JP2000069159A - 通話パス切り替え方式 - Google Patents

通話パス切り替え方式

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JP2000069159A
JP2000069159A JP23831498A JP23831498A JP2000069159A JP 2000069159 A JP2000069159 A JP 2000069159A JP 23831498 A JP23831498 A JP 23831498A JP 23831498 A JP23831498 A JP 23831498A JP 2000069159 A JP2000069159 A JP 2000069159A
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Osamu Totokawa
修 都外川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作性の高い電話交換サービスを実現するこ
とを目的とする。 【解決手段】 従来の電話交換システムに加え、通話単
位を示す発着信アドレスと、通話パスをユニークに識別
するための通話パス識別子と、通話パスが通話で現在使
用されているかどうかの状態を示す通話利用状態との組
み合わせの変更が可能であるパス切替え管理テーブル1
110と、ユーザからの任意の音声品質での通話移行要
求に対して、パスリソース管理テーブル1105とパス
切替え管理テーブル1110とを参照しながら、帯域確
保制御部1106とやりとりを行い、要求音声品質での
新規パス設定が可能かどうかを判断し、電話機1201
と電話機1301との従来の音声パスを切断し、新規音
声パス接続を確立するパス制御部1107をもつ電話交
換機を備えた通話パス切り替え方式とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信の伝送帯域や
送信データ到達時間や伝送優先度などの保証の有無に代
表される、多様なデータ伝送サービスをユーザに提供す
ることが可能な通信網を使って、多様な音声品質による
電話交換機能を実現する場合に用いられる通話パス切り
替え方式に関する。
【0002】
【従来の技術】構内自動交換機に代表される電話交換技
術において、インターネットの普及や、公衆網を利用し
たLAN間通信の普及に伴い、回線交換網に代表される
高品質音声を特徴とする電話交換網を使った従来の高品
質電話交換サービスだけではなく、音声品質は多少落ち
ても構わないので安価な電話サービスが欲しいというユ
ーザの要求に答えるべく、パケット交換網を使った低品
質ではあるが安価な電話交換サービスが実現され始めて
いる。
【0003】また、通信コストと通話中の音声品質に対
するユーザの要求の多様化に伴い、回線交換網に代表さ
れる「通話中の音声品質がエンドツーエンドで保証され
ている」ギャランティー型と呼ばれる通信種別と、パケ
ット交換網に代表される「通話中の音声品質がエンドツ
ーエンドで保証されていない」ベストエフォート型と呼
ばれる通信種別の両方をユーザに提供する電話サービス
が実現されつつある。
【0004】ここでの「音声品質」とは、任意の値以上
の通信帯域幅を常に確保することができるかの帯域確保
性や、送信したデータパケットの任意時間以内の送信先
への到達性や、送信データパケットが送信先に確実に届
くかどうかの到達確実性や、優先度の高いデータパケッ
トが他のデータパケットよりも先に相手に届くかどうか
の追い越しの可能性、データ通信の信頼性などがある。
【0005】近年では、音声品質保証技術の向上に伴
い、パケット交換網においても音声品質保証が実現でき
るようになっている。
【0006】しかしながら、ベストエフォート型サービ
スを利用した音声通信中に、ユーザが音声品質の劣化を
認知し、より高い音声品質への通話に移行する場合、い
ったん現在の通話を終了し、新たに通話パスを設定しな
ければならないという問題点があった。
【0007】以下に、従来のベストエフォート型とギャ
ランティー型の両通信種別を実現可能な通信網を使った
電話交換サービスついて、図3を用いて説明する。例と
して、ベストエフォート型とギャランティー型の両通信
種別を実現可能なパケット交換網を使った場合を挙げ
る。
【0008】まず、通話開始手順について説明する。電
話機2201から電話機2301への発信を例にとり説
明する。電話機2201におけるユーザ入力手段220
6から入力される通話中の音声品質を示す通話音声品質
情報と、通話相手先である電話機2301を特定するア
ドレス情報とは、通信制御部2203によりデータ伝送
部2202を介して電話交換機2101に送信される。
電話交換機2101においてデータ伝送部2102を介
して電話機2201から送信された電話機2301のア
ドレス情報と通話音声品質情報は、通信制御部2103
