JP2000060607A - ファスナーチェーン仕上加工装置 - Google Patents

ファスナーチェーン仕上加工装置

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JP2000060607A
JP2000060607A JP10238210A JP23821098A JP2000060607A JP 2000060607 A JP2000060607 A JP 2000060607A JP 10238210 A JP10238210 A JP 10238210A JP 23821098 A JP23821098 A JP 23821098A JP 2000060607 A JP2000060607 A JP 2000060607A
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fastener
fastener chain
punch
fixed
chain
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Hideo Shimai
秀男 島井
Hideki Akiyama
秀樹 秋山
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YKK Corp
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A44HABERDASHERY; JEWELLERY
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Abstract

(57)【要約】 【課題】従来不可能とされてきたコイル状の連続噛合エ
レメント付きファスナーチェーンに対するスペース形成
とほぼ同時に同スペースに近接させて止具を取り付ける
ことを可能にした仕上加工装置を提供する。 【解決手段】特に、スペース形成装置(200) のファスナ
ーチェーン移送路の下方に設置される複数の部材のうち
唯一ノックアウト(205) のみを上下動可能に構成し、他
の部材の全てを不動とすることによりチェーン移送路下
方の装置をコンパクト化するとともに、チェーン移送路
の上方に配されるスペース形成長をもつ可動グリップ(2
03) 及びパンチ(206) の各本体(203b,206b) の少なくと
も隣接する止具取付装置側の端面を外部に露呈させて面
一とすることにより、スペース形成装置(200) の全ての
作動部材を止具取付装置(100) の止具取付部材に密接し
て配することができるようになり、従来は不可能とされ
ていた特にコイル状の連続噛合エレメントを縫着糸によ
り取り付けられたファスナーチェーンに対して、止具の
取付けとほぼ同時にスペースを形成することを可能にし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特にファスナーテ
ープの側縁に沿い縫製によりコイル状の連続する合成樹
脂製エレメントを取り付けたファスナーチェーンの好適
な仕上加工装置に関し、具体的には長尺の前記ファスナ
ーチェーンの長さ方向に所定間隔をおいて止具を固着す
ると同時に、該止具取付位置の隣接位置に所定長さの前
記エレメント群を除去してスペースを形成する仕上加工
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来も、間欠的に移送されるファスナー
チェーンに止め具を取り付けるのとほぼ同時にスペース
を順次形成するファスナーチェーンの連続仕上加工装置
が、例えば特公昭59−51819号公報や特公昭63
−18482号公報により提案され、実用化している。
しかして、こうした連続仕上加工装置は、全ての装置が
ファスナーテープに金属製エレメントが取り付けられた
ファスナーチェーンを加工対象とするものであり、コイ
ル状の連続ファスナーエレメントがファスナーテープに
縫着位置により取り付けられたファスナーチェーンを加
工対象とするものではなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ファスナーチェーンに
おける止具の取付位置とスペースの形成位置とは、可能
な限り近接させる必要がある。従って、上記仕上加工装
置にあっても、当然に止具取付位置とスペース形成位置
とが近接するように、止具取付装置とスペース形成装置
とを可能な限り近接させて並設している。
【0004】このように止具取付位置とスペース形成位
置とを近接させて止具取付装置とスペース形成装置とを
並設することを可能にしたのは、加工対象が金属製エレ
メントを植え付けたファスナーチェーンであればこそで
あって、合成樹脂製のコイル状に連続した形態からなる
噛合エレメントをファスナーテープに縫着したファスナ
ーチェーンを加工対象とする場合には、上記仕上加工装
置を単純に設計変更するだけでは実用化は不可能であ
る。
【0005】つまり、この種の金属製噛合エレメントを
もつファスナーチェーンにあっては、個々の噛合エレメ
ントがエレメント脚部をファスナーテープの側縁に加締
めることで植え付けられており、しかも粘性や可撓性の
