JP2000069289A - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置

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JP2000069289A
JP2000069289A JP10232705A JP23270598A JP2000069289A JP 2000069289 A JP2000069289 A JP 2000069289A JP 10232705 A JP10232705 A JP 10232705A JP 23270598 A JP23270598 A JP 23270598A JP 2000069289 A JP2000069289 A JP 2000069289A
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JP10232705A
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Oaki Yamanaka
大明 山中
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Toshiba TEC Corp
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Toshiba TEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コストを低減しつつも、装着されたコンタク
トイメージセンサに応じた能力の装置として自動的に動
作することを可能とする。 【解決手段】 CPU11は、装着されたコンタクトイ
メージセンサ2の読取位置に白基準板もしくはホワイト
ローラを位置させた上で、複数種類のコンタクトイメー
ジセンサのそれぞれに応じた駆動動作をCIS駆動部1
4に順次行わせる。そしてCPU11は、コンタクトイ
メージセンサ2が順次出力する出力信号のピークレベル
を監視することで、装着されたコンタクトイメージセン
サ2の種類を判定する。そしてCPU11は、実際の画
像読取の実行時には、判定した種類に応じた駆動動作お
よび画像処理をCIS駆動部14および画処理部15に
行わせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンタクトイメー
ジセンサを用いて画像の読み取りを行う画像読取装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】コンタクトイメージセンサは、シフトパ
ルスの1周期間に光電変換素子が発生する電荷を蓄積す
る。そしてコンタクトイメージセンサは、シフトパルス
の1周期間に蓄積された電荷を、転送クロックに同期し
て順次出力する。
【0003】さて、このようなコンタクトイメージセン
サを用いて画像の読み取りを行う画像読取装置は、上記
のシフトパルスや転送クロックをコンタクトイメージセ
ンサへと供給してコンタクトイメージセンサを駆動した
り、コンタクトイメージセンサが電荷をシリアルに出力
することで形成されるアナログ信号から所定の形態の画
像データを得るための2値化などの画像処理を行う。
【0004】ところで、コンタクトタイプイメージセン
サとしては、読取速度が異なる複数種類のものが存在す
る。そしてこれらのコンタクトイメージセンサのインタ
フェースは、標準品であれば読取速度やメーカに拘わら
ずに共通となっている。
【0005】しかしながら、これらのコンタクトイメー
ジセンサはそれぞれ、必要とするシフトパルスおよび転
送クロックの周波数が異なる。また、読取速度の違いに
より、画像処理の速度や2値化の閾値なども変わってく
る。
【0006】そこで、複数種類のコンタクトイメージセ
ンサのそれぞれに応じた動作を切替えで行うことができ
るようにファームウェアを作成しておくことで、装着す
るコンタクトイメージセンサを選択することで、読取速
度が異なる複数の機種を実現することが行われている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところでこの種の画像
読取装置では、どのコンタクトイメージセンサに対応し
た動作をするかは、人手によるマニュアル設定によりな
されている。
【0008】このため、装着したコンタクトイメージセ
