JP2000048577A - 強誘電体メモリ - Google Patents

強誘電体メモリ

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JP2000048577A JP10214522A JP21452298A JP2000048577A JP 2000048577 A JP2000048577 A JP 2000048577A JP 10214522 A JP10214522 A JP 10214522A JP 21452298 A JP21452298 A JP 21452298A JP 2000048577 A JP2000048577 A JP 2000048577A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】複数のメモリセルの内容を一括消去可能にす
る。 【解決手段】1行の強誘電体メモリセル10Bの各々に
ついて、強誘電体キャパシタ11の一端と共通線COM
0との間に接続されたキャパシタ13と、共通線COM
と消去電源電位VEの導体との間に接続され消去信号E
RSの活性化に応答してオンになる消去スイッチ素子4
1と、プレート線PL0とグランド電位の導体との間に
接続され、消去信号ERSの活性化に応答してオンにな
る消去スイッチ素子42とを備えている。強誘電体キャ
パシタの電極間に中間電極を備え、中間電極を共通線に
接続することにより、キャパシタ13を省略することが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メモリセルに強誘
電体キャパシタを用いた強誘電体メモリに関する。
【0002】
【従来の技術】強誘電体メモリは、キャパシタの電極に
蓄積された電荷が強誘電体の自発分極により保持される
ので、不揮発性であり、リフレッシュ動作も不要であ
る。強誘電体メモリには、メモリセルの常誘電体キャパ
シタを強誘電体キャパシタで置き換えたものと、EPR
OMのメモリトランジスタのフローティングゲートとコ
ントロールゲートとの間の常誘電体を強誘電体で置き換
えたものとがある。
【0003】後者の強誘電体メモリでは、フローティン
グゲートとビット線との間に書込トランジスタを追加
し、書込トランジスタを行単位でオンにすることによ
り、行単位で一括消去するものが提案されている(特開
平8−235872号公報)。しかし、前者の強誘電体
メモリでは、一括消去する構成が開示されていない。図
12は、従来の前者の強誘電体メモリの概略構成を示
す。図12では、簡単化のために2行2列のメモリセル
アレイを示している。
【0004】メモリセル10では、強誘電体キャパシタ
11の一方の電極が転送ゲート12を介してビット線B
L0に接続され、強誘電体キャパシタ11の他方の電極
がプレート線PL0に接続されている。強誘電体キャパ
シタ11に印加されている図示矢印方向の電圧をVFと
し、強誘電体キャパシタ11の強誘電体の誘電分極Pの
正方向を図示矢印方向とする。VF=0で誘電分極Pが
正方向のとき、メモリセル10の記憶内容を‘0’とす
る。
【0005】強誘電体メモリの動作は、DRAMのそれ
に類似している。 (1)‘1’が格納されているメモリセル10に対する
リード動作 ‘1’が格納されているメモリセル10に対するリード
動作を、図13を参照して説明する。図13中のヒステ
リシスループは、電圧VFによりキャパシタ11の強誘
電体に加えられている電界強度Eと、誘電分極Pとの関
係を示しており、黒点はその時の状態(E,P)を示し
ている。
【0006】時点t0では、ワード線WL0及びプレー
ト線PL0が低レベル、転送ゲート12がオフ、VF=
0、強誘電体が状態S00となっている。また、一対の
相補的なビット線BL0及び*BL0の電位が、ビット
線リセット回路20により0Vにリセットされている。
さらに、センスアンプ21が不活性になっている。制御
回路22は、外部からのロウアドレスストローブ信号*
RAS、コラムアドレスストローブ信号*CAS及びラ
イトイネーブル信号*WE(*はトップバーの替わりに
用いたものであり、信号が低レベルで活性になることを
示している。)に基づいて、各種制御信号を生成する。
アドレスADRが行アドレスバッファレジスタ23に供
給され、制御回路22は、ロウアドレスストローブ信号
*RASの立ち下がりに応答して、行アドレスバッファ
レジスタ23にラッチ信号を供給し、ビット線リセット
回路20に対しリセットを解除させる。
【0007】行アドレスバッファレジスタ23の出力が
行デコーダ24でデコードされ、制御回路22から行デ
コーダ24へのタイミング信号により時点t1でワード
線WL0及びプレート線PL0が立ち上げられる。ここ
で、ビット線BL0に接続されたメモリセル10の記憶
内容を読み出す場合には、ワード線WL0立ち上げと同
時に、ビット線BL0と相補的なビット線*BL0に接
続されたダミーセル30を出力状態にさせるためにダミ
ーワード線DWL0が立ち上げられる。逆に、ビット線
*BL0に接続されたメモリセル10の記憶内容を読み
出す場合には、ワード線WL0立ち上げと同時に、ビッ
ト線*BL0と相補的なビット線BL0に接続されたダ
ミーセル31を出力状態にさせるためにダミーワード線
DWL1が立ち上げられる。
【0008】ワード線WL0の電位立ち上げにより転送
