JP2000068484A - 不揮発性半導体記憶装置及びその製造方法並びに不揮発 性半導体記憶装置を内蔵したマイクロコンピュータ及び その製造方法 - Google Patents

不揮発性半導体記憶装置及びその製造方法並びに不揮発 性半導体記憶装置を内蔵したマイクロコンピュータ及び その製造方法

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JP2000068484A
JP2000068484A JP10232421A JP23242198A JP2000068484A JP 2000068484 A JP2000068484 A JP 2000068484A JP 10232421 A JP10232421 A JP 10232421A JP 23242198 A JP23242198 A JP 23242198A JP 2000068484 A JP2000068484 A JP 2000068484A
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poly
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製造プロセスが簡易であるとともに高集積化
に適した不揮発性半導体記憶装置及びその製造方法を提
供する。 【解決手段】 メモリセル領域における半導体基板上
に、トンネル酸化膜120、第1のポリシリコン層16
4、ポリ−ポリ間絶縁膜132及び第2のポリシリコン
層166を形成する。その後、2つのフォトレジスト1
68−S及び168−Mをマスクとしてこれら膜をパタ
ーニングし、フォトレジスト168−Sに基づき形成さ
れたこれら膜の積層体を選択トランジスタSのゲート電
極とし、フォトレジスト168−Mに基づき形成された
これら膜の積層体をメモリトランジスタMのゲート電極
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、不揮発性半導体記
憶装置及びその製造方法並びに不揮発性半導体記憶装置
を内蔵したマイクロコンピュータ及びその製造方法に関
し、特にマイクロコンピュータの製造プロセスとの相性
に優れた不揮発性半導体記憶装置及びその製造方法等に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、不揮発性メモリでありながら高集
積化(大容量化)に好適な半導体メモリとして、フラッ
シュメモリが非常に注目されている。フラッシュメモリ
のメモリセルは、基本的に、浮遊ゲートを有するメモリ
セルトランジスタ1個からなり、この浮遊ゲートに電荷
を蓄積させることによってメモリセルトランジスタのし
きい値を変化させ、これにより情報を不揮発的に記憶す
る。このように、フラッシュメモリでは、メモリセルが
基本的に1つのメモリセルトランジスタのみからなるの
で、一つのメモリセルが占有する面積が小さく、これが
高集積化に適する最大の理由となっている。
【0003】しかし、フラッシュメモリは、1つのトラ
ンジスタによってメモリセルトランジスタを構成してい
ることから、メモリセルトランジスタのしきい値調整を
高精度に行う必要がある。すなわち、フラッシュメモリ
では、各メモリセルに選択トランジスタが備えられてお
らず、個々のメモリセルは自身が選択されているか否か
を自己のしきい値電圧によって判断する必要があるの
で、単に記憶すべき情報に応じて「高しきい値」か「低
しきい値」かに設定するだけでは足りない。例えば、メ
モリセルに一方の論理レベルを格納する(データを書込
む)場合には、そのメモリセルトランジスタのしきい値
電圧を選択時のゲート電圧以上の電圧に設定し、メモリ
セルに他方の論理レベルを格納する(データを消去す
る)場合には、そのメモリセルトランジスタのしきい値
電圧を選択時のゲート電圧以下の電圧であって且つ非選
択時のゲート電圧以上に設定する必要がある。
【0004】このため、データの書込みに際しては高精
度のしきい値調整は必要ないものの、データを消去する
際にはメモリセルトランジスタのしきい値電圧を上記範
囲に収束させるべく高精度に制御する必要が生じる。仮
に、データ消去時のしきい値電圧が過剰に低くなり、非
選択時のゲート電圧以下となってしまうと、選択時にお
いても非選択時においても、メモリセルトランジスタは
常に導通状態となり、読み出しが不能となってしまう、
いわゆる「過消去」が生じる。しかも、フラッシュメモ
リはブロック単位での一括消去を特徴としているが、各
ブロックに含まれる多数のメモリセルはその消去特性が
一様でないため、一括して消去される多数のメモリセル
の消去時しきい値電圧を上記範囲に収束させることには
多くの困難が伴う。
【0005】この過消去の問題を防止するために種々の
方法が提案されているが、その一つに、スプリットゲー
ト型トランジスタを使用する方法がある。スプリットゲ
ート型トランジスタは、いわば選択トランジスタをメモ
リセルトランジスタと一体化させたメモリセル構造であ
り、このようなメモリセル構造を用いることによりメモ
リトランジスタがたとえ過消去状態となっても、非選択
時には選択トランジスタが確実にメモリセルの非導通状
態を確保する。これにより、消去時におけるメモリトラ
ンジスタのしきい値電圧を上記範囲に収束させる必要が
なくなり、消去動作が容易となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、スプリットゲ
ート型のメモリセルは、その製造工程が複雑であるとい
う問題がある。特に、マイクロコンピュータ等の製造プ
ロセスとは大幅に異なった製造プロセスを必要とするこ
とから、マイクロコンピュータ等と同一半導体基板上に
集積する場合、プロセス上の困難を伴うという問題が生
じていた。
【0007】これに対し、特開平7−297304号公
報には、メモリセルをスプリットゲート型のトランジス
タとするのではなく、分離トランジスタ及びメモリトラ
ンジスタの2つのトランジスタによって構成することに
より製造プロセスを容易化する技術が記載されている。
しかし、この技術では一つのメモリセルが占有する面積
が大幅に増大してしまう。この様子を図26乃至図30
を用いて説明する。
【0008】図26乃至図30は、特開平7−2973
04号公報に記載された技術による不揮発性半導体記憶
装置の製造工程を示す工程図である。
【0009】まず、図26に示すように、半導体基板1
0上にトンネル酸化膜12及び第1のポリシリコン層1
4を形成し、フォトレジスト16を形成する。次に、図
27に示すように、フォトレジスト16をマスクとして
第1のポリシリコン層14を選択的にプラズマエッチン
グすることにより、選択トランジスタSのゲート電極2
0とメモリトランジスタMの浮遊ゲート電極22とを同
時に形成する。次に、フォトレジスト16及びゲート電
極20、22をマスクとしてイオン注入を行い、選択ト
ランジスタSのソース拡散層18、メモリトランジスタ
Mのソース拡散層であり且つ選択トランジスタSのドレ
イン拡散層である拡散層24、及びメモリトランジスタ
Mのドレイン拡散層26を自己整合的に形成する。
【0010】次に、図28に示すように、フォトレジス
ト16を剥離した後、ポリ−ポリ間絶縁膜(ONO膜)
28を形成し、その上に第2のポリシリコン層30を形
成する。次に、図示しないフォトレジストを形成し、こ
れをマスクとしたプラズマエッチングを行うことによ
り、図29に示すようにメモリトランジスタMの浮遊ゲ
ート電極22上に第2のポリシリコン層を残し、メモリ
トランジスタMのコントロールゲート電極32を形成す
る。そして、メモリトランジスタMのドレイン拡散層に
ドレインコンタクト36を形成する。尚、図29では、
ドレインコンタクト36は便宜上、その一壁面のみを示
している。
【0011】図30は、このように作成されたメモリセ
ルの平面図であり、そのA−A’断面図が図29であ
る。
【0012】この方法によれば、メモリセルの製造プロ
セスは比較的簡易となるが、メモリトランジスタMと選
択トランジスタSとの間隔は、メモリトランジスタMの
浮遊ゲート電極22及び選択トランジスタSのゲート電
極20のパターニング工程(図27)と、メモリトラン
ジスタMのコントロールゲート電極32のパターニング
工程(図29)とのために大きな間隔を必要としてしま
う。すなわち、第2のポリシリコン層30の膜厚が0.
