JP2000050095A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JP2000050095A
JP2000050095A JP10217555A JP21755598A JP2000050095A JP 2000050095 A JP2000050095 A JP 2000050095A JP 10217555 A JP10217555 A JP 10217555A JP 21755598 A JP21755598 A JP 21755598A JP 2000050095 A JP2000050095 A JP 2000050095A
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color
data
image
shadow
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JP10217555A
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English (en)
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Shinji Yamakawa
愼二 山川
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 印刷物の版ずれが存在したり,7色に分けた
場合にも良好な補正を実現可能にし,かつ比較的経済的
な画像処理装置を提供すること。 【解決手段】 カラー画像からN値の色成分を生成し,
該N値の色成分を,Y,M,Cの各成分,あるいはR,
G,Bの各成分の3色それぞれ1ビット以上のオン・オ
フで色を表現する色成分に変換するCMY2値化処理部
501と,CMY2値化処理部501により変換された
それぞれの色成分に対し,N×Mマトリクスを参照し,
色成分の存在を判定し,その判定結果に基づいて補正を
実行する補正部502と,を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,カラー画像内の文
字を認識して影付けなどの加工処理を行う画像処理装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来,カラー画像を入力し,該カラー画
像内の文字を認識し,影付けなどの加工処理が行われて
いる。このような処理に関連する参考技術文献として,
例えば,カラー原稿上の文字を正確に判定し,影付けな
どの画像処理を行う特開平9−205543号公報の
『画像処理装置』が開示されている。また,画像情報の
平滑後に行われた色判断の結果が表す領域を適宜拡張す
る技術が,特公平8−13091号公報の『画像処理装
置』に開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,上記に
示されるような従来の技術にあっては,特開平9−20
5543号公報の『画像処理装置』では,N値化する際
に色の領域を補正しているが,マトリクスの中の数を数
えるパターンマッチングで補正しているため,パターン
マッチングのマトリクスの分のラインメモリが必要であ
るため,経済性の低下を招来させるという問題点があっ
た。
【0004】また,特公平8−13091号公報の『画
像処理装置』にあっては,平滑後に拡張処理を行い,色
変換の色を確実に色変換しているが,元のデータより大
きくなり,かつ1つのデータを単純に拡張処理を行って
いる。
【0005】このため,N値化した色の境界と印刷物の
版ずれを視覚に応じたN値の色に補正することができな
いという問題点があった。特に,N値化して画像のエッ
ジのN値化データに基づいて影データを生成する影付け
処理は,文字のエッジデータが領域の境界色であるとき
に,例えば,レッドとマゼンタの境界色の場合に,画像
のエッジが,レッドとマゼンタの何れかに判定される
と,レッドとマゼンタのすじが入った影が生成され,そ
の状態で記録紙上に作像すると見苦しい画像となる。
【0006】また,N値化後に,N個の中抜き処理を行
う場合に,例えば,グリーンとシアンの境界色である場
合に,輪郭抽出が良好に行うことができず,グリーンと
シアンの輪郭が混在してしまう。
【0007】本発明は,上記に鑑みてなされたものであ
って,印刷物の版ずれが存在したり,7色に分けた場合
にも良好な補正を実現可能にし,かつ比較的経済的な画
像処理装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに,請求項1に係る画像処理装置にあっては,画像形
成対象のカラー画像を読み取り,前記カラー画像に対し
て所定の画像処理を行う画像処理装置において,前記カ
ラー画像からN値の色成分を生成し,該N値の色成分
を,Y,M,Cの各成分,あるいはR,G,Bの各成分
の3色それぞれ1ビット以上のオン・オフで色を表現す
る色成分に変換する色成分変換手段と,前記色成分変換
手段により変換されたそれぞれの色成分に対し,N×M
マトリクスを参照し,前記色成分の存在を判定し,その
判定結果に基づいて補正を実行する補正手段と,を備え
たものである。
【0009】また,請求項2に係る画像処理装置にあっ
ては,前記N値は,イエロー,シアン,マゼンタ,ブラ
ック,レッド,グリーン,ブルーの7値とするものであ
る。
【0010】また,請求項3に係る画像処理装置にあっ
ては,さらに,前記補正手段から出力される画像のエッ
ジ情報に基づいて,色付け処理を実行する色付け処理手
段を備えたものである。
【0011】また,請求項4に係る画像処理装置にあっ
ては,前記色付け処理手段は,前記N値のデータを補正
し,画像エッジデータに基づいてN値の影付けを行う立
体影付け処理を実行するものである。
【0012】また,請求項5に係る画像処理装置にあっ
ては,前記補正手段の出力色のN値毎に輪郭抽出を実行
するものである。
【0013】また,請求項6に係る画像処理装置にあっ
ては,外部からの指定入力情報に基づいて,補正の可否
あるいは補正マトリクスのサイズを選択するものであ
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下,本発明の画像処理装置につ
いて添付図面を参照し,詳細に説明する。
【0015】図1は,本発明の実施の形態に係る画像処
理装置が適用されるカラー画像形成装置のシステム構成
を示すブロック図であり,大きくは,読み取り対象とな
る原稿を光学的に走査し,その原稿画像に応じて得られ
た反射光をCCDなどの光電変換素子(図示せず)に順
次導き,所定の信号処理行い,R,G,Bのデジタルデ
ータを出力する画像読み取り部100と,画像読み取り
部100から供給されたR,G,Bのデジタルデータに
対して後述する画像処理を実行する画像処理部101
と,画像処理部101によって処理された各データを受
入れ,そのデータを基に作像プロセスに従って画像形成
を行う画像記録部102とから構成されている。
【0016】上記システム構成において,原稿が画像読
み取り部100により読み取られてR,G,Bのデジタ
ルデータに変換され,このR,G,Bのデジタルデータ
が後述するように画像処理部101により処理され,
Y,M,C,Kの各データに変換され,その変換データ
を画像記録部102に供給する。その後,画像記録部1
