JP2000035705A - 画像形成装置および画像形成装置の制御方法 - Google Patents

画像形成装置および画像形成装置の制御方法

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JP2000035705A
JP2000035705A JP10203156A JP20315698A JP2000035705A JP 2000035705 A JP2000035705 A JP 2000035705A JP 10203156 A JP10203156 A JP 10203156A JP 20315698 A JP20315698 A JP 20315698A JP 2000035705 A JP2000035705 A JP 2000035705A
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Yoshio Komaki
由夫 小巻
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像形成時の高いスループットと、装置の低
ランニングコストを両立させた優れた画像形成環境を構
築すること。 【解決手段】 記録媒体への画像形成を開始する所定時
間前に、プリンタ部2のコントローラ部357が画像形
成ジョブの要求する画像形成モードをリーダ部1に問い
合わせ、該問い合わせ結果を取得し、該画像形成モード
の問い合わせ結果の取得状態を判定し、該判定される画
像形成モード取得状態に基づいて、コントローラ357
が前記各画像形成部の駆動状態を制御する構成を特徴と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、同時動作可能な複
数の異なる画像形成部により、入力部より順次入力され
る画像形成ジョブに基づいてカラーモードおよびモノク
ロモードを含む異なる複数の画像形成モードを切り換え
て、順次搬送される記録媒体に連続して画像形成可能な
画像形成装置および画像形成装置の制御方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、同時動作可能な複数の画像形成部
を備え、複数ページにわたる記録メディアへの連続した
画像形成が可能なカラー画像形成装置において、連続動
作中に画像形成色モード(カラーモード/モノクロモー
ド)の切り替え可能な画像形成装置があった。
【0003】図14,図15は、従来の画像形成装置の
複数の画像形成部を示す概略断面図であり、図14はカ
ラーモードで画像形成する場合に対応し、図15はモノ
クロモードで画像形成する場合に対応する。なお、図1
4,図15で同一のものには、同一の符号を付してあ
る。
【0004】図14,図15において、935はシアン
(C)画像形成部、936はマゼンタ(M)画像形成
部、937はイエロー(Y)画像形成部、938はブラ
ック(K)画像形成部で、図示しない外部I/F部また
は原稿リーダ部から各画像形成部935〜938に転送
される画像信号に基づいて画像形成を行う。
【0005】939は紙搬送ベルトで、用紙などの記録
媒体を図中矢印の方向(右方向から左方向)へ搬送し、
各画像形成部935〜938に順次給送する。紙搬送ベ
ルト939により搬送される記録媒体が各画像形成部9
35〜938の画像形成ヘッドの下へ到達時に、各画像
形成部935〜938は画像形成を開始して、記録媒体
上に画像形成を行う。
【0006】なお、図14に示すように、カラーモード
では、C,M,Y,Kの各画像形成部935〜938に
カラー画像信号の各色信号が送られ、図15に示すよう
に、モノクロモードでは、K画像形成部938にのみ信
号が送られ、C,M,Yの画像形成部935〜937へ
の信号は無視される。
【0007】また、このモノクロモードでは、C,M,
Yの画像形成部935〜937は未使用であり、モノク
ロモードでは、これらC,M,Yの画像形成部935〜
937を休止状態とすることで、画像形成部の消耗を低
減し、ランニングコストの低減が可能である。図15に
示したモノクロモードにおいては、C,M,Yの画像形
成部935〜937が休止状態である。
【0008】さらに、モノクロモードからカラーモード
への切換え時には、休止状態の画像形成部を動作状態に
移行するまで連続動作を中断し、移行が完了した後に動
作を再開する必要があるが、休止状態の画像形成部を動
作状態に移行するためには所定の時間を必要とする。
【0009】図16,図17を参照して、従来の画像形
成装置における画像形成色モード切換制御動作について
説明する。
【0010】図16は、従来の画像形成装置の画像形成
色モード切換動作タイミングを示すタイミングチャート
であり、次紙の搬送継続を判断する時点で次のジョブの
画像形成色モードが判定されている場合に対応する。
【0011】図において、1801は作像プロセス開始
位置で、画像形成部により画像形成が開始される時点を
示し、ここでは、モノクロモードに対応し、K画像形成
部938によりモノクロ画像形成が開始される時点を示
す。1802は画像形成色モード判定結果で、次紙の印
字に対応するジョブがモノクロモードであるかカラーモ
ードであるかを図に示す時点で判定される。ここでは、
カラーモードと判定された場合を示す。1803は次紙
搬送断続判断で、次紙の搬送を停止せず継続するか停止
するかを図に示す時点で判定される。ここでは停止せず
継続する場合を示す。なお、次紙搬送断続判断1803
の判断時点は、次の用紙の搬送を停止可能な時点でもあ
る。
【0012】1804はC,M,Y画像形成部立ち上げ
開始位置で、モノクロモードからカラーモードへ移る場
合のC,M,Y画像形成部935〜937の立ち上げ開
始タイミングを示す。1805は作像プロセス開始位置
で、画像形成部により画像形成が開始される時点を示
し、ここでは、カラーモードに対応し、C,M,Y,K
画像形成部935〜938による画像形成開始するタイ
ミングを示す。
【0013】なお、C,M,Y画像形成部立ち上げ開始
位置1804は、カラーモード作像プロセス開始位置1
805より所定時間1806前であり、この所定時間1
806は、各画像形成部935〜937の特性により決
まる。
【0014】また、C,M,Y画像形成立ち上げ開始位
置1804は、次紙搬送断続判断1803の後に行う、
これにより、次紙搬送断続判断1803で、次の用紙の
搬送を中断停止した場合に、用紙の搬送の再開後にC,
M,Y画像形成立上げを開始することを可能とする。
【0015】図に示すように、次紙の搬送継続を判断す
る時点(次紙搬送継続判断(停止せず)1803)で画
像形成色モード判定結果1802が決まり、用紙は停止
せずに搬送され、画像形成色モード判定結果1802に
より、必要があればC,M,Y画像形成立ち上げを開始
(Y,M,C画像形成部立上げ開始位置1804)し、
休止状態の画像形成部の動作状態への移行を行う。
【0016】図17は、従来の画像形成装置の画像形成
色モード切換動作タイミングを示すタイミングチャート
であり、次紙の搬送継続を判断する時点で次のジョブの
モードが判定されていない場合(不定の場合)に対応す
る。なお、図16と同一のものには、同一の符号を付し
てある。
【0017】図において、1901は次紙搬送断続判断
で、次紙の搬送を停止せず継続するか停止するかを図に
示す時点で判定され、ここでは停止する場合を示す。1
902は次紙搬送再開位置で、次紙の搬送を再開させる
タイミングを示す。
【0018】図に示すように、次紙の搬送継続を判断す
る時点(次紙搬送継続判断(停止)1901)で画像形
成色モードの判定結果が決まってなく(不定で)、用紙
は停止可能位置で停止し、モードが決定されるまで待
つ、画像形成色モードが決定(画像形成色モード判定結
果1802)されれば用紙の搬送を再開し、判定結果
(画像形成色モード判定結果1802)により、必要が
あればC,M,Y画像形成立ち上げを開始(C,M,Y
画像形成立上げ開始位置1804)し、休止状態の画像
形成部の動作状態への移行を行う。
【0019】また、上記のように次紙の搬送継続を判断
する時点(次紙搬送継続判断(停止)1901)で画像
形成色モードの判定結果が「不定」となる場合とは、用
紙のサイズ,画像処理モード,外部インタフェース(I
/F)からのプリント等の条件によりカラーモードかモ
ノクロモードかの判定結果の出るタイミングが異なるた
めに起こるものである。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の画像形
成装置では、画像形成色モードが決定されるまで用紙の
搬送を停止する場合(図17に示した)があり、画像形
成処理のスループットが低下するという問題点があっ
た。
【0021】また、用紙の搬送を停止する位置は、C,
M,Y画像形成部の立ち上げ開始の直前の時点とするこ
とで画像形成色モードの判定結果待ちのために生じる搬
送停止の頻度を最小にすることができるが、装置の構成
上、用紙の搬送を中断可能な位置は限られ、適切に停止
位置を設けられない場合がある。この場合、より前の時
点で画像形成色モードの判定結果を待つことになり、用
紙の搬送停止の頻度が増加するという問題点もあった。
【0022】さらに、C,M,Y画像形成部の立ち上げ
開始の直前の時点に用紙の搬送を停止する位置を設ける
ことは、装置の構成上、制約が大きいという問題点もあ
った。
【0023】一方、画像形成色モードによらず、C,
M,Y,K全色の画像形成部を常に動作可能状態とする
ことで、画像形成部の立ち上げ立ち下げに伴う、スルー
プットの低下をなくすことが可能であるが、モノクロモ
ードでは未使用の画像形成部が動作可能状態のままとな
る。このため、画像形成部が消耗し、装置のランニング
コストが上昇してしまい、画像形成時の高いスループッ
トと装置の低ランニングコストを両立させることができ
ないという問題点があった。