15μmであるとすると、第2のポリシリコン層30の
エッジとなるべき部分がパターニング時において平坦で
なくてはならないことを考慮すれば、両トランジスタの
ゲート間隔は約0.6μm必要となり、目ずれ等のマー
ジン(片側約0.1μm)を加えると、約0.8μmも
の間隔が必要となる。同様に、メモリトランジスタの浮
遊ゲート電極22とドレインコンタクト36との間にも
大きな間隔が必要となってしまう。このため、高集積化
に適さず、マイクロコンピュータとの混載を行う場合に
おいても、最新のCMOSロジックプロセスで用いられ
る微細加工技術を有効に生かすことができない。
【0013】しかも、選択トランジスタSのゲート電極
側面では、第2のポリシリコン層のパターニング残り3
4が生じる恐れがある。この残り34がコントロールゲ
ート電極32と短絡している場合には、メモリセルの消
去時において、選択トランジスタSのゲート電極20と
残り34との間において局部的に大きな電位差が生じ、
ポリ−ポリ間絶縁膜28を破壊するおそれがある。短絡
が回避された場合であっても、製造プロセス中に残り3
4が剥がれて、汚染を引き起こす可能性がある。
【0014】したがって、本発明の目的は、製造プロセ
スが簡易であるとともに高集積化に適した不揮発性半導
体記憶装置及びその製造方法を提供することである。
【0015】本発明の他の目的は、製造プロセスが簡易
であるとともに高集積化に適し、且つメモリトランジス
タが過消去された場合にあっても、非選択時において非
導通状態が確保される不揮発性半導体記憶装置及びその
製造方法を提供することである。
【0016】本発明のさらに他の目的は、製造プロセス
が簡易であるとともに高集積化に適した不揮発性半導体
記憶装置内蔵のマイクロコンピュータ及びその製造方法
を提供することである。
【0017】本発明のさらに他の目的は、マイクロコン
ピュータの製造プロセスとの相性に優れた不揮発性半導
体記憶装置を内蔵するマイクロコンピュータ及びその製
造方法を提供することである。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、半導体
基板に形成された第1、第2及び第3の不純物拡散領域
と、前記第1及び第2の不純物拡散領域間の前記半導体
基板上に形成された第1のゲート絶縁膜と、前記第2及
び第3の不純物拡散領域間の前記半導体基板上に形成さ
れた第2のゲート絶縁膜と、前記第1のゲート絶縁膜上
に形成された浮遊ゲート電極と、前記第2のゲート絶縁
膜上に形成された選択ゲート電極と、前記浮遊ゲート電
極上に形成された第3のゲート絶縁膜と、前記選択ゲー
ト電極上に形成された第4のゲート絶縁膜と、前記第3
のゲート絶縁膜上に形成されたコントロールゲート電極
と、前記第4のゲート絶縁膜上に形成された付加ゲート
電極とを備える不揮発性半導体記憶装置が提供される。
【0019】また、本発明によれば、浮遊ゲート電極が
一方向へ断続的に延在する浮遊ゲート電極パターンと、
前記浮遊ゲート電極パターン上に形成された第1のポリ
−ポリ間絶縁膜が前記一方向へ連続的に延在する第1の
ポリ−ポリ間絶縁膜パターンと、前記第1のポリ−ポリ
間絶縁膜パターン上に形成されたコントロールゲート電
極が前記一方向へ連続的に延在するコントロールゲート
電極パターンと、前記浮遊ゲート電極パターンに隣接し
て形成された選択ゲート電極が前記一方向へ連続的に延
在する選択ゲート電極パターンと、前記選択ゲート電極
パターン上に形成された第2のポリ−ポリ間絶縁膜が前
記一方向へ連続的に延在する第2のポリ−ポリ間絶縁膜
パターンと、前記第2のポリ−ポリ間絶縁膜パターン上
に形成された付加ゲート電極パターンが前記一方向へ連
続的に延在する付加ゲート電極パターンとを備え、前記
各浮遊ゲート電極及びその上に存在する前記コントロー
ルゲート電極によってメモリトランジスタのゲートを構
成し、前記各浮遊ゲート電極に隣接する部分の選択ゲー
ト電極及びその上に存在する前記付加ゲート電極によっ
て選択トランジスタのゲートを構成していることを特徴
とする不揮発性半導体記憶装置が提供される。
【0020】さらに、本発明によれば、このような不揮
発性半導体記憶装置を内蔵したマイクロコンピュータが
提供される。
【0021】さらに、本発明によれば、半導体基板上に
トンネル酸化膜を形成する工程と、前記トンネル酸化膜
上に第1のポリシリコン層を形成する工程と、前記第1
のポリシリコン層上にポリ−ポリ間絶縁膜を形成する工
程と、前記ポリ−ポリ間絶縁膜上に第2のポリシリコン
層を形成する工程と、前記第2のポリシリコン層上に第
1及び第2のフォトレジストを形成する工程と、前記第
1及び第2のフォトレジストをマスクとして前記第2の
ポリシリコン層、前記ポリ−ポリ間絶縁膜及び前記第1
のポリシリコン層をパターニングし、これらの第1及び
第2の積層体を形成する工程と、前記第1及び第2の積
層体をマスクとして前記半導体基板にイオン注入を行う
工程とを備え、前記第1の積層体をメモリトランジスタ
のゲート電極とし、前記第2の積層体を選択トランジス
タのゲート電極とすることを特徴とする不揮発性半導体
記憶装置の製造方法が提供される。
【0022】さらに、本発明によれば、半導体基板上に
選択的にフィールド酸化膜を形成する工程と、前記フィ
ールド酸化膜が形成されていない前記半導体基板上にト
ンネル酸化膜を形成する工程と、前記フィールド酸化膜
及び前記トンネル酸化膜上に第1のポリシリコン層を形
成する工程と、前記第1のポリシリコン層上にポリ−ポ
リ間絶縁膜を形成する工程と、前記ポリ−ポリ間絶縁膜
上に第2のポリシリコン層を形成する工程と、前記第2
のポリシリコン層上に第1及び第2のフォトレジストを
形成する工程と、前記第1及び第2のフォトレジストを
マスクとして前記第2のポリシリコン層、前記ポリ−ポ
リ間絶縁膜及び前記第1のポリシリコン層をパターニン
グし、前記フィールド酸化膜上及び前記トンネル酸化膜
上に亘って延在する第1及び第2の積層体を形成する工
程と、前記第2の積層体のうち前記フィールド酸化膜上
に存在する部分の少なくとも一部において前記第2のポ
リシリコン層及び前記ポリ−ポリ間絶縁膜を除去し前記
第1のポリシリコン層を露出させる工程と、層間絶縁膜
を形成する工程と、前記第1の積層体うち前記フィール
ド酸化膜上に存在する部分における前記第2のポリシリ
コン層の少なくとも一部を露出させる第1のコンタクト
ホールを前記層間絶縁膜に形成する工程と、前記第2の
