JP2000040922A - マイクロ波増幅器 - Google Patents

マイクロ波増幅器

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JP2000040922A
JP2000040922A JP10206168A JP20616898A JP2000040922A JP 2000040922 A JP2000040922 A JP 2000040922A JP 10206168 A JP10206168 A JP 10206168A JP 20616898 A JP20616898 A JP 20616898A JP 2000040922 A JP2000040922 A JP 2000040922A
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circuit
gain
variable capacitance
capacitor
microwave amplifier
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Kiyoharu Kiyono
清春 清野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低温から高温まで平坦な利得特性を有するマ
イクロ波増幅器を得ることを目的とする。 【解決手段】 キャパシタと可変容量素子との直列回路
と、この直列回路に並列に接続された誘導性素子と、キ
ャパシタと可変容量素子間に接続されたチョーク回路と
からなる利得補償回路を多段増幅器の入力側または段間
または出力側の信号が通過する主線路と接地間に設け
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、レーダ、通信の
分野で使用され、温度が変化しても常に平坦な利得特性
を得ることができるマイクロ波増幅器に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】HEMT(High Elecron
Mobility Transistor),FET
(Field Effect Transistor)
等の半導体の高性能化、高周波数化に伴い、マイクロ波
帯のレーダ、通信装置にはこれらの半導体を用いたマイ
クロ波増幅器が広く使用されている。
【0003】図12は従来のマイクロ波増幅器を示すも
ので、例えば電子情報通信学会創立70周年記念総合全
国大会(昭和62年)、739に示されたのであり、図
中、14a,14b,…、14nはぞれぞれ1段あるい
は2段構成の単位増幅器、2は入力端子、3は出力端子
である。このマイクロ波増幅器は高利得化を図るために
複数個の単位増幅器14a,14b,…、14nを縦続
接続した構成となっている。また、各単位増幅器14
a,14b,…、14nは信号を増幅するための半導体
素子、整合回路およびバイアス回路とからなり、整合回
路は所要帯域にわたって、平坦な利得特性が得られるよ
うに設計されている。
【0004】次に動作について説明する。入力端子2か
ら入力された信号は初段目の単位増幅器14aであるレ
ベルまで増幅される。増幅された信号は次段の単位増幅
器14bでさらに高いレベルまで増幅され、最終的には
最終段の単位増幅器14nで増幅された後、出力端子3
から出力される。このように、単位増幅器14a,14
b,…、14nを多段に縦続接続することにより、所望
の高いレベルまで信号を増幅することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図13は従来のマイク
ロ波増幅器の温度に対する利得の周波数特性の一例を示
すものである。図では温度25℃近傍の室温、70℃近
傍の高温および0℃近傍の低温での利得特性を示してい
る。一般に単位増幅器14a,14b,…、14nの整
合回路は室温で平坦な利得特性が得られるように設計さ
れており、このため図のように室温では平坦な特性が得
られる。しかし、HEMT、FET等の半導体は温度に
対して特性が変化する。このため、高温、低温ではかな
らずしも平坦な利得特性が得られない場合が多く、縦続
接続する単位増幅器の数が多いほど、また、温度範囲が
広いほど利得の平坦性が損なわれる。
【0006】このため、このようなマイクロ波増幅器を
用いたレーダ、通信装置では出力電力低下、通信品質の
劣化等を招いてしまう問題点があった。
