JP2011097469A - 電話システムとその交換装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】メディアサーバのリソースコストを抑えつつIP電話機に十分なサービスを提供できるようにすること。
【解決手段】メディアサーバおよびIP交換機をそれぞれ備える複数のノードを通信網としての専用線ネットワーク100を介して相互接続した電話システムにおいて、交換装置に、自ノードにおけるメディアサーバのリソースの残量を把握する把握手段を備える。そして、専用線ネットワーク100を介してノード間に呼が生じた場合に、呼の着信先ノードにおけるメディアサーバのリソースの残量があれば、着信先ノードにおけるメディアサーバのリソースから発信元の電話端末に対してトーン信号を送信するように制御するようにした。
【選択図】 図3

Description

この発明は、メディアサーバを備える電話システムと、その交換装置に関する。
IP(Internet Protocol)ネットワークを利用する近年の電話システムには、メディアサーバを使用して音声通信に係わる種々サービスを提供するものがある。メディアサーバは電話システムの交換装置などに接続され、交換装置に対する補助的な機能を提供する。例えば回線のスイッチングといった交換接続に係わる基本的な処理機能は交換装置により実施され、ビジートーン等の発信元などへ送信される音声やトーン信号は、メディアサーバにより発生され、送信される。
現実のシステムでは、IP電話機、IP交換機およびメディアサーバをそれぞれ備える複数のLAN(Local Area Network)を、IP専用線によるネットワークシステムを介して相互接続する形態が一般的である。IP電話機により生成された呼や種々の処理要求に対し、メディアサーバのリソース(音声やトーン信号を発生させるための回路、あるいはポートなど)を使用することで多種多様なサービスを提供することができる。しかしながらメディアサーバに多くのリソース(例えば十分な数の通信ポート)を用意しておかなくてはならず、リソースコストの上昇を招きやすい。
関連する技術が特許文献1に開示される。この文献には、プレゼンス情報及び呼制御設定条件情報に応じて呼制御サーバを制御することで、発信元のユーザ及び着信側のユーザを煩わせることなくユーザの状況に応じた呼制御を実現しようとする技術が開示される。
特開2008−28770号公報
以上述べたようにメディアサーバを備える既存の電話システムでは、メディアサーバに多くのリソースを用意しておかなくてはならず、リソースコストが上昇する。仮にメディアサーバのリソースが枯渇すればIP電話機へのサービスを継続して提供することができなくなるので何らかの対処が望まれる。
この発明は上記事情によりなされたもので、その目的は、メディアサーバのリソースコストを抑えつつIP電話機に十分なサービスを提供することの可能な電話システムとその交換装置を提供することにある。
上記目的を達成するためにこの発明の一態様によれば、電話端末と、交換装置と、トーン信号を発生するメディアサーバとが接続される複数のノードを通信網を介して相互接続して形成される電話システムにおいて、前記交換装置は、自ノードにおける前記メディアサーバのリソースの残量を把握する把握手段を備え、前記通信網を介してノード間に呼が生じた場合に、前記呼の着信先ノードにおけるメディアサーバのリソースの残量があれば、当該着信先ノードにおけるメディアサーバのリソースから発信元の電話端末に対してトーン信号を送信するように制御することを特徴とする電話システムが提供される。
このような手段を講じることにより、メディアサーバのリソースを使用してサービスを提供するにあたり、メディアサーバリソースの使用状態に応じてIP交換機間の呼制御メッセージが適応的に切り替えられる。従って、着信先ノードあるいは発呼元ノードのいずれのメディアサーバに接続した場合でも、電話端末に対して常に同等のサービスを提供することが可能になる。
この発明によれば、メディアサーバのリソースコストを抑えつつIP電話機に十分なサービスを提供することの可能な電話システムとその交換装置を提供することができる。
本発明の第1の実施の形態に係わる電話システムの実施の形態を示すシステム図。 本発明の第1の実施の形態に係わるメディアサーバのリソースを要求する際に、着側ノードのリソースに余裕のある状態での処理手順を示すシーケンス図。 本発明の第2の実施の形態に係わるメディアサーバのリソースを要求する際に、着側ノードのリソース残量が少ない状態での処理手順を示すシーケンス図。 端末情報管理テーブルに登録される内容の一例を示す図。 着側ノードのリソース残量の少ない状態で発側IP電話機がトーン信号の送出機能を備える場合の処理手順の一例を示すシーケンス図。 着側ノードのリソース残量の少ない状態で発側IP電話機がトーン信号の送出機能を備える場合の処理手順の他の例を示すシーケンス図。