ンサを確実に認識して適切な設定を行わなければならな
いため、手間がかかるとともに、設定ミスが生じたなら
ば、正しい読取動作を行うことができなくなってしまう
という不具合があった。
【0009】なお、種類を識別可能とするポートをコン
タクトイメージセンサに設け、装着されたコンタクトイ
メージセンサの種類を自動判定する方法もあるが、コン
タクトイメージセンサは標準品を使用できなくなってし
まうので、コスト上昇を招いてしまうという不具合があ
った。
【0010】本発明はこのような事情を考慮してなされ
たものであり、その目的とするところは、種類を識別す
るための手段をコンタクトイメージセンサに施すことな
しに装着されたコンタクトイメージセンサの種類を自動
識別可能とし、これによりコンタクトイメージセンサと
して標準品を用いてコストを低減しつつも、装着された
コンタクトイメージセンサに応じた能力の装置として自
動的に動作することができる画像読取装置を提供するこ
とにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めに本発明は、標準的な蓄積時間がそれぞれ異なる複数
種類のコンタクトイメージセンサをそれぞれ駆動可能な
例えばCIS駆動部などの駆動手段と、前記装着された
コンタクトイメージセンサの出力信号に対して、前記複
数種類のコンタクトイメージセンサのそれぞれに応じた
所定の画像処理を選択的に施すことが可能な例えば画処
理部などの画像処理手段と、前記装着されたコンタクト
イメージセンサの読取位置に例えば白基準板もしくはホ
ワイトローラなどの所定の基準面を位置させた上で、前
記複数種類のコンタクトイメージセンサのそれぞれに応
じた駆動動作を前記駆動手段に順次行わせるテスト駆動
制御手段と、このテスト駆動制御手段の制御の下での前
記駆動手段による駆動により前記装着されたコンタクト
イメージセンサが順次出力する各蓄積時間での出力信号
のピークレベルが、その蓄積時間に応じた所定の許容範
囲内となる蓄積時間から、前記装着されたコンタクトイ
メージセンサの種類を判定する種類判定手段と、実際の
画像読取の実行時に、前記種類判定手段により判定され
た種類に応じた駆動動作を前記駆動手段に行わせるとと
もに、前記種類判定手段により判定された種類に応じた
画像処理を前記画像処理手段に行わせる読取制御手段と
を備えた。
【0012】このような手段を講じたことにより、装着
されたコンタクトイメージセンサが、複数種類のコンタ
クトイメージセンサのそれぞれに応じた駆動動作で順次
駆動され、その際にコンタクトイメージセンサが順次出
力する各蓄積時間での出力信号のピークレベルが、その
蓄積時間に応じた所定の許容範囲内となる蓄積時間か
ら、前記装着されたコンタクトイメージセンサの種類が
判定される。そして、実際の画像読取の実行時には、こ
の判定された種類に応じた駆動動作をおよび画像処理が
行われる。従って、コンタクトイメージセンサの出力信
号に基づいてコンタクトイメージセンサの種類が自動判
定され、そのコンタクトイメージセンサの種類に応じた
読取動作が自動的に行われる。
【0013】また本発明は、前記種類判定手段は、いず
れの蓄積時間でも、出力信号のピークレベルがその蓄積
時間に応じた所定の許容範囲内にならなかった場合に
は、装着されたコンタクトイメージセンサが異常である
と判定することとし、かつ前記種類判定手段により前記
のように装着されたコンタクトイメージセンサが異常で
あると判定された場合には、その旨を報知する異常報知
手段を備えた。
【0014】このような手段を講じたことにより、駆動
手段により駆動不可能なコンタクトイメージセンサが装
着されてる場合には、装着されたコンタクトイメージセ
ンサが異常であると判定され、その旨が報知される。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施形態につき説明する。
【0016】図1は本実施形態に係る画像読取装置の要
部構成を示す図である。
【0017】この図において符号1を付しているのが画
像読取装置本体である。この画像読取装置本体1に対し
ては、コンタクトイメージセンサ(CIS)2が、コネ
クタ3,4によって着脱自在となっている。
【0018】画像読取装置本体1は、CPU11、RO
M12、RAM13、CIS駆動部14、画処理部1
