JP2000064731A - ガラスパネル保持部材 - Google Patents

ガラスパネル保持部材

Info

Publication number
JP2000064731A
JP2000064731A JP10234192A JP23419298A JP2000064731A JP 2000064731 A JP2000064731 A JP 2000064731A JP 10234192 A JP10234192 A JP 10234192A JP 23419298 A JP23419298 A JP 23419298A JP 2000064731 A JP2000064731 A JP 2000064731A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame member
glass panel
panel
depth direction
groove
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10234192A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaki Mamiya
昌樹 間宮
Hidemi Nakai
日出海 中井
Shigeki Nagasaka
繁喜 長坂
Toshiaki Kitazoe
敏昭 北添
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Sheet Glass Co Ltd
Original Assignee
Nippon Sheet Glass Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Sheet Glass Co Ltd filed Critical Nippon Sheet Glass Co Ltd
Priority to JP10234192A priority Critical patent/JP2000064731A/ja
Priority to CN99117994A priority patent/CN1254656A/zh
Priority to KR1019990034526A priority patent/KR20000017410A/ko
Publication of JP2000064731A publication Critical patent/JP2000064731A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B27/00Tempering or quenching glass products
    • C03B27/04Tempering or quenching glass products using gas
    • C03B27/06Tempering or quenching glass products using gas for glass products other than flat or bent glass plates, e.g. hollow glassware, lenses
    • C03B27/067Controlling or regulating
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A30/00Adapting or protecting infrastructure or their operation
    • Y02A30/24Structural elements or technologies for improving thermal insulation
    • Y02A30/249Glazing, e.g. vacuum glazing
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B80/00Architectural or constructional elements improving the thermal performance of buildings
    • Y02B80/22Glazing, e.g. vaccum glazing
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P40/00Technologies relating to the processing of minerals
    • Y02P40/50Glass production, e.g. reusing waste heat during processing or shaping
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P40/00Technologies relating to the processing of minerals
    • Y02P40/50Glass production, e.g. reusing waste heat during processing or shaping
    • Y02P40/57Improving the yield, e-g- reduction of reject rates