ゲート12がオンになり、プレート線PL0の電位立ち
上げにより、強誘電体キャパシタ11から正電荷が押し
出され、これが転送ゲート12を通ってビット線BL0
へ流れ、ビット線BL0の電位が上昇する。これと同時
に、ダミーセル30からもビット線*BL0上に正電荷
が流れ出る。その量は、‘1’が格納されているメモリ
セルからのそれよりも少なく、‘0’が格納されている
メモリセルからのそれよりも多い。これにより、ビット
線BL0と*BL0との間に電位差が生ずる。プレート
線PL0とビット線BL0との電位差にほぼ等しい強誘
電体印加電圧VFは、プレート線PL0の立ち上げによ
り正になって、誘電分極Pが反転し、強誘電体は状態S
01となる。
【0009】次に時点t2で、制御回路22からの信号
によりセンスアンプ21が活性化されて、この電位差が
増幅され、これにより電圧VFが0になる。強誘電体
は、自発分極により状態S02となる。アドレスADR
が列アドレスバッファレジスタ33に供給される。制御
回路22は、コラムアドレスストローブ信号*CASの
立ち下がりに応答して、列アドレスバッファレジスタ3
3にラッチパルスを供給する。列アドレスバッファレジ
スタ33の出力は、列デコーダ34でデコードされ、制
御回路22からのタイミング信号により時点t3でコラ
ム選択線CSL0が立ち上がり、コラムゲート35がオ
ンになる。これにより、ビット線BL0及び*BL0上
の信号がコラムゲート35を通りデータバスラインDB
及び*DB上に取り出され、I/Oバッファ回路36で
増幅保持され、DATAとして出力される。
【0010】時点t4で、制御回路22から行デコーダ
24へのタイミング信号によりプレート線PL0の電位
が立ち下がり、電圧VFが負になって自発分極が反転
し、強誘電体は状態S03から状態S04になる。時点
t5で、一方では制御回路22から行デコーダ24への
タイミング信号によりワード線WL0及びダミーワード
線DWL0の電位が立ち下がり、他方では制御回路22
からセンスアンプ21への信号によりセンスアンプ21
が不活性にされる。これにより、ビット線BL0の電位
が立ち下がって、電圧VFが0Vに戻り、強誘電体は最
初の状態S00と同じ状態S05になる。
【0011】(2)‘0’が格納されているメモリセル
10に対するリード動作 時点t0でメモリセル10に‘0’が格納されている場
合には、時点t2においてビット線BL0の電位がビッ
ト線*BL0のそれよりも低くなっている。したがっ
て、センスアンプ21の活性化によりビット線BL0が
低レベルになり、電圧VFがさらに上昇し、次に時点t
4でのプレート線PL0の電位立ち下がりにより電圧V
Fが0Vまで立ち下がる。電圧VFは正パルスのみとな
るので、リード後のメモリセル10は、元の‘1’が格
納された状態になる。
【0012】(3)メモリセル10に対する‘0’のラ
イト動作 図14は、‘1’が格納されたメモリセル10に‘0’
を書き込む場合の動作を示すタイムチャートである。時
点t3までの動作は、図13の時点t3までの動作と同
一である。ライトイネーブル信号*WEの立ち下がりに
応答して、時点t3でライトイネーブル信号WEが立ち
上がり、書き込み制御が開始される。時点t3で、コラ
ムゲート35がオンになり、データバスラインDB及び
*DBの書き込み電位である低レベル及び高レベルがコ
ラムゲート35を通り、それぞれビット線BL0及び*
BL0に伝達される。これにより、電圧VFが立ち上が
って、強誘電体は状態S13となる。
【0013】時点t4でプレート線PL0が立ち下がっ
て、電圧VFが0Vまで立ち下がる。強誘電体は、自発
分極により状態S14となり、メモリセル10は‘0’
の記憶状態になる。時点t5で、ワード線WL0及びダ
ミーワード線DWL0の電位が立ち下がり、また、セン
スアンプ21が不活性にされる。これにより、ビット線
*BL0の電位が立ち下がる。電圧VFは0Vのままで
あり、強誘電体は状態S14と同じ状態S15である。
【0014】(4)メモリセル10に対する‘1’のラ
イト動作 メモリセル10に‘1’を書き込む場合には、図14の
時点t3においてビット線BL0及び*BL0の電位が
変化せず、次に時点t4で、図13と同様に電圧VFが
立ち下がり、次に時点t5で、図13と同様に電圧VF
が0Vに戻る。これにより、メモリセル10は‘1’の
記憶状態になる。
【0015】図15は、従来の他の強誘電体メモリの概
略構成を示す。この装置では、図12のダミーセルを用
いる替わりに、1ビット記憶のために1対のメモリセル
10及び10Aを用いている。そして、メモリセル10
と10Aとに相補的な値を書き込むことにより、ビット
線BL0及び*BL0上に記憶内容を読み出した時の電
位差を、図12の場合よりも大きくしている。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】強誘電体メモリが不揮
発性かつ書換容易性を有することから、銀行などで電子
マネーを取り扱うためのICカードに強誘電体メモリを
用いることができる。この場合、記憶内容をソフト的に
消去するだけではセキュリティ上不充分であり、ハード
的に記憶内容を消去する必要がある。
【0017】しかし、上述のような従来の強誘電体メモ
リでは、通常の書き込み動作を繰り返して1ビットずつ
記憶内容を消去しなければならないので、消去時間が長
