JP2000066596A - 複合ラベル - Google Patents

複合ラベル

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JP2000066596A
JP2000066596A JP10249213A JP24921398A JP2000066596A JP 2000066596 A JP2000066596 A JP 2000066596A JP 10249213 A JP10249213 A JP 10249213A JP 24921398 A JP24921398 A JP 24921398A JP 2000066596 A JP2000066596 A JP 2000066596A
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JP
Japan
Prior art keywords
label
sensitive adhesive
corner
corner part
composite
Prior art date
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Pending
Application number
JP10249213A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshitaka Tsuboya
美田加 坪谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sato Corp
Original Assignee
Sato Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sato Corp filed Critical Sato Corp
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Publication of JP2000066596A publication Critical patent/JP2000066596A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 積層した複合ラベルの最上層の第一ラベ
ルを容易に剥離することができるようにした複合ラベル
を提供する。 【解決手段】 最上層の第一ラベル2の少なくとも一つ
のコーナー部20にミシン目部9を設けるとともに、第
二ラベル4のコーナー部20の感圧性粘着剤5を塗布し
た面に非粘着領域18を形成したことを特徴とした複合
ラベルである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デパート、運送業
者等の宅配荷物に貼付して使用する複合荷札ラベルの原
紙となる複合ラベルに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の複数枚の積層ラベルから
成る複合荷札ラベルは図4に示すように、段ボール箱3
0の表面に粘着して使用に供するが、その最上層の粘着
樹脂層を有する第一ラベル2は、この下層の第二ラベル
4から剥離されて、届け先より受領印欄12に受領印を
受けて受領書替わりとする。第一ラベル2には、お届け
先10,発送元(依頼人)11,受領印欄12,伝票番
号13などが印字されている。ここで、この最上部の第
一ラベル2の剥離にあたって、通常ではこの第一ラベル
2の隅部に切込部8を形成し、この部分より剥離してい
るが、その剥離性が悪い欠陥を有する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、この最上層
の第一ラベルの剥離性を良好とすることを目的とし、こ
の最上層のラベルの剥離性を確実とするのには、事前
に、第一ラベルのコーナー部にミシン目を設け、このコ
ーナー部の下層である第二ラベルの感圧性粘着剤に非粘
着部を設けることにより、製品化したラベル片となした
時に、その一部剥離したコーナーより容易に第一ラベル
を剥離可能であることが判明した。尚、最上層の第一ラ
ベルの裏面に施された粘着剤は一度剥離すると、その粘
着力を失う粘着樹脂層から成るものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の複合ラベルは、
第一ラベルを剥離する時に剥離し易いように構成したも
ので、上層より順次、剥離可能で剥離されると、その接
着力を失う粘着樹脂層を備えた第一ラベルと、感圧粘着
剤を塗布した第二ラベルと、離型剤を施した帯状台紙と
を積層して成る複合ラベルにおいて、前記第一ラベルの
少なくとも一つのコーナー部にミシン目部を設けるとと
もに、第二ラベルの前記コーナー部の感圧粘着剤を塗布
した面には非粘着領域を形成したことを特徴とする複合
ラベルである。
【0005】上記複合ラベルにおいて、前記非粘着領域
は、離型剤を施してあることを特徴とする複合ラベルで
あってもよい。
【0006】上記構成によれば、最上層の第一ラベルの
ミシン目を形成したコーナー部を擦れば、その下層の第
二ラベルとが持ち上がり、ミシン目の間口の広がりの作
用により、ミシン目から第一ラベルに施した粘着樹脂層
が解かれて粘着力が失われ、容易にコーナー部の第二ラ
ベルから第一ラベルが剥離することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】図1乃至図3に基づいて本発明の
実施の形態を説明する。図1は複合ラベル連続体の一部
の斜視図であり、図2は図1のII−II断面図であ
る。複合ラベル連続体1は、帯状台紙7上に第二ラベル
原紙4aと第一ラベル原紙2aとが順次積層されてい
る。
【0008】帯状台紙7は上質紙からなり、その表面に
剥離性を良好とするためのシリコン等の離型剤6が施さ
れている。第二ラベル原紙4aは、紙またはポリエステ
ルフィルム等からなり、その一方面に感圧性粘着剤層5
が施され、他方面は非粘着性の面を有して第二ラベル4
を構成している。第二ラベル4の感圧性粘着剤層5を施
された面が帯状台紙7の離型剤6を施された面とに合わ
されて仮着している。
【0009】第一ラベル原紙2aは、紙、合成紙、ポリ
エステルフィルム等からなり、その一方面に粘着樹脂層
3が施され、他方面は印刷及び印字が可能な印字面を有
して第一ラベル2を構成している。粘着樹脂層3は、樹