[第1の実施形態]
図1は、この発明に係わる電話システムの第1の実施の形態を示すシステム図である。このシステムは、メディアサーバおよびIP交換機をそれぞれ備える複数のローカルネットワーク(LAN:Local Area Network)L1〜Lnを通信網としての専用線ネットワーク100を介して相互接続したものである。ネットワークL1〜Lnを、それぞれノード(Node)と称する。
IP交換機はLANごとに設けられ、複数のIP電話機を収容する。また、IP電話機に対する保留音や各種サービストーンを供給するメディアサーバがIP交換機ごとに接続される。
例えばLAN L1においては、IP交換機1とメディアサーバ1−1とが接続される。IP交換機1にはIP電話機1−2が収容されている。もちろん図示した数に限らず多数のIP電話機がIP交換機に収容されることが可能である。他のLAN L2〜Lnにおいても同様の構成となっている。
ところで、IP交換機1は、IP電話制御部1−3、呼制御部1−4、IP専用線制御部1−5、メディアサーバ管理部1−6、番号分析部1−7、番号分析テーブル1−8、番号蓄積テーブル1−9、および端末情報管理テーブル1−10を備える。
IP電話制御部1−3はIP電話機に接続され、IP電話機との間での呼制御メッセージの授受に係わる制御を行う。番号分析部1−7は、IP電話制御部1−3からの発信要求に含まれる入力番号を、番号分析テーブル1−8を参照して分析する。分析の結果はIP電話制御部1−3に通知される。分析の結果、他のLANに属するIP電話機への発信要求であれば、呼制御部1−4は、IP交換機内部での呼制御に係わる制御を実施する。IP専用線制御部1−5は、着信先のIP電話機を収容するノード(LAN)との間で、各種の呼制御メッセージを授受する。メディアサーバ管理部1−6は、メディアサーバのリソース使用状態を管理し、特に残リソースの有無を把握する。
番号分析部1−7は、IP電話機からの入力ダイヤルを番号分析テーブル1−8を参照して分析する。番号分析テーブル1−8は、ダイヤル番号と要求される機能との対応関係を登録したテーブルである。番号蓄積テーブル1−9は、IP電話機ごとに、入力されたダイヤル番号を一時的に格納する。つまり番号蓄積テーブル1−9は、入力された最新のダイヤル番号をIP電話機ごとに記憶する。
端末情報管理テーブル1−10は、端末ID(IPアドレスまたはMAC(Media access control)アドレスなど)とその内線番号、トーン送出機能の有無、あるいは送出できるダイヤル信号の種類などをIP電話機ごとに登録したテーブルである。
図1においては、呼がIP専用線ネットワークを経由して異なるLAN間で接続される場合がある。このようなケースにおいてメディアサーバのリソースを使用する際、発側IP端末と同じLANに属するメディアサーバ(発側ノード側)を使用するか、着側IP端末と同じLANに属するメディアサーバ(着側ノード側)を使用するかを決める必要がある。この実施形態では、着側ノードのメディアサーバのリソースに余裕のある限り、着側ノードのメディアサーバを使用することとする。
図2は、メディアサーバのリソースを要求する際に、着側ノードのリソースに余裕のある状態での処理手順を示すシーケンス図である。IP交換機間で用いられる呼接続プロトコルには、SIP(Session Initiation Protocol)あるいはQSIGなどを用いることができるが、以下ではSIPを用いる場合につき説明する。
なおSIPを用いるシステムでは、ログインと称する手順により各IP電話機がシステムに登録される。登録にあたってはIP電話機の端末IDと内線番号、およびユーザ名などが対応付けられ、データベース(端末情報管理テーブル1−10)に登録される。
図2ではLAN L1のIP交換機1を発側ノード(ノード番号(10))とし、LAN L2のIP交換機2を着側ノード(ノード番号(20))とする。着側ノード(IP交換機2)は図1のIP交換機1と同様の機能ブロックであるIP電話制御部2−3、呼制御部2−4、IP専用線制御部2−5、メディアサーバ管理部2−6、番号分析部2−7、番号分析テーブル2−8、および番号蓄積テーブル2−9を備える。
IP電話機1−2はネットワークに接続されると、IP交換機1にログイン要求を送出する。IP交換機1のIP電話制御部1−3は、受信したログイン要求に含まれるIP電話機1−2の端末情報(内線番号、IPアドレスなどのログイン元IP電話機に関する情報)を、端末情報管理テーブル1−10に登録する。
