JP2000062507A - 福祉車両のシート配置構造 - Google Patents

福祉車両のシート配置構造

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JP2000062507A
JP2000062507A JP10232089A JP23208998A JP2000062507A JP 2000062507 A JP2000062507 A JP 2000062507A JP 10232089 A JP10232089 A JP 10232089A JP 23208998 A JP23208998 A JP 23208998A JP 2000062507 A JP2000062507 A JP 2000062507A
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Takayuki Sakai
孝幸 酒井
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 車椅子等から負担なく運転席や助手席に着座
することのできる福祉車両のシート配置構造。 【解決手段】 2列目のシート2及び3列目のシート3
をそれぞれ同じ分割位置で複数個に分割し、分割した3
列目のシートの乗降口側のシート3bをラゲッジルーム
5内に折り畳み格納可能とする。分割した2列目のシー
トの乗降口側のシート2bの背もたれ部22を前倒し可能
とし、シート2bを格納可能となっている3列目のシー
ト3bの通常位置まで後方へスライド可能とするととも
に、前方にもスライド可能とする。1列目の運転席及び
/又は助手席のシート1a,1bを、乗降口の横までス
ライドし、乗降口側に向くように回転可能とするととも
に、その位置から乗降口外側の低位置まで移動可能にす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車椅子からの乗車
等が容易な福祉車両におけるシートの配置構造に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば7人乗り用のワンボックス
タイプの福祉車両においては、図14に示すようにシー
ト1P,2P,3Pが前後3列に配置され、2列目のシ
ート2Pの横にスライドドアを有する乗降口4Pが設け
られ、該2列目の乗降口4P側のシート2Pbが横向き
に回転しかつ該乗降口4P外側に進出し、そして電動に
よって降下可能となっており、車椅子からの乗車や、降
車の際における車椅子への乗り移り等が容易なようにな
っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かかる昇降可能シート
2Pbが設置される位置は、開口幅の広いスライドドア
を有する乗降口4Pの横に位置するシート2列目に限定
されていたが、運転席や助手席への設置も強く要望され
ていた。しかしながら、通常、運転席や助手席のドアは
前方に開くヒンジ式のドアであり、開口幅が狭いため、
上記昇降可能シート2Pbを運転席や助手席に設置する
のは困難であった。
【0004】従って、本発明の課題は、車椅子等から負
担なく運転席や助手席に着座することのできる福祉車両
のシート配置構造を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、座部(11,21,31)と背もたれ部(12,
22,32)とを有するシート(1,2,3)が前後3列に
配置され、2列目のシート(2)の右側及び/又は左側
にスライドドアを有する乗降口(4)があり、3列目の
シート(3)の後側がラゲッジルーム(5)となってい
る車両のシート配置構造であって、該2列目のシート
(2)及び3列目のシート(3)はそれぞれ同じ分割位
置で複数個に分割されており、該分割された3列目のシ
ート(3)の乗降口(4)側のシート(3b)は該ラゲ
ッジルーム(5)内に折り畳み格納可能となっており、
該分割された2列目のシート(2)の乗降口(4)側の
シート(2b)は背もたれ部(22)が前倒し可能となっ
ており、そして該シート(2b)は該格納可能となって
いる3列目のシート(3b)の通常位置まで後方へスラ
イド可能となっているとともに、前方にもスライド可能
