JP2000051671A - スパイラル型分離膜エレメント - Google Patents

スパイラル型分離膜エレメント

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JP2000051671A
JP2000051671A JP10222650A JP22265098A JP2000051671A JP 2000051671 A JP2000051671 A JP 2000051671A JP 10222650 A JP10222650 A JP 10222650A JP 22265098 A JP22265098 A JP 22265098A JP 2000051671 A JP2000051671 A JP 2000051671A
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spiral
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    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D63/00Apparatus in general for separation processes using semi-permeable membranes
    • B01D63/10Spiral-wound membrane modules
    • B01D63/107Specific properties of the central tube or the permeate channel
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    • B01D2313/00Details relating to membrane modules or apparatus
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    • B01D2313/146Specific spacers on the permeate side

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  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 分離膜の透過液流路材の溝部への陥没の防止
および分離膜の変形の抑制により、流路抵抗が低く初期
分離膜性能の維持が可能なスパイラル型分離膜エレメン
トを提供する。 【解決手段】 透過液流路材3は、2枚の透過液流路材
要素10aから形成される。透過液流路材要素10aの
片面には複数の互いに平行な溝部12が形成されてお
り、その溝部12どうしが対向するように2枚の透過液
流路材要素10aが重ね合わされる。透過液流路材3の
両面に分離膜2を重ね合わせて3辺を接着することによ
り袋状膜4を形成し、その袋状膜4の開口部を有孔中空
管からなる集液管5に取り付け、原液流路材6とともに
集液管5の外周面にスパイラル状に巻回することにより
スパイラル型分離膜エレメント1を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、流体中の成分を膜
分離する逆浸透膜分離装置、限外濾過装置、精密濾過装
置などに用いられるスパイラル型分離膜エレメントに関
する。
【0002】
【従来の技術】流体に含有する特定成分を分離する濾過
操作に膜モジュールが用いられている。例えば、逆浸透
膜技術として水中の塩分の分離、限外濾過膜技術として
液中に分散している菌体類の分離、精密濾過膜技術とし
て混濁液中の固体濁質成分の分離等が挙げられる。
【0003】このような濾過用に用いられる膜モジュー
ルとしては、用途や目的に合わせて、スパイラル型、中
空糸型、プレート・アンド・フレーム型、回転平膜型、
平膜積層型など各種形式の膜モジュールが存在する。中
でも、スパイラル型分離膜モジュールは、活性薄膜化が
比較的容易なシート状分離膜を用いており、耐圧性に優
れ、しかも比較的安価に製造できるという利点を有す
る。
【0004】スパイラル型分離膜モジュールは、スパイ
ラル型分離膜エレメントを圧力容器内に収容してなる。
このスパイラル型分離膜エレメントは、透過液流路材の
両面に分離膜を重ね合わせて3辺を接着することにより
袋状膜を形成し、その袋状膜の開口部を有孔中空管から
なる集液管に取り付け、ネット状の原液流路材とともに
集液管の外周面にスパイラル状に巻回することにより構
成される。
【0005】スパイラル型分離膜エレメントの一方の端
面から流入した原液は、袋状の分離膜の外部を原液流路
材に沿って流れ、その一部が分離膜を透過して透過液と
なり、透過液流路材に沿って流れた後、集液管内に流れ
込んで集液管の端部から排出される。また、分離膜を透
過しなかった原液は濃縮液としてスパイラル型分離膜エ
レメントの他方の端面から排出される。
【0006】透過液流路材としては、主にトリコット編
物が用いられている。トリコット編物の溝部を通して透
過液を集液管の側辺まで導き、溝部間の凸部で分離膜を
支える構造となっているため、トリコット編物に強度が
必要である。トリコット編物を強化する方法としてトリ
コット編物にエポキシ樹脂を含浸させて強化する方法