このような状態で、以下では、発側ノードに接続されるIP電話機1−2から、着側ノードに収容されるIP電話機(番号:2000)への発呼が生じたケースを想定する。ユーザがIP電話機1−2において相手先番号“2000”の入力を伴う発信操作を行うと(ステップS1)、番号“2000”をセットされた発信要求がIP電話制御部1−3に送信される(ステップS2)。これを受けたIP電話制御部1−3は、相手先番号“2000”を含む分析要求を番号分析部1−7に対して通知する(ステップS3)。
番号分析部1−7は相手先番号“2000”をキーとして番号分析テーブル1−8を参照し、相手先番号種別および相手ノード番号を取得する(ステップS4)。ここでは相手先番号種別として(専用線接続)が取得され、相手ノード番号として(20)が取得される(ステップS5)。この結果はIP電話制御部1−3に通知される(ステップS6)。さらに、相手先番号“2000”は番号蓄積テーブル1−9に登録される(ステップS7)。
IP電話制御部1−3は、番号分析部1−7の処理結果に基づいて、相手ノード番号(20)および入力ダイヤル“2000”を合わせたパラメータ“202000”を着信先URI(Uniform Resource Indicator)としてセットした専用線接続要求を、呼制御部1−4に対して送信する(ステップS8)。これを受けた呼制御部1−4は、IP専用線制御部1−5に対して着信要求を送信する(ステップS9)。そうするとIP専用線制御部1−5は、着側ノード(20)に対しINVITEメッセージを送信する(ステップS10)。
着側ノード(20)のIP専用線制御部2−5は、INVITEメッセージを受信すると、当該INVITメッセージにセットされたパラメータ“202000”を番号分析部2−7に通知する(ステップS11)。番号分析部2−7は、“202000”をキーとして番号分析テーブル2−8を参照し(ステップS12)、相手先番号種別(内線接続)とその着信先番号“2000”とを取得する(ステップS13)。これらの情報は番号分析部2−7からIP専用線制御部2−5に通知される(ステップS14)。そして、IP専用線制御部2−5は、発側ノード(10)に向けて、100 Tryingを返信する(ステップS15)。
更に、IP電話制御部2−5は、番号分析部2−7から通知された情報をもとに、呼制御部2−4に対して着信先ダイヤル(2000)をパラメータとしてセットした内線接続要求を送信する(ステップS16)。このとき、着信端末2000が、他端末と通話中等の理由で空き状態でない場合には、呼制御部2−4はIP専用線制御部2−5に対して接続拒否を返送する(ステップS17)。
この状態では、発信元に着側busyを示す話中音(Busy Tone:BT)を供給する必要があるので、以下、メディアサーバのリソースを利用するための処理が開始される。すなわちIP電話制御部2−5は、発側ノードのIP電話機1−2に対してビジートーンBTを供給するために、メディアサーバ管理部2−6にリソース接続要求を送信する(ステップS18)。このリソース接続要求には、(トーン種別:BT、DTMF(Dual Tone Multi Frequency)受信:要)なるパラメータがセットされる。
ここで、メディアサーバのリソースとは主に、IP電話機との間にセッションを形成するために必要となる論理通信ポートを意味し、その数には限りがある。このほか、CPU(Central Processing Unit)の処理能力、メモリ容量などの概念も含んでよい。
そうするとメディアサーバ管理部2−6は、ビジートーン発生とDTMF信号受信に必要な空きリソースをハントしたのち、着側ノード(20)のメディアサーバ2−1に対してリソース接続指示(トーン種別:BT、DTMF受信:要)を送信する(ステップS19)。この指示を受けたメディアサーバ2−1は、確保されたリソースを用いてビジートーンBTを供給するとともにDTMFの受信待ちとなる(ステップS20)。
またメディアサーバ管理部2−6は、メディアサーバ2−1のリソース情報(IPアドレス、ポート番号)を設定したリソース接続受付をIP専用線制御部2−5に通知する(ステップS21)。この通知を受けたIP専用線制御部2−5は、発側ノード(10)に対して183 Session Progress SDP(MS)を送信する(ステップS22)。
