JP2000042021A - 積層多孔基材及び使捨てカイロ - Google Patents

積層多孔基材及び使捨てカイロ

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JP2000042021A
JP2000042021A JP10229394A JP22939498A JP2000042021A JP 2000042021 A JP2000042021 A JP 2000042021A JP 10229394 A JP10229394 A JP 10229394A JP 22939498 A JP22939498 A JP 22939498A JP 2000042021 A JP2000042021 A JP 2000042021A
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Makoto Honda
本田  誠
Toshiaki Hirohashi
俊明 広橋
Toshimasa Yachi
敏雅 谷知
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Nitto Denko Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 印刷層の脱落や呆けがなく、印刷内容を長期
に維持して鮮明に視覚でき、図柄等の印刷にても通気性
を良好に維持して印刷層がない場合と同様な発熱温度や
発熱持続時間を維持する積層多孔基材及び使捨てカイロ
を得ること。 【解決手段】 多孔質フィルム(1)と通気性基材
(3)を通気性接着層(2)を介し接着してなり、その
多孔質フィルムと通気性基材の一方又は両方が前記接着
面側に印刷層(31)を有する積層多孔基材、及びその
積層多孔基材を少なくとも一部に用いた収納袋の内部に
発熱体を収容してなる使捨てカイロ。 【効果】 印刷層が多孔質フィルムや通気性基材に保護
されて水蒸気や擦れ等にて脱落や呆けを生じにくく、基
材の積層過程に加えて使捨てカイロ等の製造工程にても
印刷層の消失を防止でき、印刷層維持の信頼性に優れ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】本発明は、印刷内容の長期安定性に
優れる通気性の積層多孔基材、及びそれを用いた使捨て
カイロに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、使捨てカイロの収納袋等に用いう
る通気性を有して印刷処理された積層多孔基材として
は、多孔質フィルムと通気性基材を多孔性の粘着層を介
し接着したもの(特開平8−131472号公報)の外
表面に印刷処理を施したものが知られていた。
【0003】前記において印刷による処理は、エンボス
加工や加熱スタンプ加工等による装飾処理では積層多孔
基材を穿孔し、使捨てカイロとした場合に発熱異常の原
因となる貫通孔が発生して低温火傷等を起す場合があ
り、その防止を目的とする。
【0004】しかしながら、従来方式による外表面への
印刷処理では、印刷層が脱落しやすくて使用期間中その
印刷内容を維持することが困難なこと、印刷内容が鮮明
に見えにくいこと、通気性に悪影響して発熱の温度や持
続時間を低下させることなどの問題点があった。
【0005】すなわち通例、使捨てカイロの収納袋は、
多孔質フィルムを内側、通気性基材を外側として形成さ
れ、その多孔質フィルムの外表面(袋内側)への印刷で
は、発熱体から発生する水蒸気等で印刷インクが剥げや
すく、また印刷内容が呆けて鮮明さを欠きやすく、図柄
等の印刷では通気性を低下させる問題点があった。一
方、通気性基材の外表面(袋外側)への印刷では、擦れ
等による印刷層の脱落が激しく、毛羽立ちによる印刷内
容の呆けも発生しやすい問題点があった。
【0006】
【発明の技術的課題】本発明は、印刷層の脱落や呆けが
生じにくく、印刷内容を長期に維持して鮮明に視覚で
き、図柄等の印刷にても通気性を良好に維持して印刷層
がない場合と同様な発熱温度や発熱持続時間を維持する
積層多孔基材及び使捨てカイロを得ることを課題とす
る。
【0007】
【課題の解決手段】本発明は、多孔質フィルムと通気性
基材を通気性接着層を介し接着してなり、その多孔質フ
ィルムと通気性基材の一方又は両方が前記接着面側に印
刷層を有することを特徴とする積層多孔基材、及びその
積層多孔基材を少なくとも一部に用いた収納袋の内部に
発熱体を収容してなることを特徴とする使捨てカイロを
提供するものである。
【0008】
【発明の効果】本発明によれば、印刷層が多孔質フィル
ムや通気性基材に保護されて水蒸気や擦れ等にて脱落や
呆けを生じにくく、印刷内容を長期に維持して鮮明に視
覚でき、図柄等の大面積印刷にても通気性を良好に維持