積層体のうち前記フィールド酸化膜上に存在する前記部
分において露出された前記第1のポリシリコン層を露出
させる第2のコンタクトホールを前記層間絶縁膜に形成
する工程と、前記第1のコンタクトホールを介して前記
第1の積層体の前記第2のポリシリコン層と電気的に接
続される第1の金属配線を形成する工程と、前記第2の
コンタクトホールを介して前記第2の積層体の前記第1
のポリシリコン層と電気的に接続される第2の金属配線
を形成する工程とを備える不揮発性半導体記憶装置の製
造方法が提供される。
【0023】さらに、本発明によれば、メモリセル領域
における半導体基板上にトンネル酸化膜、第1のポリシ
リコン層及びポリ−ポリ間絶縁膜を形成する工程と、マ
イクロコンピュータが形成されるべきロジック領域にお
ける半導体基板上にゲート酸化膜を形成する工程と、前
記ポリ−ポリ間絶縁膜上及び前記ゲート酸化膜上に第2
のポリシリコン層を形成する工程と、前記メモリセル領
域における前記第2のポリシリコン層の一部をそれぞれ
覆う第1及び第2のフォトレジスト並びに前記ロジック
領域における前記第2のポリシリコン層の全面を覆う第
3のフォトレジストを形成する工程と、前記第1、第2
及び第3のフォトレジストをマスクとして前記第2のポ
リシリコン層、前記ポリ−ポリ間絶縁膜及び前記第1の
ポリシリコン層をパターニングし、前記メモリセル領域
において第1及び第2の積層体を形成する工程と、前記
第1及び第2の積層体をマスクとして前記半導体基板に
イオン注入を行い前記メモリセル領域における前記半導
体基板に不純物拡散領域を形成する工程と、前記ロジッ
ク領域における前記第2のポリシリコン層をパターニン
グし、ゲート電極を形成する工程と、前記ゲート電極を
マスクとして前記半導体基板にイオン注入を行い前記ロ
ジック領域における前記半導体基板に不純物拡散領域を
形成する工程とを備える不揮発性半導体記憶装置を内蔵
したマイクロコンピュータの製造方法が提供される。
【0024】
【発明の実施の形態】まず、本発明の実施の形態による
不揮発性半導体記憶装置の構造について説明する。本実
施の形態では、マイクロコンピュータに内蔵される不揮
発性半導体記憶装置について説明する。但し、本発明に
よる不揮発性半導体記憶装置は、マイクロコンピュータ
に内蔵されるものには限定されず、他のロジックLSI
に内蔵されるものであってもよいし、またマイクロコン
ピュータ等に内蔵されるのではなく単体の不揮発性半導
体記憶装置としてもよい。
【0025】本実施の形態による不揮発性半導体記憶装
置のメモリセル構造は、図1及び図2に示すとおりであ
り、図1はその平面図、図2(a)は図1におけるA−
A’断面図、図2(b)は図1におけるB−B’断面
図、図2(c)は図1におけるC−C’断面図である。
【0026】図2(a)に示すとおり、本実施の形態に
よる不揮発性半導体記憶装置のメモリセル100は、メ
モリトランジスタMと選択トランジスタSとからなる2
トランジスタ構成であり、メモリトランジスタMと選択
トランジスタSとは実質的に同一の構造を有する。すな
わち、ドレイン線142とソース線112との間にはメ
モリトランジスタM及び選択トランジスタSが直列接続
されており、メモリトランジスタMは浮遊ゲート電極1
28とコントロールゲート電極130とからなる2層ゲ
ート構造を有し、同様に選択トランジスタSも第1のゲ
ート電極(選択ゲート電極)124と第2のゲート電極
(付加ゲート電極)126とからなる2層ゲート構造を
有する。このように、メモリトランジスタMと選択トラ
ンジスタSとを実質的に同一の構造とすることの利点は
後述する。
【0027】尚、メモリセル100は、図1おける紙面
の上下方向に連続して形成されており、例えば、32個
連続して形成されている。したがって、図2(b)に示
すとおり、選択トランジスタSの第1のゲート電極(選
択ゲート電極)124及び第2のゲート電極126は、
図1おける紙面の上下方向へ途切れることなく連続的に
形成されている。また、図2(c)に示すとおり、メモ
リトランジスタMのコントロールゲート電極130も、
図1おける紙面の上下方向へ途切れることなく連続的に
形成されているが、浮遊ゲート電極128は分離パター
ン144にて各メモリセル100毎に分離されている。
したがって、メモリトランジスタMに関しては、浮遊ゲ
ート電極128は各メモリセル毎に独立であり、コント
ロールゲート電極130は連続的に形成されてい各メモ
リセルに共通となる。
【0028】図1及び図2に示すメモリセル100の構
造をより詳細に説明すると、メモリトランジスタMは、
ドレイン領域108、ソース領域110(本領域は、選
択トランジスタSのドレイン領域を兼用する)、浮遊ゲ
ート電極128、及びコントロールゲート電極130か
らなる。ドレイン領域108の表面にはチタンシリサイ
ド(TiSi)層114が形成され、ソース領域110
の表面にはチタンシリサイド(TiSi)層116が形
成されて低抵抗化が図られている。また、浮遊ゲート電
極128は、トンネル酸化膜120を介してPウェル1
06上に形成されており、コントロールゲート電極13
0は、ポリ−ポリ間絶縁膜132を介して浮遊ゲート電
極128上に形成されている。尚、コントロールゲート
電極130の上面はタングステンシリサイド(WSi)
層136が形成されて、低抵抗化が図られている。
【0029】同様に、選択トランジスタSは、ドレイン
領域110(本領域は、メモリトランジスタMのソース
領域を兼用する)、ソース領域112、第1のゲート電
極(選択ゲート電極)124、及び第2のゲート電極1
26からなる。ソース領域112の表面にはチタンシリ
サイド(TiSi)層118が形成されて低抵抗化が図
られている。また、選択ゲート電極124は、トンネル
酸化膜120を介してPウェル106上に形成されてお
り、第2のゲート電極126は、ポリ−ポリ間絶縁膜1
32を介して選択ゲート電極124上に形成されてい
る。尚、第2のゲート電極126の上面はタングステン
シリサイド(WSi)層136が形成されて、低抵抗化
が図られている。
【0030】図2(a)に示すとおり、メモリセル10
0はその全体を層間絶縁膜148にて覆われており、メ
モリセル100のドレイン領域108は、層間絶縁膜1
48に形成されたコンタクトホール140を介してアル
ミニウム配線層142へ引き出されている。
【0031】図3は、各メモリセル100の接続関係を
示す回路図である。メモリセル100を構成する2つの