や、特開昭60−19001号に開示されるように高融
点成分および低融点成分からなるフィラメントを用いて
トリコット編物を形成し、そのトリコット編物を熱処理
することにより高融点成分と低融点成分とを溶融固着さ
せて強化する方法などがある。片面に溝部を有するシン
グルトリコット編物はエポキシ樹脂あるいは溶融固着に
より強化させたものが多く、両面に溝部を有するダブル
トリコット編物はエポキシ樹脂で強化させたものが多
い。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】通常、分離膜として逆
浸透膜を用いたスパイラル型分離膜エレメントにより溶
液を膜分離するには、対象とする溶液の浸透圧以上の圧
力を付加することが必要となる。使用条件によって異な
るが、通常、原液側には透過液側との差圧が0.5〜1
0MPa程度になるように圧力が付加される。
【0008】図3は従来のシングルトリコット編地から
なる透過液流路材の拡大断面図、図4は従来のダブルト
リコット編地からなる透過液流路材の拡大断面図であ
る。
【0009】図3に示すように、シングルトリコット編
地からなる透過液流路材10では、透過液流路として互
いに平行な溝部12が片面に複数形成されている。ま
た、図4に示すように、ダブルトリコット編地からなる
透過液流路材11では、透過液流路として互いに平行な
溝部12が両面に複数形成されている。
【0010】しかし、図3に示す透過液流路材10を用
いた場合、図5に示すように、運転中は2枚の分離膜2
で挟まれた透過液側流路の圧力が、原液側流路の圧力よ
り低いため、分離膜2が溝部12に陥没する。また、図
4に示す透過液流路材11を用いた場合も同様に、図6
に示すように、運転中は分離膜2が溝部12に陥没す
る。このように、図3の透過液流路材10または図4の
透過液流路材11を用いた場合、分離膜2により溝部1
2が閉塞され、流路抵抗が増加するという問題がある。
【0011】また、原液側流路と透過液側流路の差圧が
大きい状態が長時間続くと、分離膜2の変形を招き、分
離膜2が損傷を受け、分離膜性能が低下するという問題
が発生する。
【0012】本発明の目的は、分離膜の透過液流路材の
溝部への陥没の防止および分離膜の変形の抑制により、
流路抵抗が低く初期分離膜性能の維持が可能なスパイラ
ル型分離膜エレメントを提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段および発明の効果】本発明
に係るスパイラル型分離膜エレメントは、透過液流路材
を内部に備えた袋状の分離膜が有孔中空管の外周面に巻
回され、透過液流路材に沿って透過液が流動するスパイ
ラル型分離膜エレメントにおいて、透過液流路材の内部
に複数の流路が設けられたものである。
【0014】本発明に係るスパイラル型分離膜エレメン
トにおいては、透過液流路材の内部に複数の流路が設け
られているので、流路が分離膜によって閉塞されること
がなく、流路抵抗が増加しない。また、分離膜が接する
透過液流路材の面に流路となる溝部が存在しないため、
原液側流路の圧力が透過液側流路の圧力より高くても分
離膜が変形せず、分離膜が損傷を受けない。したがっ
て、初期の分離膜性能の維持が可能となる。
【0015】複数の流路は、透過液の流動方向に沿って
延びることが好ましい。これにより、流路内の透過液が
速やかに流動できる。そのため、流路抵抗が低くなる。
【0016】複数の流路は、互いにほぼ平行に延びるこ
とが好ましい。これにより、複数の流路を流れる透過液
が、全て同一方向に流れる。これにより、流路に透過液
を効率的に流すことができる。
【0017】透過液流路材は、片面に複数の溝部を有す
る2枚の透過液流路材要素を複数の溝部が対向するよう
に重ね合わせることにより形成され、複数の流路は2枚
の透過液流路材要素の対向する複数の溝部により構成さ
れることが好ましい。これにより、透過液流路材要素と
して既存の透過液流路材を用いることができるため、透
過液流路材を容易に作製することができる。
【0018】2枚の透過液流路材要素の各々は編物から
なることが好ましい。それにより、透過液流路材要素に
溝部を容易に設けることができる。編物がトリコット編
地からなってもよい。この場合、トリコット編地の連続
した直線形状の溝部により、流路抵抗の低い流路を容易
に形成できることができる。
【0019】複数の流路は、有孔中空管側の側辺から外
周部側の側辺まで連続的に延びていることが好ましい。
この場合、透過液は流路開始点から終点まで障害物のな
い連続した流路を流れる。したがって、流路抵抗が低く
なる。
【0020】複数の流路が直線形状をしていることが好
ましい。これにより、流路の長さが最短となり、流路抵
抗が低くなる。
【0021】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係るスパイラル型
分離膜エレメントの一例を示す一部切欠き斜視図であ
る。
【0022】図1に示すスパイラル型分離膜エレメント
1は、2枚の透過液流路材要素10aからなる透過液流
路材3の両面に分離膜2を重ね合わせて3辺を接着する
ことにより袋状膜4を形成し、その袋状膜4の開口部を
有孔中空管からなる集液管5に取り付け、原液流路材6
とともに集液管5の外周面にスパイラル状に巻回するこ
とにより構成される。