5、画像メモリ16、操作パネル17およびトランジス
タ18を有し、CPU11、ROM12、RAM13、
CIS駆動部14、画処理部15、画像メモリ16およ
び操作パネル17がバス19を介して互いに接続されて
なる。
【0019】CPU11は、ROM12に格納された制
御プログラムに基づいて本画像読取装置本体1の各部を
総括制御するための制御処理を行なうことで画像読取装
置としての動作を実現するものである。
【0020】ROM12は、CPU11の制御プログラ
ム等を記憶している。
【0021】RAM13は、CPU11が各種の処理を
行なう上で必要となる各種の情報を記憶しておくための
ものである。
【0022】CIS駆動部14は、コネクタ3に装着さ
れたコンタクトイメージセンサ2に対して、シフトパル
スSHおよび転送クロックCLKを与えるとともに、ト
ランジスタ18をオン/オフすることで、コンタクトイ
メージセンサ2に内蔵された発光ダイオード21の点灯
/消灯を制御するなどしてコンタクトイメージセンサ2
を駆動する。そしてこのCIS駆動部14は、CPU1
1の制御の下に、シフトパルスSHおよび転送クロック
CLKの周波数を変化させる機能を有する。
【0023】画処理部15は、コネクタ3に装着された
コンタクトイメージセンサ2が出力する画像信号DAT
Aを受け、2値化処理や擬似中間調処理などの所定の画
像処理を行って所定形態の画像データを生成する。そし
てこの画処理部15は、CPU11からの制御の下に、
画像処理の際の閾値などの諸パラメータを変更する機能
を有している。
【0024】なお、CIS駆動部14および画処理部1
5は、1チップに集積されて画処理ICとして実現され
ていることがある。
【0025】画像メモリ16は、画処理部15で生成さ
れた画像データを記憶しておく。
【0026】操作パネル17は、ユーザによるCPU1
1に対する各種の指示入力を受け付けるためのキー入力
部や、ユーザに対して報知すべき各種の情報を表示する
ための表示部などを有したものである。
【0027】トランジスタ18は、CIS駆動部14に
よりオン/オフされ、発光ダイオード21への駆動電圧
VLEDの印加をオン/オフする。
【0028】ところで、CPU11がROM12に格納
された制御プログラムに基づいて動作することで実現さ
れる制御手段は、画像読取装置における周知の一般的な
ものに加えて、テスト駆動制御手段、種類判定手段、読
取制御手段および異常報知手段を有している。
【0029】ここでテスト駆動制御手段は、装着された
コンタクトイメージセンサ2の種類を判定するためのテ
スト駆動をCIS駆動部14に行わせる。このテスト駆
動は、画像読取装置1が対応するコンタクトイメージセ
ンサ2の種類のそれぞれに応じた駆動動作を順次行うも
のである。
【0030】種類判定手段は、テスト駆動が行われてい
る際にコンタクトイメージセンサ2が出力する画像信号
DATAを監視し、装着されているコンタクトイメージ
センサ2の種類を判定する。なお、この種類判定手段
は、装着されているコンタクトイメージセンサ2が、本
画像読取装置1が対応していないものである場合に、そ
の旨を判定する機能も有する。
【0031】読取制御手段は、実際の画像読取の実行時
に、種類判定手段により判定された種類に応じた駆動動
作および画像処理をCIS駆動部14および画処理部1
5に行わせる。
【0032】そして異常報知手段は、種類判定手段によ
り、装着されているコンタクトイメージセンサ2が本画
像読取装置1が対応していないものであると判定された
ことに応じて、装着されているコンタクトイメージセン
サ2が異常である旨を報知するための処理を行う。
【0033】次に以上のように構成された画像読取装置
の動作につき説明する。
【0034】本画像読取装置にて、画像読取装置本体1
に装着されたコンタクトイメージセンサ2の種類を判定
する原理は以下の通りである。
【0035】コンタクトイメージセンサ2の種類として
は、1ms品や2ms品といった具合に、1ラインの読
み取りに要する時間で示される。すなわち、1ラインの
読み取りに、1ms品では1msを要するのに対し、2
ms品では2倍の2msを要する。
【0036】すなわち例えば1ms品の場合、1msの
蓄積時間により、適正な電荷量を蓄積可能であり、期待
するレベルの信号を出力できる。従って1ms品では、
適切なシフトパルスSHの周期が1msとなる。また、
