JP2000062801A - 易開封性包装袋及びその開封方法 - Google Patents
易開封性包装袋及びその開封方法Info
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Landscapes
- Bag Frames (AREA)
- Packages (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、易開封性のカートン入りピロ
ー包装袋及びその開封方法を提供する。 【解決手段】 横一軸延伸フィルムを含む積層フィルム
からなり、内部にカートンをタイトに包装するととも
に、袋の折り曲げ部に開封用粗面を形成したピーロータ
イプの易開封性包装袋でカートンの角を利用して手指の
力で簡単に包装袋を二つに分離した状態で開封する。
ー包装袋及びその開封方法を提供する。 【解決手段】 横一軸延伸フィルムを含む積層フィルム
からなり、内部にカートンをタイトに包装するととも
に、袋の折り曲げ部に開封用粗面を形成したピーロータ
イプの易開封性包装袋でカートンの角を利用して手指の
力で簡単に包装袋を二つに分離した状態で開封する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カートンが収納さ
れたピロータイプの易開封性包装袋及びその開封方法に
関するものである。
れたピロータイプの易開封性包装袋及びその開封方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、柔らかい内容物や崩れ易い内容
物、例えば和菓子、洋菓子、ビスケットなどに代表され
る菓子類、コロッケ、ギョウザ、シューマイなどの惣菜
は、内容物の整列、形態保持、流通、販売の便利性のた
めにカートンやトレーに詰め、さらにそのカートンやト
レーをピロータイプの袋に詰めたいわゆるカートン入り
ピロー包装袋として供給されている。従来内容物が詰め
られた包装袋から内容物を取出す易開封手段としては、
包装袋のシール部分の強度をコントロールして、手指の
力でシール部分を剥離して開封できるようにする方法、
包装袋のシール部分にノッチや微細傷痕を形成してそこ
を開封起点として手指の力でフィルムを引き裂いて開封
できるようにする方法、包装袋の折り曲げ部分に微細傷
痕などを形成してそこを開封開始起点として手指の力で
フィルムを引き裂いて開封できるようにする方法などが
知られている。
物、例えば和菓子、洋菓子、ビスケットなどに代表され
る菓子類、コロッケ、ギョウザ、シューマイなどの惣菜
は、内容物の整列、形態保持、流通、販売の便利性のた
めにカートンやトレーに詰め、さらにそのカートンやト
レーをピロータイプの袋に詰めたいわゆるカートン入り
ピロー包装袋として供給されている。従来内容物が詰め
られた包装袋から内容物を取出す易開封手段としては、
包装袋のシール部分の強度をコントロールして、手指の
力でシール部分を剥離して開封できるようにする方法、
包装袋のシール部分にノッチや微細傷痕を形成してそこ
を開封起点として手指の力でフィルムを引き裂いて開封
できるようにする方法、包装袋の折り曲げ部分に微細傷
痕などを形成してそこを開封開始起点として手指の力で
フィルムを引き裂いて開封できるようにする方法などが
知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、包装袋のシ
ール強度をコントロールして、シール部分を剥離して開
封する方法は、包装袋のシール強度を弱くする必要があ
るが、包装袋の密封性確保のためあるレベルのシール強
度は必要であるため手指の力で軽く開封するには限度が
あった。一方、包装袋にノッチや傷痕を形成してそこを
開封起点として袋を引裂いて開封する方法は、カートン
やトレー入り包装袋の場合、開封位置がカートンやトレ
ーによって邪魔されない位置、即ち包装袋端部の横シー
ルに部分に限定される。この場合の開封は、図1に示し
たように包装袋の横シール付近の袋の折返し部分を左右
の指で摘み、フィルムを互いに反対方向に捩ることによ
って開始されるが、摘み部分の摘みしろが狭い部分に限
定されるため小さい袋の場合は、開封しにくい不都合が
あった。
ール強度をコントロールして、シール部分を剥離して開
封する方法は、包装袋のシール強度を弱くする必要があ
るが、包装袋の密封性確保のためあるレベルのシール強
度は必要であるため手指の力で軽く開封するには限度が
あった。一方、包装袋にノッチや傷痕を形成してそこを
開封起点として袋を引裂いて開封する方法は、カートン
やトレー入り包装袋の場合、開封位置がカートンやトレ
ーによって邪魔されない位置、即ち包装袋端部の横シー
ルに部分に限定される。この場合の開封は、図1に示し