【0007】この発明は上記のような課題を解消するた
めになされたもので、温度に対して、平坦な利得特性の
マイクロ波増幅器を得ることを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1の発明によるマイク
ロ波増幅器は、キャパシタと可変容量素子との直列回路
と、この直列回路に並列に接続された誘導性素子と、キ
ャパシタと可変容量素子間に接続されたチョーク回路と
からなる利得補償回路を、単位増幅器を縦続接続して構
成した多段増幅器の入力側、または段間、あるいは出力
側の信号が通過する主線路と接地間に設けたものであ
る。
【0009】また、第2の発明によるマイクロ波増幅器
は、上記第1の発明で示した利得補償回路と主線路間に
抵抗を設けたものである。
【0010】また、第3の発明によるマイクロ波増幅器
は、所要帯域で1/4波長の長さを有する伝送線路と誘
導性素子とキャパシタと可変容量素子との直列回路と、
キャパシタと可変容量素子間に接続されたチョーク回路
とからなる利得補償回路を、多段増幅器の入力側、また
は段間、あるいは出力側の信号が通過する主線路と接地
間に設けたものである。
【0011】また、第4の発明によるマイクロ波増幅器
は、上記第3の発明で示した利得補償回路と主線路間に
抵抗を設けたものである。
【0012】また、第5の発明によるマイクロ波増幅器
は、上記第1から第4の発明で示した利得補償回路の誘
導性素子に並列に先端開放線路を接続したものである。
【0013】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は、この発明
の実施の形態1を示すブロック図であり、1は多段増幅
器、4は利得補償回路である。この多段増幅器1は従来
のマイクロ波増幅器と同様に、複数個の単位増幅器14
a、14b、…、14nを縦続接続して構成したもので
あり、利得補償回路4は入力端子2と多段増幅器1間に
設けられている。
【0014】図2(a)はここで用いた利得補償回路4
の構成を示す図であり、図2(b)はその等価回路図で
ある。図2(a)において、5はキャパシタ、6は可変
容量素子、7は誘導性素子、8は主線路、9はチョーク
回路、10はバイアス電源である。この利得補償回路4
はキャパシタ5と可変容量素子6との直列回路に、誘導
性素子6を並列に接続するとともにバイアス電源10か
ら可変容量素子6に所望のバイアス電圧を印加するため
のチョーク回路9をキャパシタ5と可変容量素子6間に
接続したものであり、多段増幅器1の信号が通過する主
線路8と接地間に設けられている。
【0015】また、可変容量素子6にはバイアス電圧に
よって容量が変化するバラクタダイオード、FET等が
用いられており、誘導性素子7にはインダクタあるいは
所要帯域で長さが1/4波長以下の先端短絡線路が用い
られている。さらに、チョーク回路9はチョーク回路9
の左端からバイアス電源10側をみたインピーダンスが
所要帯域で高インピーダンスとなるように高抵抗、イン
ダクタ等を用いて構成されている。
【0016】このため、利得補償回路4は図2(b)で
示すような等価回路で表わすことができる。即ち、誘導
性素子7に起因するインダクタンスLと、キャパシタ5
と可変容量素子6との直列回路に起因するキャパシタン
スCとの並列回路となる。このキャパシタンスCは可変
容量素子6に印加するバイアス電圧、即ち、バイアス電
源10の電圧を変化させるか、あるいはチョーク回路9
にサーミスタを用いることにより容易に可変することが
できる。また、キャパシタ5はDCカット機能およびそ
の値は可変容量素子6のキャパシタンスの変化幅を直列
回路として所望の変化幅に設定するように選ばれてい
る。このように利得補償回路4はインダクタンスとキャ
パシタンスとの並列回路となるため、可変容量素子6に
印加するバイアス電圧を可変することにより、並列共振
周波数を変えることができる。
【0017】図3は図2の利得補償回路4のバイアス電
圧を変化させた場合の損失特性の一例である。可変容量
素子6に印加するバイアス電圧を変化させ、共振周波数
が所要帯域の中心になるようにバイアス電圧を選んだ場
合、所要帯域にわたってほぼ平坦な損失特性が得られ
る。また、共振周波数を所要帯域の低域になるようにバ
イアス電圧を高くした場合、所要帯域で右上がり、即
ち、高域で損失が増加する損失特性を示し、逆にバイア
ス電圧を低くした場合、右下がり、即ち、損失が低下す
る特性を示す。このようにバイアス電圧により、利得補