1ライン中のドット数が2048ドットであるならば、
転送クロックCLKの周期が1ms/2048=488
nsとなる。
【0037】さて、標準的な白面を1ms品のコンタク
トイメージセンサ2に読み取らせる場合、上述のような
正規のシフトパルスSHと転送クロックCLKとを供給
するならば、出力される画像信号DATAのピークレベ
ルは図2(a)に示すようにある許容範囲(V1
0 )内となる。
【0038】しかしながら、1ms品に対して2ms品
用のシフトパルスSH(2ms周期)を与えたとする
と、蓄積時間が過剰となるために、出力される画像信号
DATAのピークレベルは図2(b)に示すように許容
範囲をオーバーしてしまう。
【0039】また、1ms品に対して500μs品用の
シフトパルスSH(500μs周期)を与えたとする
と、蓄積時間が不足となるために、出力される画像信号
DATAのピークレベルは図2(c)に示すように許容
範囲に到達しなくなってしまう。
【0040】このようなことから、各種のコンタクトイ
メージセンサ2に応じた駆動動作を装着されたコンタク
トイメージセンサ2に対して施してみて、出力される画
像信号DATAのピークレベルが許容範囲となるときの
動作状態が、装着されたコンタクトイメージセンサ2に
適した動作状態であることになる。
【0041】そこでCPU11は、装着されたコンタク
トイメージセンサ2の種類に応じた適切な動作を自動的
に行うために、図3に示すような処理を行う。なおここ
では、画像読取装置本体1が1ms品および2ms品の
2種類のコンタクトイメージセンサ2に対応している場
合を例示する。
【0042】イニシャルを開始するとCPU11は、白
基準板もしくはホワイトローラを読み取り可能な状態
で、発光ダイオード21をオンするようCIS駆動部1
4に指示する(ステップST1)。
【0043】これに応じてCIS駆動部14は、トラン
ジスタ18をオンとして発光ダイオード21へと駆動電
圧VLEDの印加を開始することで、発光ダイオード2
1を点灯させ、白基準板もしくはホワイトローラを照明
させる。
【0044】続いてCPU11は、シフトパルスSHの
周期として2msをCIS駆動部14に、また、A/D
のリファレンス値として2ms品の仕様の出力信号に適
した値を画処理部15にそれぞれセットする(ステップ
ST2)。
【0045】これに応じてCIS駆動部14は、2ms
周期のシフトパルスSHと、それに応じた例えば976
ns周期の転送クロックCLKとをコンタクトイメージ
センサ2へと供給する。従って、コンタクトイメージセ
ンサ2が駆動され、白基準板もしくはホワイトローラの
読み取りが開始される。
【0046】こののちCPU11は、白補正の開始を画
処理部15に指示する(ステップST3)。
【0047】そうすると、1ライン分(B4で2048
ドット分)の白補正データの生成が画処理部15にて行
われる。
【0048】そこでCPU11は、この1ライン分の白
補正データの生成が終了するのを待ち受ける(ステップ
ST4)。そしてCPU11は、白補正データの生成が
終了したならば、その生成された白補正データを確認し
(ステップST5)、そのピークレベルが2ms品の仕
様に応じた許容範囲(V1 〜V0 )内であるか否かを判
断する(ステップST6)。
【0049】そして、ピークレベルが2ms品の仕様に
応じた許容範囲内であるならば、CPU11は装着され
たコンタクトイメージセンサ2が2ms品であると判定
し(ステップST7)、2ms品用の読み取り設定タス
クを起動する(ステップST8)。
【0050】一方、ピークレベルが2ms品の仕様に応
じた許容範囲から外れているならば、CPU11はシフ
トパルスSHの周期として1msをCIS駆動部14
に、また、A/Dのリファレンス値として1ms品の仕
様の出力信号に適した値を画処理部15にそれぞれセッ
トする(ステップST9)。
【0051】これに応じてCIS駆動部14は、1ms
周期のシフトパルスSHと、それに応じた例えば488
ns周期の転送クロックCLKとをコンタクトイメージ
センサ2へと供給する。従って、コンタクトイメージセ
ンサ2が駆動され、白基準板もしくはホワイトローラの
読み取りが開始される。
【0052】こののちCPU11は、白補正の開始を画
処理部15に指示する(ステップST10)。
【0053】そうすると、1ライン分(B4で2048