これを受けた発側ノード(10)のIP専用線制御部1−5は、着側ノード(20)のメディアサーバ2−1との双方向接続を要求する呼出通知を呼制御部1−4に与える(ステップS23)。この通知は呼制御部1−4からIP電話制御部1−3を経てIP電話機1−2に達する(ステップS24,S25)。そうすると発側ノード(10)のIP電話機1−2と着側ノード(20)の着側ノード(20)のメディアサーバ2−1との間でセッションが確立され、IP電話機1−2のユーザはメディアサーバ2−1からのビジートーンBTを聴取する(ステップS26)。このビシートーンを聴取することで、ユーザは着信先が話中であることを認識する。
なお、IP交換機により提供される規定のサービスとして、話中呼出、通話割込、メッセージウェイティングなどがある。IP電話機1−2のユーザは、話中呼出、通話割込、メッセージウェイティングなどの規定サービスを希望する場合は、ビジートーンBTを聴取している状態で、所望のサービスに対応したサービス起動特番をIP電話機1−2から入力する。
そうすると、IP電話機1−2では入力されたサービス特番に対応したDTMF信号を発生し、前記確立したセッションを介して、着側のメディアサーバ2−1に送信する。メディアサーバ2−1は専用線ネットワーク100経由でDTMF信号を受信すると、着側ノード(20)の番号分析部2−7にその内容の分析を依頼する。その結果に応じて、IP交換機2は、着側ノード(20)により提供されるサービス(話中呼出、通話割込など)が起動されることとなる(ステップS27)。
以上のシーケンスでは、着側ノード(20)におけるメディアサーバ2−1のリソースに余裕があるので、着信側のメディアサーバ2−1のリソースが消費される。ここで、本実施の形態では、着信側端末がビジーの場合、着信側のメディアサーバのリソースを使用して、トーン信号を発生するようにしている。ここで、着信側のメディアサーバを使うことにより、よって専用線ネットワーク100を跨ぐセッションを継続して接続しておくことが可能になる。
このため、例えば着信側の話中が解消した場合、メディアサーバから発信元に呼出音(Ring Back Tone)を送出できるため、発信元のユーザが話中が解消されたことを認識できる。
[第2の実施形態]
前記第1の実施形態では以上の手順を実施するには、システムにおけるトラフィックを考慮して、全てのメディアサーバに対して充分なリソースを確保する必要がある。つまりシステムを構成するノード数、あるいは各IP交換機に接続されるIP電話機の台数を考慮したうえでメディアサーバに多数のリソースを予め用意する必要があり、リソースコストが上昇する虞がある。例えば着側ノード(20)のメディアサーバ2−1の通信ポートが全て消費されているなどの状態では使用可能なリソースが枯渇した状態となり、メディアサーバ2−1からのサービスを受けることができなくなる。このような状態では発側IP電話機1−2には何らのトーンも送出されなくなり、ユーザにとっては不便であるばかりか呼が切断される可能性も有る。以下ではこのような事態に対処可能な実施形態につき説明する。
この実施形態では、着側ノードのリソース残量の少ない状態での処理手順につき説明する。
図3は、メディアサーバのリソースを要求する際に、着側ノードのリソース残量の少ない状態での処理手順を示すシーケンス図である。図3の手順は、着ノード側メディアリソースが枯渇している状態での対応を示すものである。図3において図2と同じ処理には共通のステップ番号を付して示し、以下では異なる手順についてのみ説明する。なおシーケンス初期の番号分析部1−7,2−7による処理(ステップS3〜S7、ステップSS11〜S14)は図2と同様であり、繁雑を避けるため図示と説明を省略する。
ステップS18において、着側ノード(20)のIP専用線制御部2−5からメディアサーバ管理部2−6に対してリソース接続要求が送信されると、空きリソースの無いことを反映して、メディアサーバ管理部2−6からIP専用線制御部2−5に対してリソース接続拒否が返送される(ステップS30)。これを受けてIP専用線制御部2−5は、発側ノード(10)に対して486 Busy Hereを送信する(ステップS31)。この486 Busy Hereを受信した発側ノード(10)のIP専用線制御部1−5は、着信拒否メッセージを呼制御部1−4を経てIP電話制御部1−3に送信する(ステップS32,S33)。これにより発側ノード(10)および着側ノード(20)の間にはセッションが確立されない。
486 Busy Hereメッセージは、INVITEメッセージに対するエラーレスポンスである。これを受信した発側ノード(10)は着側端末が話中状態と認識し、IP電話機1−2に着信先busyを示すビジートーン(BT)を供給するための処理を開始する。