償回路4の所要帯域内での損失特性の傾きを変えること
ができる。
【0018】従って、この発明のように多段増幅器1の
入力側に利得補償回路4を設け、利得補償回路4の共振
周波数を低温で帯域の低域近傍に設定することにより、
多段増幅器1の利得平坦性を補償でき、マイクロ波増幅
器として図4に示すように平坦な利得特性が得られる。
また、利得補償回路4の共振周波数を高温で帯域の高域
近傍に、室温で帯域の中心近傍にそれぞれ設定すること
により、高温、室温においても平坦な利得特性を得るこ
とができる、
【0019】つぎに動作について説明する。図1におい
て、入力端子2から入力された信号は利得補償回路4を
介して多段増幅器1に入力される。入力られた信号は多
段増幅器1の各段でそれぞれ増幅され、増幅された大き
な信号を出力端子3から取り出すことができる。
【0020】以上のように、この発明のマイクロ波増幅
器では多段増幅器1の入力側に利得補償回路4を設ける
ことにより、各温度で平坦な利得特性を得ることがで
き、このマイクロ波増幅器を用いたレーダ、通信装置に
おいては出力電力低下、通信品質の劣化を招くことがな
い利点がある。なお、この発明のマイクロ波増幅器では
利得補償回路4を多段増幅器1の入力側に設けた場合に
ついて述べたが、この利得補償回路4を多段増幅器1を
構成する単位増幅器14a〜14nの段間あるいは出力
側に設けた場合であっても効果は同じである。
【0021】実施の形態2.図5は、この発明の実施の
形態2のマイクロ波増幅器に用いた利得補償回路4の構
成図であり、11は抵抗である。この利得補償回路4は
図2の利得補償回路4と主線路8間に抵抗11を設けた
ものである。
【0022】図6は図5に示した利得補償回路4の損失
特性の一例である。ここでは帯域の低域で並列共振する
ように可変容量素子6に印加するバイアス電圧を選んだ
場合について示している。このように抵抗11を設ける
ことにより、利得補償回路4のQを変えることができ
る。即ち、抵抗11の値を小さくした場合、Qが増加
し、図の点線のように急激に損失が変化する。また、逆
に抵抗11の値を大きくした場合、緩やかに変化する。
このように抵抗11の値を適当に選ぶことにより、帯域
内で損失の傾斜を変えることができる。
【0023】従って、実施の形態2のマイクロ波増幅器
では多段増幅器1の利得の傾斜に応じて、それを補償す
るような損失の傾斜を容易に得ることができ、各温度
で、より平坦な利得特性を有するマイクロ波増幅器を得
ることができる利点がある。
【0024】実施の形態3.図7(a)、(b)はそれ
ぞれこの発明の実施の形態3でマイクロ波増幅器に用い
る利得補償回路4の構成および損失特性を示す図であ
り、12は所望の帯域で1/4波長の長さを有する伝送
線路である。
【0025】この利得補償回路4は図7(a)に示すよ
うに伝送線路12と誘導性素子7とキャパシタ5と可変
容量素子6との直列回路と、キャパシタ5と可変容量素
子6との間に接続されたチョーク回路9とで構成されて
おり、主線路8と接地間に設けられている。従って、等
価回路は図7(b)のように表わすことができる。即
ち、誘導性素子7に起因するインダクタンスLとキャパ
シタ5と可変容量素子6との接続回路に起因するキャパ
シタンスCと伝送線路12との直列回路となる。ここで
用いている伝送線路12はインダクタンスとキャパシタ
ンスとで得られるインピーダンスをインピーダンス変換
する機能を有する。このため、例えばインダクタンスと
キャパシタンスが直列共振した場合、主線路8から伝送
線路12側を見たインピーダンスは高インピーダンスと
なる。
【0026】従って、この利得補償回路4においても実
施の形態1で示したものと同様に図8のような損失特性
が得られる。即ち、所要帯域の中心で直列共振するよう
に可変容量素子6にバイアス電圧を印加した場合、実線
で示すように所要帯域にわたってほぼ平坦な損失特性が
得られる。また、バイアス電圧を高くして共振周波数を
帯域の低域側に選んだ場合、右上がりの損失特性、逆に
バイアス電圧を低くし共振周波数を帯域の高域側に選ん
だ場合、右下がりの損失特性となる。特に、この利得補
償回路4ではインピーダンス変換を行う伝送線路12を
用いているため、この伝送線路12の特性インピーダン
スを変化させることにより、損失の傾きの微調ができ
る。
【0027】以上のように、誘導性素子7とキャパシタ
5と可変容量素子6との直列共振周波数を帯域の中心あ
るいは両端に設定し、伝送線路12の特性インピーダン