ない金属製であるため、同エレメントの脚部の一方を切
断するだけで簡単にファスナーテープから除去できるこ
とに起因する。ファスナーテープから噛合エレメントの
切断除去が簡単になされるということは、上記各公報に
開示されているごとくエレメント切断除去機構も自ずと
簡略化されることになる。例えば、上記各公報に代表さ
れる金属製エレメントの基本的な切断除去機構は、ファ
スナーチェーンを挟んで上下に配されるスペース形成用
のパンチとダイとを備えていれば、他の格別な作動部材
は不要である。しかも、前記ダイは取付位置にあるチェ
ーンの移送面を利用することができ、前記パンチのみを
昇降させるようにすればよい。
【0006】一方、止具の取付装置は、上記各公報に開
示されているごとく、間欠的に移送される線材をファス
ナーチェーンの止具取付位置の上方で止具の寸法に切断
するとともに横コ字状に折り曲げ、これをファスナーチ
ェーンの噛合エレメント列を跨いで上方から押圧し、フ
ァスナーテープを突き通すと同時にその脚部をファスナ
ーテープの下面で内側に折り曲げてファスナーチェーン
に固着する。かかる操作は、前記止具取付装置のファス
ナーチェーン移送路をなす基台に形成された固定ダイの
上方に配されたカッティングパンチの上下動作とベンダ
ーの移送方向に沿った前後運動とを同期させて協動させ
ることによりなされる。
【0007】従って、ファスナーチェーンから所定の長
さにわたって金属製噛合エレメントを除去するスペース
のスペース形成装置と同スペースに近接する位置に止具
を取り付ける止具取付装置とは、双方ともにファスナー
チェーンの移送面を構成する基台の上方において単純動
作をする数少ない作動部材により構成されるため、両者
を近接配置することに格別の困難性はない。
【0008】しかるに、合成樹脂製のコイル状噛合エレ
メントを縫着糸によりファスナーテープに取り付けたフ
ァスナーチェーンにあっては、単に前記縫着糸よりもエ
レメントの噛合頭部側を切断するだけでは相変わらず脚
部の部分が縫着糸により保持されており、これを除去す
るには、例えば特公昭63−48521号公報に開示さ
れているごとく、互いに左右方向に離隔された一対の上
部固定グリッパと、前記上部グリッパに対して上下動可
能に設けられ、上昇したときに前記上部固定グリッパと
共同してファスナーエレメントが上向き状態で左右のフ
ァスナーテープを挟持する左右方向に離隔された一対の
下部可動グリッパと、前記下部可動グリッパの間に設け
られ、上部に切断刃部を有する固定ダイと、前記固定ダ
イ内を通り、前記下部グリッパの間及び前記上部グリッ
パの間を上下動するノックアウトと、同ノックアウトの
上方にノックアウトに対向して上下動可能に設けられ、
加工時にファスナーエレメントの噛合頭部側を下方に押
し下げるパンチとを備えている。
【0009】かかる構成を備えたスペース形成装置によ
りファスナーチェーンからコイル状の連続噛合エレメン
トを切断除去するには、噛合エレメントを上側にしてエ
レメントが噛合状態にあるファスナーチェーンの左右フ
ァスナーテープを上部グリッパ及び下部グリッパにより
挟持したのち、パンチによりファスナーエレメントの噛
合頭部側を下方に押し下げてファスナーテープ間から噛
合頭部を固定ダイの切断刃部に対して露呈させる。パン
チの下降を継続させることにより、前記露呈した左右の
噛合エレメントの噛合頭部の下側部分を下方に待機する
固定ダイの切断刃部で切断し、切断されたファスナーエ
レメントを前記パンチとノックアウトとにより挟持した
状態で押し上げ、切断されたエレメントの残部を縫着糸
のループから引き出し、前記ファスナーテープから除去
する。
【0010】このように、この種の合成樹脂製コイル状
ファスナーエレメントが縫着糸により取り付けられたフ
ァスナーチェーンから一部のファスナーエレメントを切
断除去するためには、ファスナーチェーンの移送面を挟
んだ上下に複数の作動部材を配すとともに、それらの作
動部材を同期させて協動するように作動させなければな
らないため、基台の内部、或いはその更に下方に前記作
動部材を作動させるための駆動部を設置せざるを得な
い。しかも、こうして配される多数の部材や装置は如何
にコンパクトに設計しても限度があり、各部材の支持部
をも含めて全ての部材を作動部材の寸法範囲に納めるこ
とは極めて困難である。特に、上記ノックアウトが内部
を昇降するとともに、自らも昇降する上記下部グリッパ
の存在は、前記ノックアウトを内部で案内する機能をも
備えているため、下部グリッパに対してはどうしてもノ
ックアウトの周囲を囲む設計を採用せざるを得ず、ノッ
クアウトの寸法で決まるスペース形成領域の長手方向の
端部外側にも下部グリッパが延設されることになり、そ
の分だけスペースと止具との離間距離が長くなって、同
スペース形成領域に近接させて上記止具取付装置を配設
することを不可能にする。
【0011】本発明は、こうした従来の課題を解決すべ
くなされたものであり、その具体的な目的は従来不可能
とされてきたコイル状の連続噛合エレメントが取り付け
られたファスナーチェーンに対するスペース形成とほぼ
同時に同スペースに近接させて止具を取り付けることが
できるスペース形成装置と止具取付装置とが並設された