となっており、1列目の運転席及び/又は助手席のシー
ト(1a,1b)は、該乗降口(4)の横までスライド
し該乗降口(4)側に向くように回転可能となっている
とともに、その位置から乗降口(4)外側の低位置まで
移動可能になっていることを特徴とする福祉車両のシー
ト配置構造を提供するものである。
【0006】上記本発明の福祉車両のシート配置構造に
おいては、該3列目の乗降口(4)側のシート(3b)
をラゲッジルーム(5)内に折り畳み格納し、該2列目
の乗降口(4)側のシート(2b)を該シート(3b)
の通常位置までスライドさせ、そして該1列目の運転席
及び/又は助手席のシート(1a,1b)を該乗降口
(4)の横までスライドさせ、該乗降口(4)側に向く
ように回転させて、その位置から乗降口(4)外側の低
位置まで移動させる。この状態で乗員は該シート(1
a,1b)に乗り移り、乗員が該シート(1a,1b)
に乗り移ったら該シート(1a,1b)を上昇させ、か
つ該乗降口(4)内側まで移動させるとともに、正面を
向くように回転させ、該シート(1a,1b)を1列目
までスライドさせる。
【0007】このようにして、乗員はスライドドアを有
する乗降口(4)から負担なく運転席及び/又は助手席
のシート(1a,1b)に乗り移り、着座することがで
きる。また、同様の手順に従って、降車も負担なく行う
ことができる。
【0008】なお、該福祉車両に定員未満の人数で乗車
する場合には、該2列目の乗降口(4)側のシート(2
b)は、該3列目の乗降口(4)側のシート(3b)の
通常位置までスライドさせたままの状態にして3列目の
シートとして使用すればよい。このような配置にしてお
くことにより、3列目のシート(3)の乗降の際に、該
2列目の乗降口(4)側のシート(2b)を一々ウォー
クインさせる必要がなく、該3列目のシート(3)、更
には2列目のシート(2)の乗降性が極めて良好にな
る。
【0009】一方、定員乗車する場合には、該2列目の
乗降口(4)側のシート(2b)及び3列目の乗降口
(4)側のシート(3b)をそれぞれ通常位置に戻し、
3列目のシート(3)の乗降の際に、該2列目の乗降口
(4)側のシート(2b)の背もたれ部(22)を前倒し
するとともに、該シート(2b)を前方にスライドさせ
て、ウォークインさせればよい。
【0010】上記1列目の運転席及び/又は助手席のシ
ート(1a,1b)は電動昇降機構(15)を有してお
り、該シート(1a,1b)が該乗降口(4)の横まで
スライドしたときに、該電動昇降機構(15)の給電端子
(19)が車体側に設けられバッテリーに連絡している給
電端子(63)に電気的に接続するようにしてもよい。
【0011】このような構造にすることにより、該運転
席及び/又は助手席のシート(1a,1b)が最前列に
位置するときに、2列目のシート(2)位置から1列目
のシート(1)位置まで余分な配線が存在せず、該2列
目シート(2)や3列目シート(3)の乗降の際に、該
余分な配線によって邪魔されることがない。なお、該運
転席及び/又は助手席のシート(1a,1b)が最前列
に位置しているときは、該電動昇降機構(15)は使用し
ないため、該給電端子(19)と該給電端子(63)とが開
離していても問題はない。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明を詳
細に説明する。本発明の一実施形態による福祉車両のシ
ート配置構造を図1乃至図11に示す。本実施形態で
は、8人乗りの福祉車両を例に挙げて説明する。該福祉
車両ではシート1,2,3が前後3列に配置されてお
り、前から2列目のシート2の左側にスライドドアを有
する乗降口4が設けられており、3列目のシート3の後
側がラゲッジルーム5となっている。
【0013】シート最前列には、運転席のシート1aと
助手席のシート1bとが配置され、運転席のシート1a
は、座部11、背もたれ部12及びヘッドレスト13を有す
る。一方、助手席のシート1bは、座部11、背もたれ部
12、ヘッドレスト13、肘掛け14及び電動昇降機構15を有
し、左右2個づつの車輪16を有する台車17によって支持
されている。該車輪16は、車体床6の1列目シート1の