くなると共に、消費電力が増加する原因となる。この問
題は、記憶容量が大きくなるほど大きくなる。本発明の
目的は、このような問題点に鑑み、複数のメモリセルの
内容を一括消去可能な強誘電体メモリを提供することに
ある。
【0018】
【課題を解決するための手段及びその作用効果】請求項
1では、例えば図1に示す如く、強誘電体キャパシタの
一端に転送ゲートが接続された強誘電体メモリセルを備
え、複数の該強誘電体メモリセルの該強誘電体キャパシ
タの他端がプレート線に共通に接続された強誘電体メモ
リにおいて、該複数の強誘電体メモリセルの各々につい
て、該強誘電体キャパシタの該一端と共通線との間に接
続されたキャパシタと、該共通線と第1電源電位の導体
との間に接続され、消去信号の活性化に応答してオンに
なる第1消去スイッチ素子と、該プレート線と第2電源
電位の導体との間に接続され、該消去信号の活性化に応
答してオンになる第2消去スイッチ素子とを有する。
【0019】強誘電体キャパシタ及びこれに接続された
キャパシタの容量をそれぞれCF及びCで表し、第1電
源電位と第2電源電位との差をVEで表すと、消去信号
の活性化により、強誘電体キャパシタにはVEF=VE
・C/(CF+C)の電圧が印加される。VE及びC
は、2値の一方のセルの強誘電体の自発分極が電圧VE
Fの印加により反転するように定められる。
【0020】請求項1の強誘電体メモリによれば、消去
信号の活性化により複数の強誘電体メモリセルの各々に
ついて、2値の一方のセルが2値の他方になり、2値の
他方のセルは2値の他方のままとなって、複数の強誘電
体メモリセルの記憶内容が容易に一括消去されるという
効果を奏する。請求項2の強誘電体メモリでは、請求項
1において例えば図1に示す如く、行アドレスをデコー
ドした信号により選択される上記強誘電体メモリセルの
行毎に、上記第1及び第2消去スイッチ素子を有する。
【0021】請求項3の強誘電体メモリでは、請求項2
において例えば図1に示す如く、上記第1及び第2消去
スイッチ素子の複数組に共通に上記消去信号が供給され
るように配線されている。この強誘電体メモリによれ
ば、複数行のメモリセルの記憶内容が一括消去されると
いう効果を奏する。
【0022】請求項4の強誘電体メモリでは、請求項2
において例えば図3及び図4に示す如く、上記アドレス
をデコードした信号により選択された行に対応した上記
第1及び第2消去スイッチ素子に対してのみ上記消去信
号を供給する消去スイッチ制御回路をさらに有する。こ
の強誘電体メモリによれば、選択した行のみメモリセル
の記憶内容が一括消去されるという効果を奏する。
【0023】請求項5では、例えば図5に示す如く、強
誘電体キャパシタの一端に転送ゲートが接続された強誘
電体メモリセルを備え、同一ワード線で選択される第1
及び第2の上記強誘電体メモリセルが相補値記憶のため
にビット線対の一方及び他方に接続され、複数の該第1
及び第2の強誘電体メモリセルの該強誘電体キャパシタ
の他端がプレート線に共通に接続された強誘電体メモリ
において、該複数の第1の強誘電体メモリセルの各々に
ついて、該強誘電体キャパシタの該一端と第1共通線と
の間に接続されたキャパシタと、該複数の第2の強誘電
体メモリセルの各々について、該強誘電体キャパシタの
該一端と第2共通線との間に接続されたキャパシタと、
該第1共通線と第1電源電位の導体との間に接続され、
消去信号の活性化に応答してオンになる第1消去スイッ
チ素子と、該プレート線と第2電源電位の導体との間に
接続され、該消去信号の活性化に応答してオンになる第
2消去スイッチ素子と、該第2共通線と第3電源電位の
導体との間に接続され、該消去信号の活性化に応答して
オンになる第3消去スイッチ素子とを有する。
【0024】この強誘電体メモリによれば、消去信号の
活性化により第1と第2の強誘電体メモリセルの複数組
の各々について、第1の強誘電体メモリセルの強誘電体
キャパシタ及びこれに接続されたキャパシタに、第1電
源電位と第2電源電位の差が印加され、第2の強誘電体
メモリセルの強誘電体キャパシタ及びこれに接続された
キャパシタに、第3電源電位と第2電源電位の差が印加
されて、該複数組の相補的記憶内容が一括消去されると
いう効果を奏する。
【0025】請求項6の強誘電体メモリでは、請求項5
において例えば図5に示す如く、行アドレスをデコード
した信号により選択される上記強誘電体メモリセルの行
毎に、上記第1、第2及び第3消去スイッチ素子を有す
る。請求項7の強誘電体メモリでは、請求項6において
例えば図5に示す如く、上記第1、第2及び第3消去ス
イッチ素子の複数組に共通に上記消去信号が供給される
ように配線されている。
【0026】この強誘電体メモリによれば、複数行のメ
モリセルの記憶内容が一括消去されるという効果を奏す
る。請求項8の強誘電体メモリでは、請求項6において
例えば図6に示す如く、上記アドレスをデコードした信
号により選択された行に対応した上記第1、第2及び第
3消去スイッチ素子に対してのみ上記消去信号を供給す
る消去スイッチ制御回路をさらに有する。
【0027】この強誘電体メモリによれば、選択した行
のみメモリセルの記憶内容が一括消去されるという効果
を奏する。請求項9では、例えば図7に示す如く、強誘
電体キャパシタの一端に転送ゲートが接続された強誘電
体メモリセルを備え、複数の該強誘電体メモリセルの該