仕上加工装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】かかる目的は、本発明の
主要な構成である左右一対のファスナーテープの相対す
る側縁に沿ってコイル状に連続する左右の噛合エレメン
トが縫製により取り付けられてなる長尺のファスナーチ
ェーンを間欠的に供給するチェーン供給手段と、前記フ
ァスナーチェーンの移送路に配設され、供給されるファ
スナーチェーンに所定間隔ごとに止具を固定する止具取
付装置と、前記ファスナーチェーンの移送路にあって前
記止具取付装置に隣接して配設され、前記ファスナーチ
ェーンから所定長さの噛合エレメントを除去するスペー
ス形成装置とを備えてなり、前記止具取付装置が、基台
に設けられてファスナーチェーン移送路の一部を構成す
るフォーミングダイと、供給される止具形成用線材の支
持部位に向けファスナーチェーンに沿って進退可能なベ
ンダーと、同ベンダー上に供給される前記線材を所定の
長さおよび形状に切断するカッティングパンチと、前記
フォーミングダイに上下動可能に対設され、切断された
線材片を止具形状に成形しつつファスナーチェーン上に
固定するたフォーミングパンチとを含み、前記スペース
形成装置が、基台に固設されファスナーチェーン移送路
の一部を形成する左右方向に離隔された一対の固設グリ
ッパと、互いに協動して前記ファスナーチェーン移送路
に向けて上下動可能な左右方向に離隔された一対の可動
グリッパと、左右一対の前記固設グリッパの間に設けら
れ、上部に切断刃部を有する左右一対の固定カッタと、
左右の前記固定カッタ内を通り、前記固設グリッパの間
及び前記可動グリッパの間を上下動するノックアウト
と、同ノックアウトに対向して配され、左右の前記可動
グリッパの間を独立して上下動し、加工時に噛合エレメ
ントの噛合頭部側を下方に押し下げるパンチとを含んで
なり、前記固設グリッパ、可動グリッパ、固定カッタ、
ノックアウト及びパンチの全てのファスナーチェーン移
送方向の長さが、スペース形成領域の長さ寸法に略等し
く設定されるとともに、それらの部材の少なくとも一端
面とチェーン移送方向に隣接する前記止具取付装置の一
端面とが同一鉛直面を共有してなることを特徴とするフ
ァスナーチェーン仕上加工装置により達成される。
【0013】すなわち、本発明のファスナーチェーン加
工装置によれば、特にスペース形成装置においてチェー
ン移送路の下方に設置される複数の部材のうち、ノック
アウトのみが上下動可能に構成され、他の部材は全て定
位置に不動に設置されるため、各部材を駆動するための
余分な各種装置が不要になり、チェーン移送路下方の装
置をコンパクト化することを可能にしている。一方、チ
ェーン移送路の上方に配され、スペース形成長に略等し
い長さを有する可動グリッパ及びパンチの本体のチェー
ン移送方向の少なくとも一端面を外部に露呈させている
ため、隣接して配される止具取付装置の端面に密接させ
ることを可能にしている。そのため、従来のスペースに
おける金属製噛合エレメントの簡単な切断及び除去機構
と異なり、複雑で部材点数も多いスパイラル状の噛合エ
レメントを縫着糸により取り付けられたファスナーチェ
ーンに対しても、所定の位置に止具の取付とスペースを
形成とを同時に且つ正確に行えるようにできる。
【0014】そして、好ましい態様によれば、前記スペ
ース形成装置の左右一対の可動グリッパ及び前記パンチ
は、それぞれが前記鉛直面に端面をもつ筒状ガイド部材
の内壁面に沿って上下動する摺動杆部と、同杆部の下端
に直交して結合され前記鉛直面側の端面まで延設された
グリッパ本体及びパンチ本体を有しており、更に好まし
くは前記止具取付装置の前記カッティングパンチが前記
筒状ガイド部材の鉛直面側の前記端面に対して摺動可能
に配設される。前記可動グリッパの摺動杆部が上端を開
放した角筒状をなしており、各摺動杆部の空洞内にスプ
リングの下端が固着され、同スプリングの上端がリテー
ナに固着されてなる。
【0015】そして、前記スペース形成装置の筒状ガイ
ド部材と前記止具取付装置のカッティングパンチとが、
同一の流体圧シリンダにより作動されるようにする場合
には、止具取付装置とスペース形成装置との駆動タイミ
ングを同期させやすくするとともに、装置を更にコンパ
クト化できる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明は、上述のごとく特に合成
樹脂製のコイル状ファスナーエレメントが縫製によりフ
ァスナーテープに取り付けられたファスナーチェーンの
仕上加工に好適なファスナーチェーン仕上加工装置に係
り、図12に示すようにファスナーチェーンのスペース
形成位置所定長さのファスナーエレメントを切断除去す
るとほぼ同時に、同ファスナーエレメントの切断除去領
域に近接する止具取付位置に止具を取り付けるために格
別に設計された装置である。
【0017】以下、本発明の好適な実施の形態を図示実
施例に基づいて具体的に説明する。図1〜図4は、本発
明の代表的な実施例に係るファスナーチェーン仕上加工
装置の主要部を概略で示す構成図である。なお、図示例
は最適な具体例を挙げたに過ぎず、当業者にとって多様
な変更が可能である。