02ではYMCKの各信号が面順次で走査され,所定の
作像プロセスを経てカラー画像が記録紙上に形成され
る。
【0017】図2は,図1における画像処理部101の
細部構成を示すブロック図である。図において,201
は第1のγ補正部,202は第1のフィルタ,203は
色補正部,204は多値変倍部,205は色付け処理手
段を含む加工編集部,206は第2のフィルタ,207
は第2のγ補正部,208は階調処理部である。
【0018】画像処理部101は,画像読み取り部10
0によって読み取られたR,G,Bのデジタルデータ
を,第1のγ補正部201によりグレーバランスを調整
すると共に,対数データから濃度データに変換し,第1
のフィルタ202と平滑化フィルタ212にパラレルに
出力する。
【0019】第1のフィルタ202は,供給されたデー
タに対して画像読み取り部100のMTF補正を行い,
色補正部203は1次のマスキング方程式でR,G,B
データをY,M,C,Kデータに変換する。ここで,画
像記録部102ではYMCKの各信号が面順次で走査さ
れるので,色補正部203はY,M,C,Kデータの1
つを順次出力する。多値変換部204は変倍時に主走査
方向に変倍し,後述する如く加工編集部205に出力す
る。
【0020】他方,平滑化フィルタ212は,第1のγ
補正部201からのRGBデータをそれぞれ独立して平
滑化処理し,2値化部213はこのRGBデータを視覚
感度に応じた2値化処理を行い,合計7色(R,G,
B,Y,M,C,K)を表現する。この場合の出力は,
RGBデータがそれぞれ1ビットであって合計3ビット
であり,2値化変倍部214は変倍時にこのRGBの2
値データを独立して主走査方向に変倍し,加工編集部2
05に出力する。
【0021】加工編集部205は,YMCKの多値デー
タとRGBの2値データを用いてミラー,影付け,中抜
きなどの画像処理を行い,第2のフィルタ206はこの
画像処理データに対して平滑化処理や鮮鋭化処理を行
う。次いで,第2のγ補正部207は画像記録部102
のγ特性に応じた補正を行い,階調処理部208はディ
ザや濃度パターン法で中間処理を行って画像記録部10
2に出力する。
【0022】図3は,図2における加工編集部205の
細部構成を示すブロック図である。図において,301
はミラー・斜体部,302は中抜き・影付け部である。
ミラー・斜体部301は入力画像データと2値データを
1ラインあるいは2ライン分蓄積可能なメモリを有し,
このメモリの読み出し開始アドレスを変化するとシフト
処理や斜体処理を実現することができる。また,アドレ
スが逆から読み出されると鏡像(ミラー)処理を実現す
ることができる。
【0023】図5は,図2における2値化処理部213
(7色成分を抽出する抽出部)の内部構成を示すブロッ
ク図である。図において,501は多値のYMCKデー
タに基づいてK成分を含むYMCの3色信号を生成する
色成分変換手段としてのCMY2値化部,502はCM
Y2値化部501による出力値に対し,後述する判定信
号CN,MN,YNを補正することにより,色の境界に
おける微妙なバラツキを補正する補正手段としての補正
部である。
【0024】CMY2値化部501は,多値のYMCK
データに基づいてK成分を含むYMCの3色信号を生成
し,この3色の色バランスに従ってYMCの各2値信号
で白と7色を表現する。図6は,このCMY2値化部5
01による2値化処理動作を示すフローチャートであ
る。
【0025】図6において,まず,YMCの2値化用の
閾値THC,THM,THY,およびKを判定するため
の係数Kk,Kcをパラメータとして設定する(S60
1)。続いて,多値のRGB(すべての数字が大きくな
ると白くなり,すべての数字が小さくなると黒くなる)
データを入力する(S602)。
【0026】ここで,上記RGBデータを入力した場
合, CK=Rの反転 MK=Gの反転 YK=Bの反転 とする。
【0027】続いて,入力されたデータが白データであ
るか否かを閾値に基づいて判断する(S603)。つま
り,CK,MK,YKが共にそれぞれ閾値THC,TH
M,THYより小さい場合に白データであると判断す
る。ここで,白データでると判断すると,CN=L,M
N=L,YN=Lの白判定信号を出力する(S60
8)。
【0028】一方,ステップS603において白データ
ではないと判断した場合,さらに入力されたデータが黒
データであるか否かを判断する(S604)。つまり,
3色の変換されたデータCK,MK,YKが最大値−最
小値<(最大値の補数)×Kk+Kcの条件を満たす場
合に黒データであると判断する。なお,こここで,最大
値に係数Kkを掛けているのは,人間の視覚が高濃度部
に対してCMYのバランスがくずれても黒に見えるから
である。
【0029】ステップS604において黒データである
と判断した場合,CN=H,MN=H,YN=Hの黒判
定信号を出力し(S609),一方,黒データではない
と判断した場合,最大値=H,最小値=Lを設定する
(S605)。そして,(最大値−中間値)>(中間値
−最小値)の判定式に基づいて色データの判定を実行す
る(S606)。
【0030】ステップS606において上記判定式の条
件を満たす場合,中間値データをHとして出力し(S6
07),一方,上記判定式の条件を満たさない場合,中
間値データをLとして出力する(S610)。また,最
大値データはHとして出力し,最小値データはLとして
出力する。この判定信号をCN,MN,YNにより図7
に示すように白,Y(イエロー),M(マゼンタ),R
(レッド),C(シアン),G(グリーン),B(ブル
ー),K(黒)の8色が判定される。ここで,中間値は
CMYの大小比較した画素の最大値でも最小値でもない
画素データである。なお,上述の7値化手段は,他の方
法で行ってもよい。
【0031】さて,補正部502では判定信号CN,M
N,YNを補正することにより,色の境界における微妙
なバラツキを補正する。例えばGとCの中間の色の場
合,画素毎に判定するとGとCを交互に発生して見苦し
くなる。また,色と白地の境界では読み取り部の読み取
り位置のずれにより誤判定をすることがある。そこで,
図8に示す如く7×7のマトリクスにおいて,その中心
の注目画素Pに対して下記のように補正を実行する。
【0032】図9は,補正部502による補正処理動作
を示すフローチャートである。図9において,まず,注
目画素Pが白であるか否かを判断し(S901),白で
あると判断した場合は補正を行わない。次いで,マトリ
クス内にC成分が存在するか否かを判断する(S90
2)。ここで,マトリクス内にC成分(CN)が存在す
れば,C成分(CNH)ありと補正する(S903)。
続いて,マトリクス内にY成分が存在するか否かを判断
する(S904)。ここで,マトリクス内にY成分(Y
N)が存在すれば,Y成分(YNH)ありと補正する
(S905)。引き続き,マトリクス内にM成分が存在
するか否かを判断する(S906)。ここで,マトリク
ス内にM成分(MN)が存在すれば,M成分(MNH)
ありと補正する(S907)。また,出力するときに
は,この補正信号を反転して出力することにより,R
(Cの反転出力),G(Mの反転出力),B(Yの反転
出力)となる。
【0033】ここでは,7×7パターンのマトリクスに
おいて,0と以外(一つでも存在する)で分けているの
で,副走査方向の数の数え方を,例えば,Y成分のメモ
