JP2000033653A - 光学素子及び光学素子製造装置 - Google Patents

光学素子及び光学素子製造装置

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JP2000033653A
JP2000033653A JP10203825A JP20382598A JP2000033653A JP 2000033653 A JP2000033653 A JP 2000033653A JP 10203825 A JP10203825 A JP 10203825A JP 20382598 A JP20382598 A JP 20382598A JP 2000033653 A JP2000033653 A JP 2000033653A
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mold
optical element
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refraction
diffraction
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Masaaki Yamaguchi
政明 山口
Hiroyuki Ueda
博之 上田
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 精度良く光学素子を製造する光学素子製造装
置を提供すること。 【解決手段】 光学素子1の1面に凹部1aが設けられ
て、この凹部1aの略中央に形成された回折格子3を有
する平らな回折平面4と、この回折平面4の両側に、さ
らに凹部5c、5dとなるようにそれぞれ傾斜した第1
屈折面5aと第2屈折面5bとを有する光学素子1であ
って、この光学素子1を製造する型内において、前記第
1屈折面5a又は前記第2屈折面5bを形成する型部材
により、干渉されない位置に設けられたゲート部25か
ら材料を流し込むことにより形成される光学素子1によ
り達成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光学素子及び光学
素子製造装置の改良、特に光学素子を精度よく製造する
ことができる光学素子及び光学素子製造装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】近年、光ディスクに代表される光学記録
媒体が記録媒体として広く使用されており、この光ディ
スク等に記録されている情報を再生し、もしくは光ディ
スク等に情報を記録する際には一般的に光学ピックアッ
プ装置が用いられる。光学ピックアップ装置は、レーザ
ダイオードから光ディスク等にレーザ光を出力させて、
光ディスクにより反射された反射光を検出することで再
生を行う。最近光学ピックアップ装置の小型化が進めら
れて、光源であるレーザダイオードと受光部であるフォ
トダイオードを1つの基板の上に形成したいわゆる集積
光学ピックアップ装置が用いられる場合がある。集積光
学ピックアップ装置その他の光学ピックアップ装置は再
生する際にトラッキングサーボエラーの検出を行うた
め、3スポットの光を光ディスクに照射する。この3ス
ポットは、レーザダイオードから出力されるレーザ光が
回折格子(グレーティング)に入射することにより形成
される。
【0003】ここで、図5は集積光学ピックアップ装置
の構成の一部として利用される搭載される光学素子の一
例を示す図であり、図5を参照して光学素子1について
説明する。図5(A)の光学素子1の底面には凹部1a
が形成されていて、凹部1aにはには回折平面4、屈折
面5a、5bが形成されている。回折平面4には回折格
子3が形成されており、回折格子3の下側にはレーザダ
イオードが配置されている。回折格子3は図5(B)の
ようにレーザダイオードから出力されたレーザ光を回折
して3スポットの光を形成する。
【0004】回折格子3の両側には屈折面5a、5bが
形成されており、屈折面5a、5bは回折平面4に対し
て傾いている。よって、屈折面5a、5bは凹部1a内
にさらに凹部5d、5eを形成する。レーザ光は回折格
子3を経て光ディスクに照射され、その戻り光が回折格
子2に入射される。回折格子2で回折された戻り光は屈
折面5a、5bで屈折されて、フォトダイオードに入射
される。フォトダイオードで検出された信号に基づい
て、光ディスクの情報等が読み取られる。
【0005】図6には光学素子1を製造するための従来
の光学素子製造装置の一例を示すシステム図を示してお
り、図6を参照して光学素子製造装置6について詳しく
説明する。図6の光学素子製造装置6は樹脂供給部7、
ゲート部8、第1金型9a、第2金型9b、第3金型9
cからなっている。第1金型9aと第2金型9bは光学
素子の外形が形成されている中空部を有しており、第1
金型9aと第2金型9bが接合して光学素子1を形成す
る。第2金型9bは穴を有しており、この穴には第3金
型9cが挿入される。第3金型9cは一体成形された金
型であり、光学素子1の凹部1aを形成するものであ
る。従って、第3金型9cには凹部5d、5eを形成す
るための突起部9d、9eが形成されている。
【0006】第1金型9aと第2金型9bとの接合面に
はゲート部8が形成されており、ゲート部8は第3金型
9cにおける突起部9dもしくは突起部9e側に設けら