ドット分)の白補正データの生成が画処理部15にて行
われる。
【0054】そこでCPU11は、この1ライン分の白
補正データの生成が終了するのを待ち受ける(ステップ
ST11)。そしてCPU11は、白補正データの生成
が終了したならば、その生成された白補正データを確認
し(ステップST12)、そのピークレベルが1ms品
の仕様に応じた許容範囲(V1 〜V0 )内であるか否か
を判断する(ステップST13)。
【0055】そして、ピークレベルが1ms品の仕様に
応じた許容範囲内であるならば、CPU11は装着され
たコンタクトイメージセンサ2が1ms品であると判定
し(ステップST14)、1ms品用の読み取り設定タ
スクを起動する(ステップST15)。
【0056】さて、ピークレベルが1ms品の仕様に応
じた許容範囲からも外れているならば、CPU1は装着
されているコンタクトイメージセンサ2が画像読取装置
本体1が対応していない種類のものであるか、あるいは
故障しているなどの装着異常であると判定し(ステップ
ST16)、その旨の報知を行う(ステップST1
7)。この装着異常の報知は、例えば操作パネル17の
表示部での表示により行う。
【0057】以上のように本実施形態によれば、装着さ
れたコンタクトイメージセンサ2が出力する画像信号か
ら、その種類を判定するので、コンタクトイメージセン
サ2に種類判定のための手段を講じることなしに、装着
されたコンタクトイメージセンサ2の種類を自動判定す
ることができる。
【0058】従って、装着されたコンタクトイメージセ
ンサ2の種類に応じた画像読取動作を自動的に行うこと
を可能とした上で、コンタクトイメージセンサ2として
も標準品を使用することが可能となる。
【0059】この結果、コンタクトイメージセンサ2の
種類の設定にかかる手間を省くとともに、設定ミスによ
り正常な読取動作が行えなくなってしまうことが防止さ
れる。そして、コンタクトイメージセンサ2として安価
な標準品を用いることで、コストの上昇もない。
【0060】さらに本実施形態によれば、装着されたコ
ンタクトイメージセンサ2が対応するいずれの種類のも
のでもないことが判定された場合には、その旨の報知を
行うようにしているので、正しいコンタクトイメージセ
ンサ2への速やかな交換を促すことができ、画像読取を
行えない状態のまま報知されてしまうことを防止するこ
とができる。
【0061】なお、本発明は上記実施形態に限定される
ものではない。例えば上記実施形態では、1ms品およ
び2ms品の2種類のコンタクトイメージセンサ2に対
応した装置を例示しているが、対応するコンタクトイメ
ージセンサ2の種類は任意であって良いし、また3種類
以上のコンタクトイメージセンサ2に対応するようにも
できる。
【0062】このほか、本発明の要旨を逸脱しない範囲
で種々の変形実施が可能である。
【0063】
【発明の効果】本発明によれば、標準的な蓄積時間がそ
れぞれ異なる複数種類のコンタクトイメージセンサをそ
れぞれ駆動可能な駆動手段と、前記装着されたコンタク
トイメージセンサの出力信号に対して、前記複数種類の
コンタクトイメージセンサのそれぞれに応じた所定の画
像処理を選択的に施すことが可能な画像処理手段と、前
記装着されたコンタクトイメージセンサの読取位置に所
定の基準面を位置させた上で、前記複数種類のコンタク
トイメージセンサのそれぞれに応じた駆動動作を前記駆
動手段に順次行わせるテスト駆動制御手段と、このテス
ト駆動制御手段の制御の下での前記駆動手段による駆動
により前記装着されたコンタクトイメージセンサが順次
出力する各蓄積時間での出力信号のピークレベルが、そ
の蓄積時間に応じた所定の許容範囲内となる蓄積時間か
ら、前記装着されたコンタクトイメージセンサの種類を
判定する種類判定手段と、実際の画像読取の実行時に、
前記種類判定手段により判定された種類に応じた駆動動
作を前記駆動手段に行わせるとともに、前記種類判定手
段により判定された種類に応じた画像処理を前記画像処
理手段に行わせる読取制御手段とを備えたので、種類を
識別するための手段をコンタクトイメージセンサに施す
ことなしに装着されたコンタクトイメージセンサの種類
を自動識別可能とし、これによりコンタクトイメージセ
ンサとして標準品を用いてコストを低減しつつも、装着
されたコンタクトイメージセンサに応じた能力の装置と