リは,Y成分が何連以上連続していないとカウントすれ
ば,3ラインあれば十分である。また,パターンマッチ
ングを行うとすべてのライン情報を保持する必要がある
ので,6ラインとする(CMYで18ライン必要)が,
本方式は3ライン(CMYで9ライン)で十分である。
【0034】このフォーマット例を図12に示し,連続
のカウントが7の例である。図中の7は7以上を意味し
ている。また,点線が副走査のみ補正した領域を示して
いる。さらに,主走査の補正例を図13に示す。図13
における7は7以上であることを意味している。また,
点線が主走査のみについて補正した領域である。このよ
うに,主走査と副走査の両方向で補正を行う。
【0035】また,白判定後に,補正処理を行っている
ので,白地の領域は補正を行っても変わらない。この実
施の形態では,7×7で示したが,N×Mマトリクスの
サイズには依存しないのは,言うまでもない。また,1
×1のマトリクスは,従来通り補正なしとなり,補正の
オン・オフが容易に選択することができる。
【0036】これにより,図14に示すように,Rの領
域(C+Y)が,印刷物の版ずれ,かつMよりのRであ
った場合においても,図15に示すように補正すること
が可能となる。このときは,4×4以上のマトリクスで
あれば,Rとなる。また,様々な色が混在しているとき
には,黒となる。
【0037】また,補正前に平滑化フィルタ212によ
って平滑化処理を行っているので,平滑化フィルタ21
2により孤立点や網点情報は除去され,かつ均一データ
になっているので,網点データに対しても効果がある。
【0038】ところで,影処理部は,図10に示すよう
に,領域信号デコード部1001と,トグル構成のライ
ンメモリ1002Y,1002M,1002Cと,カゲ
生成部1003Y,1003M,1003Cを備えてい
る。なお,ラインメモリ1002Y,1002M,10
02Cとカゲ生成部1003Y,1003M,1003
Cは同一の構成である。
【0039】この場合,判定信号CN,MN.YNの入
力の組み合わせが異なり,文字信号inと領域信号の入
力方法は同一である。領域信号デコード部1001は指
定された領域信号により,図11(c),(d)に示す
ような影の種類を示す信号を出力する。なお,図11
(c)は出力がLのときを示し,図11(d)は出力が
Hのときを示している。
【0040】さて,ここで,中抜き・影付け処理につい
て詳述する。図4は,図3における中抜き部・影付け部
302の構成を示すブロック図であり,401は中抜き
部,402は影付け部,403は合成部,404は中抜
き部401用のラインメモリ,405は影付け部402
用のラインメモリである。この中抜き・影付け部302
は,RGBの2値データの組み合わせを基に中抜き・影
付け処理を行い,その結果をYMCKの多値データに合
成されるように構成されている。
【0041】なお,この場合の入力画像データは,図3
6に示すように,RGBデータが共に「H」の場合に白
となり,「L」の場合にRGBの濃度が濃くなり,黒
(黒データ)となるデータである。
【0042】中抜き部401,影付け部402は,図1
7に示すように,n(=8)ビット×1ラインのライン
メモリ1701,1702で構成されている。このライ
ンメモリ1701,1702を用いて中抜き処理および
影付け処理を行い,それぞれのデータNin,Kinが
合成部403においてYMCKの多値データPinと合
成される。
【0043】図16は,中抜き部401の構成を示すブ
ロック図であり,1601は色コード生成部,1602
〜1606は色コードデコード部,1607〜1609
は細らせ処理部,1610は中抜き生成部である。
【0044】図16において,まず,色コード生成部1
601は,RGBの各2値データに応じた色コードC
0,C1に変換し,ラインメモリ1701のデータMo
ut0,Mout1として出力する。
【0045】ここで,入力データMin0〜Min7
と,ラインメモリ1701に対する出力データMout
0〜Mout7の関係は,色コード生成部1601の出
力コードC0が出力データMout0に対応している。
また,出力コードC1が出力データMout1に対応
し,さらに入力データMin0〜Min5がそれぞれ出
力データMout2〜Mout7に対応している。した
がって,ラインメモリ1701には出力コードC0,C
1が4ライン分蓄えられている。また,中抜き生成部1
610の出力Out1が中抜き領域を示し,出力Out
0が輪郭を示している。
【0046】色コードデコード部1602〜1606は
カラーモードと,ホワイトモードと指定色モードの各モ
ードにおいて,この色の色コードC0,C1を,図37
に示すようなデータY0〜Y2(D0〜D4)に展開
(デコード)する。そして,細らせ処理部1607〜1
609は,後述する図21に示す構成によって,色コー
ドデコード部1602〜1606によりデコードされた
D0〜D4により輪郭を抽出し,中抜き生成部1610
は後述する図22に示す構成により,輪郭内の中抜き領
域を生成し,図4に示す合成部403に出力する。
【0047】図21は,細らせ処理部1607〜160
9の細部構成を示すブロック図である。図において,2
100〜2103はレジスタ,2104・2105は4
ビットアップカウンタである。レジスタ2100〜21
03は画素を遅延するために用いられる。また,4ビッ
トアップカウンタ2104・2105は,例えばテキサ
スインツルメンツ社のLS163が用いられている。
【0048】4ビットアップカウンタ2104は,レジ
スタ2100からの入力(/LD)(以下,「/」は反
転信号について用いる)が「L」のときに出力RCが
「L」となり,入力(/LD)が「H」で3画素継続す
ると出力RCが「H」となる。
【0049】また,4ビットアップカウンタ2105
は,入力(/LD)が「L」のときに出力RCが「L」
となり,入力(/LD)が「H」で5画素継続すると出
力RCが「H」となる。この場合の輪郭パターンは図2
5に示すようなデータになる。
【0050】図21に示す4ビットアップカウンタ21
04・2105の論理和出力HDは,図24(b)に示
すような細らせデータであり,レジスタ2103の出力
MDは,図24(d)に示すような2値データをシフト
したずれ補正データである。
【0051】図22は,中抜き生成部1610の細部構
成を示すブロック図であり,セレクタ2201〜220
3などにより種々の組み合わせを実現するように構成さ
れ,その出力は図22(c)に示す如くデータとなる。
ここで,図16に示す信号ENは中抜き許可信号であ
り,「H」のときに中抜き処理が施され,「L」のとき
に中抜き処理がが禁止される。すなわち,中抜き許可信
号ENが「L」のときには色コード生成部1601の出
力はすべて「0」となる。
【0052】次に,図4に示す影付け部402について
詳述する。図18は,影付け部402の細部構成を示す
ブロック図である。図において,1801は色コード生
成部,1802は後述する図20の如く構成された影処
理部(2),1803は後述する図19の如く構成され
た影処理部(1),1804・1805はセレクタであ
る。
【0053】図19は,図18における影処理部180
3の細部構成を示すブロック図である。図において,1
901は立体影用幅レジスタ,1902は立体影用0レ
ジスタ,1903は立体影用デクリメント演算器,19