脂含有液体ワニス、例えばアクリル酸エステルワニス、
ポリアミドワニス等であり、一旦、粘着樹脂層3の粘着
部分が解かれると、その粘着力が失うようになってい
る。また、第一ラベル2の中央付近の幅方向に非切溝部
17と切溝部16とが形成し、必要によって切り取り可
能になっている。好ましくは、非切溝部17は第一ラベ
ル2の幅方向の両側部に有している。第一ラベル2の粘
着樹脂層3を施された面に、第二ラベル4の非粘着性の
面とが合わされて仮着してある。そして、第一ラベル2
と第二ラベル4とが積層した複合ラベルが帯状台紙7に
所定の間隔で複数仮着したのが複合ラベル連続体1であ
る。
【0010】第一ラベル2と第二ラベル4とは略同一の
長方形の形状を有し、第一ラベル2には、送り状14と
受領書15に切取可能に前述した切溝部16と非切溝部
17とを形成して二分割するように構成してある。さら
に、受領書15の少なくとも一のコーナー部20に円弧
状に切欠部9aのミシン目部9が形成されている。ま
た、ミシン目部9が形成されたコーナー部20に、ミシ
ン目部9が形成された部分より、ラベルのコーナー部2
0にかけて剥離性の離型剤を塗布した離型剤領域18が
第二ラベル4の感圧接着剤層5の表面に塗布されてい
る。
【0011】上述のように、複合ラベル連続体1は、上
層より順次、第一ラベル2と第二ラベル4と帯状台紙7
とが積層され、第一ラベル2と第二ラベル4とが帯状台
紙7上を所定の間隔をもって仮着している。かくして、
本発明の複合ラベル連続体1を荷札ラベルとして供する
場合は、印刷機(図示省略)にて、第一ラベル2の表面
に、所定事項が印刷される。この所定事項とは、送り状
欄14には、図示しないが発送元(依頼人)の住所及び
氏名、伝票番号などが、また受領書欄15には受取人の
住所及び氏名(図示せず)、受領印欄12、などであ
る。そして、使用に供するには、第一ラベル2および第
二ラベル4との二層構成の状態で帯状台7紙から剥離し
て、図3に示すような段ボール箱30にその第二ラベル
4の感圧性粘着剤5にて粘着する。
【0012】次に、この段ボール30の配送の届け先に
て、その受領欄12に、受領印またはサインを得て、第
一ラベル2を受領書とし、コーナー部20を捲り上げる
ことにより、ミシン目部9の切欠部9aの広口にともな
い、粘着樹脂層3が解かれて粘着力が失われ第一ラベル
が2が第二ラベルより容易に捲り剥離される。そして、
第一ラベル2の非切溝部17から引き裂かれ切溝部16
に沿って第一ラベル2が略半分を剥離させることができ
る。
【0013】第一ラベル2の略半分を第二ラベル4から
剥離することにより、第二ラベル4から剥離される第一
ラベル2の裏面に施された樹脂層、詳しくは粘着樹脂層
3は、直ちに乾燥してその接着力を失い非接着性となる
ので、特に剥離後、その粘着力を不要とするラベル用紙
に有効である。
【0014】本発明は第二ラベルの感圧接着剤層の表面
に離型剤を塗布した例を示したが、これに限定されるも
のでなく、その部分に感圧性粘着剤を塗布しないように
した非粘着部としてもよい。本発明の第一ラベルは二分
割に分離する例を示したが、第一ラベル全体を剥離する
ようにしてもよいもよく、また、発明の実施の形態では
第一ラベルのひとつのコーナー部にミシン目部を形成し
た例を示したが、ミシン目部を形成したコーナー部を二
つ以上或いは全てのコーナー部に設けてもよい。
【0015】
【発明の効果】本発明の複合ラベル連続体は叙述の如
く、第一ラベルのコーナー部に形成したミシン目と、第
二ラベルの離型剤層と、を重ね合わさり仮着された荷札
ラベルを、そのコーナー部から捲り上げることにより、
ミシン目の切欠部間口の広がりの作用により、粘着樹脂
層が解かれて粘着力が失われ、剥離抵抗を小さくすると
ともに、確実に第二ラベルから第一ラベルを剥離するこ
とができる優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の複合ラベル連続体の一部の斜視図であ
る。
【図2】図1のII−II断面図である。
【図3】本発明の複合ラベルを段ボールに粘着し、荷札
ラベルの使用状態を示した斜視図である。
【図4】従来の複合ラベル連続体を段ボールに粘着し、
荷札ラベルの使用状態を示した斜視図である。
【符号の説明】
1 複合ラベル連続体 2 第一ラベル 2a 第一ラベル原紙 3 粘着樹脂層 4 第二ラベル 4a 第二ラベル原紙 5 感圧性粘着剤 9 ミシン目部 9a 切欠部 16 切溝部 18 離型剤領域 20 コーナー部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上層より順次、剥離可能で剥離される
    と、その接着力を失う粘着樹脂層を備えた第一ラベル
    と、感圧性粘着剤を塗布した第二ラベルと、離型剤を施
    した帯状台紙とを積層して成る複合ラベルにおいて、 前記第一ラベルの少なくとも一つのコーナー部にミシン
    目部を設けるとともに、第二ラベルの前記コーナー部の
    感圧性粘着剤を塗布した面には非粘着領域を形成したこ
    とを特徴とする複合ラベル。
  2. 【請求項2】 前記非粘着領域は、離型剤を施してある
    ことを特徴とする請求項1記載の複合ラベル。
JP10249213A 1998-08-19 1998-08-19 複合ラベル Pending JP2000066596A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002318541A (ja) * 2001-04-20 2002-10-31 Toppan Forms Co Ltd 葉書付き貼着媒体
JP2006171374A (ja) * 2004-12-16 2006-06-29 Sato Corp 販売促進用シールおよびその使用方法
JP2010039165A (ja) * 2008-08-05 2010-02-18 Lintec Corp 擬似接着ラベル
US8066442B2 (en) * 2006-03-30 2011-11-29 Premark Feg L.L.C. Label supply, label handling method and label printing apparatus

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