トランジスタのうち、メモリトランジスタMに対しては
コントロールゲート130、すなわち上層のゲート電極
に配線が接続され、選択トランジスタSに対しては選択
ゲート124、すなわち下層のゲート電極に配線が接続
されている点に注目されたい。
【0032】尚、図3に示すメモリセル100の右側に
並んで示された各メモリセル、すなわちメモリセル10
0とコントロールゲート130及び選択ゲート124を
共有する各メモリセルは、上述した図1における紙面の
上下方向に連続して形成された各メモリセルに対応す
る。
【0033】また図4に、メモリセル100に対して
「書込」、「消去」及び「読出」の各動作を行う場合に
各電極に印加すべき電圧を示す。
【0034】図5は、図1における紙面の上下方向の延
長線上に存在する裏打ち部138を示す平面図である。
このような裏打ち部138は、例えば、上述の例のよう
にメモリセル100が32個連続して形成されていると
するとすれば、メモリセル100の32個おきに出現
し、これらメモリセル100のコントロールゲート電極
130や選択ゲート電極124を上層配線に接続する。
すなわち、一列に多数個形成されたメモリセル100の
32個おきに設けられて、これら多数個のメモリセル1
00のコントロールゲート電極130及び選択ゲート電
極124を裏打ちするものである。尚、裏打ち部138
の挿入間隔はメモリセルの32個おきに限定されるもの
ではなく、コントロールゲート電極130や選択ゲート
電極124の配線遅延と、裏打ち部138を挿入するこ
とによるチップ面積の増大との兼ね合いから決定すれば
よい。したがって、配線遅延を一層低減する必要がある
場合には例えばメモリセルの16個おきに挿入すればよ
く、逆に配線遅延の低減よりもチップ面積の削減を重視
する場合には例えばメモリセルの64個おきに挿入すれ
ばよい。
【0035】図6(a)及び(b)は、それぞれ図5に
示す裏打ち部138のA−A’断面及びB−B’断面を
示す図であり、図6(a)は、選択ゲート電極124の
裏打ちコンタクト部を示し、図6(b)は、コントロー
ルゲート電極130の裏打ちコンタクト部を示してい
る。
【0036】図6(a)に示すように、選択ゲート電極
124の裏打ちのため、浮遊ゲート電極128及びコン
トロールゲート電極130の切れ目部において、選択ゲ
ート電極124はフィールド酸化膜146上に延在して
おり、その表面のチタンシリサイド(TiSi)層16
2上においてコンタクトホール154を介して上層の裏
打ちアルミ配線158に接続されている。選択ゲート電
極124の裏打ちアルミ配線158は、図5及び図6
(a)に示すように、選択ゲート電極124や第2のゲ
ート電極126に沿って層間絶縁膜148上に形成され
ている。すなわち、図5に示す平面図では、選択ゲート
電極124、第2のゲート電極126及び裏打ちアルミ
配線158は重なることとなる。
【0037】一方、図6(b)に示すように、コントロ
ールゲート電極130の裏打ちのため、層間絶縁膜14
8には浮遊ゲート電極128及びコントロールゲート電
極130の終端部近傍においてコンタクトホール156
が開口されており、かかるコンタクトホール156を介
して上層の裏打ちアルミ配線160に接続されている。
尚、図示しないが、図5に示す紙面上側のコンタクトホ
ール156を介して接続されている裏打ちアルミ配線1
60と、紙面下側のコンタクトホール156を介して接
続されている裏打ちアルミ配線160とは、さらに上層
のアルミニウム配線を介して互いに接続されている。
【0038】このような構造を有する不揮発性半導体記
憶装置の利点については、以下に述べる製造方法の説明
によって明らかとなるであろう。
【0039】図7乃至22は、本実施例による不揮発性
半導体記憶装置の製造方法を示す工程図であり、これら
を参照しながら本実施例による不揮発性半導体記憶装置
の製造方法について説明する。
【0040】まず、周知の技術を用いて半導体基板10
2にフィールド酸化膜146を形成し、不純物拡散法又
はイオン注入法を用いてメモリセル領域のNウェル10
4及びPウェル106を形成するとともに、ロジック領
域(マイクロコンピュータが形成される領域)のPウェ
ル162を形成する。
【0041】次に、フィールド酸化膜146に覆われて
いない部分にトンネル酸化膜120を形成し、続いて全
面に第1のポリシリコン層164を形成する。その後、
フォトレジストを全面に塗布し、周知のフォトリソグラ
フィー法により、図7に示す所定のフォトレジストパタ
ーン152を形成する。
【0042】次に、フォトレジスト152をマスクとし
て第1のポリシリコン層164に対してプラズマエッチ
ングを行い、フォトレジスト152に覆われていない箇
所における第1のポリシリコン層164を除去する。こ
こで、フォトレジスト152に覆われていない箇所と
は、ロジック領域の全面及びメモリセル領域のうち分離
パターン144となる部分である。
【0043】かかるパターニングが完了すると、フォト
レジスト152を除去する。このようなパターニングが
施されたメモリセル領域の平面図を図8に示す。また、
図9(a)は図8におけるA−A’断面図、図9(b)
は図8におけるB−B’断面図、図9(c)は図8にお
けるC−C’断面図である。図9(a)から明らかなよ
うに、このパターニングにより、ロジック領域の全面が
開口される一方、図8及び図9(c)から明らかなよう
に、メモリセル領域においては、分離パターン144と
なる部分のみが開口される。尚、上述したように、分離
パターン144は、個々のメモリセルの浮遊ゲート電極
128を分割するためのスリットである。
【0044】次に、図10に示すように、ポリ−ポリ間
絶縁膜132を全面に形成する。ここで、ポリ−ポリ間
絶縁膜132としては、ONO膜等が好適である。
【0045】次に、図11に示すように周知のフォトリ
ソグラフィー技術を用いてパターンニングを行い、ロジ
ック領域におけるポリ−ポリ間絶縁膜132及びトンネ
ル酸化膜120を除去する。これにより、図11に示す
ように、ロジック領域においてはPウェル162が再び
露出することとなる。このようにロジック領域における
Pウェル162を露出させた後、続いて図12に示すよ
うに、熱酸化工程によってPウェル162上にロジック
領域にゲート酸化膜150を形成する。
【0046】次に、図13に示すように、全面に第2の
ポリシリコン層166を形成し、さらにスパッタ法によ