【0024】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、本発明に係る第1の発明〜第10の発
明の目的は、記録媒体への画像形成を開始する所定時間
前に、画像形成ジョブの要求する画像形成モードを問い
合わせ、該問い合わせ結果の取得状態を判定し、該判定
された画像形成モードの問い合わせ結果の取得状態に基
づいて、前記各画像形成部の駆動状態を制御することに
より、画像形成時の高いスループットと、装置の低ラン
ニングコストを両立させた優れた画像形成環境を構築す
ることができる画像形成装置および画像形成装置の制御
方法を提供することである。
【0025】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の発明
は、同時動作可能な複数の異なる画像形成部(図1に示
すマゼンタ画像形成部317,シアン画像形成部31
8,イエロー画像形成部319,ブラック画像形成部3
20)により、入力部(図1に示すリーダ部1,I/F
部313,図示しない記憶装置)より順次入力される画
像形成ジョブに基づいてカラーモードおよびモノクロモ
ードを含む異なる複数の画像形成モード(画像形成色モ
ード)を切り換えて、順次搬送される記録媒体に画像形
成可能な画像形成装置において、記録媒体への画像形成
を開始する所定時間前(図5に示す「a」,図11に示
す「b」)に、画像形成ジョブの要求する画像形成モー
ドを問い合わせ、該問い合わせ結果を取得する取得手段
(図4に示すプリンタ部2のCPU403がリーダ部1
のCPU401にROMに格納されるプログラムに基づ
いて問い合わせ、リーダ部1のCPU401から取得す
る)と、前記取得手段による画像形成モードの問い合わ
せ結果の取得状態を判定する判定手段(図4に示すプリ
ンタ部2のCPU403がROMに格納されるプログラ
ムに基づいて判定制御する)と、前記判定手段による画
像形成モードの問い合わせ結果の取得状態に基づいて、
前記各画像形成部の駆動状態を制御する制御手段(図4
に示すプリンタ部2のCPU403がROMに格納され
るプログラムに基づいて画像形成分(マゼンタ画像形成
部317,シアン画像形成部318,イエロー画像形成
部319)の駆動状態を制御する)とを有するものであ
る。
【0026】本発明に係る第2の発明は、前記判定手段
(図4に示すプリンタ部2のCPU403)が、前記取
得手段により画像形成モードの問い合わせ結果を取得で
きなかった(不定)と判定した場合には、前記制御手段
は、前記全ての画像形成部(マゼンタ画像形成部31
7,シアン画像形成部318,イエロー画像形成部31
9)を駆動可能状態に移行制御するものである。
【0027】本発明に係る第3の発明は、前記判定手段
(図4に示すプリンタ部2のCPU403)が、前記取
得手段(図4に示すプリンタ部2のCPU403)によ
り有効な画像形成モードの問い合わせ結果を取得したと
判定した場合には、前記制御手段(図4に示すプリンタ
部2のCPU403)は、前記取得手段により取得した
画像形成モードの問い合わせ結果に基づいて、前記各画
像形成部の要不要を判定し、該判定結果に基づいて、不
要な画像形成部(マゼンタ画像形成部317,シアン画
像形成部318,イエロー画像形成部319)を休止状
態に移行制御するものである。
【0028】本発明に係る第4の発明は、前記所定時間
(図5に示す「a」,図11に示す「b」)を画像形成
中の画像形成モードに基づいて、画像形成中の画像形成
モード毎に異なる値に決定する決定手段(図4に示すプ
リンタ部2のCPU403)を設けたものである。
【0029】本発明に係る第5の発明は、前記画像形成
ジョブは、操作部からの指示により原稿台上に載置され
た原稿に応じて決まることを特徴とする請求項1〜4の
いずれかに記載の画像形成装置。
【0030】本発明に係る第6の発明は、前記入力部
(図1に示すI/F部313)は、所定の通信媒体を介
して画像形成ジョブを入力するものである。
【0031】本発明に係る第7の発明は、画像形成ジョ
ブは、操作部からの指示により所定の記憶装置から順次
読み出すものである。
【0032】本発明に係る第8の発明は、同時動作可能
な複数の異なる画像形成部により、入力部より順次入力
される画像形成ジョブに基づいてカラーモードおよびモ
ノクロモードを含む異なる複数の画像形成モードを切り
換えて、順次搬送される記録媒体に画像形成可能な画像
形成装置の制御方法において、記録媒体への画像形成を
開始する所定時間前に、画像形成ジョブの要求する画像
形成モードを問い合わせ、該問い合わせ結果を取得する
問い合わせ工程(図9のステップ(2))と、該問い合
わせ結果の取得状態を判定する判定工程(図9のステッ
プ(3))と、該判定された画像形成モードの問い合わ
せ結果の取得状態に基づいて、前記各画像形成部の駆動
状態を移行させる駆動状態移行工程(図9のステップ
(4)〜(6),(10),(11))とを有するもの
である。
【0033】本発明に係る第9の発明は、前記判定工程
において、前記問い合わせ工程で画像形成モードの問い
合わせ結果を取得できなかったと判定された場合には、
前記駆動状態移行工程(図9のステップ(10),(1
1))により、前記全ての画像形成部を駆動可能状態に
移行させるものである。
【0034】本発明に係る第10の発明は、前記判定工
程において、前記問い合わせ工程で有効な画像形成モー
ドの問い合わせ結果を取得したと判定された場合には、
前記駆動状態移行工程(図9のステップ(4)〜
(6))により、前記問い合わせ工程で取得した画像形
成モードの問い合わせ結果に基づいて、前記各画像形成
部の要不要を判定し、該判定結果に基づいて、不要な画
像形成部を休止状態に移行させるものである。
【0035】
【発明の実施の形態】〔第1実施形態〕図1は、本発明
の第1実施形態を示す画像形成装置の構成を説明する断
面図であり、特に、デジタルカラー複写機について説明
する。
【0036】図において、1はカラーリーダ部(以下、
リーダ部)で、画像形成装置の上方に位置し、原稿台に
載置される原稿をカラーで読み取り、デジタルカラー画
像を出力する。また、図示しないリモートホストからの
画像入力も可能である。2はプリンタ部で、リーダ部1
の下方に位置し、リーダ部1より出力されるデジタル信
号を記録紙に記録する。
【0037】302は原稿給送装置で、図示しない原稿
給送台に載置された原稿を原稿台ガラス(プラテンガラ
ス)301に先頭ページから1枚ずつ順次給送,セット
する。なお、この原稿給紙装置302の代わりに不図示
の鏡面圧板を装着するように構成してもよい。
【0038】303および304は光源(ハロゲンラン
プまたは蛍光灯)で、原稿台ガラス301上の原稿を照
射する。310はレンズで、ミラー307〜309を介
して入光される原稿からの反射光または投影光をCCD
イメージセンサ(以下、CCD)101上に集光する。
CCD101は、基板311に実装され、レンズ310
によりCCD101上に結ばれる光を電気信号に変換す
る。
【0039】なお、CCD101はカラーセンサの場
合、RGBのカラーフィルタが1ラインCCD上にRG
B順にインラインに乗ったものであっても、3ラインC
CDで、それぞれRフィルタ,Gフィルタ,Bフィルタ
をそれぞれのCCDごとに並べたものでも構わないし、
フィルタがオンチップ化または、フィルタがCCDと別
構成になったものでも構わない。
【0040】314はキャリッジで、光源303,30
4と反射傘305,306とミラー307が収容されて
いる。315は前記ミラー308,309を収容するキ
ャリッジであり、キャリッジ314,315はモータ3
16により駆動されて、キャリッジ314は速度Vで、
キャリッジ315は速度V/2で、ホームポジションか
らCCD101の電気的走査(主走査)方向に対して垂
直方向(図中矢印方向)に機械的に移動することによっ
て、原稿台ガラス301上に置かれた原稿面の走査(副
走査)を行い、速度V/10で、ホームポジションに復
帰し、再度の原稿走査が可能であることをプリンタ部2
に通知する。この時、プリンタ部2が記録動作の開始が
不可能の場合、キャリッジ315は、ホームポジション
で待機する。
【0041】なお、キャリッジ314は速度Vで、キャ
リッジ315は速度V/2で図中矢印の方向に移動する
ことにより、原稿からCCD101までの光路の距離を
一定に保っている。
【0042】312はデジタル画像処理部(以下、画像
処理部)で、CCD101より入力されるアナログ信号
をデジタル変換して所定の画像処理を施す。313はイ
ンタフェース(I/F)部で、他のIPU等を介してジ
ョブ要求およびデジタル画像を入出力力可能である。ま
た、画像処理部312は、内部にコントローラ部(後述
する図4に示すコントローラ部400)を備え、プリン
タ部2と通信可能となっている。300は操作部で、各
種キーおよび表示部を備え、各種設定およびメッセージ
の表示を可能とする。
【0043】次に、プリンタ部2において、357はコ
ントローラ部で、リーダ部1との各種信号の送受信制
御、並びに画像形成部の駆動、およびプリンタ部2全体
を総括制御する。317はマゼンタ(M)画像形成部、
318はシアン(C)画像形成部、319はイエロー
(Y)画像形成部、320はブラック(K)画像形成部
で、リーダ部1から転送される画像情報に基づいて記録
媒体にM,C,Y,Kの各画像を順次形成する。なお、
画像形成部317〜320の構成は同一であるので、M
画像形成部317を詳細に説明し、他の画像形成部の説
明は省略する。
【0044】M画像形成部317において、342は感
光ドラムで、LEDアレー210からの光によって露光
され、その表面に潜像が形成される。321は一次帯電
器で、感光ドラム342の表面を露光前に所定の電位に
帯電させ、潜像形成の準備をする。322は現像器で、
感光ドラム342上の潜像を現像して、トナー画像を形
成する。なお、現像器322には、現像バイアスを印加