により電話交換機能を実現する電話交換機能制御部21
04に渡される。電話交換機能制御部2104はアドレ
ス管理テーブル2109を参照しながら、通信制御部2
103より受け取ったアドレス情報を基に、電話機22
01との通話パスを開設する通話相手が電話機2301
であることを決定する。要求通話音声品質による電話機
2201と電話機2301との通話パスが開設できるか
の、検証と音声品質保証に必要な任意の制御は帯域確保
制御部2106により行われる。なお、開設通話パスの
音声品質は、通話相手が決定する前までの任意の時点で
確定されていればよく、たとえば予め発信元ユーザが通
話開始手順を行う前に通話音声品質情報を入力してもよ
い。
【0009】要求音声品質による通話パス開設が可能と
判明した場合、電話交換機能制御部2104はパスリソ
ース管理テーブル2105に、音声品質と発着信アドレ
ス情報とを格納し、帯域確保制御部2106とやりとり
を行い通話パスを予約する。平行して、電話機2201
と電話機2301との通話パスを設定するために、任意
の呼状態を管理する呼状態管理部2108と電話交換機
の全体制御を行う電話交換機能制御部2104とパス設
定を行うパス制御部2107とにより、電話機2201
および電話機2301と呼状態を始めとする呼制御情報
をやりとりし、両者の通話パス設定後、電話機2201
と電話機2301との通話可能な状態である通話状態が
確立される。
【0010】次に、通話状態について説明する。電話機
2201からの外部入力音声は音声入出力部2204か
ら入力される。通信制御部2203は音声入出力部22
04から入力された入力音声を、データ伝送部2202
を介して通信網2401に送信する。送信された音声デ
ータは、送信相手である電話機2301のデータ伝送部
2302に入力される。通信制御部2303は、データ
伝送部2302を介して通信網2401より受信した音
声データを、音声入出力部2304に出力する。電話機
2301の外部出力音声は音声入出力部2304より出
力される。以上の電話機2201から電話機2301へ
の単方向の音声データ送信の動作を、電話機2301か
ら電話機2201に対しても平行して実施しつづけるこ
とで、双方向音声通信状態である通話状態が維持され
る。
【0011】図中の2205および2305は電話機2
301および電話機2301の電話機能制御部、220
7および2307は電話機2301および電話機230
1の表示手段、2306は電話機2301のユーザ入力
手段である。
【0012】以上説明した通話状態を、ギャランティー
型の通信網でなく、ベストエフォート型の通信網を介し
て実現すれば、安価な音声通信サービスを実現すること
ができる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】前記ベストエフォート
型の通信網の場合、サービス品質を保証していないた
め、他通信トラフィック増大による通話音質劣化が発生
する場合がある。この場合、音質劣化を認知したユーザ
が、現状の音声品質以上の通話状態に移行したい場合が
ある。
【0014】ところが、従来のパス切り替え方式では、
発着信アドレス情報からなる通話単と通話パスと音声品
質とを常に固定で管理しているため、現行通話パスを一
度切断し、新規音声品質を通話パスを設定するという、
一連の作業をユーザが行わなければならず、ユーザの操
作性が悪い上、パスの切断から再接続への移行中通話が
できないという課題を有していた。
【0015】本発明は上記した課題に鑑み、通話を終了
することなしに、現在の音声品質と異なる任意の音声品
質での通話状態に移行する通話パス切り替え方式を提供
することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、通話開始前に、予め任意の通話中の音声品
質を保証する能力を少なくとも有する通信網と、電話機
能を実現する電話機と、前記電話機間の電話交換機能を
実現する電話交換機とから構成される電話交換システム
であって、通話に参加している任意のユーザの指示によ
り、通話を終了することなく任意の音声品質での通話へ
動的に移行する通話パス切り替え方式とする。
【0017】この発明によれば、通話を終了することな
しに、任意の音声品質の通話状態に移行することができ
るので、操作性の高い通話パス切り替え方式を提供する
ことができる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、通話開始前に、予め任意の通話中の音声品質を保証
する能力を少なくとも有する通信網と、電話機能を実現
する電話機と、前記電話機間の電話交換機能を実現する
電話交換機とから構成される電話交換システムにおい
て、通話に参加している任意のユーザの指示により、通
話を終了することなく任意の音声品質での通話へ動的に
移行する動的パス切り替え方式であり、操作性の高い通
話パス切り替え方式を実現するという作用を有する。