り、全面にタングステンシリサイド(WSi)層136
を形成する。
【0047】ここまでの工程により、メモリセル領域及
びロジック領域の下地形成が完了する。この後、メモリ
セルの形成工程、ロジックトランジスタの形成工程へと
続く。
【0048】メモリセルの形成工程を図14に示す。こ
こでは、フォトレジストを全面に塗布し、周知のフォト
リソグラフィー法により、図14に示す所定のフォトレ
ジストパターン168を形成する。フォトレジスト16
8は、ロジック領域の全面を覆う部分(168−L)
と、メモリセル領域のうち選択トランジスタSとなる箇
所を覆う部分(168−S)と、メモリセル領域のうち
メモリトランジスタMとなる箇所を覆う部分(168−
M)とからなる。
【0049】このような3つの部分からなるフォトレジ
スト168をマスクとして、タングステンシリサイド
(WSi)層136、第2のポリシリコン層166、ポ
リ−ポリ間絶縁膜132、及び第1のポリシリコン層1
64に対してプラズマエッチングを行って、フォトレジ
スト168に覆われていない箇所におけるこれら各層を
除去し、トンネル酸化膜120を露出させる。さらに、
露出したトンネル酸化膜120を介してPウェル106
へイオン注入を行い、拡散層を形成する。その後、フォ
トレジスト168を除去する。
【0050】図15は、このようなパターニング及びイ
オン注入が施された状態の概略平面図である。また、図
16(a)は図15におけるA−A’断面図、図16
(b)は図15におけるB−B’断面図、図16(c)
は図15におけるC−C’断面図である。
【0051】上記パターニング工程により、図15に示
すように、選択トランジスタSのゲート電極124、1
26及びメモリトランジスタMのゲート電極128、1
30は、紙面の上下方向に延在して形成されることとな
る。このように、選択トランジスタS及びメモリトラン
ジスタMはいずれも2重ゲート構造となるが、図7乃至
図9に示したパターニング工程により浮遊ゲート電極1
28には分離パターン144が形成されているので、浮
遊ゲート電極128に関しては各メモリセル毎に独立と
なる。その他のゲート電極、すなわちメモリトランジス
タMのコントロールゲート電極130、選択トランジス
タSの第1のゲート電極124及び第2のゲート電極1
26は、いずれも各メモリセルに共通となる。尚、上記
パターニングにより、選択トランジスタS部分における
第1のポリシリコン層164は選択ゲート電極124と
なり、また第2のポリシリコン層166は第2のゲート
電極126となる。さらに、メモリトランジスタM部分
における第1のポリシリコン層164は浮遊ゲート電極
128となり、第2のポリシリコン層166はコントロ
ールゲート電極130となっている。
【0052】また、図16(a)の左端のフィールド酸
化膜146上に形成された各電極は、選択ゲート電極1
24の裏打ち部138となるべき箇所の電極であり、図
5のA−A’断面及び図6(a)に対応する。
【0053】ここで、選択トランジスタSのゲート電極
とメモリトランジスタMのゲート電極との間隔について
述べると、これらゲート電極のパターニングは、図14
に示すように一つのフォトレジスト168により同時に
行われていることから、両者の間隔は微細加工の精度限
界まで狭められている。例えば、加工精度限界が0.3
μmであるとすれば、両者の間隔も0.3μmまで狭く
することができる。
【0054】メモリセルを形成した後は、ロジック領域
のトランジスタの形成工程へと移る。まず、フォトレジ
ストを全面に塗布し、周知のフォトリソグラフィー法に
より図17に示す所定のフォトレジストパターン170
を形成する。図17に示すように、このフォトレジスト
170は、ロジック領域のうちゲート電極となるべき部
分、及びメモリセル領域のうち、選択ゲート電極の裏打
ち部138となるべき部分を除く部分の全面を覆ってい
る。
【0055】次に、このフォトレジスト170をマスク
としてタングステンシリサイド(WSi)層136及び
第2のポリシリコン層166に対してプラズマエッチン
グを行い、フォトレジスト170に覆われていない箇所
におけるこれら膜を除去し、ポリ−ポリ間絶縁膜132
及びゲート酸化膜150を露出させる。さらに、露出し
たゲート酸化膜150を介してロジック領域におけるP
ウェル162へLDDイオン注入を行い、LDD拡散層
176を形成する。かかるパターニング及びイオン注入
が完了すると、フォトレジスト170を除去する。これ
により、図18に示す構造となり、ロジック領域におけ
るロジックトランジスタTのゲート電極が形成される。
すなわち、このパターニングにより、第2のゲート電極
126及びタングステンシリサイド(WSi)層136
が、ロジックトランジスタTのゲート電極のうちゲート
電極172及びタングステンシリサイド(WSi)層1
74となる。
【0056】次に、図19に示すように、周知の方法を
用いて選択トランジスタS、メモリトランジスタM、及
びロジックトランジスタTの各ゲート電極にサイドウォ
ール134、180を形成する。尚、この工程により、
露出していたポリ−ポリ間絶縁膜132、トンネル酸化
膜120、及びゲート酸化膜150はいずれも除去され
る。
【0057】次に、図20に示すように、メモリセル領
域の全面を覆うフォトレジスト182を形成し、これを
マスクとしてロジック領域にイオン注入を行い、ロジッ
クトランジスタTの拡散層178を形成する。その後、
フォトレジスト182を除去する。
【0058】フォトレジスト182を除去した後、チタ
ンスパッタを行う。これにより、図21に示すように、
選択トランジスタS及びメモリトランジスタMの拡散層
表面にはチタンシリサイド(TiSi)層114、11
6及び118が形成され、裏打ち部138において露出
していた選択ゲート電極124の表面にはチタンシリサ
イド(TiSi)層198が形成され、ロジックトラン
ジスタTの拡散層178表面にはチタンシリサイド(T
iSi)層184が形成される。
【0059】そして、図22に示すように、層間絶縁膜
186を全面に形成し、これにコンタクトホール15
4、140及び188を設けて、それぞれ選択ゲート電
極124と裏打ちアルミ配線158、メモリトランジス
タMのドレイン領域108とアルミニウム配線層14
2、ロジックトランジスタTの拡散層178とアルミニ
ウム配線層190とを接続する。尚、図22には、メモ
リトランジスタMのコントロールゲート電極130に接