スを適当に選ぶことにより、利得補償回路4の損失の傾
きを所望の値に設定でき、低温から高温にわたってより
平坦な利得特性を得ることができる利点がある。また、
主線路8から可変容量素子6までの長さをある程度長く
できるため、高周波帯での実現が図2のものに比べ容易
となる。
【0028】実施の形態4.図9はこの発明の実施の形
態4のマイクロ波増幅器に用いた利得補償回路4の構成
図である。この利得補償回路4は実施の形態3で示した
利得補償回路4と主線路8間に抵抗11を設けたもので
ある。図10はこの利得補償回路4の損失特性の一例で
ある。図中、(a)は直列共振周波数を帯域の低域に選
び、伝送線路12の特性インピーダンスを一定にし、抵
抗11を変化させた場合の特性であり、また、(b)は
抵抗11を一定にし、伝送線路12の特性インピーダン
スを変化させた場合の特性である。このように抵抗11
と伝送線路12とを組み合わせて用いることにより、さ
らに損失の傾きを微調することができる。
【0029】従って、この利得補償回路4を用いたマイ
クロ波増幅器ではさらに平坦な利得特性を得ることがで
きる。
【0030】実施の形態5.図11は、この発明の実施
の形態5のマイクロ波増幅器に用いた利得補償回路4の
構成図である。図中、(a)は実施の形態1で示した利
得補償回路4の誘導性素子7に並列に先端開放線路13
を接続した場合、(b)は形態3で示した利得補償回路
4の誘導性素子7に並列に先端開放線路13を接続した
場合である。この先端開放線路13の長さは波長に比
べ、十分な短く選ばれており、この長さを微調すること
により、誘導性素子7に起因するインダクタンスLの微
調が可能となる。
【0031】従って、図11(a)では並列共振周波数
を、また、図11(b)では直列共振周波数の微調が可
能となる。実施の形態1から4では共振周波数を変化さ
せるのに、可変容量素子6に印加するバイアス電圧で行
っていたのに対して、この利得補償回路4では先端開放
線路13および可変容量素子6に印加するバイアス電圧
で変えることができ、より広範囲に共振周波数の設定が
できる。可変容量素子6に印加するバイアス電圧の変化
範囲を固定しても、共振周波数の設定が可能となり、可
変容量素子6のバラツキによりバイアス電圧の変化範囲
を変える必要がなくなるためバイアス電圧制御が簡単に
なる。
【0032】以上のようにこの発明のマイクロ波増幅器
に用いた利得補償回路4では共振周波数を機械的にも電
気的にも変えることができ、平坦な利得特性を得ること
ができるとともに、バイアス電圧制御が簡単になり安価
にできる利点もある。
【0033】
【発明の効果】第1の発明によれば、キャパシタと可変
容量素子との直列回路と、この直列回路に並列に接続さ
れた誘導性素子と、キャパシタと可変容量素子間に接続
されたチョーク回路とからなる利得補償回路を多段増幅
器の主線路と接地間に接続するとともに、温度に対して
可変容量素子に印加するバイアス電圧を可変することに
より、高温から低温にわたって平坦な利得特性のマイク
ロ波増幅器を得ることができる。このためマイクロ波増
幅器をレーダ装置、通信装置に用いることにより、これ
らの装置の出力電力低下、通信品質の劣化を防ぐことが
できる効果がある。
【0034】また、第2の発明によれば、第1の発明で
示した利得補償回路に抵抗を直接接続して構成した利得
補償回路を用いることにより、利得補償回路の損失特性
の傾きを変えることができ、より平坦な利得特性のマイ
クロ波増幅器を得ることができる。
【0035】また、第3の発明によれば、所要帯域で1
/4波長の長さを有する伝送線路と誘導性素子とキャパ
シタと可変容量素子との直列回路と、キャパシタと可変
容量素子間に設けられたチョーク回路とからなる利得補
償回路を多段増幅器に接続することにより、平坦な利得
特性のマイクロ波増幅器を得ることができるとともに、
形状を大きくできるため特にミリ波帯にような高周波帯
での実現が容易となる。
【0036】また、第4の発明によれば、第3の発明で
示した利得補償回路に抵抗を直列接続して構成した利得
補償回路を用いることにより、高周波帯で、より平坦な
利得特性のマイクロ波増幅器を容易に得ることができ
る。
【0037】また、第5の発明によれば、第1から第4
の発明のものに使用した利得補償回路の誘導性素子に、
並列に先端開放線路を接続して構成した利得補償回路を
用いることにより、安価で平坦な利得特性のマイクロ波