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ガラスパネルの外形や枠部材の枠組みの加工
に高い精度を要することなく、保持部材をパネル周縁部
と枠部材との双方に対して位置決めされる状態に上手く
装着できるようにする。 【解決手段】 ガラスパネルAの周縁部A1,A2を一
連に内嵌自在な凹溝部5を備えた部材本体Eをガラスパ
ネル用枠部材C1に内嵌自在に形成し、凹溝部に内嵌し
た周縁部に対して厚み方向の両側から一連に密着する密
着片6と、凹溝部に内嵌した周縁部の部材本体に対する
溝深さ方向での相対位置を位置決めするパネル位置決め
部8と、枠部材に内嵌した部材本体のその枠部材に対す
る溝深さ方向での相対位置を位置決めする枠部材位置決
め部9とを部材本体に設け、パネル位置決め部と枠部材
位置決め部との溝深さ方向での相対位置を変更自在に設
ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガラスパネルの周
縁部を一連に内嵌自在な凹溝部を備えた部材本体をガラ
スパネル用枠部材に内嵌自在に形成し、前記凹溝部に内
嵌した前記周縁部に対して厚み方向の両側から一連に密
着する密着片と、前記凹溝部に内嵌した前記周縁部の前
記部材本体に対する溝深さ方向での相対位置を位置決め
するパネル位置決め部と、前記枠部材に内嵌した前記部
材本体のその枠部材に対する溝深さ方向での相対位置を
位置決めする枠部材位置決め部とを前記部材本体に設け
てあるガラスパネル保持部材に関する。
【0002】
【従来の技術】上記ガラスパネル保持部材は、サッシュ
等を構成しているガラスパネル用枠部材にガラスパネル
をがたつき無く取り付けることができるように、そのガ
ラスパネルの周縁部と枠部材との間に装着されるもので
ある。
【0003】図8は、複層ガラス(ガラスパネルの一
例)Aの周縁部(以下、パネル周縁部という)A1,A
4に従来のガラスパネル保持部材(以下、単に保持部材
という)Dを装着して、サッシュCを構成しているガラ
スパネル用枠部材(以下、単に枠部材という)C1に嵌
め込んである状態を示す。
【0004】この保持部材Dは、パネル周縁部A1,A
4を一連に内嵌自在な凹溝部5を備えた軟質塩化ビニル
樹脂等の軟質樹脂製の部材本体Eを枠部材C1に内嵌自
在に形成するとともに、凹溝部5に内嵌したパネル周縁
部A1,A4に対して厚み方向の両側から一連に密着す
る左右の密着片6と、各周縁部A1,A4を厚み方向の
両側から一連に密着して挟持する左右一対の挟持片7と
をその部材本体Eに形成して構成されている。
【0005】そして、凹溝部5に内嵌したパネル周縁部
A1,A4の部材本体Eに対する溝深さ方向での相対位
置を位置決めするパネル位置決め部としての、パネル周
縁部A1,A4の端面が接当する溝底面8と、枠部材C
1に内嵌した部材本体Eのその枠部材Eに対する溝深さ
方向での相対位置を位置決めする枠部材位置決め部とし
ての、枠部材C1の縁部C3が接当する張り出し片9と
を、その溝深さ方向での相対位置が動かないように設け
てある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このため、ガラスパネ
ルAの外形寸法とそのガラスパネルAを取り付けようと
する枠部材C1の枠組み寸法との間に狂いがあると、保
持部材Dをパネル周縁部A1,A4と枠部材C1との双
方に対して位置決めされる状態に上手く装着できない箇
所ができるので、ガラスパネルAの外形や枠部材C1の
枠組みを高い精度で加工しなければならない欠点があ
る。
【0007】つまり、ガラスパネルAの外形寸法がサッ
シュ寸法に対応して適正な場合は、図8(イ)に示すよ
うに、保持部材Dをパネル周縁部A1,A4と枠部材C
1との双方に対して位置決めされる状態に上手く装着す
ることができるが、ガラスパネルAの外形寸法が枠組み
寸法に比べて大きい場合は、図8(ロ)に示すように、
図中の下側に示すパネル周縁部A4と枠部材C1との間
には保持部材Dを上手く装着できるとしても、図中の上
側に示すパネル周縁部A1と枠部材C1との間では、保
持部材Dの張り出し片9が枠部材C1の縁部C3よりも
枠部材内側に入り込んでしまうことがあり、ガラスパネ
ルAの外形寸法が枠組み寸法に比べて小さい場合は、図
8(ハ)に示すように、図中の下側に示すパネル周縁部
A4と枠部材C1との間には保持部材Dを上手く装着で
きるとしても、図中の上側に示すパネル周縁部A1と枠
部材C1との間では、保持部材Dの張り出し片9と縁部
C3との間に隙間ができてしまうことがあるからであ
る。
【0008】本発明は上記実情に鑑みてなされたもので
あって、ガラスパネルの外形や枠部材の枠組みの加工に
高い精度を要することなく、保持部材をパネル周縁部と
枠部材との双方に対して位置決めされる状態に上手く装
着できるようにすることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明の特
徴構成は、ガラスパネルの周縁部を一連に内嵌自在な凹
溝部を備えた部材本体をガラスパネル用枠部材に内嵌自
在に形成し、前記凹溝部に内嵌した前記周縁部に対して
厚み方向の両側から一連に密着する密着片と、前記凹溝
部に内嵌した前記周縁部の前記部材本体に対する溝深さ
方向での相対位置を位置決めするパネル位置決め部と、
前記枠部材に内嵌した前記部材本体のその枠部材に対す
る溝深さ方向での相対位置を位置決めする枠部材位置決
め部とを前記部材本体に設けてあるガラスパネル保持部
材であって、前記パネル位置決め部と前記枠部材位置決
め部との溝深さ方向での相対位置を変更自在に設けてあ
る点にある。
【0010】つまり、図3は、矩形のガラスパネルAの
互いに対向する周縁部A1,A2のうち、図中上側の周
縁部A1に本発明によるガラスパネル保持部材Bを装着