続される裏打ちアルミ配線160は示されていないが、
これらアルミニウム配線層158、142及び190と
同時に形成されることは言うまでもない。また、その
後、裏打ちアルミ配線160同士を相互に接続するさら
なる上層配線層が形成されるが、これについては図5及
び図6と同様に図示しない。
【0060】以上説明したように、本実施の形態による
不揮発性半導体記憶装置では、メモリトランジスタMの
ゲート電極と選択トランジスタSのゲート電極とを実質
的に同一構造とし、1回のフォトリソグラフィー工程に
よりこれらゲート電極のパターニングを行っているの
で、両トランジスタのゲート電極間隔は加工精度限界ま
で狭くすることができ、高集積化に大きく寄与する。例
えば、メモリトランジスタMのゲート長を0.4μm、
メモリトランジスタMのソース領域110の幅を0.8
μm、コンタクトホール140の半径を0.2μm、ゲ
ート−ソース間のマージンを0.1μm、ゲート−コン
タクト間のマージンを0.3μmとすれば、メモリセル
のセル長8(ソース領域112の中央からコンタクトホ
ール140の中央までの長さ)は2.1μmとなり、特
開平7−297304号公報に記載された不揮発性半導
体記憶装置のメモリセル長である2.9μmと比べて大
幅に短縮され、セル面積も約72%程度まで縮小され
る。
【0061】さらに、このような不揮発性半導体記憶装
置をマイクロコンピュータ等のロジック回路と同一半導
体基板に集積することを考慮しても、上記説明から分か
るとおり、プロセス上の相性は非常によい。すなわち、
メモリトランジスタMの上層ゲート電極(コントロール
ゲート電極130)及び選択トランジスタSの上層ゲー
ト電極(第2のゲート電極126)はロジックトランジ
スタTのゲート電極と同一導電膜により形成することが
でき、且つロジックトランジスタTのゲート電極パター
ニング工程において、選択ゲート電極124の裏打ち部
形成のためのパターニングを同時に行うことができる
等、両者には共通のプロセスが多い。この点は、スプリ
ットゲート型のメモリセルによっては得られない、本発
明の大きな特徴である。
【0062】尚、選択トランジスタSの上層ゲート電極
である第2のゲート電極126は使用されない。したが
って、電気的にフローティング状態としておいてもよい
が、ノイズ等の影響を考慮すれば、所定の電位をバイア
スしておくのが好ましい。この場合は、コントロールゲ
ート電極130の裏打ちと同様の手法により、上層のア
ルミニウム配線と接続し、当該アルミニウム配線に所定
の電位を供給すればよい。また、この第2のゲート電極
126には、選択ゲート電極124に印加される電位と
同一の電位を供給するのも好ましい。この場合は、第2
のゲート電極126を上層のアルミニウム配線へ引き出
し、選択ゲート電極124の裏打ちアルミ配線158に
接続すればよい。
【0063】次に、本発明の他の実施の形態による不揮
発性半導体記憶装置について、図23乃至図25を参照
して説明する。本実施の形態による不揮発性半導体記憶
装置は、前述の実施の形態に対し、選択ゲート電極12
4を低抵抗化する工程を追加したものである。すなわ
ち、選択ゲート電極124を低抵抗化するには、選択ゲ
ート電極124を構成する第1のポリシリコン層164
の不純物濃度を高めればよいが、第1のポリシリコン層
164はメモリトランジスタMの浮遊ゲート電極128
としても使用されるので、トンネル酸化膜120への影
響を考慮すれば第1のポリシリコン層164の不純物濃
度をあまり高めることはできない。
【0064】本実施の形態による不揮発性半導体記憶装
置は、かかる問題をも解決するものであり、前述の実施
の形態による不揮発性半導体記憶装置の製造方法のう
ち、図20に示す工程と図21に示す工程との間に付加
工程を挿入するものである。
【0065】まず、サイドウォール134、180を形
成した後、図23に示すように、全面にフォトレジスト
192を塗布し、周知のフォトリソグラフィー技術を用
いて選択トランジスタSのゲート電極に対応する部分に
のみ開口194を設ける。この工程をロジック領域にお
ける他のパターニング工程と同時に行えば、工程数を増
加させることはない。
【0066】次に、図24に示すように、かかるフォト
レジスト192をマスクとしてタングステンシリサイド
(WSi)層136、第2のゲート電極126、及びポ
リ−ポリ間絶縁膜132をプラズマエッチング法により
エッチング除去する。これにより、図24に示すよう
に、選択ゲート電極124が露出するので、続いて行わ
れるシリサイド形成工程において選択ゲート電極124
上にもチタンシリサイド(TiSi)層196が形成さ
れることになる。
【0067】本実施の形態によれば、選択ゲート電極1
24上にチタンシリサイド(TiSi)層196が形成
されるので選択ゲート電極124のワード線シート抵抗
は数Ωにまで低減する事ができ、メモリセルの読み出し
動作を高速化することができる。
【0068】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明による不揮
発性半導体記憶装置及びその製造方法によれば、メモリ
トランジスタMのゲート電極と選択トランジスタSのゲ
ート電極とを実質的に同一構造とし、1回のフォトリソ
グラフィー工程によりこれらゲート電極のパターニング
を行っているので、両トランジスタのゲート電極間隔は
加工精度限界まで狭くすることができる。
【0069】さらに、本発明による不揮発性半導体記憶
装置を内蔵したマイクロコンピュータ及びその製造方法
によれば、メモリセル領域の製造プロセスとロジック領
域の製造プロセスとの相性が非常によく、製造工程の大
幅な増加をもたらさないことから、製造コストを低く抑
えることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態による不揮発性半導体記
憶装置のメモリセル100の構造を示す平面図である。
【図2】 図1におけるA−A’断面、B−B’断面、
及びC−C’断面を示す断面図である。
【図3】 本発明の実施の形態による不揮発性半導体記
憶装置の概略回路図である。
【図4】 本発明の実施の形態による不揮発性半導体記
憶装置のメモリセル100へ書込、消去及び読出を行う
場合に各電極に印加すべき電圧を示す図である。
【図5】 本発明の実施の形態による不揮発性半導体記
憶装置の裏打ち部138を示す平面図である。
【図6】 図5におけるA−A’断面、及びB−B’断
