ラジエータサポートアッパメンバ13に係合固定されて
いる。ファン3は、ラジエータ2により塞がれる、開口
14内に収容されてフランジ14aから一体に延在した
支持部14bに回転自在に支持されている。
【0021】パネル本体10の両側縁の両フランジ11
の外側面には、外方に突出するリブ18が一体に形成さ
れている。このリブ18は、車両上下方向に厚みがあり
且つ車両前後方向に渡る幅を持つもので、全体として先
端にいくにつれこの幅及び厚みが徐々に細かくなってい
く形状で、且つ、車両後方に開口したコ字状断面形状を
呈している。このリブ18は、その上壁がラジエータサ
ポートアッパメンバ13の上壁と面一となるようにラジ
エータサポートアッパメンバ13から連続しており、先
端で車両のフロントフェンダーリインフォース9にボル
ト等で締結固定されている。
【0022】パネル本体10の両側縁の両フランジ11
の外側面には、リブ18と車両上下方向において所定の
間隔をもって互いに平行に配置されたリブ19が一体に
形成されている。このリブ19は、車両上下方向に厚み
があり、且つ、車両前後方向に渡る幅を持つコの字形状
を呈している。また、リブ19はリブ18より車両前方
に突出したものとなっており且つ全体として先端にいく
につれこの幅が徐々に細かくなっていく形状を呈してい
る。
【0023】リブ18の下壁の車両後方縁とリブ19の
後壁とは、フランジ11から連続した壁20により一体
に連結されている。ヘッドランプ(図示せず)は、リブ
18の下壁、リブ19の上壁、フランジ11及び壁20
により囲まれた空間内に収容されており、壁20にボル
ト等で締結固定されているものである。
【0024】以上のような構成を採ることにより、フロ
ントエンドパネル1を取り付けられたロアメンバ8をサ
イドメンバ7間に取り付ける前は、エンジンルームの前
面が開口した状態となり、エンジンルーム内の部品搭載
の際の作業者の負担軽減を図ることができるものであ
る。
【0025】図2は、本発明の第2実施形態例であるフ
ロントエンドモジュール構造の分解斜視図である。図2
において、樹脂材料よりなるフロントエンドパネル1
は、車両のエンジンの冷却水を冷やすためのラジエータ
2、エアコンの冷媒を冷却するコンデンサ4、ラジエー
タ2及びコンデンサ4に対面して配置されたファン3及
び左右の一対のヘッドランプ(図示せず)を保持するも
のであって、ブラケット21を介して車両の左右一対の
サイドメンバ7間に取り付けられている。また、フロン
トエンドパネル1は、その車両幅方向両端で車両の左右
一対のフロントフェンダーリインフォース9にも固定さ
れている。
【0026】このフロントエンドパネル1は、矩形形状
を呈した板状のパネル本体10を主としている。この板
状のパネル本体10の車両幅方向両側縁及び車両下方縁
には、車両前後方向に延在突出した互いに連続するフラ
ンジ11、12が一体に形成されている。パネル本体1
0の車両上方縁には、ラジエータサポートアッパメンバ
13が一部または全部が着脱自在に結合されている。ま
たパネル本体10には、周縁に車両後方に突出したフラ
ンジ14aを備えた円形の開口14が形成されている。
そして、フランジ11、12及びラジエータサポートア
ッパメンバ13によりパネル本体10の剛性を確保して
いる。ラジエータ2及びコンデンサ4は、パネル本体1
0の表面(車両前方面)において車両前方に突出したフ
ランジ11、12及びラジエータサポートアッパメンバ
13により囲まれた空間に開口14を塞ぐ形で車両前後
方向に直列で配置されており、ファン3は、ラジエータ
2により塞がれる開口14内に収容されてフランジ14
aから一体に延在した支持部14bに回転自在に支持さ
れている。
【0027】パネル本体10の両側縁の両フランジ11
の外側面には、外方に突出するリブ18が一体に形成さ
れている。このリブ18は、車両上下方向に厚みがあり
且つ車両前後方向に渡る幅を持つもので、全体として先
端にいくにつれこの幅及び厚みが徐々に細かくなってい
く形状で且つ車両後方に開口したコ字状断面形状を呈し
ている。このリブ18は、その上壁がラジエータサポー
トアッパメンバ13の上壁と面一となるようにラジエー
タサポートアッパメンバ13から連続しており、先端で
車両のフロントフェンダーリインフォース9にボルト等
で締結固定されている。
【0028】パネル本体10の両側縁の両フランジ11
の外側面には、リブ18と車両上下方向において所定の
間隔をもって互いに平行に配置されたリブ19が一体に
形成されている。このリブ19は、車両上下方向に厚み
があり且つ車両前後方向に渡る幅を持つコの字形状を呈
している。また、リブ19はリブ18より車両前方に突
出したものとなっており且つ全体として先端にいくにつ
れこの幅が徐々に細かくなっていく形状を呈している。
【0029】リブ18の下壁の車両後方縁とリブ19の
後壁とは、フランジ11から連続した壁20により一体
に連結されている。ヘッドランプ(図示せず)は、リブ
18の下壁、リブ19の上壁、フランジ11及び壁20
により囲まれた空間内に収容されており、壁20にボル
ト等で締結固定されているものである。
【0030】図2において、フランジ11に形成される
切り欠き溝15(嵌合手段)は、車両前面側縁を開口部
とし、開口部から後ろ斜め下方に向かう溝15a部分
と、更にそこから下方向に延びる溝15b部分とを有し
ている。ラジエータ2には、両側側面部に突起2a(締
結手段)が一体的に配設されている。ラジエータ2を装
着する際は、車両前面から、突起2aを溝15aに挿通
し沿わしながら、後ろ斜め下方に移動させ、溝15aの
底部まで到達したら、次に、突起2aを溝15bに沿わ
しながら、下方に移動させ、溝15bの底部まで挿入
し、フランジ11に固定する。この時、フランジ12に
設けられた穴12aにも、ラジエータ2に一体的に配設
された図示しない突起を挿入し固定する。その後、ラジ
エータサポートアッパメンバ13をパネル本体10にス
ナップフィット、ボルト等などの締結手段で締結固定す
ることにより、ラジエーター2を完全に固定する。
【0031】以上のような構成を採ることにより、ラジ