たように包装袋の横シール付近の袋の折返し部分を左右
の指で摘み、フィルムを互いに反対方向に捩ることによ
って開始されるが、摘み部分の摘みしろが狭い部分に限
定されるため小さい袋の場合は、開封しにくい不都合が
あった。
【0004】また、包装袋に二軸延伸フィルムとヒート
シール性樹脂層からなる積層フィルムを用いた場合、二
軸延伸フィルムの分子配向の影響により、フィルムの捩
り方向によって引裂き抵抗が大きくなって開封に困難が
生じたり、包装袋の表裏のフィルムの引裂き方向が股裂
け状態となって袋を二つに開封分離することができず、
内容物の取出しに不都合があった。
シール性樹脂層からなる積層フィルムを用いた場合、二
軸延伸フィルムの分子配向の影響により、フィルムの捩
り方向によって引裂き抵抗が大きくなって開封に困難が
生じたり、包装袋の表裏のフィルムの引裂き方向が股裂
け状態となって袋を二つに開封分離することができず、
内容物の取出しに不都合があった。
【0005】本発明は、こうした実情の下に、無理なく
開封可能で内容物の取出しも容易な包装袋およびその開
封方法を提供することを目的とするものである。
開封可能で内容物の取出しも容易な包装袋およびその開
封方法を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、カートン入り
包装袋の開封に係わる上記の問題点解決するために、横
一軸に延伸された一軸延伸フィルムとヒートシール性樹
脂層とを含む積層フィルムを折り曲げ成形し、突合わせ
接合端部を縦ヒートシールして筒状部を形成するととも
に、筒状部の開口端を横ヒートシールしてなるピロータ
イプの包装袋において、袋の折り曲げ部に折曲げ線に沿
って伸びる開封用粗面を形成するとともに、内容物収納
部にカートンを包装したことを特徴とする易開封性包装
袋を提供するものである。
包装袋の開封に係わる上記の問題点解決するために、横
一軸に延伸された一軸延伸フィルムとヒートシール性樹
脂層とを含む積層フィルムを折り曲げ成形し、突合わせ
接合端部を縦ヒートシールして筒状部を形成するととも
に、筒状部の開口端を横ヒートシールしてなるピロータ
イプの包装袋において、袋の折り曲げ部に折曲げ線に沿
って伸びる開封用粗面を形成するとともに、内容物収納
部にカートンを包装したことを特徴とする易開封性包装
袋を提供するものである。
【0007】また本発明は、上記の易開封性包装袋端部
の横ヒートシール部分を摘んで包装袋の開封用粗面部を
カートン端部の角に押し付けるように引張ることによっ
てその部分を開封開始起点として一軸延伸フィルムの延
伸方向に包装袋を引裂いて開封することを特徴とする易
開封性包装袋の開封方法を提供するものである。
の横ヒートシール部分を摘んで包装袋の開封用粗面部を
カートン端部の角に押し付けるように引張ることによっ
てその部分を開封開始起点として一軸延伸フィルムの延
伸方向に包装袋を引裂いて開封することを特徴とする易
開封性包装袋の開封方法を提供するものである。
【0008】
【発明の実施の形態】まず、本発明に係る易開封性包装
袋について図2に基いて説明する。
袋について図2に基いて説明する。
【0009】本発明の易開封性包装袋1は、図2に示さ
れるようにピロータイプの包装袋(図2ではガゼットタ
イプの包装袋を示した)の袋の折り曲げ部2に折り曲げ
線に沿って伸びる開封用粗面3を形成するとともに、内
容物収納部4に内容物(図示せず)を詰めたカートン5
を好ましくはタイトに収納した袋である。
れるようにピロータイプの包装袋(図2ではガゼットタ
イプの包装袋を示した)の袋の折り曲げ部2に折り曲げ
線に沿って伸びる開封用粗面3を形成するとともに、内
容物収納部4に内容物(図示せず)を詰めたカートン5
を好ましくはタイトに収納した袋である。
【0010】ピーロータイプの包装袋1とは、合掌貼り
又は封筒貼りの平袋、ガゼット袋を指し、高さのあるカ
ートンを包装するためにはガゼットタイプの包装袋が好
ましい。
又は封筒貼りの平袋、ガゼット袋を指し、高さのあるカ
ートンを包装するためにはガゼットタイプの包装袋が好
ましい。
【0011】本発明の易開封性包装袋1に用いる積層フ
ィルム6は、図3に示されるように、横一軸に延伸され
た一軸延伸フィルム7と、ヒートシール性樹脂層8とを
含むものである。
ィルム6は、図3に示されるように、横一軸に延伸され
た一軸延伸フィルム7と、ヒートシール性樹脂層8とを
含むものである。
【0012】本発明における横一軸に延伸された一軸延
伸フィルム7とは、長尺のフィルムを幅方向に一軸に延
伸したものである。このフィルム材料としては、例えば
高密度ポリエチレン、ポリプロピレンなどのポリオレフ
ィン系のフィルムを好適に用いることができる。また、