増幅器を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明によるマイクロ波増幅器の実施の形
態1を示す図である。
【図2】 この発明によるマイクロ波増幅器の実施の形
態1に用いた利得補償回路の構成および等価回路を示す
図である。
【図3】 この発明によるマイクロ波増幅器の実施の形
態1に用いた利得補償回路の損失特性を示す図である。
【図4】 この発明によるマイクロ波増幅器の実施の形
態1の利得特性を示す図である。
【図5】 この発明によるマイクロ波増幅器の実施の形
態2に用いた利得補償回路の構成を示す図である。
【図6】 この発明によるマイクロ波増幅器の実施の形
態2に用いた利得補償回路の損失特性を示す図である。
【図7】 この発明によるマイクロ波増幅器の実施の形
態3に用いた利得補償回路の構成および等価回路を示す
図である。
【図8】 この発明によるマイクロ波増幅器の実施の形
態3に用いた利得補償回路の損失特性を示す図である。
【図9】 この発明によるマイクロ波増幅器の実施の形
態4に用いた利得補償回路の構成を示す図である。
【図10】 この発明によるマイクロ波増幅器の実施の
形態4に用いた利得補償回路の損失特性を示す図であ
る。
【図11】 この発明によるマイクロ波増幅器の実施の
形態5に用いた利得補償回路の構成を示す図である。
【図12】 従来の多段増幅器の構成を示す図である。
【図13】 従来の多段増幅器の利得特性を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 多段増幅器、2 入力端子、3 出力端子、4 利
得補償回路、5 キャパシタ、6 可変容量素子、7
誘導性素子、8 主線路、9 チョーク回路、10 バ
イアス電源、11 抵抗、12 伝送線路、13 先端
開放線路、14単位増幅器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5J067 AA04 AA28 CA02 FA20 HA09 HA12 HA29 HA30 HA33 KA01 KA13 KS21 LS11 MA08 SA13 TA01 TA03 5J090 AA04 AA28 CA02 CN02 FA20 HA09 HA12 HA29 HA30 HA33 HN16 KA01 KA13 MA08 SA13 TA01 TA03 TA04

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1段あるいは2段構成の単位増幅器を縦
    続接続して構成した多段増幅器と、上記多段増幅器の入
    力側、または段間、あるいは出力側の信号が通過する主
    線路と接地間に設けられた利得補償回路とからなり、上
    記利得補償回路は、キャパシタと可変容量素子との直列
    回路と、この直列回路に並列に接続された誘導性素子
    と、上記キャパシタと可変容量素子との間に接続された
    チョーク回路とで構成されていることを特徴とするマイ
    クロ波増幅器。
  2. 【請求項2】 上記利得補償回路として、抵抗とキャパ
    シタと可変容量素子との直列回路と、この直列回路のキ
    ャパシタと可変容量素子との縦続接続回路に並列に接続
    された誘導性素子と、上記キャパシタと可変容量素子と
    の間に接続されたチョーク回路とで構成されていること
    を特徴とする請求項1記載のマイクロ波増幅器。
  3. 【請求項3】 上記利得補償回路として、所要帯域で1
    /4波長の長さを有する伝送線路と誘導性素子とキャパ
    シタと可変容量素子との直列回路と、この直列回路のキ
    ャパシタと可変容量素子との間に接続されたチョーク回
    路とで構成されていることを特徴とする請求項1記載の
    マイクロ波増幅器。
  4. 【請求項4】 上記利得補償回路として、抵抗と所要帯
    域で1/4波長の長さを有する伝送線路と誘導性素子と
    キャパシタと可変容量素子との直列回路と、上記キャパ
    シタと可変容量素子との間に接続されたチョーク回路と
    からなることを特徴とする請求項1記載のマイクロ波増
    幅器。
  5. 【請求項5】 上記利得補償回路の誘導性素子に並列に
    先端開放線路を接続したことを特徴とする請求項1〜4
    のいずれかに記載のマイクロ波増幅器。
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