JP2000051211A - 超音波診断装置 - Google Patents

超音波診断装置

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JP2000051211A
JP2000051211A JP10222741A JP22274198A JP2000051211A JP 2000051211 A JP2000051211 A JP 2000051211A JP 10222741 A JP10222741 A JP 10222741A JP 22274198 A JP22274198 A JP 22274198A JP 2000051211 A JP2000051211 A JP 2000051211A
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JP
Japan
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echo signal
ultrasonic
dynamic
degree
temporally
Prior art date
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Pending
Application number
JP10222741A
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English (en)
Inventor
Masaki Iwasaki
雅樹 岩崎
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Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 超音波診断装置において、超音波ビームの送
受波方向に沿う被検体の深度に応じてエコー信号のエッ
ジエンハンス処理の程度が変更されるようにして、被検
体の浅部から深部にわたって一様に鮮鋭度の高い明確な
診断画像が得られるようにする。 【解決手段】 超音波ビームの送受波に基づいて得られ
るエコー信号についてエッジエンハンス処理の程度を時
間的に変化させるダイナミックエンハンサ5を備えてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、超音波診断装置に
係り、特には、超音波ビームの送受波に基づいて得られ
るエコー信号から診断画像を作成する場合の、エコー信
号処理技術に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、超音波エコーは、被検体内の深
度に応じて減衰特性が変化する。すなわち、浅部では減
衰が少ないので高い周波数成分が多く、深部では減衰に
よって低い周波数成分が多くなる。したがって、常に同
じ周波数成分のエコー信号のみを抽出したのでは、適切
が画像が得られない。
【0003】このため、従来技術では、深度に応じてエ
コー信号の周波数通過帯域を変化させる、いわゆるダイ
ナミックフィルタを用いることにより、深度の影響を受
けずに常にS/N比の優れたエコー信号が得られるよう
にしている。
【0004】さらに、従来技術では、ダイナミックフィ
ルタを通過したエコー信号について、エッジエンハンス
(輪郭強調)処理を行い、輪郭の鮮鋭度を高めて画像が明
確になるようにしたものがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来技術で
は、エッジエンハンス処理の程度は、超音波ビームの送
受波方向に沿った被検体の深度によらず、常に入力され
るエコー信号に対して同じ作用をする構成となってい
る。
【0006】このような従来のエッジエンハンス処理で
は、特に深部になるほどエコー信号の周波数成分が低く
なるため、これに応じて画像の輪郭の鮮鋭度も低くな
り、画像が見ずらくなる。
【0007】本発明は、上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、超音波ビームに基づくエコー信
号について、それが得られる深度に応じてエッジエンハ
ンス処理の程度を変化させるようにして、従来よりも鮮
鋭度の高い診断画像が得られるようにすることを課題と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した課題
を解決するために、次の構成を採る。
【0009】すなわち、本発明では、超音波ビームの送
受波に基づいて得られるエコー信号についてエッジエン
ハンス処理の程度を時間的に変化させるダイナミックエ
ンハンサを備えている。
【0010】これにより、深度に応じてエッジエンハン
ス処理の程度が変化されるため、従来に比べて、被検体
の浅部から深部にわたって一様に鮮鋭度の高い明確な診
断画像が得られる。
【0011】
【発明の実施の形態】この実施形態では、セクタ走査型
の超音波診断装置を前提としているが、これに限らず、
コンベックス型やリニア走査型のものにも適用可能であ
る。
【0012】図1は、本発明の実施形態に係る超音波診
断装置の全体構成を示すブロック図である。
【0013】同図において、1は超音波の送受波に基づ
いてエコー信号を取り出す超音波プローブで、たとえば
複数の振動子をアレー状に配列して構成されている。2
は超音波プローブ1を構成する各々の振動子で得られる
エコー信号を位相合成(ビームフォーミング)して各々の
超音波ビームに対応したエコー信号を出力するビームフ
ォーマである。なお、このビームフォーマ2にはエコー
信号をA/D変換する回路も含まれる。
【0014】3はビームフォーマ2で位相合成された超
