JP2000056529A - 用紙のループ量制御装置 - Google Patents

用紙のループ量制御装置

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JP2000056529A
JP2000056529A JP10227894A JP22789498A JP2000056529A JP 2000056529 A JP2000056529 A JP 2000056529A JP 10227894 A JP10227894 A JP 10227894A JP 22789498 A JP22789498 A JP 22789498A JP 2000056529 A JP2000056529 A JP 2000056529A
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sheet
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Takayuki Niihara
貴之 新原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、搬送部材の手前で所定の量のルー
プを形成して異常画像が発生するのを防止することがで
きる低コストな用紙のループ量制御を提供するものであ
る。 【解決手段】 ループ検知センサ17によって用紙Pのル
ープを検知し、このセンサ17からの検知情報に基づいて
加熱ローラ12に駆動力を伝達する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、用紙のループ量制
御装置に関し、詳しくは、画像転写部材でトナー画像が
転写された用紙を定着部材に搬送して定着部材によって
定着する際に、定着部材の手前側で用紙にループを形成
することにより、用紙を画像転写部材側から引張って異
常画像が転写されたりすること等を防止することができ
るループ量制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、感光体ドラムや転写ローラ等の
画像転写部材によって用紙にトナー画像が転写される
と、このトナー画像を加熱ローラおよび加圧ローラ等か
らなる定着部材によって用紙に定着するようにしてい
る。このような装置にあっては、感光体ドラムと転写ロ
ーラのニップ部から送り出された用紙を加熱ローラおよ
び加圧ローラのニップ部に挟持する前に、両ローラの上
流部で用紙に一定の余裕部分としてループを形成した
後、加熱ローラおよび加圧ローラのニップ部に挟持して
用紙にトナー画像を定着するようにしている。
【0003】このようにループを形成するためには、加
熱ローラの線速を感光体ドラムの線速よりも遅く設定す
るようにしており、このようにして用紙にループを形成
することにより、加熱ローラおよび加圧ローラによって
用紙を引張りすぎることによって感光体ドラムによって
用紙にトナー像を正常に転写できなかったり、加熱ロー
ラと加圧ローラによって用紙を引張りすぎてトナー画像
がこすれたりすること等による異常画像が発生すること
等を防止するようにしている。
【0004】この種のループ量制御としては、例えば、
特開平1ー267237号公報に記載されたようなもの
があり、このものは、加熱ローラおよび加圧ローラの手
前で発生するループ量の大きさを検知し、ループ量が大
きい場合には、定着装置手前の搬送経路上で用紙のジャ
ムが発生するおそれ等があるため、加圧ローラの線速を
大きくして大きくなりすぎたループを小さくし、ループ
量が小さい場合には、加圧ローラの線速が感光体ドラム
よりも速くなった状態と判断して加圧ローラの線速を小
さくして用紙が引張られて転写不良が発生するのを防止
するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のループ量制御装置にあっては、加圧ローラの
線速と感光体ドラムの線速を異ならせるために、独立し
て2つの駆動モータが必要となるか、または、駆動モー
タから加圧ローラに伝達する駆動力をA、Bの2段階に
可変させるための2つの変速機が必要になってしまい、
ループ量制御のコストが増大してしまうという問題があ
った。
【0006】また、感光体ドラムに対して用紙の搬送方
向上流にレジストローラがある場合には、レジストロー
ラの線速A、感光体ドラムの線速B、加圧ローラの線速
Cの関係がA>B>Cとなるのが一般的であるため(レ
ジストローラは感光体ドラムに用紙を速く送り込むため
に線速を大きくするのが望ましいため)、ロール紙やA
3サイズ等の長尺な用紙に画像を形成する場合には用紙
の途中で線速が変化してしまった。
【0007】特に、図6に示すように、ループ量の大き