【0019】本発明の請求項2に記載の発明は、請求項
1に記載の通話パス切り替え方式において、通話パス切
り替え時に、現行通話パスを新規通話パスの接続が完了
するまで維持するようにしたものであり、パス切り替え
時に発生する送受信音声データの途切れを防止するとい
う作用を有する。
【0020】本発明の請求項3に記載の発明は、請求項
1に記載の通話パス切り替え方式において、予め任意の
音声品質と、通話パス獲得のための電話機のキーとを対
にして設定しておき、ユーザからのキー押下による任意
の音声品質での通話移行要求があった時点で通話パス獲
得ができない場合は、要求音声品質を記憶しておき、パ
ス獲得が可能になった時点で自動的に要求音声品質での
通話パスを獲得するようにしたものであり、操作性の高
い通話パス切り替え方式にするという作用を有する。
【0021】以下、本発明の実施の形態について、図面
を参照して説明する。 (実施の形態1)図1は、本発明の実施の形態1の通話
パス切り替え方式を実現する電話交換システムのブロッ
クを示した図である。
【0022】以下、図1に基づき実施の形態1の通話パ
ス切り替え方式を実現する電話交換システムについて、
パス切り替え動作を説明する。なお、通話開始手順動作
は前述の従来の技術にて説明したものと同じである。
【0023】音声パス切り替え動作について、電話機1
201と電話機1301との通話状態からの、電話機1
201のユーザからの指示によるパス切り替え動作を例
にとり説明する。
【0024】電話機1201におけるユーザ入力手段1
206による音声品質変更要求を電話機能制御部120
5が検知すると、その旨の情報を通信制御部1203に
渡し、データ伝送部1202経由で電話交換機1101
に送信する。
【0025】電話交換機1101の呼状態管理部110
8は、電話機1201からの音声品質変更要求を受け取
ると、パスリソース管理テーブル1105および帯域確
保制御部1106とやりとりを行い、要求音声品質での
新規パス設定が可能かどうかを検査する。
【0026】新規パス設定が不可能と判断された場合、
その旨の情報を電話機1201に伝え、データ伝送部1
102と通信制御部1103を介して、情報を受け取っ
た電話機1201における電話機能制御部1205は、
表示手段1207にその旨の情報を表示する。
【0027】要求音声品質による新規パス設定が可能と
判断された場合、電話交換機1101における電話交換
機能制御部1104はパスリソース管理テーブル110
5に音声品質と発着信アドレス情報とを格納し、帯域確
保制御部1106とやりとりを行い通話パスを予約し、
パス切替え管理テーブル1105を更新する。
【0028】パス切替え管理テーブル1110の例を図
2に示す。パス切替え管理テーブル1110には、発信
元アドレスと着信先アドレスと、通話パスをユニークに
識別するための通話パス識別子と、通話パスが通話で現
在使用されているかどうかの状態を示す通話利用状態と
が、対になって格納されている。図2の例では、「電話
機1201と電話機1301との通話に、通話パス識別
子が101と102の2通話パスが利用可能で、現在通
話パス識別子101の通話パスで通話している」ことを
表している。このパス切替え管理テーブル1110によ
り、発信元と着信先とからなる通話単位と、通話パスと
の組み合わせを変更することができ、通話単位を変更し
なくても、通話パスと音声品質とを変更することができ
るようになる。
【0029】次に、パス制御部1107が、パス切替え
管理テーブル1110を参照し、電話機1201と電話
機1301との従来の音声パスを切断し、新規音声パス
を設定する。このとき、本方式では、呼状態管理部11
08に格納されている通話中を示す呼状態は変化しな
い。
【0030】以上の動作により、ベストエフォート型の
通信網を利用した通話の最中に、ユーザが音声品質劣化
を認識した場合、ユーザの指示により、通話を終了する
ことなく任意の音声品質での通話へ動的に移行すること
ができるため、より操作性の高い音声交換サービスを実
現することができる。
【0031】なお、図1において、1109は電話交換
機1101におけるアドレス管理テーブル、1204は
電話機1201における音声入出力部、1302は電話
機1301におけるデータ伝送部、1303は通信制御
部、1304は音声入出力部、1305は電話機能制御
部、1306はユーザ入力手段、1307は表示手段で
ある。
【0032】(実施の形態2)次に、実施の形態2の通
話パス切り替え方式について説明する。
【0033】本実施の形態2の通話パス切り替え方式を
実現する電話交換システム例は、図1のブロック図と同
じ構成である。
【0034】以下、図1を参照して本発明の実施の形態
2のパス切り替え動作を説明する。なお、通話開始手順
動作は従来の技術にて説明したものと同じである。
【0035】音声パス切り替え動作について、電話機1
201と電話機1301との通話状態からの、電話機1