04は立体影用セレクタ,1905は立体影用影検出
器,1906は平影用セレクタ,1907・1908は
セレクタ,1909はディレクレジスタである。
【0054】図20は,図18における影処理部180
2の細部構成を示すブロック図である。図において,2
001は立体影用幅レジスタ,2002は立体影用0レ
ジスタ,2003は立体影用デクリメント演算器,20
04は立体影用セレクタ,2005は立体影用影検出
器,2006は平影用セレクタ,2007・2008は
セレクタ,2009はディレクレジスタである。
【0055】図18のように構成された影付け部402
において,まず,色コード生成部801は,RGBの2
値データに対して図39〜図41に示すようなコード
S,Mを出力する。セレクタ1804・1805は,所
定値に基づいて上記コードS,Mあるいは図20に示す
影処理部1802の出力Soutを選択し,図19に示
す影処理部1803に出力する。
【0056】図19に示す影処理部1803において,
立体影用幅レジスタ1901には予め図26に示すよう
な影幅が設定され,立体影用0レジスタ1902には予
めオール0が固定で設定される。立体影用デクリメント
演算器1903は,ラインメモリ405からの入力A
(Min0〜Min3)を1つデクリメントし,出力端
子Sからは入力Aが「0」のときに「L」を出力し,
「0」以外のときに「H」を出力する。
【0057】立体影用セレクタ1904は,入力S2が
「H」のときに立体影用幅レジスタ1901の影幅を選
択し,入力S2が「L」およびS1が「L」のときに立
体影用0レジスタ1902のデータを選択し,入力S2
が「L」およびS1が「H」のときに立体影用デクリメ
ント演算器1903の出力を選択し,セレクタ1907
に出力する。
【0058】セレクタ1907は,立体影付けの場合に
立体影用幅レジスタ1901の出力を選択し,平影付け
の場合に入力Min0〜Min3を選択し,ディレクレ
ジスタ1909に出力する。ディレクレジスタ1909
は,この入力データを1画素分蓄えて出力Mout0〜
Mout4を出力する。
【0059】また,立体影用影検出器1905は,入力
A(Min0〜Min3)が「0」のときに「L」を出
力し,「0」以外のときに「H」を出力する。そして,
平影用セレクタ1906は,図27に示すような平影を
生成するために入力Min0〜Min3の任意のライン
を選択し,セレクタ1908は立体影付けの場合に立体
影用影検出器1905の出力を選択し,平影付けの場合
に平影用セレクタ1906の出力を選択する。入力D0
は影付けの主データであり,入力D1は影付けの副デー
タである。
【0060】図20に示す影処理部1802の構成は,
上述した影処理部1803に対し,セレクタ2010の
部分が異なり,他の部分の詳細については図19と同様
である。セレクタ2010は,中抜き影付けが選択され
ているときのみ,平影用セレクタ2006の出力を選択
するように制御され,他の場合にはセレクタ2008の
出力を選択するように制御される。この選択さた信号S
outが図18に示すセレクタ1804・1805の各
入力端子C,Bに印加される。また,図18に示す信号
ENは「H」のときに影付け処理を許可し,「L」のと
きに影付け処理を禁止して色コード生成部1801と影
処理部1802・1803の出力はすべて「L」とな
る。
【0061】次に,図4に示す合成部403について詳
述する。図23は,図4における合成部403の細部構
成を示すブロック図である。図において,2300はイ
レーズデータレジスタ,2301〜2305は色データ
レジスタ,2306〜2308はセレクタ,2310〜
2315はバッファである。
【0062】図4に示す合成部403において,まず,
イレーズデータレジスタ2300には予め出力が白にな
るようなデータが設定され,色データレジスタ2301
には予め主2値データに対応する領域の色データが設定
される。また,色データレジスタ2302には予め中抜
きデータの対応する領域の色データが設定される。ま
た,色データレジスタ2303には予め主影データに対
応する領域のデータが設定される。また,色データレジ
スタ2304には予め副2値データに対応する領域の色
データが設定される。また,色データレジスタ2304
には予め副影データに対応する領域の色データが設定さ
れる。
【0063】そして,各モードにおいて,セレクタ23
06は画像データPinあるいはイレーズデータレジス
タ2300のデータを選択してバッファ2310に出力
する。また,セレクタ2307は画像データPinある
いは色データレジスタ2301のデータを選択してバッ
ファ2311に出力する。さらに,セレクタ2308は
入力Nin1あるいはKin0を選択してバッファ23
11の制御端子Gに出力する。また,セレクタ2309
は画像データPinあるいは色データレジスタ2304
のデータを選択してバッファ2314に出力する。
【0064】また,色データレジスタ2303・230
5のデータはそれぞれバッファ2313・2315に出
力される。信号NAKAは中抜きを行うときに「H」と
なり,行わないときに「L」となる。そして,バッファ
2310〜2315は制御端子Gの入力信号が「H」の
ときに入力Aを出力Yとして出力し,制御端子Gの入力
信号が「L」のときに出力Yとして何も出力しない。
【0065】次に,以上述べた構成による動作例につい
て「中抜き処理」,「影付け処理」,「中抜き・影付け
処理」の順に分けて詳述する。
【0066】「中抜き処理」中抜き処理では,図4,図
16,図23に示す中抜き部401が動作し,影付け部
402は動作しない。したがって,影付け部402の出
力(合成部403の入力Kin)は全て「L」となる。
【0067】(1)ホワイトモード 図30を参照してホワイトモードの処理を説明すると,
この例ではY,M,C,Kの順で作像される。なお,本
発明はこの順番に限定されることなく,かつ,以下に示
す他のモードおよび処理についても同様である。
【0068】このホワイトモードでは,図16に示す色
コードデコード部1602〜1606により,図37に
示すようなデータY0〜Y2にデコードされ,色コード
生成部1601の出力C0がデータY0と同一になり,
出力C1がデータY1と同一となる。すなわち,データ
C0,Y0は現在作像中の色成分を含む場合に「H」と
なり,データC1,Y1は白以外の場合に「H」とな
る。
【0069】また,中抜き生成部1610の動作を図2
2を用いて説明する。セレクタ2201の出力out0
では入力D1が選択され,セレクタ2203の出力ou
t1では入力D1が選択される。なお,セレクタ220
2の出力Doutは,影付け部402に出力されるの
で,ここでの説明は省略する。
【0070】また,合成部403では図23に示すよう
に,セレクタ2301がイレーズデータレジスタ230
0のデータを選択する。ここで,セレクタ2307は中
抜き領域において画像データPinあるいはレジスタ2
307の色データを選択するが,色データを選択した場
合について説明すると,この色データは白データであ
り,また,セレクタ2308は中抜き処理であるので,
入力Nin1を選択する。
【0071】(1−1)Y作像時 このY作像時にはY成分を含む領域と白以外の領域が中
抜き処理される。図30(a)に示すような入力画像に
対して白以外の領域を中抜き処理すると,図30(b)