して現像するためのスリーブ346が含まれている。
【0045】323は転写帯電器で、転写ベルト333
の背面から放電を行い、感光ドラム342上のトナー画
像を、転写ベルト333上の記録紙などへ転写する。な
お、本実施形態は転写効率がよいため、クリーナ部が配
置されていないが、クリーナ部を装着しても問題ないこ
とは言うまでもない。
【0046】340,341はカセットで、内部に記録
紙等を格納する。338,339はピックアップローラ
で、カセット340,341に格納された記録紙等を1
枚毎ピックアップする。336,337は給紙ローラ
で、ピックアップローラ338,339によりピックア
ップされた記録紙を転写ベルト333上に給紙する。3
60は吸着帯電器で、給紙ローラ336,337により
給紙された記録紙を転写ベルト333上に吸着帯電させ
る。
【0047】359は転写ベルトローラで、転写ベルト
333を駆動し、かつ、吸着帯電器360と対になって
記録紙等を帯電させ、転写ベルト333に記録紙等を吸
着させる。361は紙先端センサで、転写ベルト333
上の記録紙等の先端を検知する。
【0048】358は除電帯電器で、K画像形成部32
0を通過した記録紙等を除電し、転写ベルト333から
の分離を容易にする。350は剥離帯電器で、記録紙等
が転写ベルト333から分離する際の剥離放電による画
像乱れを防止する。351,352は定着前帯電器で、
分離された記録紙等を帯電し、トナーの吸着力を補って
画像乱れを防止する。334は定着器で、トナー画像を
熱定着した後に排紙トレー335に排紙する。
【0049】以下、記録紙等への画像を形成する手順に
ついて説明する。
【0050】まず、リーダ部1は原稿走査を開始する所
定時間前にプリンタ部2に対して画像形成開始信号を出
力する。プリンタ部2は、コントローラ部357がリー
ダ部1からの開始信号を受けると記録紙等の給紙動作を
開始する。カセット340,341に格納された記録紙
等はピックアップローラ338,339により1枚毎給
紙ローラ336,337で転写ベルト333上に給紙さ
れる。給紙された記録紙は、吸着帯電器360で帯電さ
せられる。
【0051】転写ベルトローラ359は、転写ベルト3
33を駆動し、かつ吸着帯電器360と対になって記録
紙等を帯電させ、転写ベルト333に記録紙等を吸着さ
せる。次に、紙先端センサ361が、転写ベルト333
上の記録紙等の先端を検知すると、記録紙等は転写ベル
ト333によって搬送される。画像形成部317〜32
0においてMCYKの順にその表面にトナー画像が形成
される。
【0052】本発明の画像形成装置は、モノクロモード
とカラーモードの2種類のモードを持ち、モノクロモー
ドではK色のK画像形成部320のみが使用され、カラ
ーモードではCMYK色の各C,M,Y,K画像形成部
317〜320全部が使用される。K画像形成部320
を通過した記録紙等は、転写ベルト333からの分離を
容易にするため、除電帯電器358で除電された後、転
写ベルト333から分離される。
【0053】次に、剥離帯電器350が、記録紙等が転
写ベルト333から分離する際の剥離放電による画像乱
れを防止する。分離された記録紙等は、トナーの吸着力
を補って画像乱れを防止するために、定着前帯電器35
1,352で帯電された後、定着器334でトナー画像
が熱定着された後、335の排紙トレーに排紙される。
【0054】図2,図3は、図1に示した画像形成装置
の画像処理部312の構成を示すブロック図である。
【0055】図2,図3において、102はクランプ&
Amp.&S/H&A/D部で、CCD101から入力
される電気信号(アナログ画像信号)をサンプルホール
ド(S/H)し、アナログ画像信号のダークレベルを基
準電位にクランプし、所定量に増幅し(上記処理順番は
表記順とは限らない)、A/D変換して、例えばRGB
各8ビットのディジタル信号に変換する。103はシェ
ーディング部で、クランプ&Amp.&S/H&A/D
部102から出力信号(RGB信号)にシェーディング
補正および黒補正を施す。
【0056】104は、つなぎ&MTF補正&原稿検知
部で、シェーディング部103の出力信号に対して、C
CD101が3ラインCCDの場合、つなぎ処理ライン
間の読取位置が異なるため、読取速度に応じてライン毎
の遅延量を調整し、3ラインの読取位置が同じになるよ
うに信号タイミングを補正し、MTF補正は読取速度や
変倍率によって読取のMTFが変わるため、その変化を
補正し、原稿検知は原稿台ガラス301上の原稿を走査
することにより原稿サイズを認識する。
【0057】105は入力マスキング部で、つなぎ&M
TF補正&原稿検知部104により読取位置タイミング
が補正されたデジタル信号を、CCD101の分光特性
および光源303,304および反射傘305,306
の分光特性に基づいて補正する。
【0058】117は色判定部で、入力マスキング部1
05の出力の8×8画素の領域で有彩色の画素を連続し
て検出すると原稿には有彩色を含むものと判断し、内部
のレジスタに相当する値を書き込む。ここで原稿内に有
彩色を含まない場合、原稿はモノクロ原稿であると判断
し、有彩色を含む場合は、原稿はカラー原稿であると判
断する。
【0059】106はセレクタで、入力マスキング部1
05の出力と外部I/Fとの入出力を制御する外部I/
F部114からの出力信号との入力切り換えを行い、セ
レクタ106の出力信号は、色空間圧縮&下地除去&L
OG変換部107と下地除去部115に入力される。
【0060】下地除去部115は、セレクタ106から
入力された信号を下地除去する。116は黒文字判定部
で、下地除去部115から入力される信号が原稿中の原
稿の黒い文字かどうかを判定し、原稿から黒文字信号を
生成する。
【0061】色空間圧縮&下地除去&LOG変換部10
7は、セレクタ106から入力される信号を色空間圧縮
して読み取った画像信号がプリンタで再現できる範囲に
入っているかどうか判断し、入っている場合はそのま
ま、入っていない場合は画像信号をプリンタで再現でき
る範囲に入るように補正する。そして、下地除去処理を
行い、LOG変換でRGB信号からCMY信号に変換す
る。
【0062】108は遅延部で、黒文字判定部116で
生成された信号とのタイミングのずれを補正するため
に、色空間圧縮&下地除去&LOG変換部107の出力
信号のタイミングを調整する。109はモワレ除去部
で、黒文字判定部116の出力信号と遅延部108の出
力信号のモワレを除去する。110は変倍処理部で、モ
ワレ除去部109の出力信号を主走査方向に変倍処理す
る。
【0063】111はUCR&マスキング&黒文字反映
部で、UCR部において変倍処理部110で変倍処理さ
れたCMY信号をUCR処理してCMYK信号を生成
し、マスキング処理部においてプリンタの出力にあった
信号に補正すると共に、黒文字反映部において黒文字判
定部116で生成された判定信号をCMYK信号にフィ
ードバックする。
【0064】112はγ補正部で、UCR&マスキング
&黒文字反映部111で処理された信号を濃度調整す
る。113はフィルタ部で、γ補正部112の出力信号
をスムージングまたはエッジ処理する。201は2値変
換部で、フィルタ113の出力信号を、8ビットの多値
信号から2値信号に変換する。(変換方法はディザ法,
誤差拡散法,誤差拡散の改良したものいずれでもかまは
ない。)202〜205は遅延部で、2値変換部201
で生成された2値のCMYKの画像信号を内部のFIF
Oメモリに書き込み、紙先端センサ361からの紙先端
信号を基に紙先端センサとそれぞれの画像形成部317
〜320との距離の違いをタイミングにより調整する。
これにより4色を所定の位置に印字することが可能とな
る。
【0065】206〜209はLED駆動部で、プリン
タ部2のコントローラ部357内に設けられ、遅延部2
02〜205の出力信号に基づいて、LEDアレイ21
0〜213を駆動するための信号を生成する。
【0066】以下、各部の動作について説明する。
【0067】原稿台ガラス301上の原稿は光源30
3,304からの光を反射し、その反射光はCCD10
1に導かれて電気信号に変換される。そして、その電気
信号(アナログ画像信号)は画像処理部312に入力さ
れ、クランプ&Amp.&S/H&A/D部102でサ
ンプルホールドされる。次に、アナログ画像信号のダー
クレベルを基準電位にクランプし、所定量に増幅され、
A/D変換されて、たとえばRGB各8ビットのディジ
タル信号に変換される。
【0068】そして、RGB信号はシェーディング部1
03で、シェーディング補正および黒補正が施された
後、つなぎ&MTF補正&原稿検知部104で、CCD
101が3ラインCCDの場合、つなぎ処理ライン間の
読取位置が異なるため、読取速度に応じてライン毎の遅
延量を調整し、3ラインの読取位置が同じになるように
信号タイミングを補正し、MTF補正は読取速度や変倍
率によって読取のMTFが変わるため、その変化を補正
し、原稿検知は原稿台ガラス301上の原稿を走査する
ことにより原稿サイズを認識する。
【0069】読取位置タイミングが補正されたデジタル
信号は入力マスキング部105によって、CCD101
の分光特性および光源303,304および反射傘30
5,306の分光特性を補正する。入力マスキング部1
05の出力は外部I/F信号との切り換え可能なセレク
タ106に入力される。また、入力マスキング部105
の出力は色判定部117に入力される。
【0070】色判定部117で有彩色の画素が8×8画
素の領域で連続して検出すると原稿には有彩色を含むも
のと判断し内部のレジスタに相当する値を書き込む。こ
こで原稿内に有彩色を含まない場合、原稿はモノクロ原
稿であると判断され、有彩色を含む場合は、原稿はカラ
ー原稿であると判断される。
【0071】セレクタ106から出力された信号は色空
間圧縮&下地除去&LOG変換部107と下地除去部1