位置から2列目シート2の位置まで敷設されている左右
のレール61によってガイドされるようになっている。
【0014】該台車17の左後端には、コード18を介して
該電動昇降機構15に連絡している給電端子19が設けられ
ており、該左側のレール61後端には、コード62を介して
バッテリーに連絡している給電端子63が設けられてい
る。該台車17左後端の給電端子19は、図8に示すよう
に、絶縁体からなり上記コード18の先端を内包する支持
部材191 と、該支持部材191 の後端に設けられた接点プ
レート192 とからなる。該左側レール61後端の給電端子
63は、図8に示すように、絶縁体からなる支持部材631
と、該支持部材631 内に摺動可能に挿入され、上記コー
ド62の先端を内包するピストン部材632 と、該ピストン
部材632 にスプリング633 を介して取り付けられた接点
プレート634 とからなる。
【0015】このように、電動昇降機構15とバッテリー
とを連結する配線を、給電端子19及び給電端子63によっ
て分割することにより、助手席のシート1bが最前列に
位置するときに、車体床6において2列目シート2の後
端から1列目シート1の後端まで余分な配線が存在せ
ず、該2列目シート2や3列目シート3の乗降の際に、
該余分な配線によって邪魔されることがない。なお、該
助手席のシート1bが最前列に位置しているときは、該
電動昇降機構15は使用しないため、該給電端子19と該給
電端子63とが開離していても当然問題はない。
【0016】2列目のシート2はベンチシートとなって
おり、略中央で左右一対に分割されている。該分割シー
ト2a,2bは、各々座部21と背もたれ部22とヘッドレ
スト23とを有し、該座部21の裏面に2枚ずつ設けられた
基台24a,24bによって支持されている。左側の分割シ
ート2bの基台24bの下端にはアッパーレール25が設け
られており、該アッパーレール25は、車体床6の1列目
シート1後側から3列目シート3の位置まで敷設されて
いるロアーレール64上にスライド及びロック可能に嵌着
されている。
【0017】3列目のシート3もベンチシートとなって
おり、上記2列目のシート2と同じ位置で、即ち略中央
で左右一対に分割されている。該分割シート3a,3b
は、各々座部31と背もたれ部32とヘッドレスト33とを有
し、右側の分割シート3aは、該座部31の裏面に設けら
れた2枚の基台(図示せず)によって支持されており、
左側の分割シート3bは、車体床6に4本の脚体34,3
4,35,35を介して設置されている。該4本の脚体34,3
4,35,35のうち前部2本の脚体34,34の上端は、シー
ト座部31の裏面に回動自在に取り付けられており、該脚
体34,34の下端は、車体床6に着脱可能に取り付けられ
ている。一方、後部2本の脚体35,35の上端は、シート
座部31の裏面に固定されており、該脚体35,35の下端
は、車体床6に回動自在に取り付けられている。
【0018】図4及び図5に示すように、該3列目の左
側分割シート3bの背もたれ部32を座部31上に前倒し
し、前部脚体34,34の下端を車体床6から取り外して、
後部脚体35,35の下端を軸にして該分割シート3bを後
方に回動させるとともに、該前部脚体34,34を座部31の
裏面側に畳むことにより、該分割シート3bはラゲッジ
ルーム5内に格納される。
【0019】さらに、該分割シート3bのラゲッジルー
ム5格納状態において、上記車体床6のロアーレール64
上でアッパーレール25を介して2列目の左側分割シート
2bを後方にスライドさせロックすることにより、該2
列目の分割シート2bは、該3列目の左側分割シート3
bの通常位置まで移動させ、その位置で固定することが
できる。
【0020】上記のように2列目の左側分割シート2b
が3列目に移動した後、図6及び図7に示すように、上
記車体床6のレール61に沿って車輪16(台車17)を介し
て助手席のシート1bを後方にスライドさせることによ
り、該シート1bを上記乗降口4の横に位置させること
ができる。このとき、該台車17の左後端に設けられた給
電端子19の接点プレート192 が、左側のレール61後端に
設けられた給電端子63の接点プレート633 に接触し、シ
ート1bの電動昇降機構15がバッテリーに電気的に連絡