【0023】透過液流路材要素10aには直線的な溝部
12が設けられており、その溝部12が集液管5の軸方
向に対し垂直方向に延びるように透過液流路材要素10
aが配置される。また、溝部12は、集液管5側の側辺
から外周部側の側辺まで延びている。
【0024】図2は図1のスパイラル型分離膜エレメン
トの透過液流路材の拡大断面図である。
【0025】図2の透過液流路材3は、2枚の透過液流
路材要素10aから形成される。透過液流路材要素10
aの片面には複数の互いに平行な溝部12が形成されて
おり、その溝部12どうしが対向するように2枚の透過
液流路材要素12が重ね合わされる。このようにして、
透過液流路材3に2つの溝部12から1つの内部流路1
3が形成される。
【0026】本例の透過液流路材要素10aとしては、
シングルトリコット編物にエポキシ樹脂を含浸させて強
化したものを用いる。シングルトリコット編物の材質と
しては、シングルトリコット編物に付加される圧力に対
して、透過液流路材要素10aとして使用可能な形状を
保持し、成分の溶出が少ないものならば、特に限定され
るものではない。例えば、ポリアミド系、ポリエステル
系、ポリアクリロニトリル系、ポリオレフィン系、ポリ
塩化ビニル系、ポリ塩化ビニリデン系、ポリフルオロエ
チレン系、カーボン等の繊維があげられる。加工のしや
すさ等を考えると、ポリエステル系繊維を用いることが
好ましい。
【0027】スパイラル型分離膜モジュール(図示せ
ず)を運転時には、図1に示すように、スパイラル型分
離膜エレメント1の一方の端面からスパイラル型分離膜
エレメント1の内部に供給された原液7は原液流路材6
に沿って軸方向に流れ、他方の端面から濃縮液9として
排出される。また、原液7がスパイラル型分離膜エレメ
ント1の内部を流動する過程で、分離膜2を透過した透
過液8は、図2の透過液流路材3の内部に設けられた内
部流路13を通り、図1の集液管5の内部に流れ込み、
集液管5の端部より排出される。
【0028】透過液流路材3の内部流路13は、直接分
離膜2と接しないため、原液側流路の圧力が透過液側流
路の圧力より高くなる逆浸透膜分離操作でも、分離膜2
が透過液の流路を閉塞することがない。したがって、流
路抵抗が増加しない。また、分離膜2が接する部分には
溝部が存在しないため分離膜2が変形しない。そのた
め、分離膜2が損傷を受けることがなく、差圧が大きい
状態が長時間続いた後でも初期分離膜性能を維持でき
る。
【0029】本例では、内部流路13が、透過液流路材
要素10aの対向する互いに平行な溝部12により形成
されているので、複数の内部流路13を流れる透過液が
全て同一方向に流れる。したがって、透過液を効率的に
流すことができる。
【0030】また、本例では、内部流路13が集液管5
の軸方向と垂直方向に延びるように透過液流路材3が配
置されているため、内部流路13の流路抵抗がさらに低
くなる。
【0031】透過液流路材要素10aとして直線的な溝
部を有するトリコット編物を使用しており、その溝部1
2は集液管5側の側辺から外周部側の側辺まで連続的に
延びている。そのため、内部流路13は透過液の流動開
始点から集液管5側の側辺まで障害物のない最短の流路
となる。したがって、内部流路13の流路抵抗は低くな
る。
【0032】透過液流路材要素10aとして既在の片面
に溝部を有するシングルトリコット編物を使用できるた
め、透過液流路材3が容易に製作できる。
【0033】なお、上記の例では、片面に溝部12を有
する2枚の透過液流路材要素10aを重ね合わせること
により内部流路13を有する透過液流路材3を形成して
いるが、他の方法により内部流路3を有する透過液流路
材を形成してもよい。
【0034】
【実施例】[実施例1]図2に示す2枚の透過液流路材
要素10aからなる透過液流路材3を作製した。その透
過液流路材3の両面に逆浸透膜を配置し、流路抵抗を測
定するため、流路抵抗測定器にセットした。透過液流路
材要素10aは、糸径が70デニール、ウェールが38
本/インチ、コースが45本/インチのシングルトリコ
ット編物にエポキシ樹脂を含浸させて形成した。そし
て、温度25℃で静圧水1〜10MPaを付加し、流路
抵抗を測定した。
【0035】[比較例1]実施例1と同様の透過液流路
材要素10aを1枚用い、透過液流路材要素10aの両
面に逆浸透膜を配置し、流路抵抗測定器にセットした。
そして、実施例1と同じ試験条件にて流路抵抗を測定し
た。
【0036】
【表1】
【0037】表1に実施例1および比較例1の流路抵抗
測定結果を示す。実施例1では圧力が上昇しても流路抵
抗はそれほど増加せず、流路材内部の流路は潰れること
なく確保されていることがわかった。これに対し、比較
例1では圧力の上昇に対し、急激に流路抵抗が増加し
た。
【0038】[実施例2]図2に示す2枚の透過液流路
材要素10aからなる透過液流路材3を作製し、透過液
流路材3の一方の面に逆浸透膜を設置した。透過液流路
材要素10aは、糸径が70デニール、ウェールが38
本/インチ、コースが45本/インチのシングルトリコ
ット編物にエポキシ樹脂を含浸させて形成した。
【0039】5.8%の食塩水を9MPaに昇圧し、出
口側の流量を5L/min、温度を25℃、水素イオン
濃度(pH)を7に設定し逆浸透膜透過実験を行った。
運転開始後60分での逆浸透膜性能は、阻止率が99.
