JP2000040844A - 圧電トランス及びその駆動方法 - Google Patents

圧電トランス及びその駆動方法

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JP2000040844A
JP2000040844A JP10207735A JP20773598A JP2000040844A JP 2000040844 A JP2000040844 A JP 2000040844A JP 10207735 A JP10207735 A JP 10207735A JP 20773598 A JP20773598 A JP 20773598A JP 2000040844 A JP2000040844 A JP 2000040844A
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electrodes
piezoelectric transformer
piezoelectric ceramic
thickness direction
piezoelectric
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Yukifumi Katsuno
超史 勝野
Toshiteru Ko
俊輝 胡
Yoshiaki Fuda
良明 布田
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Tokin Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 薄型低背な積層型圧電トランスを入出力間の
絶縁距離を確保した上で提供すること及びその積層型圧
電トランスの駆動方法を提供することである。 【解決手段】 入力部12は入力用内部電極15a,1
5bを有し、電極間は厚み方向一層ごと逆向きに分極さ
れている。出力部13は出力用内部電極16a、16b
を有し、電極間は厚み方向逆向きに分極されている。入
力部12と出力部13は圧電セラミックス正八角形板1
1の厚み方向に2分割されて配置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は圧電セラミックス正
多角形板において入出力に径方向振動を利用した圧電ト
ランス及びその駆動方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】携帯テレビやノート型パソコンを始め各
種携帯電子機器の普及にともない、これらの機器に直流
電圧を供給するために商用交流電圧を電源とし直流電圧
を出力ずるACアダプターが用いられている。ACアダ
プターに用いられている電子部品の中で体積が大きくか
つ、ACアダプターの変換効率に影響を及ぼすのが電磁
トランスである。最近、ACアダプターに対する高効率
化、小型低背化、電磁ノイズの低減や低消費電力の要求
が高まり、電磁式トランスに変わり、機械振動のエネル
ギ一を変換媒体とする圧電トランスの検討がなされてい
る。圧電トランスの効率は圧電トランス出力インピーダ
ンスと負荷とのインピ一ダンスマッチングが重要である
が、ACアダプターの出力部に接続される各種携帯電子
機器の入力インピ一ダンスはおよそ数Ωから数十Ω程度
である。圧電トランスの出力インピ一ダンスは各周波数
ω(=2πf)と出力側制動容量Cd2によって以下の数
1に示す数式のように求まる。
【0003】
【数1】
【0004】ここで一例としてR=60Ω、f=120
KHzのときCd2=22nFとなる。実用的な寸法のA
Cアダプター用圧電トランスにおいてこのような大きな
制動容量を確保するためには対抗内部電極による積層構
造が必要となってくる。
【0005】出力側に対抗内部電極を採用する構造の一
例として、圧電セラミックス円板の径方向振動を利用し
ながら、内部電極とセラミックスの積層方向が厚み方向
とする構造が考えられる。径広がり1次振動モードは、
各種振動モードの内最も電気機械結合係数が高く、更に
最も周波数定数が高いという利点がある。ここで圧電ト
ランスの出力電力POUT は、以下の数2に示されるよう
な数式にて求められる。
【0006】
【数2】
【0007】ここでkeff は実効的電気機械結合係数、
Vは振動速度、fは駆動周波数、更にmはトランスの質
量である。上記した数2から、径広がり1次振動モード