すなわち、発側ノード(10)のIP電話制御部1−3は、メディアサーバ管理部1−6にリソース接続要求(トーン種別:BT、DTMF受信:要)を送信する(ステップS34)。つまりリソース接続要求は専用線ネットワーク100に送出されることなく、発側ノード(10)内のローカルで処理される。この要求を受けたメディアサーバ管理部1−6は、空きリソースをハントしたのち発側のメディアサーバ1−1に対してリソース接続指示(トーン種別:BT、DTMF受信:要)を送信する(ステップS35)。この指示を受けたメディアサーバ1−1は、確保されたリソースを用いてビジートーンBTを供給するとともにDTMFの受信待ちとなる(ステップS36)。
またメディアサーバ管理部1−6は、メディアサーバ1−1のリソース情報(IPアドレス、ポート番号)を設定したリソース接続受付をIP電話制御部1−3に通知する(ステップS37)。これを受けたIP電話制御部1−3は、メディアサーバ1−1との双方向接続を要求する呼出通知をIP電話機1−2に与える(ステップS38)。これによりIP電話機1−2とメディアサーバ1−1との間にセッションが確立される。このため、IP電話機1−2のユーザは、発側ノードメディアサーバ1−1で発生させたビジートーンBTを聴取する状態になる(ステップS39)。すなわちIP電話機1−2は、発側ノード(10)に繋がれたメディアサーバ1−1からのビジートーンBTを受信する状態となる。このビシートーンを聴取することで、ユーザは着信先が話中であることを認識する。
なお、IP交換機により提供される規定のサービスとして、話中呼出、通話割込、メッセージウェイティングなどがある。IP電話機1−2のユーザは、話中呼出、通話割込、メッセージウェイティングなどの規定サービスを希望する場合は、ビジートーンBTを聴取している状態で所望のサービスに対応したサービス起動特番をIP電話機1−2から入力する。そうするとメディアサーバ1−1はDTMFをローカルで受信し、その旨を発側ノード(10)のIP電話制御部1−3に通知する(ステップS40)。IP電話制御部1−3は番号分析部1−7にDTMFの内容の分析を依頼する(ステップS41)。
番号分析部1−7は、番号蓄積テーブル1−9に登録されている相手先番号“2000”を取得するとともに(ステップS42)、入力されたサービス起動特番をキーとして番号分析テーブル1−8を参照し(ステップS43)、要求されたサービスが特定される(ステップS44)。これを受けて番号分析部1−7は、特定されたサービス種別および相手先ノード番号(20)をIP電話制御部1−3に通知する(ステップS45)。
そうするとIP電話制御部1−3は、番号分析部1−7の処理結果に基づいて、相手ノード番号(20)および入力ダイヤル“2000”を合わせたパラメータ“202000”と、サービス種別とをセットした専用線接続要求を、呼制御部1−4に送信する(ステップS46)。これを受けて呼制御部1−4は、IP専用線制御部1−5に対して着信要求を送信する(ステップS47)。IP専用線制御部1−5は、着側ノード(20)に対しINVITEメッセージを送信する(ステップS48)。このメッセージにはパラメータ“202000”と、付加ダイヤル“xxxx”とがセットされる。付加ダイヤルとは入力されたサービス起動特番である。
着側ノード(20)のIP専用線制御部2−5は、発側ノード(10)に向け100 Tryingを返信し(ステップS49)、INVITEメッセージにセットされたパラメータ“202000”と付加ダイヤル“xxxx”を番号分析部2−7に通知し(ステップS50)、その処理結果としてサービス種別を取得する(ステップS51)。IP専用線制御部2−5は、取得したサービス種別をパラメータに設定して、呼制御2−4に該当サービスの起動を要求し(ステップS52)、IP交換機2が提供するサービス(話中呼出、通話割込、メッセージウェイティングなど)が起動される(ステップS53)。
以上説明したように第2の実施形態では、メディアサーバのリソースを使用してサービスを提供する電話システムにおいて、IP交換機で授受される呼制御メッセージをメディアサーバリソースの残量に応じて切り替えるようにし、サービス提供に係わるメディアサーバを呼毎に切り替えるようにする。さらに、発信元IP電話機と発側ノードのメディアサーバに接続されたケースにおいて、発信元IP電話機の入力ダイヤルを分析し、その結果に応じて着側ノードに対するサービス起動用の呼制御メッセージを送信するようにしている。これにより発信元ノード、着信先ノードのいずれのメディアサーバのリソースを使用する場合でも、発信元のIP電話機に常に同等のサービスを提供することが可能になる。