さに基づいて加熱ローラの線速を可変していたため、定
着率等の特性値が1枚の用紙内で変化して画像品質が低
下するという問題が発生してしまった。さらに、レジス
トローラの線速A>感光体ドラムの線速Bとなっていた
ため、レジストローラと感光体ドラムの間にループが発
生してしまい、レジストローラと感光体ドラムの間の搬
送経路上でジャム等が発生してしまうおそれがあった。
【0008】そこで請求項1記載の発明は、搬送部材の
手前で所定の量のループを形成して異常画像が発生する
のを防止することができる低コストな用紙のループ量制
御を提供することを目的としている。また、請求項2記
載の発明は、長尺な用紙に画像を形成する場合に定着率
等の特性値が1枚の用紙内で変化するのを確実に防止し
て画像品質が低下してしまうのを防止することができる
用紙のループ量制御を提供することを目的としている。
【0009】さらに、請求項3記載の発明は、画像転写
部材とこの画像転写部材の上流側の搬送部材の間の搬送
経路上でループが発生するのを防止して、画像転写部材
と搬送部材の間の搬送経路上でジャム等が発生するのを
防止することができるループ量制御を提供することを目
的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
上記課題を解決するために、画像転写部材でトナー画像
が転写された用紙を定着部材に搬送して該定着部材によ
って定着する際に、該定着部材の手前側で用紙にループ
を形成するようにした用紙のループ量制御装置であっ
て、前記用紙のループを検知するループ検知手段と、該
ループ量検知手段の検知情報に基づいて前記定着部材に
駆動力を伝達する制御手段とを有することを特徴として
いる。
【0011】その場合、画像転写部材から用紙が送り出
されたときには定着部材に駆動力が伝達されないため、
用紙を定着部材に接触させてループを形成することがで
きるとともに、用紙のループが所定の大きさになったと
きに定着部材に駆動力を伝達するようにしているので、
用紙の大きさや摩擦係数等に関係なくループを確実に形
成することができ、定着部材によって用紙を引張りすぎ
ることによって感光体ドラムによって用紙にトナー像を
正常に転写できなかったり、定着部材によって用紙を引
張りすぎてトナー画像がこすれたりすること等による異
常画像が発生すること等を防止することができる。
【0012】また、定着装置に伝達される駆動力をON
/OFFする制御手段を設けることによってループの大
きさを一定にすることができるので、従来のように画像
転写部材や定着部材の線速を可変する複雑な駆動機構が
不要になり、ループ量制御のコストが増大するのを防止
することができる。請求項2記載の発明は、上記課題を
解決するために、請求項1記載の発明において、前記画
像転写部材の用紙の搬送方向上流側に画像転写部材に搬
送される用紙の搬送タイミングをとる搬送部材を有し、
前記制御手段は、該搬送部材、画像転写部材および定着
部材を同じ線速に制御することを特徴としている。
【0013】その場合、搬送部材、画像転写部材および
定着部材の線速を同じにしているため、長尺な用紙に画
像を形成する場合には用紙の途中で線速が変化してしま
うのを確実に防止することができ、画像品質が低下して
しまうのを防止することができる。また、搬送部材、画
像転写部材および定着部材を同じ線速にした場合であっ
ても、制御手段をON/OFFすることにより用紙にル
ープを確実に形成することができる。
【0014】請求項3記載の発明は、上記課題を解決す
るために、請求項1または2記載の発明において、前記
搬送部材の手前側で用紙に発生するループを検知する搬
送部材側ループ検知手段を有し、前記制御手段は、該搬
送部材側ループ検知手段の検知情報に基づいて前記搬送
部材に駆動力を伝達するとともに搬送部材、画像転写部
材を同じ線速に制御することを特徴としている。
【0015】その場合、搬送部材に用紙が到達した時点
では搬送部材に駆動力を伝達しないため、用紙が搬送部
材に接触してループを形成することができるとともに、
用紙のループ量が所定値となったときに搬送部材を画像
転写部材と同じ線速になるように駆動しているので、画
像転写部材と搬送部材の間の搬送経路上でループが発生
するのを防止して、画像転写部材と搬送部材の間の搬送
経路上でジャム等が発生するのを防止することができ
る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1〜5は本発明に係る用紙のルー
プ量制御の一実施形態を示す図である。なお、このルー
プ量制御は複写機、プリンター装置、ファクシミリ装置
等の画像形成装置に搭載されている。
【0017】まず、構成を説明する。図1、2におい
て、1は駆動側である搬送ローラ、2は搬送ローラ1に
加圧摺接される従動側である加圧搬送ローラであり、こ