強誘電体キャパシタの他端がプレート線に共通に接続さ
れた強誘電体メモリにおいて、該強誘電体キャパシタは
電極間に中間電極を備えており、該複数の強誘電体メモ
リセルの各々について、該中間電極が共通線に接続さ
れ、該共通線と第1電源電位の導体との間に接続され、
消去信号の活性化に応答してオンになる第1消去スイッ
チ素子と、該プレート線と第2電源電位の導体との間に
接続され、該消去信号の活性化に応答してオンになる第
2消去スイッチ素子とを有する。
【0028】この強誘電体メモリによれば、消去信号の
活性化により複数の強誘電体メモリセルについて、中間
電極と、強誘電体キャパシタのプレート線側の電極との
間に第1電源電位と第2電源電位との差(消去電圧)が
印加され、これによりこの間の部分の誘電分極が一方向
にされて、複数の強誘電体メモリセルの記憶内容が一括
消去されるという効果を奏する。請求項1の場合よりも
弱い消去状態になるが、消去電源電圧がこの部分に印加
されるので、消去電源電圧を請求項1の場合よりも低く
することができる。
【0029】請求項10の強誘電体メモリでは、請求項
9において例えば図7に示す如く、行アドレスをデコー
ドした信号により選択される上記強誘電体メモリセルの
行毎に、上記第1及び第2消去スイッチ素子を有する。
請求項11の強誘電体メモリでは、請求項10において
例えば図7に示す如く、上記第1及び第2消去スイッチ
素子の複数組に共通に上記消去信号が供給されるように
配線されている。
【0030】この強誘電体メモリによれば、複数行のメ
モリセルの記憶内容が一括消去されるという効果を奏す
る。請求項12の強誘電体メモリでは、請求項10にお
いて例えば図9に示す如く、上記アドレスをデコードし
た信号により選択された行に対応した上記第1及び第2
消去スイッチ素子に対してのみ上記消去信号を供給する
消去スイッチ制御回路をさらに有する。
【0031】この強誘電体メモリによれば、選択した行
のみメモリセルの記憶内容が一括消去されるという効果
を奏する。請求項13では、例えば図10に示す如く、
強誘電体キャパシタの一端に転送ゲートが接続された強
誘電体メモリセルを備え、同一ワード線で選択される第
1及び第2の上記強誘電体メモリセルが相補値記憶のた
めにビット線対の一方及び他方に接続され、複数の該第
1及び第2の強誘電体メモリセルの該強誘電体キャパシ
タの他端がプレート線に共通に接続された強誘電体メモ
リにおいて、該強誘電体キャパシタは電極間に中間電極
を備えており、該複数の第1強誘電体メモリセルの各々
について、該中間電極が第1共通線に接続され、該複数
の第2強誘電体メモリセルの各々について、該中間電極
が第2共通線に接続され、該第1共通線と第1電源電位
の導体との間に接続され、消去信号の活性化に応答して
オンになる第1消去スイッチ素子と、該プレート線と第
2電源電位の導体との間に接続され、該消去信号の活性
化に応答してオンになる第2消去スイッチ素子と、該第
2共通線と第3電源電位の導体との間に接続され、該消
去信号の活性化に応答してオンになる第3消去スイッチ
素子とを有する。
【0032】この強誘電体メモリによれば、消去信号の
活性化により第1と第2の強誘電体メモリセルの複数組
の各々につき消去用電圧が印加されて、該複数組の相補
的記憶内容が一括消去されるという効果を奏する。請求
項14の強誘電体メモリでは、請求項13において例え
ば図10に示す如く、行アドレスをデコードした信号に
より選択される上記強誘電体メモリセルの行毎に、上記
第1、第2及び第3消去スイッチ素子を有する。
【0033】請求項15の強誘電体メモリでは、請求項
14において例えば図10に示す如く、上記第1、第2
及び第3消去スイッチ素子の複数組に共通に上記消去信
号が供給されるように配線されている。この強誘電体メ
モリによれば、複数行のメモリセルの記憶内容が一括消
去されるという効果を奏する。
【0034】請求項16の強誘電体メモリでは、請求項
14において例えば図11に示す如く、上記アドレスを
デコードした信号により選択された行に対応した上記第
1、第2及び第3消去スイッチ素子に対してのみ上記消
去信号を供給する消去スイッチ制御回路をさらに有す
る。この強誘電体メモリによれば、選択した行のみメモ
リセルの記憶内容が一括消去されるという効果を奏す
る。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施形態を説明する。 [第1実施形態]図1は、本発明の第1実施形態の強誘
電体メモリの概略構成を示す。図12と同一構成要素に
は、同一符号を付してその説明を省略する。
【0036】メモリセル10Bでは、強誘電体キャパシ
タ11と転送ゲート12との間のノードにキャパシタ1
3の一端が接続され、キャパシタ13の他端が共通線C
OM0に接続されている。同一行の他のメモリセルにつ
いてもこれと同様である。消去スイッチ回路40は、消
去電源電位VEの導体とプレート線PL0との間に接続
されたNMOSトランジスタ41と、グランド電位の導
体と共通線COM0との間に接続されたNMOSトラン
ジスタ42とを備えている。NMOSトランジスタ41
及び42のゲートには、制御回路22Aから消去信号E
RSが供給される。
【0037】行デコーダ24のプレート線に対する出力
端は、非選択のとき0Vになっており、消去時に0Vに