横一軸延伸の延伸倍率は3〜10倍程度が好ましく、縦
方向(長手方向)に僅かに延伸されていても良い。
伸フィルム7とは、長尺のフィルムを幅方向に一軸に延
伸したものである。このフィルム材料としては、例えば
高密度ポリエチレン、ポリプロピレンなどのポリオレフ
ィン系のフィルムを好適に用いることができる。また、
横一軸延伸の延伸倍率は3〜10倍程度が好ましく、縦
方向(長手方向)に僅かに延伸されていても良い。
【0013】積層フィルム6の構成に一軸延伸フィルム
7を含む理由は、軽い力で容易に開封を開始できるよう
にするためと、積層フィルム6の横方向の引裂き方向を
一軸延伸フィルム7の延伸方向に沿って誘導しやすくす
るためのものである。
7を含む理由は、軽い力で容易に開封を開始できるよう
にするためと、積層フィルム6の横方向の引裂き方向を
一軸延伸フィルム7の延伸方向に沿って誘導しやすくす
るためのものである。
【0014】ヒートシール性樹脂層8は、熱溶融性の合
成樹脂で構成された層で、包装袋の内面側に設けられる
ものである。ヒートシール性樹脂層8を構成するヒート
シール性樹脂としては、例えば低密度ポリエチレン樹
脂、直鎖状低密度ポリエチレン樹脂、エチレン酢酸ビニ
ル共重合体樹脂、ポリプロピレン樹脂などが好適に用い
られる。
成樹脂で構成された層で、包装袋の内面側に設けられる
ものである。ヒートシール性樹脂層8を構成するヒート
シール性樹脂としては、例えば低密度ポリエチレン樹
脂、直鎖状低密度ポリエチレン樹脂、エチレン酢酸ビニ
ル共重合体樹脂、ポリプロピレン樹脂などが好適に用い
られる。
【0015】積層フィルム6は、少なくとも上記の一軸
延伸フィルム7とヒートシール性樹脂層8が積層された
フィルムで、流通、保管に耐えられる強度を有するもの
であれば足りるが、必要によっては、上記のフィルム構
成に加えて、例えば二軸延伸ナイロン、二軸延伸ポリエ
ステル、二軸延伸ポリプロピレンなどの他のフィルムを
積層しておくこともできる。この場合も、積層フィルム
6の引裂き方向は、一軸延伸フィルム7の延伸方向に誘
導される。
延伸フィルム7とヒートシール性樹脂層8が積層された
フィルムで、流通、保管に耐えられる強度を有するもの
であれば足りるが、必要によっては、上記のフィルム構
成に加えて、例えば二軸延伸ナイロン、二軸延伸ポリエ
ステル、二軸延伸ポリプロピレンなどの他のフィルムを
積層しておくこともできる。この場合も、積層フィルム
6の引裂き方向は、一軸延伸フィルム7の延伸方向に誘
導される。
【0016】本発明の易開封性包装袋1の、袋の折り曲
げ部2の折り曲げ線に沿って伸びる開封用粗面3は、微
細な傷痕が多数集合した傷痕群からなる。傷痕の形成方
法としては例えば、微細な砥粒を円周面上に電着した回
転円盤や、鋸刃状突起などを円周面上に加工した回転円
盤と回転受けロールの間でフィルムを連続して押圧する
方法などがある。引裂き開始の容易さ、確実さから傷痕
は、図2の折り曲げ部の部分拡大図である図4に示され
るように短線状の多数の微細な切り込み9を積層フィル
ムの折曲げ線の垂直方向に対して±45゜以内の角度で
列状に並べた傷痕群10であることが好ましい。短線状
の切り込み9は、幅より長さが長い短線状の微細なもの
で、長さが1.0mm以下のものであることが好まし
く、長さが0.5〜0.1mmのものであることが特に
好ましい。また短線状の切り込み9の幅は、狭いほど各
切り込み9の両端が鋭角になり応力集中し易くなって、
引裂き開始が容易になるので好ましい。
げ部2の折り曲げ線に沿って伸びる開封用粗面3は、微
細な傷痕が多数集合した傷痕群からなる。傷痕の形成方
法としては例えば、微細な砥粒を円周面上に電着した回
転円盤や、鋸刃状突起などを円周面上に加工した回転円
盤と回転受けロールの間でフィルムを連続して押圧する
方法などがある。引裂き開始の容易さ、確実さから傷痕
は、図2の折り曲げ部の部分拡大図である図4に示され
るように短線状の多数の微細な切り込み9を積層フィル
ムの折曲げ線の垂直方向に対して±45゜以内の角度で
列状に並べた傷痕群10であることが好ましい。短線状
の切り込み9は、幅より長さが長い短線状の微細なもの
で、長さが1.0mm以下のものであることが好まし
く、長さが0.5〜0.1mmのものであることが特に
好ましい。また短線状の切り込み9の幅は、狭いほど各
切り込み9の両端が鋭角になり応力集中し易くなって、
引裂き開始が容易になるので好ましい。
【0017】包装袋1に開封用粗面3を形成する位置
は、図1で説明するとカートン5の端部の角11が位置
する包装袋1の折り曲げ部2であるが、必ずしも包装袋
1の全ての折り曲げ部に形成する必要はなく、少なくと
もカートン5端の四つ角のうちの一つが位置する包装袋