れら両ローラ1、2は図示しない用紙カセットから搬出
された用紙を挟持しながら搬送するようになっている。
この両ローラ1、2によって搬送される用紙Pはガイド
板3、4を通して駆動側であるレジストローラ(搬送部
材)5およびこのローラ5に加圧摺接される従動側であ
るレジスト加圧ローラ(搬送部材)6に向かって搬送さ
れる。この両ローラ5、6は感光体ドラム(画像転写部
材)7に搬送される用紙Pのタイミングをとるようにな
っており、具体的には、感光体ドラム7に用紙Pを搬送
する際に加圧ローラ6は一旦停止された後、画像形成タ
イミングと同時に再駆動されてガイド板8を通して用紙
Pを感光体ドラム7に搬送する。
【0018】感光体ドラム7は画像に対応したトナー画
像を担持するようになっており、感光体ドラム7に搬送
される用紙Pに転写ローラ9と共にトナー画像を転写す
るようになっている。このトナー画像が転写された用紙
Pはガイド板10、11に案内されて駆動側である加熱ロー
ラ12および加熱ローラ12に加圧摺接される従動側である
定着加圧ローラ13に挟持されるようになっており、用紙
Pは加熱ローラ12に内蔵されたヒータによって加熱され
ながら定着加圧ローラ13で加圧されることによってトナ
ー画像が用紙Pに定着されるようになっている。なお、
加熱ローラ12および定着加圧ローラ13は定着部材を構成
している。
【0019】また、図2に示すように搬送ローラ1、レ
ジストローラ5、感光体ドラム7および加熱ローラ12は
駆動モータ14によって駆動されるようになっている。ま
た、加熱ローラ12は定着駆動クラッチ15がON/OFF
されることによって駆動モータ14からの駆動力が伝達ま
たは遮断されるようになっているとともに、レジストロ
ーラ5はレジスト駆動クラッチ16がON/OFFされる
ことによって駆動モータ14からの駆動力が伝達または遮
断されるようになっており、搬送ローラ1、レジストロ
ーラ5、感光体ドラム7および加熱ローラ12は駆動モー
タ14によって同じ線速で回転駆動されるようになってい
る。
【0020】一方、ガイド板10にはループ検知センサ
(ループ検知手段)17が設けられており、このループ検
知センサ17は用紙に直接接触するフィラー等を有するス
イッチから構成され、加熱ローラ12の手前側で発生する
用紙Pのループ部分が接触するとONしてこの検知情報
をCPU(Central Processing Unit)18に出力するよう
になっている。CPU18はこの検知センサ17からの検知
情報に基づいて定着駆動クラッチ15をONにして駆動モ
ータ14の駆動力を加熱ローラ12に伝達するようになって
いる。
【0021】また、ガイド板3にはループ検知センサ
(搬送部材側ループ検知手段)19が設けられており、こ
のループ検知センサ19は用紙に直接接触するフィラー等
を有するスイッチから構成され、レジストローラ5の手
前側で発生する用紙Pのループ部分が接触するとONし
てこの検知情報をCPU18に出力するようになってい
る。CPU18はこの検知センサ19からの検知情報に基づ
いてレジスト駆動クラッチ16をONにして駆動モータ14
の駆動力をレジストローラ5に伝達するようになってい
る。
【0022】また、定着駆動クラッチ15がONしてレジ
ストローラ5が回転したときおよびレジスト駆動クラッ
チ16がONして加熱ローラ12が回転したときには、これ
らレジストローラ15および加熱ローラ12は感光体ドラム
7と同じ線速で回転するようになっている。なお、セン
サー17、19は用紙Pの距離を検知するためのフォトセン
サや超音波センサ等であっても良く、この場合には、C
PU18はセンサからの検知信号がある値に達したときに
用紙Pのループ量が所定量であるものと判断して各クラ
ッチ15、16をONするように制御する。
【0023】また、本実施形態では、駆動モータ14、定
着駆動クラッチ15、レジスト駆動クラッチ16およびCP
U18が制御手段を構成している。また、図2において、
21は装置に電源を供給するためのPSU(Power Supply
Unit)、22はパワーパック、23はループ制御処理のプロ
グラムまたは本装置で使用する各種データ等が格納され
るメモリ、24は駆動モータ14、クラッチ15、16、センサ
17、19、CPU18、PSU21、パワーパック22、メモリ
23を接続するバスである。
【0024】次に、図3のフローチャートおよび図4、
5に示すタイミングチャート基づいてループ量制御を説
明する。まず、搬送ローラ1および加圧搬送ローラ2に
よって用紙カセットから搬出された用紙を挟持しながら
ガイド板3、4に沿って搬送する。このとき、レジスト
駆動クラッチ16がOFFの状態であるため駆動モータ14
からレジストローラ5に駆動力は伝達されておらずレジ