15に入力される。下地除去部115に入力された信号
は下地除去された後、原稿中の原稿の黒い文字かどうか
を判定する黒文字判定部116に入力され、原稿から黒
文字信号を生成する。
【0072】また、もう一つのセレクタ106の出力が
入力された色空間圧縮&下地除去&LOG変換部107
では、色空間圧縮は読み取った画像信号がプリンタで再
現できる範囲に入っているかどうか判断し、入っている
場合はそのまま、入っていない場合は画像信号をプリン
タで再現できる範囲に入るように補正する。そして、下
地除去処理を行い、LOG変換でRGB信号からCMY
信号に変換する。
【0073】そして、黒文字判定部116で生成された
信号とタイミングを補正するため色空間圧縮&下地除去
&LOG変換部107の出力信号は遅延部108でタイ
ミングを調整する。この2種類の信号はモワレ除去部1
09でモワレが除去され、変倍処理部110で、主走査
方向に変倍処理される。
【0074】変倍処理部110で処理された信号は、C
MY信号はUCR処理でCMYK信号が生成され、UC
R&マスキング&黒文字反映部111内のマスキング処
理部でプリンタの出力にあった信号に補正されると共に
黒文字判定部116で生成された判定信号がCMYK信
号にフィードバックされる。
【0075】UCR&マスキング&黒文字反映部111
で処理された信号はγ補正部112で濃度調整された後
フィルタ部113でスムージングまたはエッジ処理され
る。
【0076】以上処理された信号は2値変換部201で
8ビットの多値信号から2値信号に変換される。次に、
2値変換部201からの出力である2値のCMYKの画
像信号は、遅延部202〜205の各FIFOメモリに
書き込まれる。遅延部202〜205は紙先端センサ3
61からの紙先端信号を基に紙先端センサとそれぞれの
画像形成部との距離の違いを調整することにより4色を
所定の位置に印字することを可能とする。LED駆動2
06〜209はLEDアレイ210〜213を駆動する
ための信号を生成する。
【0077】以下、図4を参照して、リーダ部1とプリ
ンタ部2との間の通信制御構成について説明する。
【0078】図4は、図1に示した画像形成装置のリー
ダ部1とプリンタ部2との間の通信制御構成を説明する
ブロック図であり、図1と同一のものには同一の符号を
付してある。
【0079】図において、400は図1に示したリーダ
部1のコントローラ部で、リーダ部1の画像処理部31
2内に設けらる。401はCPUで、リーダ部1のコン
トローラ部400内に設けられ、外部バス402を介し
てプリンタ部2との通信およびリーダ部1全体を総括制
御する。
【0080】また、CPU401は、プリンタ部2から
の指示により図2に示した色判定部117の色判定結果
または、外部I/F部114を介して外部装置から取得
した情報等に基づいて、入力された画像情報(画像情報
に基づく画像形成ジョブ)がカラープリントであるかモ
ノクロプリントであるかを判定し、プリンタ部2に通知
する。
【0081】さらに、上記コントローラ部400は、内
部にROM,RAM(CPU401の作業領域)を備
え、ROMに格納されたプログラムに基づいてCPU4
01がリーダ部1を制御する。
【0082】403はCPUで、プリンタ部2のコント
ローラ部357内に設けられ、外部バス405を介して
リーダ1との通信およびプリンタ部2全体を総括制御す
る。
【0083】また、CPU403は、リーダ部1に対し
て、入力された画像情報(画像情報に基づく画像形成ジ
ョブ)がカラープリントであるかモノクロプリントであ
るかの問合せを行う。
【0084】402はDual Port RAMで、
リーダ部1のコントローラ部400内の外部バス402
とプリンタ部2のコントローラ部357の外部バス40
5とを結合し、リーダ部1とプリンタ部2との通信を可
能とする。
【0085】また、上記コントローラ部357は、内部
にROM,RAM(CPU403の作業領域)を備え、
ROMに格納されたプログラムに基づいてCPU403
がプリンタ部2を制御する。
【0086】なお、リーダ部1とプリンタ部2は、各コ
ントローラ部のCPUバス(外部バス)をDual P
ort RAMを介して接続して通信する構成について
示したが、例えばRS−232Cなどのシリアル通信
等、他の通信方法を用いて通信するように構成してもよ
い。
【0087】以下、図4に示したプリンタ部のコントロ
ーラ部357による画像形成色モード切換制御動作につ
いて説明する。
【0088】画像形成の際にプリンタ部2のコントロー
ラ部357は、用紙の搬送を開始すると各画像形成部3
17〜320で作像プロセスを開始し、用紙への転写を
始める所定時間前に、リーダ部1に対して次のプリント
がカラープリントであるかモノクロプリントであるかの
問い合わせを行い、該問い合わせの結果に基づいて(モ
ノクロモードからカラーモードへ切り換える場合は)、
休止中の画像形成部を動作可能状態にし作像プロセスを
開始する。
【0089】上記画像形成色モードの問い合わせは、図
4に示したリーダ部1のコントローラ部400とプリン
タ部2のコントローラ部357の間のメッセージ通信と
して実現される。
【0090】また、上記所定時間は、画像形成部の立上
げ時間と画像形成色モードの問い合わせに要する時間、
および画像形成色モードの問い合わせの結果に基づいて
休止中の画像形成部を動作可能状態にし作像プロセスを
開始するのに十分大きな値に設定されている。
【0091】以下、図5〜図8のタイミングチャートを
参照して、本発明の画像形成装置における画像形成色モ
ード切換制御動作について説明する。
【0092】図5は、本発明の画像形成装置の画像形成
色モード切換制御動作タイミングを示すタイミングチャ
ートであり、モノクロモード時における問い合わせ結果
が、モノクロまたはカラーである場合に対応する。
【0093】図において、501は画像形成色モード問
い合わせイベントで、プリンタ部2がリーダ部1に対し
て画像形成色モード(カラーモード/モノクロモード)
問い合わせを図に示すタイミングで発信する。なお、こ
の時点でプリンタ部2はモノクロ画像形成を行ってい
る。
【0094】502は画像形成色モード判定結果で、リ
ーダ部1がプリンタ部2からのカラーモード問い合わせ
に対して画像形成色モードの判定結果を図に示すタイミ
ングで返信する。なお、判定結果がモノクロモードの場
合に対応する。503は作像プロセス開始位置で、画像
形成色モード判定結果502に基づいて、作像プロセス
を開始するタイミングを示し、モノクロモードで画像形
成する場合に対応し、カラー画像形成部(図中ではY画
像形成部のみを示す)は休止状態のままである。
【0095】aは画像形成色モード問い合わせから作像
プロセス開始までの所定時間で、画像形成部の立上げ時
間、並びに画像形成色モードの問い合わせに要する時
間、および画像形成色モードの問い合わせの結果に基づ
いて休止中の画像形成部を動作可能状態にし作像プロセ
スを開始するのに十分大きな値を設定している。
【0096】504は画像形成色モード問い合わせイベ
ントで、プリンタ部2がリーダ部1に対して画像形成色
モード問い合わせを図に示すタイミングで発信する。な
お、この時点でプリンタ部2はモノクロ画像形成を行っ
ている。
【0097】505は画像形成色モード判定結果で、リ
ーダ部1がプリンタ部2からの画像形成色モード問い合
わせに対して画像形成色モードの判定結果を図に示すタ
イミングで返信する。なお、判定結果がカラーモードの
場合に対応する。506は立ち上げ開始位置で、画像形
成色モード判定結果505に基づいて、カラー画像形成
部(図中ではY画像形成部のみを示す)の立ち上げタイ
ミングを示す。
【0098】507は作像プロセス開始位置で、画像形
成色モード判定結果502に基づいて、作像プロセスを
開始するタイミングを示し、カラーモードで画像形成す
る場合に対応し、カラー画像形成部(図中ではY画像形
成部のみを示す)を駆動状態にさせる。
【0099】図に示すように、モノクロモードでプリン
ト中、次の用紙へのプリントの問い合わせを行い(画像
形成色モード問い合わせイベント501,504)、判
定結果がモノクロであれば(画像形成色モード判定結果
(モノクロ)502)、現在の画像形成色モード(モノ
クロ)と同じであり、Y色を含むカラー用の画像形成部
は休止中のままでよい。
【0100】一方、判定結果がカラーであれば(画像形
成色モード判定結果(カラー)505)、Y色を含むカ
ラー用の画像形成部の立上げを直ちに開始する(立ち上
げ開始506)。
【0101】図6は、本発明の画像形成装置の画像形成
色モード切換制御動作タイミングを示すタイミングチャ
ートであり、カラーモード時における問い合わせ結果
が、モノクロモードまたはカラーモードである場合に対
応する。なお、図5と同一のものには同一の符号を付し
てある。
【0102】図において、601は画像形成色モード問
い合わせイベントで、プリンタ部2がリーダ部1に対し
て画像形成色モード問い合わせを図に示すタイミングで
発信する。なお、この時点でプリンタ部2はカラー画像
形成を行っている。
【0103】602は画像形成色モード判定結果で、リ
ーダ部1がプリンタ部2からの画像形成色モード問い合
わせに対して画像形成色モードの判定結果を図に示すタ
イミングで返信する。なお、判定結果がカラーモードの
場合に対応する。603は作像プロセス開始位置で、画
像形成色モード判定結果602に基づいて、作像プロセ
スを開始するタイミングを示し、カラーモードで画像形
成する場合に対応し、カラー画像形成部(図中ではY画
像形成部のみを示す)を駆動状態にさせる。
【0104】604は画像形成色モード問い合わせイベ
ントで、プリンタ部2がリーダ部1に対して画像形成色
モード問い合わせ図に示すタイミングでを発信する。な
お、この時点でプリンタ部2はカラー画像形成を行って
いる。
【0105】605は画像形成色モード判定結果で、リ