1の折り曲げ部2の一か所に形成すれば良い。開封用粗
面3の幅は包装袋製造時の積層フィルム6の蛇行によっ
てカートン5の角11と包装袋の粗面3の位置関係のず
れが発生することを考慮すると、5〜10mm程度の幅
に調整することが好ましい。
は、図1で説明するとカートン5の端部の角11が位置
する包装袋1の折り曲げ部2であるが、必ずしも包装袋
1の全ての折り曲げ部に形成する必要はなく、少なくと
もカートン5端の四つ角のうちの一つが位置する包装袋
1の折り曲げ部2の一か所に形成すれば良い。開封用粗
面3の幅は包装袋製造時の積層フィルム6の蛇行によっ
てカートン5の角11と包装袋の粗面3の位置関係のず
れが発生することを考慮すると、5〜10mm程度の幅
に調整することが好ましい。
【0018】傷痕群10の傷痕9は、吸湿、乾燥、酸化
などにより品質劣化を生じにくい内容物を包装する場合
は、積層後のフィルムに形成し、積層フィルム6を貫通
する傷痕群10として形成することができる。貫通傷痕
では、内容物の品質劣化が生じる場合は、予め一軸延伸
フィルム7に傷痕群10を形成した後、押出しラミネー
法、ドライラミネート法などの方法でヒートシール性樹
脂層8を積層することが好ましい。このようにすると、
一軸延伸フィルム7の傷痕群10をヒートシール性樹脂
8や接着剤で覆ったり埋めることができ、得られる包装
袋1の密封性を高めることができる。又、一軸延伸フィ
ルム7の他に前記の二軸延伸フィルムを併用して密封性
を必要とする場合は、両者を積層した積層フィルムに、
予め傷痕群10を形成した後に、同様にヒートシール性
樹脂層8を積層するか、又は二軸延伸フィルムのみに予
め傷痕群10を形成した後に、一軸延伸フィルム7及び
ヒートシール性樹脂層8を積層することによって発明の
易開封効果が得られる。
などにより品質劣化を生じにくい内容物を包装する場合
は、積層後のフィルムに形成し、積層フィルム6を貫通
する傷痕群10として形成することができる。貫通傷痕
では、内容物の品質劣化が生じる場合は、予め一軸延伸
フィルム7に傷痕群10を形成した後、押出しラミネー
法、ドライラミネート法などの方法でヒートシール性樹
脂層8を積層することが好ましい。このようにすると、
一軸延伸フィルム7の傷痕群10をヒートシール性樹脂
8や接着剤で覆ったり埋めることができ、得られる包装
袋1の密封性を高めることができる。又、一軸延伸フィ
ルム7の他に前記の二軸延伸フィルムを併用して密封性
を必要とする場合は、両者を積層した積層フィルムに、
予め傷痕群10を形成した後に、同様にヒートシール性
樹脂層8を積層するか、又は二軸延伸フィルムのみに予
め傷痕群10を形成した後に、一軸延伸フィルム7及び
ヒートシール性樹脂層8を積層することによって発明の
易開封効果が得られる。
【0019】本発明の包装袋1の収納部4には内容物を
詰めたカートン5が袋の中で移動ししたり、ずれたりし
にくいように好ましくはタイトに包装されている。カー
トン5の移動やずれを確実に抑えるために、カートン5
の外側の一部又は全部の面を包装袋1の内面に接着して
固定しておいてもよい。
詰めたカートン5が袋の中で移動ししたり、ずれたりし
にくいように好ましくはタイトに包装されている。カー
トン5の移動やずれを確実に抑えるために、カートン5
の外側の一部又は全部の面を包装袋1の内面に接着して
固定しておいてもよい。
【0020】カートン5とは、蓋のない浅い容器を指し
その形状の例として、断面形状がU字型、図2の5に示
したようなU字の変形したものなどがある。しかし、本
発明においては、上方部を非開放状あるいは蓋を設けた
構成としてもさしつかえない。またその他の形状とし
て、底板の四辺に縁が付いた皿状又は箱状のトレー形状
のカートンであっても良い。カートン5は、板紙、プラ
スチックをコートした板紙を折り曲げ成形する方法や、
合成樹脂シートを真空又は圧空成形する方法などによっ
て製造される。カートン5は、上記のように包装袋1に
好ましくはタイトに包装される。その材料としては、剛
性が大きく変形し難い材料、形状ほど好ましい。その理
由は、本発明の特徴とする開封方法即ち、包装袋1の横
ヒートシール部分を手指の力で引張って包装袋1の開封
用粗面部3をカートン5の端部の角11に押付けること
により角11で開封用粗面部3を包装袋1の内側から突
き破りそこを開封開始起点とする開封方法において、カ
ートン5が包装袋1に好ましくはタイトに包装され、且
つカートン5の剛性が大きいほど開封用粗面部3がカー
トン5の角11に確実に且つ強く押付けられるためであ
る。
その形状の例として、断面形状がU字型、図2の5に示
したようなU字の変形したものなどがある。しかし、本
発明においては、上方部を非開放状あるいは蓋を設けた