これによりIPネットワークシステムを構成するすべてのIP交換機に接続されたメディアサーバリソースのコストを抑えた上で、同一ネットワーク上の任意のIP電話機に対して常に同等のIP交換機サービスを提供することが可能になる。従って、メディアサーバのリソースコストを抑えつつIP電話機に十分なサービスを提供することの可能な電話システムとその交換装置を提供することが可能となる。
なお、この発明は上記実施の形態に限定されるものではない。例えばメディアサーバから供給されるトーン信号はビジートーンBTに限るものではなく、リオーダートーン(Re-order Tone)あるいはファストビジートーン(fast-busy tone)などであっても良い。
ここで、リオーダートーンとは、発側端末の誤ダイヤルによる着信先不存在、または着信先の障害発生などにより、呼出し後のサービス起動不可の場合に送出される。ファストビジートーンとは、着信拒否状態の端末を呼び出した場合に送出される。
また、上記実施形態では着信先メディアサーバのリソースが枯渇した状態への対応につき説明したが、これに限らず、リソース残量が規定の閾値以下であればリソース接続拒否を送出するようにしても良い(図3のステップS30)。つまり、ある程度のリソースが残っていたとしてもその残量が閾値を下回れば、空きリソース無しと判定するようにしてもよい。
[第3の実施形態]
次に、第3の実施形態について、説明する。本実施の形態では、IP電話機がビジートーン等のトーン信号を送出する機能を備える場合につき説明する。着呼先のIP電話機がこの種の機能を備えていれば、発側のメディアサーバのリソースを使用しなくても、発呼元IP電話機にビジートーン等を聴取させることができる。
ここでは、発側IP電話機のトーン送出機能の有無に着目し、さらに着側ノードのメディアサーバリソースが枯渇しているケースを想定する。 本実施の形態では、IP電話機のログイン時に登録の際に、端末情報としてトーン送出機能の有無をサーバに対して、通知する。サーバには、IP電話機ごとの端末情報を登録するための端末情報管理テーブル(追加図面に図示)の中に、トーン発生回路の有無を記憶させる。
図4は、端末情報管理テーブル1−10に登録される内容の一例を示す図である。このテーブルは例えばIP交換機ごとに記憶され、ログイン手順にて与えられた端末IDおよび内線番号に対応付けて、トーン送出機能の有無と、ダイヤル送出機能の詳細についてIP電話機ごとに予め登録される。トーン送出機能が“有り”のIP電話機は、自らがトーン信号を相手先に送出する機能を持つ。ダイヤル送出機能としては“制御信号”と“DTMF信号”との区別があり、DTMF信号または制御信号のいずれかにより相手先への指示を与えるものである。
図5は、発側IP電話機がトーン信号の送出機能を備える場合で、ダイヤル送出機能がDTMFの場合の処理手順の一例を示すシーケンス図である。図5において図6と同じ処理には共通のステップ番号を付して示し、以下では異なる手順についてのみ説明する。ここでは、発側IP電話機のトーン送出機能の有無に着目し、さらに着側ノードのメディアサーバリソースが枯渇しているケースを想定する。なお着側IP電話機がトーン出力機能を備えていても、ビジーであれば現在通話中のセッションの方にトーン出力のリソースが割りあてられる。
図5のステップS33で接続拒否を受信した発側ノード(10)のIP電話制御部1−3は、端末情報管理テーブル1−10を参照する。ここで、発側IP電話機のトーン送出機能が“有り”で、ダイヤル送出機能が「DTMF」であれば、IP電話制御部1−3はメディアサーバ管理部1−6に対してリソース接続要求(トーン:なし、DTMF受信:要)を送信する(ステップS60)。この要求を受けたメディアサーバ管理部1−6は、空きリソースをハントしたのち発側のメディアサーバ1−1に対してリソース接続指示(トーン種別:なし、DTMF受信:要)を送信する(ステップS61)。この指示を受けたメディアサーバ1−1は、確保されたリソースを用いてDTMFの受信待ちとなる(ステップS62)。
またメディアサーバ管理部1−6は、メディアサーバ1−1のリソース情報(IPアドレス、ポート番号)を設定したリソース接続受付をIP電話制御部1−3に通知する(ステップS37)。
これを受けたIP電話制御部1−3は、IP電話機1−2に対しメディアサーバ1−1との双方向接続を要求する呼出通知とトーン接続指示(トーン:BT)を送信する(ステップS63)。これを受けたIP電話機1−2はビジートーンBTを発生出力する。これによりIP電話機1−2は、端末内のトーン発生回路によりビジートーンを発生させ、IP電話機1−2のユーザは、ビジートーンBTを聴取する状態になる(ステップS64)。このビシートーンを聴取することで、ユーザは着信先が話中であることを認識する。