krを用いた場合には、実効的電気機械結合係数keff
及び駆動周波数fが大きくなることから、他の振動モー
ドと比較して、同一出力電力をより小さな体積で実現可
能である。更に形状が円板状であるから、低背である上
に、損失分の発熱量をより効率よく放熱することが可能
である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、径広が
り1次振動モードを用いる場合のデメリットとしては、
第1に円板を厚み方向に分割して入出力部を設ける場
合、入出力間距離が極めて接近していることから、入出
力間の結合容量が大きくなり、伝導ノイズに対する耐性
が小さくなってしまうことが挙げられる。第2のデメリ
ットとして、入出力間の縁面距離が極めて小さく電源
(ACアダプター用電源トランスでは通常2〜3mm、
強化絶縁でも0.5mm程度は必要)用に用いることが
できない。第3のデメリットとして、円板状構造は製造
が複雑で多くの工程を要する。
【0009】本発明の目的は薄型低背な積層型圧電トラ
ンスを入出力間の絶縁距離を確保した上で提供すること
及びその積層型圧電トランスの駆動方法を提供すること
である。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、圧電セ
ラミック正多角形板において厚み方向に相対向するよう
に圧電セラミックス層と電極が交互に積層された複数の
電極を有する入力部と、同様に厚み方向に相対向するよ
うに圧電セラミックス層と電極が交互に積層された複数
の電極を持つ出力部を備え、前記入力部と前記出力部に
おける前記各電極間は前記圧電セラミック正多角形板の
厚み方向に分極されていることを特徴とする圧電トラン
スが得られる。
【0011】又、本発明によれば、圧電セラミックス正
多角形板の中心領域において厚み方向に相対向するよう
に圧電セラミックス層と電極が交互に積層された複数の
電極を有する入力部と、その外側に電極を有しない絶縁
環状領域と、更にその外側に厚み方向に相対向するよう
に圧電セラミックス層と電極が交互に積層された複数の
環状電極を有する出力部を備え、前記入力部と前記出力
部における前記各電極間は前記圧電セラミックス正多角
形板の厚み方向に分極されていることを特徴とする圧電
トランスが得られる。
【0012】又、本発明によれば、圧電セラミックス正
多角形板の中心領域において厚み方向に相対向するよう
に圧電セラミックス層と電極が交互に積層された複数の
電極を有する出力部と、その外側に電極を有しない絶縁
環状領域と、更にその外側に厚み方向に相対向するよう
に圧電セラミックス層と電極が交互に積層された複数の
環状電極を有する入力部を備え、前記入力部と前記出力
部では各電極間は前記圧電セラミックス正多角形板の厚
み方向に分極されていることを特徴とする圧電トランス
が得られる。
【0013】又、本発明によれば、前記圧電トランスを
前記圧電セラミックス正多角形板の径広がり1次振動モ
ードあるいは径広がり3次振動モードで駆動させること
を特徴とする圧電トランスの駆動方法が得られる。
【0014】
【作用】本発明の圧電トランスにより薄型低背な積層型
圧電トランスを入出力間の絶縁距離を確保した上で提供
することが可能となる。
【0015】更に上記同様の特性をもった圧電トランス
を製造の容易な正多角形板形状にて提供することが可能
となる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施の形態
について図1を参照して説明する。本実施の形態に係る
圧電トランスの寸法は一片が7.7mmの正八角形で、
厚さ2.3mmである。図1(a)は本実施の形態に係
る圧電トランスの平面図(点線は内部電極パターンであ
る)であり、図1(b)は図1(a)の圧電トランスの
内部構造を示した断面図あり、図1(c)は図1(b)
の部分拡大図であり、図1(d)は図1(a)の圧電ト
ランスの応力、変位分布図である。図1(b)に示され
るとおり、内部電極パターンは入力部12として機能す
るものと出力部13として機能するものに分かれ、それ
ぞれ圧電トランス正八角形板11の厚さ方向に2分割さ
れて設けられている。
【0017】入力部12と出力部13の境界の中央領域
には電極を有しない厚み0.3mmの正八角形状のセラ
ミックスの絶縁領域14が配置されている。図1(b)