ーダ部1がプリンタ部2からの画像形成色モード問い合
わせに対して画像形成色モードの判定結果を図に示すタ
イミングで返信する。なお、判定結果がモノクロモード
の場合に対応する。606は休止開始位置で、画像形成
色モード判定結果605に基づいて、カラー画像形成部
(図中ではY画像形成部のみを示す)を休止するタイミ
ングを示す。
【0106】607は作像プロセス開始位置で、画像形
成色モード判定結果602に基づいて、作像プロセスを
開始するタイミングを示し、モノクロモードで画像形成
する場合に対応し、ブラック画像形成部のみ駆動状態に
させる。
【0107】図に示すように、カラーモードでプリント
中、次の用紙へのプリントのために問い合わせを行い
(画像形成色モード問い合わせイベント601,60
4)、判定結果がカラーであれば(画像形成色モード判
定結果(カラー)602)、現在の画像形成色モード
(カラー)と同じであり、全ての画像形成部は動作可能
状態のままである。
【0108】一方、判定結果がモノクロであれば(画像
形成色モード判定結果(モノクロ)605)、現在の用
紙への作像が完了した後、Y色を含むカラー用の画像形
成部の立下げを行う(休止開始位置606)。
【0109】図7は、本発明の画像形成装置の画像形成
色モード切換制御動作タイミングを示すタイミングチャ
ートであり、モノクロモード時における問い合わせ結果
が、モノクロまたは不定である場合に対応する。なお、
図5と同一のものには同一の符号を付してある。
【0110】図において、701は画像形成色モード判
定結果で、リーダ部1がプリンタ部2からの画像形成色
モード問い合わせ(画像形成色モード問い合わせイベン
ト504)に対して画像形成色モードの判定結果を図に
示すタイミングで返信する。なお、判定結果が不定の場
合に対応する。
【0111】図に示すように、モノクロモードでプリン
ト中、次の用紙へのプリントの問い合わせを行い(画像
形成色モード問い合わせイベント501,504)、判
定結果がモノクロであれば(画像形成色モード判定結果
(モノクロ)502)、現在の画像形成色モード(モノ
クロ)と同じであり、Y色を含むカラー用の画像形成部
は休止中のままでよい。
【0112】一方、判定結果が不定であれば(画像形成
色モード判定結果(不定)701)、Y色を含むカラー
用の画像形成部の立上げを直ちに開始する(立ち上げ開
始506)。
【0113】なお、判定結果が不定であるとは、問い合
わせを行った時点でまだ次のプリントがカラーかモノク
ロかの判定結果が出ていないことを示す。これは、用紙
サイズ,画像処理モード,外部I/Fからのプリントな
ど条件によりカラーかモノクロかの判定結果が出るタイ
ミングが異なり、作像プロセス開始より所定時間a前に
次のプリントがカラーかモノクロかの判定結果が出てい
ない場合があるためである。
【0114】図8は、本発明の画像形成装置の画像形成
色モード切換制御動作タイミングを示すタイミングチャ
ートであり、カラーモード時における問い合わせ結果
が、不定またはモノクロである場合に対応する。なお、
図6と同一のものには同一の符号を付してある。
【0115】図において、801は画像形成色モード判
定結果で、リーダ部1がプリンタ部2からの画像形成色
モード問い合わせ(画像形成色モード問い合わせイベン
ト601)に対して画像形成色モードの判定結果を図に
示すタイミングで返信する。なお、判定結果が不定の場
合に対応する。
【0116】図に示すように、カラーモードでプリント
中、次の用紙へのプリントのために問い合わせを行い
(画像形成色モード問い合わせイベント601,60
4)、判定結果が不定であれば(画像形成色モード判定
結果(不定)801)、現在のカラーモード(カラー)
と同じ全ての画像形成部は動作可能状態のままとする。
【0117】一方、判定結果がモノクロであれば(画像
形成色モード判定結果(モノクロ)605)、現在の用
紙への作像が完了した後、Y色を含むカラー用の画像形
成部の立下げを行う(休止開始位置606)。
【0118】以下、図9のフローチャートを参照して、
本発明の画像形成装置の画像形成色モード切換制御動作
について説明する。
【0119】図9は、本発明の画像形成装置の画像形成
色モード切換制御手順の一例を示すフローチャートであ
り、プリンタ部2のコントローラ部357の内部に備え
られたCPUにより実行される。なお、(1)〜(1
1)は各ステップを示す。
【0120】まず、ジョブの処理が開始され、作像プロ
セス開始の所定時間前と判定されたら(1)、リーダ部
1に画像形成色モードの問い合わせを行う(2)。この
問い合わせを受けてリーダ部1は画像形成色モードを判
定し、プリンタ部2に判定結果を送信する。
【0121】リーダ部1から有効な画像形成色モード判
定結果(モノクロモード/カラーモード)を取得したか
否かを判定し(3)、取得したと判定された場合は、リ
ーダ部1からの画像形成色モード判定結果がモノクロモ
ードか否かを判定し(4)、モノクロモードと判定され
た場合は、現在カラー画像形成部(マゼンタ画像形成部
317,シアン画像形成部318,イエロー画像形成部
319)が駆動可能状態か否かを判定し(5)、駆動可
能状態と判定された場合は、カラー画像形成部を立ち下
げて休止状態にし(6)、ステップ(7)に進む。一
方、ステップ(5)で現在カラー画像形成部が休止状態
と判定された場合は、ステップ(7)に進む。
【0122】一方、ステップ(4)でリーダ部1からの
画像形成色モード判定結果がモノクロでない、即ちカラ
ーモードと判定された場合は、ステップ(10)の処理
に進む。
【0123】一方、ステップ(3)でリーダ部1から有
効な画像形成色モード判定結果を取得できなかった、即
ち取得した問い合わせ結果が不定又は問い合わせ結果が
得られなかったと判定された場合は、ステップ(10)
の処理に進む。
【0124】ステップ(10)では、現在カラー画像形
成部が駆動可能状態か否かを判定し、駆動可能状態と判
定された場合は、ステップ(7)の処理に進む。一方、
ステップ(10)で現在カラー画像形成部が休止状態と
判定された場合は、カラー画像形成部を立ち上げて駆動
可能状態にし(11)、ステップ(7)の処理に進む。
【0125】次に作像プロセス開始時間になったら
(7)、作像プロセスを開始し(8)、次のジョブがあ
れば(9)、ステップ(1)に戻り、次のジョブに対す
る処理を行い、次のジョブが無ければ、処理を終了す
る。
【0126】以上、述べたように、作像プロセス開始の
所定時間a前にプリンタ部2のリーダ部1に対してモノ
クロ/カラーの問い合わせを行い、その判定結果がカラ
ーであり、Y色を含むカラー用の画像形成部が休止中で
あれば立上げを行い、判定結果がモノクロであれば、Y
色を含むカラー用の画像形成部が動作可能状態であれば
立下げを行い、判定結果が得られない又は判定結果が不
定であれば、モノクロ,カラーのどちらに対してもプリ
ント可能であるように、Y色を含むカラー用の画像形成
部が休止中であれば立上げを行う。
【0127】これにより、画像形成色モード切り換え
(立ち上げ時間の待機)のための用紙搬送の停止をなく
すと同時に、可能な場合にのみ不要な画像形成部を休止
状態とし、スループットの低下なしにランニングコスト
の低下を実現することができる。
【0128】〔第2実施形態〕上記第1実施形態では、
画像形成色モードの問い合わせから作像プロセスを開始
するまでの所定時間を、カラー画像形成部を休止状態か
ら立ち上げる場合と休止状態に立ち下げる場合とで同一
の値を設定する場合について説明したが、カラー画像形
成部を休止状態から立ち上げる場合と休止状態に立ち下
げる場合とで異なる値(画像形成部の立ち上げ特性に合
わせた値,立ち下げ特性に合わせた値)にそれぞれ設定
するように構成してもよい。以下、その実施形態につい
て説明する。
【0129】上記第1実施形態では、作像プロセス開始
の所定時間a前にプリンタ部2からリーダ部1に対して
問い合わせを行いその判定結果がカラーであれば、Y色
を含むカラー用の画像形成部が休止中であれば立上げを
行い、判定結果がモノクロであれば、Y色を含むカラー
用の画像形成部が動作可能状態であれば立下げを行い、
判定結果が不定であれば、モノクロ,カラーのどちらに
対してもプリント可能であるように、Y色を含むカラー
用の画像形成部が休止中であれば立上げを行うものであ
ったが、通常、画像形成部の立上げの所要時間と立下げ
の所要時間は異なり、通常、立下げに要する時間は短
い。
【0130】また、現在のプリントの完了直後から、立
下げを行っていたが、次のプリント時の立上げ開始まで
に休止状態に移行可能であれば、立下げ(休止状態への
移行)の開始をより遅らすことは何ら支障がない。
【0131】このため、現在のプリントをカラーモード
で行っており、次に立下げのみが要求される可能性があ
る場合と、現在のプリントをモノクロモードで行ってお
り、次に立上げのみが要求される可能性がある場合と
で、プリンタ部2からリーダ部1に対する問い合わせの
タイミングを変えることが可能であると考えられる。
【0132】以下、図10〜図13のタイミングチャー
トを参照して、本発明の画像形成装置における第2の画
像形成色モード切換制御動作について説明する。
【0133】図10は、本発明の画像形成装置の第2の
画像形成色モード切換制御動作タイミングを示すタイミ
ングチャートであり、モノクロモード時における問い合
わせ結果が、モノクロまたはカラーである場合に対応す
る。
【0134】図において、1301は画像形成色モード
問い合わせイベントで、プリンタ部2がリーダ部1に対
して画像形成色モード問い合わせを図に示すタイミング
で発信する。なお、この時点でプリンタ部2はモノクロ
画像形成を行っている。
【0135】1302は画像形成色モード判定結果で、
リーダ部1がプリンタ部2からの画像形成色モード問い
合わせに対して画像形成色モードの判定結果を図に示す
タイミングで返信する。なお、判定結果がモノクロモー