【0018】本発明装置1は、左右一対のファスナーテ
ープTの相対する側縁に沿ってコイル状に連続する左右
の噛合エレメントEが縫着糸により取り付けられた長尺
のファスナーチェーンCを所定長ごとに間欠的に移送す
るチェーン供給装置10と、前記ファスナーチェーンC
の移送路上に配設され、供給されるファスナーチェーン
Cに所定の間隔ごとに止具Sを固定する止具取付装置1
00と、前記ファスナーチェーンCの移送路にあって前
記止具取付装置100に近接して配設され、前記ファス
ナーチェーンCから所定長さの噛合エレメントEを除去
するスペース形成装置200とからなる。
【0019】ここで、前記チェーン供給装置10は本発
明による特有な構成を備えている必要はなく一般的に知
られた機構を有する移送手段であればよい。
【0020】前記止具取付装置100の基台101に
は、図4に示すようにファスナーチェーン移送路の一部
を構成するブロック状のフォーミングダイ102が固設
されており、同フォーミングダイの直上で、ファスナー
チェーンCの移送路に直交して間欠的に供給される止具
形成用線材Wを下方から支持するため、断面が略矩形状
のベンダー103が止具形成用線材Wの支持部位に向け
てファスナーチェーンCに沿って進退可能に配設されて
いる。
【0021】そして、前記ベンダー103の上面を横切
って供給される前記線材Wを止具Sの必要とする長さと
形状に切断するカッティングパンチ104が前記ベンダ
ー103を左右から挟んだ状態で上下動可能に設けられ
ており、図4及び図5に示すように前記カッティングパ
ンチ104が下動して線材Wを切断すると同時に、その
線材片W′をベンダー103上で略横コ字状に折り曲げ
る。前記ベンダー103が線材Wの支持部位から後退し
たのち、フォーミングパンチ105が下降し、切断され
た線材片W′を上方から押圧して前記フォーミングダイ
102上で止具形状に成形しつつファスナーチェーンC
の止具取付位置に固定する。前記フォーミングダイ10
2の上面は山形に形成され、その傾斜面にはファスナー
チェーンCの移送方向に沿った複数のリブが突設されて
いる。また、前記フォーミングパンチ105は前記カッ
ティングパンチ104の間を前記フォーミングダイ10
2に向けて上下動可能に設けられている。
【0022】この止具取付装置100は従来の機構と実
質的に変わるところはなく、前記カッティングパンチ1
04及びフォーミングパンチ105の連動機構も、例え
ば上記特公昭59−51819号公報に開示された機構
と実質的に同じである。ただ、本実施例では上記ベンダ
ー103の動作をカム機構を介して前記カッティングパ
ンチ104の動作に直接連動させている点で、前記公報
記載の機構と異なっている。これらの連動機構を、図1
及び図4〜図7に基づいて具体的に説明する。
【0023】前記カッティングパンチ104の下端部は
2本の平行な左右一対の刃部104aに分岐されてお
り、基台101に設置されたコラム106の対向する2
端面により上下動可能に摺接案内され、前記刃部104
aが上記ベンダー103の上面と干渉せずにさらに下方
に進めるようになっている。左右一対の各刃部104a
の下面内側が相手方に向かって拡がる傾斜面に形成され
ており、基台101に固設されたブロック状の上記フォ
ーミングダイ102の山形面に沿うようにされている。
また、同じく前記コラム106内にあって、前記カッテ
ィングパンチ104の上方には駆動ブロック107が上
下動可能に摺嵌されており、同ブロック107の端面に
は前記フォーミングパンチ105を嵌着する嵌着溝が形
成され、同嵌着溝に嵌着された前記ドライビングパンチ
を前記ブロック107にボルトにより固着している。
【0024】前記一対の刃部104aはそれぞれフォー
ク状をなしており、カッティングパンチ104の下降に
より切断され、両端がフォーク状に尖った一定長さの止
具Sとなる。この切断時に、上記コラム106に組み込
まれた図示せぬ線材案内部と前記コラム106の一部が
ダイとして機能する。止具線材Wの切断後さらにカッテ
ィングパンチ104が下降すると左右の刃部104aは
線材片W′の両端部をベンダー103の周りに屈曲させ
横コ字状に成形する。
【0025】前記カッティングパンチ104の略1/3
にあたる上部はファスナーチェーンCの導入側に向けて
延設された平板状ブロック104bからなり、同ブロッ
ク104bと上記ブロック107との間が2本のリンク
110,111により連結されている。この各リンク1
10,111のチェーン上流側には、同リンク110,
111の連結節部を案内するカム面112aを有する第
1板カム112が同カム面112aを両リンク110,
111の連結節部に対峙させて設置されている。また、
前記平板状ブロック104bからカッティングパンチ1
04の下端部にかけてファスナーチェーンCの導入側に
カム面113aを有する第2板カム113が設けられて
いる。
【0026】更に、前記コラム106内にあって同コラ
ム106の一部には、前記第2板カム113のカム面1
13aに相対して上記ベンダー103の上端が枢着され
ており、そのカム接触面が図示せぬ付勢手段により前記
カム面に接触するように一方向に付勢されている。前記