なるので、この出力端を消去時にプレート線PL0から
切り離すため、プレート線PL0と行デコーダ24の出
力端との間に、PMOSトランジスタであるプレート線
分離/接続スイッチ46が接続され、そのゲートに制御
回路22Aから消去信号ERSが供給される。
【0038】他のメモリセル行についても上記同様であ
る。制御回路22Aには、負パルスの消去信号*ERS
が供給され、制御回路22Aはこれに応答して、正パル
スの消去信号ERSを、消去スイッチ回路40内の全て
のNMOSトランジスタのゲート及び各プレート線に接
続されたプレート線分離/接続スイッチのゲートに供給
する。
【0039】他の構成は、図12のそれと同一である。
次に、上記の如く構成された本実施形態の動作を説明す
る。リード又はライトにおいては、消去信号*ERSが
高レベルで消去信号ERSが低レベルであり、これによ
り消去スイッチ回路40がオフになって、プレート線P
L0及び共通線COM0が消去スイッチ回路40から電
気的に切り離されている。また、全てのプレート線分離
/接続スイッチ(46)がオンになっている。フローテ
ィン状態の共通線COM0は、キャパシタ13により強
誘電体キャパシタ11と絶縁されている。
【0040】したがって、リード及びライトの動作はそ
れぞれ、図13及び図14を参照して上述したものと同
一である。図2は、図1の装置の消去動作を示すタイム
チャートであり、‘0’のセルに対する‘0’書込消去
と‘1’のセルに対する‘0’書込消去とについて、強
誘電体の状態をヒステリシスループ上の黒点で示してい
る。
【0041】時点t0では、初期状態として消去信号E
RS、共通線COM0、プレート線PL0及び電圧VF
が0Vになっている。また、ワード線WL0、ビット線
BL0及び*BL0も0Vになっている。制御回路22
Aは、消去信号*ERSの立ち下がりに応答して、時点
t1で消去信号ERSを立ち上げる。これにより、プレ
ート線分離/接続スイッチ46がオフになり、NMOS
トランジスタ41及び42がオンになり、強誘電体キャ
パシタ11と13との直列接続に消去電源電圧VEが印
加される。
【0042】強誘電体キャパシタ11及びキャパシタ1
3の容量をそれぞれCF及びCで表すと、強誘電体キャ
パシタ11にはVEF=VE・C/(CF+C)の電圧
が印加される。VE及びCは、2値の一方のセルの強誘
電体の自発分極が電圧VEFの印加により反転するよう
に定められる。電圧VEFの印加により、2値の一方の
セルが2値の他方になり、2値の他方のセルは2値の他
方のままとなって、一方のセル‘0’のセルは状態S2
0から状態S21に遷移し、‘1’のセルは状態S30
から状態S31に遷移する。
【0043】制御回路22Aは、消去信号*ERSの立
ち上がりに応答して、時点t2で消去信号ERSを立ち
下げる。これにより、消去スイッチ回路40の全てのト
ランジスタがオフになって、共通線COM0が0Vまで
立ち下がり、同時に、プレート線分離/接続スイッチ4
6がオンになってプレート線PL0が0Vになる。した
がって電圧VFが0Vになる。これにより、‘0’のセ
ルは状態S22から状態S23に遷移し、‘1’のセル
は状態S32から状態S33に遷移する。
【0044】このようにして、全メモリセルの記憶内容
が‘0’になる。本第1実施形態によれば、全メモリセ
ルが一括消去されるので、消去動作が高速となる。ま
た、行系回路及び列系回路が不活性の状態で消去が行わ
れるので、メモリセルを1つずつアドレス指定して消去
する場合よりも消費電力が減少する。
【0045】[第2実施形態]図3は、本発明の第2実
施形態の強誘電体メモリの概略構成を示す。この装置で
は、セルを行単位で消去可能にするために、消去スイッ
チ回路40に対し消去スイッチ制御回路50を備えてい
る。消去スイッチ制御回路50は、制御回路22Aから
の消去信号ERSに応答して、消去スイッチ回路40に
対し、行デコーダ24で選択された行に対応したトラン
ジスタのみオフにする。
【0046】図3の回路の一部の構成例を、図4に示
す。行デコーダ24は、行デコーダコア24aと、出力
段のアンドゲート241〜244とを備えている。行デ
コーダコア24aは、行アドレスが0のとき出力Q1を
‘1’、出力Q2を‘0’とし、行アドレスが1のとき
出力Q1を‘0’、出力Q2を‘1’にする。出力Q1
はアンドゲート241及び242の各々の一方の入力端
に供給され、出力Q2はアンドゲート243及び244
の各々の一方の入力端に供給される。
【0047】アンドゲート241及び243の各々の他
方の入力端には、図3の制御回路22Aからワード線タ
イミング信号TWLが供給される。この信号TWLは、
図13又は図14において、時点t1で高レベルに遷移
し、時点t5で低レベルに遷移する。アンドゲート24
1及び243の出力端にはそれぞれワード線WL0及び
WL1が接続されている。
【0048】アンドゲート242及び244の各々の他
方の入力端には、図3の制御回路22Aからプレート線
タイミング信号TPLが供給される。この信号TPL
は、図13又は図14において、時点t1で高レベルに
遷移し、時点t4で低レベルに遷移する。アンドゲート
242及び244の出力端にはそれぞれプレート線PL
0及びPL1が接続されている。
【0049】消去スイッチ制御回路50は、アンドゲー
ト51及び52を備え、アンドゲート51及び52の一