ドの場合に対応する。1303は作像プロセス開始位置
で、画像形成色モード判定結果1302に基づいて、作
像プロセスを開始するタイミングを示し、モノクロモー
ドで画像形成する場合に対応し、カラー画像形成部(図
中ではY画像形成部のみを示す)は休止状態のままであ
る。
【0136】aは画像形成色モード問い合わせから作像
プロセス開始までの所定時間で、画像形成部の立上げ時
間、並びに画像形成色モードの問い合わせに要する時
間、および画像形成色モードの問い合わせの結果に基づ
いて休止中の画像形成部を動作可能状態にし作像プロセ
スを開始するのに十分大きな値を設定している。
【0137】1304は画像形成色モード問い合わせイ
ベントで、プリンタ部2がリーダ部1に対して画像形成
色モード問い合わせを図に示すタイミングで発信する。
なお、この時点でプリンタ部2はモノクロ画像形成を行
っている。
【0138】1305は画像形成色モード判定結果で、
リーダ部1がプリンタ部2からの画像形成色モード問い
合わせに対して画像形成色モードの判定結果を図に示す
タイミングで返信する。なお、判定結果がカラーモード
の場合に対応する。1306は立ち上げ開始位置で、画
像形成色モード判定結果1305に基づいて、カラー画
像形成部(図中ではY画像形成部のみを示す)の立ち上
げタイミングを示す。
【0139】1307は作像プロセス開始位置で、画像
形成色モード判定結果1302に基づいて、作像プロセ
スを開始するタイミングを示し、カラーモードで画像形
成する場合に対応し、カラー画像形成部(図中ではY画
像形成部のみを示す)を駆動状態にさせる。
【0140】図に示すように、モノクロモードでプリン
ト中、作像プロセス開始位置1303,1307の所定
時間「a」前に次の用紙へのプリントの問い合わせを行
い(画像形成色モード問い合わせイベント1301,1
304)、判定結果がモノクロであれば(画像形成色モ
ード判定結果(モノクロ)1302)、現在の画像形成
色モード(モノクロ)と同じであり、Y色を含むカラー
用の画像形成部は休止中のままでよい。
【0141】一方、判定結果がカラーであれば(画像形
成色モード判定結果(カラー)1305)、Y色を含む
カラー用の画像形成部の立上げを直ちに開始する(立ち
上げ開始1306)。
【0142】図11は、本発明の画像形成装置の第2の
画像形成色モード切換制御動作タイミングを示すタイミ
ングチャートであり、カラーモード時における問い合わ
せ結果が、モノクロまたはカラーである場合に対応す
る。
【0143】図において、1401は画像形成色モード
問い合わせイベントで、プリンタ部2がリーダ部1に対
して画像形成色モード問い合わせを図に示すタイミング
で発信する。なお、この時点でプリンタ部2はカラー画
像形成を行っている。
【0144】1402は画像形成色モード判定結果で、
リーダ部1がプリンタ部2からの画像形成色モード問い
合わせに対して画像形成色モードの判定結果を図に示す
タイミングで返信する。なお、判定結果がカラーモード
の場合に対応する。
【0145】bは画像形成色モード問い合わせから作像
プロセス開始までの所定時間で、画像形成部の立下げ時
間、並びに画像形成色モードの問い合わせに要する時
間、および画像形成色モードの問い合わせの結果に基づ
いて動作可能状態の画像形成部を休止状態にしモノクロ
作像プロセスを開始するのに十分大きな値を設定してい
る。
【0146】1403は作像プロセス開始位置で、画像
形成色モード判定結果1402に基づいて、作像プロセ
スを開始するタイミングを示し、カラーモードで画像形
成する場合に対応し、カラー画像形成部(図中ではY画
像形成部のみを示す)を駆動状態にさせる。
【0147】1404は画像形成色モード問い合わせイ
ベントで、プリンタ部2がリーダ部1に対して画像形成
色モード問い合わせを図に示すタイミングで発信する。
なお、この時点でプリンタ部2はカラー画像形成を行っ
ている。
【0148】1405は画像形成色モード判定結果で、
リーダ部1がプリンタ部2からの画像形成色モード問い
合わせに対して画像形成色モードの判定結果を図に示す
タイミングで返信する。なお、判定結果がモノクロモー
ドの場合に対応する。1406は休止開始位置で、画像
形成色モード判定結果1405に基づいて、カラー画像
形成部(図中ではY画像形成部のみを示す)を休止する
タイミングを示す。
【0149】1407は作像プロセス開始位置で、画像
形成色モード判定結果1402に基づいて、作像プロセ
スを開始するタイミングを示し、モノクロモードで画像
形成する場合に対応し、ブラック画像形成部のみ駆動状
態にさせる。
【0150】図に示すように、カラーモードでプリント
中、次の用紙へのプリントのために問い合わせを行い
(画像形成色モード問い合わせイベント1401,14
04)、判定結果がカラーであれば(画像形成色モード
判定結果(カラー)1402)、現在のカラーモード
(カラー)と同じであり、全ての画像形成部は動作可能
状態のままである。
【0151】一方、判定結果がモノクロであれば(画像
形成色モード判定結果(モノクロ)1405)、現在の
用紙への作像が完了した後、Y色を含むカラー用の画像
形成部の立下げを行う(休止開始1406)。
【0152】図12は、本発明の画像形成装置の第2の
画像形成色モード切換制御動作タイミングを示すタイミ
ングチャートであり、モノクロモード時における問い合
わせ結果が、モノクロまたは不定である場合に対応す
る。なお、図10と同一のものには同一の符号を付して
ある。
【0153】図において、1501は画像形成色モード
判定結果で、リーダ部1がプリンタ部2からの画像形成
色モード問い合わせ(画像形成色モード問い合わせイベ
ント1304)に対して画像形成色モードの判定結果を
図に示すタイミングで返信する。なお、判定結果が不定
の場合に対応する。
【0154】図に示すように、モノクロモードでプリン
ト中、次の用紙へのプリントの問い合わせを行い(画像
形成色モード問い合わせイベント1301,130
4)、判定結果がモノクロであれば(画像形成色モード
判定結果(モノクロ)1302)、現在のカラーモード
(モノクロ)と同じであり、Y色を含むカラー用の画像
形成部は休止中のままでよい。
【0155】一方、判定結果が不定であれば(画像形成
色モード判定結果(不定)1501)、Y色を含むカラ
ー用の画像形成部の立上げを直ちに開始する(立ち上げ
開始1306)。
【0156】なお、判定結果が不定であるとは、問い合
わせを行った時点でまだ次のプリントがカラーかモノク
ロかの判定結果が出ていないことを示す。これは、用紙
サイズ,画像処理モード,外部I/Fからのプリントな
ど条件によりカラーかモノクロかの判定結果が出るタイ
ミングが異なり、作像プロセス開始より所定時間a前に
次のプリントがカラーかモノクロかの判定結果が出てい
ない場合があるためである。
【0157】図13は、本発明の画像形成装置の第2の
画像形成色モード切換制御動作タイミングを示すタイミ
ングチャートであり、カラーモード時における問い合わ
せ結果が、不定またはモノクロである場合に対応する。
なお、図11と同一のものには同一の符号を付してあ
る。
【0158】図において、1601は画像形成色モード
判定結果で、リーダ部1がプリンタ部2からの画像形成
色モード問い合わせ(画像形成色モード問い合わせイベ
ント1401)に対して画像形成色モードの判定結果を
図に示すタイミングで返信する。なお、判定結果が不定
の場合に対応する。
【0159】図に示すように、カラーモードでプリント
中、次の用紙へのプリントのために問い合わせを行い
(画像形成色モード問い合わせイベント1401,14
04)、判定結果が不定であれば(画像形成色モード判
定結果(不定)1601)、現在のカラーモード(カラ
ー)と同じ全ての画像形成部は動作可能状態のままとす
る。
【0160】一方、判定結果がモノクロであれば(画像
形成色モード判定結果(モノクロ)1405)、現在の
用紙への作像が完了した後、Y色を含むカラー用の画像
形成部の立下げを行う(休止開始1406)。
【0161】以上、述べたように、現在の画像形成色モ
ードがモノクロの場合は作像プロセス開始の所定時間a
前にプリンタ部2のリーダ部1に対して問い合わせを行
い、その判定結果がカラーまたは不定であれば、モノク
ロ,カラーのどちらに対してもプリント可能であるよう
にY色を含むカラー用の画像形成部の立上げを行う。
【0162】また、現在の画像形成色モードがカラーモ
ードの場合は作像プロセス開始の所定時間b前にプリン
タ部2のリーダ部1に対して問い合わせを行い、その判
定結果がモノクロであれば、Y色を含むカラー用の画像
形成部を立下げ、判定結果が不定であれば、モノクロ,
カラーのどちらに対してもプリント可能であるようにY
色を含むカラー用の画像形成部を駆動可能状態のままに
しておく。
【0163】以上より、画像形成部の立ち上げ特性およ
び立ち下げ特性に合わせて、カラー画像形成部を休止状
態から立ち上げる場合の所定時間と休止状態に立ち下げ
る場合の所定時間とを異なる値にそれぞれ設定すること
により、さらなるスループットの向上をはかることが可
能となる。
【0164】なお、本実施形態では、現在処理中の画像
形成色モードがモノクロモードかカラーモードかに基づ
いて、リーダ部への次の画像形成モード問い合わせタイ
ミングを所定時間a前または所定時間b前とする構成に
ついて説明したが、上記画像形成色モードの問い合わせ
タイミングは、現在処理中の画像形成モードが、モノク
ロモード,カラーモード,マゼンタ色のみによる画像形
成モード,シアン色のみによる画像形成モード,イエロ
ー色のみによる画像形成モード,ならびに上記いずれか
のモードを組み合わせた画像形成モードであるかに基づ
いて、それぞれ異なるタイミングを設定するように構成
してもよい。
【0165】これにより、記録紙の画像形成位置までの
搬送距離および各画像形成部の立ち上げ特性および立ち