ベンダー103は全体が略長靴状をなす平板材からな
り、その足先部が上記カッティングパンチ104の一対
の上記刃部104aの間を揺動により進退し、上記線材
片W′の支持屈曲部を構成する。また、同ベンダー10
3の前記カム接触面は複数の連続する屈曲面からなる。
【0027】なお、本実施例の止具Sは線材Wを切断
し、略コ字状に折り曲げ、フォーミングパンチ105及
びフォーミングダイ102によりファスナーチェーンC
の止具取付位置に取り付けられるが、予め止具Sとして
略コ字状に折り曲げて成形したものを供給して、ファー
ミングダイにより固定するようにしてもよい。この場合
には、前記ベンダー103は不要となる。
【0028】上記スペース形成装置200は本発明の最
も特徴部をなすものであり、固設グリッパ202、可動
グリッパ203、固定カッタ204、ノックアウト20
5及びパンチ206を備えており、その特有の構成によ
りコイル状の連続噛合エレメントEに対しても、上記止
具取付装置100と協動して止具Sの取付けとほぼ同時
にスペース部を形成することを可能にしている。
【0029】これらを、図1、図3、図8〜図11に基
づいて詳しく説明する。前記スペース形成装置200の
基台201には、ファスナーチェーン移送路の一部を構
成し、その移送方向に直交して左右方向に離間する一対
の固設グリッパ202が固設されている。この固設グリ
ッパ202の上方には、同じく左右方向に離間した一対
の可動グリッパ203が配され、前記ファスナーチェー
ン移送路に向けて流体シリンダにより上下動が可能とさ
れている。また、前記ファスナーチェーン移送路の下方
にあって左右一対の前記固設グリッパ202の間には、
上部に切断刃部204aを有する左右一対の固定カッタ
204が固設されている。
【0030】更に、左右の前記固定カッタ204内を通
り、左右の前記固設グリッパ202の間と前記可動グリ
ッパ203の間とを、同じく図示せぬ流体シリンダーに
より上下動する板状のノックアウト205が配されてい
る。
【0031】また、同じく左右の前記可動グリッパ20
3の間にあって、板状のパンチ206がファスナーチェ
ーン移送路を挟んで前記ノックアウト205に対向して
配されている。このパンチ206は左右の前記可動グリ
ッパ203の間を流体シリンダー20及び圧縮スプリン
グ208により、可動グリッパ203が固設グリッパ2
02の表面で停止しているファスナーチェーンCに当接
するまで同可動グリッパ203に随伴して下降するが、
以降は直接に前記流体シリンダー20により下降を続け
て、切断加工時に噛合エレメントEの噛合頭部側を下方
に押し下げる。
【0032】左右一対の固設グリッパ202は矩形のブ
ロック状をなしており、同固設グリッパ202の間に対
向して固設される左右一対の固定カッタ204と同固定
カッタ204の間隙に介装される上下動可能な前記ノッ
クアウト205は、それぞれ板材からなり、これらの全
ての部材が図12に示すようなファスナーチェーン上に
形成されるスペースの長さ寸法Lと略等しい長さを有し
ており、その一端面は面一となって基台201とともに
上記止具取付装置100の基台101及びフォーミング
ダイ102の隣接端面に密接した状態で配設される。こ
れらの部材のうち、唯一の可動部材であるノックアウト
205は床部に設置されたラム209と圧縮スプリング
210とにより上下動可能とされている。
【0033】前記可動グリッパ203は、同グリッパ2
03を上下に案内保持する筒状ガイド部材207の内部
空洞部に収容されている。左右一対の前記可動グリッパ
203は同一の形状の逆T字状をなしており、その摺動
杆部は内部が空洞とされた角筒体からなり、スペースの
長さ寸法に等しい寸法をもつ略直方体からなるグリッパ
本体が前記摺動杆部の下端に直交して配されている。ま
た、前記各筒状ガイド部材207は断面がコ字状をなし
ており、その短辺部の開口面は上記止具取付装置100
のカッディングパンチ104の端面と面一のコラム端面
が筒状ガイド部材207の一ガイド面として機能し、長
辺部の最大長さはスペースの長さ寸法に等しく設定され
ている。一方、前記摺動杆部の断面は略正方形の枠状を
なしており、前記筒状ガイド部材207の内部空洞部
に、上記パンチ206を挟んだ状態で2本の摺動杆部が
下端から挿入される形態をもつ。
【0034】板材からなる前記パンチ206も、摺動杆
部206aとパンチ本体206bとからなる前記可動グ
リッパ203と同一形態の逆T字状に形成されており、
左右一対の可動グリッパ203の間に前記パンチ206
を配して、それらの摺動杆部を筒状ガイド部材207の
空洞部に挿入すると、各グリッパ本体及びパンチ本体2
06bは前記筒状ガイド部材207の下端から外部に露
呈しており、それらの前後端面と前記筒状ガイド部材2
07の前後端面がそれぞれ面一となる。
【0035】また、一対の各圧縮スプリング208の上
端が単一の立方形状をもつリテーナ211に固着され、
前記摺動杆部の各空洞部の底面に圧縮スプリング208
の下端部が固着される。一方、前記筒状ガイド部材20
7の対向する側壁部の上部には、それぞれに前記リテー
ナ211を所定の距離だけ下降案内するためのスリット
207aが形成されている。前記スリット207aのう