し、図中下側の周縁部A4に従来のガラスパネル保持部
材Dを装着してある状態を示しており、ガラスパネルA
の外形寸法が枠組み寸法に比べて大きい場合は、図3
(イ)に示すように、パネル位置決め部8と枠部材位置
決め部9との溝深さ方向での相対位置をそれらが互いに
離間するように変更して、そのガラスパネルAに装着し
たガラスパネル保持部材Bの枠部材位置決め部9で枠部
材C1に対する相対位置を位置決めすることができる。
【0011】また、ガラスパネルAの外形寸法が枠組み
寸法に比べて小さい場合は、図3(ロ)に示すように、
パネル位置決め部8と枠部材位置決め部9との溝深さ方
向での相対位置をそれらが互いに近接するように変更し
て、そのガラスパネルAに装着したガラスパネル保持部
材Bの枠部材位置決め部9で枠部材C1に対する相対位
置を位置決めすることができる。
【0012】従って、ガラスパネルの外形や枠部材の枠
組みの加工に高い精度を要することなく、保持部材をパ
ネル周縁部と枠部材との双方に対して位置決めされる状
態に上手く装着できる。
【0013】請求項2記載の発明の特徴構成は、前記凹
溝部を形成する側壁部分を溝深さ方向に沿って伸縮自在
な波形に形成して、前記パネル位置決め部と前記枠部材
位置決め部との溝深さ方向での相対位置を変更自在に設
けてある点にある。
【0014】従って、材質上の制約を受けにくく、しか
も、相対位置の変更範囲を所望範囲に設定し易い状態
で、パネル位置決め部と枠部材位置決め部との溝深さ方
向での相対位置を変更自在に設けることができる。
【0015】特に、パネル位置決め部が枠部材位置決め
部よりもパネル外周側に設けられている場合は、伸縮自
在な波形に形成してある側壁部分をガラスパネル用枠部
材の内側に入り込ませることができるので、外観上、ガ
ラスパネルをガラスパネル用枠部材に体裁良く取り付け
ることができる。
【0016】請求項3記載の発明の特徴構成は、前記凹
溝部を形成する側壁部分のうちの、前記パネル位置決め
部と前記枠部材位置決め部との間の側壁部分を、残りの
側壁部分よりも伸縮し易い材料で形成して、前記パネル
位置決め部と前記枠部材位置決め部との溝深さ方向での
相対位置を変更自在に設けてある点にある。
【0017】従って、請求項2記載のように凹溝部を形
成する側壁部分を溝深さ方向に沿って伸縮自在な波形に
形成する場合に比べて、全体形状の小型化を図りなが
ら、パネル位置決め部と枠部材位置決め部との溝深さ方
向での相対位置を変更自在に設けることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。尚、図面において従来例と同一の
符号で表示した部分は、同一又は相当の部分を示してい
る。
【0019】〔第1実施形態〕図5は、図4に示すよう
にガラスパネルの一例としての矩形の複層ガラスAの上
側周縁部A1と左右方向の一方の一側周縁部A2とに本
発明による樹脂製のガラスパネル保持部材(以下、単に
保持部材という)Bを装着し、左右方向の他方の他側周
縁部A3と下側周縁部A4とに前述の従来の保持部材D
を装着して、アルミ合金製のサッシュCに嵌め込んであ
る状態を示す。
【0020】前記サッシュCは、図2に示すように、各
周縁部A1,A2,A3,A4に装着した保持部材B,
Dを内嵌自在な一連の嵌め込み溝C2を備えたチャンネ
ル状の四つのガラスパネル用枠部材(以下、単に枠部材
という)C1を、それらの嵌め込み溝C2どうしが互い
に対向するように矩形に組み付けて構成されている。
【0021】前記複層ガラスAは、図2に示すように、
板面を互いに対向させた一対の板ガラス1間にスぺーサ
2を介在させて、それら両板ガラス1間に空隙部Vを形
成し、スペーサ2を有機系(ブチルゴム系)の一次シー
ル材3にて各板ガラス1に接着するとともに、その空隙
部Vを両板ガラス1間の周縁に沿って設けた有機系(ポ
リサルファイド系)の二次シール材4で密閉して構成さ
れている。尚、一対の板ガラス1のうちの少なくとも一
方の板ガラスは、鋼製の網入りガラスで構成されてい
る。
【0022】前記本発明による保持部材Bは、図1に示
すように、上側周縁部A1と一側周縁部A2の各々を一
連に内嵌自在な凹溝部5を備えた部材本体Eを軟質塩化
ビニル樹脂等の軟質樹脂で長尺状に形成して構成され、
部材本体Eの外周面は枠部材C1に内嵌自在に形成して
ある。
【0023】前記部材本体Eには、凹溝部5に内嵌した
各周縁部A1,A2に対して厚み方向の両側から一連に
密着する左右一対の密着片6と、各周縁部A1,A2を
厚み方向の両側から一連に密着して挟持する左右一対の
挟持片7と、凹溝部5に内嵌した各周縁部A1,A2の
部材本体Eに対する溝深さ方向での相対位置を位置決め
するパネル位置決め部8と、枠部材C1に内嵌した部材
本体Eのその枠部材Eに対する溝深さ方向での相対位置
を位置決めする枠部材位置決め部9とが一体形成され、
凹溝部5の底部には水抜き孔11が形成されている。
【0024】前記左右の密着片6どうしの間隔、及び、
左右の挟持片7どうしの間隔は、複層ガラスAの厚みよ
りも狭い間隔になるように形成されている。
【0025】前記パネル位置決め部8は、各周縁部A
1,A2の端面に接当する凹溝部5の溝底面にて構成さ
れ、前記枠部材位置決め部9は、保持部材Bを枠部材C
1の嵌め込み溝C2に嵌め込むに伴って、その嵌め込み
溝C2の縁部C3が一連に接当して密着する張り出し片
を各密着片6の外側方に延設して構成されている。
【0026】前記凹溝部5の溝底面8と張り出し片9と
の間の部分を形成する側壁部分10を溝深さ方向に沿っ
て伸縮自在な波形に形成して、溝底面8と張り出し片9
との溝深さ方向での相対位置を変更自在に設けてある。
【0027】尚、保持部材Dは、従来と同様に構成され
ているので、その詳細な説明は省略する。
【0028】そして、図4に示すように、保持部材Bを