方の入力端にそれぞれ行デコーダコア24aから出力Q
1及びQ2が供給される。アンドゲート51及び52の
他方の入力端には図3の制御回路22Aから消去信号E
RSが供給される。アンドゲート51の出力端は消去ス
イッチ回路40のNMOSトランジスタ41及び42の
ゲートに接続され、アンドゲート52の出力端は消去ス
イッチ回路40のNMOSトランジスタ44及び45の
ゲートに接続されている。
【0050】図3において、行アドレスが行アドレスバ
ッファレジスタ23に供給され、制御回路22Aはロウ
アドレスストローブ信号*RASの立ち下がりに応答し
て、行アドレスバッファレジスタ23にラッチ信号を供
給する。行アドレスバッファレジスタ23の出力が行デ
コーダコア24aでデコードされる。図2の時点t1で
消去信号ERSが立ち上げられて、消去スイッチ制御回
路50の出力が有効になり、選択されたメモリセル行の
消去が行われる。
【0051】次に、制御回路22Aはロウアドレススト
ローブ信号*RASの立ち上がりに応答して、時点t2
で消去信号ERSを立ち下げ、これにより消去スイッチ
制御回路50の出力が無効になって消去動作が完了す
る。行単位でメモリセルの記憶内容を消去しても、1行
未満の消去すべきメモリセルが残っている場合には、そ
のメモリセルに対し従来と同様にメモリセルを1つずつ
アドレス指定して消去する。
【0052】このようにして、任意のメモリセル群を高
速消去することが可能となる。 [第3実施形態]図5は、本発明の第3実施形態の強誘
電体メモリの概略構成を示す。図15と同一構成要素に
は、同一符号を付してその説明を省略する。メモリセル
10B及び10Cはそれぞれ、図15のメモリセル10
及び10Aに対応している。メモリセル10B及び10
Cは、図1のメモリセル10Bと同一構成であるが、メ
モリセル10Bのキャパシタ13の一端が共通線COM
01に接続されているのに対し、メモリセル10Cのキ
ャパシタ13の一端は、共通線COM01と独立の共通
線COM02に接続されている。同一行の他の列につい
ても同様である。
【0053】共通線COM01は、消去スイッチ回路4
0AのNMOSトランジスタ42を介して消去電源電位
VEの導体に接続され、共通線COM02は、消去スイ
ッチ回路40AのNMOSトランジスタ43を介して消
去電源電位−VEの導体に接続されている。プレート線
PL0は、消去スイッチ回路40AのNMOSトランジ
スタ41を介してグランド電位の導体に接続されてい
る。
【0054】他の行についても上記同様である。消去ス
イッチ回路40A内のNMOSトランジスタのゲートは
共通に接続されており、これに制御回路22Aからの消
去信号ERSが供給される。他の構成は、図15と同一
である。制御回路22Aは、消去信号*ERSの立ち下
がりに応答して消去信号ERSを立ち上げ、これにより
消去スイッチ回路40A内のトランジスタが全てオンに
なる。これにより、強誘電体キャパシタ11と13の直
列接続には、メモリセル10Bについては消去電源電圧
VEが印加され、メモリセル10Cについては消去電源
電圧−VEが印加される。したがって、メモリセル10
Bに‘1’が格納されメモリセル10Cにこれと相補的
な‘0’が格納されて、記憶内容が消去される。他のメ
モリセル対についても同様である。
【0055】[第4実施形態]図6は、本発明の第4実
施形態の強誘電体メモリの概略構成を示す。この装置で
は、消去スイッチ回路40Aに対し、図3と同様に消去
スイッチ制御回路50Aを備えて、行単位でメモリセル
の記憶内容を消去可能にしている。 [第5実施形態]図1のように、強誘電体キャパシタ1
1と独立なキャパシタ13を各セルに備えると、セル面
積が従来よりも増加する。
【0056】そこで、第5実施形態の強誘電体メモリで
は、図7に示す如く、電極間に中間電極14が配置され
た強誘電体キャパシタ11Aを用いて、図1のキャパシ
タ13を省略している。電極間の中間電極14の位置
は、中央位置よりも転送ゲート12側の電極寄りの方
が、消去度向上の点で好ましい。中間電極14は、同一
行のメモリセルに共通な共通線COM0に接続されてい
る。
【0057】他の構成は、図1のそれと同一である。図
8は、図7の装置の消去動作を示すタイムチャートであ
り、‘0’のセルに対する‘0’書込消去と‘1’のセ
ルに対する‘0’書込消去とについて、強誘電体の状態
をヒステリシスループ上の黒点で示している。消去動作
は、図2の場合と同一である。ただし、強誘電体キャパ
シタ11の転送ゲート12側の電極がフローティング状
態になっているので、中間電極14と、強誘電体キャパ
シタ11のプレート線PL0側の電極との間に消去電源
電圧VEが印加されてこの部分のみ消去される。したが
って、強誘電体キャパシタ11Aは全体として、図1の
場合よりも弱い消去状態になる。また、消去電源電圧V
Eがこの部分に印加されるので、これを図1の場合の消
去電源電圧VEよりも低くすることができる。
【0058】[第6実施形態]図9は、本発明の第6実
施形態の強誘電体メモリの概略構成を示す。この装置で
は、図8の装置に消去スイッチ制御回路50が付加され
ており、図3と同様に、行単位でメモリセルの記憶内容
を消去可能にしている。 [第7実施形態]図10は、本発明の第7実施形態の強
誘電体メモリの概略構成を示す。
【0059】この装置は、図5の装置においてメモリセ