ちチェーン下流側のスリット207aには、上方から弾
性的に付勢された停止アームが水平に挿入されており、
前記リテーナ211に上方からの外力が加わらないとき
は、同停止アームにより前記リテーナ211を下方から
定位置に支持する。このとき、可動グリッパ203のグ
リッパ本体はファスナーチェーンCの止具の通過を許容
する空間を残して基台201の上方に位置している。
【0036】かかる構成により、可動グリップ203及
びパンチ206は、流体圧シリンダー20の作動時に
は、当初、前記リテーナ211が下方に押圧されると、
パンチ206が下降するとともに、圧縮スプリング20
8の弾力により可動グリッパ203も下降する。可動グ
リッパ203が下方のファスナーチェーンCの表面に当
接して圧縮スプリング208が圧縮されるようになる
と、可動グリッパはその弾力をもって左右のファスナー
テープTを固設グリッパ202との間で把持する。この
把持の間も前記パンチ206は可動を続け、噛合エレメ
ントEの頭部を下方の固設カッタ204に押し付けスペ
ースの長さ寸法に等しい領域にある噛合エレメントEの
脚部を切断する。
【0037】こうして、本発明にとって最も重要な点で
ある、スペース形成装置200の一端面を前記止具取付
装置100の一端面に同一の鉛直面上で密接させること
を可能にしている。すなわち、図1から理解できるよう
に前記止具取付装置100の上記フォーミングダイ10
2及びコラム106の端面が、それぞれ対応して前記固
設グリッパ202及び可動グリッパ203の筒状ガイド
部材206の端面に密接して配設されるとともに、前記
止具取付装置100の基台101及びコラム106と、
前記スペース形成装置200の基台201及び筒状ガイ
ド部材207とが、それぞれビームにより密接して連結
固定される。また、前記止具取付装置100の上記駆動
ブロック107と前記スペース形成装置200の可動グ
リッパ203とは、図1に示すように単一の上記流体圧
シリンダー20により同時に作動されるようになってい
る。
【0038】さて、以上の構成を備えた本発明装置によ
る止具Sの取付けとスペース形成の操作手順を図4〜図
11に基づいて説明すると、ファスナーチェーンCはチ
ェーン供給装置10によってチェーン移送路を通して所
定長さごとに間欠的に送られる。ファスナーチェーンC
の送りが停止すると、公知の位置決め手段によりファス
ナーチェーンCを定位置に位置決め固定する。ここで、
流体圧シリンダ20が作動して駆動ブロック107を下
降させると同時に、可動グリッパ203及び、パンチ2
06を上述のようにして同時に下降させる。以下に、止
具取付装置100及びスペース形成装置200による止
具取付操作及びスペース形成操作を、それぞれ図に従っ
て説明する。
【0039】図4〜図7は、上記止具取付装置100に
よるファスナーチェーンCに対する止具Sの取付操作手
順を示す正面から見た各作動部材の動作説明図である。
【0040】図4は止具線材Wが供給され、待機状態に
あるときの状態図であり、この状態から前記駆動ブロッ
ク107が下降を開始すると、同時にフォーミングパン
チ105を同速度で下降させる。また、このとき同時に
2本のリンク110,111の連結節部が、図1に示す
ように第1カム112のカム面112の鉛直部分に当接
して前記駆動ブロック107とカッティングパンチ10
4との離間距離を一定に保持させながら、カッティング
パンチ104をも下降させる。
【0041】この下降時にあって、カッティングパンチ
104が止具線材Wを切断して屈曲させるまでは、同パ
ンチ104に固設された第2板カム113のカム面11
3aにベンダー103の接触面が当接して、同ベンダー
103のベンダー本体103aが前記線材Wを下方から
支持する位置に止まる。止具線材Wの切断と屈曲が終了
しても、カッティングパンチ104は下降を維持する
が、図5に示すようにその屈曲が終了した時点で前記ベ
ンダー103の第2カム面113aに対する接触面が変
わり、図2に示すように同ベンダー103を上端を支点
として回転させてベンダー本体103aを線材支持部か
ら後退させる。
【0042】ベンダー本体103aが後退したのちも、
前記カッティングパンチ104はファスナーチェーンC
を介してフォーミングダイ102の上面に当接するまで
下降を続ける(図6)。前記カッティングパンチ104
の下端傾斜面がフォーミングダイ102の上面に停止し
ているファスナーチェーンCに当接すると、2本のリン
ク110,111の連結節部の上記第1板カム112の
カム面112aに対する接触面が変わり、前記連結節部
が図2に示すように大きく屈曲した状態となり、駆動ブ
ロック107を介してフォーミングパンチ105のみを
更に下降させる。このフォーミングパンチ105の下降
により、線材片W′の屈曲両端部が噛合エレメントEを
跨いでファスナーテープTに突き刺さり、フォーミング
ダイ102の折曲げ部分102aにファスナーチェーン
Cの裏面側で内側に折り曲げ、止具Sをテープに固定す
る(図7)。
【0043】こうして止具SがファスナーチェーンCに
取り付けられるとほぼ同時に、同止具Sの取付位置に近
接させて、上記スペーサ形成装置200によりスペーサ