に示すような中抜き状態となり,次いでY成分の領域の
みを合成すると,図30(c)に示すような状態とな
る。すなわち,他の領域のY成分は作像しない。
【0072】(1−2)M作像時 このM作像時にはM成分を含む領域と白以外の領域が中
抜き処理される。図30(a)に示すような入力画像に
対して白以外の領域を中抜き処理すると,図30(b)
に示すような中抜き状態となり,次いでM成分の領域の
みを合成すると,図30(d)に示すような状態とな
る。なお,図30(d)はYとMの合計2回の作像結果
を示している。
【0073】(1−3)C作像時 このC作像時にはC成分を含む領域と白以外の領域が中
抜き処理される。図30(a)に示すような入力画像に
対して白以外の領域を中抜き処理すると,図30(b)
に示すような中抜き状態となり,次いでC成分の領域の
みを合成すると,図30(e)に示すようなYとMとC
の作像状態となる。
【0074】(1−4)K作像時 このK作像時にはC成分を含む領域と白以外の領域が中
抜き処理される。図30(a)に示すような入力画像に
対して白以外の領域を中抜き処理すると,図30(b)
に示すような中抜き状態となり,次いでC成分の領域の
みを合成すると,図30(f)に示すようなYとMとC
とKの作像状態となる。
【0075】したがって,このように画像記録部102
においてY,M,C,Kの各信号が面順次で合計4回走
査されて作像されると,図30(f)に示すようなYと
MとCとKの輪郭の作像状態となる。また,合成部40
3では,セレクタ1306が画像データPinを選択す
ると,図30(f)に示す輪郭内に画像データPinが
嵌め込まれる。
【0076】(2)カラーモード 図31および図32を参照してカラーモードを説明する
と,図16に示す色コード生成部1601は,図38に
示すようなコードC0,C1を生成し,色コードデコー
ド部1602〜1606は図37に示すようなデータY
0〜Y2にデコードする。この場合,コードC0,C1
は両方が共に「L」か,あるいは一方のみが「H」にな
るように生成され,データY0〜Y2はY成分を含む場
合の組み合わせで決定される。
【0077】また,中抜き生成部1610では図22に
示すように,セレクタ2201は入力D0を選択して出
力out0を出力し,セレクタ2203は入力D0を選
択して出力out1を出力し,セレクタ2202は入力
D0を選択して出力Doutを出力する。なお,合成部
403は先に述べたホワイトモードと同様に動作するの
で,その説明を省略する。
【0078】(2−1)Y作像時 図31(a),(b)に示すようにY成分を含むR系,
B系,Y系の色を独立に抽出し,それぞれ抽出したデー
タを独立して中抜き処理し,中抜きデータを出力するこ
とにより,図31(c)に示すように作像する。その他
の成分は作像しない。
【0079】(2−2)M作像時 図31(d)に示すようにM成分を含むR系,B系,M
系の色を独立に抽出し,それぞれ抽出したデータを独立
して中抜き処理し,中抜きデータを出力することによ
り,図32(e)に示すようにY,Mを作像する。その
他の成分は作像しない。
【0080】(2−3)C作像時 図32(f)に示すようにM成分を含むG系,B系,C
系の色を独立に抽出し,それぞれ抽出したデータを独立
して中抜き処理し,中抜きデータを出力することによ
り,図32(g)に示すようにY,M,Cを作像する。
その他の成分は作像しない。
【0081】(2−4)K作像時 図32(h)に示すようにK系の色を独立に抽出し,そ
れぞれ抽出したデータを独立して中抜き処理し,中抜き
データを出力することにより,図32(i)に示すよう
にY,M,C,Kを作像する。その他の成分は作像しな
い。
【0082】したがって,このようにY,M,C,Kを
合計4回スキャンすることにより,カラーモードの中抜
き処理を行うことができる。この場合,色コード生成部
1601と色コードデコード部1602〜1606のデ
ータを変更することにより,補色で中抜き処理を行うこ
とができる。
【0083】「影付け処理」この場合には中抜き部40
1は動作せず,図4,図18〜図20に示す影付け部4
02が動作する。すなわち,中抜き部401の出力ou
t,Doutは「L」となる。
【0084】(1)平影モード 影付け部402における色コード生成部1801は,図
39に示すようなコードM,Sを出力し,コードMは現
在作像中の色成分を含む場合に「H」となり,コードS
は現在作像中の色成分を含まず,かつ白以外のデータの
場合に「H」となる。
【0085】また,図18に示すセレクタ1804・1
805は共に入力Aを選択し,図19に示す影処理部1
803では,セレクタ1907が入力Bを選択し,平影
用セレクタ1906が,遅延される量に対応するライン
数の入力D0〜D3から選択する。
【0086】合成部403では,図23において,セレ
クタ2306・2307は共に画像データPin(入力
A)を選択する。また,セレクタ2308は影付け処理
信号Kin0(入力B)を選択する。また,この場合,
中抜き信号NAKAは「L」となる。
【0087】(1−1)Y作像時 図29を参照して説明する。Y成分を含むR系,G系,
Y系の色を移動し,また,Y成分を含まずかつ白以外の
データ(C系,M系,B系,K系)の色を移動する。す
なわち,図29(a)に示すようなデータに対して図2
9(b)に示すような影が生成されるように,Y成分に
ついては実線と破線が画像で形成され,影の領域Y’に
ついては実線が図23に示す色データレジスタ2302
の色データ(高濃度データ)で作像され,1点鎖線が色
データレジスタ2305の副影用色データ(低濃度デー
タ)で作像され,他の領域は画像データとして作像され
る。
【0088】(1−2)M作像時 図29(a)に示すようなデータに対してM成分を含む
R系,B系,M系の色を移動し,また,M成分を含まず
かつ白以外のデータ(C系,Y系,G系,K系)の色を
移動することによりMを作像し,図29(c)に示すよ
うにY,Mを合成する。
【0089】(1−3)C作像時 図29(a)に示すようなデータに対してC成分を含む
G系,B系,C系の色を移動し,また,C成分を含まず
かつ白以外のデータ(M系,Y系,R系,K系)の色を
移動することによりCを作像し,図29(d)に示すよ
うにY,M,Cを合成する。
【0090】(1−4)K作像時 図29(a)に示すようなデータに対してK成分を含む
K系の色を移動し,また,K成分を含まずかつ白以外の
データ(Y系,M系,C系,B系,G系,R系)の色を
移動することによりKを作像し,図29(e)に示すよ
うにY,M,C,Kを合成する。
【0091】(2)立体影モード この立体影モードは,上述した平影モードに対して図1
8に示す影処理部1802・1803の動作であるの
で,この部分についてのみ説明する。
【0092】影処理部1803では図19に示すよう
に,立体影用幅レジスタ1901には移動量がセットさ
れ,また,セレクタ1907は入力Aを選択する。ま
た,影処理部1802では図20に,セレクタ2010
は入力Aを選択し,また,セレクタ2007・2008
およびディレイレジスタ2009は,図19に示すセレ
クタ1907・1908およびディレイレジスタ190
9と同一の値を選択する。
【0093】すなわち,図18に示す影付け部402の
色コード生成部1801が出力するコードMは,現在作