れている。すなわち、ゲート部8は図5の回折平面4に
対する屈折面5a、5bの形成方向に対して形成されて
いる。ゲート部8は樹脂供給部7と接続されていて、樹
脂供給部7から光学素子1の材料が金型9内に流入す
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図6のような各金型9
a、9b、9cを用いて射出成形することにより光学素
子が製造される際、樹脂は第3金型9cの屈折面5bを
乗り越えて金型9内に流れ込む。この樹脂の流れは第3
金型9cの部位9eに当たってから、この部位9eを乗
り越えて回折平面5aの部位へと流動する。このとき第
3金型9cの部位樹脂が空気を巻き込みながら回折平面
5aを乗り越える場合があり(エアーたまり)、光学素
子の形状を正確に転写することができないという問題が
ある。
【0008】また、金型9内の空気は射出成形において
各金型9a、9b、9c外に排出する必要があるが、第
3金型9cは一体成形されているため、第1金型9aと
第2金型9bの接合面からしかエアー抜きをする事がで
きない。よって、回折平面5a、屈折面5b、5cに残
っている空気を排出することができないという問題があ
る。さらに、ゲート部8が矢印X1方向、すなわち、回
折平面に対して屈折面が形成されている方向とほぼ平行
方向側に設けられているため、ゲート部4から金型内に
樹脂が流入する際第3金型9eに樹脂が当たってしま
う。この樹脂が当たることにより第3金型9cの位置に
ずれが生じる場合があり、成形された光学素子1の寸法
がずれてしまうという問題がある。
【0009】そこで本発明は上記課題を解消し、寸法精
度の良い光学素子製造装置を提供することを目的として
いる。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的は、請求項1の
発明によれば、光学素子の1面に凹部が設けられて、こ
の凹部の略中央に形成された回折格子を有する平らな回
折平面と、この回折平面の両側に、さらに凹部となるよ
うにそれぞれ傾斜した第1屈折面と第2屈折面とを有す
る光学素子であって、この光学素子を製造する型内にお
いて、前記第1屈折面又は前記第2屈折面を形成する型
部材により、干渉されない位置に設けられたゲート部か
ら材料を流し込むことにより形成される光学素子により
達成される。
【0011】請求項1の構成によれば、光学素子は第1
屈折面又は第2屈折面を形成する型部材により、干渉さ
れない位置に設けられたゲート部から材料を流し込むこ
とにより形成される。これにより、第1屈折面もしくは
第2屈折面を形成する部位がゲート部流入する光学素子
材料の流れを妨げることがなくなる。従って、光学素子
1内のエアーたまりの発生を防止して、寸法精度を向上
させることができる。
【0012】上記目的は、請求項2の発明によれば、請
求項1の構成において、前記光学素子の前記回折平面、
前記第1屈折面及び前記第2屈折面がそれぞれ異なる金
型で形成される光学素子により、達成される。請求項2
の構成によれば、回折平面、第1屈折面及び第2屈折面
をそれぞれ異なる金型で形成することにより、金型間の
隙間から金型内の空気、特に回折平面、第1屈折面及び
第2屈折面上に溜まった空気を抜くことができるため、
光学素子の形状を正確に形成することができる。
【0013】上記目的は、請求項3の発明によれば、請
求項1の構成において、前記光学素子材料は、プラステ
ィックである光学素子により達成される。請求項3の構
成によれば、光学素子の材料にプラスチックを用いるこ
とで、安価に製造することができる。
【0014】上記目的は、請求項4の発明によれば、光
学素子の1面に凹部が設けられて、この凹部の略中央に
形成された回折格子を有する平らな回折平面と、この回
折平面の両側に、さらに凹部となるようにそれぞれ傾斜
した第1屈折面と第2屈折面とを有する光学素子を製造
する光学素子製造装置において、前記光学素子の形状に
対応した内部空間を有するように、相互に接合可能に形
成した第1金型及び第2金型と、前記光学素子の前記1
面に対応する箇所に配置され、前記回折平面に対応する
回折平面金型と、この回折平面金型の両側に配置され、
前記回折平面金型よりさらに突出した第1屈折面金型及
び第2屈折面金型とからなる第3金型と、前記第1屈折
面金型及び前記第2屈折面金型の突出した部分に干渉さ
れない位置に形成された、型内に光学素子の材料を流入
するためのゲート部とを有する光学素子製造装置により
達成される。
【0015】請求項4の構成によれば、光学素子は第1
屈折面又は第2屈折面を形成する型部材により、干渉さ
れない位置に設けられたゲート部から材料を流し込むこ
とにより形成される。これにより、第3金型における第
1屈折面もしくは第2屈折面を形成する部位がゲート部
流入する光学素子材料の流れを妨げることがなくなる。
従って、いわゆる光学素子1内のエアーたまりの発生を
防止して、寸法精度を向上させることができる。
【0016】上記目的は、請求項5の発明によれば、請
求項4の構成において、前記回折平面金型、前記第1屈
折面金型及び前記第2屈折面金型がそれぞれ異なる金型
で形成される光学素子により、達成される。請求項5の
構成によれば、回折平面金型、第1屈折面金型及び第2
屈折面金型をそれぞれ異なる金型で形成することによ
り、各金型間の隙間から金型内の空気、特に回折平面、