が形成される。図8〜図11は、そのスペーサ成形時の
操作手順を示している。
【0044】図8は、上述のようにして可動グリッパ2
03が固設グリッパ202の上面に停止するファスナー
チェーンCと噛合エレメントEが干渉しない上方位置に
待機している状態を示している。この状態で、上記流体
圧シリンダー20が作動を開始する(図1)と、同シリ
ンダー20のロッド端が上記リテーナ211の上面を下
方に押圧して、可動グリップ203のグリッパ本体の面
がファスナーチェーンCを介して固設グリップ202の
面に嵌合するまでは、可動グリップ203を圧縮スプリ
ング208を圧縮することなく下降させる(図9)。こ
のとき、パンチ206も前記リテーナ211に押されて
可動グリップ203と一緒に下降する(同図)。
【0045】可動グリッパ203の下降が終了すると、
圧縮スプリング208はリテーナ211により圧縮さ
れ、可動グリッパはその弾力をもって左右のファスナー
テープTを固設グリッパ202との間で強く把持する。
この把持の間も前記パンチ206は下降を続け、噛合エ
レメントEの頭部を下方の固設カッタ204に押し付け
ながら下降して、スペースの長さ寸法に等しい領域にあ
る噛合エレメントEの下脚部を切断する(図10)。
【0046】噛合エレメントEの下脚部の切断が完了す
ると、床部に設置されたラム209を上昇させてノック
アウト205を上昇させ上方に待機するパンチ206の
下端とノックアウト205との間で切断された噛合エレ
メント片E′を上下から挟持する。続いて、前記ラム2
09と同調させながら上記流体圧シリンダ20を縮長方
向に作動させて、上記リテーナ211を上昇させて最終
的に可動グリッパ203を引き上げるとともに、切断さ
れた前記噛合エレメント片E′を縫着糸から抜き取る
(図11)。このあと、図示せぬ公知のエレメント吸引
手段により、同噛合エレメント片E′を装置外に吸引除
去する。次いで、前記ラム209は圧縮スプリング21
0の弾力で待機位置まで復帰する。
【0047】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明のファスナーチェーン加工装置によれば、特にスペー
ス形成装置のチェーン移送路に対して下方に設置される
複数の部材のうち唯一ノックアウトのみを上下動可能に
構成し、他の部材を全て固設してチェーン移送路下方の
装置をコンパクト化するとともに、チェーン移送路の上
方に配されるスペース形成長に略等しい長さを有する可
動グリッパ及びパンチの各本体にあって、少なくとも隣
接して配される止具取付装置側の端面を外部に露呈させ
ると共にその露呈面を面一としたことにより、スペース
形成部材を止具取付装置の止具取付部材に接近させて配
することができるようになり、従来では不可能とされて
いた特にコイル状に連続する噛合エレメントを縫着糸に
より取り付けられたファスナーチェーンの所定部位に、
止具の取付けとほぼ同時にスペースを形成することが可
能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るファスナーチェーン仕上加工装置
の全体的な構成例を示す縦断面図である。
【図2】同仕上げ装置における止具取付装置の縦断面図
である。
【図3】同スペース形成装置の縦断面図である。
【図4】前記止具取付装置による止具取付開始時の各部
材の操作説明図である。
【図5】同装置による止具形成線材の切断及び屈曲時の
同操作説明図である。
【図6】同装置による止具線材片の打ち込み開始時の同
操作説明図である。
【図7】同装置による止具取付完了時の同操作説明図で
ある。
【図8】前記スペース形成装置によるスペース形成開始
時の各部材の操作説明図である。
【図9】前記スペース形成装置によるファスナーチェー
ン把持時の同操作説明図である。
【図10】前記スペース形成装置による噛合エレメント
切断時の同操作説明図である。
【図11】前記スペース形成装置による噛合エレメント
除去時の同操作説明図である。
【図12】前記止具取付装置及びスペース形成装置によ
る止具取付後及びスペース形成後のファスナーチェーン
の形態例を示す部分斜視図である。
【符号の説明】
10 (ファスナー)チェーン供給装置 20 流体圧シリンダー 100 止具取付装置 101 基台 102 フォーミングダイ 102a 折り曲げ部分 103 ベンダー 104 カッティングパンチ 104a 刃部 104b 平板状ブロック 105 フォーミングパンチ 106 コラム 107 駆動ブロック 110,111 リンク 112 第1板カム 112a 第1カム面 113 第2板カム 113a 第2カム面 200 スペース形成装置 201 基台 202 固設グリッパ 203 可動グリッパ 203a 摺動杆部 203b グリッパ本体 204 固定カッタ 204a 切断刃部 205 ノックアウト 206 パンチ 206a 摺動杆部 206b パンチ本体 207 筒状ガイド部材 207a スリット 208 圧縮スプリング 209 ラム 210 圧縮スプリング 211 リテーナ T ファスナーテープ E 噛合エレメント E´ 噛合エレメント片 C ファスナーチェーン S 止具 W 線材 W´ 線材片