複層ガラスAの上側周縁部A1と一側周縁部A2の各々
の長さに対応させた寸法で、かつ、切断端部が約45度
の切り口角度になるように切断し、その切断した保持部
材Bの凹溝部5に各周縁部A1,A2を一連に内嵌する
とともに、左右の密着片6と左右の挟持片7とで各周縁
部A1,A2を挟み付けて、対応する周縁部A1,A2
に装着するようにしてある。
【0029】また、保持部材Dは、複層ガラスAの他側
周縁部A3と下側周縁部A4の各々の長さに対応させた
寸法で、かつ、切断端部が約45度の切り口角度になる
ように切断して、保持部材Bと同様に、対応する周縁部
A3,A4に装着するようにしてある。
【0030】前記保持部材B,Dは、いずれも、周縁部
A1,A2,A3,A4に装着した状態では、左右張り
出し片9の基部間の間隔がサッシュCの嵌め込み溝C2
の溝幅よりも広くなっており、周縁部A1,A2,A
3,A4に装着した状態の各保持部材B,Dを嵌め込み
溝C2に内嵌すると、張り出し片9が嵌め込み溝C2の
縁部C3に圧接されて、保持部材B,DとサッシュCと
が水密に密着するとともに、左右の密着片6及び左右の
挟持片7が周縁部A1,A2,A3,A4に圧接され
て、保持部材B,Dと周縁部A1,A2,A3,A4と
が水密に密着するようにしてある。
【0031】そして、複層ガラスAの外形寸法がサッシ
ュ寸法に対応して適正な場合は、図2(ロ)に示すよう
に、保持部材Bの側壁部分10を設定量だけ伸張させた
状態で枠部材C1に装着し、複層ガラスAの外形寸法が
サッシュ寸法に比べて大きい場合は、図3(イ)に示す
ように、保持部材Bの側壁部分10を設定量よりも大き
く伸張させて、溝底面8と張り出し片9との溝深さ方向
での相対位置をそれらが互いに大きく離間するように変
更し、また、複層ガラスAの外形寸法がサッシュ寸法に
比べて小さい場合は、図3(ロ)に示すように、保持部
材Bの側壁部分10を設定量よりも小さく伸張させて、
溝底面8と張り出し片9との溝深さ方向での相対位置を
それらが互いに近接するように変更して、複層ガラスA
の外形や枠部材C1の枠組みの加工に高い精度を要する
ことなく、保持部材Bをパネル周縁部A1,A2と枠部
材C1との双方に対して位置決めされる状態に上手く装
着できるようにしてある。
【0032】〔第2実施形態〕図6は、第1実施形態で
示した保持部材Bの本体部材Eに代えて、凹溝部5を形
成する側壁部分10のうちの、溝底面8と張り出し片9
との間の側壁部分12を、残りの側壁部分13よりも伸
縮し易い材料で形成して、溝底面8と張り出し片9との
溝深さ方向での相対位置を変更自在に設けてある本体部
材Eの実施形態を示す。
【0033】つまり、図6(イ)に示すように、溝底面
8を形成する底部分14と、凹溝部5を形成する左右の
側壁部分10のうちの、密着片6と挟持片7と張り出し
片9を形成している縁部側壁部分13と、底部分14と
縁部側壁部分13との間を形成している中間側壁部分1
2とを一体に接着して部材本体Eを構成してあり、縁部
側壁部分13を軟質塩化ビニル樹脂で形成し、底部分1
4を硬質塩化ビニル樹脂で形成し、中間側壁部分12
を、縁部側壁部分13や底部分14を形成している樹脂
よりも伸縮し易い合成ゴム等のエラストマーで形成して
ある。
【0034】そして、複層ガラスAの外形寸法がサッシ
ュ寸法に対応して適正な場合は、図6(ロ)に示すよう
に、中間側壁部12を設定量だけ伸張させた状態で枠部
材C1に装着し、複層ガラスAの外形寸法がサッシュ寸
法に比べて大きい場合は、図7(イ)に示すように、中
間側壁部分12を設定量よりも大きく伸張させて、溝底
面8と張り出し片9との溝深さ方向での相対位置をそれ
らが互いに大きく離間するように変更し、また、複層ガ
ラスAの外形寸法がサッシュ寸法に比べて小さい場合
は、図7(ロ)に示すように、中間側壁部分12を設定
量よりも小さく伸張させて、溝底面8と張り出し片9と
の溝深さ方向での相対位置をそれらが互いに近接するよ
うに変更して、複層ガラスAの外形や枠部材C1の枠組
みの加工に高い精度を要することなく、保持部材Bをパ
ネル周縁部Aと枠部材C1との双方に対して位置決めさ
れる状態に上手く装着できるようにしてある。その他の
構成は第1実施形態と同様である。
【0035】〔その他の実施形態〕 1.上記実施形態では、ガラスパネルとして複層ガラス
を示したが、単板の板ガラスや金属網入り板ガラス等で
あっても良い。 2.上記実施形態で示した複層ガラスは、空間部が真空
引きされている複層ガラスであっても良い。 3.上記実施形態では、パネル位置決め部として、凹溝
部5の溝底面8を示したが、凹溝部の溝深さ方向途中箇
所に、ガラスパネルの端面に接当して位置決めする接当
部を設けて構成しても良い。 4.上記実施形態では、枠部材位置決め部として、枠部
材C1の縁部C3が溝深さ方向から接当する接当部9を
示したが、枠部材C1の縁部C3が嵌まり込んで係止す
る係止溝を設けて構成しても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるガラスパネル保持部材の斜視図
【図2】要部断面図
【図3】要部断面図
【図4】装着方法の説明図
【図5】使用状態を示す斜視図
【図6】第2実施形態を示す要部断面図
【図7】要部断面図
【図8】従来例を示す要部断面図
【符号の説明】
5 凹溝部 6 密着片 8 パネル位置決め部 9 枠部材位置決め部 10 側壁部分 12 側壁部分 13 残りの側壁部分 A ガラスパネル A1,A2 周縁部 C1 ガラスパネル用枠部材 E 部材本体
フロントページの続き (72)発明者 長坂 繁喜 大阪府大阪市中央区道修町三丁目5番11号 日本板硝子株式会社内 (72)発明者 北添 敏昭 大阪府大阪市中央区道修町三丁目5番11号 日本板硝子株式会社内 Fターム(参考) 2E016 DA03 DB03 DB09 DC01 DD09 DE01