する積層多孔基材が得られて、印刷層がない場合と同様
な発熱温度や発熱持続時間を維持する使捨てカイロを得
ることができる。
【0009】また前記の通気性基材等による保護機能に
より、基材の積層過程に加えて使捨てカイロ等の製造工
程にても印刷層が保護されてその消失を防止でき、印刷
層維持の信頼性に優れている。さらに繊維堆積層からな
る接着層にて接着処理したものの場合には、接着力や透
湿度安定性や耐熱性にも優れて使捨てカイロとしてもシ
ワや剥離を生じにくく、接着層によるクッション性等に
基づいて風合いにも優れている。
【0010】
【実施例】本発明による積層多孔基材は、多孔質フィル
ムと通気性基材を通気性接着層を介し接着してなり、そ
の多孔質フィルムと通気性基材の一方又は両方が前記接
着面側に印刷層を有するものからなる。その例を図1に
示した。1が多孔質フィルム、2が通気性接着層、3が
通気性基材、31が印刷層である。
【0011】積層多孔基材の形成に用いる多孔質フィル
ムや通気性基材については従来の使捨てカイロなどに準
じることができ、特に限定はない。ちなみにその例とし
てはポリエチレン、就中、直鎖状低密度ポリエチレンや
ポリプロピレン等のポリオレフィン系樹脂に炭酸カルシ
ウム等の無機充填材、特に平均粒径が30μm以下のも
のを配合して押出し方式等の適宜な方式にてフィルムと
したものを一軸や二軸等にて延伸処理してなる多孔質フ
ィルム、あるいはポリアミド系繊維やポリエステル系繊
維、ポリプロピレン系繊維等からなる不織布状ないしフ
ェルト状の通気性基材などがあげられる。
【0012】使捨てカイロとした場合の通気性による適
度な発熱性などの点より好ましく用いうる多孔質フィル
ムは、0.1〜10μmの平均孔径を有して透湿度が1
00〜1500g/m2・dayのものであり、また好まし
く用いうる通気性基材は、目付(秤量)が10〜100
g/m2の不織布である。
【0013】積層多孔基材は、多孔質フィルムと通気性
基材を適宜な通気性接着層を介して接着することにより
形成しうるが、その接着処理に際しては予めその接着面
側に所定の印刷処理を施した多孔質フィルム又は/及び
通気性基材が用いられる。
【0014】従って前記の多孔質フィルム又は/及び通
気性基材は、その接着面側に印刷層を有するものである
ことが必要であるが、その印刷処理は接着処理直前まで
の適宜な段階で施すことができる。よって接着工程前の
別工程にて予め印刷処理を施した多孔質フィルム又は/
及び通気性基材を用いてもよいし、接着工程で多孔質フ
ィルム又は/及び通気性基材に印刷処理を施しつつ接着
処理してもよい。
【0015】前記において印刷層は、例えばグラビア方
式やスクリーン方式、フレキソ方式などの任意な方式に
て形成することができる。また印刷インクにも、例えば
水性や油性等の媒体系インク、紫外線硬化型等の硬化型
インクなどの任意なインクを用いうる。
【0016】さらに印刷内容についても任意であり、例
えば商品名や製造番号や製造者名等の文字、水玉等の模
様やキャラクター図等の図形、バーコード等の記号、文
字や図形や記号等が結合したものなどの適宜な印刷内容
であってよい。なお印刷層は、視認性などの点より着色
層からなること、就中、多孔質フィルム又は/及び通気
性基材に対してコントラストに優れる着色層からなるこ
とが一般的であるが、これに限定されない。
【0017】印刷層は、上記の如く多孔質フィルムと通
気性基材の一方又は両方に設けることができる。多孔質
フィルムの接着面側に印刷層を設けてなる積層多孔基材
をその多孔質フィルムが収納袋の内側となるように使捨
てカイロ等を形成した場合にても、通気性基材と通気性
接着層を介して多孔質フィルム上の印刷内容を良好に判
読可能に視認することができる。前記使捨てカイロ等と
した場合の印刷内容の鮮明な視認性などの点よりは、通
気性基材の接着面側に印刷層を設けることが好ましい。
【0018】多孔質フィルムと通気性基材を接着するた
めの通気性接着層は、パターン塗工の接着層やホットメ
ルト型の多孔質接着フィルムなどの、通気性を示す適宜
な接着層にて形成しうる。孔の微細性や均等分布等によ
り通気性や接着力に偏りが少なく、風合いにも優れる接
着処理の点などよりは、接着性物質を繊維化して不織布
状、ないし絡まり繊維状等に堆積させてなる接着層を介
した接着処理が好ましい。
【0019】かかる通気性接着層の形成は、例えば接着
性物質を加熱溶融下に熱風を介し吹付け展開する、図2
に例示したカーテンスプレ方式やメルトブロー方式やス
ロットスプレ方式などの適宜な方式で接着性物質4を繊
維化して多孔質フィルムや通気性基材やセパレータ等か
らなる適宜な支持基材上に展開堆積させ、多孔状態の接
着層2とする方法などの、接着性物質を適宜な方式で繊
維化してそれを多孔状態に配置する適宜な方法にて行う
ことができる。接着性物質を加熱溶融下に繊維状とする