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右一対のファスナーテープ(T) の相対
    する側縁に沿ってコイル状に連続する左右の噛合エレメ
    ント(E) が縫製により取り付けられてなる長尺のファス
    ナーチェーン(C) を間欠的に供給するチェーン供給手段
    (10)と、 前記ファスナーチェーン(C) の移送路に配設され、供給
    されるファスナーチェーン(C) に所定間隔ごとに止具
    (S) を固定する止具取付装置(100) と、 前記ファスナーチェーン(C) の移送路にあって前記止具
    取付装置(100) に隣接して配設され、前記ファスナーチ
    ェーン(C) から所定長さの噛合エレメント(E)を除去す
    るスペース形成装置(200) とを備えてなり、 前記止具取付装置(100) が、少なくとも基台(101) に設
    けられてファスナーチェーン移送路の一部を構成するフ
    ォーミングダイ(102) と、止具(S) をファスナーチェー
    ン(C) に打ち込むフォーミングパンチ(105) とを含み、 前記スペース形成装置(200) が、基台(201) に固設され
    ファスナーチェーン移送路の一部を形成する左右方向に
    離隔して配された一対の固設グリッパ(202) と、互いに
    協動して前記ファスナーチェーン移送路に向けて上下動
    可能な左右方向に離隔して配された一対の可動グリッパ
    (203) と、左右一対の前記固設グリッパ(202) の間に設
    けられ、上部に切断刃部を有する左右一対の固定カッタ
    (204) と、左右の前記固定カッタ(204) 内を通り、前記
    固設グリッパ(202) の間及び前記可動グリッパ(203) の
    間を上下動するノックアウト(205) と、同ノックアウト
    (205) に対向して配され、左右の前記可動グリッパ(20
    3) の間を独立して上下動し、加工時に噛合エレメント
    (E) の噛合頭部側を下方に押し下げるパンチ(206) とを
    含んでなり、 前記固設グリッパ(202) 、可動グリッパ(203) 、固定カ
    ッタ(204) 、ノックアウト(205) 及びパンチ(206) の各
    ファスナーチェーン移送方向の長さが、スペース形成領
    域の長さ寸法に略等しく設定されるとともに、それらの
    部材の少なくとも一端面とチェーン移送方向に隣接する
    前記フォーミングダイ(102) とフォーミングパンチ(10
    5) の一端面とが同一鉛直面を共有してなる、 ことを特徴とするファスナーチェーン仕上加工装置。
  2. 【請求項2】 前記止具取付装置(100) が、更に供給さ
    れる止具形成用線材(W) の支持部位に向けファスナーチ
    ェーン(C) に沿って進退可能に配されたベンダー(103)
    と、同ベンダー(103) 上に供給される前記線材(W) を所
    定の長さおよび形状に切断するカッティングパンチ(10
    4) とを含み、前記フォーミングパンチ(105) は切断さ
    れた線材片(W′) を止具形状に成形しつつファスナーチ
    ェーン(C)に打ち込むるために前記フォーミングダイ(10
    2) に上下動可能に対設されてなる請求項1記載のファ
    スナーチェーン仕上加工装置。
  3. 【請求項3】 前記スペース形成装置(200) の左右一対
    の可動グリッパ(203)及び前記パンチ(206) は、それぞ
    れが前記鉛直面に端面をもつ筒状ガイド部材(207) の内
    壁面に沿って上下動する摺動杆部(203a,206a) と、同杆
    部(203a,206a)の下端に直交して結合され、前記鉛直面
    側の端面まで延設されたグリッパ本体(203b)及びパンチ
    本体(206b)を有してなる請求項1記載のファスナーチェ
    ーン仕上加工装置。
  4. 【請求項4】 前記止具取付装置(100) の前記カッティ
    ングパンチ(104) の前記鉛直面側の前記端面が隣接する
    前記筒状ガイド部材(207) の端面に摺動可能に配設され
    てなる請求項3記載のファスナーチェーン仕上加工装
    置。
  5. 【請求項5】 前記可動グリッパ(203) の摺動杆部(203
    a)が上端を開放した角筒状をなしており、各摺動杆部(2
    03a)の空洞内にスプリング(208) の下端が固着され、同
    スプリング(208) の上端がリテーナ(211) に固着されて
    なる請求項3又は4記載のファスナーチェーン仕上加工
    装置。
  6. 【請求項6】 前記スペース形成装置(200) の筒状ガイ
    ド部材(207) と前記止具取付装置(100) のカッティング
    パンチ(104) とが、同一の流体圧シリンダ(20)により作
    動される請求項4記載のファスナーチェーン仕上加工装
    置。
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