ストローラ5は停止している。このため、レジストロー
ラ5とレジスト加圧ローラ6に到達した用紙Pの先端に
図1中、Bで示す領域でループが形成される。
【0025】次いで、ループ検知センサ19によって用紙
Pのループが検知されると(ステップS1のYes)、
レジスト駆動クラッチ16がONされて駆動モータ14によ
ってレジストローラ5が感光体ドラム7の線速と同じ線
速で駆動される(ステップS2、S3)。次いで、感光体
ドラム7に画像信号に対応した静電潜像が書き込まれる
とともにその静電潜像にトナー画像が書き込まれた後
(ステップS4)、用紙Pが感光体ドラム7と転写ロー
ラ9のニップ部に進入して感光体ドラム7に担持される
トナー画像が用紙Pに転写される(ステップS5)。
【0026】次いで、感光体ドラム7および転写ローラ
9によって用紙Pが挟持されながらガイド板10、11に沿
って搬送される。このとき、定着駆動クラッチ15がOF
Fの状態であるため駆動モータ14から加熱ローラ12に駆
動力は伝達されておらず加熱ローラ12は停止している。
このため、加熱ローラ12と定着加圧ローラ13に到達した
用紙Pの先端に図1中、Aで示す領域でループが形成さ
れる。このとき、図4、5に示すようにループ検知セン
サ17によって用紙Pのループが検知されると(ステップ
S6のYes)、定着駆動クラッチ15がONされて駆動
モータ14によって加熱ローラ12が感光体ドラム7の線速
と同じ線速で駆動される(ステップS7、S8)。このた
め、加熱ローラ12および加圧ローラ13によって用紙にト
ナー像が定着され、トナー像の定着が終了した用紙Pが
図示しない排紙トレイに排紙される(ステップS9)。
【0027】このように本実施形態では、感光体ドラム
7から用紙Pが送り出されたときには定着駆動クラッチ
15をOFFとなって加熱ローラ12に駆動力を伝達しない
ため、用紙Pを加熱ローラ12および定着加圧ローラ13に
接触させてループを形成することができるとともに、用
紙Pのループが所定の大きさになったときに定着駆動ク
ラッチ15がONにして加熱ローラ12に駆動力を伝達する
ようにしているので、用紙Pの大きさや摩擦係数等に関
係なくループを確実に形成することができ、加熱ローラ
12および定着加圧ローラ13によって用紙Pを引張りすぎ
ることによって感光体ドラム7によって用紙Pにトナー
像を正常に転写できなかったり、加熱ローラ12および定
着加圧ローラ13によって用紙Pを引張りすぎてトナー画
像がこすれたりすること等による異常画像が発生するこ
と等を防止することができる。
【0028】また、定着ローラ12に伝達される駆動力を
ON/OFFする定着駆動クラッチ15を設けることによ
ってループの大きさを一定にすることができるので、従
来のように画像転写部材や定着部材の線速を可変する複
雑な駆動機構が不要になり、ループ量制御のコストが増
大するのを防止することができる。また、駆動モータ14
によってレジストローラ5、感光体ドラム7および加熱
ローラ12を同じ線速に制御しているため、長尺な用紙P
に画像を形成する場合には用紙Pの途中で線速が変化し
てしまうのを確実に防止することができ、画像品質が低
下してしまうのを防止することができる。また、レジス
トローラ5、感光体ドラム7および加熱ローラ12を同じ
線速にした場合であっても、定着駆動クラッチ15または
レジスト駆動クラッチ16をON/OFFすることにより
用紙Pにループを確実に形成することができる。
【0029】さらに、レジストローラ5に用紙Pが到達
した時点ではレジスト駆動クラッチ16がOFFとなって
レジストローラ5に駆動力を伝達しないため、用紙Pが
レジストローラ5およびレジスト加圧ローラ6に接触し
てループを形成することができるとともに、用紙Pのル
ープ量が所定値となったときにレジスト駆動クラッチ16
をONにしてレジストローラ5を感光体ドラム7と同じ
線速になるように駆動しているので、感光体ドラム7と
レジストローラ5の間のガイド板3、4の間でループが
発生するのを防止することができ、ガイド板3、4の間
でジャム等が発生するのを防止することができる。
【0030】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、画像転写
部材から用紙を送り出したときには定着部材に駆動力を
伝達しないため、用紙を定着部材に接触させてループを
形成することができるとともに、用紙のループが所定の
大きさになったときに定着部材に駆動力を伝達するよう
にしているので、用紙の大きさや摩擦係数等に関係なく
ループを確実に形成することができ、定着部材によって
用紙を引張りすぎることによって感光体ドラムによって
用紙にトナー像を正常に転写できなかったり、定着部材
によって用紙を引張りすぎてトナー画像がこすれたりす