エーター2の着脱は、ラジエータサポートアッパメンバ
13を取外し、ラジエータ2を溝15b、15aに沿
い、上方に引き上げることにより短時間にて可能とな
る。特に、溝15b、15aに沿い引き上げることによ
り、ラジエータタンクに冷却水を導入するために設けら
れるラジエータパイプ2bの他部品との干渉を回避させ
つつ、上方に容易にラジエータ2を引き上げることがで
きるものである。
【0032】以上、本発明の第1実施形態例、または、
第2実施形態例において、ラジエータサポートアッパメ
ンバ13に、図3に示すように空気排出穴を設けてもよ
い。図3はフロントエンドパネルの略中央部の縦断面図
である。図3から明らかなように、ラジエータサポート
アッパメンバ13の下面13aには、コンデンサ4より
車両後方、かつ、ラジエータ2よりも車両前方の位置
に、排出穴13bが設けられている。この排出穴13b
により、コンデンサ4を通過し、暖められた空気の一部
が排出穴13bを介して排出され、ラジエータ2には流
入しなくなる。これによりコンデンサ4で暖められた空
気の一部がラジエータ2にあたらずに通過するため、ラ
ジエータ2の冷却効率が向上する。また、コンデンサ4
を通過した、暖められた空気が滞留することがなくなる
ため、コンデンサ4を通過する空気流速を低下させるこ
とがなくなり、コンデンサ4の冷却効率も向上させるこ
とができるものである。
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、エンジンルームの前面
を開口させ、エンジンルーム内の部品搭載性を向上する
ことができ、かつ、衝突時にもパネルが破損しない車両
フロントエンドモジュール構造を提供し、また、ラジエ
ータの脱着性及びラジエータの冷却効率の向上を可能と
する車両フロントエンドモジュール構造を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態例であるフロントエンド
モジュール構造の分解斜視図である。
【図2】本発明の第2実施形態例であるフロントエンド
モジュール構造の分解斜視図である。
【図3】フロントエンドパネルの略中央部の縦断面図で
ある。
【符号の説明】
1 フロントエンドパネル 2 ラジエータ 2a 突起(締結手段) 3 ファン 4 コンデンサ 7 サイドメンバ 8 ロアメンバ 10 パネル本体 11 フランジ 13 ラジエータサポートアッパメンバ 13b 排出穴 15 切り欠き溝(嵌合手段) 15a,15b 溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉田 勝美 愛知県刈谷市昭和町2丁目3番地 アイシ ン・エンジニアリング株式会社内 Fターム(参考) 3D003 AA05 AA08 AA11 AA18 BB01 CA02 CA04 CA09 DA03 DA04

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パネル本体と、前記パネル本体の上縁に
    沿って車両前方に突出して形成されたラジエータサポー
    トアッパメンバとを備え、少なくとも車両のラジエー
    タ、前記ラジエータの車両前面に配置されたコンデン
    サ、及び、前記ラジエータの車両後面に対面配置された
    ファンを、少なくとも上面及び左右面の3面で囲み、保
    持する樹脂製のフロントエンドパネルを、車両の左右一
    対のサイドメンバ間に締結固定されるロアメンバ上に締
    結固定した車両フロントエンドモジュール構造。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のフロントエンドパネル
    を、予め前記ロアメンバ上に締結固定した後、前記ロア
    メンバを前記左右一対のサイドメンバに締結固定する車
    両フロントエンドモジュール構造の組立方法。
  3. 【請求項3】 パネル本体と、前記パネル本体の上縁に
    沿って車両前方に突出して形成され、一部又は全部が着
    脱自在に構成されたラジエータサポートアッパメンバ
    と、車両のラジエータの車幅方向の側面を囲むフランジ
    と、を備え、少なくとも前記ラジエータ及び前記ラジエ
    ータの車両後面に対面配置されたファンを保持する樹脂
    製のフロントエンドパネルを有し、前記ラジエータに締
    結手段を設け、前記フランジに前記締結手段と嵌合する
    嵌合手段を設けたことを特徴とする車両フロントエンド
    モジュール構造。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記締結手段は、前
    記ラジエータに一体的に配設された突起であり、前記嵌
    合手段は、前記フランジに形成され、車両前面側が開口
    した切り欠き溝であることを特徴とする車両フロントエ
    ンドモジュール構造。
  5. 【請求項5】 前記ラジエータの車両前面側に滞留して
    いる空気を排出する排出穴を、少なくとも前記ラジエー
    タサポートアッパメンバに設けたことを特徴とする請求
    項1、請求項3、又は請求項4に記載の車両フロントエ
    ンドモジュール構造。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001055168A (ja) * 1999-07-30 2001-02-27 Valeo Inc モジュラー式自動車用フロントエンド
US7338191B2 (en) 2003-06-24 2008-03-04 Nissan Motor Co., Ltd. Method and structure for positioning headlamp on vehicle body
US7640966B2 (en) * 2003-12-09 2010-01-05 Denso Corporation Heat exchanger and cooling module having the same

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