下げ特性に合わせて、各画像形成モード毎に前記所定時
間を異なる値にそれぞれ設定することにより、さらなる
スループットの向上をはかることが可能となる。
【0166】以上述べたように、現在のモードがモノク
ロモードの場合は、作像プロセス開始の所定時間a前に
プリンタ部2からリーダ部1に対して問い合わせを行い
その判定結果がカラーであれば、Y色を含むカラー用の
画像形成部の立上げを行い、判定結果が不定であれば、
モノクロ,カラーのどちらに対してもプリント可能であ
るように、Y色を含むカラー用の画像形成部の立上げを
行う。また、現在のモードがカラーモードの場合は、作
像プロセス開始の所定時間b前にプリンタ部2からリー
ダ部1に対して問い合わせを行いその判定結果がモノク
ロであれば、Y色を含むカラー用の画像形成部の立下げ
を行う。
【0167】このように、現在処理中の画像形成色モー
ド(カラーモード/モノクロモード)によりプリンタ部
への問い合わせのタイミングを変えることで、次のプリ
ントがカラーかモノクロかの判定結果が得られる可能性
を増加させることができる。
【0168】以上より、同時動作可能な複数の画像形成
手段を備え、カラーモードとモノクロモードを含む複数
の画像形成モードの切り換えが可能なカラー画像形成装
置において、記録メディアの各ページへの画像形成を開
始する所定時間前に記録画像がカラー画像であるか、モ
ノクロ画像であるかを問い合わせる、この所定時間は、
現在の画像形成モードから決定され、画像形成モード毎
に異なる。また、前記問い合わせ結果により必要とする
画像形成手段を判断し、不要な画像形成手段を休止状態
に移行させる。ここで前記問い合わせ結果が得られな
い、または結果不定の場合は、全ての休止中の画像形成
手段を動作可能状態に移行させることを特徴とし、カラ
ーモード切り換えのための用紙搬送の停止をなくすと同
時に、可能な場合にのみ不要な画像形成部を休止状態と
することで、スループットの低下なしにランニングコス
トの低下を実現することを可能とする。
【0169】〔その他の実施形態〕上記の第1,第2実
施形態では、リーダ部1を備え、リーダ部1から転送さ
れるジョブに基づいて画像形成処理する構成(例えば、
カラー複写機)について説明したが、このような形態に
限るものではなく、所定の通信媒体を介して接続される
情報処理装置より転送されるジョブに基づいて画像形成
する構成(例えば、セントロニクスなどの専用線また
は、LANなどのネットワークを介してホストコンピュ
ータに接続されたカラープリンタ)や、内部または外部
の記憶装置から読み出した画像情報に基づくジョブに基
づいて画像形成処理を行う構成(例えば、内蔵またはま
たは外付けの大容量データベースから出力を行うカラー
プリンタ)等も、本発明が適用可能である。
【0170】さらに、上記を組み合わせた構成の装置、
即ち付属のリーダ部、専用線、ネットワークを介しての
ホストコンピュータとの接続、内蔵または外付けの大容
量データベースからの出力など複数の入力手段を備えた
複合カラープリンタ等にも適用可能である。
【0171】以上のように、前述した実施形態の機能を
実現するソフトウエアのプログラムコードを記憶した記
憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステ
ムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMP
U)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し
て実行することによっても、本発明の目的が達成される
ことは言うまでもない。
【0172】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が本発明の新規な機能を実現すること
になり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本
発明を構成することになる。
【0173】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピーディスク,ハードディ
スク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,C
D−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,RO
M,EEPROM等を用いることができる。
【0174】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペ
レーティングシステム)等が実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0175】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0176】また、本発明は、複数の機器から構成され
るシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適
用してもよい。また、本発明は、システムあるいは装置
にプログラムを供給することによって達成される場合に
も適応できることは言うまでもない。この場合、本発明
を達成するためのソフトウエアによって表されるプログ
ラムを格納した記憶媒体を該システムあるいは装置に読
み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本
発明の効果を享受することが可能となる。
【0177】さらに、本発明を達成するためのソフトウ
エアによって表されるプログラムをネットワーク上のデ
ータベースから通信プログラムによりダウンロードして
読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、
本発明の効果を享受することが可能となる。
【0178】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る第1
の発明よれば、記録媒体への画像形成を開始する所定時
間前に、画像形成ジョブの要求する画像形成モードを問
い合わせ、該問い合わせ結果を取得手段により取得し、
前記取得手段による画像形成モードの問い合わせ結果の
取得状態を判定手段により判定し、前記判定手段による
画像形成モード取得状態に基づいて、制御手段が前記各
画像形成部の駆動状態を制御するので、スループットの
低下なしにランニングコストの低下を実現することを可
能とする。
【0179】第2の発明によれば、前記判定手段が、前
記取得手段により画像形成モードの問い合わせ結果を取
得できなかったと判定した場合には、前記制御手段は、
前記全ての画像形成部を駆動可能状態に移行制御するの
で、モノクロモードからカラーモードに切り換える場合
のカラー画像形成部の立ち上げ待機による、用紙搬送の
停止を防止することを可能とする。
【0180】第3の発明によれば、前記判定手段が、前
記取得手段により有効な画像形成モードの問い合わせ結
果を取得したと判定した場合には、前記制御手段は、前
記取得手段により取得した画像形成モードに基づいて、
前記各画像形成部の要不要を判定し、該判定結果に基づ
いて、不要な画像形成部を休止状態に移行制御するの
で、可能な場合にのみ不要な画像形成部を休止状態と
し、ランニングコストの低下を実現することを可能とす
る。
【0181】第4の発明によれば、前記所定時間を画像
形成中の画像形成モードに基づいて、画像形成中の画像
形成モード毎に異なる値に決定する決定手段を設けたの
で、スループットを低下させることなく、次のプリント
の画像形成モードの有効な判定結果を取得する可能性を
増加させるとともに、モノクロモードからカラーモード
に切り換える場合のカラー画像形成部の立ち上げ特性、
およびカラーモードからモノクロモードに切り換える場
合のカラー画像形成部の立ち下げ特性に合わせて、後続
するプリントの画像形成モードの問い合わせタイミング
をそれぞれ異なるタイミングに設定して、さらなるスル
ープットの向上をはかることを可能とする。
【0182】第5の発明によれば、前記画像形成ジョブ
は、操作部からの指示により原稿台上に載置された原稿
に応じて決まるので、連続コピー処理における画像形成
モード切り換え時の用紙搬送の停止をなくし、連続コピ
ー処理のスループットを向上することを可能とする。
【0183】第6の発明によれば、前記入力部は、所定
の通信媒体を介して画像形成ジョブを入力するので、複
数ページにわたるプリント処理における画像形成モード
切り換え時の用紙搬送の停止をなくし、複数ページプリ
ント処理のスループットを向上することを可能とする。
【0184】第7の発明によれば、画像形成ジョブは、
操作部からの指示により所定の記憶装置から順次読み出
すので、複数ページにわたるファイルの出力処理におけ
る画像形成モード切り換え時の用紙搬送の停止をなく
し、複数ページファイル出力処理のスループットを向上
することを可能とする。
【0185】第8の発明によれば、記録媒体への画像形
成を開始する所定時間前に、画像形成ジョブの要求する
画像形成モードを問い合わせ、該問い合わせ結果を取得
し、該問い合わせ結果の取得状態を判定し、該判定され
た画像形成モードの問い合わせ結果の取得状態に基づい
て、前記各画像形成部の駆動状態を移行させるので、記
録媒体への画像形成を開始する所定時間前に、画像形成
ジョブの要求する画像形成モードを前記入力部に問い合
わせて取得し、該問い合わせによる画像形成モードの取
得の状態を判定し、該判定された画像形成モード取得状
態に基づいて、前記各画像形成部の駆動状態を移行させ
るので、スループットの低下なしにランニングコストの
低下を実現することを可能とする。
【0186】第9の発明によれば、前記判定工程におい
て、前記問い合わせ工程で画像形成モードの問い合わせ
結果を取得できなかったと判定された場合には、前記駆
動状態移行工程により、前記全ての画像形成部を駆動可