ルを、図7で用いているメモリセルで置換した構成にな
っている。 [第8実施形態]図11は、本発明の第8実施形態の強
誘電体メモリの概略構成を示す。この装置では、図10
の装置に消去スイッチ制御回路50Aが付加されてお
り、図6と同様に、行単位でメモリセルの記憶内容を消
去可能にしている。
【0060】なお、本発明には外にも種々の変形例が含
まれる。例えば、消去用印加電圧の極性は、上記実施形
態の場合と逆であってもよいことは勿論である。上記実
施形態では各行のプレート線及び共通線にそれぞれ独立
な消去スイッチ素子を接続した場合を説明したが、複数
行のプレート線に共通の第1の消去スイッチ素子を接続
し、これに対応して複数行の共通線に共通の第2の消去
スイッチ素子を接続した構成であってもよい。
【0061】また、図7において、強誘電体キャパシタ
11Aに対する転送ゲート12の一端の接続先と共通線
の接続先とを逆にすることにより、中間電極14と強誘
電体キャパシタ11Aの転送ゲート12側の電極とから
なるキャパシタを図1のキャパシタ13と対応させ、中
間電極14と強誘電体キャパシタ11Aのプレート線P
L0側の電極とからなるキャパシタを図1のキャパシタ
11と対応させよい。この場合、接続先を逆にする前の
場合よりも消去電源電圧VEを高くする必要があるが、
消去動作により、強誘電体キャパシタ11Aの全体を消
去状態にすることができる。図9〜図11についても前
記同様である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の強誘電体メモリを示す
概略構成図である。
【図2】図1の装置の消去動作を示すタイムチャートで
ある。
【図3】本発明の第2実施形態の強誘電体メモリを示す
概略構成図である。
【図4】図3の一部の構成例を示す図である。
【図5】本発明の第3実施形態の強誘電体メモリを示す
概略構成図である。
【図6】本発明の第4実施形態の強誘電体メモリを示す
概略構成図である。
【図7】本発明の第5実施形態の強誘電体メモリを示す
概略構成図である。
【図8】図7の装置の消去動作を示すタイムチャートで
ある。
【図9】本発明の第6実施形態の強誘電体メモリを示す
概略構成図である。
【図10】本発明の第7実施形態の強誘電体メモリを示
す概略構成図である。
【図11】本発明の第8実施形態の強誘電体メモリを示
す概略構成図である。
【図12】従来の強誘電体メモリの概略構成図である。
【図13】図12の装置のリード動作を示すタイムチャ
ートである。
【図14】図12の装置のライト動作を示すタイムチャ
ートである。
【図15】従来の他の強誘電体メモリの概略構成図であ
る。
【符号の説明】
10、10A〜10D メモリセル 11、11A 強誘電体キャパシタ 12 転送ゲート 13 キャパシタ 14 中間電極 22、22A 制御回路 23 行アドレスバッファレジスタ 24 行デコーダ 24a 行デコーダコア 40、40A 消去スイッチ回路 46 プレート線分離/接続スイッチ 50、50A 消去スイッチ制御回路 *ERS、ERS 消去信号 COM0、COM01、COM02、COM2 共通線 VE 消去電源電位 P 誘電分極 PL0、PL1 プレート線 WL0、WL1 ワード線

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 強誘電体キャパシタの一端に転送ゲート
    が接続された強誘電体メモリセルを備え、複数の該強誘
    電体メモリセルの該強誘電体キャパシタの他端がプレー
    ト線に共通に接続された強誘電体メモリにおいて、 該複数の強誘電体メモリセルの各々について、該強誘電
    体キャパシタの該一端と共通線との間に接続されたキャ
    パシタと、 該共通線と第1電源電位の導体との間に接続され、消去
    信号の活性化に応答してオンになる第1消去スイッチ素
    子と、 該プレート線と第2電源電位の導体との間に接続され、
    該消去信号の活性化に応答してオンになる第2消去スイ
    ッチ素子と、 を有することを特徴とする強誘電体メモリ。
  2. 【請求項2】 行アドレスをデコードした信号により選
    択される上記強誘電体メモリセルの行毎に、上記第1及
    び第2消去スイッチ素子を有することを特徴とする請求
    項1記載の強誘電体メモリ。
  3. 【請求項3】 上記第1及び第2消去スイッチ素子の複
    数組に共通に上記消去信号が供給されるように配線され
    ていることを特徴とする請求項2記載の強誘電体メモ
    リ。
  4. 【請求項4】 上記アドレスをデコードした信号により
    選択された行に対応した上記第1及び第2消去スイッチ
    素子に対してのみ上記消去信号を供給する消去スイッチ
    制御回路をさらに有することを特徴とする請求項2記載
    の強誘電体メモリ。
  5. 【請求項5】 強誘電体キャパシタの一端に転送ゲート
    が接続された強誘電体メモリセルを備え、同一ワード線
    で選択される第1及び第2の上記強誘電体メモリセルが
    相補値記憶のためにビット線対の一方及び他方に接続さ
    れ、複数の該第1及び第2の強誘電体メモリセルの該強
    誘電体キャパシタの他端がプレート線に共通に接続され
    た強誘電体メモリにおいて、 該複数の第1の強誘電体メモリセルの各々について、該