第1屈折面及び第2屈折面上に溜まった空気を抜くこと
ができるため、光学素子の形状を正確に形成することが
できる。
【0017】上記目的は、請求項6にあっては、請求項
4の構成において、前記光学素子の材料は、プラスティ
ックである光学素子により達成される。請求項6の構成
によれば、光学素子の材料にプラスチックを用いること
で、安価に製造することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述
べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、
技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明
の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨
の記載がない限り、これらの形態に限られるものではな
い。
【0019】ここで、図1は本発明の光学素子の一例を
示す図であり、図1を参照して光学素子1について説明
する。光学素子1は集積光学ピックアップ装置に搭載さ
れるレンズであって、略台形状に形成されている。光学
素子1は回折格子2、3、回折平面4、屈折面5a、5
b、ゲート部6等からなっている。回折格子2は光学素
子1の上面に形成されていて、回折格子2は光ディスク
からの戻り光を回折して、3スポットの光を形成する。
光学素子1の底面には凹部1aが形成されていて、その
中央に回折格子3が形成されている。回折格子3の下側
にはレーザダイオードが配置されて、レーザダイオード
から出射されるレーザ光は回折格子3により回折され、
3スポットの光を形成する。
【0020】図2は光学素子1における下部の拡大断面
図を示しており、図1と図2を参照して回折平面4及び
屈折格子面5a、5bについて詳しく説明する。回折平
面4は凹部1aのほぼ中央に平らに形成されていて、回
折平面4のほぼ中央部に回折格子3が形成されている。
回折平面4の両側には第1屈折面5a、第2屈折面5b
が形成されている。第1屈折面5a及び第2屈折面5b
は回折平面4に対してそれぞれ角度θ分だけ傾いてい
て、凹部1aの内にさらに凹部5c、5dを形成してい
る。屈折面5a、5bは、回折格子2で3スポットに回
折された戻り光を屈折させて、図示しない光学ピックア
ップの光検出器に出力するものである。
【0021】図3には本発明の光学素子製造装置の好ま
しい実施の形態を示す断面図を示しており、図3を参照
して光学素子製造装置について詳しく説明する。図3の
レンズ製造装置10は、金型20、樹脂供給部30等を
備えており、金型20は第1金型21、第2金型22、
第3金型23から形成されている。この金型20は図示
しない母材によって保持されている。第1金型21と第
2金型22には光学素子1の外形が形成された中空部を
有しており、それぞれ矢印Z方向に移動可能に保持され
ている。
【0022】図4には第3金型23の周辺部位の断面図
を示しており、図3と図4を参照して第3金型23につ
いて詳しく説明する。図3と図4の第3金型23は図2
に示す光学素子1の凹部1aを形成するものであって、
第2金型22の貫通穴22aに挿入されている。第3金
型23は回折平面金型23a、屈折面金型23b、23
cからなっている。回折平面金型23aの両側に屈折面
金型23b、23cが配置されていて、回折平面金型2
3aと屈折面金型23b、23cはそれぞれ光学素子1
aの回折平面5aと屈折面5b、5cを形成する。よっ
て、屈折面金型23b、23cは図2の凹部1a内の凹
部5c、5dを形成するために、突起部23d、23e
が形成されている。
【0023】次に、図3と図4を参照してゲート部25
について詳しく説明する。図3のゲート部25は第1金
型21と第2金型22の接合面に形成されていて、光学
素子1の材料が流入されたとき、屈折面金型23b、2
3cの突起部23d、23eに干渉されない位置に設け
られている。すなわち、ゲート部25は回折平面金型2
3aに対して屈折面金型23b、23cが形成されてい
るD1方向とほぼ垂直方向D2側に形成されている。
【0024】ゲート部25は樹脂供給部30と接続され
ていて、樹脂供給部30には光学素子の材料となる樹脂
が収容されている。収容されている樹脂はゲート部25
を介して金型20内の空間に油圧等により樹脂を注入す
る。この樹脂は例えばプラスティックであり、プラステ
ィックを用いることにより図1の光学素子1を安価に生
産することができる。
【0025】次に、図3と図4を参照してレンズ製造装
置10を用いた光学素子1の製造方法について詳しく説
明する。まず、第1金型21、第2金型22及び第3金
型23を組み合わせて、樹脂供給部30からゲート部2
5に対して樹脂が供給される。このとき、図4のゲート
部25が突起部23d、23eに干渉されない位置に形
成されているため、樹脂の流れが遮られることがない。
よって、樹脂の流れがスムーズになるとともに空気を巻
き込むことによるエアーたまりの発生を防止することが
できる。
【0026】樹脂供給部30は金型20内に完全に充填
されるまで樹脂を供給し続ける。このとき、第1金型2
1と第2金型22の接合面、第2金型22と第3金型2
3との接合面及び回折平面金型23aと屈折面金型23
b、23cの接合面から金型20内にある空気が抜かれ
ていく。回折平面金型23aと屈折面金型23b、23