音波ビームの各1本分ごとのエコー信号について、その
周波数通過帯域を時間に応じて変化させるダイナミック
フィルタ、4はダイナミックフィルタ3を通過したエコ
ー信号について検波処理を行う検波回路である。
【0015】5はエコー信号についてエッジエンハンス
処理の程度を時間的に変化させるダイナミックエンハン
サであって、このダイナミックエンハンサ5は、図2に
示すように、制御回路10、フィルタ係数用RAM1
2、およびFIRフィルタを備える。
【0016】上記の制御回路10は、超音波ビームの送
受波方向のアドレス情報に基づいてフィルタ係数の読み
出しアドレスを切り換えるものである。また、フィルタ
係数用RAM12は制御回路10からのアドレス情報に
対応したフィルタ係数がそれぞれ格納されており、制御
回路20からのアドレス指定に応じてフィルタ係数が読
み出されるようになっている。さらに、FIRフィルタ
14は、フィルタ係数用RAM12から読み出されるフ
ィルタ係数によってエコー信号データについて微分演算
等を実行してエッジエンハンス処理を行うものである。
【0017】6はエコー信号データに基づいて画像デー
タを作成するスキャンコンバータ、7は画像データを表
示するCRTやLCD等のモニタである。
【0018】次に、上記構成の超音波診断装置の動作に
ついて説明する。
【0019】超音波プローブ1で超音波が送受波され、
これに基づいて得られエコー信号は、ビームフォーマ3
で位相合成されて各々の超音波ビームに対応したエコー
信号が出力される。そして、各1本ごとの超音波ビーム
に対応したエコー信号について以下のような処理が行わ
れる。
【0020】まず、ビームフォーマ2から出力されるビ
ームフォーミング後のエコー信号は、ダイナミックフィ
ルタ3で周波数通過帯域が時間的に変化されてフィルタ
リング処理が行われる。これは、超音波ビームの送受波
方向に沿う被検体の深度に応じてエコー信号の周波数が
選択されることを意味する。
【0021】そして、ダイナミックフィルタ3を通過し
たエコー信号は、検波回路4で検波処理が行なわれて、
ダイナミックエンハンサ5に入力される。
【0022】ダイナミックエンハンサ5は、エコー信号
についてエッジエンハンス処理の程度を時間的に変化さ
せる。つまり、超音波ビームの送受波方向に沿う被検体
の深度に応じてエコー信号のエッジエンハンス処理の程
度が変更される。
【0023】具体的には、制御回路10は、超音波ビー
ムの送受波方向のアドレス情報に基づいてフィルタ係数
の読み出しアドレスを切り換える。これに応じてフィル
タ係数用RAM12からは、それらのアドレス情報に対
応したフィルタ係数が読み出されてFIRフィルタ14
に与えられる。FIRフィルタ14は、RAM12から
与えられるフィルタ係数に基づいてエコー信号データに
ついて微分演算等を実行してエッジエンハンス処理を行
う。したがって、被検体の浅部に相当する箇所のエコー
信号については、周波数成分が高いので緩めのエッジエ
ンハンス処理が実行され、深部に相当する箇所のエコー
信号については周波数成分が低いので強めのエッジエン
ハンス処理が実行されることになる。
【0024】こうして、ダイナミックエンハンサ5でエ
ッジエンハンス処理されたエコー信号は、スキャンコン
バータ6に送られて画像データとして格納されて、最後
にTV表示に応じた走査速度で読み出されてモニタ7に
診断画像として出力される。
【0025】このため、被検体の浅部から深部にわたっ
て一様に鮮鋭度の高い診断画像が得られることになる。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、超音波ビームの送受波
方向に沿う被検体の深度に応じてエコー信号のエッジエ
ンハンス処理の程度が変更されるため、従来に比べて、
被検体の浅部から深部にわたって一様に鮮鋭度の高い明
確な診断画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す超音波診断装置の要部
構成を示すブロック図
【図2】図1の装置で使用されるダイナミックエッジエ
ンハンサの具体的構成を示すブロック図
【符号の説明】
1…超音波プローブ、2…ビームフォーマ、3…ダイナ
ミックフィルタ、5…ダイナミックエンハンサ、6…ス
キャンコンバータ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 超音波ビームの送受波に基づいて得られ
    るエコー信号についてエッジエンハンス処理の程度を時
    間的に変化させるダイナミックエンハンサを備えること
    を特徴とする超音波診断装置。
JP10222741A 1998-08-06 1998-08-06 超音波診断装置 Pending JP2000051211A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003019135A (ja) * 2001-07-06 2003-01-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd 超音波診断装置
KR100778823B1 (ko) 2006-02-14 2007-11-22 주식회사 메디슨 초음파 영상 처리 시스템 및 방법

Cited By (3)

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JP4668468B2 (ja) * 2001-07-06 2011-04-13 パナソニック株式会社 超音波診断装置
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