7%で透過水量が0.7m3/m2 /日であった。実験
後の逆浸透膜の表面には透過液流路材への陥没の後が見
られず、損傷も観察されなかった。
【0040】[比較例2]実施例2の透過液流路材要素
10aを1枚用い、透過液流路材要素10aの溝部12
を有する面上に逆浸透膜を設置した。そして実施例2と
同様の条件で逆浸透膜透過実験を行った。
【0041】運転開始後60分での逆浸透膜性能は、阻
止率が99.5%で透過水量が0.5m3 /m2 /日で
あった。実験後の逆浸透膜の表面には、透過液流路材の
溝部への陥没の跡があり、膜の損傷が観察された。
【0042】実施例2と比較例2は同じ逆浸透膜を用い
ており、透過液流路材が異なるだけである。実施例2に
比べ比較例2の運転開始後60分での阻止率が低いの
は、透過液流路材要素10aの溝部12へ逆浸透膜が陥
没して損傷を受けたことに起因し、透過水量が低いのは
逆浸透膜が溝部12へ陥没することで透過液の流路を閉
塞し、流路抵抗が増加したためである。
【0043】以上のように、本発明により分離膜の透過
液流路材の溝部への陥没の防止および分離膜の変形の抑
制ができる。したがって、流路抵抗が低く初期分離膜性
能の維持が可能なスパイラル型分離膜エレメントを提供
することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るスパイラル型分離膜エレメントの
一例を示す一部切欠き斜視図である。
【図2】図1のスパイラル型分離膜エレメントの透過液
流路材の拡大断面図である。
【図3】従来のシングルトリコット編地からなる透過液
流路材の拡大断面図である。
【図4】従来のダブルトリコット編地からなる透過液流
路材の拡大断面図である。
【図5】図3の透過液流路材をスパイラル型分離膜エレ
メントに用いた場合の問題点を説明するための図であ
る。
【図6】図4の透過液流路材をスパイラル型分離膜エレ
メントに用いた場合の問題点を説明するための図であ
る。
【符号の説明】
1 スパイラル型分離膜エレメント 2 分離膜 3 透過液流路材 4 袋状膜 5 集液管 10a 透過液流路材要素 12 溝部 13 内部流路

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透過液流路材を内部に備えた袋状の分離
    膜が有孔中空管の外周面に巻回され、前記透過液流路材
    に沿って透過液が流動するスパイラル型分離膜エレメン
    トにおいて、前記透過液流路材の内部に複数の流路が設
    けられたことを特徴とするスパイラル型分離膜エレメン
    ト。
  2. 【請求項2】 前記複数の流路は、透過液の流動方向に
    沿って延びることを特徴とする請求項1記載のスパイラ
    ル型分離膜エレメント。
  3. 【請求項3】 前記複数の流路は、互いにほぼ平行に延
    びることを特徴とする請求項1または2記載のスパイラ
    ル型分離膜エレメント。
  4. 【請求項4】 前記透過液流路材は、片面に複数の溝部
    を有する2枚の透過液流路材要素を前記複数の溝部が対
    向するように重ね合わせることにより形成され、前記複
    数の流路は前記2枚の透過液流路材要素の対向する複数
    の溝部により構成されたことを特徴とする請求項1〜3
    のいずれかに記載のスパイラル型分離膜エレメント。
  5. 【請求項5】 前記2枚の透過液流路材要素の各々は編
    物からなることを特徴とする請求項4記載のスパイラル
    型分離膜エレメント。
  6. 【請求項6】 前記編物がトリコット編地からなること
    を特徴とする請求項5記載のスパイラル型分離膜エレメ
    ント。
  7. 【請求項7】 前記複数の流路は、前記有孔中空管側の
    側辺から外周部側の側辺まで連続的に延びることを特徴
    とする請求項1〜6のいずれかに記載のスパイラル型分
    離膜エレメント。
  8. 【請求項8】 前記複数の流路は直線形状していること
    を特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載のスパイラ
    ル型分離膜エレメント。
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