して自動的に動作することができる画像読取装置とな
る。
【0064】また本発明によればさらに、前記種類判定
手段は、いずれの蓄積時間でも、出力信号のピークレベ
ルがその蓄積時間に応じた所定の許容範囲内にならなか
った場合には、装着されたコンタクトイメージセンサが
異常であると判定することとし、かつ前記種類判定手段
により前記のように装着されたコンタクトイメージセン
サが異常であると判定された場合には、その旨を報知す
る異常報知手段を備えたので、不適切なコンタクトイメ
ージセンサの装着を報知することもできる画像読取装置
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る画像読取装置の要部
構成を示す図。
【図2】装着されているコンタクトイメージセンサ2の
種類を判定する原理を説明する図。
【図3】図1中のCPU11の処理手順を示すフローチ
ャート。
【符号の説明】
1…画像読取装置本体 2…コンタクトイメージセンサ(CIS) 3,4…コネクタ 11…CPU 12…ROM 13…RAM 14…CIS駆動部 15…画処理部 16…画像メモリ 17…操作パネル 18…トランジスタ 19…バス

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装着されたコンタクトイメージセンサを
    用いて画像の読取りを行う画像読取装置において、 標準的な蓄積時間がそれぞれ異なる複数種類のコンタク
    トイメージセンサをそれぞれ駆動可能な駆動手段と、 前記装着されたコンタクトイメージセンサの出力信号に
    対して、前記複数種類のコンタクトイメージセンサのそ
    れぞれに応じた所定の画像処理を選択的に施すことが可
    能な画像処理手段と、 前記装着されたコンタクトイメージセンサの読取位置に
    所定の基準面を位置させた上で、前記複数種類のコンタ
    クトイメージセンサのそれぞれに応じた駆動動作を前記
    駆動手段に順次行わせるテスト駆動制御手段と、 このテスト駆動制御手段の制御の下での前記駆動手段に
    よる駆動により前記装着されたコンタクトイメージセン
    サが順次出力する各蓄積時間での出力信号のピークレベ
    ルが、その蓄積時間に応じた所定の許容範囲内となる蓄
    積時間から、前記装着されたコンタクトイメージセンサ
    の種類を判定する種類判定手段と、 実際の画像読取の実行時に、前記種類判定手段により判
    定された種類に応じた駆動動作を前記駆動手段に行わせ
    るとともに、前記種類判定手段により判定された種類に
    応じた画像処理を前記画像処理手段に行わせる読取制御
    手段とを具備したことを特徴とする画像読取装置。
  2. 【請求項2】 前記種類判定手段は、いずれの蓄積時間
    でも、出力信号のピークレベルがその蓄積時間に応じた
    所定の許容範囲内にならなかった場合には、装着された
    コンタクトイメージセンサが異常であると判定すること
    とし、 かつ前記種類判定手段により前記のように装着されたコ
    ンタクトイメージセンサが異常であると判定された場合
    には、その旨を報知する異常報知手段を備えたことを特
    徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
JP10232705A 1998-08-19 1998-08-19 画像読取装置 Abandoned JP2000069289A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012095010A (ja) * 2010-10-25 2012-05-17 Funai Electric Co Ltd 画像読取装置
JP2013030970A (ja) * 2011-07-28 2013-02-07 Fujitsu Frontech Ltd 画像処理装置、投票券発払装置、および検査方法

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JP2012095010A (ja) * 2010-10-25 2012-05-17 Funai Electric Co Ltd 画像読取装置
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