構成としてもさしつかえない。またその他の形状とし
て、底板の四辺に縁が付いた皿状又は箱状のトレー形状
のカートンであっても良い。カートン5は、板紙、プラ
スチックをコートした板紙を折り曲げ成形する方法や、
合成樹脂シートを真空又は圧空成形する方法などによっ
て製造される。カートン5は、上記のように包装袋1に
好ましくはタイトに包装される。その材料としては、剛
性が大きく変形し難い材料、形状ほど好ましい。その理
由は、本発明の特徴とする開封方法即ち、包装袋1の横
ヒートシール部分を手指の力で引張って包装袋1の開封
用粗面部3をカートン5の端部の角11に押付けること
により角11で開封用粗面部3を包装袋1の内側から突
き破りそこを開封開始起点とする開封方法において、カ
ートン5が包装袋1に好ましくはタイトに包装され、且
つカートン5の剛性が大きいほど開封用粗面部3がカー
トン5の角11に確実に且つ強く押付けられるためであ
る。
【0021】次に、本発明の易開封包装袋の開封方法の
特徴を図によって説明する。
特徴を図によって説明する。
【0022】図1は、従来の包装袋の開封方法の例であ
る。即ち、開封用粗面3を形成した包装袋のカートンが
邪魔にならない折り曲げ部を、両手の指先で摘み反対方
向に袋を捩じることにより開封していた。この方法で
は、袋の大きさが小さい場合は、摘みしろが狭いため指
先に力が入り難く開封しにくかった。
る。即ち、開封用粗面3を形成した包装袋のカートンが
邪魔にならない折り曲げ部を、両手の指先で摘み反対方
向に袋を捩じることにより開封していた。この方法で
は、袋の大きさが小さい場合は、摘みしろが狭いため指
先に力が入り難く開封しにくかった。
【0023】図5〜図7は、本発明の易開封袋の開封方
法を示した図で、開封はまず図5に示したように片手で
包装袋1の胴体を掴み、もう一方の手で開封用粗面3を
形成した袋の折曲げ部を摘み開封用粗面3をカートン5
の角11に押し付けるように矢印で示した斜め上方向に
引張ることでカートン5の角11で包装袋1を内側から
突き破ることにより開始される。次いで、図6のように
包装袋1の表裏の積層フィルム6は横一軸延伸フィルム
の延伸方向即ちカートン5の端に沿って引裂かれ反対側
の折り曲げ部に到達する。引裂きが包装袋1の反対側の
折り曲げ部に到達すると、包装袋1の表裏の積層フィル
ム6の引裂き先端が合流して図7に示したように、二つ
分離された状態で包装袋1が開封される。この時積層フ
ィルム6の引裂きが、より円滑に進むように袋の背貼り
ヒートシール部の根元にも粗面部を形成していても良
い。
法を示した図で、開封はまず図5に示したように片手で
包装袋1の胴体を掴み、もう一方の手で開封用粗面3を
形成した袋の折曲げ部を摘み開封用粗面3をカートン5
の角11に押し付けるように矢印で示した斜め上方向に
引張ることでカートン5の角11で包装袋1を内側から
突き破ることにより開始される。次いで、図6のように
包装袋1の表裏の積層フィルム6は横一軸延伸フィルム
の延伸方向即ちカートン5の端に沿って引裂かれ反対側
の折り曲げ部に到達する。引裂きが包装袋1の反対側の
折り曲げ部に到達すると、包装袋1の表裏の積層フィル
ム6の引裂き先端が合流して図7に示したように、二つ
分離された状態で包装袋1が開封される。この時積層フ
ィルム6の引裂きが、より円滑に進むように袋の背貼り
ヒートシール部の根元にも粗面部を形成していても良
い。
【0024】本発明の易開封性包装袋及びその開封方法
によると、上記のように包装袋を簡単に二つに分離した
状態で開封できるため、開口面から内容物をカートンご
と、もしくは内容物のみをスムースに取出すことができ
る。
によると、上記のように包装袋を簡単に二つに分離した
状態で開封できるため、開口面から内容物をカートンご
と、もしくは内容物のみをスムースに取出すことができ
る。
【0025】包装袋表面には、開封開始位置、引裂き開
封方向などを矢印などで指示する表示を印刷しておいて
もよい。
封方向などを矢印などで指示する表示を印刷しておいて
もよい。
【0026】
【発明の実施の形態】実施例1
厚み25μmの横一軸延伸ポリプロピレンフィルム(東
レ株式会社製「YT22」)に、Tダイより厚み30μ
の低密度ポリエチレン樹脂を押し出し積層することによ
って厚み55μで幅700mmの積層フィルムを得た。
レ株式会社製「YT22」)に、Tダイより厚み30μ
の低密度ポリエチレン樹脂を押し出し積層することによ
って厚み55μで幅700mmの積層フィルムを得た。
【0027】次いで、この積層フィルムを200mmの
幅にスリットした。
幅にスリットした。
【0028】一方、直径80mmで厚み8mmの金属製
円盤の外周面上に、長さ方向が円盤の円周方向と垂直に
なるようにして、刃元幅が0.5mmで0.45mmの