像中の色成分を含む場合に「H」となり,コードSは現
在作像中の色成分を含まずかつ白以外のデータの場合に
「H」となる。
【0094】さらに,データを移動する際に,コード
M,Sは,最後に存在したデータから設定幅のみ移動す
るが,データを移動中にコードMに対しての移動画素の
場合,コードSが存在する場合には移動を中断し,それ
以降は移動を行わない。もちろん,コードMが「H」に
なると移動を再開する。
【0095】同様に,コードSに対しての移動画素の場
合,コードMが存在する場合には移動を中断し,それ以
降は移動を行わない。また,コードSが「H」になると
移動を再開する。したがって,この動作により色の干渉
を回避することができる。図28は,Y作像時(b),
M作像時(c),C作像時(d),K作像時(e)にお
けるそれぞれの合成作像結果を示し,図29に示す平影
生成時と同様な処理となる。
【0096】ここで,図23に示すセレクタ2310が
イレーズデータレジスタ2300の白データを選択する
ことにより,図28(e)において白い画像データをイ
レースすることができる。また,図23における色デー
タレジスタ2303・2305の色データを同一色に設
定すると,図28(e)においてY’,M’,C’の領
域が同一色で作像される。したがって,色を指定して影
付け処理を行うことができる。
【0097】さらに,図23におけるセレクタ2307
・2309がそれぞれ色データレジスタ2301・23
04のデータを選択すると,図28(e)および図29
(e)においてY領域がYの高濃度で作像され,M領域
がMの高濃度で作像され,C領域がCの高濃度で作像さ
れる。
【0098】また,色データレジスタ2301・230
4のデータを同一色に設定すると,図28(e)および
図29(e)においてY’,M’,C’の領域が同一色
で作像される。したがって,色を指定して影付け処理を
行うことができる。さらに,色データレジスタ2302
・2304のデータ値を逆に設定すると,補色の影を生
成することができる。
【0099】「中抜き・影付け処理」次に,中抜き処理
と影付け処理とを組み合わせて行う場合の動作を,上述
の如く各処理を単独で行う場合と異なる点について説明
する。まず,中抜き処理の場合には,図22に示す中抜
き部401の中抜き生成部1610において,セレクタ
2202の出力Doutが後述する各モードにおいて異
なる。
【0100】影付け処理の場合には,図18に示す影付
け部402においてセレクタ1804・1805が共に
入力Bを選択する。また,影処理部1802では,図2
0において影処理部1802のセレクタ2010が入力
Bを選択し,セレクタ2006が中抜き処理の遅延量と
同一のラインを選択する。なお,この実施の形態では,
セレクタ2006は入力D1を選択することにより,副
影データは生成しない。
【0101】最後に,合成部403では,図23に示す
セレクタ2306がイレーズデータレジスタ2300の
白データを選択し,セレクタ2307が色データレジス
タ2301のデータを選択し,セレクタ2308が信号
Nin1を選択し,セレクタ2309が画像データPi
nを選択する。なお,色データレジスタ2301〜23
04にが後述するモードに応じた異なるデータがセット
され,色データレジスタ2302は後述するモードでは
用いられない。
【0102】(1)中抜きホワイトモード+影付けモー
ド 図23に示す合成部403の色データレジスタ2301
・2304にはイレースデータが設定される。また,色
データレジスタ2302には中抜きの輪郭の色データが
設定され,色データレジスタ2303には影の色データ
が設定される。そして,図22に示すセレクタ2202
は入力D0を選択する。ここで,特に説明しない場合に
は,前述したホワイトモードあるいは平影付けの場合と
同様である。
【0103】まず,Y作像時には,Y成分を含む領域と
白以外の領域をそれぞれ中抜き処理を行い,そして,白
以外の中抜き処理領域に対してY成分を含む領域のみを
合成処理する。中抜き処理は,影付け処理に対してY成
分部分を出力することにより,図33(a)に示すよう
なY,Y’画像を作成する。ここで,作像される画像
は,Y,Y’のみで影付けされるように副影データに対
するデータは出力されない。
【0104】次いで,Mを同様に作像すると図33
(c)に示すように,Y,Mの合成画像となり,Cを作
像すると図33(d)に示すように,Y,M,Cの合成
画像となり,さらにKを同様に作像すると図33(e)
に示すように,Y,M,C,Kの合成画像が得られる。
【0105】また,図22に示すセレクタ2202の入
力D1を選択することにより,指定色を影付け処理する
ことができる。また,立体影と組み合わせることもでき
るので,図35(e)に示すように指定色と立体影とを
組み合わせることもできる。
【0106】(2)中抜き指定色モード+影付けモード ここで,中抜き指定色モードでは色コードY0〜Y2は
図37に示すようになる。すなわち,コードC0 はY2
と同一になり,コードC1はY1と同一になる。したが
って,コードC0,Y2は,現在作像中の色成分を含む
場合に「H」となり,コードC1,Y2は,白以外の場
合に「H」となる。
【0107】また,図16に示す中抜き生成部1610
では,図22に示すセレクタ2201が入力D2を選択
し,セレクタ2203が入力D0を選択する。影付け時
にはセレクタ2202が入力D0を選択する。
【0108】また,図23に示す合成部403の色デー
タレジスタ2301・2304にはイレースデータが設
定され,色データレジスタ2302には中抜きの輪郭の
色データが設定され,色データレジスタ2303には影
の色データが設定される。なお,特に説明しない場合に
は,前述した平影付け時と同様である。
【0109】したがって,Y,M,C,Kの順で作像す
ると,図34に示すように中抜き指定色モード+影付け
モードで作像することができる。
【0110】(3)中抜きカラーモード+影付けモード 図22に示すセレクタ2202は入力D1を選択し,図
23に示す色データレジスタ2301・2304にはイ
レースデータが設定され,色データレジスタ2302に
は中抜きの輪郭の色データが設定され,色データレジス
タ2303には影の色データが設定される。なお,特に
説明しない場合には,前述した平影付けと同様である。
【0111】したがって,Y,M,C,Kの順で作像す
ると,図35に示すように中抜きカラーモード+影付け
モードで作像することができる。また,影データを指定
色にする場合には,図18に示す色コード生成部180
1が図41に示すようなコードM,Sを出力し,図18
に示すセレクタ1804・1805が入力Cを選択する
ことにより実現することができる。
【0112】次に,図42〜図45を参照して他の実施
の形態について説明する。前述の実施の形態では中抜き
処理と影付け処理とを同時に行うように構成したのに対
し,ここでは独立してのみ処理可能な構成とすることに
より,さらにメモリ量を低減させる例について述べる。
【0113】図42は,他の実施の形態に係るカラー画
像処理装置の構成を示すブロック図であり,前述の図4
の構成に対し,中抜き部401の出力Doutから影付
け部402への入力inへのラインを省略した構成とな
っている。すなわち,図42に示すように中抜き部42
01と影付け部4202が完全に並列に接続された構成
となる。