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガラスパネルの周縁部を一連に内嵌自在
    な凹溝部を備えた部材本体をガラスパネル用枠部材に内
    嵌自在に形成し、 前記凹溝部に内嵌した前記周縁部に対して厚み方向の両
    側から一連に密着する密着片と、前記凹溝部に内嵌した
    前記周縁部の前記部材本体に対する溝深さ方向での相対
    位置を位置決めするパネル位置決め部と、前記枠部材に
    内嵌した前記部材本体のその枠部材に対する溝深さ方向
    での相対位置を位置決めする枠部材位置決め部とを前記
    部材本体に設けてあるガラスパネル保持部材であって、 前記パネル位置決め部と前記枠部材位置決め部との溝深
    さ方向での相対位置を変更自在に設けてあるガラスパネ
    ル保持部材。
  2. 【請求項2】 前記凹溝部を形成する側壁部分を溝深さ
    方向に沿って伸縮自在な波形に形成して、前記パネル位
    置決め部と前記枠部材位置決め部との溝深さ方向での相
    対位置を変更自在に設けてある請求項1記載のガラスパ
    ネル保持部材。
  3. 【請求項3】 前記凹溝部を形成する側壁部分のうち
    の、前記パネル位置決め部と前記枠部材位置決め部との
    間の側壁部分を、残りの側壁部分よりも伸縮し易い材料
    で形成して、前記パネル位置決め部と前記枠部材位置決
    め部との溝深さ方向での相対位置を変更自在に設けてあ
    る請求項1記載のガラスパネル保持部材。
JP10234192A 1998-08-20 1998-08-20 ガラスパネル保持部材 Pending JP2000064731A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10234192A JP2000064731A (ja) 1998-08-20 1998-08-20 ガラスパネル保持部材
CN99117994A CN1254656A (zh) 1998-08-20 1999-08-20 玻璃镶板保持部件
KR1019990034526A KR20000017410A (ko) 1998-08-20 1999-08-20 유리 패널 지지 부재