高さを有する先端が鋭利な微細な突起を、円盤の厚み方
向のピッチが0.5mm、円盤の円周方向のピッチが
2.0mmとなるように14列千鳥状に配列形成した。
この金属製円盤を、その突起刃形成領域帯の中心線が、
上記の200mm幅の積層フィルムの縁端から50mm
(A)、75mm(B)、180mm(C)の位置にな
るように3個並べて、この円盤と共に回転するゴム被覆
した受けロール間に積層フィルムを通し、円盤と受けロ
ールで連続的に押し圧することで、積層フィルムの縦方
向に7mm幅の開封用粗面を構成する3条の傷痕群を形
成した。次いで、この積層フィルムを横形ピロー式のガ
ゼットタイプ包装機かけて、ソフトケーキを詰めた図2
に示した形状(底幅55mm、高さ25mm、長さ14
5mm、上部折り曲げ部の長さ15mm)の厚み0.5
mmの板紙製のカートンをタイトに充填した包装袋を得
た。この時、包装袋の開封用粗面A、B、Cはそれぞ
れ、カートン底部の折り曲げ部の位置、カートンの上部
の折り曲げ部の位置、背貼りヒートシール部の根元に位
置している。
円盤の外周面上に、長さ方向が円盤の円周方向と垂直に
なるようにして、刃元幅が0.5mmで0.45mmの
高さを有する先端が鋭利な微細な突起を、円盤の厚み方
向のピッチが0.5mm、円盤の円周方向のピッチが
2.0mmとなるように14列千鳥状に配列形成した。
この金属製円盤を、その突起刃形成領域帯の中心線が、
上記の200mm幅の積層フィルムの縁端から50mm
(A)、75mm(B)、180mm(C)の位置にな
るように3個並べて、この円盤と共に回転するゴム被覆
した受けロール間に積層フィルムを通し、円盤と受けロ
ールで連続的に押し圧することで、積層フィルムの縦方
向に7mm幅の開封用粗面を構成する3条の傷痕群を形
成した。次いで、この積層フィルムを横形ピロー式のガ
ゼットタイプ包装機かけて、ソフトケーキを詰めた図2
に示した形状(底幅55mm、高さ25mm、長さ14
5mm、上部折り曲げ部の長さ15mm)の厚み0.5
mmの板紙製のカートンをタイトに充填した包装袋を得
た。この時、包装袋の開封用粗面A、B、Cはそれぞ
れ、カートン底部の折り曲げ部の位置、カートンの上部
の折り曲げ部の位置、背貼りヒートシール部の根元に位
置している。
【0029】この充填袋の背貼り部を下にして、包装袋
の胴体部を左手で掴み、右手で包装袋の横ヒートシール
部を摘んで斜め上方向に引っ張りカートンの下部折り曲
げ部の角部に開封用粗面を押し付けることによって、そ
の部分を開封起点として積層フィルムを一軸延伸フィル
ムの延伸方向、即ちカートンの縁端に沿って真っ直ぐ引
き裂くことで容易に包装袋を二つに分離した状態で開封
することができた。
の胴体部を左手で掴み、右手で包装袋の横ヒートシール
部を摘んで斜め上方向に引っ張りカートンの下部折り曲
げ部の角部に開封用粗面を押し付けることによって、そ
の部分を開封起点として積層フィルムを一軸延伸フィル
ムの延伸方向、即ちカートンの縁端に沿って真っ直ぐ引
き裂くことで容易に包装袋を二つに分離した状態で開封
することができた。
【0030】実施例2
実施例1の横一軸延伸フィルムのみに実施例1と同様の
3条の傷痕群を予め形成した後に、厚み30μの低密度
ポリエチレン樹脂を押し出し積層した以外は実施例1と
同様にして充填袋を得た。この充填袋について、実施例
1と同様にして開封性を調べたところ実施例1と同様の
結果が得られた。
3条の傷痕群を予め形成した後に、厚み30μの低密度
ポリエチレン樹脂を押し出し積層した以外は実施例1と
同様にして充填袋を得た。この充填袋について、実施例
1と同様にして開封性を調べたところ実施例1と同様の
結果が得られた。
【0031】実施例3
実施例1の横一軸延伸フィルムの種類を厚み20μmの
横一軸延伸高密度ポリエチレンフィルム(東洋化学株式
会社製「カラリアンY」)に変更したこと、及び実施例
1の金属製円盤の鋭利な突起が円盤の円周方向に対して
30°傾斜して配置されている以外は、実施例1と同様
にして充填袋を得た。この充填袋について、実施例1と
同様にして開封性を調べたところ実施例1と同様の結果
が得られた。
横一軸延伸高密度ポリエチレンフィルム(東洋化学株式
会社製「カラリアンY」)に変更したこと、及び実施例
1の金属製円盤の鋭利な突起が円盤の円周方向に対して
30°傾斜して配置されている以外は、実施例1と同様
にして充填袋を得た。この充填袋について、実施例1と
同様にして開封性を調べたところ実施例1と同様の結果
が得られた。
【0032】実施例4
厚み12μmの二軸延伸ポリエステルフィルムに実施例
1と同様の3条の傷痕を形成た。次いで、タンデム型押
し出しラミネート装置により、この傷痕つきのポリエス