cの接合面からも空気を抜くことができるようにする事
で、従来取り除きにくかった回折平面5a及び屈折面5
b、5cにあるエアーたまりを確実に除去することがで
きる。そして、金型20内の樹脂が固化した後、光学素
子1が完成する。
【0027】上記実施の形態によれば、樹脂が金型20
に流入する際に屈折面金型23b、23cが樹脂の流れ
を阻害しないようにゲート部25が設けられているた
め、精度良く光学素子1を提供することができる。ま
た、第3金型23を割り構造にすることで樹脂射出時の
エアーが第3金型23の間から抜けて、エアーによる形
状不良を防止することができる。よって、光学素子1の
成形性が向上することで歩留まりが向上し、光学素子1
のコストを低くすることができる。さらに、第3金型2
3の構造を割り構造にすることにより、回折平面金型2
3aを平面化でき、半導体プロセスを利用した型加工プ
ロセスが利用できるため、安価に金型20を製造するこ
とができる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
寸法精度がよい光学素子を製造する光学素子製造装置を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光学素子の好ましい実施の形態を示す
斜視図。
【図2】本発明の光学素子における凹部の周辺部位を示
す断面図。
【図3】本発明の光学素子製造装置の好ましい実施の形
態を示す切り欠き斜視図。
【図4】本発明の光学素子製造装置における第3金型の
周辺部位を示す断面図。
【図5】光学ピックアップを構成する光学素子を示す
図。
【図6】従来の光学素子製造装置の一例を示す断面図。
【符号の説明】
1・・・光学素子、3・・・回折格子、5a・・・回折
平面、5b、5c・・・屈折面、10・・・光学素子製
造装置、20・・・金型、21・・・第1金型、22・
・・第2金型、23・・・第3金型、23a・・・回折
平面形成金型、23b、23c・・・屈折面形成金型、
25・・・ゲート部、30・・・樹脂供給部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H042 AA03 AA05 AA20 AA31 2H049 AA02 AA04 AA14 AA31 AA43 AA51 AA57 AA63 4F202 AA00 AH33 AH73 CA11 CB01 CK06 4F213 AA00 AH33 AH73 WA05 WB01 WC01

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光学素子の1面に凹部が設けられて、こ
    の凹部の略中央に形成された回折格子を有する平らな回
    折平面と、この回折平面の両側に、さらに凹部となるよ
    うにそれぞれ傾斜した第1屈折面と第2屈折面とを有す
    る光学素子であって、 この光学素子を製造する型内において、前記第1屈折面
    又は前記第2屈折面を形成する型部材により、干渉され
    ない位置に設けられたゲート部から材料を流し込むこと
    により形成されることを特徴とする光学素子。
  2. 【請求項2】 前記光学素子の前記回折平面、前記第1
    屈折面及び前記第2屈折面がそれぞれ異なる金型で形成
    される請求項1に記載の光学素子。
  3. 【請求項3】 前記光学素子の材料は、プラスティック
    である請求項1に記載の光学素子。
  4. 【請求項4】 光学素子の1面に凹部が設けられて、こ
    の凹部の略中央に形成された回折格子を有する平らな回
    折平面と、この回折平面の両側に、さらに凹部となるよ
    うにそれぞれ傾斜した第1屈折面と第2屈折面とを有す
    る光学素子を製造する光学素子製造装置において、 前記光学素子の形状に対応した内部空間を有するよう
    に、相互に接合可能に形成した第1金型及び第2金型
    と、 前記光学素子の前記1面に対応する箇所に配置され、前
    記回折平面に対応する回折平面金型と、この回折平面金
    型の両側に配置され、前記回折平面金型よりさらに突出
    した第1屈折面金型及び第2屈折面金型とからなる第3
    金型と、 前記第1屈折面金型及び前記第2屈折面金型の部分に干
    渉されない位置に形成された、型内に光学素子の材料を
    流入するためのゲート部とを有することを特徴とする光
    学素子製造装置。
  5. 【請求項5】 前記回折平面金型、前記第1屈折面金型
    及び前記第2屈折面金型は、分割されている請求項4に
    記載の光学素子製造装置。
  6. 【請求項6】 前記光学素子の材料は、プラスティック
    である請求項4に記載の光学素子製造装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006106147A1 (en) * 2005-04-08 2006-10-12 Upstream Enginneering Oy Method for manufacturing optical beam-shaping components
CN106670486A (zh) * 2016-12-19 2017-05-17 西安欧中材料科技有限公司 一种近净成形用铝合金粉的制备方法

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