に示すように、入力部12には入力用内部電極15a,
15bが配置され、圧電セラミックス正八角形板11の
中心領域において厚み方向に相対向するように圧電セラ
ミックス層と入力用内部電極が交互に積層され、図1
(c)中の矢印で示すように厚み方向に分極されてい
る。入力部は1層の積層構造である。出力部には同じく
出力用内部電極16a、16bが配置され、厚み方向一
層置きに、互いに厚み方向に逆向きに分極されている。
出力部は4層の積層構造である。分極は入出力双方と
も、150℃のシリコンオイル中でlkv/n]mの電
界強度で行った。試作した圧電トランスの出力側に負荷
抵抗60Ωを接続し、振動子定数とパワー特性を測定し
た結果を以下の表1に示す。
【0018】
【表1】
【0019】上記した表1では上段に微少振動時の振動
子定数、下段に負荷を接続した状熊での振動子定数とパ
ワー特性が表示されている。ここでfrは共振周波数、
d2は出力側制動容量、Qm2 は出力側機械的品質係数
(損失係数の逆数)、γ1は入力側容量比、γ2は出力
側容量比を示している。
【0020】次に本発明の第2の実施の形態について図
2を参照して説明する。本実施の形態に係る圧電トラン
スの寸法は一辺が7.7mmの正八角形で、厚さ2.3
mmである。図2(a)は本実施の形態に係る圧電トラ
ンスの平面図(点線は内部電極パターンである)であ
り、図2(b)は図2(a)の圧電トランスの内部構造
を示した断面図あり、図2(c)は図2(b)の部分拡
大図であり、図2(d)は図2(a)の圧電トランスの
1次振動モードでの応力、変位分布図であり、図2
(e)は図2(a)の圧電トランスの3次振動モードで
の応力、変位分布図である。
【0021】図2(a)の点線で示された内部電極パタ
ーンに示されるとおり、内部電極パターンは圧電トラン
ス正八角形板21の外周方向に絶縁領域24を介して2
分割されて設けられている。中央部の内部電極パターン
は入力部22として機能し、その周辺領域の内部電極パ
ターンは出力部23として機能する。入力部22と出力
部23の境界領域には電極を有しないセラミックスの絶
縁領域24が配置されている。
【0022】図2(b)に示すように、入力部22には
入力用内部電極25a,25bが配置され、圧電セラミ
ックス正八角形板21の中心領域において厚み方向に圧
電セラミックス層と入力用内部電極が相対向するように
交互に積層されている。電極間は図2(c)の矢印で示
すように、厚み方向一層ごと逆向きに分極されている。
【0023】出力部23には縁状もしくは環状の出力用
内部電極26a,26bが配置され、圧電セラミックス
正八角形板21の外周領域において厚み方向に圧電セラ
ミックス層と出力用内部電極が相対向するように交互に
積層されている。電極間は図2(c)の矢印で示すよう
に、厚み方向一層ごと逆向きに分極されている。前記電
極間の分極は入出力双方とも、150℃のシリコンオイ
ル中で1kv/mmの電界強度で行う。
【0024】試作した圧電トランスの出力側に負荷低抗
60Ωを接続し、振動子定数と径広がり1次振動モード
でのパワー特性を測定した結果を上記した表1に示す。
【0025】次に、本発明の第3の実施の形態について
図3を参照して説明する。本実施の形態に係る圧電トラ
ンスの寸法は一片が20mmの正方形で、厚さ2.3m
mである。図3(a)は本実施の形態に係る圧電トラン
スの平面図(点線は内部電極パターンである)であり、
図3(b)は図3(a)の圧電トランスの内部構造を示
した断面図あり、図3(c)は図3(b)の部分拡大図
であり、図3(d)は図3(a)の圧電トランスの応
力、変位分布図である。図3(b)に示されるとおり、
内部電極パターンは入力部32として機能するものと出
力部33として機能するものに分かれ、それぞれ圧電ト
ランス正方形板31の厚さ方向に2分割されて設けられ
ている。
【0026】入力部32と出力部33の境界の中央領域
には電極を有しない厚み0.3mmの正方形状のセラミ
ックスの絶縁領域34が配置されている。図3(b)に
示すように、入力部32には入力用内部電極35a,3
5bが配置され、圧電セラミックス正方形板31の中心
領域において厚み方向に相対向するように圧電セラミッ
クス層と入力用内部電極が交互に積層され、図3(c)
中の矢印で示すように厚み方向に分極されている。入力
部は1層の積層構造である。出力部には同じく出力用内