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10234192A JP2000064731A (ja) 1998-08-20 1998-08-20 ガラスパネル保持部材

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000064731A true JP2000064731A (ja) 2000-02-29

Family

ID=16967134

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10234192A Pending JP2000064731A (ja) 1998-08-20 1998-08-20 ガラスパネル保持部材

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP2000064731A (ja)
KR (1) KR20000017410A (ja)
CN (1) CN1254656A (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105257170A (zh) * 2013-05-16 2016-01-20 一禾科技发展(上海)有限公司 一种双层玻璃门窗体的装饰框密封结构
CN105317326A (zh) * 2013-05-16 2016-02-10 一禾科技发展(上海)有限公司 成品平开门窗框的安装底盘调节紧固结构
CN104453577B (zh) * 2014-12-13 2017-01-04 安徽高德铝业有限公司 一种四面窗体手摇型材平开窗
CN106988647A (zh) * 2017-04-21 2017-07-28 安徽嘉伟新材料科技有限责任公司 一种隔音吸音平开窗型材
JP7063740B2 (ja) 2018-06-18 2022-05-09 日本板硝子株式会社 真空ガラスパネル

Also Published As

Publication number Publication date
CN1254656A (zh) 2000-05-31
KR20000017410A (ko) 2000-03-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2000064732A (ja) ガラスパネル保持部材
US4628648A (en) Framing structure
JP2000064731A (ja) ガラスパネル保持部材
JPH09228748A (ja) 複層ガラス障子、回転窓及びスライド窓
JP2002021436A (ja) 板ガラス保持部材
JPH11336437A (ja) ガラスパネルの保持構造
JP7292143B2 (ja) 窓及び窓の組立方法
JP4268324B2 (ja) 窓ガラスの支持装置およびその組立方法
JPH09268846A (ja) 板ガラス体保持部材及び板ガラス体
JPH09291766A (ja) グレ−ジングチャンネルを備えたパネルとその製造方法
JPH0581459B2 (ja)
JP2017214775A (ja) ガラスパネルにおけるシール装置
JPS634785Y2 (ja)
JP3478950B2 (ja) 複層ガラス
JP2017214774A (ja) ドア装置
JP2002004736A (ja) 板ガラス保持部材
JP2939111B2 (ja) 扉 体
JP2000203272A (ja) パ―テ―ションサッシュ上端部のシ―ル構造
JP2537257Y2 (ja) 開口枠
JP2001146881A (ja) 板ガラス保持部材
JPH11173019A (ja) 板 体
JPS6349497Y2 (ja)
JP2670028B2 (ja) 冷蔵庫の扉構造
JP2002061462A (ja) 間仕切り用のガラス窓
JPH08218741A (ja) 複層ガラス用アタッチメントおよびアタッチメント付き複層ガラス