201のユーザからの指示によるパス切り替え動作を例
にとり説明する。
【0036】ユーザ入力手段1206による音声品質変
更要求を電話機1201の電話機能制御部1205か検
知すると、その旨の情報を通信制御部1203に渡し、
データ伝送部1202経由で電話交換機1101に送信
する。
【0037】電話交換機1101の呼状態管理部110
8は、電話機1201からの音声品質変更要求を受け取
ると、パスリソース管理テーブル1105および帯域確
保制御部1106とやりとりを行い、要求音声品質での
新規パス設定が可能かどうかを検査する。
【0038】新規パス設定が不可能と判断された場合、
その旨の情報を電話機1201に伝え、データ伝送部1
202と通信制御部1203を介して、情報を受け取っ
た電話機能制御部1205は、表示手段1207にその
旨の情報を表示する。
【0039】新規パス設定が可能と判断された場合、電
話交換機能制御部1104はパスリソース管理テーブル
1105に音声品質と発着信アドレス情報とを格納し、
帯域確保制御部1106とやりとりを行い通話パスを予
約し、パス切替え管理テーブル1110を更新する。
【0040】次に、パス制御部1107が、電話機12
01と電話機1301との新規音声パス接続を確立す
る。このとき、一時的に2つの異なる音声サービスのパ
スが確立されていることになる。
【0041】パス制御部1107からの新規音声パス確
立通知を検知した電話交換機能制御部1104は、旧通
話パスの強制切断をパス制御部1107に要求する。こ
のとき、本方式では、呼状態管理部1108に格納され
ている通話中を示す呼状態は変化しない。
【0042】旧通話パス終了要求を受け取ったパス制御
部1107は、電話機1201と電話機1301に対し
て、新規パスでの通話移行要求を送出する。
【0043】新規パスでの通話移行要求を受け取った電
話機1201と電話機1301は、新規パスを利用した
音声入出力データに切り替え、新規パスへの切り替え終
了通知を電話交換機1101に送出する。
【0044】新規パスへの切り替え終了通知を受け取っ
た電話交換機1101は、旧パスの切断要求を電話機1
201と電話機1301に送信するとともに、パス切替
え管理テーブル1110の旧パス情報を消去する。
【0045】旧パスの切断要求を受け取った電話機12
01と電話機1301は、それぞれ旧パスを切断する。
【0046】以上の動作により、通話パス切り替えのと
きに旧通話パス切断を新通話パスでの通話完了後に実施
することで、音声が一時途切れることを防止でき、より
高品質な音声交換サービスを実現することができる。
【0047】(実施の形態3)次に、実施の形態3の通
話パス切り替え方式について説明する。
【0048】本実施の形態3の通話パス切り替え方式を
実現する電話交換システム例は、図1のブロック図と同
じ構成である。
【0049】以下、図1を参照して本発明の実施の形態
3のパス切り替え動作を説明する。ユーザ入力手段とし
てキーを例にとり説明するが、たとえば空き・ビジー等
の回線状態の表示可能なLED付きキーのようにキー自
体が入力手段と表示手段双方を兼ね備えても、以下説明
する動作と同じである。なお、通話開始手順動作は従来
の技術にて説明したものと同じである。音声パス切り替
え動作について、電話機1201と電話機1301との
通話状態からの、電話機1201のユーザからの指示に
よるパス切り替え動作要求受け付け動作と、パス切り替
え可能状態の検出動作を例にとり説明する。
【0050】ユーザ入力手段であるキー1206の押下
による音声品質変更要求を電話機1201の電話機能制
御部1205が検知すると、その旨の情報を通信制御部
1203に渡し、データ伝送部1202経由で電話交換
機1101に送信する。
【0051】電話交換機1101の呼状態管理部110
8は、電話機1201からの音声品質変更要求を受け取
ると、パスリソース管理テーブル1105および帯域確
保制御部1106とやりとりを行い、要求音声品質での
新規パス設定が可能かどうかを検査する。
【0052】新規パス設定が可能と判断された場合は、
実施の形態1の動作と同じである。新規パス設定が不可
能と判断された場合は、帯域確保制御部1106に対し
て、要求音声品質での新規パス設定が可能になった時点
で、呼状態管理部1108に対して要求音声品質設定可
能通知を上げるよう指示すると共に、その旨の情報を電
話機1201に伝え、その情報を受け取った電話機能制
御部1205は、表示手段1207に回線状態として
「要求音声品質パス設定待機中」を示す表示を行う。
【0053】帯域確保制御部1106は、要求音声品質
での新規パス設定が可能になった任意の時点で、要求音
声品質設定可能通知を呼状態管理部1108に上げる。
【0054】要求音声品質設定可能通知を受け取った呼
状態管理部1108は、パスリソース管理テーブル11
05に、音声品質と発着信アドレス情報とを格納し、帯