部電極36a、36bが配置され、厚み方向一層置き
に、互いに厚み方向に逆向きに分極されている。出力部
は4層の積層構造である。分極は入出力双方とも、15
0℃のシリコンオイル中でlkv/n]mの電界強度で
行った。試作した圧電トランスの出力側に負荷抵抗60
Ωを接続し、振動子定数とパワー特性を測定した結果を
上記表1に示す。
【0027】次に本発明の第4の実施の形態について図
4を参照して説明する。本実施の形態に係る圧電トラン
スの寸法は一辺が20mmの正方形で、厚さ2.3mm
である。図4(a)は本実施の形態に係る圧電トランス
の平面図(点線は内部電極パターンである)であり、図
4(b)は図4(a)の圧電トランスの内部構造を示し
た断面図あり、図4(c)は図4(b)の部分拡大図で
あり、図4(d)は図4(a)の圧電トランスの1次振
動モードでの応力、変位分布図である。図4(a)の点
線で示された内部電極パターンに示されるとおり、内部
電極パターンは圧電トランス正方形板41の外周方向に
絶縁領域44を介して2分割されて設けられている。中
央部の内部電極パターンは入力部42として機能し、そ
の周辺領域の内部電極パターンは出力部43として機能
する。入力部42と出力部43の境界領域には電極を有
しないセラミックスの絶縁領域44が配置されている。
【0028】図4(b)に示すように、入力部42には
入力用内部電極45a,45bが配置され、圧電セラミ
ックス正方形板41の中心領域において厚み方向に圧電
セラミックス層と入力用内部電極が相対向するように交
互に積層されている。電極間は図4(c)の矢印で示す
ように、厚み方向一層ごと逆向きに分極されている。
【0029】出力部43には縁状もしくは環状の出力用
内部電極46a,46bが配置され、圧電セラミックス
正方形板41の外周領域において厚み方向に圧電セラミ
ックス層と出力用内部電極が相対向するように交互に積
層されている。電極間は図4(c)の矢印で示すよう
に、厚み方向一層ごと逆向きに分極されている。前記電
極間の分極は入出力双方とも、150℃のシリコンオイ
ル中で1kv/mmの電界強度で行う。
【0030】試作した圧電トランスの出力側に負荷低抗
60Ωを接続し、振動子定数と径広がり1次振動モード
でのパワー特性を測定した結果を上記した表1に示す。
ここで構造的な見地から本実施の形態は上記した第2の
実施の形態と比較して圧電トランスの外形形状が異なる
他は同様である。
【0031】上記した第1〜第4の実施の形態に係る圧
電トランスの入力側、または出力側、若しくは入出力双
方ともそれぞれ前記圧電セラミックス円板及び前記圧電
セラミックス正方形板の径広がり1次振動モードで駆動
させた例であるが3次振動モードで駆動させても同様の
効果が得られる。尚、上記した第2の実施の形態に係る
圧電トランスのおける径広がり3次振動モードでの応
力、変位分布図を図2(e)に示す。
【0032】尚、上記した第2及び第4の実施の形態で
は入力部22,42はそれぞれ圧電セラミックス正八角
形板21及び圧電セラミックス正方形板41の中心領域
に設けられており、出力部23,43はそれぞれ圧電セ
ラミックス正八角形板21及び圧電セラミックス正方形
板41の外周領域に設けられているが、適切な積層数と
面積が得られれば、入力部を外周領域に、出力部を中心
領域に設けてもよい。
【0033】
【発明の効果】本発明の圧電トランスによれば、入力
側、または出力側、あるいは双方とも径広がり1次振動
モードkrを用いた、小型で低背な、量産性に優れた圧
電トランスを提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の第1の実施の形態に係る圧電
トランスの構造を示した平面図であり、(b)は(a)
の圧電トランスの内部構造を示した縦断面図であり、
(c)は(b)の部分拡大図であり、(d)は(a)の
1次振動モードでの圧電トランスの応力、変位分布図で
ある。
【図2】(a)は本発明の第2の実施の形態に係る圧電
トランスの構造を示した平面図であり、(b)は(a)
の圧電トランスの内部構造を示した縦断面図であり、
(c)は(b)の部分拡大図であり、(d)は(a)の
1次振動モードでの圧電トランスの応力、変位の分布を
示した図であり、(e)は(a)の3次振動モードでの
圧電トランスの応力、変位の分布を示した図である。
【図3】(a)は本発明の第3の実施の形態に係る圧電