能状態に移行させるので、入力部より有効な画像形成モ
ードを取得できなかったと判定された場合には、前記全
ての画像形成部を駆動可能状態に移行させるので、モノ
クロモードからカラーモードに切り換える場合のカラー
画像形成部の立ち上げ待機による、用紙搬送の停止を防
止することを可能とする。
【0187】第10の発明によれば、前記判定工程にお
いて、前記問い合わせ工程で有効な画像形成モードの問
い合わせ結果を取得したと判定された場合には、前記駆
動状態移行工程により、前記問い合わせ工程で取得した
画像形成モードの問い合わせ結果に基づいて、前記各画
像形成部の要不要を判定し、該判定結果に基づいて、不
要な画像形成部を休止状態に移行させるので、入力部よ
り有効な画像形成モードを取得したと判定された場合に
は、該取得した画像形成モードに基づいて、前記各画像
形成部の要不要を判定し、該判定結果に基づいて、不要
な画像形成部を休止状態に移行させるので、可能な場合
にのみ不要な画像形成部を休止状態とし、ランニングコ
ストの低下を実現することを可能とする。
【0188】従って、画像形成時の高いスループット
と、装置の低ランニングコストを両立させた優れた画像
形成環境を構築することができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す画像形成装置の構
成を説明する断面図である。
【図2】図1に示した画像形成装置の画像処理部の構成
を示すブロック図である。
【図3】図1に示した画像形成装置の画像処理部の構成
を示すブロック図である。
【図4】図1に示した画像形成装置のリーダ部とプリン
タ部との間の通信制御構成を説明するブロック図であ
る。
【図5】本発明の画像形成装置の画像形成色モード切換
制御動作タイミングを示すタイミングチャートである。
【図6】本発明の画像形成装置の画像形成色モード切換
制御動作タイミングを示すタイミングチャートである。
【図7】本発明の画像形成装置の画像形成色モード切換
制御動作タイミングを示すタイミングチャートである。
【図8】本発明の画像形成装置の画像形成色モード切換
制御動作タイミングを示すタイミングチャートである。
【図9】本発明の画像形成装置の画像形成色モード切換
制御手順の一例を示すフローチャートである。
【図10】本発明の画像形成装置の第2の画像形成色モ
ード切換制御動作タイミングを示すタイミングチャート
である。
【図11】本発明の画像形成装置の第2の画像形成色モ
ード切換制御動作タイミングを示すタイミングチャート
である。
【図12】本発明の画像形成装置の第2の画像形成色モ
ード切換制御動作タイミングを示すタイミングチャート
である。
【図13】本発明の画像形成装置の第2の画像形成色モ
ード切換制御動作タイミングを示すタイミングチャート
である。
【図14】従来の画像形成装置の複数の画像形成部を示
す概略断面図である。
【図15】従来の画像形成装置の複数の画像形成部を示
す概略断面図である。
【図16】従来の画像形成装置の画像形成色モード切換
動作タイミングを示すタイミングチャートである。
【図17】従来の画像形成装置の画像形成色モード切換
動作タイミングを示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
1 リーダ部 2 プリンタ部 300 操作部 313 I/F部 312 画像処理部 357 コントローラ部 317 マゼンタ(M)画像形成部 318 シアン(C)画像形成部 319 イエロー(Y)画像形成部 320 ブラック(K)画像形成部
フロントページの続き Fターム(参考) 2H027 EB04 EC19 EE02 EE06 EF06 FA28 FA30 ZA08 2H030 AB02 AD06 AD12 AD13 AD16 BB02 BB23 BB44 5C077 LL03 LL18 MM03 MP07 MP08 MP09 PP03 PP05 PP15 PP25 PP31 PP32 PP33 PP43 PP45 PP47 PP51 PP58 PP60 PP78 PQ08 RR01 SS02 TT02 TT06 5C079 HA12 HA13 HB01 HB03 JA23 LA06 LA13 LA21 LA31 MA01 MA11 NA11 PA02 PA03

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同時動作可能な複数の異なる画像形成部
    により、入力部より順次入力される画像形成ジョブに基
    づいてカラーモードおよびモノクロモードを含む異なる
    複数の画像形成モードを切り換えて、順次搬送される記
    録媒体に画像形成可能な画像形成装置において、 前記記録媒体への画像形成を開始する所定時間前に、前
    記画像形成ジョブの要求する画像形成モードを問い合わ
    せ、該問い合わせ結果を取得する取得手段と、 前記取得手段による画像形成モードの問い合わせ結果の
    取得状態を判定する判定手段と、 前記判定手段による画像形成モードの問い合わせ結果の
    取得状態に基づいて、 前記各画像形成部の駆動状態を制御する制御手段と、を
    有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記判定手段が、前記取得手段により画
    像形成モードの問い合わせ結果を取得できなかったと判
    定した場合には、 前記制御手段は、前記全ての画像形成部を駆動可能状態
    に移行制御することを特徴とする請求項1記載の画像形
    成装置。
  3. 【請求項3】 前記判定手段が、前記取得手段により有
    効な画像形成モードの問い合わせ結果を取得したと判定
    した場合には、 前記制御手段は、前記取得手段により取得した画像形成
    モードの問い合わせ結果に基づいて、前記各画像形成部
    の要不要を判定し、該判定結果に基づいて、不要な画像
    形成部を休止状態に移行制御することを特徴とする請求
    項1記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記所定時間を画像形成中の画像形成モ
    ードに基づいて、画像形成中の画像形成モード毎に異な
    る値に決定する決定手段を設けたことを特徴とする請求
    項1〜3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記画像形成ジョブは、操作部からの指
    示により原稿台上に載置された原稿に応じて決まること
    を特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の画像形成
    装置。
  6. 【請求項6】 前記入力部は、所定の通信媒体を介して
    画像形成ジョブを入力することを特徴とする請求項1〜
    4のいずれかに記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記画像形成ジョブは、操作部からの指
    示により所定の記憶装置から順次読み出すことを特徴と
    する請求項1〜4のいずれかに記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 同時動作可能な複数の異なる画像形成部
    により、入力部より順次入力される画像形成ジョブに基
    づいてカラーモードおよびモノクロモードを含む異なる
    複数の画像形成モードを切り換えて、順次搬送される記
    録媒体に画像形成可能な画像形成装置の制御方法におい
    て、 前記記録媒体への画像形成を開始する所定時間前に、前
    記画像形成ジョブの要求する画像形成モードを問い合わ
    せ、該問い合わせ結果を取得する問い合わせ工程と、 該問い合わせ結果の取得状態を判定する判定工程と、 該判定された画像形成モードの問い合わせ結果の取得状
    態に基づいて、前記各画像形成部の駆動状態を移行させ
    る駆動状態移行工程と、を有することを特徴とする画像
    形成装置の制御方法。
  9. 【請求項9】 前記判定工程において、前記問い合わせ
    工程で画像形成モードの問い合わせ結果を取得できなか
    ったと判定された場合には、 前記駆動状態移行工程により、前記全ての画像形成部を
    駆動可能状態に移行させることを特徴とする請求項8記
    載の画像形成装置の制御方法。
  10. 【請求項10】 前記判定工程において、前記問い合わ
    せ工程で有効な画像形成モードの問い合わせ結果を取得
    したと判定された場合には、 前記駆動状態移行工程により、前記問い合わせ工程で取
    得した画像形成モードの問い合わせ結果に基づいて、前
    記各画像形成部の要不要を判定し、該判定結果に基づい
    て、不要な画像形成部を休止状態に移行させることを特
    徴とする請求項8記載の画像形成装置の制御方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8059287B2 (en) 2006-12-14 2011-11-15 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus having an image forming part that can be set in a standby state in response to image forming operation to be performed subsequently
JP2019110398A (ja) * 2017-12-15 2019-07-04 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置及び画像形成プログラム

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