また、IP電話機1−2とメディアサーバ1−1との間にセッションが確立されている。このため、IP電話機1−2のユーザは、話中呼出、通話割込、メッセージウェイティングなどの規定サービスを希望する場合は、ビジートーンBTを聴取している状態で所望のサービスに対応したサービス起動特番をIP電話機1−2から入力する。そうするとメディアサーバ1−1はDTMFをローカルで受信し、その旨を発側ノード(10)のIP電話制御部1−3に通知し(ステップS40)、以後同様の動作を行う。
以上の手順により、DTMF信号を受信するためのリソースは必要となるが、メディアサーバにおいてトーン信号を発生させるためのリソースが必要なくなる。よってメディアサーバのリソースの消費を抑えることができる。
一方、図6は、発側IP電話機がトーン信号の送出機能を備える場合で、ダイヤル送信機能が制御信号の場合の処理手順の他の例を示すシーケンス図である。図6のステップS33で接続拒否を受信した発側のIP電話制御部1−3は、端末情報管理テーブル1−10を参照する。ここで、発側IP電話機のトーン送出機能が“有り”で、ダイヤル送出機能が「制御信号」であれば、IP電話制御部1−3はただちにIP電話機1−2に対しトーン接続指示(トーン:BT)を送信する(ステップS61)。これを受けたIP電話機1−2はビジートーンBTを発生出力する(ステップS62)。
更に、ダイヤル送出機能として、制御信号の出力が可能であるため、IP電話機1−2のユーザか、特定サービス起動のために特番を入力すると、IP電話機1−2は、トーン信号ではなく、特番起動の制御信号に変換してIP電話制御部1−3に入力される。このため、メディアサーバのリソースを使用しなくても、IP電話制御部1−3が要求されたサービスの内容を認識できる。
このように、発信元のIP電話機がトーン発生機能を備え、ダイヤル送出機能として制御信号が送出可能であれば、発側IP電話機1−2からトーン信号を発生させ、更に特定サービスを起動する場合も制御信号で入力することができるので、メディアサーバのリソースを消費することがない。
[第4の実施形態]
このほか、IP電話機ごとに優先度を予め設定し、着側メディアサーバのリソースを捕捉するか否かを発信元IP電話機の優先度に応じて判定する実施形態も実現可能である。なお、優先度に関しては、例えば企業内における役職者の優先度を高くしたり、オフィス内の部課単位で優先度の高低を決めたり、あるいは特定部門のIP電話機の優先度を全て高くしたりなどといった運用が可能である。
つまり、本来であれば着側メディアサーバのリソースを使用したいが、上記したようにリソース残量には限りがある。そこで、着側メディアサーバのリソースを優先的に使用できるIP電話機と、そうでないIP電話機(優先度の低いIP電話機)とを、端末のログインの時に端末情報として、端末情報管理テーブル1−10に登録しておく。そして、実際に発信が行われたときに、シーケンスの初期に優先度判定を行って、優先度の高いIP電話機については着側メディアサーバのリソースを使用し、優先度の低いIP電話機については発側メディアサーバのリソースを使用するようにしてもよい。
なお、この発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。
L1〜Ln…LAN、100…専用線ネットワーク、1,2,3,n…IP交換機、1−1,2−1,3−1,n−1…メディアサーバ、1−2…IP電話機、1−3…IP電話制御部、1−4…呼制御部、1−5…IP専用線制御部、1−6…メディアサーバ管理部、1−7…番号分析部、1−8…番号分析テーブル、1−9…番号蓄積テーブル、1−10…端末情報管理テーブル、2−3…IP電話制御部、2−4…呼制御部、2−5…IP専用線制御部、2−6…メディアサーバ管理部、2−7…番号分析部、2−8…番号分析テーブル

Claims (10)

  1. 電話端末と、交換装置と、トーン信号を発生するメディアサーバとが接続される複数のノードを通信網を介して相互接続して形成される電話システムにおいて、
    前記交換装置は、
    自ノードにおける前記メディアサーバのリソースの残量を把握する把握手段を備え、
    前記通信網を介してノード間に呼が生じた場合に、前記呼の着信先ノードにおけるメディアサーバのリソースの残量があれば、当該着信先ノードにおけるメディアサーバのリソースから発信元の電話端末に対してトーン信号を送信するように制御することを特徴とする電話システム。
  2. 前記交換装置は、
    自ノードの電話端末からの他ノード宛の発信要求を前記通信網を介して当該他ノードに送信する送信手段と、
    自ノード宛に他ノードから送信された発信要求を受信する受信手段と、