域確保制御部1106とやりとりを行い通話パスを予約
し、パス切替え管理テーブル1110を更新する。
【0055】次に、パス制御部1107が、電話機12
01と電話機1301との新規音声パス接続を確立す
る。
【0056】パス制御部1107からの新規音声パス確
立通知を検知した電話交換機能制御部1104は、旧通
話パスの強制切断をパス制御部1107に要求する。
【0057】旧通話パス終了要求を受け取ったパス制御
部1107は、電話機1201と電話機1301に対し
て、新規パスでの通話移行要求を送出する。
【0058】新規パスでの通話移行要求を受け取った電
話機1201と電話機1301は、新規パスを利用した
音声入出力データに切り替え、新規パスへの切り替え終
了通知を電話交換機1101に送出する。
【0059】新規パスへの切り替え終了通知を受け取っ
た電話交換機1101は、旧パスの切断要求を電話機1
201と電話機1301に送信するとともに、パス切替
え管理テーブル1110の旧パス情報を消去する。
【0060】旧パスの切断要求を受け取った電話機12
01と電話機1301は、それぞれ旧パスを切断する。
【0061】以上の動作により、予め任意の音声品質
と、通話パス獲得のための電話機のキーとを対にして設
定しておき、ユーザからのキー押下による任意の音声品
質での通話移行要求があった時点での通話パス獲得がで
きない場合は、要求音声品質を記憶しておき、パス獲得
が可能になった時点で自動的に要求音声品質パスを獲得
することができるため、より操作性の高い電話交換サー
ビスを提供することができる。
【0062】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
の通話パス切り替え方式は、音質劣化はユーザが認知す
ることを基本に考慮されているため、任意の自動音質劣
化検出アルゴリズムが不要な分、任意の音声品質のリア
ルタイム音声通信を提供する必要のあるベストエフォー
ト型の通信網における電話交換システムをより簡単に実
現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1、2、3の通話パス切り
替え方式を実現する電話交換システムのブロック図
【図2】同電話交換システムにおけるパス切替え管理テ
ーブルの説明図
【図3】従来の電話交換システムのブロック図
【符号の説明】
1101 電話交換機 1102、1202、1302 データ伝送部 1103、1203、1303 通信制御部 1104 電話交換機能制御部 1105 パスリソース管理テーブル 1106 帯域確保制御部 1107 パス制御部 1108 呼状態管理部 1109 アドレス管理テーブル 1110 パス切替え管理テーブル 1201、1301 電話機 1204、1304 音声入出力部 1205、1305 電話機能制御部 1206、1306 ユーザ入力手段 1207、1307 表示手段 1401 通信網

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通話開始前に、予め任意の通話中の音声品
    質を保証する能力を少なくとも有する通信網と、電話機
    能を実現する電話機と、前記電話機間の電話交換機能を
    実現する電話交換機とから構成される電話交換システム
    において、通話に参加している任意のユーザの指示によ
    り、通話を終了することなく任意の音声品質での通話へ
    動的に移行することを特徴とする通話パス切り替え方
    式。
  2. 【請求項2】通話パス切り替え時に、現行通話パスを新
    規通話パスの接続が完了するまで維持することを特徴と
    する請求項1記載の通話パス切り替え方式。
  3. 【請求項3】予め任意の音声品質と、通話パス獲得のた
    めの電話機のキーとを対にして設定しておき、ユーザか
    らのキー押下による任意の音声品質での通話移行要求が
    あった時点で通話パス獲得ができない場合は、要求音声
    品質を記憶しておき、パス獲得が可能になった時点で自
    動的に要求音声品質での通話パスを獲得することを特徴
    とする請求項1記載の通話パス切り替え方式。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013005253A (ja) * 2011-06-17 2013-01-07 Nakayo Telecommun Inc Ip電話装置およびip電話装置を用いた通信方法
JP2013131810A (ja) * 2011-12-20 2013-07-04 Fujitsu Ltd 通信装置、通信システム、コンピュータプログラム及びセッション制御方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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