トランスの構造を示した平面図であり、(b)は(a)
の圧電トランスの内部構造を示した縦断面図であり、
(c)は(b)の部分拡大図であり、(d)は(a)の
1次振動モードでの圧電トランスの応力、変位分布図で
ある。
【図4】(a)は本発明の第4の実施の形態に係る圧電
トランスの構造を示した平面図であり、(b)は(a)
の圧電トランスの内部構造を示した縦断面図であり、
(c)は(b)の部分拡大図であり、(d)は(a)の
1次振動モードでの圧電トランスの応力、変位分布図で
ある。
【符号の説明】
11,21 圧電トランス正八角形板 31,41 圧電トランス正方形板 12,22,32,42 入力部 13,23,33,43 出力部 14,34 セラミックスの絶縁領域 15a,15b,25a,25b,35a,35b,4
5a,45b 入力用内部電極 16a,16b,26a,26b,36a,36b,4
6a,46b 出力用内部電極

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧電セラミック正多角形板において厚み
    方向に相対向するように圧電セラミックス層と電極が交
    互に積層された複数の電極を有する入力部と、同様に厚
    み方向に相対向するように圧電セラミックス層と電極が
    交互に積層された複数の電極を持つ出力部を備え、前記
    入力部と前記出力部における前記各電極間は前記圧電セ
    ラミック正多角形板の厚み方向に分極されていることを
    特徴とする圧電トランス。
  2. 【請求項2】 圧電セラミックス正多角形板の中心領域
    において厚み方向に相対向するように圧電セラミックス
    層と電極が交互に積層された複数の電極を有する入力部
    と、その外側に電極を有しない絶縁環状領域と、更にそ
    の外側に厚み方向に相対向するように圧電セラミックス
    層と電極が交互に積層された複数の環状電極を有する出
    力部を備え、前記入力部と前記出力部における前記各電
    極間は前記圧電セラミックス正多角形板の厚み方向に分
    極されていることを特徴とする圧電トランス。
  3. 【請求項3】 圧電セラミックス正多角形板の中心領域
    において厚み方向に相対向するように圧電セラミックス
    層と電極が交互に積層された複数の電極を有する出力部
    と、その外側に電極を有しない絶縁環状領域と、更にそ
    の外側に厚み方向に相対向するように圧電セラミックス
    層と電極が交互に積層された複数の環状電極を有する入
    力部を備え、前記入力部と前記出力部では各電極間は前
    記圧電セラミックス正多角形板の厚み方向に分極されて
    いることを特徴とする圧電トランス。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の圧電トランスを駆動する
    方法において、該圧電トランスを前記圧電セラミックス
    正多角形板の径広がり1次振動モードで駆動させること
    を特徴とする圧電トランスの駆動方法。
  5. 【請求項5】 請求項2又は3記載の圧電トランスを駆
    動する方法において、該圧電トランスを前記圧電セラミ
    ックス正多角形板の径広がり1次振動モードあるいは径
    広がり3次振動モードで駆動させることを特徴とする圧
    電トランスの駆動方法。
JP10207735A 1998-07-23 1998-07-23 圧電トランス及びその駆動方法 Withdrawn JP2000040844A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6873089B2 (en) * 2000-05-31 2005-03-29 Denso Corporation Piezoelectric device for injector

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US6873089B2 (en) * 2000-05-31 2005-03-29 Denso Corporation Piezoelectric device for injector
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