【0114】図43は,中抜き合成部の細部構成を示す
ブロックであり,この中抜き生成部1610aでは図4
3に示すように,図22に示す回路から出力Doutの
段が省略された構成となっている。
【0115】図44は,影付け部4202の細部構成を
示すブロック図であり,この影付け部4202では,図
44に示すように,図18に示す影付け部1802とセ
レクタ1804・1805が省略された構成となってい
る。
【0116】図45は,合成部4203の細部構成を示
すブロック図である。この図42に示す合成部4203
では,前述した図23に対して図45に示すように副影
用のレジスタ2305とバッファ2315が省略された
構成となっている。
【0117】次に,以上の構成における動作について説
明する。ここでは,中抜き指定モードで作像することが
できるが,この「中抜き処理」については,前述の実施
の形態と同様であるので,その説明は省略する。
【0118】「影付け処理」この場合,中抜き部420
1は動作せず,影付け部4202のみが動作する。すな
わち,中抜き部4201の出力はすべて「L」となる。
【0119】(1)平影モード 図44に示す色コード生成部4401は,図39に示す
ようなコードM,Sを出力する。すなわち,コードMは
現在作像中の色成分を含む場合に「H」となり,コード
Sは現在作像中の色成分を含まず,かつ白以外のデータ
の場合に「H」を出力する。
【0120】図45に示す合成部4203では,セレク
タ4506はイレーズデータレジスタ4500からのデ
ータを選択し,セレクタ4507は画像データPinを
選択し,セレクタ4508は信号Kin0を選択する。
また,図44に示す影処理部4402は,図18に示す
影処理部1803と同一である。中抜き信号NAKAは
「L」となる。
【0121】(1−1)Y作像時 Y成分を含むR系,G系,Y系の色を移動する。したが
って,図29(a)に示すようなデータに対して図29
(b)に示すような影が生成されるように,Yについて
は実線と破線が画像で形成され,影の領域Y’について
は実線が図45に示す色データレジスタ4502の色デ
ータ(高濃度データ)で作像され,1点鎖線が白として
作像される。
【0122】(1−2)M作像時 M成分を含むR系,G系,M系の色を移動することによ
りMを作像し,図29(c)に示すようなY,Mを作像
する。
【0123】(1−3)C作像時 C成分を含むG系,B系,C系の色を移動することによ
りCを,作像し,図29(d)に示すようなY,M,C
を作像する。
【0124】(1−4)K作像時 K成分を含むK系の色を移動することによりKを作像
し,図29(e)に示すようなY,M,C,Kを作像す
る。
【0125】(2)立体影モード 平影モードと異なる点は,図44に示す影付け部420
2の影処理部4402の動作のみであり,他の動作は前
述した立体影モードと同一である。
【0126】すなわち,コードMは現在作像中の色成分
を含む場合に「H」となり,コードSは現在作像中の色
成分を含まず,かつ白以外のデータの場合に「H」を出
力するが,データを移動する際にコードMが最後に存在
したデータ「H」から設定幅のみ移動する。ただし,色
の干渉を回避するために,データを移動中にコードSが
存在すると移動を中断し,それ以降は移動しない。もち
ろん,コードMが「H」になると移動を再開する。
【0127】したがって,以上述べてきたように,立体
影モードに補正を加えることにより,印刷物の版ずれ
や,7色に分ける際の境界領域であっても,補正して立
体影モードを実行するので立体影と影の文字の色とが一
致する。
【0128】また,中抜きカラーモードに補正を加える
ことにより,印刷物の版ずれがあっても不要な色の輪郭
が生じることがなくなる。さらに,7色に分ける場合に
おける色の境界でも良好に影付けを行うことが可能とな
る。
【0129】また,その他のモードでは,色による処理
は色付けの画素単位で,補正しなくても目立たないの
で,補正を加えても加えなくても何れであってもよい。
また,ユーザが好みに応じて補正の可否を切り替えるこ
とも容易である。さらに,補正のマトリクスも色成分が
何個以上存在しないかを数えているだけなので,容易に
補正マトリクスを変更することができる。
【0130】さらに,このような処理を立体影補正のみ
に施すことにより,経済性が向上する。すなわち,影幅
を24ラインで作成する装置では,平影時に最低24ラ
インのメモリが必要であるが,立体影時には,5ライン
で実現可能である。つまり,立体影時は,24−5で9
ラインのメモリが余っているので,CMY(RGB)そ
れぞれ3ライン分の補正を行うことができる。また,3
ラインは,7ライン幅を参照することができる。
【0131】この際に,注目画素Pが図46に示すよう
に中心ではなくなるので,印刷物の版ずれがごくわずか
に補正することができないが,十分な効果が得られる。
また,印刷物の版ずれを見るために,広い範囲で補正が
必要な場合は,画素単位に処理するのではなく,2ライ
ン,2画素以上にサンプリング点を間引いても同様な効
果を奏する。
【0132】さて,本発明者は既に,領域単位に中抜き
や影付けのモードを切り替えたときに,同時にメモリに
格納するフォーマットを切り替える技術を提案(特開平
4−218879号公報)しており,この技術を本発明
に容易に適用することも可能である。
【0133】さらに,黄緑などを対応させる際には,Y
を1,Cを0.5として,Cのビットを1ビットから2
ビットに拡張すればよい。Cの補正をN×Mのマトリク
スで,C=1が存在するときにはC=1に補正し,C=
1が存在せずC=0.5が存在するときにはC=0.5
と補正し,さらにC=1,C=0.5が存在しないとき
には,C=0のままで出力する。
【0134】
【発明の効果】以上説明したように,本発明に係る画像
処理装置(請求項1,2)によれば,カラー画像からN
値の色成分を生成し,該N値の色成分を,Y,M,Cの
各成分,あるいはR,G,Bの各成分の3色それぞれ1
ビット以上のオン・オフで色を表現する色成分に変換
し,該変換されたそれぞれの色成分に対し,N×Mマト
リクスを参照し,それぞれの色成分の存在を判定し,そ
の判定結果に基づいて補正を実行するように構成し,パ
ターンマッチングのような補正を行った場合に補正幅だ
けラインメモリを必要であったのに対し,色成分の存在
しないデータを数えるため,Mラインで,M二乗−1の
幅を補正することが可能となり,かつ経済性が向上す
る。マトリクスを用いて色成分の存在を判定しているの
で,色の領域の補正と共に印刷物の版ずれも容易に補正
することができる。
【0135】また,本発明に係る画像処理装置(請求項
3,4)によれば,立体影モードにおいてN値データを
補正して画像エッジデータに基づいてN値の影付けを行
うことにより,印刷物の版ずれや,7色に分ける際の境
界領域であっての補正して立体影モードを実行するの
で,立体影と影の文字の色とが一致する。
【0136】また,本発明に係る画像処理装置(請求項
5)によれば,中抜くホワイトモードにおいてN値後に
補正してそれぞれのN個に分けて,輪郭抽出を行うた
め,印刷物の版ずれがあっても不要な輪郭が生じること
がない。また,7色に分ける際における色の境界であっ
ても良好に影付けを行うことが可能となる。
【0137】また,本発明に係る画像処理装置(請求項
6)によれば,例えば,操作者の好みに応じて補正の可