する。なお、該接点プレート633 は、スプリング632 に
よって他方の接点プレート192 側に付勢されているた
め、該接点プレート633 と接点プレート192 とは確実に
接触する。
【0021】上記のように乗降口4の横に位置した助手
席のシート1bは、図9に示すように該乗降口4側に向
くように回転させ、図10及び図11に示すようにスラ
イドさせて該乗降口4の外側まで進出させ、そして上記
電動昇降機構15によって、該乗降口4外側の低位置まで
降下させることが可能となっている。また、これら動作
とは逆の動作も可能となっている。
【0022】なお、図1に示されるシート配置状態か
ら、2列目の左側分割シート2bの背もたれ部22を前倒
しするとともに、上記ロアーレール64上でアッパーレー
ル25を介して該分割シート2bを前方にスライドさせる
ことにより、該2列目の分割シート2bをウォークイン
させることができる。
【0023】上記シートの配置構造を有する福祉車両に
おいて、病弱者、老人、あるいは足の不自由な人等が車
椅子から乗車する方法を説明する。まず、図1及び図2
に示されるシート配置状態から、図4及び図5に示すよ
うに3列目の左側分割シート3bをラゲッジルーム5内
に折り畳み格納し、2列目の左側分割シート2bを該3
列目の分割シート3bの通常位置まで移動させる。次い
で、図6及び図7に示すように助手席のシート1bを乗
降口4の横までスライドさせ、シート1b側の給電端子
19とレール61側の給電端子63とを電気的に接続する。
【0024】さらに、図9に示すように該シート1bを
該乗降口4側に向くように回転させるとともに、図10
及び図11に示すように該乗降口4外側までスライドさ
せ、そして上記電動昇降機構15によって該乗降口4外側
の低位置まで降下させる。この状態で、乗員が車椅子か
ら該シート1bに乗り移ったら、該電動昇降機構15によ
って該シート1bを上昇させ、次いで該乗降口4内側ま
でスライドさせるとともに、正面を向くように回転させ
る(図6及び図7)。その後、該シート1bを助手席の
位置までスライドさせる(図4及び図5)。
【0025】本福祉車両のシート配置構造によれば、こ
のようにして、病弱者、老人、あるいは足の不自由な人
等でも負担なく助手席に着座することができる。なお、
上記のようにして乗車した後、降車して車椅子に乗り移
る場合も、同様の手順に従えばよい。
【0026】ここで、該福祉車両に定員未満(7人以
下)の人数で乗車する場合には、2列目の左側分割シー
ト2b及び3列目の左側分割シート3bは、図4及び図
5に示されるシート配置状態のままにすればよい。この
ような配置にしておくことにより、3列目のシートの乗
降の際に、該2列目の左側分割シート2bを一々ウォー
クインさせる必要がなく、3列目のシート3、更には2
列目のシート2の乗降性が極めて良好になる。
【0027】一方、定員(8人)乗車する場合には、上
記2列目の左側分割シート2b及び3列目の左側分割シ
ート3bは、図1に示されるシート配置状態に戻し、3
列目のシート3の乗降の際に、該2列目の左側分割シー
ト2bの背もたれ部22を前倒しするとともに、該分割シ
ート2bを前方にスライドさせて、ウォークインさせれ
ばよい。
【0028】以上、図面を用いて本発明を説明したが、
本発明はこれらに限定されることなく、本発明の思想を
逸脱しない限り、種々の変更を施すことができる。例え
ば、図12に示すように、助手席のシート1bではなく
運転席のシート1aが昇降可能シートとなっていてもよ
い。また、3列目の左側分割シートの折り畳み格納機構
は、図13に示されるように、車体床6A上でラゲッジ
ルーム5Aまでロアーレール64Aを延長し、該3列目の
分割シート3Aを基台36A下端のアッパーレール37Aを
介して該ラゲッジルーム5Aまでスライドさせるととも
に、該基台36A上で座部31Aをチップアップして背もた
れ部32Aと重ねるものであってもよい。
【0029】
【発明の効果】本発明の福祉車両のシート配置構造によ
れば、病弱者、老人、足の不自由な人等でも、負担なく
運転席や助手席に着座することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による福祉車両のシート配