    前記受信した発信要求に対し前記メディアサーバのリソースが必要となる場合に、前記把握されたリソースの残量が規定の閾値以下であれば、発信元ノードのメディアサーバのリソースを要求する旨を示すリソース要求信号を前記発信元ノードに返信する返信手段と、
    前記メッセージを受信した場合に、自ノードにおける発信元電話端末と自ノードにおけるメディアサーバとの間にセッションを形成して当該発信元電話端末に対し当該メディアサーバからのトーン信号を供給するセッション形成手段とを具備することを特徴とする請求項1記載の電話システム。
  3. 前記交換装置は、さらに、
    自ノードの前記発信元電話端末において入力されたダイヤル番号を記憶する記憶手段と、
    当該発信元電話端末から特定のサービスを要求する特番が入力されたことを検出すると、前記記憶手段に記憶されたダイヤル番号に、前記入力された特番を付加して、対応するノード宛に前記特定サービスを要求する特定サービス要求手段を具備することを特徴とする請求項2記載の電話システム。
  4. 前記交換装置は、さらに、
    前記電話端末ごとに電話端末の機能を登録するための端末情報管理テーブルを備え、
    前記セッション形成手段は、呼の発生に際して発信元電話端末における前記トーン送出機能の有無を確認し、その結果、前記発信元電話端末に前記トーン送出機能がある場合に、当該発信元電話端末に対し、トーン発生要求信号を送信することを特徴とする請求項3記載の電話システム。
  5. 前記電話端末はそれぞれ優先度を個別に設定され、
    前記交換装置は、発側の電話端末に対してトーン信号を送信するに際して、着信先ノードにおけるメディアサーバのリソースを使用するか、または、発信元ノードにおけるメディアサーバのリソースを使用するかを前記優先度に基づいて決定することを特徴とする請求項1記載の電話システム。
  6. 電話端末と、交換装置と、トーン信号を発生するメディアサーバとが接続される複数のノードを通信網を介して相互接続して形成される電話システムに用いられる前記交換装置において、
    自ノードにおける前記メディアサーバのリソースの残量を把握する把握手段を備え、
    前記通信網を介してノード間に呼が生じた場合に、前記呼の着信先ノードにおけるメディアサーバのリソースの残量があれば、当該着信先ノードにおけるメディアサーバのリソースから発信元の電話端末に対してトーン信号を送信するように制御することを特徴とする交換装置。
  7. さらに、自ノードの電話端末からの他ノード宛の発信要求を前記通信網を介して当該他ノードに送信する送信手段と、
    自ノード宛に他ノードから送信された発信要求を受信する受信手段と、
    前記受信した発信要求に対し前記メディアサーバのリソースが必要となる場合に、前記把握されたリソースの残量が規定の閾値以下であれば、発信元ノードのメディアサーバのリソースを要求する旨を示すリソース要求信号を前記発信元ノードに返信する返信手段と、
    前記メッセージを受信した場合に、自ノードにおける発信元電話端末と自ノードにおけるメディアサーバとの間にセッションを形成して当該発信元電話端末に対し当該メディアサーバからのトーン信号を供給するセッション形成手段とを具備することを特徴とする請求項6記載の交換装置。
  8. さらに、
    自ノードの前記発信元電話端末において入力されたダイヤル番号を記憶する記憶手段と、
    当該発信元電話端末から特定のサービスを要求する特番が入力されたことを検出すると、前記記憶手段に記憶されたダイヤル番号に、前記入力された特番を付加して、対応するノード宛に前記特定サービスを要求する特定サービス要求手段を具備することを特徴とする請求項6記載の交換装置。
  9. さらに、
    前記電話端末ごとに電話端末の機能を登録するための端末情報管理テーブルを備え、
    前記セッション形成手段は、呼の発生に際して発信元電話端末における前記トーン送出機能の有無を確認し、その結果、前記発信元電話端末に前記トーン送出機能がある場合に、当該発信元電話端末に対し、トーン発生要求信号を送信することを特徴とする請求項8記載の交換装置。
  10. 前記電話端末はそれぞれ優先度を個別に設定され、
    前記交換装置は、発側の電話端末に対してトーン信号を送信するに際して、着信先ノードにおけるメディアサーバのリソースを使用するか、または、発信元ノードにおけるメディアサーバのリソースを使用するかを前記優先度に基づいて決定することを特徴とする請求項6記載の交換装置。
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