テルフィルムと実施例2の横一軸延伸高密度ポリエチレ
ンフィルムを厚み15μmの低密度ポリエチレン樹脂を
介して貼り合わせるとともに、横一軸延伸高密度ポリエ
チレンフィルムに厚み25μmの低密度ポリエチレン樹
脂を押し出し積層することにより4層構成の合計厚み7
7μmの積層フィルムを得た。この積層フルムを用いて
実施例1と同様にして充填袋を得た。実施例1と同様に
してこの充填袋の開封性を調べたところ、実施例1の包
装袋に比較して開封開始に若干の力を要したものの問題
なく開封できた。
1と同様の3条の傷痕を形成た。次いで、タンデム型押
し出しラミネート装置により、この傷痕つきのポリエス
テルフィルムと実施例2の横一軸延伸高密度ポリエチレ
ンフィルムを厚み15μmの低密度ポリエチレン樹脂を
介して貼り合わせるとともに、横一軸延伸高密度ポリエ
チレンフィルムに厚み25μmの低密度ポリエチレン樹
脂を押し出し積層することにより4層構成の合計厚み7
7μmの積層フィルムを得た。この積層フルムを用いて
実施例1と同様にして充填袋を得た。実施例1と同様に
してこの充填袋の開封性を調べたところ、実施例1の包
装袋に比較して開封開始に若干の力を要したものの問題
なく開封できた。
【図1】従来の開封方法の一例を示す図である。
【図2】本発明に係かる易開封包装袋の一例を示す斜視
図である。
図である。
【図3】本発明に係かる積層フィルムの一例を示す断面
図である。
図である。
【図4】図1に示される易開封包装袋開封用粗面3の部
分拡大図である。
分拡大図である。
【図5】本発明に係かる易開封包装袋の開封方法を示す
図である。
図である。
【図6】本発明に係かる易開封包装袋の開封方法を示す
図である。
図である。
【図7】本発明に係かる易開封包装袋の開封方法を示す
図である。
図である。
1 易開封包装袋
2 包装袋の折り曲げ部
3 開封用粗面
4 内容物収納部
5 カートン
6 積層フィルム
7 横一軸延伸フィルム
8 ヒートシール性樹脂層
9 短線状切り込み
10 傷痕群
11 カートン端部の角
フロントページの続き
(72)発明者 渡辺 和寛
埼玉県浦和市神田517番地神田団地221号
(72)発明者 葛西 敏郎
神奈川県川崎市多摩区南生田5丁目1番2
号第2松沢ビル103号
(72)発明者 小野 冨了
東京都八王子市左入町766番地
(72)発明者 松下 哲男
埼玉県上尾市平塚2102 旭化成ポリフレッ
クス株式会社内
Fターム(参考) 3E064 AA09 AA13 BA22 BA26 BA30
BB03 BC18 HP05 HP10
3E067 AA24 AC01 BA06B BA12C
BB01B BB14C BB25C BC06B
CA24 EA07 EB10 FA04 FB07
FC01
3E086 AC16 AD01 BA04 BA15 CA40
DA02
Claims (4)
- 【請求項1】 横一軸に延伸された一軸延伸フィルムと
ヒートシール性樹脂層とを含む積層フィルムを折り曲げ
成形し、突合わせ接合端部を縦ヒートシールして筒状部
を形成するとともに、筒状部の開口端を横ヒートシール
してなるピロータイプの包装袋において、袋の折り曲げ
部に折曲げ線に沿って伸びる開封用粗面を形成するとと
もに、内容物収納部にカートンを包装したことを特徴と
する易開封性包装袋。 - 【請求項2】 包装袋が袋の両側に折込みを持つガゼッ
トタイプの袋であることを特徴とする特許請求項1の易
開封包装袋。 - 【請求項3】 開封用粗面が短線状の微細な切り込みを
フィルムの折曲げ線の垂直方向に対して±45゜以内の
角度で列状に並べた傷痕群であることを特徴とする特許
請求項1の易開封包装袋。 - 【請求項4】 横一軸に延伸された一軸延伸フィルムと
ヒートシール性樹脂層とを含む積層フィルムを折り曲げ
成形し、突合わせ接合端部を縦ヒートシールして筒状部
を形成するとともに、筒状部の開口端を横ヒートシール
してなるピロータイプの包装袋において、袋の折り曲げ
部に折曲げ線に沿って伸びる開封用粗面を形成するとと
もに、内容物収納部にカートンを包装した包装袋の、横
ヒートシール部分を引張ることによってカートンの端部
の角と包装袋の開封用粗面部が当たる部分を開封開始起
点として一軸延伸フィルムの延伸方向に袋を引裂いて開
封することを特徴とする易開封性包装袋の開封方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10235687A JP2000062801A (ja) | 1998-08-21 | 1998-08-21 | 易開封性包装袋及びその開封方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10235687A JP2000062801A (ja) | 1998-08-21 | 1998-08-21 | 易開封性包装袋及びその開封方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000062801A true JP2000062801A (ja) | 2000-02-29 |