ことで臭気が揮散して微臭性にも優れるものとなる。
【0020】なお前記図例のカーテンスプレ方式による
方法においては、印刷層31を有する通気性基材3を巻
取ロール32より順次繰出しつつ、密閉容器中の接着性
物質4を加熱溶融させてダイス5に供給し、矢印の如く
ダイス上方より熱風を吹込むことで溶融した接着性物質
がスプレーヘッド51より繊維化41されてカーテン状
に吹出され、それがコンベア6を介し順次移動する前記
通気性基材3の印刷層31の上に展開塗布され、その繊
維が堆積してなる不織布状の多孔構造を有する接着層2
が形成され、その上に巻取ロール11より順次繰出され
る多孔質フィルム1が配置されてピンチロール61を介
し接着処理されて巻取ロール71に巻取られ、一連の同
じ工程で目的の積層多孔基材7が形成される。
【0021】接着力と通気性のバランスなどの点より好
ましい通気性接着層は、その接着層を形成する繊維の平
均径が0.1μm〜1mm、就中0.5〜100μm、特に
1〜50μmであり、かかる平均径の繊維が坪量100
g/m2以下、就中1〜30g/m2、特に2〜10g/
2の割合で不織布状ないし絡まり繊維状ないし蜘蛛の
巣状の多孔構造に堆積したものである。なお前記の平均
繊維径は、例えば走査顕微鏡で通気性接着層をランダム
に写真を採り、その任意な10点における繊維径の平均
値を算出する方法などにより求めることができる。
【0022】積層多孔基材の形成は、上記した図2の方
法の如く、多孔質フィルム又は/及び通気性基材の上に
通気性接着層を形成してそれらをラミネートする方式、
あるいはセパレータ上に形成した通気性接着層を多孔質
フィルム又は/及び通気性基材の接着面に移着し、その
移着層を介してラミネートする方式などの適宜な方式に
て行うことができる。なお多孔質フィルムや通気性基材
の接着面には、接着力の向上等を目的にコロナ処理やプ
ラズマ処理、スパッタエッチング処理や下塗剤等による
アンカー処理などの適宜な処理を必要に応じ施すことも
できる。
【0023】前記の繊維を形成するための接着性物質と
しては、例えばホットメルト型の粘着剤ないし接着剤の
如く、加熱溶融できて常温又は加熱溶融時もしくはその
加熱溶融物の繊維化時に粘着性を示すもの、あるいは形
成した繊維の再加熱で接着性を示すものなどの適宜なも
のを用いうる。
【0024】ちなみに前記接着性物質の例としては、S
ISやSBS、SEBSやSIPSの如きスチレン系エ
ラストマ、ポリエチレン、特に超低密度ポリエチレンや
ポリプロピレン、エチレン・酢酸ビニル共重合体の如き
オレフィン系ポリマー、アクリル酸やメタクリル酸等の
アルキルエステルを成分とするアクリル系ポリマー、ポ
リエステル系やポリアミド系やウレタン系等の熱可塑性
樹脂などを成分とするものがあげられる。
【0025】就中、多孔質フィルムの孔を閉塞して通気
性を低下させやすい経日変化による低分子量成分の滲み
だし等を生じにくくて保存安定性に優れ、また袋作製時
の輻射熱やカイロ使用時の発熱等で多孔質フィルムと通
気性基材の間にシワの生じることを防止しうる耐熱性な
どの点より好ましく用いうる接着性物質は、ホットメル
ト型のポリアミド系共重合体や反応型ポリウレタンを成
分とするものである。
【0026】接着性物質は、1種又は2種以上をブレン
ドして用いうる。また接着性物質の調製に際しては、溶
融粘度や動的弾性率、接着特性等の調節などを目的に必
要に応じて接着性付与剤や軟化剤、老化防止剤などの適
宜な添加剤を配合することができる。ちなみにスチレン
系エラストマにオレフィン系ポリマーを加えることでタ
ックや強度を調節することができる。
【0027】なお前記の接着性付与剤としては、例えば
スチレン系樹脂やロジン系樹脂、石油系樹脂やテルペン
系樹脂、あるいはそれらの水添物、ないし部分水添物な
どの適宜なものを1種又は2種以上用いることができ
る。また軟化剤としても、例えばパラフィン類やポリブ
テン、ポリイソブチレンやテルペン系等のオイル、ある
いはそれらの水添物、ないし部分水添物などの適宜なも
のを1種又は2種以上用いることができる。
【0028】本発明においてホットメルトアプリケータ
を介した塗布時における流動やズレを防止した繊維状態
の維持性や多孔質フィルムの目詰り防止、均一繊維の形
成性などの点より好ましく用いうる接着性物質は、溶融
粘度、殊に90〜250℃でのそれが1500ポイズ以
下、就中20〜500ポイズ、特に50〜200ポイズ
となるように調製したものである。
【0029】なお本発明による積層多孔基材を形成する
多孔質フィルムや通気性基材や通気性接着層には、抗菌
作用による衛生性の向上などを目的に必要に応じて抗菌
剤を配合することもできる。
【0030】本発明による積層多孔基材は、例えば使捨
てカイロの収納袋などの如く通気性を有することが求め