ること等による異常画像が発生すること等を防止するこ
とができる。
【0031】また、定着装置に伝達される駆動力をON
/OFFする制御手段を設けることによってループの大
きさを一定にすることができるので、従来のように画像
転写部材や定着部材の線速を可変する複雑な駆動機構が
不要になり、ループ量制御のコストが増大するのを防止
することができる。請求項2記載の発明によれば、搬送
部材、画像転写部材および定着部材の線速を同じにして
いるため、長尺な用紙に画像を形成する場合には用紙の
途中で線速が変化してしまうのを確実に防止することが
でき、画像品質が低下してしまうのを防止することがで
きる。また、搬送部材、画像転写部材および定着部材を
同じ線速にした場合であっても、制御手段をON/OF
Fすることにより用紙にループを確実に形成することが
できる。
【0032】請求項3記載の発明によれば、搬送部材に
用紙が到達した時点では搬送部材に駆動力を伝達しない
ため、用紙が搬送部材に接触してループを形成すること
ができるとともに、用紙のループ量が所定値となったと
きに搬送部材を画像転写部材と同じ線速になるように駆
動しているので、画像転写部材と搬送部材の間の搬送経
路上でループが発生するのを防止して、画像転写部材と
搬送部材の間の搬送経路上でジャム等が発生するのを防
止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るループ量制御装置の一実施形態を
示す図であり、その概略図である。
【図2】一実施形態のループ量制御装置の回路構成を示
すブロック図である。
【図3】一実施形態のループ量制御のフローチャートで
ある。
【図4】一実施形態の加熱ローラに用紙が搬送されると
きのループ量制御を示すタイミングチャートである。
【図5】一実施形態の一実施形態の加熱ローラに用紙が
搬送されるときの加熱ローラの線速を示すタイミングチ
ャートである。
【図6】従来の加熱ローラに用紙が搬送されるときのル
ープ量制御を示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
5 レジストローラ(搬送部材) 6 レジスト加圧ローラ(搬送部材) 7 感光体ドラム(画像転写部材) 12 加熱ローラ(定着部材) 13 定着加圧ローラ(定着部材) 14 駆動モータ(制御手段) 15 定着駆動クラッチ(制御手段) 16 レジスト駆動クラッチ(制御手段) 17 ループ検知センサ(ループ検知手段) 18 CPU(制御手段) 19 ループ検知センサ(搬送部材側ループ検知手段) P 用紙

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像転写部材でトナー画像が転写された用
    紙を定着部材に搬送して該定着部材によって定着する際
    に、該定着部材の手前側で用紙にループを形成するよう
    にした用紙のループ量制御装置であって、 前記用紙のループを検知するループ検知手段と、 該ループ検知手段の検知情報に基づいて前記定着部材に
    駆動力を伝達する制御手段とを有することを特徴とする
    用紙のループ量制御。
  2. 【請求項2】前記画像転写部材の用紙の搬送方向上流側
    に画像転写部材に搬送される用紙の搬送タイミングをと
    る搬送部材を有し、前記制御手段は、該搬送部材、画像
    転写部材および定着部材を同じ線速に制御することを特
    徴とする請求項1記載のループ量制御。
  3. 【請求項3】前記搬送部材の手前側で用紙に発生するル
    ープを検知する搬送部材側ループ検知手段を有し、 前記制御手段は、該搬送部材側ループ検知手段の検知情
    報に基づいて前記搬送部材に駆動力を伝達するとともに
    搬送部材、画像転写部材を同じ線速に制御することを特
    徴とする請求項1または2記載のループ量制御。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7409172B2 (en) * 2005-03-29 2008-08-05 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus
US8465013B2 (en) 2009-09-11 2013-06-18 Ricoh Company, Ltd. Carrying apparatus, image forming apparatus, carried medium carrying method, computer readable medium storing computer program thereof

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