    強誘電体キャパシタの該一端と第1共通線との間に接続
    されたキャパシタと、 該複数の第2の強誘電体メモリセルの各々について、該
    強誘電体キャパシタの該一端と第2共通線との間に接続
    されたキャパシタと、 該第1共通線と第1電源電位の導体との間に接続され、
    消去信号の活性化に応答してオンになる第1消去スイッ
    チ素子と、 該プレート線と第2電源電位の導体との間に接続され、
    該消去信号の活性化に応答してオンになる第2消去スイ
    ッチ素子と、 該第2共通線と第3電源電位の導体との間に接続され、
    該消去信号の活性化に応答してオンになる第3消去スイ
    ッチ素子と、 を有することを特徴とする強誘電体メモリ。
  6. 【請求項6】 行アドレスをデコードした信号により選
    択される上記強誘電体メモリセルの行毎に、上記第1、
    第2及び第3消去スイッチ素子を有することを特徴とす
    る請求項5記載の強誘電体メモリ。
  7. 【請求項7】 上記第1、第2及び第3消去スイッチ素
    子の複数組に共通に上記消去信号が供給されるように配
    線されていることを特徴とする請求項6記載の強誘電体
    メモリ。
  8. 【請求項8】 上記アドレスをデコードした信号により
    選択された行に対応した上記第1、第2及び第3消去ス
    イッチ素子に対してのみ上記消去信号を供給する消去ス
    イッチ制御回路をさらに有することを特徴とする請求項
    6記載の強誘電体メモリ。
  9. 【請求項9】 強誘電体キャパシタの一端に転送ゲート
    が接続された強誘電体メモリセルを備え、複数の該強誘
    電体メモリセルの該強誘電体キャパシタの他端がプレー
    ト線に共通に接続された強誘電体メモリにおいて、 該強誘電体キャパシタは電極間に中間電極を備えてお
    り、該複数の強誘電体メモリセルの各々について、該中
    間電極が共通線に接続され、 該共通線と第1電源電位の導体との間に接続され、消去
    信号の活性化に応答してオンになる第1消去スイッチ素
    子と、 該プレート線と第2電源電位の導体との間に接続され、
    該消去信号の活性化に応答してオンになる第2消去スイ
    ッチ素子と、 を有することを特徴とする強誘電体メモリ。
  10. 【請求項10】 行アドレスをデコードした信号により
    選択される上記強誘電体メモリセルの行毎に、上記第1
    及び第2消去スイッチ素子を有することを特徴とする請
    求項9記載の強誘電体メモリ。
  11. 【請求項11】 上記第1及び第2消去スイッチ素子の
    複数組に共通に上記消去信号が供給されるように配線さ
    れていることを特徴とする請求項10記載の強誘電体メ
    モリ。
  12. 【請求項12】 上記アドレスをデコードした信号によ
    り選択された行に対応した上記第1及び第2消去スイッ
    チ素子に対してのみ上記消去信号を供給する消去スイッ
    チ制御回路をさらに有することを特徴とする請求項10
    記載の強誘電体メモリ。
  13. 【請求項13】 強誘電体キャパシタの一端に転送ゲー
    トが接続された強誘電体メモリセルを備え、同一ワード
    線で選択される第1及び第2の上記強誘電体メモリセル
    が相補値記憶のためにビット線対の一方及び他方に接続
    され、複数の該第1及び第2の強誘電体メモリセルの該
    強誘電体キャパシタの他端がプレート線に共通に接続さ
    れた強誘電体メモリにおいて、 該強誘電体キャパシタは電極間に中間電極を備えてお
    り、該複数の第1強誘電体メモリセルの各々について、
    該中間電極が第1共通線に接続され、該複数の第2強誘
    電体メモリセルの各々について、該中間電極が第2共通
    線に接続され、 該第1共通線と第1電源電位の導体との間に接続され、
    消去信号の活性化に応答してオンになる第1消去スイッ
    チ素子と、 該プレート線と第2電源電位の導体との間に接続され、
    該消去信号の活性化に応答してオンになる第2消去スイ
    ッチ素子と、 該第2共通線と第3電源電位の導体との間に接続され、
    該消去信号の活性化に応答してオンになる第3消去スイ
    ッチ素子と、 を有することを特徴とする強誘電体メモリ。
  14. 【請求項14】 行アドレスをデコードした信号により
    選択される上記強誘電体メモリセルの行毎に、上記第
    1、第2及び第3消去スイッチ素子を有することを特徴
    とする請求項13記載の強誘電体メモリ。
  15. 【請求項15】 上記第1、第2及び第3消去スイッチ
    素子の複数組に共通に上記消去信号が供給されるように
    配線されていることを特徴とする請求項14記載の強誘
    電体メモリ。
  16. 【請求項16】 上記アドレスをデコードした信号によ
    り選択された行に対応した上記第1、第2及び第3消去
    スイッチ素子に対してのみ上記消去信号を供給する消去
    スイッチ制御回路をさらに有することを特徴とする請求
    項14記載の強誘電体メモリ。
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