否を切り替えることが容易に行え,かつ,補正のマトリ
クスも色成分が何個以上存在しないかを数えるだけであ
るため,パターンマッチングのような複雑な処理を必要
とせず,容易に補正のマトリクスを変更することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る画像処理装置が適用
されるカラー画像形成装置のシステム構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】図1における画像処理部の細部構成を示すブロ
ック図である。
【図3】図2における加工編集部の細部構成を示すブロ
ック図である。
【図4】図3における中抜き部・影付け部の構成を示す
ブロック図である。
【図5】図2における2値化処理部(7色成分を抽出す
る抽出部)の内部構成を示すブロック図である。
【図6】図5におけるCMY2値化部による2値化処理
動作を示すフローチャートである。
【図7】図5におけるCMY2値化部による判定信号を
示す図表である。
【図8】本発明の実施の形態に係る7×7マトリクスを
示す説明図である。
【図9】補正部による補正処理動作を示すフローチャー
トである。
【図10】影処理部の細部構成を示すブロック図であ
る。
【図11】影付け処理例を示す説明図である。
【図12】本発明の実施の形態に係るフォーマット例
(副走査補正)を示す説明図である。
【図13】本発明の実施の形態に係るフォーマット例
(主走査補正)を示す説明図である。
【図14】印刷物においてRの領域(C+Y)が版ずれ
している場合を示す説明図である。
【図15】図14の版ズレが存在する印刷物に対する補
正結果を示す説明図である。
【図16】図4における中抜き部の構成を示すブロック
図である。
【図17】図4におけるラインメモリの細部構成を示す
ブロック図である。
【図18】図4における影付け部の細部構成を示すブロ
ック図である。
【図19】図18における影処理部の細部構成を示すブ
ロック図である。
【図20】図18における影処理部の細部構成を示すブ
ロック図である。
【図21】図16における細らせ処理部の細部構成を示
すブロック図である。
【図22】図16における中抜き生成部の細部構成を示
すブロック図である。
【図23】図4における合成部の細部構成を示すブロッ
ク図である。
【図24】図1における画像処理の概要を示す説明図で
ある。
【図25】輪郭抽出パターンを示す説明図である。
【図26】立体影を示す説明図である。
【図27】平影を示す説明図である。
【図28】立体影を生成する動作を示す説明図である。
【図29】平影を生成する動作を示す説明図である。
【図30】ホワイトモードにおける中抜き処理動作を示
す説明図である。
【図31】カラーモードにおける中抜き処理動作を示す
説明図である。
【図32】カラーモードにおける中抜き処理動作を示す
説明図である。
【図33】ホワイトモードにおける中抜き処理と立体影
付け処理を行う場合を示す説明図である。
【図34】カラーモードにおける中抜き処理と立体影付
け処理を行う場合を示す説明図である。
【図35】カラーモードにおける中抜き処理と立体影付
け処理を行う場合を示す説明図である。
【図36】RGBデータと色の関係を示す図表である。
【図37】RGBデータの展開データ例を示す図表であ
る。
【図38】図16における中抜き部の色コード生成部に
よるRGBデータの変換コードを示す図表である。
【図39】図18における影付け部の色コード生成部に
おけるRGBデータの変換コードを示す図表である。
【図40】図18における影付け部の色コード生成部に
おけるRGBデータの変換コードを示す図表である。
【図41】図18における影付け部の色コード生成部に
おけるRGBデータの変換コードを示す図表である。
【図42】他の実施の形態に係るカラー画像処理装置の
構成を示すブロック図である。
【図43】中抜き合成部の細部構成を示すブロックであ
る。
【図44】図24における影付け部の細部構成を示すブ
ロック図である,
【図45】図24における合成部の細部構成を示すブロ
ック図である。
【図46】注目画素の中心から外れている例を示す説明
図である。
【符号の説明】
100 画像読み取り部 101 画像処理部 102 画像記録部 213 2値化処理部 205 加工編集部 401,4201 中抜き部 402,4202 影付け部 501 CMY2値化処理部 502 補正部
フロントページの続き Fターム(参考) 5B057 BA23 CA01 CA08 CB01 CB06 CE17 DC16 DC25 5C076 AA26 AA31 AA33 AA35 BA06 BA07 BA09 CA01 5C077 LL19 MP05 MP06 MP07 MP08 NN09 PP03 PP05 PP15 PP19 PP27 PP28 PP31 PP32 PP33 PP37 PP39 PP43 PP47 PP51 PQ08 PQ20 PQ22 PQ23 RR06 5C079 HA17 HB01 HB02 LA06 LB01 LB12 MA04 NA09

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成対象のカラー画像を読み取り,
    前記カラー画像に対して所定の画像処理を行う画像処理
    装置において,前記カラー画像からN値の色成分を生成
    し,該N値の色成分を,Y,M,Cの各成分,あるいは
    R,G,Bの各成分の3色それぞれ1ビット以上のオン
    ・オフで色を表現する色成分に変換する色成分変換手段
    と,前記色成分変換手段により変換されたそれぞれの色
    成分に対し,N×Mマトリクスを参照し,前記色成分の
    存在を判定し,その判定結果に基づいて補正を実行する
    補正手段と,を備えたことを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記N値は,イエロー,シアン,マゼン
    タ,ブラック,レッド,グリーン,ブルーの7値である
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 さらに,前記補正手段から出力される画
    像のエッジ情報に基づいて,色付け処理を実行する色付
    け処理手段を備えたことを特徴とする請求項1または2
    に記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記色付け処理手段は,前記N値のデー
    タを補正し,画像エッジデータに基づいてN値の影付け
    を行う立体影付け処理を実行することを特徴とする請求
    項3に記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記補正手段の出力色のN値毎に輪郭抽
    出を実行することを特徴とする請求項1または2に記載
    の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 外部からの指定入力情報に基づいて,補
    正の可否あるいは補正マトリクスのサイズを選択するこ
    とを特徴とする請求項1ないし5の何れか1つに記載の
    画像処理装置。
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