面を示す断面図である。
【図7】 本発明の実施の形態による不揮発性半導体記
憶装置の製造方法を示す工程図の一部である。
【図8】 本発明の実施の形態による不揮発性半導体記
憶装置の製造方法を示す工程図の一部である。
【図9】 図8におけるA−A’断面、B−B’断面、
及びC−C’断面を示す断面図である。
【図10】 本発明の実施の形態による不揮発性半導体
記憶装置の製造方法を示す工程図の一部である。
【図11】 本発明の実施の形態による不揮発性半導体
記憶装置の製造方法を示す工程図の一部である。
【図12】 本発明の実施の形態による不揮発性半導体
記憶装置の製造方法を示す工程図の一部である。
【図13】 本発明の実施の形態による不揮発性半導体
記憶装置の製造方法を示す工程図の一部である。
【図14】 本発明の実施の形態による不揮発性半導体
記憶装置の製造方法を示す工程図の一部である。
【図15】 本発明の実施の形態による不揮発性半導体
記憶装置の製造方法を示す工程図の一部である。
【図16】 図15におけるA−A’断面、B−B’断
面、及びC−C’断面を示す断面図である。
【図17】 本発明の実施の形態による不揮発性半導体
記憶装置の製造方法を示す工程図の一部である。
【図18】 本発明の実施の形態による不揮発性半導体
記憶装置の製造方法を示す工程図の一部である。
【図19】 本発明の実施の形態による不揮発性半導体
記憶装置の製造方法を示す工程図の一部である。
【図20】 本発明の実施の形態による不揮発性半導体
記憶装置の製造方法を示す工程図の一部である。
【図21】 本発明の実施の形態による不揮発性半導体
記憶装置の製造方法を示す工程図の一部である。
【図22】 本発明の実施の形態による不揮発性半導体
記憶装置の製造方法を示す工程図の一部である。
【図23】 本発明の他の実施の形態による不揮発性半
導体記憶装置の製造方法を示す工程図の一部である。
【図24】 本発明の他の実施の形態による不揮発性半
導体記憶装置の製造方法を示す工程図の一部である。
【図25】 本発明の他の実施の形態による不揮発性半
導体記憶装置の製造方法を示す工程図の一部である。
【図26】 従来の不揮発性半導体記憶装置の製造方法
を示す工程図の一部である。
【図27】 従来の不揮発性半導体記憶装置の製造方法
を示す工程図の一部である。
【図28】 従来の不揮発性半導体記憶装置の製造方法
を示す工程図の一部である。
【図29】 従来の不揮発性半導体記憶装置の製造方法
を示す工程図の一部である。
【図30】 従来の不揮発性半導体記憶装置の構造を示
す平面図である。
【符号の説明】
100 メモリセル 102 半導体基板 104 Nウェル 106,162 Pウェル 108 ドレイン領域 110,112 ソース領域 114,116,118,184,196,198 チ
タンシリサイド(TiSi)層 120 トンネル酸化膜 124 選択ゲート電極 126 第2のゲート電極 128 浮遊ゲート電極 130 コントロールゲート電極 132 ポリ−ポリ間絶縁膜 134,180 サイドウォール 136,174 タングステンシリサイド(WSi)層 138 裏打ち部 140,154,156 コンタクトホール 142,190 アルミニウム配線層 144 分離パターン 146 フィールド酸化膜 148,186 層間絶縁膜 150 ゲート酸化膜 152,168,170,182,192 フォトレジ
スト 158,160 裏打ちアルミ配線 164 第1のポリシリコン層 166 第2のポリシリコン層 172 ゲート電極 178 拡散層

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板に形成された第1、第2及び
    第3の不純物拡散領域と、前記第1及び第2の不純物拡
    散領域間の前記半導体基板上に形成された第1のゲート
    絶縁膜と、前記第2及び第3の不純物拡散領域間の前記
    半導体基板上に形成された第2のゲート絶縁膜と、前記
    第1のゲート絶縁膜上に形成された浮遊ゲート電極と、
    前記第2のゲート絶縁膜上に形成された選択ゲート電極
    と、前記浮遊ゲート電極上に形成された第3のゲート絶
    縁膜と、前記選択ゲート電極上に形成された第4のゲー
    ト絶縁膜と、前記第3のゲート絶縁膜上に形成されたコ
    ントロールゲート電極と、前記第4のゲート絶縁膜上に
    形成された付加ゲート電極とを備える不揮発性半導体記
    憶装置。
  2. 【請求項2】 前記第1及び第2の不純物拡散領域と、
    前記第1及び第3のゲート絶縁膜と、前記浮遊ゲート電
    極と、前記コントロールゲート電極とはメモリトランジ
    スタを構成し、前記第2及び第3の不純物拡散領域と、
    前記第2及び第4のゲート絶縁膜と、前記選択ゲート電
    極と、前記付加ゲート電極とは選択トランジスタを構成
    し、前記メモリトランジスタと選択トランジスタとは実
    質的に同一構造であることを特徴とする請求項1記載の
    不揮発性半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 前記付加ゲート電極は、電気的にフロー
    ティング状態であることを特徴とする請求項1又は2記
    載の不揮発性半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 前記付加ゲート電極には、所定の一定電
    位が供給されていることを特徴とする請求項1又は2記
    載の不揮発性半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】 前記付加ゲート電極は、前記選択ゲート
    電極と電気的に接続されていることを特徴とする請求項
    1又は2記載の不揮発性半導体記憶装置。
  6. 【請求項6】 請求項1又は2記載の不揮発性半導体記
    憶装置を内蔵したマイクロコンピュータ。
  7. 【請求項7】 浮遊ゲート電極が一方向へ断続的に延在
    する浮遊ゲート電極パターンと、前記浮遊ゲート電極パ
    ターン上に形成された第1のポリ−ポリ間絶縁膜が前記
    一方向へ連続的に延在する第1のポリ−ポリ間絶縁膜パ
    ターンと、前記第1のポリ−ポリ間絶縁膜パターン上に
    形成されたコントロールゲート電極が前記一方向へ連続
    的に延在するコントロールゲート電極パターンと、前記