Family
ID=16989737
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10235687A Pending JP2000062801A (ja) | 1998-08-21 | 1998-08-21 | 易開封性包装袋及びその開封方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000062801A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004275381A (ja) * | 2003-03-14 | 2004-10-07 | Fuji Seal Inc | 輸液バッグ用外装袋及び袋形成基材 |
JP2006151463A (ja) * | 2004-11-30 | 2006-06-15 | Toppan Printing Co Ltd | 開封容易な軟質包装袋 |
US20100270330A1 (en) * | 2009-04-23 | 2010-10-28 | H.J. Heinz Company | Multi-Function Condiment Container |
JP2015117034A (ja) * | 2013-12-17 | 2015-06-25 | 凸版印刷株式会社 | パッケージ |
US10407229B2 (en) | 2014-10-09 | 2019-09-10 | Intercontinental Great Brands Llc | Packages containing a food product and methods of opening |
-
1998
- 1998-08-21 JP JP10235687A patent/JP2000062801A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004275381A (ja) * | 2003-03-14 | 2004-10-07 | Fuji Seal Inc | 輸液バッグ用外装袋及び袋形成基材 |
JP4497826B2 (ja) * | 2003-03-14 | 2010-07-07 | 株式会社フジシールインターナショナル | 輸液バッグ用外装袋を形成するための袋形成基材 |
JP2006151463A (ja) * | 2004-11-30 | 2006-06-15 | Toppan Printing Co Ltd | 開封容易な軟質包装袋 |
US20100270330A1 (en) * | 2009-04-23 | 2010-10-28 | H.J. Heinz Company | Multi-Function Condiment Container |
US9061796B2 (en) * | 2009-04-23 | 2015-06-23 | H.J. Heinz Company | Multi-function condiment container |
JP2015117034A (ja) * | 2013-12-17 | 2015-06-25 | 凸版印刷株式会社 | パッケージ |
US10407229B2 (en) | 2014-10-09 | 2019-09-10 | Intercontinental Great Brands Llc | Packages containing a food product and methods of opening |
US10865027B2 (en) | 2014-10-09 | 2020-12-15 | Intercontinental Great Brands Llc | Packages containing a food product and methods of opening |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040419 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060216 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060307 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060705 |