置構造(通常の状態)の斜視図である。
【図2】図1における福祉車両のシート配置構造の側面
図である。
【図3】図1における福祉車両のシート配置構造の一部
を示す正面図である。
【図4】図1における福祉車両のシート配置構造(第2
段階)の斜視図である。
【図5】図4における福祉車両のシート配置構造の側面
図である。
【図6】図1における福祉車両のシート配置構造(第3
段階)の斜視図である。
【図7】図6における福祉車両のシート配置構造の側面
図である。
【図8】電動昇降機構の給電端子部の一例を示す概略断
面図である。
【図9】図1のシート配置構造における昇降可能シート
(回転状態)の平面図である。
【図10】図1のシート配置構造における昇降可能シー
ト(降下状態)の背面図である。
【図11】図1における福祉車両のシート配置構造(第
4段階)の斜視図である。
【図12】本発明の他の実施形態による福祉車両のシー
ト配置構造の斜視図である。
【図13】本発明の別の実施形態による福祉車両のシー
ト配置構造の側面図である。
【図14】従来の一例による福祉車両のシート配置構造
の斜視図である。
【符号の説明】
1…1列目のシート 1a…運転席のシート 1b…助手席のシート 2…2列目のシート 2a,2b…分割シート 3…3列目のシート 3a,3b…分割シート 11,21,31…座部 12,22,32…背もたれ部 15…電動昇降機構 19,63…給電端子 4…乗降口 5…ラゲッジルーム
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年9月24日(1998.9.2
4)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】上記のように2列目の左側分割シート2b
が3列目に移動した後、図6及び図7に示すように、上
記車体床6のレール61に沿って車輪16(台車17)を介し
て助手席のシート1bを後方にスライドさせることによ
り、該シート1bを上記乗降口4の横に位置させること
ができる。このとき、該台車17の左後端に設けられた給
電端子19の接点プレート192 が、左側のレール61後端に
設けられた給電端子63の接点プレート634 に接触し、シ
ート1bの電動昇降機構15がバッテリーに電気的に連絡
する。なお、該接点プレート634 は、スプリング633
よって他方の接点プレート192 側に付勢されているた
め、該接点プレート634 と接点プレート192 とは確実に
接触する。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 座部と背もたれ部とを有するシートが前
    後3列に配置され、2列目のシートの右側及び/又は左
    側にスライドドアによる乗降口があり、3列目のシート
    の後側がラゲッジルームとなっている車両のシート配置
    構造であって、 該2列目のシート及び3列目のシートはそれぞれ同じ分
    割位置で複数個に分割されており、該分割された3列目
    のシートの乗降口側のシートは該ラゲッジルーム内に折
    り畳み格納可能となっており、該分割された2列目のシ
    ートの乗降口側のシートは背もたれ部が前倒し可能とな
    っており、そして該シートは該格納可能となっている3
    列目のシートの通常位置まで後方へスライド可能となっ
    ているとともに、前方にもスライド可能となっており、 1列目の運転席及び/又は助手席のシートは、該乗降口
    の横までスライドし該乗降口側に向くように回転可能と
    なっているとともに、その位置から乗降口外側の低位置
    まで移動可能になっていることを特徴とする福祉車両の
    シート配置構造。
  2. 【請求項2】 該1列目の運転席及び/又は助手席のシ
    ートは電動昇降機構を有しており、該シートが該乗降口
    の横までスライドしたときに、該電動昇降機構の給電端
    子が車体側に設けられバッテリーに連絡している給電端
    子に電気的に接続する請求項1記載の福祉車両のシート
    配置構造。
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