    浮遊ゲート電極パターンに隣接して形成された選択ゲー
    ト電極が前記一方向へ連続的に延在する選択ゲート電極
    パターンと、前記選択ゲート電極パターン上に形成され
    た第2のポリ−ポリ間絶縁膜が前記一方向へ連続的に延
    在する第2のポリ−ポリ間絶縁膜パターンと、前記第2
    のポリ−ポリ間絶縁膜パターン上に形成された付加ゲー
    ト電極パターンが前記一方向へ連続的に延在する付加ゲ
    ート電極パターンとを備え、前記各浮遊ゲート電極及び
    その上に存在する前記コントロールゲート電極によって
    メモリトランジスタのゲートを構成し、前記各浮遊ゲー
    ト電極に隣接する部分の選択ゲート電極及びその上に存
    在する前記付加ゲート電極によって選択トランジスタの
    ゲートを構成していることを特徴とする不揮発性半導体
    記憶装置。
  8. 【請求項8】 半導体基板上にトンネル酸化膜を形成す
    る工程と、前記トンネル酸化膜上に第1のポリシリコン
    層を形成する工程と、前記第1のポリシリコン層上にポ
    リ−ポリ間絶縁膜を形成する工程と、前記ポリ−ポリ間
    絶縁膜上に第2のポリシリコン層を形成する工程と、前
    記第2のポリシリコン層上に第1及び第2のフォトレジ
    ストを形成する工程と、前記第1及び第2のフォトレジ
    ストをマスクとして前記第2のポリシリコン層、前記ポ
    リ−ポリ間絶縁膜及び前記第1のポリシリコン層をパタ
    ーニングし、これらの第1及び第2の積層体を形成する
    工程と、前記第1及び第2の積層体をマスクとして前記
    半導体基板にイオン注入を行う工程とを備え、前記第1
    の積層体をメモリトランジスタのゲート電極とし、前記
    第2の積層体を選択トランジスタのゲート電極とするこ
    とを特徴とする不揮発性半導体記憶装置の製造方法。
  9. 【請求項9】 半導体基板上に選択的にフィールド酸化
    膜を形成する工程と、前記フィールド酸化膜が形成され
    ていない前記半導体基板上にトンネル酸化膜を形成する
    工程と、前記フィールド酸化膜及び前記トンネル酸化膜
    上に第1のポリシリコン層を形成する工程と、前記第1
    のポリシリコン層上にポリ−ポリ間絶縁膜を形成する工
    程と、前記ポリ−ポリ間絶縁膜上に第2のポリシリコン
    層を形成する工程と、前記第2のポリシリコン層上に第
    1及び第2のフォトレジストを形成する工程と、前記第
    1及び第2のフォトレジストをマスクとして前記第2の
    ポリシリコン層、前記ポリ−ポリ間絶縁膜及び前記第1
    のポリシリコン層をパターニングし、前記フィールド酸
    化膜上及び前記トンネル酸化膜上に亘って延在する第1
    及び第2の積層体を形成する工程と、前記第2の積層体
    のうち前記フィールド酸化膜上に存在する部分の少なく
    とも一部において前記第2のポリシリコン層及び前記ポ
    リ−ポリ間絶縁膜を除去し前記第1のポリシリコン層を
    露出させる工程と、層間絶縁膜を形成する工程と、前記
    第1の積層体うち前記フィールド酸化膜上に存在する部
    分における前記第2のポリシリコン層の少なくとも一部
    を露出させる第1のコンタクトホールを前記層間絶縁膜
    に形成する工程と、前記第2の積層体のうち前記フィー
    ルド酸化膜上に存在する前記部分において露出された前
    記第1のポリシリコン層を露出させる第2のコンタクト
    ホールを前記層間絶縁膜に形成する工程と、前記第1の
    コンタクトホールを介して前記第1の積層体の前記第2
    のポリシリコン層と電気的に接続される第1の金属配線
    を形成する工程と、前記第2のコンタクトホールを介し
    て前記第2の積層体の前記第1のポリシリコン層と電気
    的に接続される第2の金属配線を形成する工程とを備え
    る不揮発性半導体記憶装置の製造方法。
  10. 【請求項10】 メモリセル領域における半導体基板上
    にトンネル酸化膜、第1のポリシリコン層及びポリ−ポ
    リ間絶縁膜を形成する工程と、マイクロコンピュータが
    形成されるべきロジック領域における半導体基板上にゲ
    ート酸化膜を形成する工程と、前記ポリ−ポリ間絶縁膜
    上及び前記ゲート酸化膜上に第2のポリシリコン層を形
    成する工程と、前記メモリセル領域における前記第2の
    ポリシリコン層の一部をそれぞれ覆う第1及び第2のフ
    ォトレジスト並びに前記ロジック領域における前記第2
    のポリシリコン層の全面を覆う第3のフォトレジストを
    形成する工程と、前記第1、第2及び第3のフォトレジ
    ストをマスクとして前記第2のポリシリコン層、前記ポ
    リ−ポリ間絶縁膜及び前記第1のポリシリコン層をパタ
    ーニングし、前記メモリセル領域において第1及び第2
    の積層体を形成する工程と、前記第1及び第2の積層体
    をマスクとして前記半導体基板にイオン注入を行い前記
    メモリセル領域における前記半導体基板に不純物拡散領
    域を形成する工程と、前記ロジック領域における前記第
    2のポリシリコン層をパターニングし、ゲート電極を形
    成する工程と、前記ゲート電極をマスクとして前記半導
    体基板にイオン注入を行い前記ロジック領域における前
    記半導体基板に不純物拡散領域を形成する工程とを備え
    る不揮発性半導体記憶装置を内蔵したマイクロコンピュ
    ータの製造方法。
  11. 【請求項11】 前記ゲート電極を形成する工程では、
    前記第2の積層体の少なくとも一部における前記第2の
    ポリシリコン層も同時に除去されることを特徴とする請
    求項10記載の不揮発性半導体記憶装置を内蔵したマイ
    クロコンピュータの製造方法。
  12. 【請求項12】 前記付加ゲート電極及び前記第4のゲ
    ート絶縁膜には前記選択ゲート電極の少なくとも一部を
    露出させる開口部が設けられており、前記開口部により
    露出された前記選択ゲート電極の前記少なくとも一部は
    シリサイド化されていることを特徴とする請求項1記載
    の不揮発性半導体記憶装置。
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