られる各種の用途に好ましく用いることができる。その
使捨てカイロの例を図3に示した。これは、発熱体収容
用基材8におけるヒートシール層81と積層多孔基材7
の多孔質フィルム1の周縁をヒートシール82してなる
収納袋の発熱体収容用基材8と積層多孔基材7との間の
空隙内に発熱体9を収容して封入処理したものからな
る。なお83は、衣類等に接着するための粘着層、84
はそれを仮着保護するセパレータである。
【0031】前記の収容袋は、ヒートシール方式のほ
か、例えば接着剤や縫製加工等の適宜な方式にて基材の
端部を結合して袋体を形成する方法などの従来に準じた
適宜な方法にて形成でき、その場合に本発明による使捨
てカイロは、その収容袋に本発明による積層多孔基材を
通気性を目的に少なくとも一部に用いたものであればよ
い。従ってその使用箇所は、収納袋の全面や片面、ある
いはそれらの一部などの適宜な箇所とすることができ
る。
【0032】また袋に収納する発熱体についても、例え
ば金属粉や水、保水剤や酸化促進剤等からなる通気発熱
性組成物の如く、収納袋の通気性に基づいて取り込んだ
酸素(空気)との接触で発熱するものなどの適宜なもの
を用いることができ、従来の使捨てカイロにおける発熱
体のいずれも用いうる。
【0033】
【実施例】実施例1 目付40g/m2のポリアミド系不織布の上に施した紫
外線硬化インクによる水玉模様からなる印刷層の上に、
アプリケータータンク内にて180℃で溶融したポリア
ミド系ホットメルト接着剤(溶融粘度100ポイズ)を
カーテンスプレ方式で繊維化して展開堆積させ、坪量7
g/m2の不織布状の通気性接着層を形成しつつ、その
上に多孔質フィルムをラミネートして積層多孔基材を連
続的に形成した。
【0034】なお前記において、通気性接着層における
平均繊維径は、約10μmであった。また多孔質フィル
ムは、直鎖状低密度ポリエチレン100重量部に炭酸カ
ルシウム120重量部を配合したものを同じ製造ライン
上で押出し成形してフィルムとし、それを一軸で4倍に
延伸処理しつつラミネートしたものであり、平均孔径
0.5μm、透湿度600g/m2・dayのものである。
【0035】比較例 印刷層が積層体の外側となるようにポリアミド系不織布
を用いたほかは実施例1に準じて積層多孔基材を得た。
【0036】評価試験 実施例、比較例で得た積層多孔基材について、印刷層の
有無による通気性の変化を調べると共に、図3に準じた
使捨てカイロを形成してその水玉模様の製造時の鮮明
度、及びカイロ実用時における鮮明度の変化を調べ、実
用性の総合評価を行った。
【0037】前記の結果を次表に示した。
【図面の簡単な説明】
【図1】積層多孔基材例の断面図
【図2】製造工程例の説明図
【図3】使捨てカイロ例の断面図
【符号の説明】
7:積層多孔基材 1:多孔質フィルム 2:通気性接着層 3:通気性基材 31:印刷層 9:発熱体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 谷知 敏雅 大阪府茨木市下穂積1丁目1番2号 日東 電工株式会社内 Fターム(参考) 4C099 AA01 CA07 CA09 CA11 EA08 GA03 JA03 JA04 LA01 LA05

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多孔質フィルムと通気性基材を通気性接
    着層を介し接着してなり、その多孔質フィルムと通気性
    基材の一方又は両方が前記接着面側に印刷層を有するこ
    とを特徴とする積層多孔基材。
  2. 【請求項2】 請求項1において、通気性基材が不織布
    からなり、それに印刷層を有する積層多孔基材。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、通気性接着層
    が1〜50μm径の繊維の坪量1〜30g/m2の堆積層
    からなり、多孔質フィルムが0.1〜10μmの平均孔
    径を有して透湿度100〜1500g/m2・dayのもの
    である積層多孔基材。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3において、印刷層が文字、
    図形、記号又はそれらの結合の着色層からなる積層多孔
    基材。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4に記載の積層多孔基材を少
    なくとも一部に用いた収納袋の内部に発熱体を収容して
    なることを特徴とする使捨てカイロ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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